兵部「安価でノーマル滅ぼす」 (74)

兵部「絶対可憐チルドレンの連載も再開したことだし、そろそろパンドラも本格的に戦争の用意をしようと思う」
真木「かしこまりました少佐(長かったなあ)」
兵部「で、だ真木。ノーマル共を根絶やしにするために、何かいい案はないかな?」
真木「>>3などいかがでしょうか少佐?」

司波達也を仲間にする

真木「司波達也を仲間にする、というのいかがでしょうか少佐?」
兵部「司波達也? 魔法科高校の劣等生の主人公のかい?」
真木「はい。彼の力をもってすれば、ノーマルの抵抗勢力を一掃するなど容易いことでしょう」
兵部「そうだね、例のコピペ通りの能力の持ち主ならね。
で、どうやってこちらに引き入れるつもりだい?」
真木「>>6という方法を用います」

ハニートラップ

真木「ハニートラップを用います」
兵部「色仕掛けで彼を釣ろうというのか。しかし彼は改造を受けて性欲を含めた感情が欠落しているはずだよ。難しい作戦になるだろう」
真木「そう言われればそうですね」
兵部「まあいいさ。この作戦に誰を動員するんだい?」
真木「>>10に任せます」

葉「複数人でもいいんじゃねーの? >>1が扱いきれるか知らねーけど」

ドラえもん

真木「ドラえもんに任せます」
兵部「え? ドラえもんなんて名前の奴、パンドラにはいないんだけど…
もしかして誰かのあだ名なのかい?」
真木「はい、>>13のあだ名です。彼女なら上手くやってくれるでしょう」

葉「すまねえが、絶チルのキャラで頼むわ。この際バベル側のメンツでも文句言わねーから」

マッスル 大鎌

真木「マッスルです。彼がビキニパンツから色々な小道具を取り出す様が『まるでドラえもんみたいだ』と噂になっているみたいです(ああいうのさえなければ彼がパンドラのナンバー2でいいのに…)」
兵部「な、なるほどねえ(そういうのさえなければアイツが僕の副官でいいのに…)」
真木「では、早速読んできます」
兵部「わかった」

葉「これからしばらく>>1は席を外すんだ。需要があるなら後でまた来る」

葉「速攻で戻って来たぜ!」

真木「マッスルをロビエト大使館から呼んできました」
マッスル「あら~ん少佐、あたしになんか用かしら~?」
兵部「(相変わらずキモい奴だ)ロビエト大使として忙しいところすまないねマッスル。実はかくかくしかじかで」
マッスル「了解したわよ少佐。あたしに任せて頂戴なん」
真木「(マッスルはロビエト大使として日本政府との交渉で大いにその技量を発揮している。彼ならこの作戦、上手くやり遂げてくれるだろう)」

マッスル「その司波達也って子、あたし好みで前々から狙ってたのよね。声が皆本クンにそっくりなところもまたス・テ・キ」
真木「(中の人ネタかい!)」
兵部「ところでマッスル、彼との交渉では、ロビエト大使の時みたくまともな対応でいくか、それともいつもの感じでいくか、どちらにするつもりだい?」
マッスル「もちろん>>17に決まってるじゃな~い」

真面目に

マッスル「もちろん真面目に決まってるじゃな~い。パンドラの命運をかけた作戦だものね」
兵部「そうだね、当然だよね(いつものノリでいくと思ってた)」
真木「そうと決まれば善は急げです。早速四葉家に連絡して、交渉の席を設けます」

葉「ここの世界設定については気にすんなよ!」

司波さンち!

達也「四葉家から連絡が来て、ある人物と会談の席が用意された」
深雪「珍しいですわね、普段はお兄様のことなんていないものとして扱っている本家が、このような話を持ちかけるなんて」
達也「明日の放課後にとある高級レストランを貸し切ってそこで、とのことだ。
深雪、お前もついて行くか?向こうはどうやら俺一人でなくても妹くらいなら同席してもいいとのことらしい」
深雪「当選>>20ですわ」

行く

深雪「当然行きますわ」
達也「わかった。深雪、これは恐らく俺達の今後に関わる重要な会談になるだろう。だからくれぐれも>>22だけはしないようにしてくれ」
深雪「わかりましたわ。約束します」

俺でオナニー

ワロタ

達也「くれぐれも俺でオナニーだけはしないでくれ。というか今後とも家の外でオナニーはしないように」
深雪「お兄様がそこまで仰るのなら(雫=バス女達に見られながらの方が興奮するのに…)」

翌日の放課後、とある高級レストラン
深雪「ここがそのレストランですわね」
達也「約束の時間になるな、入ろう
本日予約しておりました司波達也他一名です」
受付「いらっしゃいませ。席はこちらになります」

マッスル「(来たわね)」
真木「(通信機で)頼むぞマッスル。我々の命運はお前にかかっているのだからな」
マッスル「(通信機で)大丈夫よ、任せて頂戴」

マッスル「ロビエト大使のマスール・オカマノフです。>>25

司波達也さんですね?

マッスル「司波達也さんですね?」
達也「はい、変装でも幻術でもなく、正真正銘本物の司波達也です」
マッスル「早速ですが、今回貴方に時間を割いてこのような会談の場を用意したのにはある理由があるのです。それは>>28です」
深雪「>>28ですか…」

ノーマルどもを撃滅したいので力を貸してほしい

マッスル「ノーマルどもを撃滅したいので力を貸してほしいのです」
真木「(直球できたよコイツ)」
達也「!? あの、オカマノフ大使? それはいったいどういうことですか?」
マッスル「言葉通りの意味です達也さん。
貴方がたエスパーは常にノーマルから偏見の目で見られていますよね?
深雪「え、ええ」
マッスル「またリミッターの着用が義務付けられたり、公共施設の利用も色々な制限が設けられていたりする。
これは理不尽ではないですか?」

葉「今回は魔法師=エスパーって設定だと思ってくれ!」

達也「確かにそういう政策が日本で採られており、それによって少々不便を強いられる場合はあります。しかし、だからといってノーマルを撃滅するのは>>32ではないのでしょうか?」

まるでイスラム国の手口

達也「ノーマルを撃滅するのはまるでイスラム国の手口ではないのでしょうか?」
真木「(そうきたか)」

葉「安価の付け方が反対で固定されるような感じにしちまってすまねえ」

真木「(通信機で)直球で丸め込むのはさすがに駄目か。当初の予定通り、ハニートラップ、奴を何らかの方法で釣るしかあるまい」
マッスル「(通信機で)そうね、>>36なら彼の気を引けるんじゃないかしら?
もしくは妹さんの気を引くのもアリかも」

矢澤にこ

にこって「にっこにこにー」って言ってる貧乳の娘だっけ?ラブライブ詳しく知らないけど、やってみる

マッスル「(通信機で)矢澤にこって娘で釣るのよ!
魔法科第一高校にいるこちらのスパイの話だと、彼はラブライブにはまってるとの話みたいだし」
真木「(通信機で)わかった。任せる(大丈夫かなあ)」

マッスル「冗談です。我がロビエト政府は、イスラム国のように気に入らない者をテロで排除するつもりはございません」
達也「そうですよね」
深雪「なかなか過激な冗談を飛ばすのですわね」

マッスル「ところで話は変わりますが、ラブライブというコンテンツをご存じですか?」
達也「ラブライブ、ですか? あの女子高生がアイドルを目指すという」
深雪「ラブライブ?(最近お兄様が興味を持たれているという!?)」

マッスル「ええ。そのラブライブです。
そのミューズというグループの矢澤にこさんが、近々この近郊のデパートでサイン会を行う予定という話を知り合いから聞きました」
達也「ほう。しかし、今回の話とそのことについて一体どういった関係があるのですか?」
マッスル「>>41です」

ホモ逹

マッスル「ホモ達です」
達也「はい?」
深雪「ホモ達って…そのにこって娘は、女の子なのですよね?」
マッスル「ここだけの秘密なんですが、実は矢澤にこさんは>>44なんですよ」

