志貴「やぁ士郎くん」士郎「あ、志貴さん」 (235)


>>1にエロは書けません
※色々とおかしいです
※ネタです


【二大タイトル】

志貴「最近調子はどうだい?」

士郎「いやぁ、10月からまたアニメ化ですよ。正直疲れます」

志貴「fateは人気でいいね。スピンオフもアニメやってるし」

士郎「月姫あってこそですよ」

志貴「こっちは月姫2どころかリメイクすら音沙汰無いけどね……」

士郎「あ、あはは……」

志貴「士郎くんには申し訳ないけど、fate商法はもうやめてほしいなぁ」

士郎「きっと次は月姫リメイクですよ」

???「ちょっと待った!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409327001


志貴「あ! 若い時の先生!」

青子「次はまほよ続編でしょ、フツー!」

士郎「アレはアレで、物語的には綺麗に区切りついてるからどうだろうなぁ」

青子「っち、これだから売れっ子は」

志貴「今日はどうしたんですか先生?」

青子「このスレの記念すべき初回のテーマが【二大タイトル】って聞いて、いてもたってもいられなくなったの」

士郎「真実じゃないか?」

???「それはどうだか」


青子「式! アンタもなんか言いなさいよ~」

式「その為に来たんだけどな」

士郎「どういうことなんだ???」

青子「二大タイトルっていうけどさ。fateは確かに凄いわ? でもなんでしれっと月姫が混ざってるのよ!」

式「俺なんか劇場でアニメ化されたんだぞ」

志貴「一応、初期のTYPE-MOONって言えば月姫だと思ってさ」

青子「はん! きのこの構想ではまほよの方が早い!」

式「らっきょもな」

志貴「まぁ確かに。地上波で二回、スピンオフも含めれば五回か……さらに劇場版を経験してるfateは文句ないだろう」

志貴「でも俺だってアニメしてるぞ!」

青子「あん?」

志貴「ごめんなさい」


志貴「でもさ、やっぱ二大タイトルとなると月姫とfateだと思うんだよ」

式「青子のはゲーム一作だけだもんな」

青子「式が裏切った!」

式「事実を言ったまでだ。でも志貴、そうなると章ごと劇場版アニメになった俺の方がすごくないか?まーやだし」

志貴「うーん。確かに映像化ってとこは負けてると思う。けどほら、月姫にはメルブラがあるからさ」

士郎「アンリミテッドコードよりは確かに凄い」

志貴「アンリミも嫌いじゃないけどさ。というか士郎くんのとこはエクストラが化けそうで怖いよ」

青子「これ以上好き勝手やってもらったら、堪ったもんじゃないわ」


志貴「話を戻すと。メルブラから月姫、もしくはTYPE-MOON作品を好きになった人も少なからずいるんじゃないかって」

式「>>1もそうだしな」

士郎「メルブラはコマンドが簡単だからやり易いし、アンリミとは違ってオーソドックスな2D格闘だし」

青子「アクトカデンツァで割と新規を取り込んだんじゃない? なんてったってPS2よ」


志貴「そうそう。そういうことさ。だからやっぱり【二大タイトル】は月姫とfateなんだよ!」

青子「スピンオフ作品で勝って嬉しいの?」

志貴「月姫は中々手に入らないんだから仕方ないじゃないか、先生! てか先生も月姫出てるんじゃんか」

青子「ああそれもそうね」

式「気に入らないな」

士郎「まだ何かあるのか?」

式「いや【二大タイトル】がfateと月姫ってことは理解したさ。でも」



式「一位と二位の差がでかすぎるんじゃないか?」

志貴「!!」

青子「ちょ! それ言っちゃおしまいでしょ!」

士郎「……」


式「映像化が劇場版含めて六回。プロトタイプも映像化。さらに同人作品すら映像化」

式「加えてスピンオフのゲーム・漫画・小説が出るわ出るわ」

式「明らかに一超多強だろこれ」

青子「し、式それ以上は……」

式「よかったじゃないか、直死使い。fateの売上で月姫リメイクはいい出来になるだろ」

志貴「」プツーン


士郎「あ、あのー……志貴さーん?」

志貴「ざ……」

士郎「ざ?」

志貴「斬刑に処してやるぅーーーーーー!!!」

士郎「なんでさ!?」


 【エロゲとして】

士郎「また会いましたね志貴さん」

志貴「士郎くん! この前はすまなかった!!」

士郎「いやぁ仕方がないですよアレは」

志貴「というか思い返せば、>>7の同人作品ってカーニバルファンタズムなんだよな」

士郎「あれってfate単独じゃないですよね」

志貴「ああ。>>1が何故かそう思い込んでた。まったく失礼な>>1だ」

士郎「『ランサーが死んだ!』とか印象深かったんじゃないですか?」

志貴「前向きに捉えてもらおうか……ん? 士郎くん大分疲れてるみたいじゃないか」

エルトナムさん「メルブラの主人公は志貴ではなくシオンという美少女です。お忘れなく」


士郎「分かります? 実は昨晩は、桜と……」

志貴「ああ、君もか」

士郎「ってことは志貴さんも?」

志貴「アルクェイドと、ね」

士郎「アルクェイドさんならいいじゃないですか。割と普通だし」

志貴「うんまぁそうなんだけどね。流石にヒロイン5人はキツいって」

士郎「俺たち、エロゲ主人公の癖にバトルもしなきゃいけないから辛いですよね」

志貴「でも5人って。週休二日制だよこっちは」

士郎「ウチは3人ですけど、桜が人一倍だからなぁ」

志貴「あ、そういうのはないかな。琥珀さんは上手いけど、求める感じではないし」

士郎「でしょ?」


志貴「>>10を見て思ったけど、スピンオフ含めると俺休み無くなりそうだわ」

士郎「エロゲ主人公としては完全に志貴さんの方が上ですね」

志貴「え?」

士郎「だって真祖の姫に埋葬機関とか、どんな組み合わせですか」

志貴「それを言うなら君だってアーサー王抱いてるじゃん」

士郎「それを言われたらなんとも……。でもやっぱ志貴さんには敵わないよ」

志貴「どうしてだい?」

士郎「いいですか? fate/stay nightのヒロインは三人。セイバー、凛、桜です」

志貴「月姫はアルクェイド、シエル先輩、秋葉、翡翠、琥珀さんの五人だな」

士郎「人数は置いておいて。血はつながってないにせよ妹を抱くとは流石ですよ」

志貴「なんか自分の性事情の話しされると恥ずかしいんだけど」


士郎「それだけじゃないです。姉妹丼もやってるじゃないですか」

志貴「あれは本編じゃない! それを言ったらホロウも加えるぞ!」

士郎「志貴さんは歌月でレンもモノにしちゃってますしねぇ。さすがにロリまでは」

志貴「fateにもイリヤスフィールがいるじゃないか!」

士郎「二次創作じゃあるかもしれませんけど、少なくとも本編じゃ手を出してないぞ俺!」

志貴「……まぁこうやって話してみると、確かに俺の性事情は少し奔放すぎる気がする」

士郎「デスヨネー」

志貴「このまま続けても不毛だし、ヒロインのいいところ話さないか?」


士郎「あ、いいですね。ウチのセイバーは……」

志貴「ストップ」

士郎「なんでさ」

志貴「こっちから話さないとダメだろ。ただでさえ数が多いんだし」

士郎「ああ、そうですね。じゃあどうぞ」

志貴「じゃあ、あんまりキャラの被らないメイド姉妹から話そう」


※普通にネタバレあります


志貴「翡翠はだな、まず料理ができない。真面目そうな見た目に反して食物テロを起こすあたり、典型的なギャップなんじゃなかろうか」

志貴「加えて、なんといっても指ちゅぱだろうな」

士郎「ちゅぱちゅぱするんですか?」

志貴「しちゃう。あと今でこそ少し暗い印象だけど、昔は活発だったって設定もいいよな。特にちゃん付けで呼ばれると」


志貴「琥珀さんはメルブラで色々弾けてるところが目撃されてるよな」

士郎「どっかのステッキみたいな人ですよねー」

志貴「でもあの明るさの裏で色々暗躍してるってのが堪らない。ちなみに>>1は琥珀さんのルートが一番好きだったりする」

士郎「ひまわり畑で笑う琥珀さんの一枚絵は確かにいい」

志貴「あとエロい。まぁ過去散々陵辱されてるからなんだけど、それも含めて愛したいキャラクターだな」


士郎「じゃあ次はセイバーの話いいですか?」

志貴「どうぞ」

士郎「セイバーはあんな小さい体なのに背負ってるものが大きいんですよ。でもそこがまた、いいというか」

士郎「それを乗り越えて、セイバールートの最後の方のセリフとか聞くと悶絶しますよね」

志貴「聖杯より士郎が欲しい的な?」

士郎「そうそう。あと大飯食らいってのも可愛い要素だと思います」


志貴「金髪つながりで言うと、アルクェイドかなー」

士郎「ほうほう」

志貴「あの純粋無垢というか、天真爛漫なところを見せられて可愛いと思わない男はいないでしょ」

士郎「天性の愛らしさですね」

志貴「可愛すぎて惨殺しちゃったけどね。あと案外尽くす系だと思うんだよ。いやというより、共生?」

士郎「共依存?」

志貴「ああそれそれ。秋葉ほど厳しいわけでもないし、先輩ほどしっかりしてるわけでもないから、多分一番ダラダラとしちゃうと思う」



志貴「でも秋葉もデレたらデレたで可愛いんだよな」

士郎「>>1は遠野家推し。はっきり分かんだね」

志貴「とにかくさ、俺はおっぱい信者だけど秋葉はナイムネでも可愛いんだよ。普段は辛辣だけど、実は一番に俺のことを思ってくれてるところとか」

士郎「典型的なキャラクターですね」

志貴「王道こそいいものなんだよ。でも廃人オチはちょっとなぁ……」

士郎「月姫はなんかこう、切なくなりすぎるルートが多い気がしますね。琥珀さんが記憶なくすやつとか」

志貴「そうなんだよ。プレイするのがしんどいぞあれ」

士郎「同じようなキャラなら、遠坂ですね」

志貴「あの子もTYPE-MOONの貴重なミニスカ枠だな」

士郎「月姫にはさつきさんかシエルさんしか居ませんもんね。しかも片方は途中退場、片方は法衣多め」


士郎「まぁとにかく遠坂ですね。あいつは、うーん……」

志貴「どうしたんだい?」

士郎「いや、>>1も遠坂のこと嫌いなわけじゃないんですけどね。秋葉さんと似てるところが多いんで、少ない語彙量じゃ差別化しきれないんじゃないかって」

志貴「遠坂さんか。ああでも、劇場でUBW見たときは枕を抱きしめて涙目の遠坂さんに感涙したな」

士郎「ああ、声がつくと反則ですよねあれ。遠坂は強がってるけど、だからこそたまに弱々しい時が本当に可愛い」


士郎「次は桜ですね」

志貴「え、先輩トリなの?」

士郎「ファンに殺されますよ。転生批判で」

志貴「もちろん先輩のことも好きだけどさ、なぜか知らないけど噛ませって感じがすごいんだよ」

士郎「実力じゃあアルクェイドさんに勝てないですからね」

志貴「なんというか、その辺りの不憫さはランサーに受け継がれてると勝手に思う」

士郎「分からないでもない、それ……。じゃあシエルさんの話からどうぞ」

志貴「尻」

士郎「おい」

志貴「いや初プレイ時にはそういうのまったく興味がなかったから、純粋に大きな衝撃だったんだよ」

士郎「そういうシーンの話はいいんで、もっとキャラクター性のところを話してくださいよ!」


志貴「先輩といえばまずカレーなんじゃないかな?」

士郎「あれは強烈なキャラ付けですよね。言峰=麻婆より>>1にとっては印象的です」

志貴「まぁキルシュタインとかの話は置いといて。やっぱさ、『先輩』って立ち位置がいいよな」

士郎「お姉さん的な?」

志貴「そうそう。話し方も丁寧だし、本当に優しさってものを感じる」

士郎「でも教会の代行者」

志貴「ギャップはあって然るべき。あと編み上げブーツっていいよね」

士郎「第七聖典使うときの衣装も嫌いじゃないです」

志貴「露出度云々よりも、あの厨二具合がね。あとは……バックグラウンドがすごい」

士郎「死なない体で何度も殺されたんですよね」

志貴「拷問だよ。そのへんは佐々木少年の漫画版で改めて思った」

士郎「真月譚は本当に良かったです」


士郎「最後に、桜ですね」

志貴「存分にどうぞ!」

士郎「ああ志貴さんのその反応……>>1は……」

志貴「桜が大好きだな。琥珀さんといい桜といい、なんなんだ本当に」


士郎「……とりあえずですね、桜はfate、月姫通して最も家庭的な女の子だと思います」

志貴「家庭科スキルは琥珀さんと翡翠のハイブリッドに近いもんなー」

士郎「優しいし、献身的だし、妹属性だし」

志貴「なんかそこまでお膳立てされてると、攻略できないキャラなんじゃないかと勘ぐっちゃうよな」

士郎「あとおっぱいが大きい」

志貴「おっぱい星人だなぁ」

士郎「でもやっぱり、裏というかギャップというか、あるんですよ」

志貴「>>1は陵辱されたことのあるキャラクターを好きになってしまうという歪んだ性癖の持ち主……」

士郎「そう、桜もですね。虫やらワカメやらにそりゃもう」

志貴「おまけに聖杯だしなぁ。遠坂さんが地下大空洞で負けちゃうBAD END見たときは、胸糞悪くなるのと同時にちょっと興奮した」

士郎「歪んでるなぁ……。鉄心ルートも嫌いじゃないですよ。でもやっぱ正義の味方より桜の味方!」

志貴「そういえば、ほかのルートに比べて桜のルートが一番切ない終わり方だよな」

士郎「その辺も含めて、根強いファンもいるんでしょう」


志貴「ここまで各ヒロインを振り返ってきたけど」

士郎「そうですね」

志貴「fateの方が絶対に甘々ラブコメ出来ると思う」

士郎「そうですか? よく死にますよ俺。タイガー道場常連ですから」

志貴「俺も知得留先生とはよく会ったよ。そうじゃなくてさ。難易度云々は置いといて、こう……ヒロインとの関係性がね」

士郎「ああ……確かに月姫は。特に遠野家」

志貴「あそこに住んでるんだぜ俺」

士郎「だいたい琥珀さんのせい」

志貴「うん。そういうドロドロした部分が月姫には強くあるって感じるんだよ」

士郎「月姫ルートだとあんまり気にしないんですけどね」

志貴「fateでもUBWまではそんな感じだし、HFはクリアしたらそんなに気にならないだろ? でも月姫遠野家ルートって、クリア後もちょっと陰鬱な感じがするんだよ……」


志貴「まぁこの世界《スレ》はハーレムルートで皆が皆幸福な世界だから何も気にすることはないんだけどね」

士郎「だから毎日ヤリ放題」

志貴「琥珀さんエロい」

士郎「桜エロい」

志貴「琥珀さんの方がエロいだろ」

士郎「何言ってるんですか? どう考えても桜でしょ」

志貴「あんな妖艶な女中さんだぜ?」

士郎「桜の女性的すぎる体知ってるんですか?」


志貴「……」ピキッ

士郎「……」イラッ


志貴「――――ああ、なんて」

士郎「不毛」

ジュウナナブンカツ!  トレース・オン!


~~30分後~~

志貴「やるじゃないか士郎!」

士郎「志貴さんこそ!」

【友情のシェイクハンド】

志貴「よっしゃ! 今度みんなで大乱交しよう!」 

士郎「いいですね! この際ヒロインじゃないのも呼んじゃいますか!」

志貴「冴えてるねー!」


アルク「」
セイバー「」
シエル「」
桜「」
秋葉「」
凛「」
琥珀「」
翡翠「」



このあと滅茶苦茶メルブラした。


 【路地裏道場】

さつき「>>1の妄想垂れ流しの糞スレをここまで読んでくれてありがとー!」

さつき「このままメタネタか、それとも普通のネタかは>>1の気分次第だよ! 皆のレスに反応して何か書く事もあるかも!」

大河「レス乞食ですか、みっともない! そんな子に育てた覚えはありませんよ!」

さつき「あ、タイガーさん! ……来ちゃったんですね、ここに」

大河「え?」

さつき「ここは見捨てられたキャラクターの集う場所。私たちは……」

大河「……」ゴクリ


さつき「スレ本編には出れません!」

大河「なんですとーーーー!?」


さつき「聖杯並みの奇跡が起これば別らしいけど、今のところ私たちの居場所はここだけです……」

大河「サノバビーーーーッチ! 冗談じゃねぇ、私は部屋に戻る!こんなところに吸血と一緒にいられるか!」

さつき「タイガーさんはヒロインの可能性皆無だからまだいいじゃないですか! 私なんてまだヒロインの期待を持てるのにこの扱いですよ!」

大河「なにをーーー!?」

さつき「やる気!?」

大河「久々に、キレちまったぞーーーー!」

さつき「枯渇庭園!!」

【END】
→back to title
exit game

乙、面白かった

最初はにわかかと思ったがちゃんと月姫までやってて感心した
でも志貴と士郎が仲良さげなのは違和感あるな

メタネタが多すぎる、コピペにされそうな危ういSSだった。
…面白かったがな。乙。
真月譚で強いて批判するポイントがあるなら先輩がスパゲティ食べてたことかな。
竜騎士07はそれを見て怒った結果ひぐらしのなく頃にのパロディキャラの知恵留美子先生がスパゲティ嫌いという設定したんだよね。

>>28
その乙、貰い受ける!

>>29
ここは皆が幸せな世界なのです

>>30
あれ、漫画版でも食べてましたっけ?
てか知得留先生のスパゲティ嫌い設定初耳でワロスですwww うみねこも途中までは楽しかったんだけどなぁ…


これからメタネタか普通のクロスネタか、マジで悩みます。
メタネタが、見てくれている人の苦にならないようなら、続けようかなーとも思ったり。

ああ、月姫のアニメ版ですか!
そーいやそんなんもありましたね(鼻くそホジホジ)

それでは、おやすみなさい

なんでも良い
見捨てられても見向きもされなくてももう二度と日の目を浴びる事がなくても仕方無い

ただ、DDDを忘れないでやってくれ

>>46
あれは型月ってよりもきのこオンリーの作品って感じがするんで、多分このスレでは出てこないと思います




【俺たちマスコット】

イリヤ「第一回!!」

セブン「チキチキ!」

レン「……」

イリヤ&セブン「「TYPE-MOONマスコットキャラクター会議!!!」」


イリヤ「いやー。本編じゃ正規ルートが無くてタイガー道場でマスコット化したイリヤスフィールです!」

セブン「本編には人型で登場していない第七聖典ことセブンでござい!」

レン「……」

セブン「あれ? でもイリヤさんはマスコットって感じがしないんですけど! というかメインキャラがマスコット界にまで進出しないでください!」

イリヤ「だって、fateにはマスコットといえるようなキャラって中々いないじゃない。それにレンは!?」

セブン「確かに! レンさんはエッチシーンまであるのになぜ!!」

レン「///」

イリヤ「同じロリキャラなのに壁を感じる……」

セブン「時代の壁ですねー。年齢ならイリヤさんが一番年下ですけど」

イリヤ「まぁでも、だからといってヒロインって感じよりかはマスコットキャラっていう方が馴染むかも」

セブン「なんてたって猫! 属性としては根強い人気! 私なんて馬だし聖典だし!」


イリヤ「あんたの話はいいわ。――――こう考えると、月姫ってマスコット的な立ち位置のキャラが多くない?」

セブン「レンさん、私、晶さんもどちらかというとこっちサイドですね。あとは……ネコアルクとか」

イリヤ「そもそもマスコットってどういうものなの?」

セブン「>>1の独断と偏見だと、皆から愛されてかつデフォルメが容易な、扱いやすいキャラクターといったところでしょうか」

イリヤ「ふぅん。それだと確かに、fateにはあんまりいないわよね。というか、他のTYPE-MOON作品ではあんまり見ないかも」

???「待つッス!」

イリヤ「あ、せめて人型でお願いします」

???「名前も伏せたまま!? 鬼畜ロリッスか!?」

セブン「流石に鳥獣形態オンリーのは……」

レン「…」コクコク

???「それが本来のマスコットじゃ!? え、本当にこのままフェードアウト!? プロイ舐めたらサンダーバードもカウント待たないッスよ?」

イリヤ「バーサーカー」

バーサーカー「■■■■■ーーーー!!!」

???「」グチャ

セブン「死んでも死なない設定の人は扱いやすくていいですねー」


橙子「マスコットだって?」

イリヤ「あ、らっきょの方の人形使い」

橙子「そういう話なら、ウチも混ぜてもらわんとな」

セブン「え? でもらっきょはシリアスばっかでそういうキャラクターいないんじゃ……」

橙子「ほら」ヒョイ

アルバ「どうも」


イリヤ「……」

レン「……」

セブン「……」


橙子「どうだ?」

イリヤ「どうだ? じゃないわよ!!」

セブン「アルバさんはどっちかというとネタ扱いされてしまう不憫なキャラじゃないですか!!」

アルバ「不憫!?」


イリヤ「ランサー枠」

セブン「ロア枠」

レン「……」コクリ

アルバ「うわあああああ!!」ダッ!


セブン「泣きながら走り去りました……」

イリヤ「不憫ね……」

橙子「ダメだったかぁ」




イリヤ「ほら見なさい。やっぱりらっきょにマスコットなんかいないわよ」

橙子「鮮花」

セブン「準ヒロイン&妹枠ですね」

橙子「式」

イリヤ「主人公じゃない」

橙子「むぅ」

レン「……」フルフル

セブン「レンさんもこう言ってますし」

橙子「この黒猫まで……猫? 待てよ猫か」

セブン「?」


橙子「これを見ろ!」

セブン「トランク、ですか?」

レン「?」

イリヤ「あー……」

橙子「これはだな」

イリヤ「いいです」

橙子「なに?」

イリヤ「さすがにそれ出されると、何でもアリになってくるからいいです!」

橙子「魔術師が魔術を使って何が悪い」

イリヤ「それはもう完璧に幻灯機で投影するやつじゃない! そんなのマスコット認定したら……」


ルビー「呼びました?」

サファイア「お呼びですか?」


イリヤ「お呼びじゃないよ無生物! スピンオフに帰れ! 並行世界の私によろしく!」


セブン「あれ? アルバさんが戻ってくる」

橙子「それも半ベソかいてるな」


アルバ「あっちにも傷んだ赤色がいたーーーーーー!」


橙子「」ピキッ

イリヤ「あっ」

アルバ「こっちにもいたーーーーー!」

橙子「例外なくブチ殺す!」

セブン「トランク持ってきてて良かったですね」

レン「……」ハァ



セブン「アルバさんを追って、橙子さんも行っちゃいましたね」

イリヤ「でも、もう一人いるって?」

橙子「私のことかな?」

イリヤ「あ! まほよの人形使い!」

セブン「ややこしいですね……」

橙子「ほうほうなるほど。マスコットか」

イリヤ「さっきも言ったけど、月姫だけ例外的にマスコットキャラが多いのよ」

橙子「ウチにもいるぞ?」

セブン「プロイキッシャーさんには帰ってもらったんですけど」

橙子「そんなんじゃない」


イリヤ(ほかに何かいたかしら……)
セブン(どうでしょう)
イリヤ(もしかして)


イリヤ「べオだったら承知しないわよ?」

セブン「ああーベオさんですか。確かに外見は可愛らしいですよね」

イリヤ「馬鹿言わないで。あれでもTYPE-MOON世界の中では最強レベルの化物よ。とてもじゃないけどマスコット扱いできるもんですか」

橙子「今日は連れてきてないぞ」

セブン「え? じゃあ一体……」





            
――――Vivmus in somnus. Solitari putris in inferos.
(私は眠りの中で生きている。ひとりきりで土の中で腐っていく)
Hodie mea obiit die, et mea natus die. Te obire――――
    (今日は私の命日であり、誕生日だ。さぁ、貴方に会いに行こう)


                                     




                                                .











                                   




セブン「怖っ!?」

レン「……」ブルッ

イリヤ「青子人形かよ!!!」


 ~~~~~~~~~~~~~~~~


イリヤ「え~。闖入者もありましが、とりあえずマスコットキャラ会議はこれで終わります」

セブン「一言でTYPE-MOONといっても色々ありましたねぇ」

イリヤ「特にあのステッキ。本編に出てこなくてマジで良かった……」

セブン「ううっ。私はあれと同じ性格の人がいる世界の住人なんですよ」

レン「……」コクリ


セブン「あれ? というかこれ何の集まりだったんですか?」


イリヤ「なんとなーく。本流を外れた者同士の交流みたいな?」

セブン「>>1が久々に歌月のエロシーンやったんですね分かります」

イリヤ「つまりどう足掻こうと、このスレでマスコットといえばレンに落ち着いちゃうわけね」













白レン「私は!?」


【終わり】


【悲しき27祖】

シュトラウト「どーもー」

オーテンロッゼ「設定だけはあって、今後登場の望みのない死徒です」

リタ「一人称も口調も決まってないのよねー」

フィナ「というか、メレムにブラックモアは? ナハトとアルカトラスは分かるけど」

エンハウンス「あいつら読本でちらっと出てるぞ」

スミレ「あーアインナッシュの時か」

アルトルージュ「それで? この酔狂な集まりは何?」

オーテンロッゼ「実はな……」


オーテンロッゼ「ダークシックス復活の為には月姫2の発売が不可欠」

オーテンロッゼ「月姫2発売のためには、ファンの多く強い要望が必要だ」

オーテンロッゼ「そのファンに我々の魅力をアピールし、月姫2面白そうかも!? と思ってもらうのだ」


スミレ「つまり自己紹介しろってこと?」

オーテンロッゼ「うむ。我々の魅力に溢れた設定を見れば、皆月姫2を待ち望むようになるだろう」

アルトルージュ「白翼公って馬鹿キャラ?」

シュトラウト「それも含めて決まっていないところが悲しいですな」


オーテンロッゼ「それでは栄えある一番槍は――――この私だ!」

アルトルージュ「ひっこめー」

エンハウンス「月姫2の主人公は俺だぞー」


オーテンロッゼ「私は使徒27祖が第17位、白翼公トラフィム・オーテンロッゼ。死徒の王だ!」


エンハウンス「無視しやがった!」

アルトルージュ「お前が王って器かよ」


オーテンロッゼ「神代同盟《エルダータイトル》であり、三人の最古参の一人!」


アルトルージュ「神代同盟の魔術師ってまほよのベオに殺されてるわよね」

エンハウンス「エルダーwwwタイトルwww」


オーテンロッゼ「アルズベリの地に六人の27祖を集め、六王権発動を狙う月姫2の大物――――」

アルトルージュ「てかさぁ」

オーテンロッゼ「人が気持ちよく喋ってるのになんだよ!」

アルトルージュ「こういうのがダメなんじゃないの?」

オーテンロッゼ「ぬ?」


アルトルージュ「豊富な設定があるのはいいけどさ、そこまで興味のない人に『ほれほれ、こんなんだぞ!』って行って興味持ってもらえると思う?」

オーテンロッゼ「」

アルトルージュ「設定なんて物語がなければ文字の羅列よ。そんなもの見せつけられて喜ばれるわけないじゃない」

オーテンロッゼ「」

アルトルージュ「まずは月姫って作品に興味を持って、プレイしてもらってから月姫2の話をするべきじゃないかしら」

オーテンロッゼ「」

アルトルージュ「そもそも、ゼルレッチならともかく私たちみたいな誰これレベルのキャラの会話劇なんて読む人いるの?」

>>1「」

アルトルージュ「まぁ月姫2よりも月姫リメイクの心配をしなさい。それが無ければ、ただでさえ少ない望みがゼロになるのだから」

オーテンロッゼ「」バタッ

エンハウンス「あ! 白翼公が泡吹いて倒れたぞ!」

アルトルージュ「悪は滅びた……」



【終わり】


【とりかえばや物語】

志貴「俺は思ったんだよ」

士郎「なにを唐突に」

志貴「俺たち、立場を交換したら一番いいんじゃないか?」

士郎「いくら俺でもNTRはちょっと……」

志貴「そうじゃなくてさ。ほら例えば、アルクェイドとギルガメッシュて相性が悪いらしいじゃんか」

士郎「ええ、まぁ」

志貴「それで、士郎くんはギルガメッシュと似てるような能力があるんだろ?」

士郎「UBWはそんなんじゃないんですけどね……まぁ固有結界の中なら、一度見たことのある武器は投影できますよ」

志貴「それそれ。つまりさ、俺じゃアルクェイドと秋葉とかが喧嘩しても止められないけど、君ならできるんじゃないかなって」

士郎「でもウチ、桜がいますよ。なにかあるとすぐに聖杯の中身出すし」

志貴「いいかい士郎くん。TYPE-MOON世界は相性で決まるのさ! 俺の魔眼なら、大体のものは殺せてしまうんだ」

士郎「直死の魔眼でしたっけ? いいなそれ」


志貴「士郎くんの料理スキルなら、絶品カレーで先輩も篭絡できるし。家事全般できるから翡翠や琥珀さんとも触れ合う機会が多くなりそうだし」

士郎「志貴さんはとりあえず七夜の血って言っておけば、すごい体術使えてもいいみたいな風潮ですからセイバーとの手合わせは盛り上がるんじゃないかな」

志貴「俺って自分じゃあんまり動かないタイプだから、桜ちゃんも庇護欲が掻き立てられるんじゃないだろうか」

士郎「となると問題は」

志貴「ああ……」

士郎・志貴「遠坂」「秋葉」「「だな」」


士郎「似てますからねぇ」

志貴「胸もな」

士郎「それは置いといて。まぁでも逆に言えば、普段それぞれがそれぞれに接するような態度を変えなくてもいいってことじゃ?」

志貴「それは一理あるな」

士郎「ここまで話してなんですけど、どうやって入れ替わるんですか?」

シオン「心配には及びません」

士郎「どこから!?」

志貴「抜かりはないよ士郎くん」


シオン「はい。エーテライトによって二人の脳を接続し、志貴は士郎の体を、士郎は志貴の体を操れるようにします」

士郎「あれ? でもそれじゃ魔眼や固有結界は――――」

志貴「細かいことを気にしてちゃダメだぞ士郎くん」

シオン「アトラス院の秘術です」

士郎「このスレ適当すぎるだろ……」


志貴「ということで! やってみようじゃないか」

士郎「まぁいいさ! なるようになる!」

シオン「それでは接続しますね」


――――fate/stay night冒頭

志貴「さて。まずはここで、アーチャーとランサーの戦闘を目撃しちゃうんだったな」

ガキィン!ジャキッ!ドワッ!

志貴「お、やってるやってる」チラッ


志貴「!?」ドクン


志貴(ま、まずい……これは魔に反応する七夜の血!)

志貴「抑えなきゃ抑えなきゃ……抑えなきゃ…えなきゃ……きゃ……なきゃ……さなきゃ…殺さなきゃ!!」



                  志貴「存分に殺し合おう」


BAD END


――――月姫冒頭

士郎「うーん。まずはアルクェイドさんを17分割しないと物語が進まないんだよな」


アルクェイド「……」スッ


士郎「あ、見つけた! よし……」

士郎「……ん? 17分割?」

士郎「いやいやいや!! 殺せるわけないでしょうがーーーーー!」


BAD END?

むしろその二人、少なくともランサーは清浄な方では?神性持ちだし

>>79
この人でなし!

ランサーは半神だろ
七夜の血って神にも反応するのか?


――――アーネンエルベ

志貴「俺には難易度が高すぎた……」

士郎「見ず知らずの人を殺せるわけ無い……」

シオン「そうですか。残念ながら最初からプレイしてもらわなければ、二人の意識をそれぞれの世界に定着させるのは難しい」

士郎「じゃあ、なんとか冒頭だけでもクリアしろってことか?」

志貴「無理だ! さすがにサーヴァントと戦っちまうと勝てない」

士郎「退魔の血ェ……」

志貴「そうだ!」

士郎「ヒラメキ早い!」

志貴「レンに頼もう!」

士郎「レンって、夢魔の? 確か志貴さんの使い魔ですよね」

>>80>>81
細かいことはいいんです(見逃してください)



志貴「そう。もうこの際夢の中でもいいじゃないか。お互い最も幸福な状況の夢を見て入れ替わる」

士郎「便利ですね」

志貴「二次創作じゃ本当に助かるよレン」

士郎「ってことはシオンさんは要なし?」

志貴「ああ、そういうことだな。すまんシオン」

シオン「いえ。私の力がおよばz「にしても、錬金術って大したことないんだなーwww」

士郎「ちょww志貴さん言いすぎですよww」

志貴「士郎くんだって笑ってるじゃんwww」

士郎「まぁ正直?俺の固有結界と比べちゃうとどうしてもwwww」

志貴「うわひっでーwww」

シオン「……アトラスに帰らせていただきます!」ダッ


志貴「あーあ、穴蔵に引きこもっちゃった」

士郎「錬金術師はヒッキーだからなぁ」

志貴「あのミニスカは放っておこう。さぁ、夢の世界へ!」

士郎「はい!」


※主人公がクズでごめんなさい
※飯食ってきます


――――fate世界(夢の世界なので志貴のままです)

???「せんぱーい」

志貴「ん」

桜「先輩、今日もお寝坊さんですね」

志貴「ああ桜……おはよう」

桜「まったくもう。兄さんといい先輩といい、私がいなきゃ駄目ですね」

志貴「うん。感謝してる」

桜「あ、朝ごはんの用意も出来てますから! 早く居間に来てくださいね///」

志貴(初々しい……)


志貴「皆おはよう」

セイバー「おはようございます、シキ」

凛「まったく。せっかくのご飯が冷めちゃうじゃない!」

志貴「悪い悪い。んじゃいただきまーす」パクッ

志貴「うん! 美味いよ桜!」

桜「そ、そんなことないですよ///」

志貴「いやいやこれは凄いぞ! まるで琥珀さんみたいだ」

桜「……琥珀?」

志貴「あ」

桜「どなたでしょう?」ニッコリ

志貴「いやこれはだな」

セイバー「私も興味があります」ズイ

凛「あら奇遇ね。私もよ」グイ

志貴(さっそくやっちまった)



志貴「落ち着いてくれ皆」

凛「問答無用! 釈明ならふん縛った後に聞くわ。やっちゃいなさいセイバー!」

セイバー「大人しくしていればすぐに済みますよ、シキ!」スチャ

志貴「くっ……」

志貴(なんでこう、きのこのヒロインたちは好戦的で独占欲が強いんだ!)


志貴「ははは……とりあえずさ、竹刀を置いてくれよセイバー」

セイバー「その願いは聞けません! コハクとは誰ですか!」

志貴「しょうがないなぁ」スッ

志貴(竹刀の死線を箸でちょろっとね)スパパッ

セイバー「!?」

凛「えっ!?」

志貴「これで獲物も無くなったんだし、ちょっとは話聞け」




桜「そうまでして……話をしたくないんですか?」

志貴「さ、桜?」

桜「琥珀……セイバーさんといい姉さんといい、先輩の周りにはいつもいつも、女の人が」ゴゴゴ

志貴「桜さ~ん?」

桜「もう耐えきれません。とりあえず足をもげば他の女のところになんか行けませんよね?」ニョロ

凛「ええーいこうなれば桜に任せたわ!」

志貴「うえーニョロニョロ気持ちわるいなぁ。色もネロみたいだ」

黒桜「ネロって誰ですか!? その人もなんですか!?」

志貴「それは違うぞ!」

黒桜「もう信じられませーん!!」


志貴「くっ! しかし」

志貴(見えにくいが、あのニョロニョロにも線が見えるぞ!)シュパパパ!

黒桜「そんな!!」

志貴「よし、片付いた」

凛「……」

セイバー「……」

志貴「もうこれでいいだろ? さぁ俺の話を聞いてくれ」


凛「……もういいわよ」

志貴「え?」



セイバー「ええ。もう追求はしません……」

志貴「え? え? なんだこの雰囲気」

桜「先輩がこんなことをする人だとは思いませんでした」

志貴「いや正当防衛だと思うんだが」

凛「今の攻撃。桜のアレを切ったやつ。あれ相当危ない能力よね?」

志貴「え? ああまぁ、そうだけど」

セイバー「シキがそのような力を、私たちに向けてまで守りたいコハクという人物がいるのですね」

志貴「ちょっと待て、色々勘違いしてるぞ」

凛「いいのよもう! あんたの決めた道なら、あんた自身で進みなさい、志貴! もし変な風に曲がったら、私が叩き直してあげるんだから!」

志貴「ちょ」

桜「先輩……私、待ってます。ずっと……」

志貴「」




志貴(fateのヒロインって物分り良すぎないか? つーかこれどうしよう……)


  ――――月姫(例のごとく、士郎のままです)


???「士郎様。朝です」

士郎「ん……? ふわぁぁ。おはよう翡翠さん」

翡翠「翡翠『さん』?」

士郎「あっ! い、いやいや何でもないよ……翡翠!」

翡翠「そうですか……?」

士郎「さぁさぁ! そんなことより飯の準備だ!」

翡翠「えっと、士郎様。なにを仰っているのでしょうか。朝食なら姉さんが」

士郎「へっ? ……あーうん! そうだった!」

翡翠「?」

士郎(すげーな志貴さんの生活)


秋葉「兄さん、今日は早いんですね」

士郎「え? ああ、まぁね秋葉さ……秋葉」

秋葉「それに顔色も。今日は調子がいいみたい」

士郎「ははは……(志貴さん病弱のくせに絶倫だよな)」

琥珀「秋葉様!」

秋葉「どうしたの琥珀。そんなに慌てて」

琥珀「それがその……朝食がですね」

秋葉「?」


アルク「やっほーーー! 待ちくたびれてお腹すいちゃった!!」


琥珀「アルクェイドさんが食べてしまいました……」

秋葉「あんの……泥棒猫がああ!!」

士郎(何もしてないのにイベントが!?)


秋葉「今日という今日は、許しません!」ゴッ

アルク「妹に用はないんだけどなー。そっちがその気なら」

アルク「ちょっと遊んであげる」ニコッ

秋葉「!!!」


士郎「ふ、二人ともやめてくれーーー!」

???「遠野くんこっちです!」グイッ

士郎「え? あ、あなたは……!(というか今の俺は遠野士郎なのか……)」

秋葉「兄さん!?」

アルク「ああ! シエルが士郎を持ち逃げした!!」

シエル「漁夫の利を得るとはまさにこのことです!」


秋葉アルク「「こらーーーーー!!」」




シエル「見つかっちゃいました。仕方がありませんので、遠野くんはそこに隠れていてください」

士郎「で、でも」

シエル「とりあえず秋葉さんは失神程度で済ませます」

士郎(怖っ!)

アルク「シエル。そこをどきなさい」

シエル「嫌です」

アルク「殺すわよ?」

シエル「そのままお返ししますよ」

秋葉「人の家で勝手にお喋りしないでいただけますか?」

アルク「引っ込んでなさいよ。妹泣かせたら士郎が怒るじゃない」

シエル「そうですよ。遠野くんに免じて見逃してあげます」

秋葉「わかりました。お二人共ここで燃やし尽くしてあげましょう!」

ドガーン! ガシャーン! バゴーン!


士郎「ちょ、ちょっと待ったーーーー!!」


士郎「女の子が殺し合いなんて、そんなのダメだろ!」

アルク「士郎?」

シエル「遠野くん?」

秋葉「兄さん?」


アルクシエル秋葉「「「何言ってるの」「「ですか」」?」」」

士郎「!?」


秋葉「そもそも誰のせいでこんなことになってると思うんですか?」

シエル「まったく。遠野くんは女性の気持ちをこれっぽちも理解してないんですね」

アルク「というか意味わかんない。士郎、殺されたいの?」

秋葉「賛成です。兄さんにも少しは痛い目みてもらわないと」

シエル「いいですねー。ここは共闘ということで」

士郎「はああああ!?」

士郎(どいつもこいつもイリヤみたいだな!!)


アルク「こら待て士郎ーーーー!!」

秋葉「待ちなさーーーい!」

シエル「お仕置きですよーーーー!!」

士郎「なんでさああああああ!!!」


琥珀「士郎さん! こっちです!」

士郎「琥珀さん!?」

琥珀「こちらに逃げ込めばしばらくは見つかりませんよ!」

士郎「女神!」



アルク「どこいったーーーーー!?」



士郎「なんとか、やり過ごせたみたいだ……」

琥珀「危なかったですねぇ」

士郎「助かったよ琥珀さん。本当にありがとう」

琥珀「お礼なんてそんな。私は別に」

士郎「いや本当に助かっ」プスッ

琥珀「士郎さんを助けたわけじゃないですから」

士郎「えっ……?」グラッ

士郎(注射器……? い、意識が……!)

琥珀「お休みなさい♪」

士郎(月姫のヒロイン……怖い……)


――――再びアーネンエルベ

士郎「はっ!?」

志貴「お目覚めかい、士郎くん」

士郎「志貴さん……」

志貴「一足先に夢から出たんだ。申し訳ないけどfateの世界は……ちょっと肌に合わなかった」

士郎「僕もです……」

志貴「なんというか、皆変に遠慮するというか物分りがいいというか」

士郎「殺伐としてるしすぐ殺し合いになるし」

志貴「ぶっちゃけ堅苦しい」

士郎「ぶっちゃけ奔放すぎる」


志貴「……」

士郎「……」

志貴「やっぱり」

士郎「fateが」

志貴「月姫が」

志貴&士郎「「一番だなぁ」」


【終わらない】


志貴「でもさすが士郎くんだよ。あの子達に囲まれての生活は気を遣いそうなもんだけど」

士郎「志貴さんもよく生きてますよ」

志貴「やっぱり君は、TYPE-MOONを代表する主人公だ!」

士郎「何を言ってるんですか、志貴さんこそ!」

「「ワハハハハハハハ!!」」


シオン(笑っていられるのも今のうちですよ)


――――遠野邸

志貴「あれ? 今日は翡翠いないのか。まぁいいやただいまー」

志貴「誰もいないのか? ただいまー」

秋葉「……お帰りなさい」

志貴「うおっ!? なんだ秋葉か……驚かすなよ」

秋葉「驚いているのはこっちですよ」

志貴「? そういえば、翡翠と琥珀さんは?」

秋葉「二人は危ないので、避難してもらいました。今日は荒れそうですので」

志貴「荒れる?それは「時に兄さん」

志貴「?」

秋葉「金髪女と、ミニスカツインテールと、巨乳の後輩がお好きなんですね」

志貴「!?」

志貴「あ、秋葉お前……あ! エーテライト!!」

秋葉「はい。一部始終をシオンから教えてもらいました」

志貴「あれはその……興味本位でつい」ガクガクブルブル

秋葉「士郎さんに月姫の主人公を体験させたそうですね」

志貴「……」

秋葉「最低です」

志貴「申し開きのしようもございません」

秋葉「アルクェイドさんとシエル先輩がいらっしゃる前に、まずは私が教育してさしあげましょう」

志貴「あ、あの二人も!?」

秋葉「ええ、知っています。あの二人だと兄さんが殺されかねないので、私が最初に楽しませていただくことになっています」

志貴「……助かる見込みは?」

秋葉「限りなく低いでしょう」

志貴「」トホホ


無論、士郎も同じような末路を辿った ――――DEAD END

【終わり】



 【路地裏道場】

さつき「メタネタ出来ないと途端にクソつまらなくなる>>1のスレをここまで読んでくれて、どうもありがとう!」

さつき「嬉し恥ずかし、路地裏道場のお時間です」

大河「ヘイユー! なんで私はまだここに!?」

さつき「もう諦めてくださいよタイガーさん……」

さつき「ここでは、スレの本編に登場できない人物の最後の救済地――――そう約束の丘なんです!」

大河「おおう!? つまり君がユダヤで私がヤハウェ!?」

さつき「さらっと神になった!」


???「なんの騒ぎよいったい」

さつき「あなたは!」

――――道場に落ちてきたのは誰?

【終わり】


【とてもコアな話だから読んでくれなくてもいい話】


志貴「なんだよこの題名」

アルク「アンソロジーコミックの話だって」

志貴「アンソロ?」

アルク「そうそう。スタジオDNA……途中から一迅社が出してるシリーズがお気に入りらしいわよ」

シエル「本当にコアな話ですね」

秋葉「需要はまったくないでしょうけど、やりたくて仕方がないみたいですよ」

志貴「じゃあオススメの作者さんの話でもするか」


志貴「まずはなんといっても、武梨えり先生だろうな」

アルク「カーニバルファンタズムの原作になった人かー。あの人の絵はすこし丸みがあって可愛いよね」

志貴「そうそう。構成の上手さもさすがだな」

秋葉「シュールギャグとはまた違った、ちょっと味わい深い面白さですね」

シエル「TAKE MOONとしてまとめられているので、比較的入手しやすい、読みやすいんじゃないでしょうか」

志貴「うんうん。他にも単行本で出てる作者さんがいたよな」

シエル「高遠るい先生ですね」

志貴「あれ? そんな名前だったっけ?」

シエル「アンソロ本では『しとね』というペンネームでしたよ」

志貴「そうそう!」

シエル「この方も、作風がえり先生に近いかもしれませんね」

アルク「でもちょっとブッ飛んでる分、私はこっちの作品の方が好きかなー。まぁシリアスもあるんだけど」

秋葉「単純な画力なら、多分えり先生のほうが上手いんでしょうが面白味のある絵ですね」




アルク「漫画は画力だけじゃないと思うな。私はぴすとん先生の漫画好きだよ」

志貴「あれはいいな。ラブコメをラブに傾けた感じで」

秋葉「でも、最初の二人と比べて万人受けする作画という感じではないです」

シエル「そうですね。でもキャラクターの感情が表情でよく理解できてると思いますよ」

アルク「後この人絶対私のこと好きだと思う! だって志貴と私の話が多いんだもん!」

志貴「ぴすとん先生はそのへん、結構直球で書くからなぁ///」

秋葉「……」イラッ

秋葉「わたしはベンジャミン先生の漫画を推します。とても美麗な作風です」

志貴「確かに! 線が多めだけど、その分なんか幻想的だよな。でもちゃんとムッチリしてるし!」

シエル「遠野くんはそういうのが好きなんですか?」

志貴「うっ……」

秋葉「兄さんの性癖は置いておいて。ベンジャミン先生の絵も万人受けする感じではないですが、好きな人はどっぷりハマってしまうと思います」

アルク「妹の話は分かるなー。アンソロ買ってベンジャミンって名前があると、テンション上がるよね」

志貴「ベンジャミン先生の絵だとセイバーが」

秋葉「月姫ヒロインしかいないところでよく言えますね」


志貴「まぁ山なしオチなしの話だったわけだが、これどう終わらせるんだ?」

アルク「さぁ? とりあえずお気に入りの作家さんを言いたかっただけだから」

志貴「とんだクソ野郎だな……」

シエル「40冊くらい一気読みしてテンション上がっちゃったんですよ」

秋葉「それでもオチくらい欲しいものです」

志貴「申し訳ない……ところでさ」

秋葉「なんですか兄さん」

志貴「次は麻雀しようと思うんだ」

  『式-siki-』

シエル「そのタイトルはいけない!!」


【終わり】


 【だって可能性感じたんだ】

晶「時代はアイドルだと思うんです」

志貴「あ、晶ちゃん?」

晶「それはもう、私の未来視的にビンビンと感じるんですよ志貴さん!」

志貴「アイドルね……モーニング娘。とか?」

晶「ふるっ!!」

志貴「失敬な! まだ活動してるぞ!!」

晶「ああごめんなさい。そうではなくてですね」

志貴「ん?」

晶「アイドルって言えば、やっぱりそっちを想像しますよね」

志貴「そっちってどういうこと?」

晶「これをご覧下さい」

 『だって可能性感じたんだ~♪』

志貴「危な!! 車!!」

晶「それは初見の方が誰しも抱く感想ですから、とりあえず無視してください」


晶「これは今人気の『ラブライブ』ってアニメなんですけど、志貴さんはこれをどんなアニメだと思います?」

志貴「交通事故撲滅がテーマかな」

晶「だからそれを無視してくださいって」

志貴「まぁ察するに、アイドルだろうね」

晶「そうです! 今回は時流に乗ってラブライブを例に挙げましたけど、他にもアイマスやらアイカツやらと」

志貴「固有名詞挙げられても分からないんだけど……」

晶「とにかくですね、アイドル戦国時代は現実に限った事じゃないってことです!」

志貴「それは分かった。それで?」

晶「え?」

志貴「だから、今アイドルが持て囃されてるってことは分かったけど……それがなんだっていうんだい?」

晶「えーっと……」


晶「とりあえずアイドルモノやったら当たるんじゃね? と」

志貴「舐めくさってやがる!!」


~~~遠野邸

志貴「――――って話を晶ちゃんとしたんだよ」

秋葉「瀬尾と兄さんの密会を咎めるのは後にするとして、アイドルですか」

志貴「その辺りは俺も疎いから、よく分かんなかったんだけどな」

秋葉「そんな俗世間的なモノは兄さんに必要ありませんから」

志貴「はは……アイドルの追っかけが趣味だったら大変なことになってたなぁ」



琥珀「これは」キュピーン

翡翠「姉さん?」

琥珀「面白いことになってきましたよーーー!!」


――――衛宮宅

士郎「なんだろうこのビラ」ヒロイ


――――『TYPE-MOONに眠る原石たちよ立ち上がれ!
     メインヒロインがなんだ! ルートがなんだ! ヒロインなんかいい、アイドルになれ!
     TYPE-MOONのアイドルに!! 次の世代を背負うのは、君だ……!!』

士郎「な、なんだこれ」

凛「どうしたの?」

士郎「今さっき玄関にこんなものがさ」

凛「どれどれ……聖杯アイドルコンテスト? 聖杯!?」

士郎「たぶん○○杯って言葉を使いたいだけだから関係ないと思うぞ?」

凛「そういうものかしら……。で、このアイドルコンテストに優勝するとどうなるの?」

士郎「ええっと、最優秀賞受賞者には――――なんでも願いをひとつ叶える!?」

凛「やっぱ聖杯じゃない!?」



イリヤ「……これはいい事を聞いたわ」

桜「そうですね」

イリヤ「え? サクラはもうルートあるじゃない」

桜「だから何ですか! 騎士王と姉の陰に隠れて、私の存在感はどこに行ったんです!?」

イリヤ「ちょ」

桜「イリヤさんはスピンオフあるからいいですよね。可愛いし」

イリヤ「サ、サクラ?」

桜「こうなったらコンテストで優勝して、他のfateヒロインを亡き者に……ふふふ」

イリヤ「黒いのでてる! なんか出てるサクラ!!」


琥珀「第一回!」

翡翠「チ…チキチキ……///」

琥珀「TYPE-MOONアイドルコンテスト!! ほら翡翠ちゃんも!」

翡翠「姉さん……わ、私には」

琥珀「んもう! 恥ずかしがり屋な翡翠ちゃんも可愛い! じゃあ司会も解説も琥珀さんがやっちゃいますよー!」



青子「志貴のトコのメイドは元気ねぇ」

志貴「あれ、先生(おばさんの方の)」

青子「すんごい失礼なこと考えてるけどあえて声に出さないあたりさすがね、志貴」

志貴「それで、今日はどうしたんですか?」

青子「なんか面白そうなお祭りやってるみたいだからさー」

志貴「えっ!? 先生も出るんですか!?」

青子「何よ、悪い?」

志貴「まほよの先生ならいいけど月姫の先生じゃもう旬が過ぎてるとは口が裂けても言えない」

青子「言ってる言ってる」

志貴「」

ギャッコウウンガ ソウセイコウネンー!



志貴「死ぬかと思った」

凛「ミスブルーのラストアークで生きてるあたり志貴さんすごいですね」

志貴「あ、凛ちゃん。凛ちゃんも出るの?」

凛「はい。聖杯と名がついてますし」

志貴「そっか。ほかにfateから出る人は?」

凛「桜だけですね」

志貴「え? 凛ちゃんと桜ちゃんだけ?」

凛「知らないんですか? 参加人数が多すぎると>>1が無理ぽって言い出すから各作品二人までになったんです」

志貴「へぇ~。でも二人共もうメインヒロインだよね」

凛「桜の方のブロックは何故か出場辞退が相次ぎまして。私の方はホロウ組やエクストラ組の新参ばっかだったので勝ち残りました」

志貴「でも赤セイバーがかなり強いんじゃ?」

凛「私自体人気投票4位の実力はありますし……ほら、ウチの弓兵は」

志貴「アーチャー人気かよ!!」


凛「私の人気は私のもの、サーヴァントの人気も私のもの」

志貴「うわ……」

凛「月姫からは誰が出るんですか?」

志貴「ああゴメン。それは俺も知らないんだ。先生にはなんとか踏みとどまってもらった」

凛「そうですか……ほかの作品からは?」

志貴「それも知らない」

凛「私の知ってる範囲だと、らっきょは鮮花が確定らしいです」

志貴「あとは誰だろうなー。まほよは?」

凛「橙子さん」

志貴「マジか」

凛「マジです」


琥珀「お困りのようですねーーーー!!」

志貴「うお、琥珀さん!?」

凛(あっこの声……天敵になりそう)

琥珀「じゃかじゃかじゃーん! 今回のコンテストの出場者は、これです!」バァーン


桜 凛 七夜 蒼香 鮮花 橙子(まほよ)


志貴「明らかにおかしいだろ!!!」

琥珀「まほよ、らっきょは登場人物が他と比べて少ないので一人ずつです~~!」

志貴「そこじゃねぇ!!」
 


晶「私が説明しましょう志貴さん!」

志貴「今度は晶ちゃんか」

晶「ズバリ、男性アイドル枠ですよ! うたプリとかの!」

凛「それなら嵐とかSMAPって言いなさいよ……」

志貴「なんでよりにもよって七夜なんだ」

琥珀「ある程度自分に酔ってる感じが必要ですからねー」

志貴「しかも蒼香ちゃんか……歌月だとずっと男の子扱いしちゃってたんだよな俺。てか>>1は蒼香ちゃんの一人称すら覚えてないぞ」

琥珀「一応、苗字が月姫ってことですし」



志貴「あ、そろそろ時間じゃないか?」

琥珀「そうみたいですね」

凛「じゃあ、私はこれで!!」

志貴「ああ。凛ちゃん、頑張って」

凛「ありがとうございます」タタッ

志貴「さて、俺も観客席にいくか」



志貴「えーっと、俺の席はっと」キョロキョロ

秋葉「兄さん! こっちです」

志貴「おお秋葉。サンキュー」

士郎「あ、志貴さん」

志貴「士郎くんもこの列なのか」

シエル「私もいますよー」

志貴「てか、先輩も秋葉もこのイベントには参加しないの?」

秋葉「何が悲しくて人前で恥を晒さなきゃいけないんですか」

シエル「ねぇ」

志貴「でもアルクェイドとかなら喜んで参加しそうだけど」

シエル「さすがにメインヒロインしかも作品を象徴する人物はNGですよ企画的に」

士郎「そういや、セイバーもいないな」

秋葉「え? でもさっき楽屋入りするのを見ましたよ?」

士郎「セイバーは参加してないはずだけど……」


シオン「ちょっとすいません……って、志貴に秋葉じゃないですか」

士郎「シオンもこの列か」

シオン「ええ」

士郎「シオンは参加しなかったのか?」

シオン「さつきと一緒なら出ようとも思ったのですが……」

秋葉「確かに、弓塚さんならこういう場に出てきて結局噛ませにされる役なのに」

シエル「そこまで言いますか」

シオン「何故か出れないそうです」

士郎「藤ねぇも、こういうイベントなら躍起になりそうだけど……そういや予選にすら出てなかったな」

シオン「抑止力が働いたのでしょう」


琥珀『お待たせいたしましたー! 始まりました聖杯アイドルコンテスト! 記念すべき第一回ファイナリストは……』


琥珀『エントリーNo.1! 月姫fateはもう古い! 時代はまほよ! 年齢は気にしちゃ負けです! 青崎橙子~~~!!』

志貴「マジマジと見るとエロいな……」

秋葉「結局胸ですか!」

志貴「胸とは言ってないだろう!!」


琥珀『エントリーNo.2! 不動の人気! 赤い悪魔! 今日は皆のマスターよ♪ 遠坂凛~!!』

遠坂『なにそのコメント!?』

シエル「うわぁ……」

遠坂『私が言ったんじゃないからね!?』


琥珀『エントリーNo.3! 妹系アイドル! というか妹! お前もお兄ちゃんにしてやろうか!? 黒桐鮮花ーーー!!』

秋葉「なんかイラっと」

シオン「同族嫌悪ですか」


琥珀『エントリーNo.4! 吾は面影糸を巣と張る蜘蛛! よく分からない言語で喋る不思議系! 七夜志貴ーー!』

志貴「なんか物凄く恥ずかしい……」

士郎「あそこに俺が立ってたらアーチャーもそんな感じになるのかな……」


琥珀『エントリーNo.5! ロックンロールガール! 月姫はあたしのモンだ! 月姫蒼香ーー!!』

秋葉「蒼香……可哀想に」

士郎「秋葉さんのルームメイトだっけ」

秋葉「はい」


琥珀『エントリーNo.6! 姉と騎士王屠ると決めた! 決めポーズはアンリミの勝利ポーズ! 間桐桜~~!!』

桜『せんぱ~い! 見てますかー!?』

士郎「ははは……」

秋葉「ボインボインのたゆんたゆん……」



琥珀『さて、グランプリは投票によって選ばれます! 21:30までに一番レスをいただけた方が、優勝ですよ~!』


                                            .



琥珀『時計を見るのは苦手って萌えポイントですかね!? あ、違う? とりあえず22:30まででーす!!』


                                                 .


琥珀『さて、それまではフリートークと致しましょう! といっても私から質問攻めにするだけです!』


琥珀「七夜さん、優勝したらどうしたいですか?」

七夜「まさかこんな余興に連れ出されるとは思ってもいなかった。まぁ、俺に出来ることなんてたかが知れてるよ。それは」

琥珀「どーせ殺し合いですね! 時間も迫って来るだけなのでどんどんいきましょー!!」

七夜「もうお前極彩と散れよ」


琥珀「鮮花さん! 聖杯を手にしたら何をしますか?」

鮮花「えっ!? と、とりあえず邪魔な式を物語から葬って、み……幹也と私の未来福音を(もちろん、魔術を修めて自分なりの道を……)」

鮮花「!?」

琥珀「あー建前と本心が逆になってしまうお薬投与済みですので、嘘をついてもダメですよー!!」


琥珀「はい桜さん! の野望はもう分かりきっているので、他のアピールをどうぞ!」

桜「投票しないと食べちゃいますよ♪」

琥珀「脅迫だ~~~!」


琥珀「ではでは凛さんも一言!」

凛「え、私!?」

琥珀「どうせ士郎さんとラブラブしたいんですよね?」

凛「えっと……その」

琥珀「時間切れでーす! モジモジが可愛いかウザイかは皆さんの判断に任せましょー!」


琥珀「さてさて蒼香さん! 蒼香さんはむしろ自己紹介が必要なレベルですね!」

蒼香「あたしはこんなフリフリな服興味ねーんだけど……」

琥珀「パンク娘アピールですね!」

蒼香「え? いやそういうんじゃ……」

琥珀「以上、ニッチな需要を狙い撃ってきた月姫蒼香さんでした!」


橙子「最後は私か」

琥珀「イエース! 青子さん関連の話はナシでお願いします!」

橙子「えっ」

琥珀「どうせそうだと思いました!」

橙子「とにかくそうだなー。演歌(テクノ)がやりたいからアイドルに……!?」

琥珀「ドン引きですねー!!」


琥珀「あとこの私! ある時は笑顔の似合う家政婦! ある時は黒幕! ある時は愉快なステッキ! はたまた謎のチャイナ! 私への投票お待ちしています!」

凛「なんだこの人!?」

鮮花「横暴よーーー!」

琥珀「タタリとか言っておけば大体は容認されるんですよ!」





志貴「琥珀さんトばしてるなぁ」

秋葉「こ、琥珀っ…」プルプル


琥珀「やっぱセイバーさんとかアルクェイドさんがいないと票も伸びないんですかねー?」

凛「別に私たちも不人気じゃないわよ!」

蒼香「あたしは人気というか知名度がないけどな」

琥珀「fateといえばセイバー! 月姫といえばアルクェイド! まほよといえば青子! らっきょといえば式でしょう!」

鮮花「言い切るな!」

橙子「青子の名前を出すな!」

琥珀「さすが師弟は息が合いますね~まだ面識ないですけど」


琥珀「というか、ファイナリストを>>1の独断で決めるとかよく分かりませんね!」

七夜「次は安価で決めるとするか」

琥珀「次があればですけどねー!」

桜「私胸には自信があるんです!」

琥珀「おっと色仕掛け! 落ち目のグラビアアイドルですか!!」


琥珀「翡翠ちゃんは私のものですから!」

凛「何言ってるの?」

琥珀「ちょっとアラヤ囁かれて……」

蒼香「てかもう2分切ったな」

琥珀「さぁさぁどうなる!?」



琥珀『終了~~~~~~~~~!!!』


琥珀『なんという結末! なんという結果! まさかこんなことになるなんて!』

一同「……」(;゚д゚)ゴクリ…

琥珀『第一回聖杯アイドルコンテスト、グランプリは……』


ダラララララララララララ
ジャン!

琥珀さん



琥珀『優勝は、この私です!!!!!!』バァーン!

凛「ちょっと待てええええええええ!!!」

鮮花「なんでアンタなの!?」

琥珀「凛さん、鮮花さん、橙子さん、七夜さん、桜さん、私で得票が横ばいでしたが……」

琥珀「>>160が決め手で、私が単独首位です!」


桜「そんなの認められません! 時間外投票じゃないですか!」

橙子「というか投票者が>>1だろ! こんなの運営とグルになってるようなものじゃないか!」

琥珀「お静かに! この記念すべき第一回に優勝者なしなんて、認められないじゃないですか!!」

蒼香「それにしてもヒドイ」

七夜「外道もここに極まったか」


琥珀「第二回はこの反省も踏まえて、もうちょっと練り込みますよ!」

凛「話を逸らすなーーー!!」

桜「もう我慢できません! セイバー!!」

黒セイバー「お呼びですか、マスター」スタッ


士郎「セイバー!?」

秋葉「桜さんが事前に待機させていたみたいですね。こんな時のために」

志貴「だから楽屋に入って行くところを見たんだな」

シエル「と、いうことは」

シオン「ええ。あれが今回のデウス・エクス・マキナと言ったところでしょうか」


桜「やっちゃってください!!」

黒セイバー「はああああああああ!!!」

琥珀「えっ!? えっ!? ちょっとストップストップ~!!!」



黒セイバー「エクスッ…カリバアアアアア!!!」ドゴーン!

琥珀「いやあぁぁぁぁん!!」


凛「あ、琥珀さんの手に渡った聖杯も都合よく壊れたわね」

鮮花「めでたしめでたし」

橙子「機械仕掛けの神強引だなぁ」

七夜「さて、終わりのない夢の時間に戻るとしよう」

蒼香「名前だけでもまぁ、覚えといてくれ」



志貴・士郎「……ちゃんちゃん」

【まさかの終わり】



 【路地裏道場】

さつき「ひどい終わりだった……」

大河「私もコンテスト出たかったーーーー!!」

さつき「だから無理ですって。コンテストとかそれこそ本来は、私がちょろっと出てきてアルクェイドさんとかに踏み台にされるネタなのに……」

大河「この路地裏に落ちたばっかりに……さつきちゃん!」

さつき「タイガーさん!」


大河・さつき「「いつか表舞台に!!」」


???「無駄なんじゃない?」

さつき「そんなこと……というかあなたは!?」

霧絵「らっきょの一面ボスかしらね。時系列的には違うけれど」

タイガー「ホワッ!?」

霧絵「このスレの中心は月姫勢とfate勢だから。私はこの異界とも言うべきオマケコーナーから俯瞰しているだけの存在」

さつき「ああなるほど。ここに『落ちて』きたわけですからねぇ」

大河「今日は飛べなかったかい!? ベイビー!」

霧絵「仲良くしてね」


【終わり】


本当にまさかこんな結末になるなんて予想外でした。なんかすみません。
コンテストはまた今度開催したいと思います。(琥珀さんの優勝のために)
時間とか前々から告知しておけば、多分票も増えるしバラける……よね。


【みんなでメルブラ】

士郎「メルティブラッドやろう」

アーチャー「アーチャーとしては衛宮士郎の提案に反対である」

士郎「なんでさ」

凛「ってことは次回はみんなでアンリミをやろうってなるのね、向こうで」

士郎「先読みするなよ」

桜「わ、私はゲームとかあまりしたことないので遠慮します……」

イリヤ「やるやる~~~!」

セイバー「勝負を挑まれたからには、逃げるわけにはいきません」

士郎「俺、遠坂、セイバー、イリヤか」

凛「アーチャーもやりなさいよ」

アーチャー「む。マスターに言われては仕方がないな」

士郎「じゃあトーナメントでもやるか。ってなると、あと三人は必要だな」

アーチャー「アーチャーとしては衛宮士郎の提案に反対である」

士郎「お前は陸軍かよ!!」




ランサー「格闘ゲーム大会だとよ」

ギル「ふん、くだらんな」

ランサー「それは同意だけどよ。なになに……ああ確かにくだらねぇな」

ギル「?」

ランサー「優勝者はトーナメント参加者の中の誰か一人に、好きに命令出来るんだとよ。まぁ指名できる王様ゲームだな」

ギル「なんだと!?」

ランサー「目の色変わったぞ英雄王」

ギル「お、王と名がつくのなら我がその座にいるのが当然だな! うん!(セイバーセイバーセイバー)」

ランサー「透けて見えるなぁ」



ランサー「……俺も出るか」ニシシ


士郎「メンバーが集まったみたいだな」

凛「私に士郎、イリヤ、セイバー、アーチャー、英雄王にランサー。あれ? あと一人は?」

ウェイバー「僕だ!」

凛「ロード!? って若い!」

ウェイバー「どうやら未来の僕がゲーマーらしくて……」

イリヤ「ねーシロウ! なんで遊ぶの?」

士郎「ああ。たまたまPS2があったから、これで遊べるアクトカデンツァにしようと思う」

士郎「操作性もいいし、何より認知度をはね上げた作品だしな」

ギル「ふははは! やはり雑種は有り難みのない量産品を選ぶのだな!」

セイバー「なにを!? シロウへの侮辱は許さんぞ!!」

ギル「我が王の財宝《ゲートオブバビロン》には、全ての宝具の原型となったものが存在している」

ギル「そのような他愛のない玩具といえど、我が持たぬものなどない!」


ギル「見よ! 王の財宝!!」ウニョーン


士郎「あ、あれは!」

アーチャー「なんだと!?」



士郎「無印……『MELTY BLOOD』!!」




ギル「どうだ! ひれ伏すがいい!!」




士郎「……」

ギル「……?」

士郎「あー。すまないが英雄王。いまあるのはPS2で、それパソコン用ゲームなんだよ」

ギル「なに?」

士郎「それさ、ここじゃ遊べないんだ。ぶっちゃけカラスよけの光る円盤にしか使えないぞ」

ギル「!?」



凛「無様ね」

アーチャー「本当に無様だ」

ギル「おのれフェイカアアアアアアアアアア!!!」


ウェイバー「でさ、これってどんなゲームなんだ?」

士郎「メルブラはいわゆる2D格闘ゲームで、かなり楽に操作できるのが特徴かな」

ウェイバー「2D格闘……ストリートファイターとか鉄拳とか?」

士郎「コマンド入力がいかんせん楽すぎるだよ。それに比べたら」

ウェイバー「なんだ! それなら僕にだって」

士郎「……」

士郎(技のコマンド入力は簡単だけど、初心者はコンボで殺されるだろうな……)



凛「ちゃっちゃと始めましょう!」

士郎「じゃあまず、トーナメントの対戦表を作るか」



一回戦:A…士郎vsイリヤ  B…ランサーvs凛  C…アーチャーvsギルガメッシュ  D:ウェイバーvsセイバー


士郎「――――っと、こんな感じで!」

凛「英雄王はなんでも持ってるって本当なのね……」


   宝具『神意無効の迷路《スーパーアミダクジ》』……幸運やスキルを無効にし、純粋なくじ引きを可能にする宝具


イリヤ「ちぇ~。最初からシロウが相手かぁ」

士郎「ははは。手加減しないからな?」

イリヤ「私だって!」


士郎「イリヤはネロカオスを使うのか」

イリヤ「まぁバーサーカーみたいだし。色とか」

士郎「じゃあ俺は、主人公だしシオンを……でもシオンあんま使ったことないんだよなぁ」

士郎「やっぱ志貴さんで! 遠野の!」

凛「うわぁガチキャラ……」


BATLE START!


士郎「あ。ちなみに三本先取で時間無限だぞ」カチャカチャ

イリヤ「りょーかーい」ガチャチャ

士郎(見たところイリヤはいわゆるガチャコン……つまり初心者)

士郎(手加減しないとはいったけど、一本くらいは先にとらせてやるか)



士郎「あー負けちゃった」

イリヤ「紙一重だったねシロウ!」


士郎(あんまりコテンパンにするのも気が引けるし……とりあえず常に同じくらいの体力にしよう)


イリヤ「むむむ~」

士郎「イリヤは中々強いなぁ~(棒)」

イリヤ「そういうシロウこそ、気合が入ってるみたい。でも負けないよ~!」


士郎(お互い三分の一切ったくらいだな……そろそろ)

イリヤ「……」ニヤリ

士郎「え!? ブラッドヒートからのアークドライブ!?」

イリヤ「何か勝手に出たけど勝てたー!」

士郎「は、ははは……」


士郎(コ、コマンド自体は簡単でガチャコンしてても出ちゃうからな……うん。マグレマグレ)


士郎(さぁ。こっから本気で……!?)

士郎「あれ!? イリヤ普通に強い!?」

イリヤ「相変わらず甘いわねシロウ」

士郎「今までのは演技!? あっやべ、動揺して操作が」

士郎「うわカラスうぜぇ! 随分的確だな!」

士郎「ちょっと離れて……この距離届くのかよ!」

士郎「ヤバイヤバイ!!」

士郎「うりゃーーーアークドライブーーー!!」

士郎「避けられたーーーーー!!」



       『む。いま、何かいたか?』


イリヤ「イエー!」

士郎「」

セイバー「卑劣な」

凛「策士ね……」


凛「次は私たちね」

ランサー「わりぃな嬢ちゃん。手加減はできねぇぜ?」

凛「お互い様よ」

ランサー「しっかし中々いいキャラクターがいねぇな……お、コイツはいい面構えしてやがる」

凛「軋間紅摩かぁ……じゃ私は何かの縁を感じるし琥珀さんで」


BATLE START!


ランサー「へへっ! さっきの戦いを見て何となく分かったぜ! これが宝具の開帳だろ!?」

   『本気にさせたな!』

ランサー「んでもって、これがその宝具の力を発揮するコマンドだ!」

凛「ま、待ちなさいランサーそれは!」


ランサー「……ふ、不発?」

凛「それは至近距離じゃないと意味ないのよ……」



士郎「同情してるように見えるけど容赦なく一本目取ったな」

アーチャー「それでこそマスターだ」



ランサー「そして二本目も取られたか……追い詰められてからが燃えるってもんだ」

凛「すぐに終わらせてあげるわ」


ランサー「先の二戦で要領は得た! 今までのようにはいかんぞ!」

凛「確かに大分戦えてるわね……でも」 


    『とっておきですよ~♪』 


ランサー「ふん! なんだこの植木鉢は――――って攻撃してきた!?」

ランサー「うお嬢ちゃんきたねぇぞ! さらに攻撃を加えるなんて!」

凛「勝負は非情なのよ!」


士郎「ここまで使ってなかったからなぁアレ」

イリヤ「初見殺しもイイところね」


      『はい、お掃除終了です。いくら元気だからっておいたはダメですよ?』


ランサー「なんだよアレ……新手の魔獣かよ……」  


ギル「ふん。よもやこのようなところで貴様と戯れることになるとはな」

アーチャー「私も予想外だよ。まぁ思うようにはさせんぞ」

ギル「吐かせ、フェイカー。しかしどのキャラクターも我に相応しいといえんな」

アーチャー「私はこれを選ぼう」

ギル「坊主を選択するか。そのような者を選ぶとはやはり貴様の目は貧相だな」

士郎(初心者相手にシエル先輩かよ)

ギル「しょうがない。こやつで我慢しよう」

アーチャー「ほう、ワラキアの夜か。面白い」

ランサー(絶対マントで選びやがったなコイツ)



BATLE START

ギル「なっ!? 貴様、遠距離から武器なぞ投げおって!」

アーチャー「私も弓兵だからな。そもそも遠距離武器飛ばしは英雄王、お前の得意分野だろう」

ギル「ちょちょっと待て!」

アーチャー「悪いが時間がなくてね」

ギル「時間無制限じゃ」

アーチャー「死ねええええええええ!!」



士郎「まったく容赦がねぇ」

ランサー「このサーヴァントにしてマスターってとこか」

凛「私はあそこまでしていわよ」


       『PERFECT!』





アーチャー「二本ともパーフェクトで先取……申し訳ないな英雄王」

ギル(くっ、このままでは)

ギル(……やるか)


ROUNND3!

アーチャー「さぁ英雄王。無駄な抵抗を……!?」

ギル「天の鎖《エルキドゥ》!」ジャララ

アーチャー「なに!? っく、これでは操作が……」ガチッ!

ギル「ふはははははは! いかに神性のない貴様とて、天の鎖の束縛から逃れることは叶わん!」

ギル「それそれ!」カット! ブレイク! マクトイコウ! カットカットカットカットカットカットカットカットカットカット!!


       『PERFECT!』


ギル「これが我の力だ!」


セイバー「退場」

ギル「なんだと!?」



ウェイバー「なんか凄い勝負だった……」

セイバー「征服王のマスターよ、私たちは尋常に立ち合おう」

ウェイバー「やっぱセイバー最優や」

セイバー「さてキャラクターはどれにしましょうか……」

ウェイバー「悩むなぁ……」


凛「初心者同士って和むわぁ」

士郎「そうだな」


ウェイバー「決めた! 僕はミスブルーを選ぶ!」

セイバー「魔法使いですか。ならば私は真祖の姫にしましょう」


凛「おお。中々の好カード」

士郎「でもセイバーがアルクェイドさんを選ぶのは意外だな」

イリヤ「金髪つながりじゃない?」


BATLE START!


セイバー「ハアアアアア!!!」

ウェイバー「うるさい!!」

セイバー「す、すみません……」


士郎「セイバーはあれだな。レースゲームとかやらせたら体を傾かせるタイプだな」

凛「あーいるいる」


ウェイバー「あれ!? いつの間にか敵が反対に!」


士郎「アルクェイドさんのすり抜けって最初はビックリするよな」

凛「むしろやられた方よりやった方が困惑すると思う」


セイバー「む。この空中に浮いている球は……邪魔ですね。これは一体……爆発した!?」


士郎「あれは普段からゲームやってるとなんとなく危ういって気付けるんだよ」

ランサー「セイバーはゲームやりそうにねぇなぁ」







イリヤ「サクッと終わらせてよー。2勝2敗って見てる方は退屈なんだけど」

アーチャー「プレイしている本人らは真剣なんだ。静かに観戦しよう」


ウェイバー(そういえば、このキュインってなるボタンは何のために使うんだろ)

セイバー「勝負中に考え事ですか?」

ウェイバー「え? うわっ!」ブラッドヒート!

ウェイバー「危なかった……でもゲージを開放しちゃったぞ……」

セイバー「いきます!」

ウェイバー「あわわわわ!」キュイン

ウェイバー(こ、こんな時に無駄なボタンを押してしまった!!)


アーチャー「なに!?」

士郎「ラストアーク!!」


  『セイン……タイムレス……ワーズ』ドガガガガガ


セイバー「しまった、カウンター!?」

ウェイバー「よし!!」



   『先に行くけど。まだ懲りないのなら、遠慮なく追ってきなさい』



凛「まさかラストアークで決めるなんてね」

士郎「そもそも狙って出来るものでもないけどなぁ」


  



士郎「というわけで二回戦のカードだけど」


  イリヤvs凛     アーチャーvsウェイバー


イリヤ「ふぅん。いいんじゃない? 負ける気しないし」

凛「後で泣くんじゃないわよ」

アーチャー「勝負で手を抜くような愚かな真似はしない」

ウェイバー「こうなったら優勝だ!」


セイバー「私たちは観戦ですね」

ランサー「派手で見てて面白いから、俺はそれでいいけどな」

士郎「確かにエフェクトは……ってギルガメッシュは?」

ランサー「教会に引きこもって無印プレイしてるらしい」

士郎「根に持つタイプなんだあの英雄」


 BATLE START!

イリヤ「やっちゃえネロカオス~~~~!!」

凛「そっちが二十七祖ならこっちは謎のチャイナよ!!」


士郎「流石に二人共やりこんでるだけあって、レベルの高い戦いだな」

セイバー「あの一度上にあげ、無抵抗な敵を叩くのは見ていて気持ちのいいものではないですね」

ランサー「そうか? 俺は好きだけどな」

士郎「空中コンボか。確かにやられてる方としては胸糞悪い。せめて地面に落ちたい」

セイバー「シロウ。なぜあのふたりは宝具を使わないのですか?」

士郎「宝具? アークドライブか。そもそも一回戦みたいに単発でほいほいと出す技じゃないんだよ」

ランサー「ああ確かに。スキもあるしな」

士郎「ネロカオスのは防御不可だからまだいいんだけど、超必殺技がただの横入力で防がれるとショックだもん」


イリヤ(さすがリンね……シロウのようにはいかない)

イリヤ(でもアナタ……基本的な『設定』を忘れてるわ。それを今……思い出させてあげる!)


イリヤ「リンは機械オンチ……」ボソッ

凛「なっ!?」

イリヤ「こんなところで普通にプレイしてていいのかしら? 相当プレイしてるみたいだけど、そもそもリンはどこでメルブラをやっていたの?」

凛「そ、それは」

イリヤ「そんな設定崩壊は認められない」

凛「ずっと好き勝手やってるスレじゃないこれ! 今更!?」

イリヤ「設定を壊したらアナタ、路地裏行きよ! いいの!?」

凛「う……うわーーーーーーーーーー!!」



アーチャー「概念武装か!?」

士郎「崩壊させていいのは性格まで。設定はあくまで壊さない。許されても拡大解釈。をモットーにやっております」


イリヤ「ふぅ。危ない勝負だったわ」

凛「路地裏は嫌……路地裏は嫌……」

士郎「遠坂が壊れた!」

ランサー「この人でなし!」

ランサー「俺このセリフ初めて喋れた」

セイバー「おめでとう」


アーチャー「次は私たちだな」

ウェイバー「ぼ、僕が勝つんだからな!」

士郎「シエル先輩エゲつない」

アーチャー「うるさい黙れ」


BATLE START!


アーチャー「ほう。中々やれるようになっているな」

ウェイバー「ゲーマーの素質はあるみたい」

アーチャー「だが、センスだけではどうにもならないぞ!」『串刺しにしてあげましょう』

ウェイバー「うわっガードしてても地味に減る……」


士郎「黒鍵投げって割とエグいと思う」

ランサー「そりゃあお前が下手なだけなんじゃね?」

凛「でもシエルさんって遠距離も近距離も普通に性能いいわよね」

イリヤ「しかもアークドライブのダメージ量一番多くなかったっけ」


アーチャー「負けるわけにはいかない!」

アーチャー(このトーナメントに勝ち、衛宮士郎を亡き者にする為に!!)

士郎「ヒエッ」

ウェイバー「僕だって!」

ウェイバー(あれ? 勝ったところで僕は何がしたいんだ?)


アーチャー「くそ! 忌々しいビームだ!」

ウェイバー「やったー当たったー」


士郎「……あー」

イリヤ「どうしたの?」

士郎「いやなんとなくさ。絶対勝ってやるぞ!って力むと逆に手玉に取られやすい気がするんだよこういうゲーム」

士郎「そういう時に限って相手の攻撃がヒットするもんだから、さらに血が上っちゃってさ」

イリヤ「自然体が一番ってことね」


アーチャー「くそコイツ……もう技を使い分けられるようになったか!!」

ウェイバー「伊達に魔術師してるんじゃないんだよ!」

アーチャー「うおおおお!! こうなればアークドライブで!」

ウェイバー「しまった! 技に入ってる……!」

   
   『セブン! コード・スクエア!』


ウェイバー「……」

アーチャー「届かない!? そんな!!」

ウェイバー「ラッキー!!」


士郎「たしか突進中のヒット数が少ないほどダメージ量が上がるんだよなアレ」

凛「欲をかいたわね」

ランサー「本人はギリギリを見極めたつもりみたいだがな……」


『ところで、くわえタバコで、メガネかけて、教育ママって感じの女を見たら殴っといて。
人の名前で協会からお金引き出すなって』


アーチャー「」




士郎「まさか決勝がこのカードになるとはなぁ」

凛「そうね」

ランサー「ちなみに勝ったら何がしたいんだ、あんたら」

イリヤ「もちろんイリヤルート」

士郎「本家が自粛したのに!」

アーチャー「このロリコンめ!」

凛「それ自分に突き刺さらない?」

セイバー「では、ウェイバーの方は?」

ウェイバー「ここにいる人達と僕って面識ないからな。今のところ特に……」

士郎(頼む……ウェイバー君勝って!)


イリヤ「運命の戦いを始めましょう」

BATLE START!


イリヤ(さすがに決勝ともなると手強い……!)

ウェイバー(よくよく考えたら、僕がミスブルーを操ってアインツベルンが二十七祖を操るって凄い構図だな)


士郎「どっちが勝つかな」

アーチャー「これは全くの好みだが、ミスブルーの方が使いやすいからな」

セイバー「しかしあの攻撃力と変幻自在の泥、そしてガード不可のアークドライブは驚異なのでは?」

士郎(アークドライブって覚えたんだ)

凛「まぁブルーにもカオスにも遠距離あるし、だからといって近距離が弱いわけでもないから中々甲乙付けがないかも」

士郎「青子さんの攻撃って少し緩慢としてるイメージ」

アーチャー「しかし通常技を組み込むと中々強いぞ」

凛「あの地面からドドドッってなるやつ好きなのよね~」


ウェイバー「あれ? ここも攻撃できるのか」

イリヤ「くっ。ネロカオスは獣の腕みたいのにも当たり判定あるのよね……」

ウェイバー「だからって僕が俄然有利なわけではないけど、これでまた一つ!」


凛「予想通りだけど、また長引く戦いね」

セイバー「もう午前3時です。お腹がすいてきました」

士郎「この時間に食べると色々問題だぞ」

ランサー「ふわぁ。眠くなってきたぜ」

士郎「もう二時間くらいやってるからなー」


ウェイバー「これで!!」

イリヤ「きゃあ!」


   『スヴィア! ブレイク! スライダー!!』ドガーーー


士郎「青子さんのアークドライブって『薙ぎ払え!』って言いたくなる」

アーチャー「それには同意しよう」

凛「ようやく終わったみたいね」

セイバー「敗因は?」

士郎「そもそもさ、これまでのイリヤ描写をみると超強い感じじゃなくて策を弄してただろ?」

セイバー「実はあんまり強くなかった、と?」

士郎「そういうこと。順当にやっていれば、多分アーチャーあたりが優勝だったんじゃないかな」

アーチャー「運に助けられたな、衛宮士郎」

凛「ああなるほど。ウェイバーは別作品の人物だから罠にはめることができなかったワケね」

士郎「うん。決して面倒になったわけじゃなくてこれプロット通りなんだ。信じられるか?」

ランサー「嘘こけ」


             『アークドライブフィニッシュ!』

『ありがとう、いい運動になったわ。 暇になったらまた来るから、その時はよろしくして』

     



ウェイバー「やったーーー! 優勝だあああ!!」

士郎「おめでとうございます! では、優勝者として命令を――――」


イスカ「なんじゃこりゃああああああああああああ!!」


ウェイバー・士郎「!?」

イスカ「なんだこれは!? 面白そうなことやってるではないか!! なぜ誘わん!」

ウェイバー「ライダー!?」

凛「いつから性転換&ガチムチ!?」

セイバー「落ち着いてください。これは第四次聖杯戦争のライダーです」

ランサー「男のライダーさんよぉ。じつはこういうことで――――」


イスカ「なんと! つまり我がマスターが優勝者の権利を持ったのか!」

ウェイバー「そういうこと」

イスカ「欲しい」

ウェイバー「え?」

イスカ「欲しいぞ、その権利。くれ」

ウェイバー「ヤだよ!!」

イスカ「征服王だし」

ウェイバー「うわーーーん横暴だーーーー!!」

イスカ「命令するぞ~~~」


凛「」
士郎「」
アーチャー「」
ランサー「」
セイバー「」
イリヤ「」




イスカ「皆の者! 酒宴に興じるぞ!!」



士郎「はい?」

凛「というか誰か一人に命令できる権利なんですけど……」

イスカ「なに!? ……そうか。そう、我がマスターは『酒宴を開け』と余に命じたのだ。そうだったそうだった」

ウェイバー「そういうことにするのかよ」

イスカ「なので、余は者共に号令する!! ここにいる輩は全て、我が酒の友となれ!!」

イリヤ「楽しそーね」

セイバー「征服王。お前はこれぞという相手としか飲まんのでは?」

イスカ「固いことを言うな騎士王よ! それにここにいるのは一角の者たちだぞ?」

イスカ「我が原典の主人公、その未来の姿、別作品の主人公、人気投票4位のヒロイン。そして騎士王」

イスカ「この上なく良い!!」


ランサー「え」

イスカ「え」


【終わり】



 【路地裏道場】

大河「ホゥリィィシッ!! あと一歩で遠坂めもここに来たのに!!」

さつき「メルブラなのに……私……」

霧絵つナデナデ

大河「にしても今回もまぁ起伏の少ない話だったねー」

さつき「久々にメルブラやって面白かったみたいですよ」

霧絵「あと、これでネタが尽きて次の更新は遅くなるから、そのせめてもの場繋ぎ……ですって」

大河「そもそも士郎と志貴くんが語らうネタしか考えてなかったからなぁ」

さつき「思いのほかレスが付いたから調子乗っちゃったんだよ」

大河「ん? 待てよ?」

さつき「どうしたのタイガーさん?」

大河「更新が遅くなるのは分かったけど、そしたら私たちの出番は? ネタなんかなくても道場は書けるじゃん」

霧絵「可哀想に……」

大河「何が!?」

さつき「路地裏道場はあくまで本編のおまけ。おまけは本編なくしては存在できないんです!!」

大河「な、なんてこったーーーー!!」

さつき「はやくネタを思いつくことを祈るだけですよ。うううっ……本編で遠野くんと会いたい」

大河「オーマイガッ!! こんな腐った大学生の権化のような奴に我々の命運は託されたのか!? やるせねー!!」

霧絵「ネタが思いついたときにこのスレが『落ちて』なければいいわね」


大河・さつき(あんたが言うと洒落にならない……)


【終わり】


 【七夜語研究】

七夜「弔毘八仙、無情に服す――――!」




イリヤ「ちょーびはっせんむじょうにふくす?」

セイバー「どういう意味でしょうか」

志貴「俺に聞かれてもなぁ」

アルク「これは何かの暗号ね!」

イリヤ「暗号? 真祖の姫君はなんでそう思うの?」

志貴「きっと昨日見たスパイものの映画のせいだよ」

アルク「何か重要な……そう、月姫の根幹に関わるような情報に違いない!」


イリヤ「じゃあ、まず『ちょうびはっせん』の部分から解読しましょうか」

志貴「どんな漢字かわかればいいけど、音だけだと難しいな」

セイバー「日本語は一つの音に多くの意味があるので、確かに難しいですね」

アルク「まず最初の『ちょう』は『超』じゃない? ほら、街でみんな言ってるし。『チョーヤバイ!』とか」

志貴「本当にそれでいいのか……」


  『超びはっせんむじょうにふくす』


琥珀「何か面白そうなことやってますね~!」

イリヤ「あーコハクだー」

志貴「じつはカクカクシカジカで」

琥珀「なるほど。それでしたら、私もお力添えしますよ!」


琥珀「お次は『び』ですか」

イリヤ「『びはっ』とか『びはっせ』とかは?」

琥珀「う~ん。日本語にはちょっと有りそうにない語感ですからねぇ。『び』で切るのが丁度いいんじゃないでしょうか」

志貴「『び』で思いつく感じといえば、『尾』とか?」

セイバー「『超』という言葉は物体よりも状態を強化する言葉だと思うのですが」

イリヤ「だったら『美しい』の『美』がいいなぁ~」

琥珀「それにしちゃいましょー!」

 
    『超美はっせん、むじょうにふくす』






アルク「やっぱ『はっせん』って数字かな~」

琥珀「いやいや、助詞かもしれません!」

イリヤ「『じょう』って、『~っぽい』みたいな意味でも使うよね」

志貴「液状とか、波状とかね」

セイバー「そういえば、このまえどこかの鳥が『~ッス』と喋っているのを耳にしました」

琥珀「若者言葉ですね~七夜さんも年頃ですから」

アルク「笑い出すことを吹くっていうよね」

志貴「つまりまとめると……」


  『超美はっ専務状に吹くス』


琥珀「これはつまりこういうことです!」


  『とても美しい人ってどこかの専務さんみたいに嫌らしく笑うッスよねwww』


志貴「ますます意味がわからん!」

琥珀「これをお聞きになったのはどなたでしょう?」

イリヤ「あ! 私だ!」

セイバー「つまりイリヤスフィールを愚弄した言葉だったのか!」

イリヤ「ゆ、許せない……バーサーカー!」

バーサーカー「■■■■ーーー!!」

志貴「七夜が死んだ!」

アルク「この人でなしー♪」


  【アニメ座談会】

志貴「俺さ、プリヤって読んでないんだよね」

士郎「いつも唐突だなぁ」

志貴「でも丁度いまアニメがやってるだろ? 試しに見ようと思ったんだ」

士郎「あれ二期ですよ?」

志貴「士郎くんは一期も見てるだろ? 簡単にあらすじ教えてくれ」

士郎「構いませんけど……」




志貴「なるほど。というか士郎くんも出てたんだ」

士郎「まぁちょろっとですけどね」

志貴「よし! じゃあこのまま二期の視聴会を開こう!」

士郎「いいですね~。俺は一回見たけど、みんなとワイワイ見返すのも面白そうだ!」

志貴「誰を呼ぼうか?」

士郎「秋葉さんとか」

志貴「秋葉に魔法少女系アニメ見てると知れたら俺多分生きてけない」





イリヤ「それで? なんで私が呼ばれるのよ」

志貴「だって君が主人公じゃないか」

イリヤ「私であって私じゃない!」

士郎「まぁまぁ。一応撮ってあるんで、一挙に最新話まで見ちゃおう」

イリヤ「嫌だなぁ……これまで意識的に避けてたのに」


~~視聴中~~~

士郎「変身wwwwwww」

志貴「プリキュア?wwwセーラームーン?wwwww」

士郎「イリヤお前、こーいうのが趣味なのか?」

イリヤ「いやああああああああ!!」


志貴「クロ可愛い」

イリヤ「ロリコン……」

士郎「志貴さんはレンとチョメチョメした実績あるから」


士郎「アイリさんがお母さんって違和感しかない」

志貴「本当だ」

イリヤ「というかママ殆ど知らないし私」


志貴「くっさwwwwww士郎くんのセリフくっさwwwww」

士郎「やめろおおおおおおお!!」

イリヤ「真顔で言っちゃえるあたり流石ね」


志貴「おお……最新話のイリヤちゃん健気だなぁ」

士郎「こっちが正史でいいんじゃないか」

イリヤ「ちょ!? HFのラスト思い出して!? 感動的だから!」



志貴「いやぁ中々面白かった」

士郎「こうやって見返すのも乙なものですね」

イリヤ「ううっ……対私用の概念武装よこれ」

志貴「いやホントに、このイリヤちゃんがあのイリヤちゃんだと考えると笑えてくる」

士郎「出会い頭に殺す気でくる子だからなぁ、こっちのイリヤは」

イリヤ「いや聖杯戦争だから! こっちがデフォだから!」

志貴「士郎くんは性格あんまり変わってなかったね」

士郎「そこ弄ってもあんまり面白くないからじゃないですか」

志貴「劇場版では凄く煩かったけどね」

イリヤ「『武器の貯蔵は十分かーーー!!』って感じだったよね」

士郎「もっとクール系に喋るべきだった」


志貴「そうそう、バゼットさんのパンチがイリヤちゃんのお腹に決まった時は変な趣味に目覚めそうになった」

士郎「リョナはちょっと……」

イリヤ「シキにはその才能ありそうだけどね……」

志貴「まぁ何にせよ、こっちのイリヤちゃんにはこっちの、あっちのイリヤちゃんにはあっちの良さがあったよ」

士郎「うん。プリヤは純粋に可愛いけど、イリヤはギャップもあるのがいい」

イリヤ「シロウ///」

志貴「でも?」

士郎「妹にするなら断然」

志貴士郎「プリヤ!」

イリヤ「」


志貴「まったく。あの健気さは秋葉にも見習わせたいくらいだ」

秋葉「へぇ。どのような健気さでしょう」

志貴「そりゃお前……って秋葉!? いつから!?」

秋葉「兄さんが小学生女子のキスシーンで興奮しているあたりから」

イリヤ「結局こうなると思って、私が呼んでおいた」

士郎「この子、策士!」

志貴「ちょっと待て秋葉。これはだな」

秋葉「言い訳無用」

志貴「なんでさーーー!!」

士郎「それ俺のセリフ!」

秋葉「ちなみに士郎さんも兄さんと同じく教育が必要のようですね」

士郎「なんでさ!?」

秋葉「TYPE-MOON妹キャラクター会の敵と指定されたので」


鮮花「プリヤにうつつを抜かせやがって」 青子(私はどうでもいいんだけど……) 翡翠(私もです……)
都古「だめーーー!」  アルク「あ、私も一応妹か」 桜「せ~ん~ぱ~い~?」 ライダー(シロウ……サクラには逆らえませんので)


士郎「これは……死んだかなぁ」

志貴「久々に知得留先生行きだわ」

【おわり】
 



 【路地裏道場】

さつき「お久しぶりです!」

大河「アイミスユー!! 元気にしてたかいボーイズ&ガールズとはそろそろ言えないご年齢ズ!」

霧絵「ひどい」

さつき「Hなゲームは18歳からです!」

大河「本編に妹ズが出てきたけど、そういえば割といるのよねー」

さつき「タイガーさんは?」

大河「んー。士郎が弟みたいなものかなぁ」

さつき「兄弟……なんだか憧れる設定です」

さつき「もし私が遠野くんのお姉ちゃんだったら! うわ~どうしよう///」

霧絵「志貴くんに姉殺しのトラウマを植え付けることになるわね。フフッ」

さつき「暗黒微笑禁止ーーー! というかどのみちDEAD END!? 吸血鬼化待ったなし!」

大河「そうしないとさっちん、メルブラに出れないし」

さつき「ううっ。私が月姫本編で死ぬのは動かせない事実なんだね……」




大河「ガッデム! 【終わり】を付け忘れた!」

さつき「これじゃレスが終わったかどうか分からないね」

霧絵「使えない>>1ね」

さつき「じゃあ謝罪の代わりにちょっと補足。リーズさんについて!」

大河「ほほう!」

さつき「ぶっちゃけた話、本編に出るかもしれないのでここでは出せないんだそうです!」

大河「無駄に自分を縛ってやがる! こいつは真性だ!」

さつき「まぁリーズさんが出てくる話を思いつかなかったその時は」

霧絵「『落ちて』くるのね、ここに」

さつき「そういうことです!」

大河「あ奴が加わればこの道場の戦力は底上げ! 本編乗っ取り待ったなし!」

さつき「頑張れ路地裏道場!」


一同「「「おお~~~!」」」


【終わり】


【UBW】

志貴「というわけで、待ち遠しいですな」

士郎「あと数時間ですな」

志貴「正直もう、fateだけズルいとか言いません。だって何だかんだ面白いし」

士郎「どうしたんですか志貴さん」

志貴「いやGのレコンギスタ見てたら、『何だかんだ禿のガンダム面白いな』って思ってさ。似たようなもんかなって」

士郎「Gレコですかー。憧れのお姉さん枠もあったし、やっぱガンダムって感じですよね」

志貴「いつまでたってもミノフスキー粒子万能過ぎて笑ったけどね」

士郎「あと褐色ヒロイン」

志貴「私のローラ!」

士郎「そっちかよ」


志貴「冗談冗談。俺ノンケだし」

士郎(この人のことだから男の娘なら食べちゃうんじゃないだろうか)

志貴「中々失礼なこと考えてるみたいだね」

士郎「志貴さんぶっちゃけ性獣だから」

志貴「そこまで……! じゃ……ない、よ」

士郎「……」

志貴「話を戻すと、褐色ヒロイン? はやっぱシャクティの印象が強いなぁ」

士郎「まぁGレコの褐色がヒロイン化するかは分からないですけどね」

志貴「チア姿可愛かったじゃん! 禿の書く女の子は○○○ペロペロしたくなるキャラなんだよ!」

士郎「やっぱり性獣じゃないか!」



士郎「てかこれ、型月スレですよ。なんでガンダムメインで話してるんですか」

志貴「まーまー。つまりさ、長い長いガンダムの歴史を見てきて、『もういいよ…』って思っても、なんだかんだ楽しいわけ」

志貴「fateだって確かに色々なシリーズが出て、食傷気味になるけど、なんだかんだ面白いんだよ」

志貴「だからさ。見ようぜ? UBW」

士郎「何あんたufoから金でももらってるの?」

志貴「人がせっかく嫉妬を捨てて応援してるのに!!」


式「なんだお前ら、またいるのか」

士郎「ああ式さん」

式「今夜だろ? お前の新作。期待してる」

志貴「さすが式さん度量が違う」

式「粗探しだ」キュイン

士郎「最悪じゃないか!! しかも魔眼!? 一児の母だろ大人気ねぇ!!」

志貴「ああその手があったか」キュイン

士郎「作画にも死線とかあるのかよ……」

式「まぁ冗談はこれくらいにして。今回やる新作、ありゃ昔のアニメ版とは違うのか?」



士郎「あれ? 式さん原作未プレイ?」

式「SNのアニメとzeroしか見てないんだ」

志貴「劇場版は?」

式「見てない。その頃は俺も忙しくてさ」

士郎「じゃあサクッと説明しますね。なんてたって主役だし俺」

志貴「カチンとくるな……」

士郎「今期放送する『fate/stay night UBW』は、セイバー・遠坂・桜のヒロインたちのうち、遠坂のルートを元にしたアニメです」

式「ほー」

志貴「fateヒロインの攻略ルートっていうと違和感あるな……」

士郎「セイバーのルート『FATE』は聖杯戦争の概要、そしてセイバー自身に焦点が当たってます。当然ですが」

士郎「今度のUBWは、凛とそのサーヴァント・アーチャー、そして俺に焦点が当たる感じですね」

式「アーチャーって…ああこいつか↓」




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           ,..〈;::::::/

          /:ヽニソ'
         i' ̄ヽ;/
           ヽ._,/



士郎「……」

式「アイムボーとかなんとか」

志貴「コイツが型月屈指の人気キャラなんだよなぁ」

式「マジかよ」

士郎「……式さんの見たそのアニメと今回のアニメは、ルートも違えば製作する会社も違います」

志貴「DEEN版は嫌いじゃないし、むしろ好きだな。なんだかんだ初見に優しかったと思う」

式「ああ、俺もそこそこ楽しめたぞ。OPもEDも良かったし」

士郎「それは確かに。『真っ直ぐな~レールが嫌で~♪』」

式「『闇雲に~駆け出した~♪』」

志貴(ぐぅかわ)


式「あれ? じゃあ劇場版ってなにやったんだ?」

士郎「!!」グサリ

式「?」

志貴「……実はこのUBW、一度映画化してるんです」

式「oh...」

士郎「完全別物として今回の見ればいいんですけど、そうやって過去作を亡き者にするのはどうかと思うんですよね」

志貴「でもDEEN版UBWってさ、正直……」

士郎「俺もあんなに叫ぶとは思ってなかった」

式「……済まん。けどお陰で今回のUBWを楽しめそうだ」



志貴「でもさ」

士郎「?」

志貴「地方によって放送日とか違ったらさ、今回の話題ってあんま意味なくね?」

士郎「!?」

志貴「よーしここで実況スレやっちゃおうか、とか思ってたりしたら本当に救えないぞ」

士郎「……」


士郎「で、でも! 今期放送開始であることに違いはありませんよ!」

志貴「うむ」

式「そうだな」

士郎「というわけで皆さん!」

志貴「Gのレコンギスタ」

式「見ようぜ」

士郎「ちょっと病弱メガネ表出ろ」

志貴「固有結界とかいう自分空間に引きこもってる奴が表出ろとかww」

士郎「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ!!!」



式「ちゃんちゃん✩」

【終わり】


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