【Fate】アースセル「真なる聖杯を手に入れろ」【安価とコンマで聖杯戦争】 (1000)

                     ———極めて近く——

                   ———限りなく遠い世界——

                 ———誰も彼もが真理を求め——

                 ———世界に淘汰されていく———

———貴方は .                                  ./\貴女は———
                         ——何を目指す?——    /:::::::::::\
                                     _/:::::::::::::::::::::::\
———世界は常に修正するのなら               ヽ ̄ !:::::::::::::::::::::::::::::::\
           ┌─——──┐               /|  !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          `ヽ r———´                r┐:::::! .!:: ::::::::::::::::::::::::::::_::::::\世界が願いを拒むなら———
            | |   _         ___     /:l !:::::::|  レ. ̄\::::::::::::/  \::::::\
            | |__ノ |    _   |: レ—┐ ノ .|___::|  __  :!:::::/     \::::::\
            | .__  .!   / r、ヽ  ' ,  「`ヽ !:`┐ ┌:::!  f::::::::! |/          \:::::\
            | |  `;_|   {  }.| !  l .!:::::::i_!::::::|  !:::::!  |::::::::| |             >: ::::::>
———我々は    ! !        ゙冫'´,. |   ! !:::::::::::::::::|  |:::::!  !::::::::! |\         /::::::/
            | |       イ / | !   | i\:::::::::::::!  !:::!|  |::::::::! レ|:::\       /:::::/
          ___j 〔___ノi {  じ  !ノi ノ |  \:::::::|  |ノ |  !:::::::|   i:::::::::\_/::::::/
         .└————‐┘ 'ー'^ー  |__ノ    \::!__.人 _ノ:: ::::|_._/::::::::::::::::::::::::::/
         ———————————————————————:::::::::::::::::::/

               __     .__     _     ._.  \::::::::::::::::::::::::::::::::::::/我々は———
             /r-、 i    .| |       | |      | |    \::::::::::::::::::::::::/
              | |       | ニニ    | |      | |.     \::::::::::::/
              | |_ノi    | |_     | |___  | |___     \/
              .'ー‐ ′   └—‐    └——. └——
               ———新たな世界を作りだそう———


             




Fate/stay night 
Fate/Zero 
Fate/EXTRA 
Fate/Apocrypha

の設定に付随した安価進行スレです


基本ルール、ステータス、コンマ表はまとめwikiに掲載しています


まとめwiki:http://www58.atwiki.jp/earthcell/pages/1.html


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369214993


8日目の情報を更新します


『貴女は、聖杯戦争の御三家である間桐の養子として出される』(家系判定:9)

『その才能は、卓越した蟲使いとして開花した』(才能判定:9)

『間桐の調教により、その特性は『変異』した』(特性判定:8)

『貴女は元は快活な少女であったが、今では諦観している』(性格:0)

特殊スキル:【間桐の家系】
家系スキル1:蟲遣い 特性により『変異』 1回まで使用可能
家系スキル2:翅刃虫 敵補正:-1
スキル2:【君が為】
対象:間桐雁夜【初恋の相手】

家系:9 才能:9
特性(変異):『修積』
クオリティ:A++
性格:0 境遇:1
令呪:3画

『セイバー』:白銀の甲冑を身に付けた青年の英霊
真名:ガウェイン
ステータス
スキル1:『聖者の数字』:朝・夕に限り特殊コンマ使用
スキル2:『対魔力B』:敵魔術補正『1』減少
宝具:『転輪する勝利の剣』コンマ*2のダメージ スキル使用時コンマ*3+3のダメージ


貴女視点の感情一覧
『セイバー』【信頼】「『セイバー』さんは強いんです」
『アーチャー』【普通】「少し…やり過ぎたでしょうか?」
間桐桜【家族愛】「偽物のお姉ちゃんでごめんね…」
間桐慎二【深愛】「シンちゃん…ごめんね」
間桐雁夜【初恋】「雁夜おじさま…」
間桐臓現【恐怖】「聖杯を…手に入れれば」

登場人物の感情一覧
『セイバー』【忠誠(愛)】「バカな…取られた…だと」
『アーチャー』【普通】「なるほど、それが本来の君の姿か」
間桐桜【信頼】「…ごめんなさい」
間桐慎二【愛情(決意)】「姉さんは、黙って幸せになればいいんだよ」
間桐雁夜【??】「ごめん…」
間桐臓現【支配】「さて…面白くなってきたわい」


NPCマスターを更新します

『アーチャー』:赤い外套を纏った浅黒い肌の男性
マスター:間桐慎二
家系:『8』 才能:『3』 特性『吸収』
スキル1:『偽臣の書』
スキル2:なし

『ランサー』:武蔵坊弁慶
マスター:臥藤門司
家系:『4』 才能:『8』 特性『なし』
スキル1:『霊子ハッカー(ガトー)』
スキル2:『宗教家』 宗派【ごった煮】

『ライダー』:麗しい髪飾りを付けた…女性?
マスター:遠坂凛 
家系:『7』 才能:『9』 特性『流転』
スキル1:『宝石魔術』
スキル2:『五大元素』

『バーサーカー』:ランスロット
マスター:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
家系:『8』 才能:『0』 特性『転移』
スキル1:『特別令呪』
スキル2:『天の杯』

『キャスター』:ナーサリーライム
マスター:葛木宗一郎
家系『1』才能『1』特性『失敗』 武術:『9』
スキル1:『朽ちた殺人鬼』

『アサシン』:セミラミス
マスター:衛宮士郎
家系『1』 才能『5』 特性『???』
スキル1:『???』
スキル2:『投影魔術』
スキル3:『破綻者』


脱落
『アサシン』
『バーサーカー』
『キャスター』
『ランサー』
『ライダー』

はじまるざます



貴女は、神父を追って蟲を従える

士郎「行かせる…!?」

鋭い剣閃が士郎を襲う

なんとか、武器で弾き返すが勢いを殺せずに壁に激突する

目の前には、貴女に従う太陽の騎士がいる

貴女は『セイバー』に、士郎の足止めをさせるように伝える

セイバー「…足止めですね。わかりました」

大量の蟲が神父を包囲していく

綺礼「…これは、親元を殺さねば、逃げ切れんな」

イリヤを茂みに潜ませる綺礼


———鬼ごっこは終わりですか


枯れた木の葉を踏みしだく音

それは、貴女の足音だ

そして、鼓膜を突き破らんとする蟲の羽音

綺礼「なるほど…間桐雁夜とは段違いと言う訳か」

綺礼「あの翁も…とんでもないものを懐に仕込んでいたものだ」


貴女は、神父の口から信じられない言葉を耳にした

何故…彼が、雁夜を知っている

綺礼「ほう…間桐雁夜は私の盟友だった」

綺礼「そういえば…彼は、最後まで少女の身を案じていたな」


直後コンマ:貴女感情判定
1に近いほど、動揺
9に近いほど、冷静

>>10 判定:2 結果:動揺


貴女は、敵を目の前にして…意識を向けられない

この神父は…雁夜を知っている

自分の初恋の彼を…知っていると言っている

綺礼「彼は、自分の身を犠牲にしてでも、守りたいものがある…そう言っていたが」

綺礼「なるほど…それが・・・・」

綺礼は、歩み寄っていく

そして、手を差し出した

綺礼「間桐雁夜の遺志。君が引き継ぐかね」


直後コンマ:貴女の感情判定
5以下で頷く
6以上で「侮るな」
間桐雁夜:-3
間桐慎二:+3

あい

>>15 判定:2 結果:頷く


貴女は、その言葉に首を、頷いた

臓現「ぬ———!馬鹿な…何をしておるか……!」

心臓に戒めが奔る

あぐ…!

貴女は神父の服を握り締めて倒れかける

綺礼「ほう…君も、間桐桜と同じものか」

綺礼は、貴女の肩を抱く

綺礼「だが、間桐臓現よ」

綺礼「闘う力を失った貴様が、私の前に立つという意味」

綺礼「生に執着した貴様が理解出来ぬはずはあるまい?」

綺礼は、臓現の頭を掴み、地面へと叩きつける

紡がれるのは、教会に伝わる洗礼の詠唱

そして、臓現の全身の骨を砕き、頭部を踏み砕く

臓現「ははは、ははははは!未だに人並みの幸せなどを求めておるか!」

臓現の呪詛が心臓の戒めと共に、貴女に響き渡る

   キ リ エ ・ エ レ イ ソ ン
 「————“この魂に憐れみを”」


臓現の嘲笑は、貴女の胸の痛みと共に世界から消えた



※『ライダー』消滅


8日目:終了

直後コンマ:各陣営判定
1-3:???
4-6:『アーチャー』陣営
7-9:『セイバー』陣営
0:特殊判定

お姉ちゃん…

>>26 判定:4


凛は、愕然と自分を助けた相手を見上げる

凛「慎二…アンタ…どうして」

今回については、静観する。

確かに、彼はそう言った

慎二「ハァ?何言ってんのさ?」

慎二「僕は、ただ姉さんに無様に負けた遠坂を見に来ただけさ」

目の前には、刻まれた翅刃虫の群れ

アーチャー「さて、どうするのかね、マスタ−」

『アーチャー』は慎二からの指示を待つ

本来の主である桜は、令呪を用いて『アーチャー』を慎二のサーヴァントにした

桜「臆病な私じゃ…義姉さんを助けてられないから…」

桜「兄さん…お願い…姉さんを助けてください!」

桜はずっと後悔していた

いつも、自分を守ってくれた義姉が苦しんでいる時
自分は、何もしてあげられることが出来なかった

それは、慎二も同じ想いであった

だから、今、自分は此処にいる

なんとか、臓現の目を晦まして、なんとか、ここまで来れた

だが、少しだけ…本当に、少しだけ遅かった

雲が…空を覆う

だが、その雲は…どこまでも、悍ましい

当然だ、それは雲では無い

それは、空をも覆う…蟲の大群


———聖杯戦争は終わりました

———間桐が、聖杯を使い、全てを叶えます


その声を誰もが知っていた

座り込んでいる遠坂凛も

『セイバー』に打ち倒される衛宮士郎も

主の命に従い、士郎をあしらう『セイバー』も

それは、聞き逃しもしない

その声は…間桐慎二にとって

最愛の女性の声

慎二「そんな…姉さん」

まるで、生気を感じられない機械的な音声

それは、間違いなく…貴女のものだった


※ルート確定:『愛憎反転』


8日目:終了 

直後コンマ:貴女感情判定
成功で…

えい

>>36 判定:8 結果:成功 ※令呪1画使用


直後コンマ:貴女感情判定
成功で…

>>36 判定:3 結果:失敗


直後コンマ:貴女感情判定
成功で…

>>45 判定:8 結果:成功 ※令呪二画使用


令呪を二画使用したことにより、一時的にマスター権を他マスターに移譲します

移譲先マスター選択
1.衛宮士郎
2.間桐慎二
3.遠坂凛
4.間桐桜
↓3

2

>>50 選択:2 結果:間桐慎二


8日目の情報を更新します


『貴女は、聖杯戦争の御三家である間桐の養子として出される』(家系判定:9)

『その才能は、卓越した蟲使いとして開花した』(才能判定:9)

『間桐の調教により、その特性は『変異』した』(特性判定:8)

『貴女は元は快活な少女であったが、今では諦観している』(性格:0)

特殊スキル:【間桐の家系】
家系スキル1:蟲遣い 特性により『変異』 1回まで使用可能
家系スキル2:翅刃虫 敵補正:-1
スキル2:【君が為】
対象:間桐雁夜【初恋の相手】

家系:9 才能:9
特性(変異):『修積』
クオリティ:A++
性格:0 境遇:1
令呪:1画


貴女のサーヴァント

『ライダー』
『バーサーカー』
『キャスター』

貴女視点の感情一覧
『セイバー』【険悪(信頼)】「忠義とか…気持ち悪いの」
『アーチャー』【普通】「シンちゃんを苛めないなら生かしてあげる」
間桐桜【険悪(家族愛)】「貴女がいた所為で…私はずっと苦しんだ」
間桐慎二【憎悪(深愛)】「無能で役立たずなシンちゃんは、お姉ちゃんが守ってあげる」
間桐雁夜【初恋】「雁夜おじさまの願いは、私が叶えてあげます」
間桐臓現【支配(恐怖)】「無様なお爺様」

登場人物の感情一覧
『セイバー』【忠誠(愛)】「…ッ!貴女の勅命…確かに受け取りました」
『アーチャー』【普通】「反転したか…最早、アレは世界の敵だ」
間桐桜【信頼】「義姉さん…!」
間桐慎二【深愛】「そんな…姉さん!」
間桐雁夜【??】「ごめん…」
間桐臓現【??】


NPCマスターを更新します

『アーチャー』:エミヤ
マスター:間桐慎二
家系:『8』 才能:『3』 特性『吸収』
スキル1:『偽臣の書』
スキル2:なし

『ランサー』:武蔵坊弁慶
マスター:臥藤門司
家系:『4』 才能:『8』 特性『なし』
スキル1:『霊子ハッカー(ガトー)』
スキル2:『宗教家』 宗派【ごった煮】

『ライダー』:アストルフォ
マスター:遠坂凛 
家系:『7』 才能:『9』 特性『流転』
スキル1:『宝石魔術』
スキル2:『五大元素』

『バーサーカー』:ランスロット
マスター:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
家系:『8』 才能:『0』 特性『転移』
スキル1:『特別令呪』
スキル2:『天の杯』

『キャスター』:ナーサリーライム
マスター:葛木宗一郎
家系『1』才能『1』特性『失敗』 武術:『9』
スキル1:『朽ちた殺人鬼』

『アサシン』:セミラミス
マスター:衛宮士郎
家系『1』 才能『5』 特性『???』
スキル1:『???』
スキル2:『投影魔術』
スキル3:『破綻者』


脱落
『アサシン』
『バーサーカー』
『キャスター』
『ランサー』
『ライダー』

8日目は如何でしたでしょうか


ルート確定までのフラグ
�特定のキャラクターへ愛情を取得
�臓現から得た真実を取得�取得時、コンマ6以上(失敗でHFルート)
�綺礼との会合


この三つが揃って貴女による『愛憎反転』ルート
フラグ零しでノーマルかHF

ノーマルエンド→やまなしおちなし
HFルート→このスレ初の黒桜


現在の貴女さん
愛する人が憎くて憎くて仕方なくて嗤っています

現在の神父さん
そんな貴女の姿を観て愉悦ってます

現在の>>1
こっから先どうしようと悩んでます


ちょい休憩

言い忘れてました

現在の『セイバー』さん
慎二に付いてます。魔力提供元は貴女


視点選択
1.貴女
2.慎二
3.自由安価
20:23
↓3


姉さんを……返せ

>>92 選択:2 結果:間桐慎二


9日目:朝

間桐慎二は眠りに付くことが出来なかった

昨日の夜に降り注いだ絶望は、今も脳裏から離れない

その後で、神父から貴女の状態を聞いた

もう、姉さんは助けられない…と

そして、神父は姉さんが、この世界を壊そうと…望んでいる

慎二はそれを嘘だ…とは言えなかった

貴女が、世界を憎まないはずがない。そうどこか確信している

自分は…姉をどうすればいいのだろうか

それだけが、脳裏の中で回転する


慎二の朝の行動
自由安価
20:33
↓3

自分の味方になってくれる人全員集めて作戦会議

>>97 選択:


慎二は、自分の仲間になってくれそうな人間に声を掛けることにした

集まったのは、『セイバー』、『アーチャー』、桜、士郎、凛の5人だ


議題:作戦行動について
自由安価
20:44
↓2-4で候補

全員に姉さんなんとかできそうな手段持ってる奴いるか聞いてみる

>>111-113 選択:



慎二「お前らさ、何か知ってるんだろ?姉さんを元に戻す方法とかさぁ」

慎二は全員へと意見を投げる

あれが、魔術か何かで変化するなら魔術で戻す方法があるはずだ

誰もが口を空けようとしない

慎二は、更に言葉を渡す

慎二「なぁ頼むよ!教えてくれよ!姉さんを助けられるんだろ!!」


直後コンマ:『アーチャー』感情判定
1に近いほど、貴女の抹殺を優先
9に近いほど、貴女の救出を優先

↓2コンマ:間桐桜感情判定
1に近いほど、貴女の抹殺を優先
9に近いほど、貴女の救出を優先

↓3コンマ:衛宮士郎感情判定
1に近いほど、貴女の抹殺を優先
9に近いほど、貴女の救出を優先

↓4コンマ:遠坂凛感情判定
1に近いほど、貴女の抹殺を優先
9に近いほど、貴女の救出を優先

聖杯については御三家()なレベルでの知識だが大丈夫だろうか

えい

>>116 判定:6 結果:この話し合い次第だな
>>117 判定:4 結果:姉さんが悪になる前に…
>>118 判定:5 結果:俺は…桜の味方だから…
>>119 判定:8 結果:…


セイバー「当然です。貴女は絶対に助けられる」
セイバー「その為に、私は此処にいるのです」

『セイバー』は強い意志を持って慎二の言葉を肯定した

アーチャー「貴女は、既にお前の知る女じゃない…」
アーチャー「それでもシンジ…お前は助けると言うのか?」

慎二は頷く。当然じゃないか。
どんくさい姉さんは絶対に助けを求めているんだから

アーチャー「そうか…」

それきり、『アーチャー』は静かに口を閉ざす


桜「もしも、姉さんが…本当に世界を憎んで壊したいと願っているなら…」
桜「そして、止める方法が…殺すことしかないのなら…」

慎二「ふざけるなよお前———!」

桜の言葉が言い終わる前に、慎二は桜の肩を強く握る

姉さんを殺す?あれだけ助けてくれた姉さんを殺すのかよお前は!

士郎「やめろ!慎二!」

士郎の手を掴む慎二

慎二「なんだよ、お前。正義の味方なんだろ!」
慎二「だったらさぁ…普通、助けるんじゃないの!?」
慎二「正義の味方の常識じゃない!?」

慎二の言葉に、士郎は頷けなかった

士郎「俺は…桜だけの味方だ」
士郎「だから、その答えだけは…返せない」

場が静まり返る

誰も、貴女を助けよう…そう言わない

そんな空気の中、彼女だけは違った

凛「ねぇ…間桐君」

凛は慎二を強く睨む

凛「あなた、自分のお姉さんの為なら死ねる?」


間桐慎二選択
1.頷く
2.頷けない
↓3



1

>>149 選択:1


死ぬ———

それは、とても怖いことだ

僕は死にたくない

なんだって、僕が死ななきゃいけないのさ

僕は天才だよ?天才の僕がまだ、人生も楽しんでないのに死ぬなんておかしいじゃない?

そうだ、おかしいことだ

おかしいんだ…可笑しいに決まってる!

それなのに…

なんでだろうか、今更になって、あの女のことばかり脳裏を奔る

———シンちゃん、好き嫌いはダメだよ!
———シンちゃん、良く出来ました!
———シンちゃん、ずっと一緒にいてあげるね!

間桐の当主は自分だと疑わなかったとき、
ずっと、一緒にいてくれると約束してくれた小さな姉さん

———ごめんね、ダメなお姉ちゃんでごめんね…
———シンちゃんのこと、守ってあげられなくて、ごめんね…
———お姉ちゃん…もうね…

僕でも姉さんでもない、桜が間桐の魔術師だと知った時
泣いて謝る事しか出来なかった無力な姉さん

———シンちゃんに素敵な友達が持てて、安心しました
———シンちゃんがイヤならいいよ
———シンちゃん、大人しくしていなさい

なにもかも諦めて、それでも弟と妹は何とか助けようとしていた姉さん

———私、シンちゃんのモノになっちゃった

僕なんかのモノになったくらいで、この世で一番幸せな…十年ぶりに見た姉さんの笑顔が

僕には、どうしても忘れられなかった

あぁそうさ!死ぬのは怖いよ!死ぬのはイヤだよ!

もっと言ったら痛いのだって怖いのだってイヤだよ!

でもさ、それでもさ———

そんなものより…姉さんの方が大切だって…思ってるんだよ!


慎二は、凛の問いに頷いた

その頷きに、凛は笑顔だった

凛「よし…じゃあ、いっちょやりますか!」

凛は立ち上がる

そして、慎二にウインクした

凛「今の間桐君、少しだけだけど、カッコ良かったわ」


凛【友好】取得

※『アーチャー』は黙秘しています
※間桐桜は貴女の抹殺に傾いています
※衛宮士郎は悩んでいます
※遠坂凛は貴女の救出に賛成します

間桐慎二の昼の行動
自由安価
21:25
↓3

桜と会話

>>168 選択:桜と会話


慎二は桜と話そうとリビングまで歩く

ここは衛宮の家だ。僕だって少しはこの家を知っている

桜「あ…兄さん」

桜は畳に座っている

僕は向かいに座る

さて…何を話そうか


慎二の会話選択
自由安価
21:36
↓3

>>181+>>180

>>182 選択:


僕は、桜に思いのたけをぶちまけた

慎二「なんなのお前。それでも姉さんの妹なわけ?」

単純にやっぱり…僕は許せなかった

姉さんを殺すなんて平然といった桜が

でも、それも正しい選択だって心の中では解っている

桜「…ごめんなさい、兄さん」

あー…もう!こんな事をいう為に…僕は桜と話してるんじゃない!

僕は真剣な目をして桜を向いた

慎二「なぁ…あいつを殺そうとしてるならさ」

慎二「僕が死んですべてが失敗に終わってからにしてくれ。頼む」


直後コンマ:間桐桜感情判定
成功で…
会話選択:+1

コンマ神お願いします

>>186 判定:3 結果:失敗


桜は、ずっと下を俯いたままだった

…これ以上は何を言っても仕方がない

『アーチャー』との契約をそのままにしているだけでも
ありがたいと思っておこう


そうして、慎二は席を立った


慎二の夕方の行動
自由安価
21:50
↓3

ガウェインと会話

>>204 選択:『セイバー』と会話


慎二は『セイバー』と会話することにした

セイバー「何用でしょうか、シンジ」

慎二は『セイバー』にどうして、自分の味方をするのかを聞いた

だっておかしいじゃん、お前、姉さんのサーヴァントなのに

『セイバー』は淀みの無い口調で答える

セイバー「我が主は、悪性に飲まれていく中で、力を振り絞って私に令呪を使いました」

セイバー「一画目に、私との主従を取り消すこと」

セイバー「そして、二画目に、シンジを守り抜けと」

慎二は『セイバー』の言葉に、一瞬だけ目の奥が疼いた

姉さんは、最後まで、間桐慎二という人間の盾となろうとした

セイバー「ですから、シンジ」

『セイバー』は慎二に跪く

セイバー「どうか…我が主を…助けてください」


慎二の感情選択
1.頷く
2.頷かない
↓3

1+いっしょに助け出そう

>>221 選択:


慎二はフンッと鼻を鳴らす

慎二「お前さ。なに勘違いしてんのさ」

それはまるで突き放すように

慎二「別にお前の力が無くたって」

慎二「僕は、姉さんを助けるつもりだっての」

その言葉に『セイバー』は爽やかな笑みを浮かべた

セイバー「なるほど…貴女がシンジを可愛がるわけです」

その言葉に慎二はよく理解出来ずに、不機嫌になる

セイバー「シンジ、今だけですが、私はあなたの剣となります」


『セイバー』友好取得


間桐慎二の行動選択
1.姉の元へと向かう
2.自由安価
22:05
↓3

>>233 選択:1


凛「準備は良いわね?」

慎二、『セイバー』、『アーチャー』は頷く

凛「OK、それじゃあ行くわよ」


そうして、凛の後に付いてく

向かう先は、円蔵山の地下空洞

そこに大聖杯が眠っている


円蔵山に近づいた瞬間…

そこは、最早、地獄と化していた

柳洞寺には…蟲しかいなかった

人はいない、人の形はどこにもいない

凛「…良いわね、まずは此処を抜けるわよ!」


直後コンマ:突破判定
成功で突破
同盟:+1


>>241 判定:0 結果:特殊判定


全員が突破に掛かろうとした時だった

蟲達は、動かない

ただ、慎二たちに道を譲るように姿を隠す

凛「…嘗めてくれるじゃない」

凛は地下を睨み付ける

姉さんは、明らかに僕達を誘っている


凛「…どうする?」


間桐慎二の行動選択
1.先に進む
2.引き返す
22:19
↓3

1

>>250 選択:1


先に進む

そう決断した時だった

蟲の気配は完全に消えた

凛「アンタの姉さん…良いシュミしてるじゃない」

凛「私たちが引き返そうとしたら完全に襲ってたわよ」

姉さんは明らかに遊んでいる

まるで、今までの鬱屈な気持ちを晴らそうとしている


今は、そんなことを考えている暇はない

僕達は、先へと進んだ


直後コンマ:蟲判定
1-3:蚕
4-6:蜻蛉
7-9:蝦蛄
0:特殊判定
未登場:+2

ほい

>>256 判定:4 結果:蜉蝣蟲


洞窟の中に入った時

『—————!!!!』

鼓膜を破らんとする程に、不快な羽音が襲い掛かる

凛「間桐君、この宝石…絶対に失くさないでよ」

凛が慎二に宝石を渡すと、不快がやわらいでいく

油断せずに、進んだ先には———

体調は十メートルには届かない

巨大なカゲロウが餌を求めていた


これは…姉さんの蟲!?


『セイバー』と『アーチャー』が剣を構える

しかし、そのとき、地面が大きく揺れる

凛「…まずいわ!ここは『セイバー』か『アーチャー』のどちらかに任せましょう!」


間桐慎二選択
1.『アーチャー』に任せる
2.『セイバー』に任せる
↓3

2

>>266 選択:2 結果:『セイバー』に任せる


セイバー「此処は私が行きます。皆さんは奥へ!」

『セイバー』が巨大な蜻蛉へと斬りかかる

慎二と『アーチャー』、そして凛は奥へと向かう

そして、感じ取るのは凄まじいまでの憎悪

気を保てなくなれば、すぐにでも飲み込まれる

そして、その憎悪は、奥から流れている

———Would you know my name, if I saw you in heaven.

それは、どこかで聞いた洋楽だ

本来なら男のボーカルが、綺麗なソプラノに代わっている

———Would it be the same if I saw you in heaven?

それは、哀しい歌。天国に行っても救われない歌

I must be strong and carry on

'cause I know I don't belong here in heaven

そして、会いたい人は天国にはいなかった



歌声と共に、奥の入口が見える…

そこには、世界を殺すほどまでに
憎しみを植え付けられた

一人の少女が歌っていた


———あはっ、いけないんだ。シンちゃん

———こんなところにのこのこやってきて

———お姉ちゃんに、殺されたいのかな?



直後コンマ:状況判定
1-5:蟲
6-0:サーヴァント

あい

>>274 判定:7 結果:『バーサーカー』召喚


バーサーカー「■■■■■■———!!!」

貴女の眼の前には、『バーサーカー』のサーヴァントが現れる

だが、『バーサーカー』は仕掛けてはこない

いや、それよりも、貴女の興味は慎二ではなく、手元の何かに向けられている

———ねぇ、見てみてシンちゃん

———これ…なんだかわかる?

それは…まるで、ムカデのような蟲だ

———これね、ずっと私の心臓を巣食ってた蟲なの

———ねぇ、そうでしょう?お爺様

ムカデのような蟲が微かに動く

臓現「やめ…やめてく…れ…」

まさか、あれは…

———まずは、半分にちぎっちゃいまーす

貴女は、にこやかに躊躇なく蟲の胴体を半分に契る

落ちた胴体が、貴女の蟲に捕食される

臓現「あぁ…アァ…」

まるで、無垢な子供がおもちゃを弄るように

貴女は、臓現を解体していく


———お爺様ったら、こんなので痛い…なんて言わないでよ

———私はもっと痛かったの、もっと苦しかったの

———最低でも、同じくらい味わってくれなきゃ

———殺しても許さないんだから


貴女は、自身の歪められた特性『修積』によって、
聖杯の魔力を蓄積して己の体内に還元していく

第四次聖杯戦争で得た聖杯の破片を埋め込まれた貴女は
己の体内に取り込もうとして、今、大聖杯を掌握しようとしている


徐々に、徐々に細切れにされていく蟲

それを実行している貴女は、狂喜に顔を歪ませる


———ねぇ、シンちゃん

———シンちゃんは、こんなところに

———何しに来たのかなー?


間桐慎二会話選択
自由安価
22:57
↓3

姉さんを取り戻しに来た

>>289 選択:


そんな答えはとうに、決まっている

慎二「ハァ?こんな薄暗いところまで何しに来たかったって」

慎二「普通に理解出来ない?本当に姉さんは残念だよね」

慎二の言葉に貴女は苛立つ

———何、上から目線で言ってるの?

———哀れで、無能で、役立たずで、生きてるだけで無駄な

———ゴミムシみたいな、シンちゃんが

———私にそんなこと言えると思ってるの?


貴女の言葉は、まるで怨嗟の響きだ

だが、慎二は怯まない

慎二「言えると思ってるに決まってんじゃん」

慎二「だって姉さんはさ。僕の所有物なんだ」


だから


———そんな、古くて汚らしい聖杯から

———僕は、姉さんを取り戻しに来た!


その一言に、貴女は固まる

そして、最後の一切れになった蟲を手で握りつぶす


貴女「シンちゃん…ちょっと煩いよ…」

貴女「いいよ、シンちゃんなんて…死んじゃえ」


『アーチャー』 VS 『バーサーカー』攻撃判定
判定差:+9で慎二の勝利
判定差:-5で貴女の勝利

直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1
翅刃虫(強):-2

↓2コンマ:『バーサーカー』攻撃判定

ほい

ほい

>>304 判定:2 結果:失敗
>>305 判定:7 結果:成功

判定差:-5 貴女の勝利


それは、勝負にもならないほどのあっけない終わり

『バーサーカー』の前で『アーチャー』は消滅する

慎二は、徐々に貴女に飲まれていく

———アッハッハッハ!!シンちゃん弱すぎだよぉ!

———どうして?ねぇ、どうしてそんな弱いのに

———私に立ち向かうの?ねぇどうして!?

なにが可笑しいのかが解らない

そうして、間桐慎二と言う人間が消滅するまで

貴女は笑い続けた


DEAD END

管理者からのアドバイス

今回、難易度ベリーハード

慎二のステ
才能:3
特性:なし

貴女のステ
才能:9
特性:あり


ちなみに今回は、貴女が敗北すると本選の権利なし


再開場所を選択してください
1.>>273
2.>>303

23:22
↓3

最後に蝦蛄見たいな
1

>>325 選択:1

Now Loading………OK!



セイバー「此処は私が行きます。皆さんは奥へ!」

『セイバー』が巨大な蜻蛉へと斬りかかる

慎二と『アーチャー』、そして凛は奥へと向かう

そして、感じ取るのは凄まじいまでの憎悪

気を保てなくなれば、すぐにでも飲み込まれる

そして、その憎悪は、奥から流れている

———Would you know my name, if I saw you in heaven.

それは、どこかで聞いた洋楽だ

本来なら男のボーカルが、綺麗なソプラノに代わっている

———Would it be the same if I saw you in heaven?

それは、哀しい歌。天国に行っても救われない歌

I must be strong and carry on

'cause I know I don't belong here in heaven

そして、会いたい人は天国にはいなかった



歌声と共に、奥の入口が見える…

そこには、世界を殺すほどまでに
憎しみを植え付けられた

一人の少女が歌っていた


———あはっ、いけないんだ。シンちゃん

———こんなところにのこのこやってきて

———お姉ちゃんに、殺されたいのかな?



直後コンマ:状況判定
1-5:蟲
6-0:サーヴァント

ここだけの話本選という結果より予選というそれまでのキャラとストーリーとENDという過程が楽しみなんです

>>329 判定:1 結果:蟲


直後コンマ:蟲判定
1-5:蚕
6-0:蝦蛄

ほい

>>331 判定:蝦蛄


貴女の陰から、何かが生み出されていく

初めは、二つの球体だった

だが、徐々に盛り上がっていく

それは、巨大な眼、全身を固く包む甲殻
そして、巨大な前足

いや、巨大なのは前足だけではない
その存在自体が…巨大な…シャコだ

いや、それよりも、貴女の興味は慎二ではなく、手元の何かに向けられている

———ねぇ、見てみてシンちゃん

———これ…なんだかわかる?

それは…まるで、ムカデのような蟲だ

———これね、ずっと私の心臓を巣食ってた蟲なの

———ねぇ、そうでしょう?お爺様

ムカデのような蟲が微かに動く

臓現「やめ…やめてく…れ…」

まさか、あれは…

———まずは、半分にちぎっちゃいまーす

貴女は、にこやかに躊躇なく蟲の胴体を半分に契る

落ちた胴体が、貴女の蟲に捕食される

臓現「あぁ…アァ…」

まるで、無垢な子供がおもちゃを弄るように

貴女は、臓現を解体していく


———お爺様ったら、こんなので痛い…なんて言わないでよ

———私はもっと痛かったの、もっと苦しかったの

———最低でも、同じくらい味わってくれなきゃ

———殺しても許さないんだから


貴女は、自身の歪められた特性『修積』によって、
聖杯の魔力を蓄積して己の体内に還元していく

第四次聖杯戦争で得た聖杯の破片を埋め込まれた貴女は
己の体内に取り込もうとして、今、大聖杯を掌握しようとしている


徐々に、徐々に細切れにされていく蟲

それを実行している貴女は、狂喜に顔を歪ませる


———ねぇ、シンちゃん

———シンちゃんは、こんなところに

———何しに来たのかなー?


間桐慎二会話選択
1.姉さんを取り戻しに来た
2.自由安価
23:26
↓3



そんな答えはとうに、決まっている

慎二「ハァ?こんな薄暗いところまで何しに来たかったって」

慎二「普通に理解出来ない?本当に姉さんは残念だよね」

慎二の言葉に貴女は苛立つ

———何、上から目線で言ってるの?

———哀れで、無能で、役立たずで、生きてるだけで無駄な

———ゴミムシみたいな、シンちゃんが

———私にそんなこと言えると思ってるの?


貴女の言葉は、まるで怨嗟の響きだ

だが、慎二は怯まない

慎二「言えると思ってるに決まってんじゃん」

慎二「だって姉さんはさ。僕の所有物なんだ」


だから


———そんな、古くて汚らしい聖杯から

———僕は、姉さんを取り戻しに来た!


その一言に、貴女は固まる

そして、最後の一切れになった蟲を手で握りつぶす


貴女「シンちゃん…ちょっと煩いよ…」

貴女「いいよ、シンちゃんなんて…死んじゃえ」


『アーチャー』 VS 帝蛄蟲 攻撃判定
帝蛄蟲の効果により判定差上昇

判定差:+12で慎二の勝利
判定差:-5で貴女の勝利

直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3

聖者の数字よ!

>>351 判定:4 結果:失敗
>>352 判定:8 結果:成功(大)


判定差:+4


アーチャー「まさか、化物殺しになるとはな…!」


『アーチャー』の弓矢が蟲を射抜かんとする

しかし、強固な外殻により弾かれる


慎二の頬から汗が伝う

帝蛄蟲…あれは姉さんが持つ3匹の蟲の中でも
最も、特別な蟲だ

全身を覆う強固な鎧は宝具の直撃にすら耐えうるだろう

自身の1200倍の力を持つ前足の一撃はサーヴァントであっても容易に吹き飛ばす

そして、なにより円偏光さえも見ることの出来る目は、敵を逃さない


援護力に長けた蟲が蜉蝣蟲であれば

制圧力に長けた蟲は皇蚕蟲であり

帝蛄蟲は宝具を持たないサーヴァントと言えるほどに
戦闘力に長けた蟲なのだ


———どう?シンちゃんじゃ、100回生まれ変わったって出来ない事も

———お姉ちゃんは、今すぐできるんだよ?

———だから、ベッドの奥で、乾燥したワカメみたいに縮こまってなさい?


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3

頼む

ほい

>>364 判定:9 結果:クリティカル
>>365 判定:7 結果:成功

判定差:-1


だが、慎二は信じている

例え英霊に匹敵する強さを持っているとしても

数多の戦場で息抜き、多くの人間を救い、導いた英霊が

化物なんかに負ける筈が無いということを———!


蟲の前足から放たれた一撃が
『アーチャー』を防御越しから吹き飛ばす


アーチャー「ガハ…!」

壁にめり込む『アーチャー』


———これで終わりなのかしら


貴女は、ため息を漏らしながら喋る

だが、その言葉を呟くのは、

まだ、早すぎるというものだ———!


I am bone of my sord———


突如、蟲を襲う幾千の宝具の雨

すぐさま、殻を使い防御する蝦蛄


アーチャー「さて、海に生きるべきはずの化物よ」

アーチャー「焼かれて食卓に乗るのと、煮込まれて食卓に乗るのと」

アーチャー「どちらが好みか選ばせてやろう」


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1
クリティカル:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3

>>375 判定:8 結果:成功
>>376 判定:0 結果:特殊判定


判定差:-4


更に降り注ぐ、宝具の雨に蟲が完全に沈黙する


———そんな…私の帝蛄蟲が…


呆然とする姉に、慎二は勝利を思う

だが…


———なーんて、勝ったと想っちゃった?シーンちゃん♪


貴女の周りから浮かび上がるのは、先ほど倒した蟲が…

しかも、数が増えている———!


———助かった…もう終わり…そう思ったとき

———いつも、お爺様は、終わらせてくれないの

———シンちゃんも、そんな気持ちを味わって


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3
特殊判定:+1

ほい

貴女負ける気あるのですかね、ラスボスは倒されるためにいるんですよ
そしてコンマ神いい加減帰ってこい、あと一回しか残ってないんだ

>>389 判定:3 結果:失敗
>>390 判定:7 結果:成功


判定差:-5 貴女の勝利


それは、勝負にもならないほどのあっけない終わり

『バーサーカー』の前で『アーチャー』は消滅する

慎二は、徐々に貴女に飲まれていく

———アッハッハッハ!!シンちゃん弱すぎだよぉ!

———どうして?ねぇ、どうしてそんな弱いのに

———私に立ち向かうの?ねぇどうして!?

なにが可笑しいのかが解らない

そうして、間桐慎二と言う人間が消滅するまで

貴女は笑い続けた


DEAD END

管理者からのアドバイス


偽臣の書では、令呪は使えません

その代わりに、マスターでもない人間が英霊を使役できます

3回でゲームオーバーです

お姉ちゃんの戦闘コンマが神掛かってる

コンマ神はお姉ちゃんが好きなのか…?


今回は>>350から開始しますで



Now Loading ………OK!


そんな答えはとうに、決まっている

慎二「ハァ?こんな薄暗いところまで何しに来たかったって」

慎二「普通に理解出来ない?本当に姉さんは残念だよね」

慎二の言葉に貴女は苛立つ

———何、上から目線で言ってるの?

———哀れで、無能で、役立たずで、生きてるだけで無駄な

———ゴミムシみたいな、シンちゃんが

———私にそんなこと言えると思ってるの?


貴女の言葉は、まるで怨嗟の響きだ

だが、慎二は怯まない

慎二「言えると思ってるに決まってんじゃん」

慎二「だって姉さんはさ。僕の所有物なんだ」


だから


———そんな、古くて汚らしい聖杯から

———僕は、姉さんを取り戻しに来た!


その一言に、貴女は固まる

そして、最後の一切れになった蟲を手で握りつぶす


貴女「シンちゃん…ちょっと煩いよ…」

貴女「いいよ、シンちゃんなんて…死んじゃえ」


『アーチャー』 VS 帝蛄蟲 攻撃判定
帝蛄蟲の効果により判定差上昇

判定差:+12で慎二の勝利
判定差:-5で貴女の勝利

直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3

コンマ神ッ!!

>>409 判定:4 結果:失敗
>>410 判定:5 結果:成功


判定差:-1


アーチャー「まさか、化物殺しになるとはな…!」


『アーチャー』の弓矢が蟲を射抜かんとする

しかし、強固な外殻により弾かれる


慎二の頬から汗が伝う

帝蛄蟲…あれは姉さんが持つ3匹の蟲の中でも
最も、特別な蟲だ

全身を覆う強固な鎧は宝具の直撃にすら耐えうるだろう

自身の1200倍の力を持つ前足の一撃はサーヴァントであっても容易に吹き飛ばす

そして、なにより円偏光さえも見ることの出来る目は、敵を逃さない


援護力に長けた蟲が蜉蝣蟲であれば

制圧力に長けた蟲は皇蚕蟲であり

帝蛄蟲は宝具を持たないサーヴァントと言えるほどに
戦闘力に長けた蟲なのだ


———どう?シンちゃんじゃ、100回生まれ変わったって出来ない事も

———お姉ちゃんは、今すぐできるんだよ?

———だから、ベッドの奥で、乾燥したワカメみたいに縮こまってなさい?


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
遠坂凛:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
英霊の差:-3
英雄殺し:+3

うおォン

UBWからのイマージュお願いしますよエミヤさん

ヤバいものすごくドキドキする

>>415 判定:0 結果:特殊判定
>>420 判定;9 結果:クリティカル

判定差:+1


直後コンマ:特殊判定
1-3:これがとっておきなんだから!
4-6:BGM:EMIYA
7-9:転輪する…
0:特殊判定

今だけは神頼みをお許しください

>>424 判定:7 結果:転輪する勝利の剣


アーチャー「クソ…刃が通らないというのは厄介だな」

蟲の甲殻により『アーチャー』の攻撃ははばまれる

このままでは、ジリ貧だ

いずれは、物量差で負ける

敗北の未来が見え始めた時、

聞こえてきたのは、誉ある騎士の言葉


———『アーチャー』、右に避けてください


『アーチャー』はその言葉を聞いて、即座に実行する


———この剣は太陽の映し身…もう一振りの星の聖剣!!!

    エクスカリバー
———転輪する

     ガラティーン
———勝利の剣!!


その聖なる極炎こそ…

それこそ、太陽の灼熱を具現する日輪の聖剣


直後コンマ:『転輪する勝利の剣』判定
コンマ*2のダメージ

↓2コンマ:貴女防御判定
コンマの値だけ防御
『アーチャー』:-1

>>421 判定:12 
>>422 判定:6


判定差:+7


———そんな…私の蜉蝣蟲を倒しただけじゃなくて…

———私の制御下でどうして、こんな威力を…!


貴女は、驚愕している

貴女が支配している空間の中では、真っ当な英霊には重圧が掛かるはずだ

『セイバー』も『アーチャー』も本来であれば、動ける筈が無い…

なのに、どうして…?


セイバー「貴女の令呪のおかげです」

『セイバー』は貴女に向かって微笑む

セイバー「貴女が、慎二を守れ。そう願ったから」

セイバー「それが、私の魔力を底上げしてくれます」

貴女が最後に抗った故に、掴んだ奇跡

それが今、慎二に継承されている

アーチャー「私は、単純だ」

アーチャー「元より、真っ当な英霊では無いのでね」

アーチャー「君からの制約は受けない」


『セイバー』を自らに吸収しなかったこと

『アーチャー』を最後まで残してしまったこと

これは、貴女の致命的なミスなのか、それとも故意に残したのか

それは、誰にも解らない


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

欲張るとお姉ちゃんが00だすんじゃあ…


>>455 判定:4 結果:失敗
>>456 判定:7 結果:成功


判定差:+4


———調子に乗らないで!

貴女の周りから蟲が幾重に召喚される

苛立つ貴女は、物量による制圧に乗り出す

一気に、形成は押し戻される

アーチャー「自分の主だからと言って加減するなよ、『セイバー』!」

セイバー「私を侮らないで貰いたい!」


敵へと突貫する二騎の騎士


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

ほい

>>467 判定:9 結果:クリティカル
>>468 判定:5 結果:成功


判定差:+8


『セイバー』の聖剣が敵の胴体を半分に分かつ

『アーチャー』の弓が数多の敵を射抜く

一騎当千の古強者が二騎揃ったとき

それは、まさしく無敵の存在へとなろう


———本当に…ちょっと鬱陶しい!


貴女の怒りが露わになる

それは、自身の思い通りに行かない故になのか

それとも…


貴女は慎二を見る


慎二は、全く怯えていなかった


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1
クリティカル:+1
成功で…

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

d

一進一退の一退がでかすぎる

>>480 判定:4 結果:失敗
>>490 判定:9 結果:クリティカル


判定差:+3


しかし、物量による差は覆らない

大聖杯に直結した貴女の魔力は無尽蔵だ

故に生まれる蟲も無尽蔵に尽きることは無い

アーチャー「どうした『セイバー』…聖剣の担い手が聞いて呆れるな…!」

セイバー「『アーチャー』あなたこそ…弓兵の名はその程度ですか?」


等しく訪れる絶望感

貴女は、自身の気持ちが満たされていく


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
クリティカル:+1

ほい

>>493 判定:7 結果:成功
>>494 判定:4 結果:失敗


判定差:+6


———どうして、どうしてよシンちゃん!

なんで諦めてくれないの?

どうして逃げてくれないの?

なんで立ち向かってくるの?

どうして怖がらないの?


そんなにお姉ちゃんのこと嫌いなの?

シンちゃんだけしか、いらないのに

シンちゃんだけがいる世界なら

お姉ちゃん幸せなのに

どうして、

ねぇ

どうして、邪魔するの?


…慎二さん


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1
有利:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

ほい

>>503 判定:6
>>504 判定:5


なんで諦めてくれないの?だって…?
そんなの決まってるのに、なんで言わなきゃいけないのさ

どうして逃げてくれないの?だって…?
そんなの当たり前すぎて、答える気も起きないよ

なんで立ち向かってくるの?
はぁ…本当に姉さんは頭悪いなぁ

どうして怖がらないの?
姉さん如きに怖がる?理解出来ないよ

そんなにお姉ちゃんのこと嫌いなの?
決まってるじゃないか


シンちゃんだけしか、いらないのに

シンちゃんだけがいる世界なら

お姉ちゃん幸せなのに

そんな世界、僕はお断りだね

そんな世界で、僕と姉さんが

どうやったら、幸せになれるのさ

誰が、幸せだって言ってくれるのさ


どうして、

ねぇ

どうして、邪魔するの?

そんなの…答えないとわからない?


それは…


慎二「姉さんが大好きだからだよ!!」


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定
不利:-1

ほい

頑張れ、頑張るんだ慎二

>>512 判定:8 結果:成功
>>513 判定:8 結果:成功(大)


同判定により、状況判定


直後コンマ:状況判定
成功で慎二先攻
失敗で貴女先攻

ほい

>>523 判定:0 結果:特殊判定

http://www.youtube.com/watch?v=8HeQtxd-q3o

とりあえず、これ流して準備しててください


『アーチャー』は『セイバー』へと呟く


アーチャー「すまないが、少しの間だけ耐えてくれんか」

その言葉に『セイバー』は質問する

セイバー「それに見合う結果を返せますか?」

『アーチャー』は頷いた

アーチャー「…彼の王に誓って」

その言葉…『セイバー』は頷き、剣を構える

セイバー「良いでしょう、その言葉…違えることは許しません!」


『セイバー』が一人、大量の蟲の群れへと斬りかかる

『アーチャー』は膝を屈み、胸に手を置いた


———I am the bone of my sword.
———体は剣で出来ている

何度も、自身の抹殺を願った

———Steel is my body, and fire is my blood
———血潮は鉄で、心は硝子

そして、ようやくその好機は巡ってきた

———I have created over a thousand blades.
———幾たびの戦場を越えて不敗

摩耗した記憶でも、この情景は直ぐに思い出せた

———Unknown to Death.
———ただ一度の敗走もなく

しかし、奴は正義の味方に為らなかった

———Nor known to Life.
———ただ一度の理解もされない

そして、一つだけ正史とは違った

———Have withstood pain to create many weapons.
———彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う

まさか、彼がここまで成長するなんて思わなかった

———Yet, those hands will never hold anything.
———故に、生涯に意味はなく

ならば、今の俺は———

So as I pray, unlimited blade works.
その体は、きっと剣で出来ていた

間桐慎二の正義を貫く剣となろう———!!


『アーチャー』宝具:無限の剣製発動
4ターンの間
全補正:+1
失敗時に成功判定
連続成功で…


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1
無限の剣製:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

来い!

E・MI・YA!

>>549 判定:4 結果:失敗→成功
>>550 判定:1 結果:失敗


判定差:+9


突如、『アーチャー』の詠唱と共に世界は浸食される

慎二が目を開け先現れたのは…

燃えさかる炎———
        無数の剣が突き立つ荒野———
             空には回転する巨大な歯車の群れ———

この世界こそ、『アーチャー』
その真名…錬鉄の英雄『エミヤ』が持つ心象風景の具現化


———そんな…サーヴァントが固有結界なんて


貴女の周りにいる蟲達もざわめき立つ


その対極に一人、赤き弓兵が立つ


アーチャー「ご覧の通り、貴様が挑むのは無限の剣!剣戟の極地!」


『アーチャー』は二本の剣を使って走り出す


———恐れずしてかかってこい!!


直後コンマ:『アーチャー』攻撃判定
同盟:+1
無限の剣製:+1

↓2コンマ:『帝蛄蟲』攻撃判定

決めろ!

>>568 判定:6 結果:成功
>>569 判定:1 結果:失敗


判定差:+12オーバー 慎二の勝利


そして、心象風景は霞のように消えていく


アーチャー「…これで、終わりだな」

剣を手放す『あーちゃー』

セイバー「えぇ…ようやく、終わりました」

『セイバー』も剣を突き刺して身体を支える


———そんな…まだです!


貴女の周りに現れる蟲…

凛「甘い!!」

だが、それを、凛の魔術が拒絶する

凛「宝石剣の応用で作った魔術結界よ」

凛「アンタの魔力は無限にどこかを彷徨うわ」

そして、それだけではない

凛「間桐君、此処がアンタの命の掛けるところよ」

凛は、先ほど慎二に渡した宝石を貴女に投げ込む

凛「命賭けて、アイツの心を暴きなさい!!!」



PUNISH START!!!


