千早「名探偵チハヤ!」 (57)
私は巨乳アイドル探偵、如月千早。
幼馴染の毛利春香と遊園地へ遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。
私はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら…
胸が縮んでしまっていたっ…!!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409842124
私が生きていると彼らにバレたらまた命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
亜美博士の助言で正体を隠すことにした私は
春香に名前を聞かれて、とっさにコナン・ザ・グレートと名乗りすぐにバレた。
その後、実家がアイドル事務所の春香の家でしばらく居候させてもらうことになった。
たった一つの真実見抜く
バスト72、頭脳は大人
その名は、名探偵チハヤ!
~File1~
千早「決まりね…犯人はあの人。さっそく腕時計型麻酔銃で…」 パカッ
美希「ぐー…ぐー…」
千早「もう寝てたわ」
Next Chihaya's HINT ! 起きない
~File2~
亜美「できたよ千早君!新しいメカだYO!」
千早「これは…どうやって使うのかしら?」
亜美「ここのスイッチを押すと電流が流れるんだよ」
千早「へぇー…」 ポチッ
千早「きゃー!!!」 ビリビリビリ
Next Chihaya's HINT ! げんこつ
~File3~
P(千早)「つまり!そのことは第一発見者である春香しか知らないはず!」
P(千早)「どうしてあなたが知っていたんですか?さあ答えてください!」
犯人「う…うぅ…」 ガクッ
犯人「アイツが…アイツが悪いんだ!」
P(千早)「悲しい事件ですね…」
春香「(あいかわらず千早ちゃん演技ヘタだなぁ…)」
Next Chihaya's HINT ! 地声
~File4~
豪華クルーズの旅を偶然、懸賞で当てた私たちは
予定がかぶっていたので、亜美博士率いる少年探偵団に譲った所
船上で殺人事件が起きたとの連絡が入り
そのまま迷宮入りした。
Next Chihaya's HINT ! 平和
お察しの通り、ハルルパンの人です
読んでくださってありがとうございます。
今回は短いです。色んな意味で
~File5~
夏休みを利用して、亜美博士とキャンプに行くことになった私たち少年探偵団は
行き先のキャンプ場で死体を発見してしまった。
第一発見者は少年探偵団の円谷あずさと小嶋小鳥、吉田律子。
いつも通り亜美博士に腹話術を頼んで
なんとか解決した。
Next Chihaya's HINT ! 少年(笑)探偵団
~File6~
千早「黒ずくめの男達…!! ま、まさか…!」
高木(順)「おや?千早君じゃないか。どうしてここに?」
黒井「フン…自分の所のアイドルくらいちゃんと管理したらどうだ?」
Next Chihaya's HINT ! 人違い
~File7~
千早「黒ずくめの男達…!! ま、まさか…!」
ウォッカ「うっうー!ジンの兄貴かっこいいですー!」
ジン「ふふーん、自分完璧だからなー」
千早「今度は間違いないようね…よし、亜美博士の作ったハム蔵型発信機で…」
Next Chihaya's HINT ! 電池切れ
~File8~
伊織「せやかて如月!あの人に犯行は無理やで!」
千早「いいえ、コレを使えば可能よ」 サッ
伊織「これは…ピアノ線? …そ、そうか!」
千早「ええ…これを使えばあの人のアリバイは崩れるわ」
伊織「でも、こないなモンどこで見つけたんや如月」
千早「…ごめん、普通に喋ってくれない?」
Next Chihaya's HINT ! 関東人
~File9~
千早「まちなさい!怪盗タカネ!」
貴音「おやおや、もうばれてしまったのですね」
千早「さっき中森警部にここ一帯に包囲網を敷くように言っておいたわ」
千早「もう、あなたに逃げ場はない…!」
貴音「ふふ…それは残念…」 フフフ…
Next Chihaya's HINT ! 出頭
~File10~
千早「いつも通りプロデューサーの首元を狙って…」 パシュッ
P「んが…ほげっ…」 ガクッ
P「スー…スー…」
千早「フフ…ゆっくり休んでください」
春香「残業お疲れ様です」 ファサッ
Next Chihaya's HINT ! 優しさ
~File11~
