~ターゲットの部屋~
くノ一「・・・ターゲットの影はなし」
くノ一「・・・よし!」
~5時間後~
男「・・・」
くノ一「・・・すやすや」
男「・・・」
男(・・・誰だ?)
くノ一「っ!ひ、人の気配っ!脱出!」ガジャーン!
男「窓っ!?」
タタタタタタタ・・・
男「に、逃げてった・・・ど、泥棒か?!」
くノ一(いけないいけない・・・布団の匂いを嗅いでたら寝ちゃってました)
くノ一「いたたた・・・さすがに2階から飛び降りるのは痛い・・・」
くノ一「ふふふ、でも今日はちゃんと獲物をゲットできました」
くノ一「あの人のTシャツげっ・・・と・・・ぉぉぉ!?」
くノ一「ち、血まみれ!?な、なぜ!?」
同僚「頭みろ頭」
くノ一「あ、同僚」
同僚「おもっきしガラスが刺さってるぞ」ズボッ
くノ一「いっつぅ!?」
同僚「お前は本当にくノ一か?というか忍びか?」
くノ一「か、顔は割れていません!・・・と思います」
同僚「そういうことじゃねーよ。しかも相当不安がってんじゃねーか」
くノ一「ま、まぁいいんです!今日はあのお方のTシャツを手に入れてきましたから!」
くノ一「ふはぁ・・・このほんのりと香る鉄の匂い・・・」
同僚「まんまお前の血だろそれ」
くノ一「・・・うぅぅ」
同僚「しかもプリントされてるクマが血の涙を流してるみたいに見えるぞ」
くノ一「うあぁぁ・・・」
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