本日はここで終了します

お疲れ様でした

逃避願望(爺と境遇から逃げたい)
承認願望(自分の不幸と頑張りを分かって欲しい)
お姫様願望(誰かに颯爽と助けてもらいたい)
かね、一番上は隠したいではなく隠さなきゃいけなかったって感じだが

個人的には諦観はSGそのものというより覆い隠すための隠れ蓑って気がする
自覚もあって本人に隠す気も否定する気も感じないから

G「じょうじ」

G「じじょう、じょう」

さぁみんな

お姉ちゃんを脱がす準備はおk?

ただし、失敗したら死ぬ

今回は、初の試み故

なんか、気に入らなくても勘弁な!



凛が貴女に投げた宝石

それは、地下に入る前、慎二に渡した宝石だった

凛「これは、握った者の意識を入れ替えることが出来るの」

凛「貴女を結界に閉じ込めたことで、内界と外界の理を外した今」

凛「彼女の心は無防備だわ」

無防備な心の中に、他者の意識を紛れ込ませる

それが、他者にとって、どういうことか———

凛「いきなりに他人に土足で心の中を歩かれるなんて」

凛「普通は、速攻で殺されるわ」

凛「でも…間桐君…きっと、アンタだけは特別よ」

そう、貴女にとって間桐慎二という人間は特別だ

故に、今の彼女は思うはずだ

———シンちゃんを、私の中で永遠に閉じ込めよう…と

凛「でもね、無防備な心の中っていうのは」

凛「それだけ、他人の言葉がダイレクトに届くわ…」


だから———


遠坂が、言った言葉が僕に伝わる前に

僕の意識は分解されて、姉さんの心と融和した


PUNISH Ready………

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=g04kPNrWXLk


僕の心が姉さんの心に融和する
全てが溶けてなくなるような

でも、それは一瞬だった———

底無しへと続く空洞に僕は落下している

———な、なんだよこれ!おい遠坂!

幾ら読んでも、遠坂の声は聞こえない
良く観たら、自分の身体を認識している

貴女「私は、諦めました」
貴女「希望も、夢も、愛も、勇気も、そして…幸せも」

貴女「だって、そんなの持っても辛いだけだから」
貴女「だって、そんなの持っていても苦しむだけだから」

空洞の中から声が聞こえた

これは…姉さんの声?

貴女「だから…私は、受け入れました」
貴女「絶望を、悪夢を、恐怖を、悲しみを、そして…苦しみを」

貴女「そうしたら、痛く無くなくなったから」
貴女「そうしたら、気持ち悪くなくなったから」

僕は、確信した。これは姉さんだ
全てを諦めて、全てを受け入れた姉さんだ

貴女「でも、そんな私でも素敵なことはあったんです」
貴女「雁夜おじさまに会えたこと」

貴女「あの人は、無力な自分を限界まで使い切ってまで」
貴女「”さっちゃん”を助けてくれようとしてくれました」

貴女「そして、私の目の前で、喰われてしまいました」


僕は…その時、背中に冷たいものを感じた
雁夜おじさんは、僕も覚えている
全然、普通で何にもない人だった

それが…姉さんの…目の前で…

貴女「知っていました。雁夜おじさまが、私なんかを観ていなかったこと」
貴女「知っていました。雁夜おじさまは、私のことを恐れていたこと」

貴女「あんな悍ましい調教でも屈しようとしなかった私を、異常だと蔑んでいたこと」
貴女「それでも、良かった」
貴女「別に愛されなくても良かった…この初恋が報われないものだと知ってても」
貴女「それでも、あの人を…死ぬ最期まで思い続けていられるだけでよかった」

それが報われない恋だと自覚してても、姉さんはそれを善し…とそう言っている
諦めているから、受け入れているから…
まるで、姉さんは抜け殻だ。中身が何もない…空虚な抜け殻

貴女「そして、シンちゃんに出会えたこと…これが、私の本当に、素敵な事でした」
貴女「まるで、抜け殻の私を…姉さんって慕ってくれた人」
貴女「そして…私なんかを、自分のモノにしてくれた、優しい人」

貴女「私は幸せでした。幸せだから、もうそれ以上は望みません」
貴女「知っているから、これ以上を望むと、もう何も持てないから」
貴女「知っているから、これ以上を望む程に、私は何もあげられないから」

まるで、姉さんにとって…”今そのもの”が幸せだとそう言っているような

それで、もう満足だと…姉さんは、微笑んでいる…そんな気がした


———だから、もういいの。それ以外は全部いらないの



タッタッタッタラタラタラタンタタターンタタタタンタン


空洞が全体を揺らしていく

貴女「私は、シンちゃんだけのモノでいい。もう誰のモノにも何もならない」
貴女「だから、私の邪魔するものは入りません」
貴女「放っておいてくれればいい」

貴女「なのに…」

まるで、この空洞を揺らしているのは、貴女みたいに
貴女の怒りが、まるでこの暴力的な衝動を起こしている

貴女「皆、私の邪魔をします」
貴女「皆が、私を、蔑みます」

貴女「お前は、汚い」
貴女「お前は、醜い」
貴女「お前は、気持ち悪い」

貴女「だから、私は否定します」
貴女「力を持って、否定します」
貴女「誰にも、文句なんて言わせません」

貴女「それだけの力が、私にはあるのだから」
貴女「私は、自分の力を自覚したのだから」
貴女「だから、私はもう手を抜かない」

貴女「ずっと昔のように全力で、否定すればいい」

姉さんは、ずっと我慢していた
それは、僕も知っている
それが、この聖杯戦争を通して、何かが外れた

思い当たる節はある…
基本的には、怖がりでただ従うだけの姉さんが
ふと見せる、積極的な行動…
僕は、それを10年前の姉さんに戻った。
そう思っていた

貴女「だから、もう、私は我慢しない」
貴女「私は、私が好きなことをする権利がある」
貴女「もう誰にも邪魔なんかされない!」

貴女「お爺様にも、雁夜おじさまにも、さっちゃんにも、」
貴女「衛宮君にも、遠坂さんにも、」
貴女「『セイバー』さんにも、『アーチャー』さんにも」

———そして、シンちゃんにも…

貴女「だから、邪魔者がいなくなった世界で、私は待ち続けるの」
貴女「今度は、溢れるぐらいにいっぱいになった私を」
貴女「受け入れてくれる…シンちゃんを待ち続けるの!」

———今の私が、本当の私だから
———もう直ぐで、完璧な私に為れるから
———完璧な私になったから
———完璧な私は、シンちゃんの所有物に、ようやくなれるから!

貴女「だから、まだ、シンちゃんはいらないの」
貴女「まだ、完全じゃない私を」
貴女「受け入れないで!」

それは、姉さんからはっきりと感じた明確なる拒絶

おいおい…遠坂。お前、どう考えてもこれ、僕を殺す気満々じゃないか

どうしよう、今の姉さんに会ったら間違いなく…ヤバイ気がする

だが、底無しと思われた空洞から光が当たる

きっと、姉さんは、この奥に居る

もう、逃れることは出来なかった




そうして、落下は終わった

今度も、また何もない空間だ

しかし、地に足は付いている

僕の目の前には、後ろを向いて、背中に手を廻す姉さんがいた

貴女「そっか…来ちゃったんだね、シンちゃん」

姉さんは、こちらを向かない

姉さんの顔色は窺えない。

貴女「知ってるんだ、お姉ちゃん…きっと悪いこといっぱいしたんだよね」
貴女「それで、シンちゃんはお姉ちゃんを怒りに来たんだよね」

そう…その通りだ

僕は姉さんを叱りに来た

貴女「そっか…でもね、お姉ちゃん…何度もいっぱい、いっぱい考えたんだ」
貴女「…でもね」

そこで、ようやく、姉さんは僕の方を向いた

姉さんの表情が解った

そして、僕は…その時、一瞬だけ、姉さんを…


———お姉ちゃん、何が悪いのか、解らなかった


全てを諦めて、全てを受け入れた…姉さんの微笑みが…怖かった


PUNISH START!!!


これより、特殊行動へと移行します
まずは、貴女の隠された心の内(SG)を暴いてください
全問正解が基本となります
解答方法は選択式です。安価も含んでいます
SGを全て暴くことが出来たら、貴女を自覚させてあげてください


準備はよろしいですか?

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=g04kPNrWXLk


ここまで来て…何を怖がっているんだ、僕は!

ここからは、破れかぶれだ

僕は、姉さんと対峙する

姉さんは、自分の何が悪いのか、解らない

そう言っていた

なら、姉さんを改心させないといけない

姉さんが悪い…それを彼女に自覚させなきゃいけないんだ

それが…どれほどまでに、姉さんを悲しませるかなんて解っている

それでも、姉さんが先に進むには、そうするしかない


だから、まずは、姉さんの隠された心を暴いていくしかない

姉さんは、度重なるお爺様への調教で心を完全に折られてしまった

希望なんか持っていても、壊されるだけ

勇気なんか持っていても、潰されるだけ

次第に、姉さんは、持ち続けられなくなった

そして、受け入れてしまった

そう、それが姉さんの…一つ目の悪

それは…


SG1選択
1.諦観待望
2.一日千秋
3.なまけもの

12:16
↓3


>>679 選択1『諦観待望』 結果:正解


貴女「…ッ!」


姉さんは、電流が流れるように体を丸めた

そう、これが姉さんの一つ目の悪いところだ

諦観待望

姉さんは、ずっと諦めていた。自分の境遇について、もう諦めていた

故に、状況を待つことしかしなかった。そして流されるままだった

そんな姉さんを僕も桜も見るのが辛かった

貴女「だって、諦めていた方が楽だったんだもん…」

貴女「持っていても…辛くて痛くて…苦しいだけだもん…」

姉さんが、涙を流している


間桐慎二の感情選択
1.泣いてる姉さんを抱きしめる
2.…まだ、終わっていない
13:23
↓3

2

>>692 選択:2


まだだ。まだ終わっていない

今、姉さんの元へと言って泣いてる姉さんを抱きしめる

それは、簡単なことだ。

でも、それは解決していない。

姉さんは、ずっとそこで待ち続けているだけになってしまう

慎二「あのさぁ。泣けばそれで許してもらえるとでも思ってんの?」

慎二「本当に姉さんってば頭ん中が幸せだよね!」

僕の悪態に姉さんは、涙を流す

ごめんなさい…ごめんなさい…そう言って涙を流す姉さん

姉さんは、忘れている

昔の自分を、そして、隠れている

変質してしまった自分の姿に

お爺様の調教で、忘れてしまっていたが

聖杯戦争で、歪められながらもその本性を思い出していった

思い立ったらすぐに行動
そして、有無も言わせずに制圧

特に黒かった姉さんは、凄かった

そう…その本性が姉さんの二つ目の心


SG2選択
1.最強厨
2.全身全霊
3.支配願望
13:34
↓3

>>699 選択:3『支配願望』 結果:不正解


貴女「お姉ちゃん…誰かを傅きたいなんて思ってないよ」

貴女「ただ、邪魔なものはいらないだけだから」


バチッ!

