【安価】男「日常品を擬人化させる能力」(114)
神「そのかわり、1体ずつしか擬人化出来ないうえに、一度解除してもう一度擬人化すると、まったく別の人格が宿ります」
男「なるほど」
神「能力の期限は>>100まで程度です」
男「わかった。性別はどうなるんだ?」
神「安価を取った人の秒数が偶数なら男性。奇数なら女性。ゾロ目なら『ふたなり』です」
男「なるほど」
神「それじゃあ、>>100まで楽しんで下さいね」ヒュンッ
男「……よし。手始めに>>2を擬人化だ!」
ティーカップ
男「ティーカップを擬人化してみるか」
男は食器棚からティーカップを1つ取り出すと、それを床に置いた。
男「『擬人化せよ』」
男の口から紡がれた言霊により、ティーカップは光に包まれる。
男「(うおっ!)」
眩しさのあまりに男は思わず目を閉じる。
光が消え、再び目を開けた時、目の前にあったティーカップは影も形も無くなっていた。
そのかわり……
ティーカップ娘「はじめまして!ご主人様?」ペコリ
メイド服に身を包んだ一人の少女が立っていた。
ロングのブロンド髪が非常に美しい。
男「め、メイドさんか(おおふ…)」
ティーカップ娘「はい?何か至らぬ点がございますか?」
男「いやいや、全然問題無いよ」
ティーカップ娘「そうですか?それでしたら、何かお仕事を下さいご主人?」
男「え?……それじゃあ>>6をお願いしようかな」
エロありなら……
やっぱやめた
掃除洗濯
男「実は、見てわかるだろうけど一人暮らしなんだ」
ティーカップ娘「そうですね。結構散らかっちゃってますし」
男「だからさ、掃除洗濯をやってほしいんだけど」
ティーカップ娘「かしこまりましたご主人様!」
男「それじゃ、お願い」
ティーカップ娘「ふんふふ~ん♪」
男「(ブロンド髪のメイドさん……胸は控えめだけど、絶対領域の太もも…ゴクリ)」
ティーカップ娘「お掃除~るんたった~♪」
心地よいリズムを口ずさみながら、ティーカップ娘は男の部屋を片付けていく。
男「(俺の部屋に女の子の歌声が反響する時が来るとは…)」
ティーカップ娘「ご主人様~?amazonの段ボールは全部捨てて良いですか~?」
男「―っ!?」
何気ない顔でナニが入っていたか解らない空箱を持つティーカップ娘の姿を見て、男に電撃走る。
男「あ…それは…全部捨てて貰って構わないです」ダラダラ
首から背中にかけて嫌な汗が噴き出す。
ティーカップ娘が少しでも明細に目を向ければ、どうなるか…想像に苦しくない。
男「ティーカップ娘!それは俺がやるから…掃除機を頼む!」ダラダラ
ティーカップ娘「はい?良いんですか?」
男「ああ、二人でやった方が早いからな」ドキドキ
ティーカップ娘「わかりました!それじゃあお願いしますご主人様」ペコリ
なんとか、男はティーカップ娘からパンドラの箱(開封済み)を取り戻すことに成功した。
しかし、一息入れる間の無く、次の問題は差し迫っていた。
ティーカップ娘「掃除機~お掃除~るんたった~♪」
男「(段ボールは全て処理した。もう平気だろう)」
ティーカップ娘「掃除機~隅々まで~♪」
ティーカップ娘の手の動きに合わせて、前後にストローク運動をする掃除機。
ティーカップ娘「ベッドの下も~隅々まで~♪」
男「―っ!?」
ティーカップ娘が男のベッドの下を覗き込むような体制で掃除機を入れる時、男に電撃走る。
男「(ヤバい!俺の秘蔵本が!?)」
ティーカップ娘「あれ?ベッドの下に何か落ちてますよ、ご主人様?」
掃除機を器用に使って、ティーカップ娘は落ちていた物を手元に引き寄せる。
二度目の緊急事態が発生。しかし、男は対応出来ずに固まっている。
パサッ
男「(あっ)」
ティーカップ娘「あっ///」
ベッドの下から出て来たのは、艶っぽい肌色が全面に出された一冊の本。
右下には、ご丁寧にr18の表記がされていた。
ティーカップ娘「……あの…その…これは?」
男「(俺は!この状況でどうするべきだ!!)」
1:ティーカップ娘を襲う
2:掃除、洗濯を続けさせる
3:ティーカップ娘の擬人化を解く
4:その他
安価>>15
2で
男「(………ふぅ)それは棚に戻しといて」
ティーカップ娘「へ?」
男「聞こえなかった?掃除を続けて欲しいんだけど」
ティーカップ娘「あ…はい。わかりました」
恐る恐る秘蔵本を手に取るティーカップ娘。
チラチラと表紙を見ながらゆっくりと本棚に戻した。
男「うん。ありがとう」ニコッ
ティーカップ娘「////」
男が笑顔で労いの言葉を贈るが、ティーカップ娘からの返事は顔を真っ赤に染める、だけだった。
男「(…sの気持ち良さを知った気がする)」
ティーカップ娘「……たった~…たった~…♪」
心ここに非ず。といった感じで掃除機をかけるティーカップ娘。
じっくりと様子を確認すると、本棚が気になるようである。
男「ティーカップ娘?そこはさっき掃除機しただろ?」
ティーカップ娘「へ!?あ…すいませんご主人様」
男「ううん。気にしなくて良いよ。それよりも、掃除機は俺が片付けるから、洗濯を頼むよ」
ティーカップ娘「かしこまりました」ペコリ
ティーカップ娘は、放置された大量の衣服を洗濯機へと持っていく。
その中には勿論……
男「………ゴクリ」
ティーカップ娘「洗濯~えっと、パジャマや下着類ばかりですね……」
ティーカップ娘「…………」
男のパンツを掴んだ状態で、ティーカップ娘は少しの間硬直した。
ティーカップ娘「…ご主人…様の……」
ティーカップ娘「……」クンクン
男「……ティーカップ娘?」
ティーカップ娘「―っ!?」
不意に後ろから現れた男。
その声を聞くや否や、ティーカップ娘に電撃走る。
男「何してるんだ?」
ティーカップ娘「に、匂いを嗅いで!それで洗剤の量を決めようと…!!」
意味不明の言い訳を言うと、ティーカップ娘は手に持つパンツを洗濯機の中に押し込んだ。
ティーカップ娘「えっと!?何か用ですかご主人様?」
男「いや、特に無いけど」
ティーカップ娘「そ…そうですか…」ショボン
男「(洗濯機が止まるまで、どうしようか)」
1:風呂掃除
2:ナニ掃除
3:秘蔵本の朗読
4:擬人化解除
5:その他
>>20
3
男「そうだな、ティーカップ娘。部屋に戻ろうか」
ティーカップ娘「かしこまりました」
脱衣所から部屋に戻ると、男は本棚の中から先程の秘蔵本を取り出すと、ティーカップ娘の前に置いた。
ティーカップ娘「ご、ご主人様?」
男「読んで」
ティーカップ娘「え?えっと…」
男「洗濯機が止まるまで暇だし、読み聞かせてほしいな」
ティーカップ娘「こ…この本をですか?」
否定的な台詞を吐きながらも、ティーカップ娘の右手は秘蔵本へと伸びていく。
ティーカップ娘「……よ、読みます…///」
男「……」ニヤリ
ティーカップ娘「お、終わらない悪夢…」
男「あっ。絵が見えないと意味ないな、ベッドに二人並んで座ろうか」ニコッ
ティーカップ娘「……はい///」
ギシリ、とベッドが静かに軋んだ。
男「それじゃあ、続きをどうぞ」
ティーカップ娘「
主人公『あーあ。毎日毎日勉強勉強!学校なんて嫌だなー。友達は皆、放課後は彼氏と一緒だし……つまんないの』
女性『ちょっとすいません、道をお尋ねしたいんですが』
主人公『え?私ですか?)』
女性『ええ。このあたりに有名な喫茶店がある、って聞いてるんですけど』
主人公『ああ!知ってますよ。ちょっと入り組んだ場所なんで、案内します』
女性『ありがとうございます』
主人公『お礼にケーキ奢って貰っちゃった~ラッキー』
主人公『でも…すっかり暗くなっちゃったな…』」
最初のページが終わり、ページをめくる。
ティーカップ娘「
主人公『きゃあ!?』
オヤジ『おら!静かにしやがれ』
主人公『やだ!離してよ!!』
オヤジ『黙ってろ!黙らなかったらぶち殺すぞ』
主人公『ひっ……』
―場面転換―
主人公『な!何するつもりよ!!言っておくけど、私の家、お金持ちでも何でもないわよ!!』
オヤジ『んなこたぁ、どうでも良いんだよ!』
ビリッ
主人公『きゃあ!?』
オヤジ『良い乳してやがる……やっぱ若い女は最高だな』
……」
男「あれ?続きは」
ティーカップ娘「あの…やっぱりこう言うのは……」
男「仕方ないなぁ。それじゃあ、オヤジの台詞は俺が言うよ」
ティーカップ娘「えっ……あの…」
男「『たまんねぇなあ!柔らけえし張りがある!』さあ、続きを早く」
ティーカップ「えっと…『い、嫌あああああ!気持ち悪い!!止めて!ちょっと!!』」
男「『嫌って言われて止める奴がいるかよ!ああ~脇もたまらねえ』」
ティーカップ娘「『ひっ…だ!誰か助けて!!誰か!!』ゾクゾク」
男「『うるさい奴だな!』バキッ」
ティーカップ娘「『キャアっ…』」
男「『おおっと、可愛い顔に傷が付いちまったか?』」
ティーカップ娘「『……っ』」
男「『歯が一本折れちまったか…まあ、これに懲りたら叫ばない事だな』」
ティーカップ娘「ご、ご主人様!こんなの可愛そうですよ……」
男「…続きを読むんだティーカップ娘」ニコッ
ティーカップ「……はい」
ティーカップ娘「『ひっく…ひっく…』」
男「『さてと、さっさと一発ヤッとくか』」
ティーカップ娘「ヤッ…ヤるって何ですかご主人様!?」
男「続きを読めば解る。そうだろうティーカップ娘。『ずいぶんと可愛いパンツ履いてるじゃねえか…写真付きでネットで売ったら高く売れるな』」
ティーカップ娘「『や…やめて下さい…お願いします…』」
男「『ずいぶんとしおらしくなったじゃねえか。まあ、その内、嫌でも叫ぶだろうがな』」
男「ティーカップ娘、ここ、自分で読んで」
ティーカップ娘「えっ!?……さ、さあて…どんな……お、オマ……」
男「大きな声でしっかりと!」
ティーカップ娘「さっ『さあて、どんなオマンコかなあ!』!!?」
ティーカップ娘「(言っちゃった……ご主人様の前で……オマンコって言っちゃった……)」
男「(ヤバい、もうすでに満足してる自分がいる…どうしようか)」
1:続行
2:慰めて休憩
3:擬人化解除
4:その他
>>29
1
ティーカップ娘「……っ」
男「(まあ、止める理由がないか……あれ?)」
ティーカップ娘の瞳と鼻の先が少し赤くなっている。
男「(涙は出てないけど、その直前まで行ってる感じか……)」ゾクゾク
男「…『おお!?こいつは……』」
ティーカップ娘「『やっ、やだ!やめてよ!!』」
男「『傷一つないオマンコなんて、俺初めて見たぜ…』ゴクリッ」
ティーカップ娘「『ひゃっ!(熱い鼻息が……気持ち悪い)』」
男「『たまんねえ!!しゃぶりついてやる!!』」
ティーカップ娘「『ぎゃあああああああああああ!?』ビクン」ピクッ
男「『うんめえうんめえ!!こんな美味いマンコは初めてだ!!』チュパチュパ」
ティーカップ娘「『あっ!ああっ!!』ビクンビクン」ピクッ
