妹「兄さん、今日も私意外の女の子と話してましたよね?」(6)

兄「委員長の事か?なに、他愛ない会話だよ」

妹「私、言いましたよね?何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も」

兄「…………」

妹「私意外の女の子と話したらダメなんですよ!兄さんは私の兄さんなんですよ?それなのに…ほかの女と話すなんて!その女がペチャクチャ汚い唾液を飛ばしながら兄さんの身体を汚すなんて…我慢できないッ!」

兄「考えすぎだ」

妹「だからね?私、兄さんをほかの女の目に触れない様にしようと思って…」チャキ

兄「……包丁、俺を刺す気じゃないだろうな!?」

妹「ハイ、大丈夫ですよ?殺しません…せいぜい下半身不随に留めるくらいですから」

兄「少し落ち着け」

妹「安心してください…私が一生お世話してあげますね?」ウットリ

兄「妹よ…お前の気持ちはわからない事もないが…少し落ち着いて物事を考えるんだ!」

妹「兄さん…一生一緒にいましょうね!」ビュン

ガキンッ

兄「……やれやれ、貴様と言うヤツは…この痴れ者がああああああ」

ズバババババババ

兄「十六寸斬りッ!本来なら十六寸(48.48cm)の肉塊にする業だが…肉親だしカッターだからな…刻むだけに済ましておいてやった」

兄「愚妹め、未熟過ぎるぞ…やれやれ」

父「おやぁ?兄妹喧嘩ですか?朝から元気ですねぇ」

兄「父よ、故あって妹を刃で刻んだ…元に戻してやってほしい」

父「はぁ、仕方ないですねぇ…まぁ、お父さんにかかればゾンビですら生き返りますからぁ?任せておいてください」

兄「うむ、それでは俺は学校に行ってこよう」

父「はぁーい!娘ちゃんは私が学校に休みを言い渡しておきますから安心してくださいねぇ」

兄「学業が遅れるな…仕方あるまい!あとで兄自らがみっちりしごいてやろう!喜べ愚妹よあっはっはっはっは」

妹「」死ーん

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