速乃「ダンガンロンパ―再び絶望学園―最終章」 (408)

このスレはオリキャラロンパです。

オリロンのよくある注意事項を考慮してお読みください。

また、本スレは本編の最終章となるスレですので、まだ全部読んでねぇぞって人は過去スレをお読みください。

過去スレ紹介

安価でダンガンロンパ【キャラ決定スレ】 キャラ決め安価とプロローグとチャプター1

安価でダンガンロンパ【キャラ決定スレ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406170080/)

速乃「希望は、絶望なんかに負けないんだ!」 チャプター1、2完全収録。チャプター3(非)日常編

速乃「希望は、絶望なんかに負けないんだ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406427834/)

速乃「これが私の……希望だよ!」 チャプター3 終了 チャプター4(非)日常編

速乃「これが私の…希望だよ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407079634/)

光宙「ダンガンロンパ―再び絶望学園―」 チャプター5終了まで

光宙「ダンガンロンパ―再び絶望学園―」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408271598/)

あらすじ

遺してくれたもの……黒幕を嵌めた罠……

彼の「死」に隠された、衝撃の秘密とは?

ダンガンロンパ―再び絶望学園―ついに最終章

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410758779

通信簿

1.佐賀崎速乃 サガサキハヤノ 【超高校級の幸運】

2.望月安慈恵莉華 モチヅキアンジェリカ(アンジー)《DEAD》 【超高校級のファッションコーディネーター】
ページ1
流行の最先端をいく【超高校級のファッションコーディネーター】として、自分の美貌に関する全ての努力を怠らない。
まねできそうにない、と言った速乃に対し、「女の子なんだからできる」と言っていた
ページ2
他人に対して強気な発言をする彼女だが、強烈に打たれ弱い。文字はひらがなと、自分の略称をカタカナで書ける程度で、箸が上手に使えないようだ。彼女のこれらの欠点には、何かしらの理由があるのだろうか
ページ3
自分のファッションは人より特殊、という偏見を持ってしまっている彼女。一体どうしてそういう感情を持つようになってしまったのだろうか……彼女に対して、さらなる興味がわいてきた

3.緑石翡翠 リョクセキヒスイ《DEAD》 【超高校級のキャリアウーマン】

4.遠峰流子 トオミネリュウコ《DEAD》 【超高校級のラジコン操縦士】
ページ1
近寄りがたい程に常人に理解できない行動をする怪しい女の子だが、ラジコンに対する情熱と操縦なら、誰にも引けを取らないであろう彼女。そんな彼女自身は、自分に自信がない様子。ラジコンに名前を付けているようだ。

5.ペク・ヒョンファ ぺく・ヒョンファ《DEAD》 【超高校級の猟師】
ページ1
【超高校級の猟師】である彼女の出身国は韓国。カジョンという人物から送られてくる、キムチのキャンディが苦手らしい
ページ2
カジョンとは、韓国語で父親の事。好き嫌いはしちゃいけません、と言われて育てられたが、どうしても辛いもの、特にキムチは苦手のようだ。それを少し、気にしているのかもしれない

6.白沢凛 シラサワリン 【超高校級のスノーボーダー】
ページ1
雪だけでなく、白色の物がなんでも大好きな女の子。自分の部屋も全部白1色に統一しているらしい。そうしているのには、何か理由があるのだろうか…
ページ2
すぐに肩がこるらしい。腕の立つ中学生マネージャー(男)に、よくほぐしてもらっていたようだ。原因はわからない、と言ってはいたが、おそらく彼女のプロポーションゆえの悩みなのであろう
ページ3
兄が2人と父のいる家庭で育った彼女は、もっと女の子らしくなりなさい、と叱られているらしい。母親の話をしたところ、うまくかわされてしまった

7.宮瀬杏 ミヤセアンズ 【超高校級の若女将】
ページ1
誰かのバックに着くことで、その人の権力の略奪を狙っているらしい。それに勘付かれ、いつもあと少しのところで失敗するようだが、【超高校級の若女将】として、お得意様を逃がしたことはないという
ページ2
権力の掌握よりも、お金を手に入れることを優先するために、お偉いさんのバックにつくらしい。お金を集めて何をするつもりなのか、真相は謎に包まれてしまった……。
ページ3
お金を手に入れようと必死になるのは、土地を買うためらしい。バチカン市国サイズは最低でも欲しいそうだが、そんな土地を買って、いったい何をしようとしているのか、それはまた気が向いたら教えると言っていた。

8.菱川証 ヒシカワショウ 【超高校級の捜査官】【超高校級の絶望】
ページ1
殺し合いという環境に置かれた理由について、なぜを連発し、いろいろと模索する彼の姿を見て、彼が頑張ってくれようとしていることを知った。彼の能力は不明だが、悪い人ではなさそうだ
ページ2
殺し合いという環境でも、勝負に対する情熱は決して忘れない彼。なぜそこまでこだわるのかという速乃の問いに対して、勝負をすることで脳が覚醒すると答えた。だが、それより勝負すること自体が楽しいのも事実のようだ。

9.蜜竹忠義 ミツタケタダヨシ《DEAD》 【超高校級の武将マニア】

10.田中光宙 タナカピカチュウ 【超高校級のティッシュ配り】
ページ1
ティッシュ配りとしての才能は、「人の目を惹きつけること」と言う
そのせいで不良にカツアゲされることもあるが、持ち前の勢いで乗り切ってきた
ページ2
動物に癒しを求めている。特に好きなのは猫。猫さえいれば、この環境でももう少しましな生活が送れると語る。速乃に、俺の猫にならないか?と言ってきたが、どういう意図があるのかは不明である
ページ3
明るい彼の性格を象徴する、光宙という名前。自分ではそんなに気にしたことはないが、他人の目が少々痛く、名前を名乗る必要がないティッシュ配りのバイトを始めたらしい

11.神坂命 カミサカミコト《DEAD》 【超高校級のクライマー】
ページ1
クライマーとして壁を登ることで、何度も落ちていく人間を見てきたと語る。下の人間に構っている暇があれば、自分が少しでも長く頂点に居座ることを考えているらしい。彼のことが少しだけわかった気がした

12.駆足志多 カソクシタ 【超高校級の運び屋】
ページ1
自分の事を本気で主役と思っているらしく、小さなどうでもいい出来事を、全て「英雄伝説」として語ってくる。
好きなアニメは意外にもヒーローもので、こんど熱く語り合うことを、速乃と約束する
ページ2
自分に自信があるように見えて、実はあまりないようにも見える彼。手を握ってみると、強烈に焦り、猛烈にダッシュして姿を消した。一体彼になにがあったのだろうか?
ページ3
実は女性恐怖症だという。理由は3つ年下の女性に、小さいころ踏まれたり蹴られたりされていたことかららしい。ただ、小さいころからただ一つ変わらない気持ち、ヒーローになりたいという想いを大切にしてほしいと願う速乃であった。

13.白狼臥龍 ハクロウガリュウ《DEAD》 【超高校級の救急救命士】
ページ1
どんなピンチにもかけつける、ミステリアスでクールな救急救命士、臥龍。
彼の家にはカナヘビのカナコがいるらしい
ページ2
普段はあまりしゃべらない彼だが、自分のペットの話をさせると、口が止まらなくなるらしい。10年間の失った記憶の事も受け止めつつ、次に飼う爬虫類の事を考えていた
ページ3
自分がやったことすべてに責任を感じており、自分が殺人鬼という事も含め、それを変えることはできないと嘆いていた。「何か手伝いをする」という速乃に対し、「ならば私を笑わせてみろ」と、強気な発言をしたが、速乃は笑わせることができるだろうか…
ページ4
臥龍は笑う事はなかったが、中学のころに、アイツと笑いあったことを思い出したという。彼はなぜ、笑顔を失くしてしまったのか……

14.菊川晃《DEAD》 キクカワアキラ 【超高校級のハンドボール選手】
ページ1
閉鎖空間にいても、体のフォームの感覚を失わないために、トレーニングは欠かさない。
常にライバルを意識しており、彼が言うには、「ハンドボールの世界は甘くない」そうだが……
ページ2
常にハンドボールの練習をし、努力を惜しまない彼だが、本当はハンドボールが嫌い、と語った。その言葉の意味は、はたして…

15.トム・ブライアン《DEAD》 トム・ブライアン 【超高校級の図書委員】

>>3
ミスった、菱川証は《DEAD》ついてます

好感度一覧表

光宙 MAX ページ3
杏 MAX ページ3
臥龍 8.7 ページ4
凛 8.4 ページ2
アンジー 7.6 ページ3
志多 7.5 ページ3
証 7.1 ページ2
ペク 5.5 ページ2
晃 4.7 ページ2
命 3.1 ページ1
翡翠 2.5
忠義 2.5
流子2.0ページ1
トム 0.5

スキル
『証の力』…これをチャプター6の裁判にセットしていくと……
『ペクの力』…これをチャプター6の裁判にセットしていくと……
『臥龍の力』…これをチャプター6の裁判にセットしていくと……
『リモートコントロール』…遠峰の遺品スキル。ヒントの数が増える
『ナンパ師の想い』…トムの遺品スキル。発言力回復量が倍になる
『バサラ無双』…忠義の遺品スキル。コトノハの装填数を、3個までに減らしてくれる
『無慈悲なエクセル』…翡翠の遺品スキル。フォーカスヒットにて、クイズの回数を1減らしてくれる
『天使の笑顔』…ペクの遺品スキル。発言力の減りが少なくなる
『頂点の維持』…神坂の遺品スキル。発言力が100の時、コンマ10の倍数で発動。次のアクションのヒントを先に見ることができる
『剛腕』…菊川の遺品スキル。言弾を撃つ時、コンマ50以上であれば、ダメージを無効にする
『ハイセンス』…望月の遺品スキル。反論ショーダウンの時、コンマ判定をかなり大きくする。
『思いやりのこころ』…白狼の遺品スキル。STRの時、セリフ数は増えるが、文字を並び替える必要がなくなる。
『優しい微笑み』…反論ショーダウンのコンマ判定が少し大きくなる『白銀』…STRにて、相手の発言量が減る
『スナイパー』…ノンストップ議論・フォーカスヒットの時に宣言して発動。1回だけ、言弾の装填数を1つに絞る
『超加速』…スキルのマス数を3つ分使用。安価でコンマ90以上が出たその次のアクションをすべて省略する。裁判中に1度のみ有効。
『それは違うぜ!』…学級裁判の選択肢を選ぶときに有効、ミス選択をしそうになった時に、待ったをかけてくれる
『神の手』…セットして誰かに会うと、特殊イベントが発生
『高い壁』…セットして誰かに会うと、特殊イベントが発生
『慈愛』…セットして誰かに会うと、特殊イベントが発生
『動じぬ心』…セットして誰かに会うと、特殊イベントが発生
『ホットハート』…セットして誰かに会うと、特殊イベントが発生
『ハイラッキー』…持っているだけで、モノクマメダル獲得数が2倍になる
『ポピュラーオーラ』…もっているだけで、一日の終わりに夜会話が増える

以上、ここまでがテンプレです。

ここでの更新は夜の7時~9時頃にスタートします。

かなり広い時間幅でもうしわけないです。

人を確認次第開始。

0時から1時くらいまで更新を予定しております。長い時間になりますが、お付き合いよろしくです

始めますが、人はいますか?

では、最終章の扉を開きます

なお、セットしているスキルは

『証の力』
『ペクの力』
『臥龍の力』

です

―ハヤノノヘヤ―

速乃「……もう、チャイムも朝のアナウンスもないんだね……」

速乃(時間は朝の7時……そろそろ食堂へ行こうかな……でも、その前に……)

速乃「どうしよう……」

1.杏に会う
2.食堂に行く

↓1

速乃「……杏ちゃんに会おうかな」

ピーンポーン…

速乃(どうやら、杏ちゃんも同じこと考えてたみたい…ふふっ)

速乃「はーい」

ガチャッ

杏「行きますえ? 準備はええやんな?」

速乃「……もちろん!」

杏「……それじゃあ、皆がきっといる食堂に行きましょ? 手ぇでも繋ぎましょか?」

速乃「あ、う、うん……」

杏「ふふっ、お友達ってあったかいなぁ」

速乃(杏ちゃん……なんだかすごくうれしいよ……)

―ショクドウ―

光宙「……」

志多「俺が……俺が佐賀崎さんを殺した……佐賀崎さんだけじゃない……宮瀬さんまで……!! クソォ……畜生!!」

凛「し、志多ちゃん……」

光宙「…………したっち、ちょっと黙ろうぜ」

志多「な、なんだよ田中くん……お前に何か言われる筋合いなんて、俺には……!!」

光宙「さがっちは生きてんだ!! みやっちも……絶対!!」

志多「な、なんで言い切れるんだよ……」

光宙「……なんか、そう思うんだよ」

凛「光宙ちゃん、そう思いたいのはわかるけど……でも」

「その通りだよ」

凛「……え?」

志多「…………は?」







速乃「私は、生きてる……杏ちゃんもね」

杏「うふふ、お久しぶりどす~」






志多「え……? う、嘘だ……なんで?」

凛「速乃ちゃーん!! 杏ちゃーん!!」

速乃(凛ちゃんは思いっきり、私と杏ちゃんを抱き寄せてきた。久しぶりに感じる誰かのぬくもり……とっても温かかった……けど)

速乃「ご、ごめんちょっと苦しい」

凛「えう?」

杏「ウチもあまりそういうんは……」

凛「うにゅ~……」

速乃(そして……彼は)

光宙「………………」

速乃「志多くん、凛ちゃん、光宙くん……ただいま」

志多「……ちょ、ちょっと信じられねぇけど、お帰り……で、いいんだよな?」

凛「いいに決まってんじゃん! お帰りなさい!」

光宙「…………ぐっ、えぐっ……うわあ~……」

杏「ふふっ、何を泣いとるんよ?」

光宙「だって、だって……本当に帰ってくるとは……思って、なかった、から……ぐすっ、うぐっ」

速乃(そ、そうなんだ……)

速乃(とにかく、私達は帰ってきた……こうして元の5人になった日常が始まる……わけではない)

速乃(証くんの仕掛けた罠が動くのは、ここからなんだ……)

速乃(だったらそれを使って、私達が黒幕を引きずり出す!! そう……)

速乃(それが私の……ううん、死んでいった仲間達全員……私達76期生の“希望”なんだから!!)







チャプター6:ここまでが、私の絶望





速乃「そして、私達が帰ってきて、また5人になったって事は、どういうことだと思う?」

志多「ど、どういう事ってなんだよ?」

凛「え? 今までどおりの生活が……」

杏「……違うわぁ……ここから出るための“最後の戦い”に挑むんよ」

光宙「さ、最後の……戦い?」

速乃「うん……」

速乃「ねぇ、モノクマ……聞いてるんでしょ?」

モノクマ「……オマエラ、やっぱり生きて出てきたか……完全にボクは菱川クンの罠にハマっちゃったわけだ……」

杏「可哀想やね。最終的に全員に裏切られて……」

モノクマ「オマエには特にがっかりしたよ……まあ、とりあえず、ボクから少し言わせてね」

モノクマ「えー、今回の事件で非常に重要なことは、“まだクロがオシオキされてないのに学級裁判が終了していること”なのです」

志多「それがどうしたんだよ?」

モノクマ「よって、君たちはまだ“学級裁判をクリアしたことにならないのに、ここに帰ってきてしまってる”訳なんです。つまり、学級裁判をもう一度やり直す必要があるんです!!」

凛「学級裁判を、やり直す……?」

速乃「でも、学級裁判をやり直す必要があるってことは、まだ推理で解決してない点がいくつもあるって事だよね?」

モノクマ「ぐぬぬ、鋭いなぁ……鋭すぎるよ佐賀崎さん。10ポイントあげちゃう!」

速乃「またポイント貰っちゃったね……」

モノクマ「そして、ついでにこの学園と、君たちに起こった事のすべての謎も解き明かしてみてくださーい!」

光宙「起こった事って……俺たちの奪われた、10年間の記憶を?」

モノクマ「うん」

杏「うんて……簡単に言うけど、すごいことやで?」

モノクマ「そのために、ボクも色々準備しなくちゃね! それじゃあ、捜査にちゃっちゃと入っちゃってくださーい!」

速乃「……行ったわね」

杏「……言うても、もう速乃さんの中で、証さんの事件の謎は全部解き明かせてるんやろ?」

速乃「まあ、大体は……動かぬ証拠がこの手紙にあるわけだし……」

凛「手紙? 見せて見せて」

速乃「うん、いいよ」

【捜 査 開 始】

速乃(まずは証くんの手紙について確認しましょう)

『ゲームオーバーになったか、そこにいるのは誰かわからないが、俺の予想が正しければ、きっと佐賀崎はいるはずだ
だが、勘違いしないでくれ。俺はお前を守るために全力を注いだつもりだ。

外の世界について思い出したことを伝える手段を禁じられてる俺は、こうするしかなかったと思ってる。

落ち着いて聞いてくれ、佐賀崎。今回の殺人は俺が毒を自分で飲んで死んだことだ。

だが、それを逆手に取った追い詰められた篭橋は、きっとお前を殺しに来るために、俺の死体を有効活用してくるだろう。

逆に言ってしまえば、俺はそれが狙いなんだ。佐賀崎がまんまと嵌められたその瞬間、きっと誰かが気付くはずだ

犯人はひょっとして、佐賀崎じゃない別の誰かなんじゃないか? とすると、モノクマは何か嘘をついているんじゃないか? ってな

そうするとどうなるか。オシオキの場から佐賀崎を助けてくれるはずだ。あの時の希望ヶ峰学園で起きた、78期生の事件が関与しているんなら、おそらくお前たちが落とされる場所はここだろう。だが、一つ悲しい事があってな。ここから上の扉は、万能キーを使う事プラス、ある仕掛けが必要になってくるみたいなんだ。

その仕掛けを解くためのささやかなプレゼントを、ここに落としておくからさ。まあ、有効活用してくれや。

最後に、これを読んでくれてるのが佐賀崎だったら、俺が篭橋鞘奈に仕掛けた罠は大大大成功だ!

つまり、俺達の勝ちだ! お前たちはここから出られる! そんな気がするんだ!

証』

速乃「……とまあ、こんな感じなのよね」

志多「菱川くんは自殺……すべてがこの言葉で証明されるな!」

速乃「うん、そうなんだけど、ちゃんと解明しないと行けないんだよね。今回は最後の学級裁判なんだから。そのためにも、皆に見せてもらいたいものがあるんだ……」

凛「見せてもらいたいもの?」

速乃「皆が植物庭園に来いってもらった手紙を見せてほしいの……本当にそれが菱川くんの字なのか、確認したいから」

志多「わ、分かった!」

光宙「任せてくれ!」

速乃(それからしばらくして、私以外の全員の手紙を受け取った……)

速乃(うん、やっぱり私のもらった物と、全然筆跡が違う……これらは証くんが書いたものじゃないんだ……!)

【佐賀崎以外がもらった手紙】を入手

本章では、前章の言弾をある程度引き継いだ状態で捜査を開始します。

速乃(えっと、モノクマが今まで開けてくれなかったところを全開放してくれたみたいだし、そこを確認しようかな?)

速乃(それと、死体発見した現場、植物庭園ももう一度見直しておこう。それからは……もうちょっと後で考えようかな?)

↓1ドコヘイキマスカ?

1.ショクブツテイエン
2.ジョウホウショリシツ
3.セイブツシツ
4.ガクエンチョウシツ
5.キシュクシャ ニカイ

>>23で【菱川の手紙】の言弾を獲得しています。

安価は↓

―ショクブツテイエン―

速乃(死体は片づけられてる……)

速乃「それじゃあ死体についてはもう何もないってことだよね……」

速乃(だったら……)

1.コヤヘ
2.デル

↓1

―コヤ―

速乃「……ビニールシートはおいてあるまま……よーく調べてみよう……」

速乃「うっすらとだけど……何か文字が書いてある……なま……?」

【ビニールシート】の言弾更新

速乃(これ以外に調べるものはなさそうね……次は、どこに行こうかな?)

1..ジョウホウショリシツ
2.セイブツシツ
3.ガクエンチョウシツ
4.キシュクシャ ニカイ

↓1

―ジョウホウショリシツ―

速乃(……ここは?)

モノクマ「」

速乃「きゃあっ!?」

モノクマ「あっはっはっは! 速乃ちゃん! 牛乳ちょうだい!」

速乃「……え、これ……本当にモノクマなの?」

1.モノクマ
2.オクノヘヤ
3.テレビ
4.デル

↓1

モノクマ「がおー! 速乃ちゃんがそこにいるのは分かってるぞー! 食べちゃうぞー!」

速乃「えっと……凛ちゃんだよね?」

モノクマ「はっ! ばれた?」

速乃「えっと……どこにいるの?」

モノクマ「この部屋の奥に来て! すっごく面白いから!」

速乃「わ、分かった……」

―ソウサシツ―

速乃「……凛ちゃん」

凛「速乃ちゃんやっほー♪ ここはね、モノクマを操作できる場所みたいだよ! ここのパネルに書いてあるところを押すと……そこにモノクマが行ける仕組み見たい♪」

速乃「こういう構造になってたんだね……ということは、篭橋鞘奈は……ここにいる可能性が高いってこと?」

凛「うん、だと思うよ……」

速乃(…………)

1.モニター
2.ユカシタ
3.シラサワリン
4.デル

↓1

速乃(モニターに映ってるのは……情報処理室の景色だね)

凛「それ、そのモニターにさっきまで速乃ちゃんが映ってたんだよ!」

速乃「ってことは、このマイクから声を通して喋れば……誰だってモノクマになることができたわけね…?」

凛「うん! そういう事だと思うよ!」

速乃「……ということは、江ノ島盾子もこうしてたってことか……」

【モノクマについて】を入手

1.ユカシタ
2.シラサワリン
3.デル

↓1

凛「うにゅ~ん……やっぱりまだよくわかんないよ……」

速乃「よくわかんないって? 何が?」

凛「速乃ちゃんをオシオキしようとした理由! 証ちゃんは自殺だったんでしょ?」

速乃「うん、そのはずだけど……」

凛「それなのに、速乃ちゃんが殺したってなっちゃった時に、どうしてモノクマは処刑しようとしたわけ?」

速乃「……さあ、どうしてだろうね……? そもそも、ここで私達にコロシアイをさせた目的はなんだったんだろう?」

凛「色々調べたらわかってくるかもね?」

1.ユカシタ
2.デル

↓1

速乃(……床下に、扉?)

凛「扉があるね……開けてみようよ!」

速乃「そうだね。私には万能キーがあるんだから!」

ガチャガチャガチャッ!

速乃「……万能キーが、刺さらない?」

凛「えー? そんなぁ、残念だねぇ……」

速乃「うーん、確かに残念……」

速乃(ここはこんな感じで大丈夫かな?)

速乃「1つ前の部屋にもどろうよ」

凛「うん!」

―ジョウホウショリシツ―

速乃「ここで気になったのは……」

1.テレビ
2.エイゾウ
3.デル

↓1

速乃「この映像は……監視カメラの映像だよね?」

凛「そだねー、志多ちゃんも杏ちゃんも光宙ちゃんも、わたし達も映ってるよ!」

速乃(……つまり、この監視カメラ映像が、ここに来てるってことは……証くんの監視カメラとモノクマの操作が同時にできないっていう仮説は、正しかったって事になるよね……)

速乃(後は……)

速乃「このテレビ……このテレビに何の意味があるんだろう……?」

【テレビ】を入手しました。

速乃(さてと、じゃあここから出ようかな……次はどこに行こう?)

>>30から選択

―ガクエンチョウシツ―

速乃「ここには……」

杏「あら、速乃さん……」

速乃「杏ちゃん……!」

杏「ウチはこの部屋に入った事なかったから……ちょっと気になって……ね?」

速乃「……そうだよね、うん」

杏「何か、速乃さんと一緒やと心強いなぁ」

速乃「えへへ、そう言われると照れちゃうなぁ」

1.テガミ
2.ホンダナA
3.ホンダナB
4.ミヤセアンズ

↓1

杏「…………」

速乃「杏ちゃん、じっと上の方を見てるけど、何かあったの?」

杏「いいえぇ。感傷に浸っとりましたぁ」

速乃「……え?」

杏「ここにきて、多くの人が死んでいった……ウチはそれを見て、色々なことを考えとったんよ……ウチは生かされた存在なんどす」

速乃「生かされた存在……?」

杏「きっとおてんとさんが、何か大事なことをウチに与えてくれようとしとったんやと思うんどす。それが……お友達と言う存在と、速乃さんを助け出すという使命……そうやったら、ロマンチックやなぁと思うてな」

速乃「……そっか」

速乃(杏ちゃんは色々と考えてくれてるみたい……私も頑張らないと……)

1.テガミ
2.ホンダナA
3.ホンダナB

↓1

速乃「机の上に手紙みたいなものが……」

杏「内容、読んでみてもらってもええ?」

速乃「……うん」

手紙『未来機関、ここに立つ』

速乃「……え?」

杏「? どうしたんどす? 速乃さん?」

速乃「いや……えっと……未来機関って……?」

杏「ああ、それなら、さっきウチが見つけた本にこう書いてありましたよ?」

『未来機関とは、人類史上最大最悪の絶望的事件の解決に向けて動き始めた、希望の残党が掲げる偉大な基地である』

速乃「……未来機関……そして、この手紙の字は……間違いなく」

速乃「……証くんの字だ」

【未来機関】を入手

1.ホンダナA
2.ホンダナB

↓1

速乃「こっちの本棚を見てみよう、杏ちゃんはそっちをお願い」

杏「分かりました」

ガサゴソ…

速乃「ん? なんだろうこれ?」

人類史上最大最悪の絶望的事件について

速乃「……中身を読んでみないとね」

『人類史上最大最悪の絶望的事件とは、希望ヶ峰学園に通学する、才能を持たない予備学科の生徒たちの不満を、【超高校級の絶望】江ノ島盾子が煽り起きた暴動事件がすべての根源である。そこから絶望が伝染し、希望ヶ峰学園76期生の一部と、希望ヶ峰学園77期生全員が餌食になった。そうして全世界に絶望が蔓延していったのである』

速乃「……外の世界は、今はどうなってるの?」

【人類史上最大最悪の絶望的事件】を入手

速乃「杏ちゃん、そっちには何かあった?」

杏「ウチら希望ヶ峰学園76期生のプロフィールを発見しましたわぁ」

速乃「……え?」

杏「それだけやないなぁ。79期生のプロフィールまでありますえ? ……ただ」

杏「どこを調べてみても、篭橋鞘奈なんて名前、なかったんよねぇ……」

【篭橋鞘奈について】を入手

速乃「こっちに書いてあったのは、相当恐ろしいことだったよ……どうやら希望の残党があれば、絶望の残党もあるみたい……」

杏「なるほど、その絶望の残党と未来機関のメンバーが、激しい戦争をしとったってところなんやない?」

速乃「……そう、なのかな?」

杏「でも、そう考えるのが一番自然やと思うえ?」

速乃「……確かに、そうだね」

【絶望の残党】を入手

速乃(これでこのあたりで調べたいことは終わったかな……?)

速乃「次はどこに行こう?」

1.セイブツシツ
2.キシュクシャニカイ

↓1

―セイブツシツ―

速乃「さ、さささささ……寒い!!」

速乃(寒すぎる……どうにかならないの? この寒さ……!)

志多「くっそ……コート来てるのにここの寒さは応えるな……」

速乃「あ、し、志多くん!!」

1.ロッカー
2.ホン
3.カルテ
4.カソクシタ

↓1

速乃(ロッカーには……16個分のスペースがあって……そして、10個分のランプが使用中と点灯している)

志多「……さっき見た紙には、ここは死体安置場って事が書いてあったな……」

速乃(死体……安置……ってことは……)

志多「……そういうことになるだろうな。死体がパッと消えた理由は、ここに皆の死体があるからだ……」

速乃(……なるほど……)

1.ホン
2.カルテ
3.カソクシタ

↓1

志多「……なあ、佐賀崎さん」

速乃「なあに?」

志多「ごめん……俺のせいで、恐ろしい目に遭わせてしまって……」

速乃「ううん、ああなるのは仕方なかったんだよ……それに、志多くんのおかげで、証くんの筋書き通りに今の所は来てるみたいだし」

志多「……へ?」

速乃「篭橋鞘奈の狙いは、私の処刑だった……だからこそ、その狙いを外した今、そして、一度私が犯人になりかけたのに生存してる今、こうして最後の戦いに挑める状態が作られたんだから……」

志多「ま、まさか菱川くんは……!?」

速乃「そう。自分の死体を餌に、ここまで引きずり出そうと考えたんだと思うよ……すごいよね。彼は……やっぱり私達の“希望”だよ」

志多「……すげぇな、アイツ……」

速乃「あ、そんな事より、あの時言ったことは本当?」

志多「へ? あ、ああ……佐賀崎さんを見たっていうのか? あの時は佐賀崎さんだとばかり思ってたが、もしかしたら違うのかもな……」

速乃「……どうなんだろう?」

【駆足の目撃】を入手

↓1>>59から選択

速乃「このカルテは……?」

志多「何かの設計図みたいだけど、よくわかんなかったぞ?」

速乃(……希望ロボ、製造設計図?)

速乃(えっと、なになに?)

『77期生の生き残りで、未来機関に入った日向創らの中の【超高校級のメカニック】が【超高校級のプログラマー】の作った人工知能『アルターエゴ』を元にして作られたもの。責任者 日向創』

速乃(……77期生の生き残り? まさか、彼らもコロシアイを?)

速乃(……設計図そのものを見てみよう)

『全体の高さ…158㎝ 重さ…50㎏以下 人工知能アルターエゴを搭載することにより、さまざまな感情を人間にちかい状態でだせる。これらを大量生産して、全人類希望化計画を施行する 著:日向創&左右田和一』

速乃(……希望ロボ……何かひっかかるわね……それと、カズイチ……もしかしたらあの植物庭園のエレベーターも、彼の作品だったのかも……)

【希望ロボの設計図】を入手

志多「そっちには本が置いてあったぜ?」

速乃「コロシアイ修学旅行について……!?」

『コロシアイ修学旅行たるものが、絶望更生プログラムに侵入したウイルスにより執り行われた。ジャバウォック島にまとわりついた、江ノ島盾子制作の絶望的ウィルスによって、プログラムが侵食される。現在そのウィルスは完全に未来機関から除去できたものと思われているが、詳細は不明』

速乃「絶望ウィルス……? それが入ってきたの? それと、絶望更生プログラムって……アルターエゴの言ってた、アレ、だよね……?」

速乃「それも、未来機関の……制作物で……」

【ジャバウォックウィルス】を入手

速乃(もうすこし読み進めてみよう)

『事の発端は78期生が勝手に絶望の残党を保護したことにあった。見つけ次第惨殺するという案を提唱していた神坂らにとって、これは想像もできない事態であったと思われる』

【絶望の保護】を入手

速乃(神坂……って、命くん!?)

速乃(未来機関と76期生……実は深いかかわりがあったのかもしれないわね……)

【未来の戦士たち】を入手

速乃「……あれ? 何か小さい字で書いてある?」

速乃(……なお、人類史上最大最悪の絶望的事件が起こったのは、6年半前である)

速乃(……)

【人類史上最大最悪の絶望的事件】の情報更新

速乃(このあたりはこれくらい……かな?)

速乃「あ、あと、ビニールシートか……うん、やっぱり小屋にあったものと同じものとかんがえていいみたい。あれの出所は生物室だ」

志多「うぅ、寒い!! ここから出よう!」

速乃「う、うん、さすがの私ももう限界かも!」

志多「あと調べてない所は? 俺も一緒に行くぜ!」

速乃「うん、わかった!」

このペースなら今日中に裁判に行けるな……

―キシュクシャ ニカイ―

光宙「お、さがっちとしたっち!」

志多「はぁ……はぁ……ここは何だ?」

光宙「見ての通り2階だ! でも、全然1階と雰囲気が違うんだよな……」

速乃「確かに、灰色で、何もなくて……どこかで時が止まってるみたい……」

志多「ここは全員で調べたほうがいいかもしれねえな……ちょっと待っててくれ。皆連れてくるから!」

速乃(そして、しばらくして……)

志多「……全員連れてきたぜ!」

凛「ここを皆で調べるんだね?」

杏「あまり時間もないかもしれんな……急ぎましょ」

光宙「っしゃあ! ここを皆で捜査して、ピカンと学園の真相を解決だー!」

1.アキベヤ
2.ロッカールーム
3.???

↓1

速乃「この部屋は……」

光宙「入ってみねぇとわかんねぇな……ちょっと入ってみるか」

―ガクエンチョウノコシツ―

速乃「……これ……学園長の部屋って書いてあるけど……」

志多「なるほど、学園長室以外に、もう一つ部屋を用意してたんだな」

杏「贅沢な学園長やなぁ」

凛「……あ、見て、あれ」

速乃「……これは……あの時のペクちゃんの写真……」

杏「……背が偉い高くなっとるなぁ……時間の経過を臭わすわぁ」

志多「……でも、俺達が見たときのペクさんって……」

凛「とってもちっちゃくて可愛い女の子だったよね?」

光宙「……何がどうなってんだ?」

速乃「……今もういちどこれを見せてくるって事は、これが大事になってるって事だよね……」

【ペクの写真】を入手。

↓1

↑なんの安価だよって話ですよね。

↓1 >>67から選択してください

―アキベヤ―

光宙「……こんなところにポツンとDVDが落ちてやがる……」

速乃「……DVDと言えば……あの時見たDVDも……何か大事な証拠に繋がってるんだったよね?」

志多「……全員がいたときにみた、あのDVDか……」

杏「アレが誰か……も、きっとつきとめることになるんやろなぁ」

凛「なんだか、すっごくドキドキしてきたねぇ……」

【最初の動機のDVD】を入手

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『えー、そろそろ始めちゃいましょうか? 今回はボクも参加するから、とってもワクワクしちゃってますよ!』

モノクマ『ではオマエラ、赤い扉前へ急げー!』

速乃「……いよいよ、ね」

杏「真相に近づいてるようで近づいてない感じがするなぁ……大丈夫やろか?」

志多「……きっと、きっと大丈夫だ」

凛「志多ちゃんからそういう言葉を聴くなんて……何だかわたし、嬉しいな」

志多「え? そ、そうか?」

光宙「いこうぜ、皆……最後の学級裁判へ!」

―サイバンジョウマエ―

[キルタイム]

↓1 人物を選択

光宙「……最後の学級裁判……ひしっちの事件と俺達の事……全部まとめてピカンと解決だ!」

1.怖くないの?
2.もちろん!
3.自由安価

↓1

速乃「怖くないの?」

光宙「ん? 怖いよ? 怖いに決まってんだろ?」

速乃(え……?)

光宙「けど、ここで嫌だ怖い! って泣いちゃったら、俺きっとだめな気がするんだ……てか、絶対だめだ!」

光宙「俺達今生き残ってる全員でここを出る! それが……正しくないわけないんだ!」

速乃(光宙くん……)

速乃「そうだね……私は、光宙くんの希望を信じるよ!!」

光宙「へへっ、そう言ってくれると嬉しいぜ!」

モノクマ「準備はできた? そろそろエレベーターに乗ってちょうだいな!」

速乃「……よし、行こう!」

速乃(エレベーターが下へと下がる……この感覚にも慣れてきた……)

光宙「……いよいよだな」

杏「……ドキドキしますなぁ」

凛「これからが本番……証ちゃんの事件の……本当の裁判!」

志多「絶対に……俺は俺自身を信じるんだ……!!」

チンッ

―サイバンジョウ―

モノクマ「ついに時は来た!!」

モノクマ「ボクはあの空いてる席におじゃましようかな! それじゃあ、学級裁判を始めようよ! 君たち、いや、オマエの絶望した顔を見たいんだ!」

速乃(オマエって……誰の事よ?)

速乃(菱川くんの事件……それはもう、私の中では完全に解決してる……篭橋鞘奈を引き出す方法も、もう私は知ってるはず……ただ)

速乃(……そのあと、どうなるんだろう?)

速乃(いや、考えるのはやめよう。私は、今目の前にある超難問を解くことだけをかんがえるのよ……)

速乃「この学園と私達の9年半の記憶のできごと……全部全部、解決してやろうじゃないの!!」

学級裁判前半で使用する言弾です

証事件言弾まとめ

モノクマファイル5…被害者は菱川証。【超高校級の絶望】であり【超高校級の捜査官】。胸に矢が刺さっており、右手が切断され、両足の腿に大量の傷口が見られる。

菱川の死体の状況…菱川の死体は、背中を壁につけて座っている状態で死亡していた。

菱川の死体の違和感…菱川の死体の胸の辺りに血痕はついているが、背中にはついていない。

胸の矢…ジュラルミン製の矢で、菱川の背中まで貫通している。

もたれていた壁…菱川のもたれていた壁に血痕はついてなかった。

小屋の鶏…小屋にいた4羽の鶏が、3羽に減っていた。

ビニールシート…植物庭園の小屋においてあったビニールシート。濡れている。ビニールシートの裏には、うっすらと書かれた文字があった。生物室から出たもので間違いない

道具用エレベーター…縦横80㎝、奥行き60㎝までのものなら希望ヶ峰学園のどこにでも運ぶことができる装置。どうやら植物庭園からしか起動できないらしい。

最期のメッセージ…誰かが化学室の床に書いた『ダマサレルナ』の血文字。

武道場の1番ロッカー…武道場の一番ロッカーに万能キーを通すと、そこに菱川の胸に刺さっていたのと同じ矢、それから図書室の救急箱に眠っていた睡眠薬が置いてあった。

佐賀崎以外のもらった手紙…佐賀崎がもらった『植物庭園に来い』の手紙とは違う字の筆跡で、佐賀崎以外の人の所には手紙が送られていた。

学級裁判後半で使う言弾です

最後の学級裁判―言弾リスト

菱川の手紙…菱川が最後に残した手紙。『ゲームオーバーになったか、そこにいるのは誰かわからないが、俺の予想が正しければ、きっと佐賀崎はいるはずだ(中略)最後に、これを読んでくれてるのが佐賀崎だったら、俺が篭橋鞘奈に仕掛けた罠は大大大成功だ!  つまり、俺達の勝ちだ! お前たちはここから出られる! そんな気がするんだ!』

モノクマについて…モノクマの操作室からのみ、モノクマの操作は可能。遠隔操作には対応していないようだ。

テレビ…情報処理室にあるテレビ。監視カメラの映像とコードがつながってるように見えるが……?

未来機関…未来機関とは、人類史上最大最悪の絶望的事件を乗り越えるために造られた、希望の残党の基地となる場所である。「未来機関、ここに立つ」という字が、菱川の字によって書かれていた。

最初の動機のDVD…誰が映っていたかは分からないが、7年前に76期生の誰かが殺されているらしい。

篭橋鞘奈について…篭橋鞘奈のプロフィールは、学園のどこからも見つからなかった

希望ロボ設計図…希望ロボの全体的な設計図。できるだけ生身の人間に近く、アルターエゴの知能を搭載することによって、感情豊かな女性型を製造。大きさは158㎝で重量は50よりも少し軽い程度。

全世界希望化計画…全世界に蔓延した絶望を元の状態に鎮静するために、世界に希望をもたらすロボ制作を計画。【超高校級のメカニック】などの力を借りて、最初のロボットが作られる

ペクの写真…写真に写ってるペクはとても大きく成長していた。7年ほど前のものと思われる。

人類史上最大最悪の絶望的事件…世界が混沌と絶望に満ち、78期生のコロシアイ学園生活を見せられることによって世界中を絶望の渦に巻き込もうとした最悪の事件。6年半前のできごと

絶望の残党…卒業したはずの希望ヶ峰学園第77期生の生徒は、全員江ノ島に影響を受け、【超高校級の絶望】になってしまったらしい。その時、江ノ島の体の一部をもらった生徒もいたとか

絶望の保護…78期生の生き残りが、勝手に77期生を保護した騒動のことを指すようだ。それが原因で、コロシアイ修学旅行というものが起きたらしい。

未来の戦士たち…「日向創ら」という記述のみであったが、77期生のメンバーの生き残りであり、彼らがその後未来機関に所属した事が分かった。

ジャバウォックウイルス…ジャバウォック島に存在した江ノ島盾子のウイルスの行方は不明

駆足の目撃…駆足は確かに佐賀崎を目撃したらしいが……

今回の学級裁判は相当長いので、今日中には終わらないと思います。

人がまだいることを信じて、開廷します。





      最 後 の
     学 級 裁 判

       開廷!




モノクマ「では、今回は特別ルールなので、その説明から始めちゃいましょう」

モノクマ「今回オマエラに挑戦してもらうのは、菱川証クンを本当に殺した犯人を当てることと、ボク、モノクマに扮している誰かを引きずり出し、オマエラの身に起こったすべてを解明する事です」

速乃「……やってやろうじゃない」

モノクマ「そして、最後まできちんと聞いてもらった上で、そこのパネルに表示されている、卒業か留年か、そのどちらかを選択します」

モノクマ「卒業を選んだ場合は、ボクの中に入ってる、可愛い可愛いボクの操作人は、オシオキされてしまいます!」

モノクマ「だけど、もし留年を選んだ人が1人でもいた場合は……」

モノクマ「留年を選んだ奴らは、ここで一生生活してもらい、卒業を選んだ他のやつらを、オシオキしたいと思いまーす!」

志多「め、めちゃくちゃなルールだな……!」

杏「そんなの今更って感じやけどな」

光宙「とりあえず、ピカッとひしっちの事件を解決しちまうぞ! 色々と整理してみようぜ!」

速乃(証くんの事件は……どこまで整理が終わってたんだっけ? 考えてみよう……)

【01.フォーカスヒット】

モノクマ
菱川クンを殺したのは、誰なんでしょうね?

タナカピカチュウ
それ自体は[ひしっち本人]で決まりだ!

Q.菱川の死因は?

1.胸に矢が刺さった事
2.毒を飲んで死んだ
3.分からない

↓1

OK!

モノクマ
本当にそれでいいの?
そしたらあの【矢】もあの【右手の切断】も意味ないじゃーん!

Q.菱川の右手を切断したと考えられるのは誰?

1.サガサキハヤノ
2.タナカピカチュウ
3.シラサワリン
4.カソクシタ
5.ミヤセアンズ
6.カゴハシサヤナ

↓1

OK!

ミヤセアンズ
アレは証さんのやったことを隠すために……
あなた様自身がしたことなんやないの?

言弾完成!