亜美「できたよ千早君!蝶ネクタイ型変声機だYO!」
千早「…いまさらそれが何の役に立つというのかしら」
亜美「まあまあそう言わずに一回使ってみて!」
千早「まぁいいですけど。これが電源ボタンね?」 ポチッ
亜美「あ、それ電流ボタン」
千早「きゃー!」 ビリビリビリ
Next Chihaya's HINT ! 水平チョップ
~File12~
依頼人から送られてきた手紙の住所を頼りに
ほとんど舗装されていない森の中を走りまわっている最中
私達の乗る車がエンストしてしまい
そのまま遭難した。
Next Chihaya's HINT ! 救助ヘリ
~File13~
ウォッカ「うっうー、板倉のやろー現れませんねジンの兄貴」
ジン「まったく、社会人としての基礎がなってないぞ!」
千早「(落ち付け…落ち着くのよ千早。盗聴器はまだバレてないわ!)」 ドキドキ
ウォッカ「あれ?肩にガムついてますよジンの兄貴」
千早「(しまった!)」 ビクッ
ジン「うわっホントだ!誰のイタズラだまったく!」 ポイッ
千早「(よかった、発信機はバレてないわ…アホで助かった…)」 ドキドキ
ウォッカ「それにしても板倉のやろー遅いですねー…」
ジン「そうだなー…」
Next Chihaya's HINT ! 病欠
~File14~
亜美博士の引率でサッカーの試合を見に行った私たち少年(笑)探偵団は
スタジアムに張り込んでいた佐藤刑事から
スタジアムのどこかに爆弾を仕掛けられていると聞き
必死に爆弾を探したが
結局見つからなかった。
Next Chihaya's HINT ! 愉快犯
~File15~
千早「ペロッ…これは青酸カぐああがががががががが」 ガクガクガク
春香「ち、千早ちゃん!千早ちゃーん!!」
Next Chihaya's HINT ! ヒ素
~File16~
亜美博士が偶然拾ったというその少女は
なんと私の胸を小さくした用途不明の謎の薬APTX72の開発者だった!
彼女は灰原真美の偽名を使って亜美博士の家に居候し
博士と共に、日々ジョークグッズの開発にいそしんでいる
Next Chihaya's HINT ! 息ぴったり
~File17~
真美「如月君、解毒剤のサンプル開発したYO!」
千早「本当に!?さっそく試させて頂戴!」 ガタッ
真美「いいよー。はい」 スッ
千早「ごくごく…ぐ!…ブヘァー!」 ビチャビチャ
真美「おお、いきなりタバスコ入りを引くとは! 大当たりだよ如月君!」
亜美「さすが亜美が見込んだだけのことはありますなぁ~」
千早「ゲホッゲホッ…ケホッ…」
真美「さ、これで確率は1/4になったけど、次どれにする?」
Next Chihaya's HINT ! チョークスリーパー
~File18~
スキーに来ていた私と春香と美希は
泊まっていたロッジで連続殺人に巻き込まれてしまった。
そんな中現れた美希の恋人、京極雪歩。
まさか彼女が犯人だったなんて…
Next Chihaya's HINT ! スコップのようなもの
~File19~
伊織「こっちも証拠見つけたで如月!」
伊織「燃やされた死体の側に落ちとったわ」
伊織「これで決まりやな!犯人はあいつや…」
伊織「…何わろとんねん如月」
伊織「おい、如月!ちょっ…この…待ちなさい!千早ァ!」
Next Chihaya's HINT ! ツボ
~File20~
男1「あ、あなたはまさか行く先々で事件を解決しまくっているというあの…」
男2「『眠りのプロデューサー』!?」
P「え、ええ…まぁ…」 ハハハ…
千早「ふふふ…プロデューサーが有名になってくれてうれしいわ」
春香「私達は一向に有名にならないけどねっ」
Next Chihaya's HINT ! 裏方
~File21~
春香との海外旅行中に起きた殺人事件。
偶然その場に居合わせた私たちは
帰国の時間が迫っているため
そのまま現場を後にした。
Next Chihaya's HINT ! 時差ボケ
~File22~
犯人「ちぃ!」 ダッ
あずさ「あっ!」
律子「しまった!犯人が逃げるわ!」
千早「よし…ここはキック力増強シューズで…」 カチカチカチ…
千早「えいっ!」 ポコンッ!
小鳥「いたっ!」 ボムッ!
Next Chihaya's HINT ! 運動不足
~File23~
絶海の孤島で起きた殺人事件!
5年前の事件に関係している人物が次々と死に追いやられていく
犯人は一体誰なのか!そして残されたダイイングメッセージの意味とは!?
こいこじゅここういこんこここほここくこと
ノ㌻ <ピヨピヨ
Next Chihaya's HINT ! 迷宮入り
~File24~
P(千早)「分かったのよ…この事件の犯人がね!」
春香「ええ!?本当、千早ちゃん!」
P(千早)「ええ、現場に残された奇妙なタイヤ痕、血を拭きとった跡…」
P(千早)「そしてさっきプロデューサーが見つけたこの凶器のナイフがあなたを犯人だと物語っているわ!」
P(千早)「御手洗さん! 犯人はあなたよ!」 ビシッ
翔太「許せなかったんだ…冬馬を追いつめて殺したアイツを…許せなかったんだよおおおおおお!!」 ガクッ
P(千早)「悲しい事件ですね…」
美希「(千早さん…ハニー眠らせた意味あったの?)」
Next Chihaya's HINT ! 仮眠
~File25~
美希「ぐー…ぐー…」
千早「よし、今日は美希に探偵役を…」
美希「むにゃ…あれ…千早さんもう事件解決したの?」
千早「いいえ、まだこれからよ」
美希「あ、そう。ふあ~ぁ…よく寝た…」 スタスタ
千早「…」
千早「寝ろよ!」
Next Chihaya's HINT ! 覚醒美希
~File26~
千早「ペロッ…これはテトロドトキシあががががががががが」 ガクガクガク
春香「ち、千早ちゃん!千早ちゃーん!!」
Next Chihaya's HINT ! ヒ素
~File27~
ホテルの一室で起きた密室殺人。
春香の空手でドアを破れなかったので
フロントからキーをお借りして
中に入った。
Next Chihaya's HINT ! 白帯
~File28~
千早「ペロッ…これはヒそあばばばばばばばばば」 ガクガクガク
春香「ち、千早ちゃん!千早ちゃーん!!」
Next Chihaya's HINT ! 正解
~File29~
千早「ついに会えたわね…ジン!ウォッカ!」
ジン「ふん…探偵ごっこは終わりだぞ如月千早」 カチャ
ウォッカ「うっうー、今度こそ死んでもらいますよー!」 カチャ
千早「そうはいかないわ。真、出番よ」
真「久しぶりだね、ジン、ウォッカ!」 ザッ
ジン「なに…赤井真だと!なんで生きてるんだ!?」 ビクビク
ウォッカ「やつには死んでもらったハズです!」 ビクビク
真「アレは偽装だよ」
ジン「なんだ偽装だったのか…」 ホッ
ウォッカ「ゾンビかと思いましたぁ…」 ホッ
Next Chihaya's HINT ! 怖がり
~最終話~
千早「あなたが…あなたが黒幕だったのね!亜美博士!」
亜美「んっふっふ~今更気付いたのかね千早君」
千早「今すぐ私のバストサイズを元に戻しなさい!」 ズイッ
亜美「千早君がお望みなら解毒剤を渡してあげよう。ただし…」
真美「この10個ある中から1つだけ選んでもらうYO!」 バァーン!!
千早「は、灰原! あなたなんで博士の方についてるのよ!」
真美「真美は元々組織を裏切ってなんかないよ…あれは偽装工作」
亜美「ジンとウォッカは単純だからコロッと騙されちったけどねー」
千早「な、なんですって…!」 ワナワナ
真美「さぁ、正解は一つだけ!残りは罰ゲーム!」
亜美「真実はいつも1つなんっしょ!さあ選びなYO!」
真美「たった1つの真実見抜くんっしょ!さあ選びなYO!」
千早「(くっ…どれを選べばいいの…!?この赤いのはタバスコ…緑のはわさび…)」
千早「(いや…それすらもフェイクの可能性が…くっ…選べない!)」
真美「(んっふっふ~迷ってる迷ってる…)」
亜美「(存分に迷うがいい…ただし!)」
亜美真美「(その中に本物はないけどねー!)」
真美「(っていうか解毒剤とか無理っしょ。あんなもん適当に混ぜてたら出来た代物なのに…)」
亜美「(でもその研究過程で『一生胸が戻らなくなる薬』ができたから)」
真美「(今回の大当たりで一個だけ入れてあげたんだよねー!)」
千早「…決めた!これにするわ!」 スッ
Next Chihaya's HINT ! 大当たり
その後、亜美は千早の筋肉バスターで入院。真美は亜美を捨てて逃亡。
ジンとウォッカは自転車窃盗の疑いで逮捕され、黒の組織は壊滅した。
しかし、長い戦いに終止符がうたれた今
千早の胸に残ったのは例えようのない虚しさだけであった。
完
終わりです。
息抜きで書いたSSなので、息抜き程度に楽しんでいただけたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
>>1に推理要素ないって書くの忘れてました…大丈夫かな
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません