それは過去を、現在を、未来を記録し、書き換えることができるという
見方を変えれば、それは世界を思い通りできるということだ
その全能の権利を求める、魔術師(ハッカー)達による争いがあった
それは昔、魔術師(メイガス)達が行った万能の願望器を巡った争いに準えてこう呼ばれた
『 聖 杯 戦 争 』
これは、他の平行世界のものとは異なる、一つの聖杯戦争の物語である
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417422401
セラフ「それでは、貴方/貴女のパーソナルデータを登録します」
貴方/貴女の性別を選択してください
↓2
名前決めます?はくのんで良いです?
個人名:岸波白野
性別:女
セラフ「では、貴女の纏う仮面を登録します」
↓2 1~25までの数字を選択してください、>>1が酉に仕込んだ数と合わせて算出します
#ぶい3ャァ!!
3+12=15
Wikipedia参照より、テレビシリーズ15作目、仮面ライダー剣です
↓2 1~5の数を選択してください
#スペード、クローバー、ダイヤ、ハート、ニーサン
はくの、ギャレンになる
( 0M0)「ウワァァァァァ!!」
セラフ「仮面ライダーギャレンが選択されました、貴女のご検討をお祈りします」
~~~~~~~~~~~
あ、オープニングの日常パートすっとばしまーす
一回戦、一日目、朝
白野「………」
片手にはベルトのバックルと数枚のカード、そして、銃の形のカードリーダー
なんとなく、これは隠しておくべきものだという気がする
頭が痛い、自分は……岸波白野で……それから……
意識がぼんやりとしている、自分という存在が霧に包まれているような、そんな気分だ
朧げな意識で保健室を出る、何処へ向かおうか……
自由安価↓2
購買……手持ちのお金は……3000円といったところだろうか
ぼんやりと歩いていると、呼び止められた
神父?「岸波白野、だな?」
黙ってうな頷く
神父?「私は言峰綺礼、この聖杯戦争の監督役(ゲームマスター)を務める者だ、参加者の君にこの『携帯端末』を渡すために探していた」
キレイに、小さな端末を渡される
綺礼「それには、重要な情報が送信される、無くさないように注意するがいい」
ぺこり、とお辞儀をして購買へむかった
購買には誰か……↓2 コンマ
0~1:美少年
2~5:黒人少女
6~9:誰もいない
美少年「おや…?」
彼は……確か『レオ』だっただろうか?
購買で何をしているのだろう?
レオ「確か……予選でクラスメイトだった岸波さん……でしたね?」
頷き返すと、笑顔で彼はこう言い放った
レオ「ムーンセルは僕が頂きますので、せいぜい頑張ってくださいね!」
彼の腰にベルトが巻かれている、小さな金色のバックルに、赤い石が2つ……
レオ「では、ごきげんよう」
レオは去ってしまった
購買で何かしようか?↓2 自由安価
あれ、以外と困ってる?
商品表くらい用意した方が良かったかしら……
……無性に辛いものが食べたい……
食堂のメニューを見てみると、「激辛!麻婆パスタ」なる商品があった
コ レ ク ッ テ モ イ イ カ ナ
白野「これ、食べても良いのかな?」
とりあえず注文してみる、しばらくするとおばちゃんが皿大盛りの真っ赤なパスタを持ってきた
おばちゃん「このパスタを食べる人が、言峰さん以外にいるなんて……」
鼻腔を刺激臭がくすぐる……兎に角一口
辛い!!が、不思議と心地いい……
白野「ずるずるずるずー……おかわり!!」
堪らずにおかわりする、旨いなこれ
視界の端に、誰かが入って来るのが見えた
その人物は真っ直ぐこちらへ近づいてくる
遠坂「呆れた、朝ごはんにパスタ二皿なんて……」
確か、彼女は『遠坂凛』だったか?
遠坂「貴女、予選抜けれたのね……そんじゃ、今日からライバルね」
そういえば、レオも言っていたが『予選』ってなんだろう?
遠坂「はい?貴女、今の状況を理解してないの?!」
口いっぱいにパスタを頬張ったまま頷く
遠坂「口の周りくらい拭きなさいよ!!……貴女、聖杯戦争ってわかる?」
白野「むぐ……ふぁふぁんふぁひ」
遠坂「飲み込んでから喋りなさいよ……マナーがなってないわね……」
~遠坂、説明中~
白野「願い?無いけど……そもそも記憶がないし」
お腹をさすりながらそう答えた、結局4杯も食べてしまった
遠坂「記憶が無いって……ムーンセルのバグかしら?」
凛が何かぶつぶつ言っている
遠坂「まぁいいわ、バグならムーンセルがすぐ修正するとおもうし……そういうことだから、せいぜい死なないように頑張りなさい」
それだけ言って凛は立ち去った
……もう一杯いけるな
5杯目を胃袋に詰め込んで席を立つ、いつの間にか昼だ、どこか行こうかな
↓2 自由安価
ちょい待っててね……離席
仮面ライダーで女か…
>>44
ムーンセルに記録された仮面ライダーのデータを身にまとって戦うので、見た目が変わったりとかはなし
このま晩飯食べてきやす
あい、帰りやんした
ID変わってるけどわたしだよ
教会…は閉まってるみたいだ
どこ行こう?↓2 自由安価、綺礼さんに会いにいくと昼終了
保健室、そういえば、保健室というくらいだし、体調不良を処置してくれるのだろうか?