痛た!今度は僕の方に電流が走った


そうだ…今の選択は間違えだった

姉さんは、決して誰かを支配することを望んでいない

ただ、姉さんは受け入れてほしいだけなんだ


気を取り直して、最後だ

姉さんは、何もかも受け入れていた

だから、姉さんは敢えて自分から求めなかった

姉さんは、諦めていたから、自分から来なかった

姉さんは、待ち続けるだけだから、何も言わなかった

それは、結局、僕の告白にも、顕著に表れた

『僕は、姉さんを愛していない。姉さんをモノにする』

それは、いつまでも、怖がっている、諦めている姉さんが

自分が知らない内に張っていた予防線

それは…


SG選択
1.女王願望
2.お姫様願望
3.拒絶願望
13:47
↓3

2

>>716 選択:2『お姫様願望』 結果:正解


貴女「ヤ…ヤァ!」


バチィ!っと火花が出た様な気がした

姉さんが、へたれ込む

そう、これが姉さんの最期の心

自分は不幸だと、自分は幸せになれない

そう思うことで心の均整を保たずにはいられなかった

本当は、誰かに救い出してほしい

本当は、誰かと愛し愛されたい

そんな、誰もが持つ可愛らしい願望

そんな心を、覆い隠すのが、今までの悪と心だった

自分は諦めている、そんな気持ちを…

それを全力で守って、本当の心を見せなかった

貴女「ち…違う!お姉ちゃん…そんなんじゃない!」

貴女「シンちゃんやさっちゃんを守るのも疲れて」

貴女「「桜ちゃんをお願い」って雁夜おじさまとの約束も守れなかった!」

貴女「こんなダメなお姉ちゃんが、お姫様みたいな幸せなんて手に入れられない!」


姉さんは、イヤイヤと首を振る

ここまで来て、姉さんは認めようとしない

ならば、言ってやるしかない


そう…だって…わかったから


姉さんは———


間桐慎二会話選択
14:04
1.いつまで、諦めているなんてウソ吐いてるんだよ!
2.そんな…みっともない姉さんが僕は好きなんだ
3.自由安価
↓3

1

>>735 選択:1 結果:PUNISH!!


BGM:http://www.youtube.com/watch?v=CdFPfTxPogE&list=PLyLf2htgMSuRezEAzlsT-jMjMtatulLMw&index=14


ちょっと急用で外に出ます


選択肢間違えるとどうなるの?
ペナルティで本当の答えが選択肢に出ないかもしれません
(自由安価の解答が答えになります)



公平性を保ちたいってなら

純粋にコンマでも良いですよ

1/2で失敗
1/2で成功

初の試みでしたので

意見云々は承知済み

人がいたらはじまります



では、ここで、


返答選択
1.安価制
2.コンマ制
19:00
↓5

6〜8分とって安価制にします


———いつまで、諦めているなんてウソ吐いてるんだよ!


虚勢と諦観という鎧が砕け散る音がする

それが、姉さんの本当の心だ

姉さんは、心の内では望んでいた

助けてほしい、救い出してほしい

愛したい、恋したい

そんな誰もが持つ当たり前の感情を

姉さんは、諦めたフリをして感じようとはしなかった


貴女「だって!怖いんだもん…!持っていたら…」

貴女「また、利用されて、汚されて、壊されて」

貴女「持っていない方が楽だもん!」

貴女「持っていない方が痛くないんだもん!」


それは、当然だ

それは、誰しもが抱える痛みなのだ

それを、感じないと言うことは…


間桐慎二 台詞選択
1.姉さんは、弱いだけだ
2.姉さんは、周りが見えていないんだ
3.自由安価
↓3

ミス:19:20
↓3

2

>>779 選択:2 結果:正解


慎二「姉さんは、周りが見えていないんだ!」


心の壁に、また皹が入る

貴女「わ…私は…!」

貴女「だって、皆が弱いから…私が守らなくちゃ…!」

貴女「だって、皆が…皆が!」

それは言い訳だ

姉さんは弱くなんてない

そうでなかったら、今頃は、姉さんは此処にはいない

でも、姉さんは此処にいる

姉さんは、強いんだ

でも、その強さが、姉さんに過ちを踏んだ

勝手に、自分より弱い者には寄りかかれない

その重石を取ることが出来なかった

だから、姉さんは、そのまま溺れてしまった

誰にも頼ることが出来ないから、自分が持つしかない

そうやって…楽をしてしまったんだ

貴女「私…楽をしていたの?」

貴女「私がしていたことは…楽…だったの?」

貴女「私は…何をすればよかったの?」

涙を流した貴女が慎二に問いかける

姉さんは、答えを待っている

最期の…答えを待っている


間桐慎二 会話選択
1.なにをしても、姉さんは、救われない
2.なにもしなくても、良かったんだ
3.自由安価
19:46
↓3



慎二「弱さをさらけだして、頼れば良かったんだ」


その時、姉さんは、揺らいだ


貴女「誰にも、頼る事なんか出来なかったのに」

貴女「シンちゃんは…そんなことを言うの?」


ゾクリ…と全身が死を確信する

貴女は、弱くない

貴女の周りには、頼る者がいなかった


————



間桐慎二会話選択
自由安価
20;05
↓2-↓4で候補

それは姉さんの思い込みだ
例え自分よりも弱い者でも束になれば強くなれる
もっと僕や桜を頼って欲しかった


>>815-817  結果:PUNISH!!!


だけど、恐れることなんてない!

慎二「いい加減気づきなよこの駄目姉!!」
貴女「ひゃ…ひゃう!!」

慎二の大声に、貴女は肩をびくりとさせる

慎二「本当に救えないな姉さんは…いつまで自分が強いなんて騙してんだよ!」
貴女「お…お姉ちゃん強いもん!ま…負けないもん!」

いつも謝ったり、為すがままの姉さんにそれは全く説得力は無い

確かに、他のマスターを撃破していったした姉さんだったが
それは、『セイバー』や蟲がいてくれたからであって
アレが無ければ姉さんは一生、諦めたままだった

それをいい加減に自覚しろ!

貴女「うぅぅ…」

しょんぼりと涙目の姉さん
やばいんですけど、可愛いですけど

でも止めるわけには行かない!

慎二「それに頼る人がいない?僕や桜がいただろ」

そう、それに気付かない姉さんが本当に腹が立つ

貴女「だ…だって…シンちゃんもさっちゃんも、私より弱いから…」
貴女「頼ったら…ダメなんだよ?」

弱いから、頼っちゃいけない
それは、強者だと…思い込んでる姉さんの致命的なところだ

慎二「それ、姉さんの思い込みだから」
慎二「姉さん、脳筋だからわかんないだろうけど」
慎二「頭の良い勝ち方ってのはさ、一人じゃ出来なんだよ」

例え、自分よりも弱い者でも束になれば自分よりも強いのだ

一人じゃダメなら二人
二人じゃダメなら三人

それに、姉さんは決して一人なんかじゃなかったんだ
もっと僕や桜を頼って欲しかった…それが悔しかった

それにも気づけなかった姉さんは本当に馬鹿姉の駄目姉だ!

貴女「ひゃう!ごめんなさい!馬鹿なお姉ちゃんで、駄目なお姉ちゃんでごめんなさい!」

あぁもう、謝ってちゃ意味が無いんだよね!
理解してくれなきゃ意味が無いんだよ!

貴女「ひっぐ…お姉ちゃん…本当は一人が嫌だったよぉ…」
貴女「痛いって言いたかったよぉ…苦しいって言いたかったよぉ…!」

そう言って、泣きじゃくる姉さん

だから、僕は、姉さんに言わなきゃいけなかった
僕は、子供みたいに泣きじゃくる姉さんを抱きしめた



———姉さんが助けてくれたように

———僕も姉さんの力になりたかった


直後コンマ:貴女感情判定
成功で解放
PUNISH!!+3

>>819 判定:8 結果:成功


ギルガメッシュ「どうやら、あの小娘は充分な時間稼ぎとなってくれたみたいだな、綺礼」

綺礼「全く、雁夜といい…扱いやすいにも程があったというものだ」

綺礼「さぁ、産声を上げろ『この世全ての悪』」

綺礼「私に、答えを見せてくれ!!!」


Now Loading………




本日はここで終了します

お疲れ様でした!


因みに、812の安価が大正解です



CCCの英雄王見た後だとこいつただの三下にしか見えない

さぁて…そろそろケリつけようじゃないか…


ひとがいたらはじまるのです


姉さんとの抱擁は長くは続かなかった

徐々に、姉さんの心の世界は光を帯びていく

僕は、その光に飲まれていく

徐々に離れていく僕と姉さん

僕は、最後の最期まで姉さんの手を離さなかった


直後コンマ:状況判定
1-3:凛ちゃんさんピンチ!
4-6:凛ちゃんさん劣勢
7-9:凛ちゃんさん頑張ってます
0:特殊判定

849 判定:4 結果:凛による援護不可


凛「う…ぐぅ…」

綺礼「兄弟子に凶器を向けるとは、」

綺礼「随分な妹弟子だな、凛よ」

凛は、腹部から血を流して倒れている

完全な奇襲に、凛は対応しきれなかった

凛「このエセ神父…最悪なタイミングで襲ってくるなんて…」

綺礼「兄弟子としての、情けだ」

綺礼「私に、殺されると良い」


また、地下大聖杯前の空洞では『セイバー』、そして『アーチャー』が
黄金のサーヴァントと戦闘を繰り広げている


セイバー「さすがに…連戦で、魔力が…」

アーチャー「こちらも、大分消耗している…ガッ!」


幾千の宝具が『セイバー』達を蹂躙する

魔力不足であろうとも、二騎のサーヴァントを圧倒する存在

この黄金の甲冑を身に纏ったサーヴァントは一体…


ギルガメッシュ「この我に拝謁の栄誉を得て尚、我が尊顔を知らぬとは」

ギルガメッシュ「その不敬、死で償うがいい!!!」


状況選択:
1.慎二で戦う
2.貴女で戦う
19:12
↓3

お姉ちゃん、やっちゃって下さい
2

>>854 選択:2 結果:貴女(覚醒)


凛へと向けられる狂拳

しかし、それは———

———お行きなさい、翅刃虫!

貴女が率いる、精強なる蟲の軍隊により阻止される

綺礼「くっ…立ち直るにも聊か早すぎた…というわけか」

貴女は、慎二から借りた上着を羽織、裸足で地面の上を立つ

綺礼「良いのか、此処で凛を討てなくては、君の願い…間桐雁夜の願いは叶わない」
綺礼「遠坂の怨恨を断ち、間桐桜を解放する」
綺礼「間桐雁夜より引き継がれたその役目…君は放棄するの…」

そう、綺礼が言い終わる前に、貴女は声高らかに宣言する

———絶対に、お断りします!

これ以上、間桐雁夜の遺志を汚してはいけない

例え、自身が間桐雁夜から蔑まれていても良い
それでも、彼が本当に想っていたことを利用なんてさせない…!!

「雁夜おじさまは、決して、遠坂を恨んでなどいません」
「雁夜おじさまは、ただ…さっちゃんを間桐の宿怨から解き放つ」
「それを、真に願っていただけです」

故に、貴方は、もう、二度と言峰綺礼の誘惑などには乗らない

貴女は、蟲達に防壁を張らせて言峰綺礼の侵入を拒絶する

遠坂凛の救護は、慎二に任せる。
大丈夫…と貴女は慎二へと振り返らない
振りかえることは、彼への侮辱に他ならない

貴女は、慎二と約束したのだ

慎二「ああいう血生臭いのは姉さんに任せるからさ」
慎二「ちゃッちゃと終わらせて、屋敷に戻るんだよ」

その為に、貴女は…今やる事を全力で全うするだけだ!


———告げる!

それは、全ての始まりの時の呪文

貴女が『セイバー』を召喚したときの…
令呪によって貴女と『セイバー』の主従の繋がりは切れた
そして、”偽臣の書”と言う触媒を手にしていても、彼は…桜のマスターだ
それを今、貴女は強引に変えようとしている
彼らにとっては不敬であろう

それでも…今は、”彼等”の力が必要だ!

———汝の身は我の下に…!

———我が命運は汝の剣に…! 

聖杯のよるべに従い———
        
この意、この理に従うのなら———”


———我に従え! ならばこの命運、汝が剣に預けよう……!


直後コンマ:『セイバー』判定
成功で再契約
忠義:+3

↓2コンマ:『アーチャー』判定
成功で再契約
偽臣の書:+1

雑魚エミヤ

>>856 判定:7 結果:成功により再契約
>>857 判定:3 結果:失敗にいり消滅


魔力が切れかけた二騎の騎士に届いたのは、
自身に満ち、尊厳を取り戻した貴女の言葉

『セイバー』の手が貴女に伸びる

ギルガメッシュ「この我の赦しなく、王の玉座から離れるなど」
ギルガメッシュ「その無礼、万死に値する!!」

幾千の宝具の雨が『セイバー』へと降り注ぐ
それは、確実に絶命に至る幾千の必殺

だが、その必殺…
ただ一つ通しはしない…!

「————I am the bone of my sword.」

それは、ただ一人…錬鉄を極めた英霊にのみ許される詠唱

「“熾天覆う七つの円環”————!」

絶対不敗を誇る七枚の城壁がギルガメッシュの宝具を防ぐ

アーチャー「あまり、永くは持たんぞ!さっさと片を付けろ!」

最期まで、悪態を付く『アーチャー』

アーチャー「…フッ、全く柄にもないことをしたのがこのザマか…」
アーチャー「未練はない…ただ、君達の最期を見届けられないのが残念だ」

そう呟いたことと同時に、七つの花弁は砕け散り、錬鉄の英雄は消滅する

そして、『アーチャー』が稼いだ値千金であろう一瞬の時間が
貴女と『セイバー』を引き合わせる

貴女の差し出した手と『セイバー』の手が繋がる

セイバー「『セイバー』の名に懸け誓いを受ける……!」
セイバー「貴女を我が主として認めましょう———!」

貴女と『セイバー』にパスが宿る
感じる、太陽の熱を…!太陽の炎を

貴女は、声を上げて、『セイバー』へと指示を出す

「太陽の騎士、ガウェインに勅命を下します」
「あのサーヴァントを排除なさい!」

その王命に、『セイバー』は頷いた

セイバー「貴女の王命に従い、我が聖剣にて…」
セイバー「傲岸不遜の暴君を、我が太陽の下で、一切を焼き払いしましょう!」


※『アーチャー』消滅


『セイバー』 VS ギルガメッシュ 戦闘判定

判定差:+8で貴女の勝利
判定差:-9で綺礼の勝利

直後コンマ:『セイバー』攻撃判定
翅刃虫(強):+1
代行者(弱):-1

↓2コンマ:『ギルガメッシュ』攻撃判定
『王の財宝』:+4
慢心:-3
八極拳(破壊):成功後補正:+1
翅刃虫(強):-1

失せろ汚物め

>>868 判定:0 結果:特殊判定
>>867 判定:4 結果:失敗

判定差:+7 ※はえーよ


綺礼の拳と黒鍵が悉く翅刃虫を落としていく

しかし、もう数えるだけでも馬鹿らしくなるほどに

翅刃虫は数を減らさない


「遊びは終わりです」


貴女は、ぼそりとそんな言葉を口にした

巨大な地下から響く、巨大な足音


「お行きなさい、私の可愛い”使い魔”達」


『セイバー』の剣がギルガメッシュの宝具を弾いていく

この身に流れる魔力こそ、我が忠誠そのもの

それを体現するかの如く、魔力は覇気となって発散されていく


セイバー「この剣は太陽の映し身」

セイバー「もう一振りの星の聖剣……」


転輪する———勝利の剣!!!


直後コンマ:『転輪する勝利の剣』ダメージ判定
コンマ*2のダメージ

↓2コンマ:ギルガメッシュ防御判定
『王の財宝』:+4
慢心:-2

>>878 判定:14
>>876 判定:6


判定差:+7+8=+15 貴女の勝利


ギルガメッシュ「おのれぇ…!」


黄金の王は、その呪詛と共に太陽の炎に飲まれて消滅する

貴女も、それを確認して、ようやくふらりと身体が倒れる

聖杯から流れてくる魔力のコントロール

度重なる連戦

そして、自分の心は暴かれて

最期は、宝具まで使用された

正直、もう色々と限界だ

慎二「姉さん!」

倒れそうになる貴女を慎二が抱きしめる

貴女は、そんなことでも、世界で一番に幸せだと、そう思える

貴女は、慎二の首に手を廻す

そうして、今まで口に出来なかった言葉を

彼の前で、微笑みでは無く心からの”笑顔”で伝えた


———シンちゃん、だーい好き♪



1年後———

汚物弱かったな。所詮は泥人形か

>シンちゃん、だーい好き♪
ガウェイン(どうしてこうなった……)

寝ていたと言わざるを得ない


貴女は間桐の屋敷のベランダで佇んでいた

あれから色んなことがあった

聖杯をどうにかして、桜と仲直りして、それから色々と

こうして、去年、自分は高校を卒業して

今年、最愛の弟は、高校を卒業する


間桐の屋敷をドタドタと賑やかな足音が満たす

慎二「桜の奴…少しは冗談っていうのを…!」

桜「許さないんですからね!兄さん!」

良かった、いつもの通りの兄妹喧嘩だ

貴女は、二人の間に入って———

「喧嘩はダメなんですからね」

2人仲良く、ゲンコツだ

どうせ、またシンちゃんが原因なんだろう

貴女はため息交じりに慎二を嗜める

「シンちゃんは新しい間桐を継ぐんだから」

「あんまり、ヤンチャはダメですよ?」

貴女の采配の元で間桐は生まれ変わろうとしている

そこに、貴女の席は存在しない

全ては、間桐慎二の為に

貴女に叱られて不貞腐れている慎二がどこか可愛い

だから、貴女は、慎二の制服の詰襟を付けてあげながら

今度こそ、大切な約束を口にする


———もう、約束は破りませんから

———私は、慎二さんとずっとずっと、一緒です


『大切な約束をもう一度』END


ガウェイン「ロリにフラれたので帰って来ました。」
かぐや「固有結界に放り込んでいい?」

新スレ:【Fate】アースセル「真なる聖杯を手に入れろ」【安価とコンマで聖杯戦争】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369574699/)


ついでにリザルトも向こうに張っています


貴女は眠り姫じゃないんだ

私が寝落ちしてたんだ


さて、間桐貴女はいかがでしたでしょうか


なんというか、永いよお姉ちゃん

そして、ちょっとハードル高かったぜ…お姉ちゃん

間桐家について
基本、運がよくないと爺から逃れられない
才能ない男だと、慎二とクズ兄弟プレイとか

SGイベント
やってみただけ
怒ってあげないといけないのに
殆ど、優しいセリフばっかでワロタ

『アーチャー』が消滅しなかったら
問答無用の最高のエンディング



すません、今日は寝ます


こちらは、雑談とか聞きたいことで埋めて構いません

今回の運営やSGシステムの参考とかも>>1的にも聞きたかったり

異能生存体で山育ちの貴方とか面白そう

次の貴方で自鯖にキアラ引いたらコミュどころじゃないな。ギル以上の地雷鯖だな

そもそも歴代の戦力が揃ったらムーンセルどころか地球そのもの征服できる戦力だろwwwwホロウ最後も無双ゲーになるレベルwwww
リザルトのおじさん視点の【畏怖】が気になるな、いくら強いとはいえ四次当時はロリなのに

>>987
機械仕掛け一人で歴代貴方全員(鯖は除く)を倒せそうだから怖い。なお、後ろに居る渋い声のガキが弱点な模様

あれとサシ違えたエリちゃんにも拍手を送りたい。窮竜神を噛むか……

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