[菱川直筆の手紙)
[植物庭園に来い)
[ダマサレルナ)

↓1

↑すみません、言弾をどこのウィークポイントに撃つか決定してください

ええ、そうよ!

―complete!!―

速乃「証くん直筆の……この手紙……オシオキされた地下から出てきた手紙には、こう書かれてた……」

速乃「これが、どうしても私には嘘には見えない……実際に化学室には吐血した跡も見つかってるし、証くんの口元にも血痕は残ってた!」

モノクマ「ぬぬぬぬ……でも、もしかしたらあの矢で死んだのかもしれないよ?」

志多「それはあり得ないんだな! 俺が答えてやるぜ!!」

>>80から2つ選択(正解3つほどありますが、その中から2つ選べばOKです)

↓2

死体の違和感ともたれていた壁

>>96採用

行くぜ!

志多「あの死体には違和感があった……胸に血痕はついてるのに、背中には血痕がついてない。もたれてた壁にも血はついてなかった……これが示すことは、つまり!」

凛「証ちゃんに矢が刺された時に、血が出ていないことを表すんだね!」

志多「ああ、いいところを!」

杏「それじゃあ次は、ウチの推理をモノクマさんに聞いてもらいましょうか……胸の血ぃはどこから来た血ぃなんか……当てたりますえ?」

1.吐血した血
2.右手の血
3.鶏の血

↓1

うふっ、行きますえ?

杏「鶏の血……実際小屋から一匹鶏がへっとったんよ……せやから、これが鶏の血によってできたものと考えられるんどす」

光宙「ひどいことするやつだ! この中で鶏殺すなんて恐ろしいマネできるやつ、かごっちしかいねぇよ!!」

速乃「どう? ここまで真相は出てる……もう自殺ってことでいいよね?」

モノクマ「……うぷぷぷ……でも、駆足クンは犯人を目撃してるんだよねぇ? 佐賀崎さんの顔をさぁ!」

志多「……う、うぐ……確かにそうだけど……」

モノクマ「だったら、ボクはどうにかして佐賀崎さんがやったんじゃないかなって思うけどなぁ……そこん所はどうなのよ!!」

速乃「……私にはできないって事を証明すればいいんだよね? うん、できるよ」

モノクマ「な、何だってぇ!?」

速乃「ここまで来たんだ……証くんが命を賭けてまであなたを陥れようとした罠なんだ……絶対解決できるようにできてるはずなの……だから、諦めるわけにはいかないわよ!!」

モノクマ「ぬぬぬ……だったらボクと勝負だぁ!!」

【02.STR】

篭橋鞘奈じゃないよ! 1.縛 ボクじゃないやい!
違うよぉ! 見えない! 聞こえない! 2.鞘
3.乃 ボクじゃありませんよ? うぷぷぷぷ…… 
いやぁ~ん 見えない! 聞こえない! うぷぷぷ……
バカな奴らだ! 4.た 怒ってるんだよ! 5.奈
ボクはね、怒ってるんだよ! 6.ら 殺してやる!
絶望した? ねえねえ絶望した? もっともっと絶望を!
絶望が希望に屈するはずないよね! 7.速 8.態
ボクじゃないよ! 聞こえないよぉ 何もわからない!
ガーガー! ワタシハポンコツ! 9.の 違うってば!
10.れ うぷぷぷぷ……君達にできるのかなぁ?
本当の真相にたどり着いた時にどんな顔をするのかなぁ?
楽しみ楽しみ! うぷぷぷぷ…… 11.状

文字は9文字

↓1

モノクマ、いいえ、篭橋鞘奈……出てきなさい!

―complete!!―

速乃「……光宙くん、思い出して」

光宙「ん? ここで俺なの?」

速乃「私を助けてくれた時の事よ……」

(速乃(……結構長い間、こうしてボーっとしてるなぁ……)

速乃(……このモノクマファイル……証くんはやっぱり死んでいたんだ……おそらく、私が第一発見者のはず……)

速乃(けど、このモノクマファイルは妙に違和感が多い……ちゃんと調べたいんだけど、誰か来ないとほどけそうにないし……)

ガチャッ

光宙「ビンゴー! ピカンと来たぜ!」

速乃「あ、光宙くん!」

光宙「おー、写真の通りだな! とりあえず解放するからな」

速乃「……写真って?」)

速乃「手紙と一緒に私の縛られた写真があったんだよね?」

志多「そんな写真を取ることは……佐賀崎さんにはできない……って事か!?」

杏「自分の用意した本物の写真が、ここであだになるとは思わんかったやろなぁ」

モノクマ「ざなどぅ!?」

モノクマ「いやいや、でももしかしたら、ボクがねつ造した写真なのかもしれないよ?」

速乃「それもあり得ないの……だって、あなたはこんなことを言っていた。初めてペクちゃんの成長した写真を見せてもらった時に、貴方が言った言葉をよく思い出してよ……」

( モノクマ「そんなわけないじゃなーい!」

アンジー「……チッ、出たわね」

モノクマ「あれ? なんだか歓迎されてない? したうちなんかしちゃうなんて……」

速乃「…………ねえ、モノクマ」

モノクマ「はい?」

速乃「あなたは……いったい誰なの?」

モノクマ「えー? ボクが誰かって? 教えるわけないじゃん!」

速乃「江ノ島盾子は死んだ……それなら、あなたは……」

アンジー「江ノ島……?」

モノクマ「ちょっと! それ以上変なこと言うと、さすがのボクも怒るよ! あと、“ばらまいてる写真は、確実に本物”ですからね!」 )

速乃「ばらまいてる写真は、確実に本物……これに例外は無い気がするのよ……」

モノクマ「ふぁざなどぅ!」

凛「さらに、鞘奈ちゃん! とどめを刺させてもらうけど……いいよね!?」

モノクマ「な、なんだって!?」

凛「志多ちゃんは速乃ちゃんを見たって言ってるけど……それは鞘奈ちゃんが完ぺきなまでに変装した、鞘奈ちゃんの姿だったんじゃないかな?」

志多「あ、そう考えれば……つじつまが合うな!」

モノクマ「ぐむむむむむ……」

速乃「どうなのモノクマ……? これだけ証拠や考えが出そろってるのに、まだ証くんは私が殺した、と大ほら吹くつもり? そんなことはさせないわよ……」

速乃「皆で事件を振り返って、それで終わりにしてあげるわ!!」

Act.01
カソクシタ
まず、事件は俺達が死体を発見するよりもっと前……午後10時よりも前に起きたんだ……
全ての準備を終えて、手紙を添えて、化学室に足を運んだ菱川くんは、そのまま、化学室のCの棚を、自分の拳で割ったんだ!
そうすることで、自分が割ったという事を、確実に裏付けるためにな……
そして、そのまま毒薬を飲んで、彼は血を吐いて、その場で棚にもたれた状態で、命を落としたんだ……。頼むぜ! 白沢さん!

Act.02
シラサワリン
オーケー! 次に、その一部始終を、情報処理室の監視カメラから見ていた黒幕ちゃんは、皆が寝静まった頃に、化学室へと向かい、その死体をガッツで植物庭園に運びました!
そしてここから、黒幕ちゃんの恐ろしい計画が始まるのです! 杏ちゃん!

Act.03
ミヤセアンズ
黒幕さんは、ガラスを割った一番の証拠となる証さんの切断した右手と、証さんが使用した毒薬を、まずまとめて道具用エレベーターに入れて、証さんの部屋に落とします。その後、その時にはまだ証さんが持ってた万能キーを奪って、武道場のロッカーを開けた……そうしたらそこにある矢を使って、それを証さんの腿に突き立てたり、胸の部分に刺したりした後、殺した鶏の血を使って細工しておくんどす。
後はスプリンクラーで濡れる証さんの体を、ちょこちょこと生物室のビニールシートで包んであげればええんどす……光宙さん、よろしゅうに

Act.04
タナカピカチュウ
そして、さがっちがまず、本当にひしっちに呼び出されてた。今考えてみたら、これはさがっちが偶然誰かと出会った時に、よりさがっちに疑いの目を向けるためだったのかもしれないな。でも、その狙いは外れちまって、予想以上に早く来たさがっちを、まず化学室に会ったすんげぇ睡眠薬で眠らせたんだ! そして、さがっちを倉庫に運んで、縛りつけて、万能キーをさがっちに渡す。写真を撮って、さがっちが捕まったのを餌に、残りの俺達をひしっちの死体を見せるために集めた……その後俺達が順番にやってきて、同じように眠らせて、体育館に連れて行く……。後はその間に、睡眠薬を道具用エレベーターに入れて、ひしっちの部屋に同じように落として割ればいいだけだ……さがっち! 決めてくれよ!

サガサキハヤノ
うん……そして、この事件をこんなにややこしくして、私を処刑させようと企んだのは、たった一人しかいない……
まだ理由は分からないけど、今から明らかにしていくから……






覚悟しなさいよ!!


篭橋鞘奈!!




モノクマ「うぷぷぷぷ……色々と端折りすぎた感はあるね……でも、仕方ないっちゃあ仕方ないか」

速乃「な、何よ……何のんきに笑ってんのよ!?」

モノクマ「推測の部分は多いけど、まあ合格ってことにしておいてやるわ……んふっ、んふふふふふ……」

光宙「……!! ちょっと雰囲気変わったぞ!?」

モノクマ「ただ、一つ推理に間違いがあったのよねぇ……凛ちゃん?」

凛「……え? 何?」

モノクマ「私は変装なんてしてないんだよ? だって、私は篭橋鞘奈だから……志多くんが目撃したのは、正真正銘篭橋鞘奈だったんだよ……」

志多「は? な、なんだって?」

モノクマ「んふっ、んふふふふっ!! まだ全然クライマックスじゃないわ! むしろこれからが本番よ!!」
























鞘奈「私は鞘奈、篭橋鞘奈! 【超高校級の絶望】!! よろしくね、皆! んふふふふっ!」





速乃(……彼女の顔を見たとたん、私の中で恐ろしい何かが……渦を巻いていた……)

速乃(だって、彼女の顔は……)

光宙「は? え? ……お前が、かごっちなのか?」

杏「ど、どういうこと……なん? だって、これ……」

鞘奈「ん? なになに? 私の顔に何かついてる? 何もついてないよね? だから皆ビビッて絶望してるんだよね!」

鞘奈「特に……速乃ぉ、あなた、いい絶望顔すんじゃーん……最高よ」

志多「おかしいだろ……なんだよアイツ……」

凛「な、なんで? どうして……鞘奈ちゃんは……」
































































速乃「私と同じ……顔と姿……!!」

鞘奈「ねぇねぇなんでだと思う? 考えてみなよぉ……考えなきゃこのゲームは成り立たないんだからさぁ」

志多「ふざけんな!! 何だっていいてぇんだよ!? 変装か? まだ変装した姿なのか!?」

鞘奈「残念、私は変装なんてしてないんだよねぇ。生まれた時からこの顔だし、この背丈だし、この体重~。ちなみに全部速乃とお揃いだよ! お揃いっていいわよねぇ~」

杏「何を言うとるん……? ここで何が起こってはりますん!?」

光宙「……ふ、双子だった、とかか?」

鞘奈「ぶぶー! そんなどっかで使ったことある様なものじゃございませーん!」

凛「……じゃあ、なんだっていうの?」

速乃「わ、私が……答えるしか……ないのね……」

【03.閃きアナグラム】

?ン??イド

↓1

……そういうこと……なのね!

―complete!!―

速乃「……私と鞘奈は……アンドロイドだった……としたら?」

光宙「あ、アンドロイド……だって?」

鞘奈「んふふふ、どうしてそう思ったのか、聞かせてもらっていいかしら?」

速乃(私がアンドロイドなんじゃないか……そう思ったのは……アソコでアレをみたからだ……)

>>81から言弾選択

……そう、よね

速乃「希望ロボの設計図は……そのまんま私のステータスだった……」

志多「え? ど、どういうことだ?」

速乃「身長158㎝、体重は50よりも軽く……私は49㎏だし、身長はちょうど、158㎝……!」

鞘奈「そう! それが大量に生産されたって事なのよ!」

凛「たい、りょう、に……!?」

杏「めちゃくちゃやん……何を言うとるのか、もう全然わからんわぁ……」

速乃(でも、大量に生産されたっていうのは、なんとなくわかる気がする……だって、この希望ロボ……つまり、私と篭橋鞘奈は、きっとあの計画に利用される大事な存在だった……だから!!)

>>81から言弾選択

↓1

……そう、よね

速乃「全世界希望化計画……未来機関が人類史上最大最悪の絶望的事件をとめるために造りだした……希望のロボット!!」

鞘奈「そういうこと~!」

杏「ま、待ってください!! ウチはそれを認めまへんえ!?」

鞘奈「え~? どうして?」

杏「だって……そりゃ、鞘奈さんはロボットかもしれへんけど……速乃さんがロボット、言うんはあり得へんわ……」

鞘奈「なんでそう言い切れるの? 絶望的に気持ち悪いね……」

志多「さりげなくすごい罵声放ったぞ!?」

杏「罵声でもなんでも構わへんよ……だって、ウチにはそれが違うって言えるそれなりの理由があるんやから!」

鞘奈「はぁ、ツマラナイわねぇ、あなたという人間は……絶望的ねぇ……」

速乃(杏ちゃんの言葉……すごくありがたい。でも、違うんだ……きっと私はロボットなんだ……なんだろう、いろいろと今になって、思い出しつつあるんだよ……)

【04.ノンストップ議論】

[テレビ)
[未来機関)
[最初の動機のDVD)
[篭橋鞘奈について)
[全世界希望化計画)

ミヤセアンズ
速乃さんは生きとる……
絶対[生身の人間]なんどす!!

カゴハシサヤナ
なーんでそう言えるのよ?

ミヤセアンズ
プロフィールや……篭橋鞘奈の名前はなかったけど……
【速乃さんの名前はあった】んや!
せやから……絶対に速乃さんは……
【生きてる生身の人間】やないとおかしいんや!

カゴハシサヤナ
んふふふ、本当可哀想

タナカピカチュウ
可哀想なんて思わねぇぞ!
俺はみやっちに賛成だ!!
さがっちがロボットなんて……認められるわけねぇだろうが!

↓1

それは違うわ!

―break!!―

速乃「もし、あの時の最初のDVDで7年前に死んでたのが……私だとしたら、どう?」

杏「な、何を言うとるん? 速乃さん……」

速乃「だとしたら……私がロボットでも、なんの変哲もないよね?」

凛「た、確かにそうかもしれないけど……」

志多「話が飛躍しすぎててわけわかんねぇよ……そもそも全世界に希望を呼ぶようなロボットを作らないといけないほど、世界は腐ってたのかよ!!」

志多「それと、なんでだとしたら、篭橋さんはそんなんなんだよ!?」

鞘奈「順番守りなよ~。今は志多くんのフェイズじゃなくて、速乃のターンだよ?」

光宙「……俺はまだ認めらんねぇぞ……さがっちがロボットなはず、ないんだ……」

速乃「……もしかしたら、私はみたのかもしれない……私自身が死んでいるのを」

志多「……は?」

速乃(あの時にみたアレは……もしかしたら私だったのかもしれないわ……)

1.植物庭園で見かけたビニールシートに包まれた死体
2.2階男子トイレで見た、カプセルに入っていた死体
3.佐賀崎速乃の死体はこの学園にはない

↓1

2選択で正解です。今日はここまでにしたいと思います。

一気にとりあえず篭橋と佐賀崎の関係だけ明らかにさせたいなと思って、少し駆け足で進めました。

↓感想を是非

おはようございます。今日は夜の8時か、9時か、そのあたりに更新を始めます

予定より早いですが、人がいれば始めちゃいまーす。

今週中に本編終わらせるのが目標

…うん!

速乃「晃くんの裁判が終わった時に、証くんが教えてくれた隠し部屋……その中に」

(―男子トイレ―

速乃「ここの奥の……」

速乃(ぐっと壁を押してみると、忍者屋敷の隠し扉のように、くるりと壁が回転した)

速乃「…ほ、本当に……」

速乃(そこに入ると……はっきり言って、そこには異常な空間が広がっていたんだ)

速乃「なにこれ……何か機械の中に入れられてて……水が入ってて……そこに人が、浮かんでる?」

速乃(でも、機械の表面が汚れているせいで、誰が入っているかまでは、まだわからない) )

速乃「あの中に入ってたのが、もし私の死体……だとしたら」

志多「な、なんでそんなもん……入れてるんだよぉ!?」

速乃「それはわからない……でも、そう考えないとおかしいのよ……じゃないと証くんは、私にそのことをつたえたりなんてしなかったと思うわ……証くんはきっと、分かってたんだ……奪われなかった証くんの記憶の中に、あの時誰が死んだかは……もうとっくにわかってたんだよ……」

凛「そ……そんな、ことって……」

鞘奈「んふふ、そうそう。皆割と賢いじゃない。でも、まだまったくもって解決してないことの方が多いわよ?」

光宙「てめぇ……ちょっと黙ってろよ!」

鞘奈「まあまあいいじゃない! このままこうして皆でボーっとしててもツマラナイしね」

鞘奈「ってなわけで、次のステップに進んじゃいまーす!」

杏「つ、次の……ステップ?」

鞘奈「ズバリ、議題はこれ! 9年半の間に何があったのかー!」

速乃(私達の9年半……膨大な時の流れの中で、外の世界にいったい何が起こったのか……)

鞘奈「まずは、9年半前に76期生の皆様が、くっそ気持ち悪い希望に満ち溢れて入学しましたー!」

鞘奈「特に速乃ぉ、あなたはすごかったみたいね。希望の皆に会えるんだーって言って!」

鞘奈「あ、でもあなたじゃないわね。オリジナルの、今はもうこの世にいない、佐賀崎速乃の方」

速乃「……くっ!!」

凛「やめてよ!!」

鞘奈「まあ、最初は普通の学園生活だったんだよ……楽しく運動会もして、その間にペクちゃんとかは背がグングン伸びて……どんな成長だったのかは知らないけどさ」

鞘奈「そして、事件が起きたのは……いつだったっけ?」

速乃(……鞘奈はあえて、私に答えさせようとしてるみたい……なら、答えるしかない……よね)

1.8年前
2.7年前
3.6年前

↓1

速乃「最初の事件……私が殺されてしまった事件が起きたのは、6年前……」

凛「……本当にそうだったっけ?」

速乃「……じゃ、なかった気がする……」

速乃(だめ、真相を知ることから逃げちゃダメだ!)

発言力
100→80

1.8年前
2.7年前
3.6年前×

↓1

…うん!

発言力
80→85

速乃「最初の事件……私が殺されてしまった事件が起きたのは、7年前だった……」

鞘奈「それ、誰に殺されたんだと思う?」

杏「だ、誰になんて……そんなん分からんわ……鞘奈さんもその時にはおらんのんやろ?」

鞘奈「んー、まあね。でも、私は全部を知ってるわ……んふふふっ、絶望的な真実も……ね!」

速乃「誰が殺したかって、この中にはいない……のよね?」

鞘奈「うん、そうだよ! 実はその時、同時に起きてた“希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件”がかかわってくるの!」

光宙「きぼ……なんだって?」

志多「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件……? なんだよそれ?」

鞘奈「カムクライズル……って言ったら、この中の誰かはピンとくるんじゃないの?」

杏「……!!」

凛「……え? 杏ちゃん?」

杏「……ウチ、知っとる……その名前、モノクマさんから聞きました……つまり、鞘奈さんから……」

――――――――――――――――――――――

―ジョウホウショリシツ―

モノクマ「……それで、どうなの、そっちの調子は?」

杏「命さんがやられた」

モノクマ「あー、そんなことは知ってるよ、どうせ神坂クンが何をしようと、ボクは知らないしね。そもそもおばあちゃんが生きてるかどうかも謎だよ」

杏「……やっぱり」

モノクマ「……まあ、オマエはボクには欠かせない人物だからね……あんな扱いをさせるつもりはないよ」

杏「……1つ、教えてほしい事があるんやけど」

モノクマ「スリーサイズ以外の質問なら、受け付けるよ」

杏「証さんの才能が【超高校級の絶望】や言うんは、本当なの?」

モノクマ「うぷぷぷ……本当も本当だよ……オマエは口が堅いみたいだしね。教えてあげるよ」

モノクマ「そうだなぁ、じゃあまずは……カムクライズルについて話してあげようか」

杏「……カムクライズル?」

モノクマ「そう。そいつは【超高校級の希望】っていう肩書を作るために、希望ヶ峰学園が色々な奴から才能を奪い取って作った、いわば人工希望人間なんだよ」

杏「人工希望人間……カムクライズル……」

モノクマ「うぷぷ、笑っちゃうよね。そんな奴が、“希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件”を起こしちゃうなんてさ」

杏「どんな事件やったん?」

モノクマ「生徒会の15人のうち、13人を殺してしまうっていう事件を起こしてしまったんだよ……希望としてあるまじき行為だよね! まさに絶望的だよね!」

杏「……なんて、酷い……」

モノクマ「そんでね、それだけじゃないんだ。なんと、カムクライズルを造った研究者たちは、この事件を隠蔽することにしたんだよ!」

杏「……隠蔽……そんなひどい事件を、どうして?」

モノクマ「希望ヶ峰学園を終わらせないためだよ? まあ、結局79期生を迎え入れることなく、ここは閉鎖されちゃうんだけどね」

杏「……閉鎖? 閉鎖やて?」

モノクマ「うぷぷぷ……何を言ってるかわからないなら、ここから出て確かめるのもありなんじゃないかな?」

杏「……そんな阿呆なこと言わんといてください……ウチはモノクマさんの味方やから……ね?」

モノクマ「いやぁ、照れちゃうなぁ」

――――――――――――――――――

杏「……カムクライズルは、予備学科いう、普通の高校生を集めた希望ヶ峰学園の生徒を使って、才能移植実験をした結果生まれたものやったみたいなんや……」

志多「な、ちょ、待てよ……細胞移植とか、話が飛躍しすぎだっての……大体、なんで普通の高校生が、希望ヶ峰学園なんかに……」

杏「ここは、ただの希望の学園やない……裏側には、かなりドロドロした事情もあったんや……」

速乃「ドロドロした、事情……?」

光宙「わかんねぇよ……何もわかんねえよ!!」

鞘奈「何もわからないんじゃないんじゃないの? 光宙くんは分かりたくないだけ」

光宙「黙れ!! ちくしょー!! なんでこんなことになってんだよ!」

鞘奈「だったら一番最初に死ねばよかったんじゃない?」

光宙「くっ……うおおおおおお!!」

凛「ねぇ、鞘奈ちゃん、話をそらそうとしないでよ! 今は杏ちゃんが話してるんだから」

鞘奈「んふふっ、それもそうね」

杏「……希望ヶ峰学園は、学園でもあり、研究施設でもあった……希望についての研究をするところや。『希望とは何か』『才能こそが希望なのか』それを日夜研究する研究者が、いわゆる教師いう存在やったんどす……」

速乃「……希望について、か」

杏「でも、研究にはそれなりのお金が必要やろ? せやから、予備学科いうのを造ったんや。予備学科に入れられるのは、普通の高校生たち。でも、成功を手に入れることのできる希望ヶ峰学園なら、大金はたいてでも入りたい思うんは、当然のことっちゃあ当然のことやろ?」

志多「ま、まあ、そうだろうな……」

杏「そんでぇ、お金をガンガン手に入れて、それで研究を続ける……個人的には、よう出来たシステムやなぁって感動したものどす……人の心という点を考慮しなければ……」

速乃「人の……心?」

凛「何が起きたの?」

鞘奈「んふふ、それは後ででいいじゃない。それで、速乃は誰に殺されたのか、皆イメージ着いたんじゃないのぉ?」

速乃「……もしかして、私は……」

【05.閃きアナグラム】

??ト??メ??-

↓1

そういう事だったのね……!

―complete!!―

速乃「私……いや、私のオリジナルは……生徒会のメンバーだった……ってこと?」

鞘奈「ピンポンピンポーン! 大正解!」

速乃「……できれば、そうでなければよかったのに……」

鞘奈「まあ、そういうわけで、あのDVDの件については、これで全部終了ね!」

凛「……ま、まだ何かあるの?」

鞘奈「当たり前じゃない。だってまだ7年間もあるのよ?」

鞘奈「えー、それでは行きたいと思います! それから先になにがあったのか!」

鞘奈「まあ、ここでは江ノ島盾子って人がかかわってきてるのよね。さっき杏ちゃんが言った通り、予備学科の人の気持ちを考えなかった研究者たちのせいで、予備学科が希望ヶ峰学園本科生に対する、強烈なデモを行ったの!」

志多「……強烈なデモ……だと?」

鞘奈「そしてそれが……絶望的に絶望を生産して、世界中に連鎖してしまったのよ! たった一人のスーパー少女、江ノ島盾子の力によってね!」

速乃「……もしかして、それって……」

>>81から選択

…そう、よね
発言力
85→90

速乃「人類史上最大最悪の絶望的事件は……6年半ほど前におきた出来事……つまり、それが起きてしまったのね?」

志多「人類史上最大最悪……だって?」

鞘奈「そういうことー! 外の世界が絶望にあふれて、いろんなところでコロシアイが行われるようになってしまったのよ! でも、そのタイミングで76期生は卒業して外に出ることになりましたー! さて、ここで問題です! この後、速乃以外の生き残ってる14人の皆は、何をしたでしょうか!?」

速乃(……他の皆が、何をしたか……)

1.コロシアイに参加
2.希望ヶ峰学園をシェルター化
3.未来機関を作った

↓1

…うん!

発言力
90→95

速乃「未来機関を立ち上げた……そうでしょ?」

杏「未来機関を……それは、認めるしかないやろうなぁ」

いい加減にしてくれよ!

!?

タナカピカチュウ
いい加減にしろよ……憶測だけでどんどん話進めてさ……
俺、全然わかってねえんだって、受け止められてねぇんだって……
さがっちが死んでたこととか、いろんなこと、受け止め切れてねぇんだよ……

サガサキハヤノ
光宙くん……

タナカピカチュウ
それなのに、未来機関なんてもんを立ち上げたことになっちまって……
何か訳がわかんねぇよ……説明してくれよ……バカな俺にも分かるようにさぁ……
じゃねぇと……俺、おかしくなっちまうって……

サガサキハヤノ
ごめんね光宙くん……でもね……
あなたたちが未来機関を作った事には、確かな証拠があるの……

【06.反論ショーダウン】

タナカピカチュウ

さ    ロ
 が    ボ
っ    ッ
 ち    ト
は    で



本物の
  さがっちは
      もっと前に死んでて……



もし本当にそれがそうだったとしても!!



1つも証拠がねぇじゃんかよぉ……

コンマに2か5がついていれば発展

↓1

―発展!―

サガサキハヤノ

       こ
       う
       し
       な
       い
    辻  と
    妻
    が
    合
    わ
    な
    い
    の
光   よ








!      
      

タナカピカチュウ

わかんねぇよ!!
    

     いや、違う……

【認めたくない】んだ!!



未来機関に俺たちがなってたことだって……

 【根拠がない】なら俺は……!! 

納得
 なんて
   したくも
      するきも
         ねぇよ……!

[テレビフ
[未来機関フ
[最初の動機のDVDフ
[人類史上最大最悪の絶望的事件フ
[未来の戦士たちフ

>>81言弾確認

↓1

前に進まなくちゃ、ダメだよ!!

―break!!―

速乃「……光宙くんは見てないもんね……これを見てほしいんだけど……」

光宙「なんだこれ、『未来機関、ここに立つ』……? そ、それがどうかしたのかよ……?」

速乃「光宙くんは、証くんの事件についての答えは、全部納得してくれてるよね?」

光宙「そ、そりゃあ、まあ……な」

速乃「私の持ってるこの手紙と、ここに書いてあるこのメッセージ……並べてみると、ほら……」

凛「文字は……とっても似てるね?」

杏「ということは、それは証さんが書いたもの……」

鞘奈「そういうことなのよねー……つまり、未来機関は【超高校級の中途半端な絶望】である証くんが設立を考案したものなのよ!」

志多「その中途半端な絶望っていうのは、どういう意味だ?」

鞘奈「あなたのせいなのよ……速乃。いや、あなたじゃないけどね……」

杏「ややこしいからその言い方はやめてください……!」

鞘奈「まあ、とにかく【超高校級の絶望】に完全に染まったはずの証くんが、速乃の醸し出すオーラに負けて、絶望と希望の入り混じった、結局中途半端な絶望になってしまってたってわけ。それだけの力が、速乃にはあったのよ……」

速乃「私にはそんな……力なんか」

凛「実際にそれはある……と思ってるよ? 速乃ちゃん以外の、ここにいる皆……もちろん……」

凛「ここにいない、他の10人の皆も……」

速乃「……そう、なの?」

鞘奈「とにかく、速乃の追い求めてる世界は、その事件の中にはなかったってわけ。愛されてるのね、速乃は……?」

速乃「くっ……」

鞘奈「だからこそ死んだとき、皆ショックだったと思うわ……んふっ、普通一人の人間の理想のために、それをかなえようと14人が未来機関を作り出すなんて、あり得ないことだと思うのよね……」

速乃「……それが……それがどうしたのよ……? 結局未来機関は、世界に希望をもたらせようとした……それは間違いないんでしょ?」

鞘奈「まあ、それは確かに間違いじゃないかもしれないわねぇ……」

志多「じゃあいいじゃねぇか!! それで人類史上最大最悪の絶望的事件が収まったんならそれで……!!」

鞘奈「これが静まってきたあたりで、78期生のコロシアイ学園生活が起きちゃったからね!」

速乃「な……!?」

鞘奈「ちょうど今から5年半前……くらいかしら? んふふっ、それからコロシアイ学園生活は、生中継されてて……未来機関にもそれは行き届いていたわ……」

光宙「つまり俺達は……それも見ていたって事だよな?」

鞘奈「そう。ジャバウォック島のプログラムの研究を進めながらね」

杏「ジャバウォック島の……プログラム?」

鞘奈「まあ、その話は後でにした方が分かりやすいと思うわ……んふっ、それで、78期生のコロシアイ学園生活が終わった後……世界に大きな絶望が蔓延した……絶望の残党、すなわち、77期生の【超高校級の絶望】が本気を出し始めたのよ!!」

速乃「……江ノ島盾子の死が、さらに絶望軍勢の絶望を増幅させたってこと……だよね?」

鞘奈「そういう事ね……で、78期生の生き残りは、その後未来機関に入るの」

志多「俺達が拾ってやったって事か?」

鞘奈「だってぇ、そうでもしないと大変なことになるじゃない? 記憶を失って右も左もわからないような人たちなんだから」

凛「そっか……それならかくまってあげるしか、ないもんね……」

鞘奈「そして、それから78期生の未来期機関達が大変なことをしちゃうわけなんだけど……またまたクイズー! 何やらかしやがったと思う?」

速乃「……何を、やらかしたか?」

>>81から言弾選択

↓1

…そう、よね

速乃「絶望の保護……77期生をジャバウォックのプログラムの中に隔離して……それのせいでコロシアイ修学旅行が行われた……とか?」

志多「な……コロシアイ修学旅行だと!?」

鞘奈「ジャバウォックプログラムっていうのは、あなたたちも知ってる、絶望更生プログラムの事よ。【超高校級のプログラマー】や【超高校級のセラピスト】の技術を借りて、必至になって証くん達が作り上げたの。でも、アレはまだテストを行ってない状態だった……つまり、どういうことかわかる?」

杏「……色々な事が不完全……ってことやろ?」

鞘奈「そう。そこに江ノ島盾子は、生前に造っていた自らのアルターエゴを、ウイルスと言う形で搭載することで、コロシアイ修学旅行を可能にしたの!! しかも今回は……プログラムから相手の脳を乗っ取ることで生まれる、全世界江ノ島化計画!!」

凛「そ、そんなすごい【超高校級の絶望】が……全世界を江ノ島盾子に染めたら……」

鞘奈「んふふっ! 世界なんてもう世界と呼べないレベルでしょうね……ああ、絶望的ぃ……」

鞘奈「じゅるっ、っと……さて、でこっからがミソよ。今までのは前座だから、よく聞いてね」

光宙「ま、まだ続くのかよ……!?」

鞘奈「絶望の保護が行われたのは、希望ヶ峰学園78期生がコロシアイを乗り越えてから2年後。大分勢力が弱まり、ようやく沈静化が始まったころに行われたものだったわ……」

速乃(つまり、77期生がコロシアイ修学旅行をしたのは……)

1.4年半前
2.3年半前
3.2年半前

↓1

速乃(……あれ? 何か違う気がする……)

発言力
95→75

速乃(よく思い出してみよう……鞘奈はコロシアイ学園生活は5年半前に始まったって言ってた……それから2年後だから……)

1.4年半前×
2.3年半前
3.2年半前

↓1

…うん!

速乃(3年半前……いつの間にか、そんなにも時を渡ってたんだな……いや、私はわたってないか……)

鞘奈「そして、コロシアイ修学旅行を乗り越えた、日向創たち5人も未来機関に入れ込んで、ついに全世界希望化計画が動き出すの!」

志多「さっき言ってた、佐賀崎さんのロボを造るってやつだな……?」

鞘奈「あの速乃の死体は、実はずっと生物室に保管されててね……? 未来機関を立ち上げてから、さっきのカプセルに移されたの……その後は、3Dコピーで速乃の型をどんどん生み出して……後は、部品を【超高校級のメカニック】あたりが取り付けていく、簡単なスタイルで出来上がるもの……そして、記念すべき第一号が……私!! 篭橋鞘奈だったのよ!!」

凛「あなたが……一番最初?」

鞘奈「んふふっ、そう。つまり全員の親機にあたる存在かしら……ねぇ?」

速乃「そんな目で見ないで……」

鞘奈「あらあら、つれないわ……」

志多「じゃ、じゃあちょっと待てよ……全然希望化計画なんて成功してねぇじゃねぇか! 希望どころか、俺達を絶望に陥れようとしやがって!!」

鞘奈「まあ、あなたたちを絶望に陥れるのも一つの理由だけどね……もっともっとでかい理由があるのよ? んふふふっ!」

志多「そ、そんなことは今はなんでもいい!! とりあえず、なんで篭橋さんがそんな……そんな風に絶望になっちまってるのかを答えてくれよ!!」

速乃(鞘奈が親機……でも鞘奈は希望化計画のための第一号ってこと……じゃあ、希望化計画は失敗していたの?)

【07.ノンストップ議論】

[全世界希望化計画)
[絶望の保護)
[未来の戦士たち)
[希望ロボ設計図)
[ジャバウォックウィルス)

カソクシタ
【希望化計画は失敗した】のか!?

カゴハシサヤナ
さあ、どうなのかしらねぇ?

ミヤセアンズ
鞘奈さんがあの状態なら……
失敗したって考えるのが普通やけど?

シラサワリン
[何かの病気]なのかもしれないよ?

タナカピカチュウ
【かごっちは機械】なんだぞ?
病気も何もねぇって……

↓1

そうかもしれないわ……

―break!!―

速乃「……もしかして、江ノ島盾子の制作したウィルスに感染していた……?」

鞘奈「あっはははははは! 正解せいかーい!!」

光宙「ってことは、かごっちは……?」

杏「希望ロボやなかった……ポンコツアンドロイドいうことどすな」

鞘奈「絶望を振りまくって意味では優秀だったのよ!!」

志多「んなもん振りまいてんじゃねーよ!!」

凛「で、でも、感染してるとして……それがどうなるの?」

鞘奈「親機って事はね? 子機はそれなりに操作することができるのよ? 光宙くん、さっきあなたは証拠を欲しがってたわよね?」

光宙「え?」

鞘奈「速乃がロボットだっていう証拠……すごく、すーごく欲しがってたわね……? 見せてあげる……」

速乃「……え?」

鞘奈「これが絶望が再び復活した、真の理由だよ!!」









速乃(……!? な、何!? 何かの意識に……体が、とらわれていくような……)

速乃(……私は……ワタシハ……ワタシハ……コロス)

速乃(皆を殺す……殺す殺す殺す殺す!!)

速乃「ああああああああああああああああああああああ!!」








光宙「お、おい……さがっちが今までにないくらい怖がってるし……苦しそうだ……やめてくれ……やめてくれよ!!」

鞘奈「ずっと待ってたのよ……この時を!! アンタらがどうなってようと、私には正直関係ない……ただ、認めさせてやりたかったの。この世界に……」

鞘奈「絶望は蔓延しても、希望は蔓延しないって事を!! んふふふふふふっ!! あはははははははは!!」

速乃「だ……め……い……や……皆との思い出が……どんどん……どんどん溶けて……!」

志多「佐賀崎さん!! おい!! 佐賀崎さん!!」

鞘奈「未来機関のやつらをカプセルに収納するのは大変だったけど……いま世界で一番いい絶望映像が流れてるはずよ……! んふふふっ!! これで、これで起きる……確実に勝てる!! 未来機関の中枢を失った希望ではなく、絶望の残党が!! 第二次絶望戦争に勝利できる!!」

鞘奈「江ノ島盾子にできなかった全世界の絶望を……私がやって見せるの!!」

凛「や……めて……もう、やめてよぉ!!」

杏「あ……ああ……速乃さん!! 聞こえへんの!?」

速乃「ぐ……うぅぅ……!! うあああああああ……!!」

速乃「…………」

鞘奈「ふぅ、私は絶望的に優しいからね……ちょっと休憩させといてあげるわ……」

志多「ふ、ふざけんなよ……」

↓1 人物を1人選択してください

すみません

↓1 人物を4人の中から1人選択してください

1.タナカピカチュウ
2.カソクシタ
3.シラサワリン
4.ミヤセアンズ

志多(ふざけるな……俺は篭橋鞘奈……お前を許さねぇぞ!)

鞘奈「……さて、残った人たちで、あとちょっとだけ謎を解明しようか?」

光宙「……そんな気になんてなれっかよ……」

鞘奈「えー? でも、こういう時こそ落ち着いておかないと……」

杏「くっ……」

鞘奈「謎を解けないっていうんなら……えいっ!」

速乃「う……ぐうううっ!!」

鞘奈「こうやって、速乃を機能停止するまで、遠隔操作で痛めつけるだけだけど?」

光宙「……きたねぇぞ!!」

凛「光宙ちゃん、今は落ち着こうよ……」

志多「そうだ……今は悔しいけど、篭橋さんのいう事に従うしかねぇ……」

杏「……話を聞いてから……速乃さんを助け出さなあかんなぁ……」

鞘奈「あなたたちの記憶を消し去ったのはそうだけど……そうすると、1つだけ解決しない問題が生じるわよね?」

志多(解決しない問題……だと?)

>>81から言弾選択

↓1

一回上げます。

速乃戦闘不能により、志多が推理を担当します

…こういう事か?

志多「皆で学園長の個室で見た……ペクさんの写真……アレは、成長しきってた、ペクさんの写真だったよな?」

鞘奈「うんうん! まあ結論を言っちゃうと、あなたたちはただ記憶を戻されたわけじゃない! 絶望更生プログラムで使われたカプセルは改良と進化を遂げて、記憶だけじゃなく、体まで元の状態に戻してしまうものを開発したのよ!!」

光宙「は?」

杏「……なん、やて?」

凛「それが……本当にできた事なの?」

鞘奈「それは、あなたたちがやった事よ? 大体、あなた達の作った装置が完ぺきだったら、こんなウィルスなんて、私に感染しなかったわけ! コロシアイ修学旅行のあと……きちんとウィルスが除去された状態であれば……今回のコロシアイは確実に防ぐことができたものなのよ?」

志多「や、やめろ……それは考えないようにしてた……事……だから……!!」

鞘奈「そして何より……随分と前に戻るけど、生徒会に速乃を指名したのは、他でもない76期生の皆なのよ?」

杏「ウチ……らが?」

鞘奈「そうよ。きっかけは、7年前のあの事件より少し前の時……」

――――――――――――――

速乃「生徒会に? このクラスから、1人が?」

杏「うふっ、ええなぁ、生徒会いうたら、すごいいろんな人たちがバックにつくやないのぉ」

志多「だが問題はそれを誰にやらせるか……という事か……こういうのは主役の俺にピッタリなんじゃ……」

凛「はいはーい! わたしは速乃ちゃんがいいと思いまーす!」

光宙「あ、俺も俺も!」

速乃「え? ……私?」

証「いいんじゃねぇか? 佐賀崎はじゃんけん強いしな!」

速乃「何にも関係なくない!?」

晃「大事なことだと思うよ、勝負運は。生徒会が何をする場所なのかは知らないけどね」

アンジー「まあアレよ、とりあえず行ってきなさいよ」

命「そうだそうだ、皆おめぇを信用して言ってくれてるんだぞ?」

速乃「ただ面倒くさいだけ、とかじゃなくて?」

臥龍「なぜそこまで謙遜する? 私達全員が賛同して、佐賀崎を推薦しているのだ」

翡翠「そうよ。これ以上の事ってないと思うんだけど?」

トム「オレも賛成だな」

忠義「拙者も同意でござる!」

ペク「ペクもー!」

速乃「み、皆……」

流子「佐賀崎さん、皆の希望だよ?」

速乃「分かった……やってみる! 私、生徒会、頑張ってみるよ!!」

―――――――――――――――

鞘奈「……まあ、これがあなた達が忘れていたことの、大まかな部分ではすべてよ」

杏「…………」

鞘奈「アンタらが推薦しなければ……自分自身が立候補してたら、そんな事にはならなかったはず……」

光宙「…………」

鞘奈「何より、第二次絶望戦争は、もうすぐ終幕を迎える……絶望の勝利で終幕を迎える……世界がついに絶望で蔓延するのよ……?」

凛「…………」

鞘奈「だったら、ここから出るなんて選択肢より、出ないって選択肢の方がいいに決まってるじゃない……」

志多(留年を……押すんだったっけか?)

志多(でも、それは……今までの10人の命を……無駄にしたって事に……)

鞘奈「ここでずっと暮らそうよ? 絶望にまみれた世界を見ることなく、ずーっとこの学園で楽しく笑っていようよ……ねぇ……? そっちの方が気楽でしょ? そして何より……絶望的でしょ?」

志多(俺は……俺は……)

志多「…………」

志多(……考えるのをやめた)

鞘奈「んふ、んふふふふっ、いい表情……皆いい表情だわぁ……速乃を殺したのはあなたたち……あなたたち自身がコロシアイを始めてしまったもともとの原因も、あなたたち……7年前からずーっと、あなたたちはコロシアイを続けてきてたってわけ……どう? 絶望的でしょ?」

志多「…………」

速乃「……………………」

ザー、ザー!!

【学級裁判 中断】



……と、ここで中断です。

まあまだまだ更新するつもりではいますが、とりあえず小休止ですね。

15分ほどしたら続けます。

志多くんもああいいながら、佐賀崎さんが適任だと思っちゃってるんです。万が一の自分に来る可能性を信じてましたが、佐賀崎さんと聞いて、だよね、となりました。

↓質問・感想どうぞ。第二次絶望戦争とか、よくわかんねぇぞアホって場合は、解説をここでしたいと思います

…無いようですね。

では、そろそろ再開します。

まだ見てくださっていますか?

第二次絶望戦争って何?
未来機関は何が目的で新世界プログラムを改良して、体まで戻せるとかいうぶっ飛んだものを作ったの?

人がいることを信じて。

↓より再開します

>>188さん
第二次絶望戦争
人類史上最大最悪の絶望的事件が、ようやく沈静化されていく中、江ノ島盾子の遺したアルターエゴウィルスを吸ってしまった希望ロボ第一号、篭橋鞘奈が全世界に派遣された希望ロボを操り、再び絶望的殺戮を始めたのがすべての元凶となった事件。
これにより、絶望が再び蔓延しはじめ、世界は混沌に満ち満ちてしまった……

新世界プログラム・改
ジャバウォックのような悲劇を二度と繰り返さないために、絶望を更生させて希望にするのではなく、絶望自体がなかったころの状態に戻そうと考えて作られたもの。第二次絶望戦争に対して、78期生、77期生の未来機関が動いて遠征している中、76期生の未来機関たちは、篭橋鞘奈と操られた希望ロボたちにより、そのカプセルの中に入れられて、体を元に戻された状態で、希望ヶ峰学園へと収容されてしまう。それと一緒に、初期化された状態の希望ロボも1機、その中に忍ばせておいた。それが佐賀崎速乃である。

テレビ放送の意味
テレビ放送は絶望の残党達に絶大な効果をもたらした。希望ロボ自体が、結局何もできず、中枢を失った未来機関の破壊が容易であることが分かったからである。
絶望の残党達は、それを機に、操られた希望ロボを引き連れて、未来機関との第二次絶望戦争を起こす。

……と言った状態です。説明端折りすぎてすみません。

速乃「私は佐賀崎速乃! 【超高校級の幸運】として、この学園に入学することになったの!」

速乃「私は佐賀崎速乃! 【超高校級の幸運】として、この学園に入学することになったの!」

速乃?「私はakffsjdsh速乃! 【超高校級のjioafainrghuarye】として、このioaprhfsdnをhuairupifnvywaeすることになったの!」




































ka;rhaguvzm:trhjaw:l;fbh「私は」
































鞘奈「私は篭橋鞘奈! 江ノ島盾子のウィルスを受け継いだ絶望ロボとして、この世界を絶望まみれにすることになったの!」

鞘奈「んふっ、んふふふふふっ!!」

速乃「……ここは、どこ……?」

速乃(……ああ、思い出した……あの時の場所だ……真っ暗な場所で、スイッチを入れられるのを待つときの場所……あの感覚、このドキドキ感……私には心があると、はっきりと分かった瞬間だった……なつかしいなぁ……本当に……)

弱気になるな佐賀崎!

速乃(……え?)

知ってるヨ! ハヤノはこんなところで、あきらめるような人じゃないテ!

速乃(……私の、知ってる人の声?)

貴様に託した私の想い……忘れたとは言わせないぞ……!

速乃(誰……? どこにいるの……?)

【XX.ノンストップ議論】

[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)

サガサキハヤノA
私はロボット……希望を与えるロボットだよ

サガサキハヤノB
実際には絶望に操られていた……ただのポンコツだけどね

サガサキハヤノC
ソレデモワタシハ、キボウヲアイシテイタ!!

サガサキハヤノD
うぅ、ぐすっ……私にとっての希望って何?

サガサキハヤノE
あなたにとっての希望は何よ?

サガサキハヤノ
(……何、ここは……? 私にとっての、希望?)
(……なんだったっけ?)

【XX.ノンストップ議論】

[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)

サガサキハヤノA
私はロボット……希望を与えるロボットだよ

サガサキハヤノB
実際には絶望に操られていた……ただのポンコツだけどね

サガサキハヤノC
ソレデモワタシハ、キボウヲアイシテイタ!!

サガサキハヤノD
うぅ、ぐすっ……私にとっての希望って何?

サガサキハヤノE
あなたにとっての希望は何よ?

サガサキハヤノ
(……何、ここは……? 私にとっての、希望?)
(……なんだったっけ?)

↓1 証、ペク、臥龍から1人選択

【XX.ノンストップ議論】

[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)
[破壊されたデータ)

サガサキハヤノA
私はロボット……希望を与えるロボットだよ

サガサキハヤノB
実際には絶望に操られていた……ただのポンコツだけどね

サガサキハヤノC
ソレデモワタシハ、キボウヲアイシテイタ!!

サガサキハヤノD
うぅ、ぐすっ……私にとっての希望って何?

スキル『証の力』発動!!

俺に任せとけ!!

ヒシカワショウ
佐賀崎! 聞こえるか!? 俺の声が!!

サガサキハヤノ
……誰? ……証くん?

ヒシカワショウ
そうだ! 覚えてるんだな?
だったら大丈夫だ! いいか、落ち着いて聞いてくれよ?
今からロボットである佐賀崎速乃に、俺達の想いを飛ばす!!
覚悟しておいてくれ!!

サガサキハヤノ
……え? どういうこと?

ヒシカワショウ
お前は……さっき篭橋鞘奈に言われて思ったこと……
本気で心のままに、ぶちまけろ!!

サガサキハヤノ
…………うん

【X.ノンストップ議論】

[それは違うぜ!)
[それは違うヨ!)
[間違っている…!)

サガサキハヤノ
【私は殺されたんだ……もう人間なんかじゃないんだ……ロボット、しかも、殺戮を繰り返した……絶望的ロボット……】

サガサキハヤノ
【希望なんて私は持てなかった……必死で追い求めてた希望は……私は持つ資格なんてなかったんだ……】

サガサキハヤノ
【私には何かやる資格なんてない……】

サガサキハヤノ
ただ私は……篭橋鞘奈に屈するしかない……

↓1

安価してみたけど、このあたりは自動でもいいかなと思い始めてきた……

自動で進めますか?

スキル『ペクの力』発動!

それは違うヨ!

ペク
ハヤノ! ハヤノは希望をずと、ずと、持てたハズだヨ!

サガサキハヤノ
ペクちゃん……?

ペク
ペクは知ってるヨ? ハヤノが希望を捨てずにがんばてたこと……だからペクは……
だからペクは!! トムとリュウコが死んじゃた時に、助けてもらえタンダ!

サガサキハヤノ
でも、私は……

ペク
ハヤノは自分がただの普通の人て思てるかもしれないヨ?
でも、ペクたちからすれば、そんなことはナイノ!

ペク
ペクたちはハヤノに……助けられたノ! それはハヤノ自身が……
キラキラの希望で輝いてたカラ!!





―break!!―

【X.ノンストップ議論】

[それは違うぜ!)
[それは違うヨ!)
[間違っている…!)

サガサキハヤノ
【私は殺されたんだ……もう人間なんかじゃないんだ……ロボット、しかも、殺戮を繰り返した……絶望的ロボット……】

ペク
今度はペクが……ハヤノのためにキラキラになるヨ!

サガサキハヤノ
【私には何かやる資格なんてない……】

サガサキハヤノ
ただ私は……篭橋鞘奈に屈するしかない……

↓1

スキル『臥龍の力』発動!

間違っている…!

ハウロウガリュウ
……言いたいことは、それだけか?

サガサキハヤノ
……え?

ハクロウガリュウ
貴様が外の世界でどのようなロボットだったかなど、私には、はっきり言って何も関係ない
ただ、お前がロボットであろうと……オリジナルでなかろうと……
私は、お前と言う個体の、佐賀崎速乃唯一人に、大きな希望と期待を持たせてもらったぞ……

サガサキハヤノ
が、臥龍くん……

ハクロウガリュウ
ふっ、まだ名前を憶えていてくれたか……すごく嬉しいよ
……さあ、すぐに篭橋鞘奈の元へ行け!!
……どんなに苦しいときでも、私の手で、貴様を治して見せよう!!
たとえその、死んだ心でさえも!!










―break!!―

【X.ノンストップ議論】

[それは違うぜ!)
[それは違うヨ!)
[間違っている…!)

ハクロウガリュウ
さあ行け、佐賀崎!
私がどんな傷でも治してやろう…!

ペク
今度はペクが……ハヤノのためにキラキラになるヨ!

サガサキハヤノ
【私には何かやる資格なんてない……】

サガサキハヤノ
ただ私は……篭橋鞘奈に屈するしかない……

↓1

スキル『証の力』発動!

それは違うぜ!

ヒシカワショウ
……それは、お前が希望しかなかったり、絶望しかなかったときだけだ……

サガサキハヤノ
え?

ヒシカワショウ
お前は……希望に猛進してた……でもな? 希望だけじゃ運命は変えられないんだ……
希望だけだと、どうしても影の絶望がなくならない……本当に絶望をなくすためには、何が必要なのか考えろ

サガサキハヤノ
……私は……

ヒシカワショウ
……俺を受け入れてくれた、お前にならそれができる……
篭橋鞘奈と最後の勝負……俺の力を授けるぜ!






―break!!―

【X.ノンストップ議論】

[それは違うぜ!)
[それは違うヨ!)
[間違っている…!)

ハクロウガリュウ
さあ行け、佐賀崎!
私がどんな傷でも治してやろう…!

ペク
今度はペクが……ハヤノのためにキラキラになるヨ!

ヒシカワショウ
行って来い、佐賀崎!

サガサキハヤノ
【ただ私は……篭橋鞘奈に屈するしかない……】

   [ビビッと否定!)
     [それはちげぇな!)
          [拙者が斬る!!)
            [それは違うわよ!)    【ただ私は……篭橋鞘奈に屈するしかない……】
     [へへっ、そいつぁ違うぜ?)
   [僕が正してあげるよ!)
 [ばっかじゃないの!)


           そ   れ    は    違    う   !   !   !

トオミネリュウコ
佐賀崎さんになら……きっとできる!
リュウコならわかるよ!?

トム
あの時お前に言われた言葉……正直今でも響いてる……ケドな
感謝してるんだ……この速乃ちゃんに出会えたことに!

ミツタケタダヨシ
主のその絶望という幻想など、拙者が叩き切ってくれよう!!

リョクセキヒスイ
やるからには、全力出して最後までやらないとね!
さあ、あともうちょっとよ、ファイトー!!

カミサカミコト
……てめぇらに取り返しつかねぇことしちまったのは、十分承知してんぜ……?
ケドよぉ、そんな時ふと、おめぇになら相談できんじゃねぇかって思ったのも事実だよ……佐賀崎
だからよぉ……こんなところで負けんじゃねぇよ!!

キクカワアキラ
君にできないことなんてない!!
僕が言うんだ、間違いない! 根拠なんて必要ない!
時には頭じゃない……感覚でわかっちゃう時って、どんなスポーツにもあるんだ!

アンジー
速乃、手短に伝えるわよ……
あたしの……アンジーの初めての親友は……
速乃!! あなたなのよ!!

サガサキハヤノ
み、皆……!!

ヒシカワショウ
佐賀崎……これだけ皆が、お前にしかできないことがあるって言ってるんだ。
頼む……俺達にとっても、希望になれるのは佐賀崎だけなんだから……

サガサキハヤノ
……うん、わかった……私、何をすればいいのか、分かった気がする!!

サガサキハヤノ
(希望か絶望か……どっちにも正しいなんてものはないんだ!)
(追い求めれば追い求めるほど、どちらかが強くなればなるほど、相反してしまうものなら……)
(色々な仲間の死を経験して、絶望を知った希望ロボットである……私しか……)













サガサキハヤノ
希望も絶望も選ぶ選択は……私にしかできないんだ!!















―Re:Born!!―

鞘奈「あらららら? 起きちゃった? んふふ、ほらほら、皆ダイスキ速乃が、目覚めたってよー♪」

光宙「……」

杏「……」

凛「……」

志多「……」

鞘奈「あーらら、結局これだよね……どうしたものかねぇ……んふふ、最高に絶望的ィ!!」

速乃「……鞘奈、覚悟はいい?」

鞘奈「はぁ?」

速乃「……私は、覚悟できてるよ! 親機のもらった絶望を、全部受け入れる覚悟がね!!」

鞘奈「……は? 意味わかんないんだけど……?」

【08.ノンストップ議論―final―】

カゴハシサヤナ
皆完全に廃人だよ?

タナカピカチュウ
俺達が……さがっちを……殺した……

ミヤセアンズ
ウチらが……未来機関なんて作ったから……

シラサワリン
コロシアイ学園生活や、コロシアイ修学旅行が生まれてしまった……

カソクシタ
取り返しのつかないことを……してしまった……

カゴハシサヤナ
もう【絶望に勝てる奴なんて……いないんだよ!!】

↓3までのコンマの合計が100以上で、言弾完成!

合計118 成功!!

言弾完成!!

[希望と絶望)

【08.ノンストップ議論―final―】

カゴハシサヤナ
[希望と絶望)皆完全に廃人だよ?

タナカピカチュウ
俺達が……さがっちを……殺した…… (希望と絶望]

ミヤセアンズ
[希望と絶望)ウチらが……未来機関なんて作ったから……

シラサワリン
コロシアイ学園生活や、コロシアイ修学旅行が生まれてしまった…… (希望と絶望]

カソクシタ
[希望と絶望)取り返しのつかないことを……してしまった……

カゴハシサヤナ
もう[希望と絶望)【絶望に勝てる奴なんて……いないんだよ!!】



全部受け入れて……前に進むのよ!!


    ―break!!―     

速乃「……私にしか、できないことだよ、鞘奈」

鞘奈「……は?」

速乃「希望しか追い求めないはずだったロボットが……絶望しか教えてもらえなかった鞘奈のおかげで、希望も絶望も知ることができた……」

鞘奈「……な、何? 何なの急に?」

速乃「希望だけでも、絶望だけでも、どちらでも未来を変えることは、難しいと思う……でも……ね?」

速乃「希望と絶望が合わさることによって……すべてが無限に輝き、なんでも撃ちぬくことができるものに変わるんだ!!」

鞘奈「……何、それ……」

速乃「私は両方の恐ろしさを知った……追い求め続けると、どちらでもいずれ見えるのは……破滅の未来だと知った……それなら!!」

速乃「希望と絶望の二つを、すべて受け入れて、私は前を見続ける!! すべての喜び、悲しみ、尊さ、憎しみ……全部を引きずりながら!! 外の世界でも戦い続けてやる!!」

鞘奈「……はっ、そう? でも……はたして他の4人が同じことを思うかしら……?」

速乃「……私は、信じてるもん」

サガサキハヤノ 卒業選択

タナカピカチュウ
……さがっち、胸に染みたぜ……今の言葉、全ての想い……
そうだな……認めないでいようとしすぎたのかもしれねぇ……
でも……俺はもう決めた!!
ピカンと来たぜ!! 俺の力を求めてる人が! きっと外のどこかにいるはずなんだ!!





タナカピカチュウ 卒業選択

カソクシタ
……全く、佐賀崎さんには本当に敵わないな……
主役とか、脇役とか、もうそんなんどうでもいいぜ?
どんなロールでも受け入れてやるよ……それが……
前に進むって事なんだろ!?
俺は駆足志多!! この世界の理を受け入れし者だあ!






カソクシタ 卒業選択

シラサワリン
えへへ、ちょっとボーっとしてたみたい……ごめんね?
でも、速乃ちゃんの声、ちゃあんとこの胸に届いたよ♪
わたし、もう何があってもくじけない!! 負けない!
誓うよ……そして、お兄ちゃんA,Bに会って言うの!
……ただいまって!!





シラサワリン 卒業選択

ミヤセアンズ
ウチは……ずっとずっと思っとりました……
一度裏切ったウチが……こんなところで生きててええんかなぁって
でも、やっぱりそうやったんや……ウチは神様に生かされとったんや…… 
神様はすべて受け止めてくれるんえ? だからな……
速乃さんに生かされとったことに、感謝せなアカンな……





ミヤセアンズ 卒業選択

鞘奈「……へぇ……皆して、卒業しちゃうんだね……」

速乃「……これが、私達の選んだ……希望であり、そして……絶望だよ……!!」

速乃「全てを受け入れる。希望も絶望も関係ない……全部全部ひっくるめて、私達の中で生きる何かになるんだ!!」

光宙「かごっち! お前の負けだぞ!!」

志多「はははははは! やはり俺は死なん!! 主人公の友人だからな!!」

凛「鞘奈ちゃん……今まで色々ありがとね♪」

杏「うふっ、ウチは自分を貫くだけや……♪」

鞘奈「……何よそれ……何よそれぇ!!」

速乃「……教えてあげるわ……私達はね……」










速乃「未来機関よ!!」





―complete!!―





    学級裁判

     閉廷




鞘奈「……終わった? え? 全員卒業?」

速乃「……残念だったね、鞘奈。これが……私達の選んだ道だよ」

鞘奈「……そんなのって……そんなのって……!」

鞘奈「ずっとずっと待ちわびてきたのにぃ!! 絶望が世界を埋め尽くす瞬間を!! 楽しみにしてたのにぃ!!」

光宙「かごっちの思い通りにはさせないぜ!」

志多「……残念だったな! そして……負けを受け入れろ!」

鞘奈「……さいっこうに絶望的ねぇ……!!」

凛「……へ?」

杏「何を言うとりますの?」

鞘奈「こんなにも絶望する瞬間は無いわ……んふっ、んふふふふっ! じゃあ、約束通り、あなた達の勝ちなんだから、始めないとね……」

志多「始める? ……まさか?」

鞘奈「きまってんじゃん……オシオキタイムよ!!」

杏「……それは、やらんでもええんちゃう?」

鞘奈「ダメよ……それがこの学級裁判のルールなんだから……んふふっ」

鞘奈「所詮私もポンコツアンドロイド……江ノ島盾子の格下である存在でしかないのよ……」

速乃「……鞘奈……」

鞘奈「悪いけど、今更私に希望を受け入れろとか、そういう説教はやめてよね?」

鞘奈「私は絶望だけを……追い求めてやるんだから……!! んふ、んふふふふふ!!」

凛「そ、そんな……でも、それは……オシオキって……」

速乃「皆、ちょっと聞いてほしいの……最後のわがまま、かもしれないけど……いい?」

光宙「……さがっち?」

鞘奈「それでは始めまーす!! オシオキターイム!! んふふふふふふ!!」




カゴハシサヤナさんが ゲームに はいぼく しました

      オシオキを かいし します






私は、大きく手を振りながら……どうどうと皆の方を見て、にこやかに笑って見せた

これから私の殺人が始まる……オシオキ、処刑……! んふ、んふふふ……楽しみで仕方ないわ!!

【超高校級の絶望ロボ】篭橋鞘奈処刑執行

【絶望よ、永遠に!】

ぐるぐるとまわるノコギリ、揺れる宙づりのロープ。そこに足をくくりつけて、宙ぶらりんな状態でういている私。

もう分かった……このロープに遊ばれながら、のこぎりでぐちゃぐちゃにされていくのね……ああ……楽しみぃ……




光宙「したっち、準備はオーケー?」

志多「ああ……あののこぎりを回してる仕掛けを……全部工具セットでばらしていく!!」

光宙「なんていうんだ? えーと……」

志多「主電源だ!!」

光宙「そう! そいつを切ればいいんだろ!?」

ロープを吊るしているのは、あのクレーン……んふふ、素敵ね……どれだけ私はもてあそばれるのかしら?

どれだけ絶望できるのかしら……? んふふふふふ……

杏「クレーンを運転するのは、ウチどすえ?」

凛「運転できるの?」

杏「やるのは初めてや♪」

凛「えー!?」

杏「行くでぇ!!」

クレーンが起動を始める……私はそれに合わせて愉快に踊るだけ……ああ、のこぎりの刃が恐ろしい……!!

いつ私を切り裂くのかしら……!?

―モノクマソウサシツ―

速乃「……よし、ここにやっぱりあった……!!」

速乃(全てのモノクマをほぼ同時に出現させれば……)

速乃「モノクマ……絶望しか振りまいてこなかったあなたは……今だけは……」

速乃「希望になりなさい!!」

ガチャッ!

ブツッ!

……え? 何、これ……?

ブレーカーが落ちたの?

……電動のこぎりも泊まった……

クレーンは相変わらず動いてるみたいだけど……え? 何が起こっているの?

杏「よっこいせ……っと」

杏「……これで……オシオキは免れたわけやね」

凛「何か地味だったねぇ!」

訳も分からないまま、私はクレーン車にのせられて……そのまま……






特に何もせず、処刑場から出ることになった……?

え? これ、何?

―サイバンジョウ―

杏「うふっ、作戦大成功やな」

志多「ぶっちゃけ俺達なにもしなかったな!!」

光宙「使えない男子陣で悪かったぜ!」

凛「大丈夫だよ! お外ではいっぱい使うから!」

鞘奈「……んふ、そういうこと……なのね? じゃあ、最後の手段を使うしかないわけ……」

光宙「ん? まさか、自爆スイッチか!?」

鞘奈「まあ、当たらずとも遠からず……これ、脱出スイッチよ」

凛「……う?」

鞘奈「ゲンカンホールの扉を開けることができるのは……これだけ」

志多「……押したら、出れるんだな?」

鞘奈「でも、押したら私は、機能を停止する……」

杏「……なんやて?」

鞘奈「ある意味死ぬよりも残酷かもしれないわね……んふふふふふっ」

チンッ

速乃「皆! 上手く行ったみたいだね!」

鞘奈「んふふふ、次のステップに、一足早くすすませてもらったわよ……」

速乃「……これは……何?」

光宙「これを押したら出れるんだけど、これを押したら、かごっちはおいてくことになるんだ……」

速乃「……そう、なんだ……」

志多「……どうするんだよ? 佐賀崎さんに任せるぜ?」

速乃「……分かった。任せて」

凛「で、どうするの?」

速乃「きまってるでしょ。押す」

杏「そ、即答どすなぁ……」

鞘奈「んふふふふ、結局あなたも、他人を絶望の淵に陥れるのがうまいみたいね、速乃ぉ……」

速乃「さあ、どうだろうね? ただ……」





速乃「言ったでしょ? 私は全部を受け入れるって……」





チャプター6:ここまでが、私の絶望

     ―END―









エピローグ






―ゲンカンホール―

速乃「……実感ないけど……本当に開いちゃってるんだね……」

杏「……せやなぁ」

凛「ここだけ見ると、とっても平和な世界のように見えるけど……世界は絶望しきってしまってるのかな?」

志多「それも含めて……出てみねぇとわかんねぇからな!!」

光宙「ただ……さがっち、これでよかったのか?」

速乃「私は……全部受け入れるって決めたから……」

速乃(ありがとう、皆……私も皆に会えてよかった……ここで皆と一緒に過ごしたことは、絶対に忘れないからね……)

凛「ただ、速乃ちゃんは掃除が苦手だから、ちゃんとさせないとね!」

速乃「も、もー……そういうのやめてよね?」

光宙「あはは! せっかくいいとこだったのに、ちょっとそこを崩すあたりがさわっちらしいわ!」

杏「光宙さんも似たようなもんやで?」

光宙「え!?」

志多「……ははっ、こりゃ、どんなに世界が絶望してても退屈はしなさそうだな!」

速乃「……ここから出て、とりあえず何をしようか?」

凛「わたしはねー、とりあえず食べ物かな? いっぱい白いパンが食べたい!」

光宙「でも、もしかしたらもうないかもしれないぜ?」

凛「そしたら……作る!」

志多「そっか……俺はとりあえず、全世界を走り回って、この話を語り継ぐつもりでいる! それで、皆に言ってやるんだ……希望と絶望を持つものだけが、前に進めるんだってな!」

杏「ウチは……旅館を1から建て直そうかと思うわぁ……昔懐かしのあの感覚を、今度は自分だけの力でやってみようと思います」

光宙「俺は……希望を持ってるやつにも、絶望しかしてないやつにも、ピッカピカの笑顔で、ティッシュを渡してやる! そのティッシュがきっと、そいつらの答えにつながると信じて!! ……さがっちは?」

速乃「私は……とりあえず、鞘奈を元の希望ロボットに戻すところから始めなきゃ……」

志多「本当……過酷だな」

凛「でも、速乃ちゃんにならできると思う!」

杏「ウチも賛成どす。疲れたら、ウチの旅館に泊まりに来てな?」

速乃「うん……絶対行く……」

光宙「俺のティッシュも受け取ってくれよ!」

速乃「あはは……うん、忘れないよ」

志多「俺も旅をしてる途中で、佐賀崎さんに会ったら……その時は声かけるから、無視するなよ?」

速乃「大丈夫だって」

凛「わたしも! 今度スノボの大会に出るとき、速乃ちゃんを招待するね!」

速乃「うん、皆……ありがとう」




速乃(世界がどうなってるかは、分からない。それに、私の出した答えが正しいのかどうかも分からない……でも)

速乃(私は1人じゃない……15人皆で、ううん、鞘奈も入れて、16人皆で、頑張っていくことから始めてみようと思う……)

速乃(絶望を終わらせるためじゃない……絶望を皆に受け入れてもらうために、私達であたらしい世界を創るんだ……!!)

速乃「それじゃあ……行こうか」






速乃(私達は、まだ誰も試したことがない可能性が、本当に正しいかを確かめるために……)



速乃(新たな一歩を踏み出した……)












エピローグ:ここからが、私達の道

     ―END―



ダンガンロンパ―再び絶望学園―



   fin





と、言うわけで、いったん終了です!

お疲れ様でした。

ここまで付き合って下さった方々、本当にありがとうございました。

2か月間という長い長い付き合いでしたが、至らない点が多いオリロンを、皆さん本当に付き合ってくれてとっても嬉しかったです。

皆さんに少しでもお楽しみいただけてたらなと思います。

ここは色々皆様と雑談したり、続編「集まれ!絶望アイランド」に出てくるキャラクターと「再び絶望学園」のキャラクターのコラボ日常編等、色々とやりたいことがございますので、そちらで使わせていただきます。

本当にありがとうございました!

↓感想・次回作に求めること等あれば、是非!

ちなみに……もしも安価がなかったら。初期の生き残りはどうなってたの?

1章

被害者・流子
クロ・トム

2章

被害者・忠義
クロ・ペク

3章

被害者・凛・命
クロ・臥龍

4章

被害者・光宙
クロ・杏

5章

被害者・証
クロ・翡翠

こうなってました、なので生き残りは……

速乃
アンジー
志多


の4人になる予定でした。

ついでに、通信簿なんですが……

通信簿はスクールモードになると、仕様が変更されるので、いったん真っ白にさせていただきます!

好感度が一定までたまると、通信簿解放イベントが自動で起こる仕様に変えたいと思います。

なお、lvptは固定で2000ゲットできるので、lvptは3150ptになります。

人がまだいれば、lvptでプレゼントを引き継ぐかどうかを決めたいと思います。

現在速乃が所持しているプレゼントがこちら

【超技林】
【聖徳太子の地球儀】
【毛虫くん】
【速球大臣】
【あかの着ぐるみ】×2
【イン・ビトロ・ローズ】
【高級チンチラシート】
【ローラースリッパ】
【黄金銃】
【ボージョボー人形】
【万力】
【昭和ラジオ】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【虹色の乾パン】
【葉っぱふんどし】
【レーション】
【華麗な王子さま】
【むらまさ】

19個所持しているので、全部を1900ptで、スクールモードに引き継ぐことができます……ですが、いらないプレゼントがあれば、個別に1つ100ptでスクールモードに持っていくことも可能です

あ、心残りがあるとすれば
回収できなかった枕イベントも見たいな

とりあえず引継ぎで

>>255
枕イベントは埋めネタで乗せていくつもりでいますので、ご安心を!

>>256
了解です。lvpt1900ptを使って引き継ぎました。残りは1250lvptになります。

lvptはメダルとは別に便利アイテムを買うために必要になります。スクールモードでは、キャラと関係が親密になると、ポイントがもらえます。

スクールモード開設は、ここのスレがそれなりに埋まったらにしたいと思います……

何か興奮して寝れそうにないので、このまま小ネタを書いていこうかなと思います。

乙 翡翠さん黒幕が動くはずの5章で何でクロになってるんだ?
クロのペク見てみたかったな、その場合忠義の評価が地に落ちる危険があるけど

黒幕の話

今回の黒幕は篭橋鞘奈でしたが、実は3章が終わった時点で、彼女は全く予期されていないキャラクターでした。

本当の黒幕は神坂命、というバージョンもあったのですが、命が出てきたところでどうよ……と自分でなってしまったので、急遽矛盾のないようにシナリオを変更した結果がこれです……。鞘奈も皆さんに好きになってもらえたらと思います。コンセプトは“劣化江ノ島盾子”

>>259
証はこの場合、4章の【超高校級の絶望】バレから、割と悪役的ポジションに移り変わります。
そのため、彼が勝負してくるのは、篭橋鞘奈に対してではなく、速乃たちに対して。
全然考えてないけど、まったく違った方法で速乃を罠にはめようとするんですが、翡翠がそれを察知して全力で止めてくれます。

ペクがクロになると、ペクが持ってる秘密は、ペク自身の秘密に変わるんです。
この場合、縛られてるのが雑巾ではなく、特殊なひもであることから、アレルギーを持つペクが使ったのではないか?となって追い詰められていきます。命はそれを全力で守ろうとしてくれます。忠義の評価は落ちなかったと思います。この場合、彼はペクを信じて体育館に来て、金属バットで殴り殺されるので……

最後まで終わらせたところで、キャラクター人気投票をしてみようと思います。

↓この中から好きなキャラクターを3人まで選んでください。順位をつけても、同率1位でも構いません

サガサキハヤノ

シラサワリン

トオミネリュウコ

ヒシカワショウ

ミヤセアンズ

キクカワアキラ

ミツタケタダヨシ

カミサカミコト

トム

リョクセキヒスイ

ペク

カソクシタ

タナカピカチュウ

ハクロウガリュウ

アンジー

スクールモード追加コンテンツ

コンマ91以上のモノモノマシーンの商品に追加

91.女のメロン

92.金箔の模擬刀

93.女子会説明書

94.超電磁タートル伝説

95.キルリアンフィルム

96.採取の達人

97.料理の達人

98.掃除の達人

99.皆の秘密手帳(自由に誰の秘密を手に入れるか選べます)

00.好きなものを3つまで選択できます

コンマでぞろ目が出ると、lvpt1000がボーナスで手に入る仕組みです

晃が人気なのは意外でした……嫌われてると思ってたので……

あ、でも一番嫌われてるのは命かもな、うん

証が悪役になると、何か見てていたいたしい感じになると思います……でも、ミステリアスな空気が常に漂ってる感じですかね

証「佐賀崎、最後の勝負だ……俺とお前、どっちが正しいのか、ここで教えてもらおうか……希望と絶望……どっちが正しいのかをな!!」

速乃「……証くん、なんで……ずっとずっと、事件を色々と助けてくれたあなたが……どうして?」

証「……引き下がれねぇんだよ……全ての真実を知っちまったからな……」

速乃「……え?」

とかなってました

……スクールモードも皆さんが来てくれることを信じております。スクールモードの更新は週1ペースくらいになるかもですが、よろしくお願いします。

では、皆さんに、スクールモードと「集まれ!絶望アイランド」をより楽しんでいただくためのアンケートだけ、随時意見を聴かせていただきたいです。

1.キャラの魅力に触れていただいて、スクールモードもやりたい、と思えていただけるような内容でしたか?

2.裁判、捜査について、やりづらかったところはないですか?

3.次作『スーパーダンガンロンパ2―集まれ!絶望アイランド―』にも、参加できればしたいと思いましたか?

4.点数を100点満点でつけるとしたら、いくらぐらいですか? また、どのような点を改善してほしい、と言うものがありましたら、よろしくお願いします。

絶望病……考えてはいましたので、やらせていただきます。

埋めネタこんなんいかがでしょう、というのがあれば

前スレの光宙がしゃべってるスレへ投下お願いします。

光宙「ダンガンロンパ―再び絶望学園―」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408271598/)

あと、イラストもっかいのせてくれ、とかあれば対応します。

支援様から頂きました、ドット絵の方も合わせて使わせていただきます。

了解です。イラストを張る準備をしますので、少々お待ちを……

速乃&鞘奈のイメージ。鞘奈はもう少し狂暴な顔をしています

激しくぶれてるけど、流子。

トムと翡翠

裏切り者組(命、杏、証)

どんどん適当になっていく、光宙と臥龍。臥龍はこの上から白衣着たりします

りんしたコンビ。志多は帽子外すとこんなんっていうのもついてます。例のごとく、凛が薄め

晃とアンジー

ペクと忠義忘れてた。オシオキされてきます

ドット絵の支援絵。自分の一生の宝物です

ドット絵は、順に

ペク   トム  空白 志多  流子

晃    ダンロン―再絶―    命

アンジー 速乃  光宙  証  翡翠

杏    忠義 モノクマ 凛  臥龍

……となっております

本日最後の小ネタ、これを書いたらもう寝ます……

証のトレーナーに書いてある15の数字は、ジュンコと読む。

おやすみなさい……

↓色々と感想をお聞かせください。埋めネタは4スレ目へ

性格が希望厨という安価が出たからこそ生まれた設定です。さいしょからきまっていたことは
76期生は未来機関を立ち上げた生徒達である

主人公は生徒会メンバーで、カムクライズルに殺された

この2つだけ。ロボ設定は2しょうあたりからですね。みなさんの安価のおかげで生まれたシナリオです

お疲れ様でした
正直最初はこんな安価でいけるのかよ…って感じで期待してなかったんだけど結果的にすごく面白かったです。
大好きなオリロンの一つです
裁判システムとかも独特だし、1さんはリクエストとかに丁寧に答えてくれるからこれからもこんな感じで頑張って欲しいです
自分の好きなキャラは杏さんと臥龍とピカチュウです。生き残ってくれて嬉しい

次のアイランドの方も期待してます!

臥龍・志多・凛かな
臥龍→格好良すぎだよあんた……
志多→ずっと好きだったキャラ、なにげに可愛い所あるじゃん
凛→無邪気ってこの子の事だよね本当
誰だよテクノブレイクなんて教えたの

>>285さん
応援ありがとうございました。これからもこんな感じで、でも、ここで満足せずに、もっともっと皆さんに楽しんでいただける安価目指して頑張ります! これからも応援よろしくお願いします!

>>286さん
ありがとうございます。テクノブレイク…若干埋めネタで使わせてもらったんですが、図書室においておいたトムの本が原因のようです。

埋めネタ更新はもうしばしお待ちを

速乃「絶望病?」

臥龍「ああ。何しろ原因不明のウィルスで、とり付いたものの性格をどこかおかしくしてしまうらしい……どのようにして治すのかも、よくわかっていないんだ……」

速乃「そんなものが……あるんだね」

臥龍「本当に危険だからな……そうだと思ったものには触れない方がいいと思うぞ」

速乃「うん、もちろん! でも、私達の中でそんな人って……」

流子「おはようございます!」

速乃「あ、流子ちゃん、おはよ……」

流子「そんな小さい声で本当にいいと思ってるの!? もっと、もっと熱くなれよおおおおお!!」

速乃「……………………」







ダンガンロンパ―再び絶望学園―幸せな日常編

   絶望病の恐怖におびえる生徒たち

速乃「え、流子ちゃんだよね?」

流子「そうだよ!! リュウコだよ!!」

臥龍「……噂をすれば、だな」

速乃「そうみたいね……なんか妙に体熱いし……この性格になったから、とかじゃなくて……」

光宙「おーっす、さがっちにはくっちにみねっち!」

速乃「あ、光宙くん! お願いがあるの! 流子ちゃんを部屋まで運んでほしいんだ」

光宙「んー? いいけど、1つ条件があるなぁ……」

臥龍「……! 佐賀崎、やめておけ!」

速乃「今はとりあえず流子ちゃんを……」

光宙「秘技! スカートめくぅーりぃ!!」

速乃「……なっ!?」

臥龍「……遅かったか……おそらく奴も絶望病だ」

速乃「……見た?」

臥龍「見ていない。安心しろ、そしてすぐに美術室へ来い。ロープでこいつらを縛るぞ」

速乃「わ、分かった!」

臥龍(……白か)

―シバラクシテ……―

流子「縛られても何も問題ない!! リュウコの炎の力で、このロープを焼き切る!」

臥龍「頑張ってくれ」

光宙「はくっちかえれー! 男に興味はねぇんだよォ! さがっちパンツ見せてくれぇ!」

速乃「さっき見たでしょ」

命「……おうおう、なんだ? 新しい遊びか? へへっ、しかしまたロープたぁ、臥龍くんはロープが好きだねぇ……」

臥龍「黙れ、神坂」

命「おっと、つれねぇな、へへっ」

速乃(この様子だと、命くんはセーフだね)

臥龍(そのようだ)

忠義「…………」

速乃「忠義くん、おはよう!」

忠義「……………………」

速乃「? 忠義くん?」

忠義「イエエエエエエエ!! ゴートゥーヘェエエエエエエル!! 俺様はロックだぜぇえええええええ!!」

臥龍「取り押さえるぞ。神坂、貴様も手伝え」

命「な、なんだ? なんだってんだよ今の!?」

眠すぎるので今日はここまでで……

しばらくはこんな感じの投稿ペースになると思います。

臥龍「……さて、縛ってみたが、恐ろしい程に弱かったな……」

命「チッ、大体何が起こってんだよ? 好きで縛り上げてるわけじゃねぇんだろ?」

臥龍「当たり前だ」

命「それによぉ……」

流子「うおおおおおおおお!! 切れない! 切れないよおおおおおお!?」

光宙「女の子連れてこーい! 俺のピカピカの10万ボルトでボルテッカーしてやるぅ!!」

忠義「やっぱ時代はロックだろ!? ロックだよなおめぇさんよぉ!?」

命「なんかこう……全員違うんだよ」

速乃「絶望病ってやつらしいよ、命くんも気を付けてね」

命「……お、おう」

速乃「困ったね……これ以上患者が見つからなきゃいいけど……」

トム「…………」

速乃「見つからなきゃいいけど……」

トム「HAHAHA! You are so foolish!! Oh yeah!!」

臥龍「抑えろ」

命「よし来た。これは菊川じゃなくてもムカつくぜ」

速乃「何がふーりっしゅよ」

トム「Oh! Japanese is wonderful!」

臥龍「日本人が日本人をバカにしているぞ」

命「順に見ていくと……遠峰が熱血病、田中が変態病、蜜竹が中二ロッカー病で、トムが外国かぶれ病……症状も点でバラバラだな」

臥龍「そんなことはない。共通点は見つかっている」

速乃「え? 本当に?」

臥龍「……ああ。こいつらは皆高熱を出している。そして、……こういう表現はどうかと思うが、目がイッてる」

速乃「確かに」

臥龍「これらの共通点を探せば、体をふれることで、絶望病かどうかの判別だけはつくようになる、という事だ……」

速乃「なるほどぉ」

命「けどよぉ、それぁそれでお前らが危険なんじゃねぇのか? ほら、絶望病に感染するかもしれねぇんだろ?」

臥龍「心配してるのか?」

命「ケッ、そんなんじゃねぇっての、バーカッ!」

速乃「はいはい、ケンカはいいから、とりあえず感染者がいないか調べるよ」

証「よーっす、皆、元気か?」

臥龍「こいつは大丈夫そうだ」

速乃「うん、証くん、無事?」

証「へ? な、なんの話だ?」

命「てめぇ、ちょっと触るぜ」

証「ちょ、やめ……」

命「……おいめちゃくちゃ熱いじゃねぇか。てめえ病気だな?」

証「病気になんてかかってねぇよ。ただ体が熱いだけだろ?」

臥龍「それが問題なんだろう。問答無用だ。お前も縛る」

証「そういう趣味ねぇっての」

速乃「でも、ちょこっと変だよね……」

命「あ? 何がだよ?」

速乃「いや、だって、皆みたいにキャラが豹変してないというか……なんというか……」

証「佐賀崎……俺を信じてくれるのか?」

速乃「いや、可能性の話をしてるだけだよ? でも、証くんの事は信じたい。私にとっての希望だもの」

証「…………」

速乃(あれれ? 様子がおかしいぞ?)

証「……神坂、お前の言うとおりだったみたいだな」

命「んだよ気持ち悪ぃ」

証「俺はすでに病気にかかってたのかもしれない……そう」

証「恋と言う病に、な」

臥龍「抑えろ。激しいキャラぶれだ」

速乃「証くんごめんね」

命「おまっ、それ、バットじゃねぇか!!」

速乃「えいっ」

ゴシャッ

証「ぐっ……」

命「のわっち!? 見た事ねぇ色の泡吹いてんじゃねぇか!!」

臥龍「新発見だな……一人ひとり違う色なのか、それとも……」

命「いいから白狼、お前蘇生させろ!!」

速乃「大丈夫、火力は調整してあるから」

臥龍「そういうことだ」

命「いや、おかしいって、お前も妙にノリノリだな臥龍……! まさか、お前ら……」

速乃「私ね、暴力振るうのって楽しいと思うんだぁ」

佐賀崎速乃:ヴァイオレンス病

臥龍「いいんじゃないかな、僕もそういうの好きだよ」

白狼臥龍:流され病

命「てめぇらも……最初から刺客だったってことかよ……へへっ、俺は罠にはめられたわけ……だ」

速乃「貴方にもパンチしていい? その後キックしていい? ねぇねぇねぇねぇ!」

臥龍「僕もそれがいいと思うな」

命「や……やめろ……来るな……来るなあああああああ!!」










命「って、いう夢を見たんだ」

速乃「ぷはっ! 何その夢! すっごく面白いね! ふふふっ!」

忠義「拙者がロックなど、あり得ないでござるよ!! わっはっはっは!」

光宙「」









証「はくしっ!」

証「ぐずっ……風邪でも引いたか?」

―END―

というわけで、絶望病シリーズでした。

証くんの病名は、「青春病」ですね。恐らくは。

ここいらで少し質問を挟みたいと思います。

好きなチャプターはどれですか? また、なぜそれが気に入っていただけたのでしょうか?

↓ 答えていただけると嬉しいです。

2章かな。
他人の仕掛けた罠で自分が殺してしまう
理不尽系トリックは個人的にドストライクだった。

Chapter4かな?
アンジーちゃんの心境の変化と臥龍の決意がよかったから
ちなみにピカチュウとアンジーの漫才が好きだった分、ピカチュウがアンジーちゃんの完全な決め手になったことが悲しかった

>>307さん
アレはマジでやるかどうか非常に悩んだトリックでした。
実際に飛んではいますが、まずロッカーの中から人が倒れてきて、後頭部を打ったところで本当に死ぬのか?
とか、いろいろと悩みながら考え付いたトリックでしたから。
命も含め全員が『やらされた』トリックであり、ある意味アレもすべてモノクマが仕組んだことだったのかもしれませんね。
それぞれが自責の念に狩られてしまう要因になりました。特に凛に対してのダメージは強烈だったかと

>>308さん
アンジーは1人じゃ何もできない子、臥龍は1人でなんでもやってきてしまった人、2人の相反した人生の中で、たった一つの犠牲になるという結論だけがシンクロしたっていう描写は、自分で言うのもなんですが、かなり気に入っています。こういうの燃えますよね。これは安価がなければ生まれなかった話の一つです。

四章
臥龍の殺人犯としての過去と最後の言葉のカッコ良さとか、今までのアンジーの漢字が書けない設定が遺書の文字で来たときがすごいと思った。素晴らしい伏線回収だと思ったわ

>>310さん
アンジーの漢字が書けない、というスキルをどうしても活かしたかったんですよね……他にも、アンジーが毒を飲んで死ぬパターンも考えていましたが、その時には食べ物から毒物を混入した形跡が出たものの、そもそもアンジーは箸が使えない→食器にスプーン、フォークの類は出ていない→食べ物から毒は摂取してない? という風につなげていくパターンもありましたが、どうも犯人側がかっこよくならなかったので、お蔵入りでした。

埋めネタは更新ペースが毎日を約束できないです、申し訳ない……

今日はこうやってのんびりとみなさんの聞きたいことにこたえていきたいと思っています。

何か聞きたいことがあれば、遠慮なく。無ければ、裏話とかを光宙のスレの方に投げて埋めてきます。

>>1的に好きなコンビはある?

5章 やっぱりキャラの成長が見れるのは楽しい、杏は最初、友情とかじゃなくて速乃についた方が得だと考えたから裏切ったっぽいがww

>>313
好きなコンビ……速乃は誰と組み合わせてもすっごく面白くなると思います。なんやかんやで。

男女なら

志多と凛
忠義とペク
光宙とアンジー

はかなり好きですね。

男男なら

命と臥龍

女女なら

杏と速乃

とかですかね。

>>314さん
杏マスターですね。その通りです。
モノクマより速乃について行った方が生存確率が上がりそうと思って、また乗り換えたという割と最低な子だったんですが、速乃の自然と周りに希望をあたえる姿を見て、本当に杏は速乃と友達になりたい、と初めて思います。

4スレ目埋め完了です

乙乙
青春病ワロタww
命がかなりいいキャラしてて好きなんだが、少数派なのか……?

重ね重ね連絡を。これから先はこんな感じで不定期更新になります。

休日の更新率は高いですが、土曜日はあまり期待しないでください。

ここのスレのレスが800を超えたあたりから、徐々にスクールモードの準備を始めていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

>>318さん
命は割と少数派な気がします。彼、なかなか口癖多いですし、ハイスペックですしね……欠点といえば、まああの性格そのものなんですが、忠義をあんなふうにしてしまったのが大きいんだと思われます……。個人的には報われない人第一位かなぁ、と

こんなに多いぞ、命の口癖

テンション中
「へへっ」
「ケッ」

テンション高
「クカカ!」

テンション低
「チッ」

ブチギレ・照れ隠し
「バーカッ!」

驚き
「のわっち!?」

ふた絶と新しい方のオリロンで仲良くなりそうなキャラを教えて欲しい
個人的にはオカルトマニアと光宙について知りたい。肩書きと名前がポ〇モンに存在してるし...

白沢凛について

>>323

速乃と空野

証と小湊

忠義と小田島

アンジーと高月

光宙と朽葉

翡翠と大門

流子と映巳

命とエレーナ

志多と白鳩

ペクと乱歩

臥龍とアリス

晃と藤宮

凛と白沢

杏と十日

トムと歌野

長万部は誰と話してるのも想像がつかなかった。

>>325さん
どういうことが知りたいですか?キャラの事に関してはスクールモードで明らかにしていった方がいいとは思っているので、応えられることは限られてきますが……

答え有難うございます!
兄貴はやっぱり男らしい人に行くんですか......

ここ、ふた絶っていう略し方があったんですね。変態過ぎて「ふた○り絶望的」の略かと思って本気で焦りました。

変態病にかかってしまってるかもしれませんね

>>328さん
性格に言うと小田島は「男」が大好きですので……トムとは相性が悪いことは悪いかもですが……
しかし、ガチホモを書くのは生まれて初めてです。キャラの形も少しずつ決まって、1章のトリックも形だけ見えてきて、かなりいい感じです。

キャラのコンセプトは

愛嬌があって、べたべたしてくる女の子

ですね。

終盤での役割は、ほとんど安価で決まってたところがあるので、5章と6章での彼女の役回りは『志多の補佐』と言ったところでしょうか。裁判で一度凛が疑われる流れでも作ってやろうかとか思いましたが、難しすぎて途中で断念しましたね。

動かし方としては、劣化朝日奈と言われないようにしよう、とだけ思っていました。

朝日奈との差別化として気を付けたところは、誰彼かまわず突進していくスタイルを貫き通すことと、好きな人にすぐに「大好き!」と伝えてしまったりするところ。あと、女らしくなれ!とか言われて、気にしてない所とか(個人的主観で、朝日奈は女の子っぽくない自分にコンプレックスを抱いていたような気がします)

小ネタ:プロローグのこの時のセリフの???を開封してみます。

―タイイクカン―

速乃(体育館に行ってみると、そこにはもう、全員が集まっているようだった)

速乃「あなたたちも…新入生?」

???「『も』って事は…貴方も新入生ってことね?」

???「……15人か…そろそろ全員そろったんじゃないか?」

速乃「うん! そのはずだよ! 今期の入学許可者は全部で15人!」

???「……え? なんでそのことを知ってるノ?」

速乃「え? むしろ知らないの?」

???「えーっと、とりあえず皆のことを何て呼べばいいかわかんないんだけどさ……」

???「っしゃあ! 自己紹介だな!? 俺の実力見せつけてやるぜぇ!!」

速乃(うわぁ! 希望の人達の生自己紹介だ……! 携帯のビデオにしっかりとおさめとかないと……あれ?)

速乃(携帯……なくなっちゃってるんだ……まあ、とにかく自己紹介だよね。あの辺の人達とか、暇そうだなあ)

―――――――――――――――――――

―タイイクカン―

速乃(体育館に行ってみると、そこにはもう、全員が集まっているようだった)

速乃「あなたたちも…新入生?」

翡翠「『も』って事は…貴方も新入生ってことね?」

臥龍「……15人か…そろそろ全員そろったんじゃないか?」

速乃「うん! そのはずだよ! 今期の入学許可者は全部で15人!」

ペク「……え? なんでそのことを知ってるノ?」

速乃「え? むしろ知らないの?」

晃「えーっと、とりあえず皆のことを何て呼べばいいかわかんないんだけどさ……」

志多「っしゃあ! 自己紹介だな!? 俺の実力見せつけてやるぜぇ!!」

速乃(うわぁ! 希望の人達の生自己紹介だ……! 携帯のビデオにしっかりとおさめとかないと……あれ?)

速乃(携帯……なくなっちゃってるんだ……まあ、とにかく自己紹介だよね。あの辺の人達とか、暇そうだなあ)

1は光宙くんだったのか
光宙くん病気を治しに軍医の所に行こう!

>>334
その発想はなかったww
大変なことになりますねきっと。
あと、2キャラの話になりますが、映巳くんは巨乳好き設定持ちです

了解でーす。一応2のキャラたちもあの3人をもう一度貼っておきますね。しばしお待ちを

佐賀崎さん

流子

裏切り者たち(命、杏、証)

晃とアンジー

トムと翡翠

光宙と臥龍

忠義とペク

凛と志多

とりあえず横になってたりするのは許してください。見れない場合はもう一回貼りなおしてみます。

というか、こんな下手な自作絵を張るのが嫌なので、我こそはと言う方、私の希望になってください。

こちらは支援絵様のドット絵です。↓順番は>>281に既出

支援絵描いてみたいけど、時間がないな
白黒手書きアナログでもいいだろうか?

凛、この全身スーツって言っていいのかな……の下は、下着は上何もつけてないですからね……

志多は女嫌いなのに、それを直で顔の辺りに浴びることになる。きつそうです。

>>341
その支援絵こそ、自分の希望です。白黒アナログでも問題ないです。
お願いします……!!

では、眠いのに寝たくない>>1が、4スレ目に若干乗せた、NGシーン集をちぇけらしていきましょうかね

チャプター1 反論ショーダウンより

タナカピカチュウ

ただの被害者じゃない?

     は
  は     は
は   は は   は!

【ゲホッ!       (こんなの全然希望じゃない]
 
     ゴホッ!!
    
          オエェ!!】

チャプター1 裁判より

速乃「…ねぇ、命くん。2個くらい聞きたいんだけどさ…」

命「あ? 俺か?」

速乃「あなたが料理をしてた時、その場に包丁はあったの?」

命「…ああ、確かにそろってたねぇ…」

速乃「じゃあ、元栓を閉め忘れたのは?」

命「へへ、すまねぇ、俺だ…ドジ踏んじまってな」

志多「……え? もしかして、神坂くんが犯人とかじゃないよな?」

証「…どうしてそうなるんだ?」

晃「退出するとき、包丁を2本持って行って、隙あらば誰かを殺そうとランドリーに…」

命「へへっ…そいつぁ無理な話だなぁ…ペクよぉ…」

ペク「うん! だってそのあと、怖くなっちゃて、寝れなくなったペクと一緒に、ペクの部屋で寝てくれたんだよー!」

トム「は? …おいおい、進みすぎだろ…」

忠義「主…ペク殿に何をしたのだ!?」

杏「……返答次第では…どうなるかわかりまへんえ?」

ペク「ほえ? 何もされてないよ? 少し……き、気持ちよくなたダケ……」

トム「」

忠義「これは、おなごの顔!!」

杏「命さん、ウチがやる必要もなかったみたいやね。世間的に死にましたわぁ」

命「……おいおい、ペクよぉ、誤解を招くような発言は控えろっての……」

チャプター2より

―図書室―

速乃「……と、言うわけで、戻ってきました」

アンジー「……アンジー、本当怖かったんだからね…」

速乃「あはは、ごめんごめん…」

アンジー「謝ってすむもんですか!! 今すぐあたしの代わりに、書庫の掃除をしなさい!」

命「……んなのするわけねぇだろ、バーカッ」

速乃「……じゃあ、私が」

命「俺行ってくるわ」

こんなところで今日は終わりにしたいと思います。

明日も元気に過ごしてきますね。おやすみなさい

こんばんは。埋めネタ1つ書いて寝ようと思います。

どちらにしますか?

・ふた絶おとぎ話シリーズ第二弾(2キャラちまちま登場予定)

・捜査官の青春

了解。投下していきます

証「……なあ、トム」

トム「ああ? なんだよ、菱川からオレに用があるなんて珍しいな。頼みごとならよそでやってくれよ」

証「いや、お前が適任なんだよ……多分」

トム「?」

証「俺……さ……その……」

トム「んだよ、早く言えっての。男がもじもじしてるの見てたって楽しくねぇから」

証「……好きな人ができたのかもしれない」

トム「……は?」






ダンガンロンパ―再び絶望学園―日常編

      捜査官の青春




トム「おい、それどういうことだ? 今すぐ顔洗って出直して来いよ」

証「そういうわけにもいかねぇんだよ、俺も初めての事でどうすればいいのかわかんなくてさ……」

トム「この年で初恋だぁ? 相手は誰だよ、速乃ちゃんか?」

証「それはないな」

トム「なんでだよ……てか、この学園にいるやつ、なのか?」

証「……いや、たまたま見かけたんだよ……道を歩いてる時に、ふと目に留まってさ、それで……すげぇ素敵な人で……」

トム「おまっ、それ一目ぼれってやつじゃねぇか……その子の年は?」

証「多分同じくらいなんじゃねぇかな? 捜査官の勘だ」

トム「そうか、じゃあとりあえず会議だな」

証「は? 会議?」

トム「きまってんだろ? お前のそれが本当に恋なのかを確かめるための会議だよ。オレ1人には決められねぇからな」

証「……え? お、おい……」

―トムノヘヤマエ―

“女性厳禁!!”

速乃「トムくんがこんな張り紙貼ってるなんて珍しいね……」

流子「だね……」

翡翠「まあ、何でもいいわ。私達は私達で、何かしておきましょ?」

速乃「うん」

―トムノヘヤ―

トム「うわっ、くさっ、男くさっ!!」

忠義「拙者は先ほどファブリーズをしてきたでござる!」

志多「そういう問題じゃねぇっての!」

晃「というか君が呼んだのに開口一番にそんな事言うかい? くだらない事だったら僕は帰らせてもらうけど?」

トム「待て待て待て待て、オレ達の同期であり、ある意味一番の後輩君が、男になろうとしてるんだよ」

光宙「ん? なんだそれ?」

トム「なんと、菱川証くんが、名前も知らないきれいな可愛い女の子に、ひとめぼれをしてしまったらしいんだ!!」

命「へへっ、そいつぁすげぇスクープだな」

証「何かそう言われると照れるな」

臥龍「びっくりするくらい真顔でそう言われても、説得力がないな」

晃「そっくりそのまま白狼君にブーメランな発言じゃないか……」

トム「そこでだ、その女の子がどうなのか、オレ達全員で会議して、菱川のこのもどかしい気持ちが本当に恋なのかを確かめるぞ!」

光宙「おー、面白そうだな!」

忠義「色恋沙汰か……最近めっきりなくなってしまったからなぁ。貴重でござるよこれは」

志多「恋っつってもなぁ……」

トム「そんじゃあまず、菱川にその女の子の特徴を聞いてみよう、まず、どんな感じの見た目?」

証「み、見た目か? え、えっと……背丈はこんくらいで……」

晃「駆足君より少し高いくらいか」

志多「やめて」

命「ってことは160くらいだな?」

トム「他には? なんかねぇのか?」

証「んっと……その時は、薄緑のワンピースを着ててだな」

臥龍「肌はどうだ、健康的だったのか?」

証「ま、まあ、それなりに色白で……ちょうど、駆足くらいの茶髪だった……かな」

命「背丈はちょっと低いけどな」

志多「もうやめろよ!」

光宙「なるほどなぁ。んで、他の所は見た目はどうだったんだよ?」

証「え? こんなもんだろ?」

トム「お前なぁ、全然ダメじゃん! 女の子ならではの所とかあるだろ!?」

証「女の子……ならでは?」

晃「ちょ、ちょっと、菱川君はそういうところにはあまりこだわらない人なんじゃないのかい?」

忠義「いや、だが男であるなら、あの部分は気になるところでござろう」

証「……ああ、そこか……んー、割とデカかった、かな?」

「おぉ~」

パチパチパチパチ

証「いや、なんで拍手なんだよ?」

命「すげぇなぁ、今の所悪い要素が見つからねぇけど……どこで見かけたんだ?」

証「ショッピングモールから出てきたな……近くにあるロケットパンチマーケットの」

トム「あそこからか、買い物袋の中に何が入ってたとかは?」

光宙「さすがにそこまでは覚えて……」

証「買い物袋から見えてたのは、ネギとフランスパンだな」

光宙「るのか! すげぇな!」

志多「晩飯と朝飯をいっぺんに買ったみたいだな。朝はパン派か」

晃「僕はグラノーラだね」

臥龍「私は……」

トム「お前らの朝飯事情なんてどうでもいいんだよ!!」

臥龍「朝はビタミン派だ」

トム「……気になるなそれ」

忠義「まあなんでもいいでござる。証殿は、その女性を見たとき、どう思ったんでござるか?」

証「んー、なんというか……ちょっと話してみたいなって……思ってだな……」

トム「いやぁ、青春な感じだねぇ、うん」

証「……今度見かけたら、ちょっと話しかけてみるわ。結構気になったからな。そういう時には話しかけたほうが、その……いいんだろ?」

トム「そうだそうだ! どんどんアタック決めてこい!」

光宙「ああ、俺はそれでアタックしないで後悔してる人たちっていうのを何人も知ってるからな」

晃「ん? 気になる内容の話だね、それは」

光宙「……ティッシュ配ってるとな、色々あるんだよ」

証「そういや、皆はどういった感じの女性関連の事をしてきたんだよ?」

命「言い方が少し変じゃないか?」

臥龍「だが、聞いてみたかったが聞けなかった質問というのも事実だな。みんなで話し合ってみるのもいいかもしれない」

忠義「何と言っても今は殿方の時間だからな! このように皆が集まったのもまた何かの運命でござるよ!」

トム「……じゃあ、まあちょっと話してみろよ」

志多「急にテンション下がりすぎだろ……」

今日はここまでで。続きは次回の更新するときにでも

乙です

時間がなく雑ですが支援絵を描いてみました。
2やスクールモードもあるそうなので頑張って下さい。

http://imgur.com/V8NqpHJ.jpg

>>363さん
超ありがとうございます。
すっごい可愛くて素敵な絵です。本当にうれしいです。光宙のポーズがいいですね!

トム「いや、ぶっちゃけ女性関連は嫌な思い出しかねえからな」

忠義「ほう? 意外な言葉でござるな」

光宙「ナンパ断られてるからか?」

トム「……もっと深かったりするけどなぁ……」

命「なんだそりゃ? 気になるねぇ」

トム「嫌だ。お前らに言える話じゃねぇよ」

命「ケッ、まあ仕方ねぇか」

臥龍「神坂、お前はどうなんだ?」

命「俺ぁまあ壁のぼり関係の人とかから、割と好かれてるぜ? ワイルドでかっこいい命さまっつってな! クカカ!」

証「ワイルドでかっこいいか。そいつ、よく神坂のこと見てるな」

光宙「気をつけろよみこっち。そいつらみこっちじゃなくて、みこっちの持ってるお金が好きなのかもしれねぇからな」

命「へへっ、鋭いねぇ田中は。お前がなんだかんだで一番気になったりするんだが?」

光宙「色々見てきたんだよ。経験したことはないんだけどさ」

志多「…………」

忠義「志多殿、先ほどからやけに顔が蒼いが……どうしたでござるか?」

志多「へ? あ、いや……昔の事を思い出しててな」

トム「昔女性関係で何かトラブルが? プレイボーイだな……」

志多「そんなんじゃねぇよ? ただ、いつも言ってるじゃねぇか、ほらあの」

臥龍「幼馴染の白鳩とかいうやつか」

志多「そう、そいつだ……」

トム「……は? お前、凛ちゃんだけじゃ物足りねぇってのか!?」

志多「そういうわけでもねぇって!」

光宙「確かしたっちが女嫌いになっちゃったのは、そのしらっちが原因なんだろ?」

忠義「そうだったのでござるか。……どういった経緯で?」

志多「……まあ、アレだよ……アイツにいろんなところに無理やり引っ張り回されてさ……おかげで走るのは早くなったけど、とにかく女って怖えっていうのが染み付いちゃって……」

証「女は別に怖くねぇぞ。割と簡単に捕まえられるし」

晃「君は少し浮世離れしすぎだよ」

命「菊川、お前とかはモテそうな感じするが、どうなんだ?」

晃「ファンレターはよく届くな……嬉しいけど、勘弁してほしいときもあるんだよね……」

トム「女の子からの気持ちに勘弁してほしいってなんだよ!!」

臥龍「落ち着け」

晃「手料理がついてきたりすることもあるんだよ……」

証「お、いいじゃねぇか。菊川料理下手だし、助かるんじゃないか?」

晃「そうというわけでもないんだよね……僕自身、栄養の偏りには気を付けてるから、それを口にすると、それだけで体の調子が鈍ってしまうこともあるし」

光宙「ちょっと神経質すぎねぇ?」

晃「そんなこともないよ何言ってるの?」

光宙「お、怒らないでくれよ……」

晃「僕は選手として試合に出るために、自分が指示する側として、指示される側に常に勝とうと思ってるだけだ」

命「いい子ちゃんだねぇ」

晃「ふん、君に言われたかないね」

忠義「拙者は美しい女性に出会うと、つい声をかけてしまうなぁ。逃げられてしまいがちでござるが」

志多「まあ、その体で突然『そこの主、名を何と?』とか言ったらふつう逃げられるだろうな」

忠義「志多殿はエスパーか!?」

証「まあ、割と予想はできるよな」

トム「蜜竹の好みのタイプは?」

忠義「熟した果実でござる」

トム「あ、全然説得力ねぇぞそれ」

証「白狼は……こころか」

臥龍「情けないな……死んだはずの人間をまだ想っているなどと」

命「おいおい、もうアイツの事は忘れろって言っただろ?」

臥龍「……黙れ」

光宙「ちょ、ここで険悪なムードになってどうすんだよ!?」

志多「……そういえば、田中くんの恋愛事情というか、私生活って謎に包まれてるよな」

トム「……確かに言われてみればそうだな。ティッシュを配ってる間に、いろいろとわかるって言ってたが、具体的にどういうことなんだ?」

光宙「んー、ブラックレベル10までの話と、ハッピーレベル10の話があるけど、どっちききたい?」

忠義「ティッシュ配りをしているだけで、ものすごく段階を踏むのでござるな……正直驚きを隠せないでござるよ」

証「せっかくだしハッピーレベル10を聞かせてくれよ」

光宙「俺のティッシュを受け取った男の人がいました」

命「男の名前は?」

光宙「そこまではわかんねぇけど、まあ名前を付けたいんだったら、オグリキャップとかにしとくか?」

晃「なんでオグリキャップなんだ……女の人はウォッカか……」

光宙「まあそのおぐっちがティッシュをもらったんだよ。そしたらなんと……女の人が道で突然倒れたんだ」

志多「え?」

光宙「道で倒れた女の人に、おぐっちが近寄って、大丈夫ですか? って声をかけてもぜんぜん反応がない。だからその人は救急車を呼ぼうとした。けど、救急車を呼んでる間に、この人が死んじゃったらどうしようってなっちゃったみたいでな。状態がやばかったらしい。俺がAEDを持ってくるように頼まれて、近くのAEDを全力で探したんだ」

証「おお、なんかドキドキしてきた」

光宙「それで、AEDを見つけて戻ってきたらさ。おぐっちがその女の人に……さっき貰ったティッシュを口にかぶせて、人工呼吸をしてたんだ」

トム「紳士的な人だなぁおい……」

光宙「それで息を吹き返してくれて……病院に連れてってもらった。後でおぐっちにもう一回ティッシュを配る時があって、その時一緒にその女の人といたよ。今度はちゃんとキスしてって女の人に言ってもらったらしいぜ? 幸せそうだったなぁ。あの2人元気にしてっかなぁ」

晃「それが、ハッピーレベル10の話か……」

光宙「ブラック10の話はきっついぞー。ティッシュを貰った男の人が、家を失うまでの話だ」

忠義「逆に興味がわいてきたでござるな!」

証「恐ろしい話だな……恋愛って奥が深いんだな」

―翌日―

トム「お、菱川」

証「おっす、元気にしてたか?」

トム「ああ、まあそれなりにな。そういえばお前、昨日言ってた女の人はどうしたんだ?」

証「ああ、気になる人だと思ってたらよ……その人の買い物してた食べ物、レジを通してなかったんだよ」

トム「……は?」

証「俺が恋しないのも当然だな。なんか悪いことしてる異性に対して、そういう感情を抱く癖があるのかもしれないな」

トム「……な、なんだそりゃ……」

END

連絡

明日より、スクールモードを始めたいと思います。

ここの埋めネタも随時やっていきます。

超高校級の小ネタ集

光宙「えー? 俺が料理やるの? 包丁なんて持ったことないけど大丈夫かな?」

証「それは心配だな……俺がつこうか?」

光宙「んー、いや。せっかくだし、1人で頑張ってみるわ」

―1ジカンゴ―

光宙「できた! 光宙のたまご蒸しパンだ!!」

速乃「……めちゃくちゃうまい……すごい……」

翡翠「私死のうかしら」

アンジー「やめて」

2

速乃「あれ? 部屋が片付いてる……」

忠義「拙者がやっておいたでござるよ」

速乃「うわぁ! ありがとう! すごいね忠義くん!」

忠義「拙者に掛かればあのくらいお茶の子さいさいでござるよ」

速乃「私掃除してたら、逆に汚れるんだもーん……本当嫌になっちゃうよね」

忠義「どういうことでござるか?」

3

アンジー「授業始まったわね……」

アンジー(あ、教科書忘れた……)

アンジー(仕方ない、隣に見せてもらおう)

命「zzz」

アンジー(だめね、寝てるわ)

ペク「ふんふふーん♪」

アンジー(絵をかいて遊んでいる……)

アンジー(後ろ……)

臥龍「……」

アンジー「が、臥龍、ちょっと教科書見せてくれない?」

臥龍「……ああ、いいだろう」

アンジー「えへへ、あ、えと……ありがとう」

臥龍「気にするな」

4

苗木「希望は前に進むんだ!」

狛枝「絶望があるから希望は輝く……絶対的な希望を見つけるんだよ」

速乃「希望も絶望も受け入れて、前に進まなくちゃ……そうじゃなきゃ、何も変わらないんだ!」

速乃「…………」

苗木「…………」

狛枝「……ふふっ、どの考え方にも正しいっていうのは無いんだろうね」

苗木「そうだね。お互いに希望を求めてる同士として、間違っていることはしていないんだと思う……でもボクは、自分自身のこの力で、どこまでいけるか確かめたいんだ……」

速乃「それで私が作られたんだもんね……」

苗木「ごめん、君達には悪い事をしたと思ってる……あのジャバウォック島のウィルスが……まさか篭橋さんの体内に入ってるなんて」

速乃「ううん。もういいの。私は私のやり方で、もう一度絶望を終わらせてみせるよ。外で頑張ってる誠くんのためにも……ね」

狛枝「ああ、素晴らしいね……希望を更に輝かせようとしている……なんて素晴らしいんだ……ボクが生きてこれを見れなかったのが残念だよ」

速乃「……あなたが生きてたら、きっと大変なことになったと思うけどね……」

5

トム「オレは孤高のネコ。今日もかわいい子を探して、道を歩く日々だ」

アンジー「……チーズおいしいわぁ……」

トム「そこに鬱陶しいネズミを発見……こいつを部屋から追い出すのが、ご主人様に出された使命……これをやらない限り、オレは外に出ることも許されない……だったらやるしかねぇだろうな! 行くぜネズミ! 覚悟しな!!」

アンジー「……出たわね、このネコ……あたしにたてつくとはいい度胸じゃない。懲らしめてやるわ!!」

トム「うおおおおおおおお! 待ちやがえ!!」

アンジー「捕まえてごらんなさい!! ひょいひょいっと♪」

トム「くそっ! ひらりひらりと攻撃かわしやがって!!」

アンジー「ふふっ、そろそろかしら……この花瓶を……」

がしゃーん

トム「うおっ!? お、お前……マジかよ」

杏「帰りましたえー。トムぅ? ちゃあんとネズミさんの退治は出来ました?」

杏「…………これは、どういうことどす?」

トム「」

アンジー「チーズ持って帰りましょ」

杏「……これは、オシオキが必要やね」

トム「ゆ、許してください! 許してください!! もうあの部屋にいくのは嫌だ!! 嫌だあああああああああ!!」

とまあ、あのあたりに色々と書いてあったネタ希望案を拾いながら、ちょこちょこと書いてみましたが……

思った以上に77,78期生と、ここのオリロンキャラを絡ませるのが難しい……セレス、罪木、晃の時も思ったけど……

とりあえず明日からスクールモード始めますんで、それの大まかな説明をここに載せておきます。

↓何かほかに聞きたいこととかあればどうぞ

・ルール

30日間のスクールモードになります。キャラと仲良くなって、いろいろなミッションをこなしていきましょう

6日スパンで学級目標を攻略していきます。様々な学級目標をクリアしていきましょう。クリアできなかった場合、ペナルティはありませんが、成功することでご褒美がもらえます。

Lvptを使って、有利になるアイテムを購入できます。よく考えて使用しましょう。

料理、採取、掃除のレベルが存在し、それぞれのレベルは、キャラに依存します。

料理→キャラクターを3人まで選択して料理をさせましょう。料理レベルが高いほど、いいものが出来上がります。出来上がった回復アイテムは、スタンバイフェイズで使用することができます。

掃除→人数制限なしで、掃除をしていきます。ピカピカ度を回復させるために必要な行動で、ピカピカ度が0になると、全員で掃除をして1日を潰してしまうので注意しましょう

採取→人数制限なしで、採取を行います。採取するアイテムは、学級目標に書いてあるものを採取してくるので、場所の指定などの必要はありません。こちらも採取レベルが高いほど、たくさん持って帰ってきます。ただし、採取に向かわせた人数が多いと、ピカピカ度の減りも大きいです。注意しましょう。体力の減りも尋常じゃないです。体力が0になると、勝手に休息をとることになってしまいます。こちらにも注意をしましょう。速乃を採取に行かせることで、モノクマメダルが手に入ります。

休息→キャラクターの体力を完全回復させます

1人1人を設定するのは時間がかかると思いますので、作戦を変更していく形にしたいと思います。男子、女子に分かれていて、それぞれに作戦を立てることができます。作戦をたてた場合、その作戦に従って動きます。自由度は減りますが、このくらいの方がちょうどいい学級目標の難易度です。なお、速乃だけは単独で行動します。

購買のモノモノマシーンでは、このようなアイテムが出てきます。これはlvptで購入することが可能なものもありますが、皆の秘密手帳は、ここでしか手に入りません。

91.女のメロン

92.金箔の模擬刀

93.女子会説明書

94.超電磁タートル伝説

95.キルリアンフィルム

96.採取の達人

97.料理の達人

98.掃除の達人

99.皆の秘密手帳(自由に誰の秘密を手に入れるか選べます)

00.好きなものを3つまで選択できます

コンマでぞろ目が出ると、lvpt1000がボーナスで手に入る仕組みです

・フェイズの説明

1日の流れは大体こんな感じです

モーニングフェイズ…皆の状態を確認しつつ、キルタイムが1回発生します

スタンバイフェイズ…作戦を変更し、今日の行動を決定します

ワークフェイズ…与えられたお仕事を率先してこなします

ショップフェイズ…購買部に行くか行かないかの選択ができます。購買部に自販機が設置されます。

自由行動…好きなキャラクターの好感度を上げられます。また、プレゼントをあげることができます。

夜会話…夜会話ではプレゼントを渡すことはできませんが、代わりにデートに誘う事ができます。

この流れを基本繰り返すことになると思います。が、5の倍数の日はイベントが起こるため、これらの通りにはいかないこともあります。6の倍数の日はお休みの日で、モーニングフェイズのあと、自由行動を2回、夜会話へと進みます。

好感度MAXになったキャラクターとは……これはMAXにしてみてからのお楽しみです。全員MAXを目指しましょう。

今人はいますか?

人がいたら枕イベント全員分をちまちまとやりたいんですが……

何しろ枕イベントは安価がないとできそうにないので……

全員の通信簿埋まるのかな?

よかったです。

流子、臥龍、アンジーは回収していたと思うので、残りは

トム
忠義
翡翠

ペク


ですね。この中から3人くらいやって、今日は寝たいと思います。

集まれアイランドの方でのイメイラは、明日公開しようと思います。お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした……。

↓3まで、人を選択してください

>>381さん
埋めようと思えば埋めることはできます。それくらい全体的に甘い作りにしています

忠義、ペク、晃、了解しました。彼らの枕を使って、夢を見させてみます。

設定的には、5章の自由行動後だと思ってください

―ハヤノノヘヤ―

速乃「……紺色の、少し懐かしい香りがする枕……これにしようかな」

速乃「おやすみなさい……」

――――――――――――

速乃「……あれ、朝かな……?」

速乃「…………忠義くんに会いに行こうかな……」

―ブドウジョウ―

忠義「せいっ! ハッ! ふんっ!!」

忠義「……ふう。こんなものか」

速乃「忠義くん、鍛練?」

忠義「むっ、速乃殿! まさにその通りでござる!」

忠義「どれだけ拙者が強かろうと、いつ拙者を討つ強者が来るかわからんからな」

1.忠義くんに勝てる人なんているのかな?
2.忠義くんは何と戦ってるの?
3.自由安価

↓1

速乃「忠義くんは何と戦ってるの?」

忠義「むぅ……なかなか痛い所をつくでござるな。そうだとも、拙者が生まれた平成という時代には、武器を持つ必要はござらん。平和主義の日本で、刀を振るい悪を討つ、などと馬鹿げた事を言うつもりもないでござる……だが」

速乃「……だが?」

忠義「しいて言うなら、自分自身、でござろうか……拙者にしてはかっこつけすぎでござるな」

速乃(自分自身と……か。変なことを言う人だな、忠義くんは)

忠義「それと、速乃殿。ペク殿は元気にしているでござろうか?」

速乃「……へ?」

忠義「ペク殿の秘密を守るために、拙者は殺された……それは確かな事実でござるよ」

速乃(ど、どういうこと? ペクちゃんが元気かとか、忠義くんが殺された、とか……)

忠義「ただ、拙者は命殿を選んだことに後悔はしてないでござる。拙者の目に狂いはなかったはず。彼は今もきっと、ペク殿の秘密については一切を守ってくれてるであろうからな」

速乃「……忠義くん? 何を言って」

忠義「ペク殿はどうだ? 命殿は、今は皆と仲良くなっているでござろうか?」

速乃「……え、えっと……命くんとペクちゃんは……」

速乃(そっか……これはきっと、夢なんだよね……)

速乃「……晃くんに、殺されちゃった」

忠義「……そうか」

忠義「気に病むことは無い。本当につらいのは、それを乗り越えた後でござる。信長が死んだ後も、すぐに山崎の戦いは起こった。秀吉が死んだあとも、関ヶ原で多くの命が奪われた……そういうものでござる。どこかで連鎖を断ち切らなければならなかった……拙者は……きっと次が最後の機会であろうと思っておる」

速乃「次が……最後?」

忠義「拙者は先に行って見守っておるぞ。だから速乃殿は……せいぜい今世を満喫してから、こっちに登ってこい! わっはっはっは! 待っておるぞ!」

速乃「ま、待って! まだ行かないでよ! もっともっと話してたいよ!!」

―――――――――――――――――――――

キーンコーンカーンコーン……

END

以上、忠義でした。

続いて、ペク行きます。

―ハヤノノヘヤ―

速乃(白いシーツにピンクのラインが入った、かわいらしい枕……)

速乃「今日はこれを使ってみようかな」

速乃「おやすみなさい……」

―――――――――――

速乃「……朝か」

速乃「ペクちゃん、元気にしてるかな? この前また布触って倒れちゃったんだよね……」

―ペクノヘヤ―

ペク「……あ、ハヤノ!」

速乃「ペクちゃん、ごめんね急に押しかけて。大丈夫?」

ペク「うん、ペクは平気だヨ! どうしたノ?」

速乃「いや、病気の事が心配で……」

ペク「ガリュウが面倒を見てくれたから、もうダイジョブ!」

速乃「そっか。それならよかったよ……」

ペク「んー、じゃーあ、じゃーあ、今日もペクイズ……は、やめておいて……お話しヨ?」

速乃「ん? うん、いいよ」

ペク「ねぇ、ハヤノはペクの事、どう思う? 好き嫌いはやめなサイて言うカジョンの言いつけを守れないペクは……悪い子ナノカナ?」

速乃「……うーん」

1.いい事ではないね
2.悪い子なのかもね
3.自由安価

↓1

速乃「いい事ではないね」

ペク「あう……」

速乃「でも、ペクちゃんが好き嫌いをなくそうとしてる努力は、お父さんにはきっと伝わってるんじゃないのかな?」

ペク「……そうナノ?」

速乃「そうだよ。きっとお父さんはペクちゃんの事、よくわかってると思う」

ペク「……えへへ、そうだといいナ。ここから出られたら、ペク……カジョンに会いたい。カジョンだけじゃない。家族みんなに会いに行くノ!」

速乃「ふふ、そうね。そのためにも頑張らないとね」

ペク「でも、できなくなちゃタ」

速乃「……なんで?」

ペク「だて……ペクはしんじゃたから……もう、できないヨ……」

速乃「死ん……そ、そんなわけないじゃない。だってここで話をして」

ペク「分かってないの?」

速乃「……へ?」

ペク「ペク……アキラにああいう風にされた時、すごく苦しかたし、辛かタ……でも、ペクは忘れないヨ……アキラのあの辛そうな顔は……きと、ペクに助けて欲しかたんだと思う……自分自身を怖がってた……そんな感じがしたノ」

速乃「ペクちゃん……」

ペク「でも、ペクはアキラを助けられなかた……ミコトもタダヨシも、ペクを助けようとした人は、皆死んじゃタ……ごめんなさい……ごめんなさいハヤノ……ペクのせいで……皆」

速乃「それは違うわ……絶対」

ペク「……え?」

速乃「ペクちゃん、あなたは私の希望よ。今もそれは変わらない、それは皆同じこと……」

速乃(たとえ殺人を犯した人であっても、私の希望であったことに、変わりはないんだ……)

速乃「ペクちゃんは何も悪い事はしてない……自分を責めないで……そして……」

速乃「安心してお休み。ね?」

ペク「…………ハヤノ……その言葉、とても温かい……ペク、気持ちがポカポカになたヨ……アリガト!」

速乃「えへへ、私こそありがとう。ペクちゃんとお話できてよかった」

ペク「……なんだかペク、眠くなってきちゃった……先に寝るネ」

速乃「……わた、しは……」

ペク「負けないで……ハヤノはペクのフィマン……希望ダヨ!」

――――――――――

キーンコーンカーンコーン…

END

以上、ペクでした

続いて晃行きます

晃は埋めネタ特別版という事で、晃の思い出したことについて語らせようと思います

―ハヤノノヘヤ―

速乃(この枕……なんというかスポーティーだなぁ……)

速乃「元気が出るかもしれない。使ってみよう」

速乃「おやすみなさい……」

――――――――――

速乃「……全然寝た気がしないなぁ……」

速乃「晃くんに会いに行ってみよう。最近機嫌悪そうだったけど、大丈夫かな……?」

―タイイクカン―

晃「……」

速乃(晃くんが、ハンドボールを見つめている……)

1.練習しないの?
2.タマにはバスケもいいんじゃないかな?
3.自由安価

↓1

速乃「タマにはバスケもいいんじゃないかな? ハンドボールの事を忘れてさ……」

晃「……どうして、そんなことを言うんだ?」

速乃「晃くん、この前言ってたでしょ? ハンドボールはあまり好きじゃないって……だから……」

速乃(そこまで言うと、晃くんは私に、持っていたボールを投げつけてきた)

速乃「きゃあ!」

速乃(それを驚きながらも、顔面すれすれのところでボールを掴む……危なかった……)

晃「君はどうして……僕の事なんて何もわかってないくせに……なんでそんなにも、僕に構ってくるんだ……!! 早くどこかに行ってくれ!! 目障りだ……」

速乃「……このボールがキャッチできたのは、晃くんとキャッチボールをしたから」

晃「……え?」

速乃「こうして晃くんと話そうと思ったのは、何もわからないから、晃くんの事をわかろうと思った……それだけだよ」

晃「……佐賀崎さん……君は……」

速乃「どうしてハンドボールはあまり好きじゃないの? それなのに、どうしてハンドボールをやり続けたの?」

晃「……僕には、それしかなかったからだよ……ハンドボールの才能しかなかったんだ……本当は、僕は……僕の足さえ……もっと自由に動けたら……」

速乃「……晃くん?」

晃「……いや、なんでもないよ。僕の事はもういいだろう」

速乃「……気が向いたら、もっと聞かせてね?」

晃「君は本当に……いつもそうだった」

速乃「いつも、そうだった……って?」

晃「僕はね……色々と思い出してしまったんだ。思い出せば思い出すほど、色々な感情が渦巻いてきて、こみあげてきて……爆発したのは、君が大嫌いな絶望だった」

晃「気付けば犯行に走ってたよ……死にたかったんだ……」

速乃「……そんなに、嫌なことを思い出してしまったの?」

晃「責任から逃れたかったのかもしれないね、僕は……最初のコロシアイを作る原因となった僕らは……皆そろって死ぬべきだ、そう考えてしまったんだ……」

速乃(どういうこと? それほどまでに、私達の9年半は……というか晃くん、犯行に走ったって……?)

晃「僕さ、自分のこの性格、大嫌いなもののひとつなんだよ……小さなことを気にして、陰湿で……本当、なんでこんなことになってしまったのか……でもそれは全部、きっと僕自身を守るためだったんだな……今ならそう思える」

速乃「晃くん……」

晃「僕が生きている間にそのことに気付くことができていれば、きっと何かが変わったのかもしれない……なんて、今じゃもう遅いか……助けて欲しかったんだ……僕のどうしようもないこの穴の開いた腐った感情を、誰かに埋めて治して欲しかったんだと思う……」

速乃「ごめんね、ごめんね……私のせいだよね……本当は優しいんだもん、晃くんは……」

晃「君にそんなふうに思ってもらう必要はないさ……だって、僕は……僕は……」

晃「僕はもう、十分今の君の言葉ですくわれた気がしたから」

速乃「晃くん……!!」

晃「ごめん、君にはこの言葉は、何度言っても足りないよ……僕が君を、生徒会に推薦したから……こんなことになってしまったんだ……」

速乃「いや、まだ行かないでよ……ダメだよ……もっともっと晃くんの事が知りたいよ……嫌だ、嫌だよ晃くん!!」

晃「さあ、佐賀崎さん、目を開けるんだ……僕の希望だから」

速乃「…………! ……晃、くん……」

晃「おやすみ、佐賀崎さん」

――――――――――

キーンコーンカーンコーン…

END

以上、晃でした。

晃の枕イベントは意外と長くなってしまった……枕イベント重いなあ、と書いてて思います。

枕イベントは、そのまま「2」にも移植しようかなと思っていたりしていますので、そちらもよろしくお願いします。

残りの3人も、随時埋めていこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、スクールモードは今夜23時頃から公開予定ですので、楽しみにしていてください

それではおやすみなさい

おはようございます。枕イベントは好評のようで嬉しいです。

スクールモードは23時頃から始めます。たくさんの型のご参加をお待ちしております。

【スクールモード】速乃「ダンガンロンパ―もう一つの希望の道―」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411798347/)

スクールモード、始められそうなら始めたいと思います~

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