男「神などいるわけがない!」 (10)

男「神などいるわけがない!」

神様「随分心の汚れた人間だな」

男「第一神などいたら戦争などないであろうが!私がこんなに不幸になることもないであろうが!」

神様「だ~か~ら~その不幸な人間を救うために俺はいるんだよ。戦争はいいことないように見えるかもしれんがちょうどいい具合にバランスが取れてんだぜ?
いい具合にあれで人が亡くなってバランスとれてんの~。」

男「私の不幸を救ってくれるのか?」

神様「いい食いつきだな。そうだな。救ってやらんこともない。」

男「ほ、本当に神様がいるなどと信じたわけではないぞ!た、ただ救ってくれるというのなら救ってもらってもいいぞというスタンスだ!」

神様「素直じゃないねぇ。じゃあこのアイテムを君に授けよぉ~」チャラッ

男「懐中時計…?」

神様「た~だの懐中時計じゃないんだなぁそれがぁ。それは自分の戻りたい時間に戻すことのできる時計なんだよ。まぁおまえの不幸のターニングポイントは4つくらいだろぉ。まぁ4回使えるように設定しておいた。」

男「そ、そんなことできるわけがない。まず胡散臭すぎるだろ!公園にいるホームレスみたいな格好のおまえが神様??信じられるわけないだろ!」

神様「ふーん。信じれないとな。お主の不幸の過去を一部始終語ってやろうか。まずは小学校時代かなぁ。意識していた異性の女の子がいじめられている現場に居合わせた時の話でもしようか。」

男「な、なんで知ってんだよ……」

神様「それとも思春期のあの時の話でもしようか。お主は中々の性欲の持ち主だからなぁ。励んでおった励んでおった。」

男「わ、わかったよ!信じるからその話やめろ!!ひゃっぽゆずってしんじたとしよう。この時計どうやって使うんだよ。」

神様「何簡単な話だ。時計の上のボタンを押して念じるのだよ。戻りたい時間に。そして離す。そうすると戻りたい時間に体ごと戻っているというわけだ。詳しいことはやってみればわかる。あ~あと一応だか悪用せんためにおまえには付き人もつけているからなぁ。」

男「付き人?」

神様「ふふっ。誰かは過去にいってみてのお楽しみだ。ほれ。早く使わないか。その時計。」

男「そ、そんなこといってもよぉ。ターニングポイントなんてどこだったかよく思い返さないと…」

神様「意気地がないのぉ。実に貧弱な男だ。そんなんだから前は職にも就かずに食いたいものを食い。やりたいことだけをやり。そんな傲慢な人間になってしまうのだ。ほらほら。はよいけ。はよいって過去を変えてこい。」

男「ぐぬぬ…そ、そうだなぁ…じゃあ小学校五年生の4月!!」ポチ

男「それで離すと。カシャん?」グルルル

男「時計が壊れた!?」ギュルルルル…チィン

男「あ、あれぇ!?なんだこれ。体がちいせぇ。。部屋が懐かしい…えっとカレンダーだ!」

男「戻ってる…あの頃だ…神様って本物だったのな…」

現人神であるお方天皇陛下がいるぞ

母親「俺~!そろそろ起きなさい!今日から新学年でしょ!しゃきっとしなさい!」

男「指定した日時…この日から3日後なんだよな…」

母親「何ブツブツいってるの?」

男「いや!なんでもないよ!おふくろ」

母親「おふくろなんてどこで覚えたの!」

男「少し若いなぁ。やっぱ戻ってる」

母親「ねつでもあるのかしら…ってそろそろ学校よ!はやくいきなさい!」

男「えっ?まだ七時半じゃんか。」

母親「何バカなこといってるの!学校8時からでしょはやくしなさい!」

男「は、はい!」



男「ふぅ…なんとか間に合いそうだよ。だがなれないなぁ小学校の自分は。」

幼馴染「おっはよぉ!おぉ!小学生だねぇ!」

男「幼馴染じゃん!おぉ!」

幼馴染「ふむふむいい反応だねぇ~」

男「それよりお前結構可愛いのな。改めて見ると可愛い顔してるよ。」

幼馴染「な、なにさぁ//」

男「おっ。もうこんな時間じゃん。走んなきゃ!」タッタッタ

幼馴染「ま、まってよぉ~」タッタッタ

>>5
神様「あぁ。あのお方も俺らと同じだよ。人の皮を被ってる神様さ。あのお方は強力かつ貴重な武器も納めてるから中々の権力をお持ちだよ。」

男「間に合ったぁ…」キーンコーンカーンコーン

先生「はぁいみんなせきについてねぇ~」

男「俺の席は…ゆみちゃんの隣…//」

日直「起立。きをつけ。おはよーございます」

皆「おはよーございます」

日直「着席」

ゆみ「おはよう俺くん」ニコニコ

俺「おはよ…//」モジモジ(小学校のゆみちゃんクソ可愛い!やべぇ!!ロリコンの血が騒ぐぜ!)ツネェ

俺「痛っ‼︎」

先生「どうしました?俺くん。」

俺「なんでもないです…」ズキズキ

皆クスクス…

俺「なにすんだよ幼馴染!」ヒソヒソ

幼馴染「これが私の役目」ヒソヒソ

俺「???」

男「ふぅ~…やっと2時間目終わった~案外小学校も疲れるなぁ~」

イケメン「おぉい!俺!サッカーしようぜ!」

俺「おぉ!久々にやりてぇ!」

イケメン「???お前昨日もやってたじゃん」

俺「あっそうだったそうだった!すまんすまん。」

イケメン「変な奴ー。グランドで待ってるぞ!」

俺「おう!」(小学校って2時間目と3時間目の間も少し長めの休み時間あったな。懐かしい~)

男「久々に動いたけど身体全然動く…俺すげぇ…」

イケメン「なんかお前今日変だな」

男「すまんすまんwきにしないで!w」

男「それより3時間目か…うーん。少し眠い…」

ゆみ「また授業中ねちゃうの?ふふw」

男「ね、ねねぇし!」

ゆみ「寝たらちゃんと起こしてあげるね」

男「寝ないから~~~!」

~~五分後~~

男「zZ…」

ゆみ「ふふw」


作者「ぼくも…zZ…」(お昼頃あげます)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom