Vault101のアイツ「俺が魔王を倒す勇者……?」 (6)

――ジェファーソン記念館・制御室

アイツ「(これで良かったんだよな……?)」

アイツ「(放射能で汚染された水を浄化することもできたし……これで多くの命が救える)」

アイツ「(あぁ……フラフラしてきた……放射能浴びすぎた……か)」

――王の城

王「おお!待ったおったぞ!勇者の血を引く者よ!」

王「我が国は数年前までは平和で豊かな地であった」

王「じゃが……地底よりいでし魔王とその軍勢により世界は闇に閉ざされようとしている!」

王「勇者に告げる!魔王を倒し世界を救うのじゃ……!」

王「ではまたあおう!勇者よ!」

アイツ「お、おい待て!アンタは誰だ?」

王「王じゃ」

アイツ「全く意味がわからん……」

Pip-boy3000「職業:不明 レベル:1」

アイツ「レベル1……?俺はレベル20だったはずだぞ!?」

アイツ「レベルは戻ってるのにPerksはそのまま!?」

習得したPerks
・パラライズパーム(攻撃時30%の確率で敵麻痺)
・ライトステップ(罠を一切起動させない)
・サイレントランニング(走っても気付かれにくくなる)

アイツ「どういうことなんだ……」

王「さっさと なかまを あつめてまおうを たおさんか!」

――酒場

アイツ「無理やりここに連れてこられた……」

アイツ「ここはどこなんだよ……」

戦士「お前さん強そうだな!」

アイツ「……誰だお前?」

戦士「俺の名は戦士っつうんだが……勇者とパーティー組んで魔王倒してビッグになろうとしてる男さwww」

アイツ「(なんかこのノリ……スリードッグを思い出すな)」

――回想

スリードッグ「犬一匹じゃ足りないし二匹でも少なすぎる。だから、スリードッグだ。」

スリードッグ「この世の終わりの前夜を生きている諸君、元気かーい?」

スリードッグ「聞いてくれて感謝するよ。俺はスリードッグ! イヤッホー! 」

スリードッグ「こちらは、ギャラクシー・ニュゥース・ラジオだ。どんなに辛い真実でも、ありのまま、君に届けるぜ」

――回想終わり

アイツ「スリードッグには無理難題を押し付けられたもんだ……」

戦士「スリードッグ?」

アイツ「こっちの話だ……気にするな」

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