親父「お前たちはもう俺の子供じゃない」 (26)

親父「お前は体力も頭もたりないから公務員には絶対無理だな」

俺「公務員がすべてじゃねえよ」

親父「公務員が良いわけじゃなくて、お前がダメってことだよ」

俺「言っとけ」

1年後


親父「お前たちはもう俺の子供じゃない」

俺・姉「・・・」

親父「おかあと一緒に頑張って生きていきなさい」

俺「あんたに言われることじゃない。せいぜい女と幸せにくらせよ」

親父「うるせえよ ガキが」

俺「まあ一生関わることなんてないだろうな じゃあ」

たち?

半年後


母「あんたバイトできないの?お金きびしいから」

俺「出席日数たりねえし、たぶん無理じゃないかな 一応聞いてみるよ」

母「うん。出来たら悪いけどしてもらうよ」

俺「おっけい」

>>3
俺と姉に向かって言った言葉なので 達 ですね

数日後


先生「これから毎日補修+朝は掃除するために30分前登校を条件にアルバイトを許可できるよ」

俺「そっか。じゃあそうするからバイトさせて」

先生「もし出来なかったらアルバイトは禁止、卒業も危うくなるぞ」

俺「わかってるよ まあがんばる」

数か月後


先生「お前の親はいったいなに考えてるんだ?」

俺「俺もわかんねえよそんなこと」

先生「正直言って、お前の両親はどっちも頭おかしいんじゃないか?」

俺「は?お前いい気になるなよ」

先生「停学なるぞ。やめろ」

俺「知るか。こっちから辞めてやるわ」

数日後


面接官「採用します」

俺「ありがとうございます」


俺「おかあ。俺居酒屋でも掛け持ちするね。その分夜いないけど」

母「わかったよ」

数か月後


俺「おかあ。俺地元離れるわ」

俺「ガンガン稼いで楽させてあげるね」

母「期待しないで待ってるよ」

俺「うん」

数ヵ月後


俺「は?金保留で外れんのかよクソ」
 
 「Aポイント2!!2!! カバー!!!」

 「初見です。っと・・・

数年後


母「お金溜まったかい?」

俺「まあまあかなー(嘘)」

母「入院することになったんだけど、大丈夫かなそれなら」

俺「え」

母「細菌性の髄膜炎だとさ」

俺「大丈夫なの?」

母「わかんなーい」

俺「まあお金は俺らがなんとかするよ ゆっくり休んで」

母「頼むね」

姉どうした?

>>12
母が入院してたとき姉は旦那の仕事の関係で外国にいました

数か月後

俺「喪主は俺。施主はお義兄さんにやってもらいます」

義兄「大丈夫だよ」

俺「姉貴達はいまそれどころじゃないしね すいません迷惑かけて」


 「この度は、お忙しい中、母の葬儀に参列していただき誠にありがとうございます・・・。」

数日後

俺「はあ 疲れた。」

姉「ママからの手紙あるからみんな帰るとき持って帰ってね」

俺「あいよ」

 「ところでこの家。どうするの?」

姉「うちら住むことにした。ママちゃんの家で暮らしたいし」

俺「ならいいや。わかったよ」

帰宅後

俺「さて、手紙みるか」パサッ

かずまへ
ようやくあんたの面倒を見なくて済むと思うとせいせいします。
お金稼いでくるって言ったのに、お姉ちゃんに借りてたこと知ってたからね。
ちゃんと返しておいたからね。
あと今付き合ってる子やめときなさい。
病院で大きい声で電話する子なんてろくな子じゃないよ
死んだらあんたに何言っても怒られないで済むと思うといいたいことはたくさんあるけど
世界中の木を切り倒して紙にしても足りないと思うので、ここらへんで。
墓参りはちゃんとしてね
さみしいからね。
これから頑張るんだよ。
しっかり見守ってあげてるからね
じゃあね。
あ あとお父さんのお墓も見てあげて
死人には優しくしてあげて。
じゃあ 元気でね






















先日、母と父の墓参りに言って、この時のことを思い出したので書き込んでみた。

ノンフィクション?

>>19
はい。

で1は、今どうしてるの?

>>21
いまは会社員として頑張っています。
母の夢だった大きい家にゴールデンレトリバーを飼うことを目標に

そうか

もっと早く気付いていればとか思うかもしれないけど、今そうやって目標持って生きて行っているというのは、母親も少しは喜んでくらてると思うよ

>>23
ありがとうございます。

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