ティーカップ娘「『んんんっ!(死ねっ!!キモい!!死ね!!嫌だ!死ねっ!!!)』ビクンビクン」
男「『はぁ…はぁ…はぁ…』ゴクゴク」
ティーカップ娘「『………死ね』」
男「『良い声で鳴いたじゃねえか……』」
男「『まだオマンコがヒクヒクしてるぞ?』」
ティーカップ娘「『それは…あんたの息が当たって……』」
男「『なんだ?気持ち良いのか?』」
ティーカップ娘「『ふ、ふ…ふざけんな!』」
男「『まあ、マンコに聞けば解ることだがな』」
ティーカップ娘「……あ……」ピクッ
男「『おおお、指1本が限界だなぁ』ニヤニヤ」
男「『どうした?凄い形相だぞ?』ニヤニヤ(読んでる方もな)」
ティーカップ娘「『あんた、絶対に……許さないから』」
男「……ティーカップ娘、ひょっとして怒ってる?」
ティーカップ娘「いえ……そういう訳ではありません」
男「そうか。後で股のところ拭いといてくれよ」
ティーカップ娘「えっ!!?」
急いで身体動かして下を見るティーカップ娘。
そうして、見えてきたのはほんの一部だけだが、蒸れたようなシミ。
男「冗談d……(あれ?)」
ティーカップ娘の顔が真っ赤に染まる。
男「(肩寄せ合ってるから、体温が上がってるのが解る……)」ニヤリ
男「『これじゃあ、入れた瞬間裂けちまうな』ニヤニヤ」
ティーカップ娘「『さ、裂けるって…何が…?』」ゾクゾクッ
男「『かまとと振りやがって……まぁ、気にすることないか』」
ティーカップ娘「えっ……」ゾクゾク
男「『正直言ってな。もう我慢の限界なんだよ、ズボンが痛くて辛抱ならねぇ』ボロン」
ティーカップ娘「えっ、嘘…」
男「『自慢じゃないが、サイズだけは自信があってな…間違いなく、親父さんのより大きいと思うぜ』」
ティーカップ娘「『な……何よそれ』ゾクッ」
男「『それじゃあ、傷物になっちまうけど、歯が折れてるんだから、関係ないよな』ギンギン」ニヤニヤ
ティーカップ娘「そんなの絶対入らないって……無理ですって!ねえご主人様!!」
男「…続きを読むんだ、ティーカップ娘」
ティーカップ娘「…っ」
ティーカップ娘「………『入らないって!壊れちゃう!!やめてよ!!ねえってば!!』」ゾクゾクッ
男「『おうおう、叫べ叫べ。言葉を叫べる間にな』グリグリ」
ティーカップ娘「『駄目!やめ!!ぎゃっ!!痛い!!痛い痛い痛い』メリメリメリ」ゾクゾクッ
男「『まだ先っちょが入っただけじゃねえか。』メリメリメリッ」
ティーカップ娘「…………」ビクビクッ
男「ティーカップ娘?」
ティーカップ娘「すいませんご主人様……私、もうこれ以上は……」
男「……はあ」
ティーカップ娘「他の事ならなんだってします!お願いします!!これ以上は………読めません…」ポロポロ
ティーカップ娘「……っく…ひっく…ひっく」ポロポロ
身体を震えさせながら涙を流すティーカップ娘。
メイド服の至るところに涙の跡が出来ていく。
男「(うわぁ…完全に泣いちゃったよ…どうしようか)」
1:続行
2:止める
3:自分だけで続行
4:何でもするって言ったよね
5:その他
>>37
レスしすぎかな……
とりあえず4で
支援
男「他の事ならなんだってします!…さっきそう言ったよね」
ティーカップ娘「は、はい」
男「それじゃあ、仕方ない。秘蔵本朗読は終わりにしよう」
ティーカップ娘「あ、ありがとうございます」
男「そのかわり…>>41をしてもらう」
ちょっと遠いか
自ら加速
とびきり美味いお茶をいれてもらう
男「そうだな…それじゃあ」
ティーカップ娘「は、はい」ドキドキ
男「…よし。とびっきり美味しいお茶が飲みたいな」
ティーカップ娘「えっ!?」
男「何か問題あった?」
ティーカップ娘「いえ!かしこまりましたご主人様!!!」
男「うん。よろしく頼む」
ティーカップ娘「るんたった~♪」ニコニコ
男「(これで良い。あの笑顔を見てたら、そう思える)」
ティーカップ娘「るんたった~るんたった~るんたったった~♪♪」ニコニコ
男「(それにしても…本当に楽しそうに紅茶をいれるんだな)」
ティーカップ娘「るんたっるんたっ♪るんたった~♪」ニコニコ
キッチンに立っているティーカップ娘は、今にも小躍りしそうな程、楽しそうだ。
男「(それにしても、後ろから見る絶対領域…ゴクリ)」
ティーカップ娘「るんたった~♪るんたった~♪♪」ニコニコ
男「(良く見たら…さっきまでベッドに座ってたから…スカートにうっすら尻のラインが……ゴクリ)」ニヤニヤ
ティーカップ娘「もうすぐ出来ますよご主人様~♪」ニコニコ
よっぽど嬉しいのか、男からの舐め回すような視線には少しも気付いていないようだ。
ティーカップ娘「ご主人様、紅茶の用意が出来ました」ペコリ
男「ありがとう。いただきます」
ゆっくりと紅茶を口元に運び、ティーカップ娘に笑顔を贈ってから一口飲む。
豊かな香り
優しい甘さ
男が普段から使っているインスタントの紅茶と同じ物を使っているハズなのに
今日までの紅茶を遥か超えた、非常に美味しい味わいだった。
ティーカップ娘「いかがですか?」
男「…とっても美味しいよ。ありがとう」
ティーカップ娘「ありがとうございますご主人様」
男「うん。ティーカップ娘も飲まないのか?」
ティーカップ娘「良いんですか?」
男「もちろん。一人で飲んでも寂しいから」
ティーカップ娘「それじゃあ、失礼します」
新しく出してきたティーカップを手に取り、ゆっくりと口に含んでいく。
男「どう?」
ティーカップ娘「これは…凄く美味しいですね」
男「楽しそうに容れてたからかな?飲んでると楽しい気持ちになるね」
ティーカップ娘「そ、そんなに楽しそうでしたか?」
男「小躍りしそうな勢いだったよ」
ティーカップ娘「…///」
男「(可愛い)」
男「さてと…世界一美味しい紅茶を世界一可愛いお菓子を愛でながら頂いた訳だけど」
ティーカップ娘「お菓子って……ひょっとして…///」
男「次は>>48をしようか」
昼寝
>>48
添い寝じゃなくて昼寝ね
了解
10時まで待っといて
男「紅茶を飲んだらリラックスしてきたな。少し横になろうかな」
ティーカップ娘「お昼寝ですか?ご主人様」
男「まあ、そんなところだな」
ティーカップ娘「あの…」
男「なんだ?」
ティーカップ娘「ええっと……その…」モジモジ
男「どうしたんだよ?」
ティーカップ娘「ひ、膝枕とかって……その…」
男「ああ、なるほど」
男「(>>54だな)」
1:遠慮してベッド
2:膝枕
3:乳枕
4:その他
布団になってもらう
男「でもさ、膝枕じゃ足が痺れちゃうだろ?」
ティーカップ娘「それぐらい、なんともありません!メイドですから!」
男「う~んと………それじゃあさ、枕じゃなくて布団になってよ」
ティーカップ娘「へ?」
男「よっと」
立ち上がってベッドの前に立つと、掛布団をそのまま下に落とす。
そして、流れるように違和感無くベッドに仰向けで寝転がった。
男「さあ、布団になってくれ」
ティーカップ娘「あ……えっと………失礼します」
そう言うと、ティーカップ娘は恐る恐るベッドの上に身体を置いていく。
まずは男の股の間に右膝を置く。
そうして、左膝は男の向こう側に置く。
つまり、男の右足を両足で挟んでいる状態である。
そのまま、ゆっくり身体を倒していき、ちょうど男の胸元に顔を置いた。
しかし
男「駄目だよティーカップ娘。左半身が布団からはみ出しちゃってるじゃないか」
ティーカップ娘「えっと……それじゃあ」
男は、たじろぐティーカップ娘の腰に左手を回すと、そのまま強引に引っ張った。
ティーカップ娘「きゃあ!」
男「布団なんだから、ちゃんと被さらないと」
ティーカップ娘「えっと……ご主人様?」
男「それじゃあ、おやすみなさい」
ティーカップ娘の温もりを文字通り全身で感じながら、男は目を閉じる。
ティーカップ娘「ご主人様?……あの……///」
恥じらいながらも懸命に意思表示をするティーカップ娘。
なぜなら
ティーカップ娘「ご主人様……下腹部に…その……///」
勃起した男のペニスが当たっているのである。
男「すぅ……すぅ…」
ティーカップ娘「あううう…///」
男「すぅ…すぅ…」
ティーカップ娘「…………いつになったら…おさまるんだろう…」
ティーカップ娘が言っているのは、もちろん、男のペニスのことである。
ティーカップ娘「ご主人様の左手がそのまま腰にあるから…動けないし…」
男「すぅ…すぅ…」
ティーカップ娘「でも…ご主人様の体温を全身で感じるって……///」
男「……」
ティーカップ娘「それに、とっても幸せそうな寝顔…」
男「(…バッチリ起きてるんだがなぁ……この娘、全然気付かないのな……何かアクションを起こそうか?)」
1:何もしない
2:寝返りをうつ
3:全身すりすり
4:その他
>>61
4 吸う
男「(うっすら片目を開けて現状を確認……ティーカップ娘は横に視線を落としている。ならば!)」モゾモゾ
ティーカップ娘「うん?」
男「んん~……」モゾモゾ
腰に回した左手を使い、ティーカップ娘をじっくりと抱きしめる。
ティーカップ娘「ご、ご主人様?」ドキドキ
そして、そのまま少し右に身体を傾けると、ティーカップ娘の首元に顔を埋めた。
男「……」モゾモゾ
ティーカップ娘「ご主人様?起きましたか?」ドキドキ
男「……あと5分」モゾモゾ
もっともらしい言い訳をする、演技をすると、ティーカップ娘の首に唇を当てる。
男「(……いただきます)」チュパッ
ティーカップ娘「んっ!」ピクッ
男「(…可愛い反応だな)」ペロペロ
ティーカップ娘「ちょっと……ご主人様……///」ビクビク
吸った箇所を舌で丹念に舐めると、そのまま顔を胸元へと埋めていく。
ティーカップ娘「あの……ご主人様?起きてますか?」ドキドキ
男「(返事せずに、このままもう一度吸う)」カプッ
鎖骨の下の辺りに少しだけ歯を当てる。
ティーカップ娘「あっ…」ピクッ
男「……~~んっ」チュパッ
ティーカップ娘「……んあっ!」ビクン
先程よりも強めに吸い取ったせいか、ティーカップ娘の右胸に痛々しい真っ赤な花が一輪咲いた。
ティーカップ娘「はぁ……はぁ……はぁ……///」ビクビク
男「(そろそろ、限界かな?それとも…)」
1:乳首まで行く
2:そろそろ起きる
3:開き直って押し倒す
4:その他
>>65
2
ティーカップ娘「…ご、ご主人様?5分経ちましたよ…?」モジモジ
男「ん?……ああ、わかった」
わざとらしく欠伸をすると、目を半開きで止めたままジッとティーカップ娘を見つめる。
ティーカップ娘「あ、あの…近いです、ご主人様!」モジモジ
男「……ああ、ごめん。降りて貰っていいか?」
ティーカップ娘「あ…申し訳ありませんでした」
片足をベッドから下ろして立ち上がろうとしたした瞬間…
男の眼前で奇跡が起こった。
男「(み!!見えっ!?)」
軽く折り目の付いたメイド服のスカートの間から…パンツが……!!?
男「(――見えた!)」キュピーン
ティーカップ娘「ご主人様?どうかしまし……っ!?」
突然言葉を切って視線を男から背けるティーカップ娘。
なぜなら
男「(勃起が収まらん…)」ギンギン
ズボンの股に立派なテントが張られているからだ。
男「ん?」
ティーカップ娘「い、いえ!なんでもありません…///」ドキドキ
男「………ところで、ティーカップ娘?」
ティーカップ娘「はい?なんでしょうか?」
男「胸元と首のソレ、虫刺されか?」
ティーカップ娘「!?!?」ドキンッ!
男「(すっげぇ萌える反応)」ニヤニヤ
ティーカップ娘「こ!これは…その!!…その……えっと…///」ドキドキ
混乱しているのか、焦っているのか、ティーカップ娘は、あわてふためく。
男「(さてと、起きたけど、次どうしようか)」ニヤニヤ
>>69
ベッドに座っていちゃいちゃ
ティーカップ娘「そうだ!洗濯機がどうなってるか見に行ってきます!」クルッ
男「(今だ!)」ガバッ
ティーカップ娘が背を向けた瞬間、男はティーカップ娘の後ろ手を掴んだ。
ティーカップ娘「きゃあ!?」
バランスを崩したティーカップ娘は、男の方に引っ張られ、そのまま倒れ込む。
ベッドに座っていた男は身体の位置を少し横にずらし、ティーカップ娘の為のスペースを開けた。
ティーカップ娘「な、何かご用ですか?ご主人様」
男「洗濯機なんかどうでもいいだろ?それより…その虫刺されみたいなの、どうしたんだ?」
ティーカップ娘「えっと……これは……」モジモジ
男「(陶器みたいな白い肌だから、凄くエロく見える)」ニヤニヤ
男「痛々しいな…大丈夫か?」
ティーカップ娘「全然大丈夫ですよ?むしろ………」
男「むしろ?」
ティーカップ娘「いえ!なんでもありません!」
男「……そう?」
ティーカップ娘「ええ!大丈夫です」
男「…あんなに気持ち良さそうな声を出してたのにか?」
ティーカップ娘「ご、ご主人様!?」
男「あんな短時間で眠れる訳無いだろ?人の寝顔が幸せそう、とか至近距離で言われて……笑いを堪えるのが大変だったっていうのに」
ティーカップ娘「え!?あの……それじゃあ…///」
男「次は何処にしてあげようかな?」
男「首元、鎖骨の下、それじゃあ次は…」
ティーカップ娘「ご、ご主人様??」ドキドキ
たじろぐティーカップ娘は、ゆっくりと近付いてくる男から身を守る術を持たない。
いや、正確には身を守る意思を持っていない。
男「やっぱり、その下の…」スッ
ティーカップ娘「あっ…///」ピクッ
男の指先がメイド服の胸部に掛かる。
指の動きに連動して、ゆっくりと服が、ずり落ちていく。
男「ん?」ピタッ
半分くらいまでずり落ちると、そこから何かに引っ掛かっているかのように抵抗が加わった。
ティーカップ娘「あっ……あっ…///」ピクピクッ
男「……何かが引っ掛かってるみたいだな…なんだろうねえ」
ティーカップ娘「あっ……それは……///」ピクピクッ
男「なんだい?」ニコッ
ティーカップ娘「………私の…乳首です…」モジモジ
ティーカップ娘「………………///」
今日一番の紅潮を示すと、ティーカップ娘は黙り込んでしまった。
男「ふ~ん…服が引っ掛かる程の乳首ねえ」ニヤニヤ
ティーカップ娘「………///」
男「そんな、やらしい乳首は『お仕置き』が必要かな?」スッ
男はしっかりと指を掛けると、思いっ切り服を下にずり落ろした。
ティーカップ娘「んっ!?」ビクン
あまりの勢いにティーカップ娘の胸が曝し出された瞬間に上下左右に暴れ揺れる。
ティーカップ娘「ああ………///」
男「ははは!凄いな、指で簡単に摘めるじゃないか!」
ピンピンに立ち上がった乳首を人差し指と親指で摘んで引っ張る。
ティーカップ娘「んんっ!!」ビクン
男「感度も凄いな。期待してたのか?」
言葉攻めをしながら、乳首を貪りいじくり回す。
ティーカップ娘「っ!…そういう……わけ…じゃ…あっ!?」ビクン
男「なんだ?最初から乳首が立ってたって言うのか?掃除をしてた時も、紅茶をいれていた時も乳首が立ってたのか?」クニュクニュ
ティーカップ娘「はひっ!!…違いっ!…んっ………ます…///」ビクンピクン
男「そんな淫乱な乳首には『お仕置き』が必要だな」ニヤニヤ
そう言うと、男は左胸の乳首を弄るのを止めた。
そして、唇を乳首に近付けると、ゆっくりと口を開けた。
ティーカップ娘「あっ…ダメですご主人様!!」
女の本能か第六感か、男のすることがわかったティーカップ娘は必死に懇願をする。
しかし
パクッ
ティーカップ娘「あああっ!!?」ビクビクッ
ピンピンに腫れ立ち上がった乳首をくわえられ、軽く昇天をしかけたティーカップ娘。
だが、まだまだ終わらない。
男「(刺激の強い犬歯で甘噛みしつつ……力いっぱい吸い取る!)」
ティーカップ娘「いっ!?痛っ…あっ!!…………ダメ……///」ビクビク
男「…………」チュルチュル
ティーカップ娘「乳首取れちゃう!!っ!!嫌ぁ!!!んんっ……///」ビクンビクンッ
男「…………ぷはぁ」
時間にして約10秒間。
目一杯の力で吸い続かれたティーカップ娘の左乳首と乳輪は、薔薇よりも鮮やかな赤に染まった。
ティーカップ娘「………っ……っ………っ……」
声を出さず、ただ荒い息を繰り返す。
涙をうっすらと浮かべた疲労に満ちた表情からは、耽美な印象に溢れる。
男「(さてと………次はどうしようか)」
1:右胸も同様に攻める
2:押し倒して下半身に移る
3:放置
4:その他
>>77
2
男「(さてと、それじゃあ……)」スッ
息を荒らげるティーカップ娘を完全にベッドに押し倒すと、身体のラインをなぞるように両手を胸から下へ動かしていく。
ティーカップ娘「んあっ………///」ピクッ
執拗に胸を弄られて敏感になったティーカップ娘の身体は、服の上から触られるだけで十分な反応をする。
男「悪い娘だ……」
両手をスカートの裾で止めながら、男が呟く。
ティーカップ娘「あ…………」ドキッ
ゆっくりとスカートの下に伸びてくる男の手を抵抗せずジッと見つめるティーカップ娘。
しかし、その反応を見た途端、男は動きを止めた。
男「………そう、急がなくても良いか」
ティーカップ娘「え?」
不可解なことを言うと、男は再び両手を下へ動かし始めた。
絶対領域を越えると、男は手の動きを柔らかく繊細な動きに変えた。
ティーカップ娘「ひゃあ!」ビクン
男「ん?気持ち良かったのか?」
ティーカップ娘が反応したのは太股の付け根。
試しに男はもう一度そこを弄った。
ティーカップ娘「ああん!!」ビクンッ
男「おいおい、胸よりも感じてるんじゃないか?」
ティーカップ娘「ち、違います……くすぐったくて………///」ピクピク
男「…………ほう」ニヤリ
悪い笑みを浮かべた男は、ティーカップ娘の太股と尻を数秒間視姦する。
ティーカップ娘「…………ご主人様?」ドキドキ
男「(この色気のある足が性感体とは……ゴクリ)」
男「(だったら、まずは!)」
両手でティーカップ娘の甘尻を力強く掴む。
ティーカップ娘「あ!!」ビクンッ
強引な握り方に驚くティーカップ娘。
しかし、男の攻めは終わらない。
男「(飽きるまで揉みしだきたいが、先に身体を完全に出来あがらそう)」
そう思った男は、尻から太股まで指でなぞるっていく。
ティーカップ娘「……っ!」ピクッ
そして、太股から膝までゆっくりと下ろして行くと、両膝の裏をまさぐりった。
ティーカップ娘「!?!?!?」ビクビクビクッ
ティーカップ娘は突然の強烈な快感に声無く悶え暴れる。
男「おいおい、いきなりどうしたんだよ」ニヤニヤ
喋りながらも、男は手を止めない。
ティーカップ娘「あひっ!!ひゃひ!!だ…駄目っ!?」ビクビクビクッ
男「(この辺りで……)」
快感を我慢しようと悶えるティーカップ娘を堕とす為、男は顔を股下に近付ける。
ティーカップ娘「あ…!!」サッ
男の侵入に気付いたティーカップ娘は、咄嗟にスカートを抑えた。
しかし、男の狙いはそこではなかった。
男「(絶対領域を舌で犯す!)」ペロッ
ティーカップ娘「あああああ!!…」ビクビクビクッ
膝裏をまさぐられながら、太股を舐められた瞬間、ティーカップ娘の全身に電撃が走った。
ティーカップ娘「い………イっ……///」ジュワリ
性器には触れず、足を攻められただけでイかされた。
ティーカップ娘の性質が、少しずつ堕ちていく。
ティーカップ娘「………っ」ドキドキ
少し落ち着きはじめたティーカップ娘。
しかし、身体の火照りは簡単に収まらない。
男「まだ、終わらないぞ?」
膝裏から、更に下へと指を滑らせていくだけで、ティーカップ娘の身体は小さく痙攣をする。
そうしてついに、男の手はティーカップ娘の足裏に到達した。
ストッキング越しに足裏を触られる快感は常人でも強烈だが……
幾度か、達しているティーカップ娘を襲う快感は、それを遥かに越える物である。
したがって…………
男「悪い娘に『お仕置き』だ!」スッ
ティーカップ娘「あああああああ!!!!」ビクビクビクッ
一撫で。
たったそれだけでティーカップ娘は自らの股間を潤した。
男「(これは…予想以上の逸材だな)」スリスリ
ティーカップ娘「あっ!ああっ!!っっっ!!!!」ビクビクビクッ
快感が津波となって押し寄せる感覚に、ティーカップ娘は正気を保つことが出来ない。
止まらない痙攣。
だらし無く開いた口。
パンツは愛液でグチョグチョになり、スカートまで浸食している。
男「どうだ?気持ち良いか?」スリスリ
ティーカップ娘「!!…あっ!…良い……でっ…!!!ああっ!!」ビクビクビクッ
男「そうかそうか」スリスリ
ティーカップ娘「あひっ!!!!」ビクビクビクッ
男「(さあて………次はどうしようか)」
1:挿入
2:愛液が美味そうなのでクンニ
3:乳が美味そうなので乳吸
4:放置
5:その他
>>88
ティーカップ娘のレモンティーマダー?
