八幡「俺と付き合ってくれ」雪乃「それは無理じゃない」 (55)

・やはり俺の青春ラブコメは間違っているのssです。

・初ssです期待しないでください。

・比企谷八幡×雪ノ下雪乃です。

・投下は3日に一回程度です。

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そんな事より早く部活に行かなくては。



ガチャ



雪乃「・・・あらこんにちは」


八幡「おう」


雪ノ下雪乃!お前にはみてくれで騙されそうになる。


雪乃「そ、そうだ比企谷くん」


八幡「なんだ?」


雪乃「凄く言いにくいんだけど・・・」





雪乃「あの・・・その・・・」


八幡「なんだよ。はっきり言ってくれないとわからないぞ?」


雪乃「え。ええ・・・」


雪乃「私と・・・一日デートしてほしいの」


八幡「」


何と言う事でしょう。あれ?何かが違う。


雪乃「・・・」モジモジ


八幡「?あれ?どうした?私も嫌だけどとか、不本意だけどみたいなのは?」


いや。前に由比ヶ浜のプレゼント買いにいった時、今日は恋人のように振る舞う事を許されたな。しかしその時も何だかんだ言ってたような・・・


八幡「!」


もしかして俺の事が好きなんじゃ・・・駄目だ。こんな事で期待しては、何か理由があるのだろう。ソースは俺。

投下開始



取り合えず、何故デートしたいかを聞かなくては・・・


八幡「何でだ?訳ありか?」


雪乃「デートしたいからよ」



は?嘘だろ?・・・いやこいつは嘘はつかないやつだ。


八幡「他の奴じゃ駄目なのか?」


雪乃「比企谷くんじゃなければいけないの」


八幡「うーん」


まぁデート位なら別に良いか。


八幡「別に良いけど」

教室


由比ヶ浜「良くさ、好きな人に意地悪する小学生っていたじゃん?」


海老名「うんうん」


由比ヶ浜「あれって女子高生とかもそうなのかな?」


海老名「分からないけどその理屈だと・・・」


由比ヶ浜「?」


海老名「ドラえもんのジャイアンはのび太の事が好きでいじめていて実はジャイアン×のび太なんかも・・・!その場合はジャイアンが攻めでのび太が受けで・・・」


由比ヶ浜「はぁ・・・」


由比ヶ浜「私部活いくね、じゃね!」ガラガラ


海老名「そこで出来杉が入り3・・・あ、じゃあね!」

事情に朝の投下になります。では始めます。


葉山君って出した方が良いのか・・・?




昨日


陽乃「雪乃ちゃーん?比企谷k」


雪乃「うっ・・・!」ゲホゲホ


陽乃「名前出すだけでお茶吐いちゃうって・・・それより比企谷君に告白した?」


雪乃「姉さん、何を言っているのかしら?言ってる意味が分からないのだけども・・・私が何故ひ、比企谷君に・・・」


陽乃「雪乃ちゃん?早くつかまえないとあの由比ヶ浜って娘にとられちゃうよ?」


雪乃「大体、比企谷君は私だけの者ではないの」


陽乃「私だけねぇ・・・もしかして・・・」


陽乃「自信無いんだ?」




陽乃「やっぱりなー、雪乃ちゃんも自信無い事はあるんだね。じゃあずっとなにもせずただ見てることしかできないよね」


雪乃「できるわよ」イラッ


陽乃「じゃあやってみなよー」ニコニコ


陽乃「あ、でも本当に好きなんだよね?」


雪乃「ええ」


陽乃(怒らせると何でも簡単に吐くわね)


雪乃「三日でやって見せる・・・」

部室


ガラガラ


由比ヶ浜「やっハロー!」


雪乃「・・・」


八幡「・・・」


由比ヶ浜「あれ・・・どうして・・・」


由比ヶ浜「どうしてゆきのんがヒッキーの隣に座ってるの?!」


八幡「知らねぇよ・・・勝手にそうしてんだから・・・」


雪乃「あら由比ヶ浜さんこんにちは。ただの気まぐれよ」


由比ヶ浜「何で?!ゆきのんヒッキー嫌いじゃないの?」


雪乃「別に嫌いでは無いわよ」


八幡「へ、へへっ」


由比ヶ浜「ほら!ヒッキー絶対下心あるよ!」



八幡「違ぇよ。戸塚からメールが着たんだよ」


俺の携帯会社とモ〇ゲーからしか来てない荒れ果てたメールボックスに水が注がれる・・・!


