※ネタバレ、一部キャラ崩壊、オリジナル設定あり
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クリスタ・レンズはとある貴族家の妾の娘だった。
クリスタ「…」ザッザッ
彼女の本名はヒストリア・レイス。
周りからのけ者扱いにされ、孤独な人生を歩んできた少女。
彼女はやがて、母を殺され「偽名を使い慎ましく生きるなら見逃す」との事で、偽名を与えられ開拓地に移された。
クリスタ「…」
彼女にはわからなかった…自分が何者なのか。何の為に生きていけばいいのか?
「あのクリスタって子、暗いし無表情だよね、怖い」
ここでもクリスタは周りから避けられていた。
どうすればいいのだろう…
周りから嫌われないように、良い子を演じて生きなければ
そう考えていた時…
彼女は運命の出会いを果たす。
ザッザッザッ…
クリスタ「…!」
「…」
彼女の目の前に居たモノは…丸くてピンクのフカフカ生物だった
この謎のフカフカ生物は箱に入り…
じっとクリスタを見つめていた
クリスタ「…」
ザアアアアアア…
あなたはだあれ……?
「プピポー!」
クリスタ「…」
プピポー……
ポーちゃん…
フカフカのポーちゃん…
―――開拓地 別の場所
エレン「おらああああああ!!!」
ドガボガバギッ!!!
憲兵「あぺぺぺー!」ドシャアッ
エレン「アルミンに何しくさるんだこの野郎!!」
アルミン「エレン…さすがにそれ以上はマズイって」
ミカサ「…何をしているの?」
エレン「ミカサ!この憲兵がアルミンの外の世界の本を無理やり奪い取ろうとしやがったんだ!!」
ミカサ「だからといって…すぐに暴力を奮うのは良くないといつも言っている。国家権力が怖くないの?」
エレン「ふん!国家権力なんざ怖くねぇ!!気に入らない事があったら全部鉄拳制裁だ!!!」
アルミン「いや、それもどうかと思うよ」
ミカサ「もうすぐ訓練兵入団なのにとても心配…」
―――――
クリスタ「…私ももうすぐ訓練兵か…緊張するね、ポーちゃん」
プピポー「オイモオイシー」モグモグ
クリスタ「ふふ、少ない食料なんだから食べ過ぎはダメだよ?」
プピポー「プピピーッ」ポヨーン
クリスタ「…」
クリスタ(ポーちゃんと出会ってから毎日が楽しい……昔の孤独が嘘みたい。ポーちゃんには感謝してる)
クリスタ(…でも…)
プピポー「クリスター」
クリスタ「…ポーちゃんは……何者なの?」
―――入団の日
キース「貴様は何者だ!?」
アルミン「シガンシナ区出身、アルミ…」
クリスタ「…」
プピポー「プピー…」ゴソゴソ
クリスタ(ポーちゃん、出てきちゃ駄目!静かにしてて!)ヒソヒソ
キース「…」ギロッ
キース「貴様!!ヒソヒソと何をしている!?」
クリスタ「ひっ!?」ビクッ
キース「おい貴様!今バッグの中を覗き何をしていた!?」
クリスタ「あ、いや…何でも、無いです…」ビクビク
キース「誤魔化さず答えろ!!貴様、更に身長縮めるぞ!!?」
クリスタ「ご、ごめんなさい!!もうやりませ…」
バッ!!!
プピポー「プピピーッ!!」ポヨーン
キース「んな!?」
エレン「!?」
アルミン「!?」
ミカサ「!?」
ライナー「!?」
ベルトルト「!?」
アニ「!?」
ジャン「!?」
マルコ「!?」
サシャ「!?」
コニー「!?」
プピポー「クリスタヲ イジメルナー!」ポヨーンポヨーン
キース「ぎゃああ、フカフカー!!」
クリスタ「ポ、ポーちゃん…もう…」
キース「…貴様…なんだ、そのピンクのフカフカ生物は!?」
クリスタ「ごめんなさい!もう、ポーちゃん…出ちゃ駄目だって…」
プピポー「プピ-」
キース「貴様…訓練兵団ではペットは禁止…」
プピポー「プピポー!!」ポヨーン
キース「ぎゃああ、ピンクー!」ドサアッ
クリスタ「ポーちゃん、フカフカアタックしちゃ駄目!あの…ごめんなさい…」
キース「ぐっ、早くこいつを捨ててこい!さもなくば開拓地に…」
プピポー「プピー」ポヨーン
クリスタ「あ!頭に乗っちゃ駄目!」
キース「貴様!頭から降りろ…」
プピポー「シャーディスのアタマ-」ポヨーンポヨーンポヨーン
キース「…」
キース(フカフカして可愛い)
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