男「(………よし)」
男「大丈夫か?ティーカップ娘?」
ティーカップ娘「………?」
男「やり過ぎちゃったな。ごめん」
ティーカップ娘「も……もう終わりですか?」
男「ああ、ごめんな。お前が可愛くて…つい」
ティーカップ娘「そんなに謝らないで下さいご主人様」
男「え?」
ティーカップ娘「私はメイドですよ?ご主人様の命令に従うのが仕事ですよ?」
男「…そんなの…嫌だ」
ティーカップ娘「え?」
男「俺は、ティーカップ娘と主従関係で終わりたくない!!」
ティーカップ娘「そ、それは…どういう…」ドキドキ
男「好きだ。愛してる」
ティーカップ娘「!?」
突然の告白に、驚き硬直するティーカップ娘。
男はそんなティーカップ娘を優しく抱擁する。
ティーカップ娘「ご、ご主人様?」
男「大好きなんだ。お前の事が」
ティーカップ娘「………///」
耳元で愛を囁かれ、赤面するティーカップ娘。
突然の抱擁で混乱していたが、ゆっくりと男を抱き返した。
ティーカップ娘「ご主人様の身体って……おっきいんですね」ドキドキ
男「そうか?」
ティーカップ娘「力強くて、それでいて…あったかい…」
男「ティーカップ娘も、あったかいな」
男「…ティーカップ娘」
ティーカップ娘「はい?」
男「キスして良い?」
ティーカップ娘「えっと……お願いします」
男「ん。わかった」
ゆっくりと見つめ合う二人。しかし、その目付きは対極だ。
凛々しく輝く男の瞳に対し、ティーカップ娘は甘く、とろけそうな瞳をしている。
心の底から男を求めているのだろう。
男「………」
ティーカップ娘「………///」
そして、二人は唇を重ねた。
男「…ファーストキスはレモンの味って言うけど」
ティーカップ娘「…本当なんですね…///」
ティーカップ娘「あの…」
男「なんだ?」
ティーカップ娘「今度は……その…」
男「うん?」
ティーカップ娘「もうちょっと長く…お願いします」
男「あ、ああ…わかった」ドキッ
とろけそうな瞳で懇願するティーカップ娘。
若干、気圧されたが、男は要望に答えることにした。
男「…んっ」
ティーカップ娘「…あむっ……///」ピクッ
男「(うお!?めっちゃ食いついて来る)」ッ!
ティーカップ娘「…っ…ぁ……っ…」
男「(必死に食らい付いて……エロ過ぎだろ)」
ティーカップ娘「…んっ……ゃ……っ……ぁ…」
男「(涎が絡み付いて……甘っ?」
ティーカップ娘「…っ…ぁ………」
貪るように舌を絡めるティーカップ娘。
一心不乱にキスを続けるその姿は中毒者のようでもある。
男「(……………………………………そろそろか)」
ティーカップ娘「…ぷはぁ………はぁ……はぁ」ゾクゾク
男「…満足か?」
ティーカップ娘「………正直に言えば…もう少し」
男「遠慮しなくて良い。したいだけすれば良いよ」
ティーカップ娘「だったら…その…」モジモジ
男「ん?」
ティーカップ娘「もう一度…ギュッとしてください」モジモジ
男「……そんなんで良いのか?」
ティーカップ娘「お願いします……///」
男「うん。わかった」
ティーカップ娘のお願い通り、男は彼女を優しく抱きしめた。
ティーカップ娘「ありが…とう……ございます……」ウルウル
感極まって涙を流すティーカップ娘。
彼女も、わかっているのだろう。
男「これで、良いのか?」
ティーカップ娘「もう少し、そのまま抱きしめていて下さい」
男「…わかった」
二人が抱きしめ合ったまま、しばらくの時間が経った。
男「……なあティーカップ娘」
ティーカップ娘「なんですか?」
男「お前は、俺のこと……好きか?」
ティーカップ娘「もちろん。大好きですよ?」
男「でも、俺はお前に何度もセクハラしたし…朗読で泣かせた、最低な奴なんだぞ?」
ティーカップ娘「それでも、私はご主人様が大好きです」
男「…どうして、好いてくれる?」
ティーカップ娘「それは、ご主人様がご主人様だからです」
男「………?」
ティーカップ娘「ご主人様の魅力は、到底言葉に出来る物ではございません。私は、ご主人様がご主人様だから、ご主人様が大好きなんです」
男「………そうか」
ティーカップ娘「納得していただけましたか?」
男「ああ、納得した」
男「(俺がお前を好きな様に、お前も俺が好きなんだな……ティーカップ娘)」
ティーカップ娘「ご主人様?」
男「なんだ?」
ティーカップ娘「最後に、紅茶を一杯いれさせていただけますか?」ニコッ
男「…ティーカップ娘」
両の瞳に隠しきれない涙を浮かべながらも、精一杯の笑顔をするティーカップ娘。
男は静かに首を立てに振った。
ティーカップ娘「……ありがとうございます。ご主人様」
ベッドから立ち上がり、キッチンに向かうティーカップ娘。
その姿をジッと見た後、男は頭を垂れた。
男「………」
ティーカップ娘「るん…た……ッ…るんたっ…♪……ッ……」
涙を流しながら紅茶の準備をするティーカップ娘。
気持ちを帰るために歌を口ずさんでみるも、前のように上手く歌えない。
ティーカップ娘「……ッ………っ………」
男「…………」
ポットに注がれるお湯の音だけが、部屋に響く。
ティーカップ娘「ご主人様。紅茶の準備が整いました…」ニコッ
男「ああ……ありが…とう…」プルプル
ティーカップ娘「そ、それでは…以上で、私のお仕事は……」
男「ああ、本当に……ありがとう」
ティーカップ娘「これからは、一人でも頑張って下さいね?」
男「馬鹿……昨日まで、一人だったっての」
ティーカップ娘「そうでしたね……」
男「いただくよ、ティーカップ娘がいれてくれた紅茶」スッ
ティーカップ娘「はい…」
男「…………うん。美味しい」
ティーカップ娘「………短い間でしたが、ありがとう……ございました。ご主人様」スゥ…
男「ティーカップ娘!身体が…!」
ゆっくりと、ティーカップ娘の身体が透けていく。
ティーカップ娘「大好きでした。ご主人様!ティーカップ娘は、ご主人様の……男様のことが大好きでした!!」スゥ…
男「そんなの!俺だって!!本当にお前のことが!!」
ティーカップ娘「……」ニコッ
すでに輪郭だけが、ぼんやり見える程度まで、透けていく。
男「……大好きだ!!」
ティーカップ娘「……
ティーカッ……
ティ……
…
そして、彼女は消えた。
男「ティーカップ娘……」
けして、広くも狭くもない部屋に、男の声だけが残酷に響き渡る。
?「いやあ。良い物が見れましたね」
俯いていた男は、突然の声に慌てて顔を上げた。
男「お前は…神?」
神「はい。>>100までお疲れ様でした~感想はどうですか?」
男「………っ」
神「素晴らしかったですよ~?まさか擬人化を一度しか使わないなんて、予想外でした」
男「………?」
神「一人暮らしの男性なら、手当たり次第に擬人化してレイプして終わり。そんなことを想像してたんですがね、貴方はまったく違った」
神「感動しましたよ~。私も、私の友人達も」
男「……全部、見てたのか?」
神「そりゃあ勿論。録画もしときましたけど、見ますか?」
男「……いや、彼女との思い出は…俺の心にしまっておくよ」
神「お~お~…熱いですねぇ」
男「………」
神「でもねえ、せっかくの二人の出会いの記念品なんですから、受けとって下さいよ~」
男「いや…そんな…」
神「そんなそんな。実はね…私の友人達が貴方達二人のファンになってしまったんですよ」
男「……ファン?」
神「そうです。二人の愛の形に神すら感動したのです。誇りに思って、受けとって下さい」
男「だけど…そんな…」
神「良いでしょ?毎年記念品になったら二人で一緒に見てくださいよ。もちろん、その様子も録画させてもらいますけど」
男「……………今、『二人で』って言ったか?」
神「おおっと……まあ、隠すことではありませんね」
男「二人って!ティーカップ娘が帰ってくるのか!?」
神「本来なら、個神の判断で人間を増やすなんて、やっちゃいけないんですけどね、今回は、友人達が是非と言うものですから」
男「よ……よかっ…た……」
神「だってほら、ティーカップ娘さんの擬人化が消えたなら、元になったティーカップがそこらに落ちてるはずでしょ?」
神「それでは」パチン
神が指を鳴らすと、まばゆい光と共に一人の女性が男の前に現れた。
ティーカップ娘「あ……あれ?」
男「ティーカップ娘!!」ダッ
ティーカップ娘の姿を捕らえると、男は周りの目を気にせずに抱き着いた。
ティーカップ娘「ご、ご主人様!?」
男「よかった……本当によかった…」
ティーカップ娘「あ、あの…これは一体…?」
神「わたくし共からのサービスですよ、お嬢さん」
ティーカップ娘「サービス??」
神「貴女の恒久的な存在の保証と、結婚の為に必要な戸籍、住民表等の改ざん。神にかかれば造作もありません」
男「ティーカップ娘…ティーカップ娘!」
ティーカップ娘「ご主人様…」
神「お二人が幸せな未来を築いて行くことを、心より願っております。お邪魔しました~」ヒュンッ
そう言って、神は姿を消した。
男「ティーカップ娘!……本当に…よかった…」
ティーカップ娘「ご主人様ったら…泣きすぎですよ…っ…」
男「嬉し涙だよ…っ…」
ティーカップ娘「…ご主人様?」
男「うん?なんだ?」
ティーカップ娘「何かお仕事はございませんか?」
男「そうだな……それじゃあ」
男「俺と結婚してください」
ティーカップ娘「ふぇ!?」
男「だ、駄目か?」
ティーカップ娘「いえ、かしこまりました。…男様!」
男「ああ!これからもずっとよろしく!」
終わり
お付き合い、ありがとうございました。
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