そんな説明を聞かされた苗木達を一言で現すなら「絶望」だった

朝日奈「そんな…！お互いに疑い合うようなことをしなきゃいけないの…」

大和田「ざけんじゃねぇぞ！！！　誰がんなのやるかっつんだよ！」

彼らが口々にそう騒ぐ中、一人だけ逆の態度を見せているものがいた

十神「フン、これでまた面白くなってきたな」

彼はまるでこの状況を楽しんでいるかのようにそう言った

が、

江ノ島「ちょ、ちょっと待ちなさいよっ！！」

江ノ島「アンタの言ってる事って…無茶苦茶じゃない！！」

江ノ島「何が…学級裁判よッ！」

江ノ島「あたし、そんなのに参加するのヤだからね…！」

彼女、江ノ島盾子はモノクマに敵意むき出しで突っ掛かっていった

そして彼女がモノクマに対し、校則違反であるモノクマへの暴力をしてしまった

モノクマ「うぷぷ、やっちゃったね 校則違反だよ！」

モノクマ「校則を破った悪い子には罰が必要だね」

モノクマ「現れろ！　グングニルの槍！！」

モノクマがそう言うと、江ノ島に向かって四方八方から鉄の槍が飛んできた

このままいけば彼女は間違いなく絶命するだろう　

だが

苗木「危ない！　江ノ島さん！」

突然、苗木誠が江ノ島を突き飛ばしたおかげで彼女に槍が刺さることはなかった　しかし

グサッ！！

苗木「がっ…！」ドサッ…

苗木の脇腹に避けきれなかった槍が刺さってしまった