女「数奇な運命に踊らされて」【安価】 (12)
駅付近
ガタンゴトン… ガタンゴトン…
不良A「ヒェッヒェ! そいつァおもしれーな!」
不良B「だルルォ!? ……って、おい」
不良A「あん?」
不良B「あれ。あんなとこに鴨がおるぜ…!」
女「……」スタスタ
不良A「ああ、あの気取った歩き方の奴か。良いぜ、ちょうど金に困ってたんだわ…!」
不良B「ということでェ! そこの君ィィーーッ!?」
女「…?」クルリ
不良A「黙ァァァァって、こっちこいよ。逃げたら、ぶっころォーす!」
女「……ハァ」
女「私に構わないで欲しいんだけどな…」
不良B「ああん!? 何てェ!?」
女「だからね。私はバイトで疲れてるの。分かる?」
不良A「ムカツク野郎だぜェ! やるぞ、B!」
不良B「おう!」ダッ
女「もう知らないよ…」
女に近付いた瞬間。
不良はどうなった? >>3
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更生した
メギャンッ!
不良A「な、なんだァ今の音は!」
不良B「それよか、A! な、なんだか…」
女「……あーあ」
不良A「ああ…! こんな遅くまで俺はなにしてんだよ!」
不良B「早く帰らないとおっかあが心配するぞ!」
不良A「ああ、帰ろう!」
スタコラサッサ…
女「ふう。また、また妙なことが起きたよ…」
この能力は一体、いつから発現したのか。
それは私にも分からない。検討もつかない。
女「私に近付いた人が皆、善人になる…っていう能力? というのかな」
女「ハァ。お陰で厄介なことに巻き込まれるわで…」
この能力のデメリット >>6
なし
女「この能力が発現する前からもね。私は不幸だったし…」
女「まあ、しょうがないと割りきるしかないんだよね」
女「……っとと、いけない。こんなところでぶつくさしてる場合じゃなかった」
帰宅→女の家
ガチャッ
女「ただいまー」
猫「ニャン」
女「……といってもね。愛猫ちゃんしか来ない訳だ」
女「だって一人暮らしだからね…」
女「さて。ご飯の支度をしようかな」
ピンポーン
女「……はぁ」
訪ねてきたのはどんな人物か >>9
公安警察
ガチャッ
女「はい。どちさらさまですか」
警察「ああ、どうもすいませんね。私はそこの署の者なんですがね」
女「はぁ」
警察「実は、この辺りで少々ゴタゴタがありまして。こうして、本官は近所に聞き込みをしてるわけなんですがぁ…」
女「あの、すいません。だとしたら私は何も…」
警察「何も見たり、聞いたりしていない?」
女「はい…」
警察「弱ったなァ…」ポリポリ
女 (早く帰ってほしい)
女はどうするか >>12
任意同行
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