フロンタル「以前温泉を紹介したのだが今回写真つきで君たちに温泉を紹介することにした。もちろん許可済みだ安心して見てくれたまえ」
ネオジオングのコクピット
ユニコーンとの戦いの果てでフロンタルはララァやシャア、そしてアムロの魂に連れて行かれそうだった
シャア「さあ、もう十分だろう…」
ララァ「未来は若い子に任せ、私たちは行きましょう」
フロンタル「馬鹿者!」
シャア&ララァ「ビク!」
フロンタル「その後は楽しい老後が待っているではないか!行くなら君たちだけで行きたまえ!」
アムロ「何を言ってるんだお前は…本当にもう十分だろう、ここまでしたんだし」
フロンタル「だめだ!私はまだする事がある!死ぬわけにはいかん!」
シャア「なんだそれは?」
フロンタル「馬鹿者!」
シャア「ビク!」
フロンタル「温泉に決まっているだろう…!」
三人「」
………
……
…
フロンタル「というわけで生きていたのだよ。さあ私と楽しい温泉旅行を楽しもうじゃないか」
バナージ「すごい理屈ですね…」
リディ「ネオジオンはどうするんですか?」
フロンタル「とっくにネオジオン観光協会という会社に衣替えしてある」
リディ&バナージ「」
フロンタル「実は今日は写真付で君たちに温泉のすばらしさを伝えようと思う。写真に関しては温泉からもOKをもらっているので安心してみてくれたまえ」
フロンタル「それと別の版権キャラが二名着ているが気にしないようにな」
バナージ「こんにちは、フロンタルさん」
リディ「待ち合わせ時間より20分も前に来てるのに待ち合わせ場所に居るなんて!」
フロンタル「当然だ。今日も君たちに素敵な温泉を紹介したくてな。ついてきてくれるかね?」
バナージ「もちろんです!温泉のおかげで分かり合うことが出来たんです。どこへだってついていきますよ!」
フロンタル「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいよ。ただ…今回の温泉は一味違うぞ?」
リディ「え?またさらにすごい設備が?」
フロンタル「うむ。今から紹介する場所は温泉であって温泉ではない」
バナージ「フロンタルさん、表情が不適です…」
リディ「なんかわくわくしてきたな」
フロンタル「ふふ、今回の温泉は食べ物など持込がOKなのだ。おやつや酒など買い揃えておくといい」
バナージ「へえーサービスいいですね…!じゃあたくさん持っていこうっと!」
フロンタル「今回の温泉は飲食関係のサービスがない。私も差し入れを持参しようではないか」
リディ「なら弁当も必需だな」
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そして
リディ「なんだよここ…」
バナージ「まるで廃墟だ…それになんかものすごい巨大な仏像があるんだけど」
フロンタル「馬鹿者!」
二人「びく!」
フロンタル「見た目にだけ囚われるのは関心できんな」
リディ「でも俺たち以外誰もMSが駐車してないんですが…」
フロンタル「ふふ、驚くのも無理はない。ここの温泉は一日に客が5人くればいい方と呼ばれているほどの所なのだよ」
フロンタル「まあ入ってみようではないか」
バナージ「薄暗い…本当に温泉なのかここ…」
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リディ「なんかテーブルの上に食器やら機材やらが散乱してるんだけど…」
カチャ
フロンタル「馬鹿者!」
リディ&バナージ「ビク!」
フロンタル「埃が被って散乱している置物。それは全て売り物だ!」
リディ&バナージ「ええええ!?」
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フロンタル「この温泉が長く続いてほしい為に一般人の客たちがみな置いていった物だ。大事な商品なのだからうかつに触るべきではないのだよ」
リディ「本当すごい所だなここ…」
フロンタル「まずは受付で料金を払おう。すみませーん!」
係員「はーい」
バナージ「ちゃんと係員が出てきた!?」
リディ「本当に温泉なのか!?」
係員「三人ですね~一人500円になります」
お前か!また出てきたな!(歓喜)
チャリン
係員「たしかに料金いただきました。ゆっくりしていってください」
リディ「暗いけど感じの良い係員さんだな」
バナージ「ですがどんな温泉なのかまったく検討もつかない…」
フロンタル「ふふ、そう見えるだろう?だが列記とした温泉。とてもすばらしく満足できる場所だ」
リディ&バナージ「信用…していいですよね?」
フロンタル「当然だ!」
バナージ「なんか幽霊が出てきそうな廊下ですね…本当に温泉なんてあるんですか…」
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>>10
フロンタル「今回の紹介SSは質素だが実在するすばらしい温泉だ。君も気が向いたら入ってくれたまえ」
リディ「だいたい500円も払ってこんな廃墟で体験なんて…前行った温泉のほうが余程よかったような…」
フロンタル「馬鹿者!」
リディ&バナージ「びく!」
フロンタル「前の温泉は前の温泉、今の温泉は今の温泉の良さがある!それを判るんだよ!」
バナージ「が…がんばります!」
フロンタル「薄暗い廊下の先にあるここが我々が今日満喫すべき温泉の更衣室だ」
バナージ「わぁ…なんだかんだでやっぱり温泉らしいですね」
リディ「マッサージ機まである。温泉ぽいな」
フロンタル「さあ、着替えてこのすばらしい温泉を堪能しようではないか!」
リディ&バナージ「はい!フロンタルさん!」
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フロンタル「ではドアを開けるぞ」
ガラガラ
バナージ「あれ…普通の温泉じゃ…」
リディ「いや、よく見ろバナージ!この温泉、浴槽が抹茶色だ!」
フロンタル「流石だなリディ君。とりあえずかけ湯をして温泉へ入ってみるがいい」
ザバァ
バナージ「うわ…なんだこの匂い…!?」
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リディ「うへぇ…石油みたいな強い刺激臭が!本当に大丈夫なんですかここ!?」
フロンタル「馬鹿者!ここは列記とした温泉だ!」
バナージ「でも…その入ってみると…体が撫で回されるような///」
リディ「温泉だなっていう感覚に飲まれてしまう///」
フロンタル「ふふ、君たちも温泉の真骨頂が解ってきたようだな」
フロンタル「良いことを教えてあげよう。ここの温泉。元々は更に源泉が黒く、浴槽は真っ黒だったのだよ」
バナージ&リディ「えええ!?」
フロンタル「あれはあれで良いものだったのだが、今では誰もが入れるように源泉を変えて、色も匂いも抑えられているのだ
バナージ「言い方を変えれば、特徴をなくしてしまった…そんな感じですか?」
フロンタル「馬鹿物!」
バナージ「びく!」
フロンタル「源泉は変えても効能はそのままだ!」
リディ「すげえ!」
フロンタル「とりあえず露天風呂に行こうか」
露天風呂にて
バナージ「綺麗だなぁ海まで見える…」
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リディ「こんな隠れた場所にこんなすばらしい場所があったなんて」
フロンタル「ここの温泉は飲食やマッサージ師といった行楽施設は一切ない。しかしな。一人で辛い事があったり、常に人が行き来する施設が苦手で、一人で広い温泉を利用したい人にとってはとても好都合な施設なのだよ」
バナージ「そっか…でもなんか人目を気にせず落ち着ける…すばらしいなそれって…」
フロンタル「そう。ここの温泉はな、廃墟と見せかけて、来た人を満足させることができる神秘の宝庫なのだよ…」
リディ「そうだな…今までは設備だらけの満足温泉めぐりだったけど」
バナージ「こういう穴場にめぐり合える事でまた新しい温泉を知ることができました」
バナージ&リディ「フロンタルさん。ありがとう!」
フロンタル「馬鹿物///私はただ君たちに温泉の良さを知ってほしいだけで…ん?」
内浴場にて
???「ふふ、二人きりだけだな、アスナ」
???「誰も居ないみたいだし、男湯に来てもばれないよ」
イチャイチャウフフ
バナージ「あのカップル…男湯なのに女性の人を入れてる」
リディ「普段客がほとんど来ないからって、それでもあんな事をされちゃ…」
バナージ「あれ…フロンタルさんは?」
フロンタル「 馬 鹿 物! 」
キリト「先客!?」
アスナ「大変しつれいしましたー!」
ダダダダー!
フロンタル「まったく…恋は盲目とはよく言ったものだ…」
バナージ「なんかすごい光景でしたね」
フロンタル「温泉へ入るものには判ってほしい事なのだが、たとえ余り人が来ない温泉でも人として必要最低限のマナーは守ってほしい、男湯、女湯。小さい園児でもない限り別の性のものが入ったりしたらそれだけで事件だ。
たとえ無人温泉でも人としての理性を抑え、モラルを守る。それが温泉を愛するものの姿だ。ただし混浴ならそれもOKだ」
バナージ「廃墟の中に隠れた温泉か」
リディ「なんかさ、暖かさを感じるよな」
フロンタル「経営当初はやっていた飲食施設やらの名残がそのまま残っている。そんな施設を観覧しながら温泉に浸かって。そんな魅力があるのがここなのだよ」
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バナージ「面白みより、なんかさ、新天地を発見した!みたいな感じになるよな!」
フロンタル「さあ、温泉からあがったら私が持参したご馳走がある。それを食べながら休憩室でくつろごうではないか」
休憩室
バナージ「広…っ」
リディ「俺たち3人でくつろぐには広すぎだよな」
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フロンタル「今は誰も使用することのない食堂だ、一般人用の休憩室になっているのだ」
リディ「なんか今でも食堂の食券とかの自動販売機がそのままに」
バナージ「なんか寂しい気分ですね…」
フロンタル「だがこの温泉は今でも生きている、それだけでもすばらしいことなのだ」
リディ「そうだな。細かいことは気にせず食事にしようぜ!」
バナージ「特上寿司!!!!」
リディ「凄い高いんじゃ!?」
フロンタル「すばらしい温泉の後にすばらしい食事、悪くなかろう!」
バナージ「いいんですか…こんな」
リディ「いつもフロンタルさんに出してもらって…」
バナージ「馬鹿物!温泉を愛する友!これくらい当然だ!さあ食べたまえ!」
バナージ&リディ「い、いただきます!」
ぐぅ~…
フロンタル「ん…なにやら物音が」
バナージ「ちょ…幽霊とかやめてくださいよ…!」
リディ「こんな温泉だからってそんな冗談はちょっと!」
キリト「あ…その…」
アスナ「ごめんなさい…」
フロンタル「ふむ。君たちは初めてここに来て何も食べ物を持参していなかったという落ちか」
キリト「その…休憩室が一緒でつい…」
アスナ「でも気にしないでください…私たちは近くのコンビニでご飯でも買って…」
フロンタル「馬鹿物!」
キリト&アスナ「びく!」
フロンタル「食事はみんなで食べたほうが美味しいに決まっているだろう!さあ君達も混ざりたまえ!」
リディ「それもそうだ。こういう温泉で他人と分かり合って仲良くする…」
バナージ「それが人と人とのつながりになる!」
キリト「ありがとうございます!」
アスナ「この温泉に…」
一同「かんぱーい!」
しばらくして
バナージ「凄い台風ですね…」
キリト「これじゃ帰りたくても帰れないな…」
アスナ「風速が尋常じゃないらしいよ…あれじゃここの温泉の仏像が…」
リディ「このままじゃ突風で仏像が倒れてしまう…!」
ガシ
アンジェロ「大丈夫だ!仏像は大差がネオジオングで支えている!」
一同「!?」
バナージ「アンジェロいつのまに!?
アンジェロ「温泉を愛する者に国境線はない!さあ、皆であの仏像を守り抜くぞ!」
バナージ「ユニコーンで支えてみせる!」
フロンタル「温泉は素晴らしい…だからこそ私たち客がその素晴らしさを皆に伝え守らなければいけないのだ!」
バナージ「そのとおりだ!」
キリト「俺たちは」
アスナ「温泉を」
リディ「人々が温まれる世界の優しさを!」
アンジェロ「大佐の全裸を…ぐへへへ!」
一同「守り抜いてみせる!!!」
……
…
バナージ「って本当仏像が無事でよかった」
フロンタル「経営者の皆様も涙を流し喜んでいたよ」
リディ「それはよかった…」
フロンタル「君たちに苦労を指せてすまない…そんな君たちにお詫びをしたいのだ」
バナージ「お詫びなんてそんな」
リディ「いつも奢って貰ってばかりなのに」
フロンタル「この光景を見てもそういえるかな?」
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http://uproda.2ch-library.com/822334LpV/lib822334.jpg
バナージ「なななな!?」
リディ「温泉だけで町が構成されているだってぇ!?」
フロンタル「君たちにここの素晴らしさを伝えようではないか」
アンジェロ「大佐とデートであんなことやこんなことを…
フロンタル「今回は少々ひねりがなくつまらないかもしれんがすまないな」
フロンタル「だがここの温泉、源泉賭け流しの成分の強い温泉で匂いも効能のとても強く正真正銘の温泉だ!」
この写真をみて特定できた人たちはぜひ行ってくれたまえ!
ちなみにこれは序章であり次回投下するSSが本編だと思ってほしい。
あくまで予告のSSだ!
ネタも記事もすべて取り揃えてある!
今回はあくまで予告編だ!
それではまた会おう諸君!
このSSまとめへのコメント
なかなか面白かったけど写真が見れないのが残念だ
続編はよ
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