八幡「ちょっとテニス関連で話があるんだと。ちょっと行ってくる」


雪乃「じゃあ私も行くわ」ガタッ


由比ヶ浜「え?ゆきのんも行くの?」


八幡「奉仕部関連じゃないから別に来なくても大丈夫だと思うぞ?」


雪乃「・・・そう」シュン・・・


え?なにコレ雪ノ下?一瞬雪ノ下が可愛く見えちまった・・・


八幡「まぁでも雪ノ下テニスうまいかr」


由比ヶ浜「そうだって!わざわざヒッキーなんかに付いていく必要ないし!」



雪乃「まぁ良いわ。由比ヶ浜さんに話しておきたい事もあったから」


由比ヶ浜「?」


八幡「んじゃ、行ってくる」


バタン


八幡「さーて、戸塚、何の用かなー?」ニヤ


やべぇよ、自然とにやけてくる・・・


戸塚「八幡!」


八幡「お、戸塚・・・?」


葉山「やぁ」ニコニコ


八幡「と葉山か・・・」ハァ


なんか急にテンション下がってきたよ・・・








一旦終了。夜に来ます。

俺の嫁由比ヶ浜はどうなるんだよ・・・

こんばんは。投下開始します。



戸塚「じゃあ僕行くね」タタッ


比企谷「え?ちょ、戸塚?」


葉山「ごめんね比企谷君、用があるのは俺なんだ」


え?おい!俺の数秒前のワクワク返せよ!


比企谷「で、何のようだ?」


どうでも良かったらぶっ飛ばす。出来ないけど。


葉山「実はね、俺の親が雪ノ下さんの家の会社顧問弁護士をしてるんだ」


比企谷「ふーんそうなんだー」


なにこいつこんな事言いに来たの?馬鹿か?知ってるよ


葉山「それで、親の勝手な取り決めなんだけど・・・」






葉山「俺と雪ノ下さん、結婚するんだ」






比企谷「ふーんそうなんだー」


葉山「え?」


比企谷「で、あとは何の用だ?」







比企谷「まさかこんな下らない「嘘」のために呼んだわけ?」










葉山「は?なにいって・・・」


比企谷「何故嘘がバレたか分からない様だな。説明しよう」


比企谷「まず一つ目、俺に全く関係無い事をいかにも重」大みたいに話してる事」


比企谷「嘘臭い。バレバレだな」


多分だが、最初に戸塚から連絡が来たのも自分じゃ来ないと思って葉山的に一番俺と仲良く見える戸塚に頼んだのだろう。


葉山「・・・」



俺って戸塚と仲良く見えるのか・・・?へ、へへっ・・・


いやいやまて、カッコつけて一つ目とか言ったけど確信があるものが何もないんだよな・・・


比企谷「二つ目、それはお前の・・・目だ」


葉山「目?」


比企谷「ああ。お前が付いた嘘は多分だが悪意は無い。」


比企谷「お前はいつでも優しいだろうがな、今はもっと優しい目をしている」


葉山「言ってる意味が分からないな・・・」


なんかあの中学の時の話しかけてくる子と同じ目をしてただけなんだが・・・


比企谷「まぁ心理学的な事だと思ってくれりゃ良い」



葉山「いゃあ参った参った」ハハハ


やっぱりな。にしても何でこんな嘘を?


比企谷「 おい葉山。何でこんな嘘付いたんだ?」


葉山「ちょっとね、ある女の子に頼まれてね」ハハハ


ある女の子・・・?


ーーーーーーーーー


陽乃「うん!我ながら最高の作戦ね!」


陽乃「雪乃ちゃんが比企谷君を狙ってると思ってる架空の女の子が雪乃ちゃんを比企谷君と引き離す為に嘘を付く・・・」


陽乃「流石に比企谷君も気付くでしょ!」


陽乃「成功しない場合は比企谷君が架空の女の子が雪乃ちゃんだと思っちゃうのと」






陽乃「架空の女の子を意識しちゃう事だね」







比企谷「・・・・」



え?何故に?その女の子俺の事好きなの?え?マジで?


比企谷「なぁ葉山、その子ってどう言う子なんだ?」


葉山「・・・・心優しい子だよ」


うわーやっぱり。なんかすげー人間見た目が全てじゃない見たいな目してるし・・・ブスなんだろうな・・・


そもそも何故雪ノ下と俺を引き離そうとするんだ?・・・やっぱり雪ノ下俺の事・・・おっと危ない危ない。

奉仕部 部室


雪乃「ねぇ由比ヶ浜さん比企谷くんの事なんだけど」


由比ヶ浜「ひ?!ヒッキーがどうかしたの?」


雪乃「率直に言うけれど好きなのよね?」


由比ヶ浜「はぁ?!ヒッキー好きとかま、マジで無いよ!キモいよ!」


雪乃「そう・・・・私、気持ち悪いのね・・・」


由比ヶ浜「え・・・」


雪乃「今度の休日、比企谷くんと外出する事になったの」


由比ヶ浜「・・・」



雪乃「今度は誕生日プレゼントとかではなく、本心で比企谷くんと行きたいと思ってお願いしたわ」


ーーーーーーーーーーー
部室前


比企谷「・・・」


タイミング悪すぎだろ、当日なんて反応すればいいんだよ・・・


いや、まだ別に好きとか言われた訳じゃないしな。チガウチガウ

すみません、出掛けてきます。解釈ですが正解はゆきのんはヒッキーの嫁って事でおk。

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