十文字会頭と付き合っている

マッスル「十文字会頭と付き合っているのですよ」
達也「会頭とお付き合いですか?別にそれだと男女の健全なお付き合いのようにしか思えないのですが?」
深雪「そうですわね。十文字会頭はとても逞しい体つきをしておられますが、彼も一応年頃の高校生、女性とお付き合いするくらいなんとも思いませんわ(もちろんお兄様の方が均整の取れた素敵な体つきなのですが)」

マッスル「そう思いますでしょう? ところが、実はにこさんと会頭には、ある秘密があるのです! それは…」
司波兄妹「「それは…」」
マッスル「>>48なのです!」
深雪「な、なんですってー!?」

会頭が一条将輝と不倫関係

マッスル「会頭が一条将輝と不倫関係なのです」
深雪「な、なんですってー!?」
達也「そう驚くことでもないだろう深雪」
深雪「お兄様…そうですわね、他人の恋愛関係にいちいち干渉するのもよろしくないですものね。
それに、愛の形も人それぞれですし(ああ、お兄様と恋人としてお付き合いしたい…)」

達也「それで、その件に関しても俺達には関係ないことですよね?」
マッスル「いいえ、関係あるのですよ。実はにこさんが、最近になって会頭が不倫していることを知ってしまったのです。
それで、今や二人の関係は険悪な状態になってしまい、いつ破局してもおかしくありません」
達也「そりゃ不倫なんてしていたら、当然だと思います」

マッスル「にこさんは会頭と別れて、新しい自分を始めたいと私の知り合いに相談したそうです」
達也「そうですか」
マッスル「で、彼女はウィードでありながら、数々の活躍をしている貴方と>>53したいとのことです」
達也「俺と>>53ですか…」

お付き合い

マッスル「お付き合いしたいとのことです」
深雪「ええっ!?(この身の程知らずの小娘がっ!)」冷気ドバー
達也「(勘付いて)それは>>56ですね」

真木「(司波達也の妹が兄に好意を抱く女に敵意を向けるのは知っている。
しかし彼が矢澤にこに好意を抱いているという話も聞いている。本来欠落したはずの感情が戻っているのではないかと思えるほどに。
さあ司波達也、どう応える?)」

嬉しい気がするような…
…しないような

達也「それは…嬉しい気がするような……しないような」
真木「(どっちだよ!)」
マッスル「(感情が欠落しているとの話だし、戸惑ってるのね。妹に気を遣ってはぐらかしたのかも知れないけど)そう、でも少しでも嬉しいという気持ちがあるのなら、彼女に思いを伝えた方がいいと思うわよ。これは、人生の先輩としての意見よ」
深雪「し、しかし…」
マッスル「ふふっ、大好きなお兄さんを他の娘に取られるのが嫌なのかしら? でもね妹さん。本当にお兄さんのことが好きなのなら、彼の気持ちも尊重してあげるべきよ」
真木「(通信機で)おいマッスル、素の口調が出てるぞ。いいこと言ってるのはわかるが」

深雪「わかりましたわ、オカマノフ大使。私、お兄様のためにも自重を覚えます!」
マッスル「うんうん、素直ないい娘ね」
真木「(よし、妹は説得完了したぞ! さすがにロビエト大使やってるだけのことはあるな)」
マッスル「で、妹さんから許しが出たけれど、貴方はどうするつもり? もし彼女と話をしたいのなら、こちらでセッティングしてもよろしくてよ」
達也「俺は…>>59

是非、お願いします

達也「是非、お願いします」
真木「(キター!)」
深雪「(お兄様の幸せ、お兄様の幸せのために我慢…)」
マッスル「わかったわ、今言った通り、セッティングはこちらでしておくわね」
達也「ありがとうございます、オカマノフ大使」

その後、注文していた高級料理を三人で美味しくいただいて、会談はお開きとなった

兵部「よくやったねマッスル、見直したよ」
マッスル「そりゃもうあたしの対人スキルをもってすれば、このくらい朝飯前ってものよ~」
真木「それで、肝心の我々への協力の件はどうなりそうなんだ?」

マッスル「それが…」

会談の数日後

にこ「私、達也さんのことが好きなの。付き合って下さい」
達也「はい、喜んで」
マッスル「ふう、セッティングした甲斐があったってものね」
深雪「おめでとうございます二人とも(お兄様の幸せ、お兄様の幸せのために我慢…)」

マッスル「って感じ」
真木「いや、重要なのはそこじゃなくてだな」
マッスル「わかってるわよ!
で、にこちゃんが帰った後で、改めて二人と会談したのよ」

会談にて
達也「ありがとうございますオカマノフ大使。いえ、パンドラのマッスル大鎌どの」
マッスル「…あたしがパンドラのメンバーの一人だって、最初から気付いていたのかしら?」
達也「はい。パンドラは今や『ブランシュ』や『普通の人々』以上に有名ですから、こちらの情報ネットワーク上にもある程度の資料がありましたので」
マッスル「(十氏族だけでなく、バベルからも情報が入ってくるのかしら?)」

マッスル「まあいいわ。ところで、以前言った冗談、まだ覚えているかしら?」
達也「はい、『ノーマルを撃滅する』という話でしたね?」
マッスル「その件なんだけど…」
達也「お断りします」
マッスル「あら、そういうこと言っちゃうのね。どうしてかしら?」
達也「確かに俺と深雪はエスパー、ノーマルだけが滅ぼされる対象である以上、俺達には関係ない話でした。…今までは」

達也「しかし、今の俺にはもう一人大切な人が出来ました」
マッスル「そうね」
達也「彼女はノーマルです。
そしてそちらの首領、かのエスパー最悪の犯罪者兵部京介は、決して『例外』を設けないでしょうね」
マッスル「…いいのね? それはあたし達『パンドラ』を敵に回すということよ?」
達也「そちらも、『十氏族』と『ラブライバー』を敵に回すことになりますよ?」

マッスル「(『十氏族』はパンドラの全戦力を投入すれば、互角に渡り合えるかも知れない。しかし、『ラブライバー』の中にはエスパーも多数いる。
エスパーの意思と力を集結させてノーマルと戦う必要がある以上、エスパー同士でいがみ合うのは得策とは言い難い)
わかったわ、今回はこちらの負けよ。お互いに干渉しないことにしましょう」
達也「わかりました」

マッスル「ってことよ」
真木「うむ、仕方ないな。『ラブライバー』を敵に回すのはこちらとしても避けたいところだしな」
兵部「え? たかがそんなアニオタ共のどこが恐ろしいんだい?」
真木「たかがとはなんです、たかがとは!
少佐は奴らの恐ろしさを知らないからそういうことが言えるんです!」

真木「実はパンドラのメンバー、その約4割が既にラブライバーです!」
兵部「マジで!?」
真木「マジです」
兵部「それはつまり…………
よし、ラブライブのメンバー全員がエスパーに覚醒するまでノーマルとの戦争はなしにしよう!」
真木「了解しました(つまり、無期限延期ってことですねわかります)」

達也「という訳で伯母様、先日は会談の件、ありがとうございました」
深夜(伯母)「まさかあなたが『ありがとう』なんて言ってくるとは信じ難いものね」
深雪「私、これからどうすればいいのかしら…」

深雪は>>71として生きることに
これがラストで

小姑

それから3年後。

何か色々あって、達也はバベルに就職し、正式なアイドルとなったにことも無事ゴールイン。
元魔法科第一高校生一同「達也(くーん)、結婚おめでとー!!」
バベル一同「おめでとー!!」
ミューズ一同「以下略ー!!」

しかし、二人の結婚生活は、それほど甘いものではなかった!
なぜなら、最強の小姑司波深雪がいるからだ!!
深雪「(棚を指でスーってして)あら、何かしらこのホコリ? ろくにお掃除すら出来ないのに、よくもまあ十氏族に嫁ごうと思いましたものね…って、そこまで汚れてないっ!?」
にこ「そこは先程雑巾で拭いておきましたので大丈夫です」
深雪「ぐぬぬ…(駄目だこのアマ、付け入る隙がねぇ!悔しいっ!!)」

おしまい!

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