ま~ん(笑)「この人痴漢です!!」 (14)

―夕方、電車―
男(今日はいつもより人が多いな…)スマホイジリー
ま~ん(笑)「キェアアアアアアア!!この人痴漢です!!!」
男「うわっ!急になにすんだよ!」スマホオトシー
男「しかも何言ってんだこの女…俺は何も」
ま~ん(笑)「ふざけないで!!警察に通報します!!!1!!」

ヒソヒソ・・・サイテー…
男「まてよ!!話を聞いt」ウデツカマレルー
青年「大人しくしてて下さい」
男「だから話を聞け…痛っ!」ガシ
青年「大人しくしてればこれ以上強く掴みません、暴れないでください」
男「だから!!俺は男が好きなんだけど!!女に興味はないの!!」
一同「!?」

青年「…」
ま~ん(笑)「何嘘を言ってるの!!!証拠をみせなさいよ!!!!!!!」
ま~ん(笑)「こっちには証拠があるのよ!!!!!」
男「じゃああんたの証拠から見せてみろよ」
ま~ん(笑)「アンタさっきからにやにやしながらスマホいじってたじゃない!!!盗撮よ盗撮!!!!!!!!」
男「それだけか?じゃあ床に落ちてる俺のスマホ見てみろよ、盗撮した写真なんて一枚も入ってないぜ?」

ま~ん(笑)「いいわよ!!!嘘だったら承知しないわよ!!!!!」スマホヒロイー
ま~ん(笑)「…」
男「どうだ?あるか?」
ま~ん(笑)「嘘!!!きっとさっきのうちに消したのよ!!!!そうに違いないわ!!!!!!!!!!!!」
男「どうかな?俺はスマホを落としてすぐにそこの兄ちゃんに腕を掴まれたから、とてもスマホを触れる状況じゃなかったぜ」
青年「そうですね」
ま~ん(笑)「でっでも…そう!!!このスマホに入ってる小さい女の子の写真はなによ!!!!!!」

男「それ二次元じゃん、関係ないだろ」
ま~ん(笑)「そうやってごまかさないで!!!!!!男に興味無いなんてやっぱり嘘じゃない!!!!!!!!!!」
男「それ男だよ、股間よく見てみ」
ま~ん(笑)「あ…あ…でも…その…」
青年「失礼」マーンカラスマホトリー
青年「…ふむ、本当に女の子ではないようですね、先程は失礼した」ウデハナシーアンドスマホワタシー

男「やっとわかってくれたか…よかったよ」
男「で、どう?これでもあんたは盗撮だ痴漢だって言うの?」
青年「…」マーンニラムー
ま~ん(笑)「ごめんな”ざい”い”い”い”!!!!わるぎはなかったのぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!!!!」
男「ふーん、悪気はない、ねぇ」
ま~ん(笑)「もうじまぜんゆ”る”じでぇぇぇぇ」

青年「…あの」
男「わかってるよ青年くん、おいあんた、もうこんなことはしないんだよな?」
ま~ん(笑)「ほんどうに”もうじまぜんゆるじで」
男「それならいい、次こんなことしたら許さんからな」
ツギハーマルマルエキーオデグチハヒダリガワデス…

男「おっと、俺はそろそろ降りなきゃ…じゃあな」
青年「僕もここでおります、もうこんなことはしないでくださいね」
プシュー 
―夜、町―
男「いや~大変だったね、もうあんな目に会いたくないね」
青年「ですね」
男「こんな時間だし疲れたしせっかくだから一緒に飲まない?おごるよ」
青年「では遠慮なく」
男「若いってのはいいねえ、あの店入ろうか」
青年「ところで男さん、実は僕…」
おわり

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