桜「あ、どこ行ってたんですか?!」
体調管理AIの……『間桐桜』だったっけ?
桜に記憶が無いことについて相談してみることにした
桜「バイタルチェックしましたけど、異常は見られませんでしたよ?それで記憶が無いとなると……」
桜は一人で考えこんでいる、自分に記憶があれば、アドバイスくらいできたのだろうか?
桜「兎に角、ムーンセル自体の機能チェックしておきます……明後日には終了しているので、また会いにきてください」
桜のバイタルチェックに時間がかかったため、既に夕方だ
綺礼「岸波白野」
後ろから急に声をかけられる、ビクッとして振り向くと、言峰綺礼神父が居た
綺礼「これがマイルームの鍵だ、今日はもうマイルームで休むといい」
>マイルームが開放された
きょうはもう寝よう……
一日目終了したんで本日はここまで
明日以降深夜投稿になります
います?
二日目、朝
ピピピピ
端末にメールが届いている、対戦相手の発表のようだ、2階の掲示板へ行ってみよう
第一回戦
岸波白野 VS 間桐慎二
シンジ……予選では親友だったっけ?
慎仁「ハッ!予選通過できてたんだなお前、でも相手が悪かったな、このアジアゲームチャンプが相手なんだからさあ!!」
後ろから慎仁が話しかけてくる、ベルトは……していない
慎二ってこっちの字じゃねーか……脳内変換しといてください
慎二「ま、アリーナ探索の間くらいは邪魔しないでおいてやるよ、せいぜい頑張って決戦に来いよな!」
慎二は去っていった
と同時に端末にメールが届いた、トリガーコード生成のお知らせ……たしか、これを取りにいかなくちゃいけなかったんだっけ?
これからどうしようか?↓2自由安価
うん、素直にトリガーコード取りに行こう
アリーナの入口前に居るのは……慎二だ
あれは……牛乳缶だろうか?それから何かを取り出してベルトに挿入している
慎二「変身!」
アリーナの入口に吸い込まれていった
どうやら、変身がアリーナ入場のトリガーになっているらしい
相手がどんなライダーなのか把握できたら、少しは戦況がかわるのだろうか?
えっと、ダイヤのAをバックルに入れて……うわ、ベルトになった
腰に巻いて
左手を大回りに胸の前へ持っていき、握る
白野「変身!」
左腕を外側に、右腕を内側に、素早く回しながら、右手でバックルのレバーを引く、そのとき左はガッツポーズ風に
ターンアップ
目の前にはクワガタムシの描かれたスクリーン、これにダッシュで突入して……!
アリーナ、第一階層
その身は赤く、想いは熱く……
炎の戦士が、アリーナに立っていた
その体は明らかに自分のものではないが、不思議と馴染む
↓1 進行度、コンマ01~99で、大きいほどよく進んだ、00で特殊判定
今後は、一日に進行度判定を3回行い、99を超えれば目標達成とします
数値は翌日に繰り越します
(あれ?皆寝てる?)
一応点呼
でも個人的にはこれくらいの時間しか取れないんだよなぁ……
じゃ、こないだの安価から
↓1のコンマで
65%前進
初めての変身、初めての戦闘、初めての探索……
感情が昂る、力が湧いて出る……
まだまだ進めそうだ
↓1 さらに前進、コンマ判定
65+70>100
>トリガーコードαを入手した!
難なく、第一階層を踏破した
ここいらのエネミー程度なら余裕だ!
白野「お腹すいたなぁ……」
たくさんがんばったし、迷宮探索で資金も手に入ったので、帰って購買に行くことにしよう
↓1 コンマ判定 00~10で……
うん?今アリーナに似つかわしくない純和風の何かが見えた気が……気のせいかな?
よし、購買に来たぞ
商品ラインナップ
[購買部] (今後、探索では戦闘があったりします、決戦の時なんかにも持って行けるアイテムです)
やきそばパン ¥150
カレーパン ¥100
簡易修理キット ¥100
リターンクリスタル ¥300
[食堂] (食事を通じて誰かと会話したりできます。今後の情報収集の場になったり、ならなかったりします)
おばちゃんのきまぐれセット ¥400
麻婆シリーズ(丼、パスタ、ラーメン) 各¥300
カレー ¥300
チャーハン ¥300
ご飯 ¥200
その他おかず類 一律200円
味噌汁 ¥100 ※豚汁は+10円
所持金:2500
↓1 どうしよう?
やきそばパン!なんと甘美な響きだろうか!
ソースで味付けされたやきそばを少し甘めのパンで挟んだだけ、ただそれだけである!
しかし、紅ショウガの辛みと青のりの香り、濃いソースとパンの甘みが奏でる味覚と、炭水化物with炭水化物というボリューム感!
冷めても温めても美味しく、持ち運びに便利で手が汚れない!!正に究極の移動食と言っても過言ではないだろう
白野「おばちゃん!焼きそばパンちょうだい!」
慣れた手つきでおばちゃんがラップにくるまれた芸術品を差し出してくる
匂いだけで口の中が涎で満たされる……
夕食はどうしようか? ↓1
1:無くてもいいかな?
2:いいやっ!空腹だっ!!食べるね!
所持金2350円
あ、何食べるか指定してなかった……
ま、カレーでいいか?
日本人でこれを嫌いだと言う人は少ないだろう、カレーだ
この食堂のカレーは、少々スパイスがキツイ……が、私にとっては程よい辛みだ
大盛りのチキンカレー、合挽きのひき肉も使っているから、実質は豚と牛と鶏のコラボレーションカレーだ
さらにこのカレー、毎日具材を変え、継ぎ足しながら作っているそうだ、野菜の旨み、そして肉の旨みが年月とともに溶け込んだカレーは、絶品の一言に尽きる
ラッキョウと福神漬けを選ぶことができるので、今日は福神漬けをチョイス!辛いカレーに、福神漬けの甘さがアクセントになって……気づけば皿が空だった
白野「げっふ、明日の朝もカレーにしようかな……」
二日目、終了
はくのんメモ
レオのベルトは赤い石が二つで小さいかんじ、シンプルだけど……怖い
シンジのベルトは良く見えなかったけど、ベルトに何かを入れるタイプらしい、牛乳缶みたいな入れ物が必要ってことは、何かがいっぱい要るのだろうか?
私のベルト……ベルト部分のカードホルダーにはまだまだ空きがある、とりあえず今持ってるカード(ラウズカードというらしい)をメモしておく
ダイヤのエース、たぶんクワガタムシの形、どうやら変身用、とりあえず便宜上「チェンジスタッグ」と呼ぶことに
ダイヤの2、たぶんアルマジロ、ちょっと銃が強くなった。カードにはバレットって書いてあるから「バレットアルマジロ」と命名
ダイヤの3、たぶんカエル、動きが強制的にアッパーカットに……。カードにアッパーって書いてあった、「アッパーフロッグ」と命名
うちのスレのはくのんは青セイバー並みの食欲です
美味しくないものもがんばって食べます
深夜に食レポ風文章書いてたらお腹減った……
今日はここまで明日も可能なら深夜に
点呼
みっかめ!
何しようか?↓1
さて、情報を集めようか……とりあえず慎二を探ればいいかな?
どこを探そう?↓1
教室か、人気はないけど……
↓1 コンマ
01~10 居たよワカメ
11~80 居ないし
81~99 おや?あれは……
00 えっ……
だれもいない……
そりゃそうか
廊下に出ると……丁度慎二がマイルームから出てきた
あれ?昨日トリガーコード取りに行ってたような?
後をつけてみる?↓1
ばれないように……
↓1コンマ 60以下ならバレない
学校の廊下を慎二を追って尾行する
やはり、アリーナに向かっているよう……
白野「どぅおわ!!」
派手にこけた……
顔を上げると、慎二がかわいそうなものを見るような目でこちらを見ている……そんな目でみんな……
慎二「お前さぁ、トロいとは思ってたけど、結構盛大にトロいよな」
か弱い乙女に容赦のない罵詈雑言を浴びせるクソワカメ、ゆるすまじ……
慎二「俺は今からアリーナに行くんだから、ついて来んなよ!」
釘を刺されてしまった……今日は尾行は無理そうだ……
慎二は去ってしまった、次は何をしようかな?
↓1
[ピーーー]……ぶちころ☆JK!はくのちゃん!!
と行きたいところではあるが、ルール上、アリーナでの決戦以外できないみたいだ、やったら自分もムーンセルに罰則を喰らう
おのれワカメめ!
そうだ、情報収集といえば図書室だ、図書室で何か探ろう!
今夜は0:00開始を目指そう、やっぱり深夜は眠いしね
ごめん頭痛い、今日はナシ
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