モバP「パワフル・ティーンエイジャーズ」 (46)
ご注意
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
安価やコンマで、登場人物や話の展開が変わることもありえます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408790630
モバP(以下、P)「ウチの所属アイドルは、とても元気な娘たちばかりだ。
『アイドルは体が資本』というし、元気なのは大いに結構……だが……」
日野茜(17)「今日もお仕事、お疲れ様でした! これから河原を一緒にランニングしましょう!」
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結城晴(12)「なあP、オレとリフティングの回数で勝負しよーぜ」
http://imgur.com/YJnV5Ik.jpg
西島櫂(19)「やっぱり夏だし、プールで一緒に泳ごうよ! 気持ちいいって!」
http://imgur.com/FV7XaFV.jpg
ワイワイガヤガヤ
P「どうしてこうなった」
ちひろ「スポーツ用品メーカーが、スポンサーに付いているからですかね?」
P「求めるアイドル像が『一に元気、二に元気、三四がなくて五に元気』だそうで……
出資者は無理難題をおっしゃる!」
ちひろ「でもPさんだって、彼女たちの趣味につきあってあげてるじゃないですか。
ほとんど日替わりで」
P「学生時代に、少しは鍛えててよかったですよ。でも十代は馬力が違いますって。
あと何年無茶できるやら」
ちひろ「そんなPさんに、お得なスタドリとエナドリのセットです!」
P「用途が全然仕事と関係ないんだよなあ……」グビグビ
P(正直、彼女たちと体を動かすのは嫌いじゃない)
P「あの夕日に向かってボンバ――!!」
茜「ボンバ――! プロデューサーさんも、まだまだ青春まっただなかですね!!」
P「『青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言う』byサミュエル・ウルマン」
P「よっはっほっ」
晴「よっはっ……あ――っ、また負けた――! 今度はヘディング回数で勝負だぜ!」
P「はいはい」
櫂「ぷはあ! プロデューサー、もうゴールしちゃったよー!」
P「す、少しはガボガボ、手加減というやつをだな、ゴボゴボ」
P(駆け引きばかりの仕事に心が疲れたとき、無邪気に、頭を空っぽにできる時間が本当にありがたい)
P「ま、それはそれとして……」
3人「?」
P「お前ら、歌はもう少し頑張ろうな。現状、100点満点だったら」
>>5のコンマ下が点数
ぬーんいひゃあ
※酷すぎるので、茜はこのSS中ではCDデビューしてないってことでお願いします
P「……9点」
櫂「10点満点で?」
P「100点満点中9点だって言ってるだろ! あえて言おう、放送禁止レベルに壊滅的であると!」
晴「……そりゃ、自分でも歌に自信はないけどさ。プロデューサーはどうしたいんだよ」
P「人並みに歌える歌手の……プロデュースがしたいです……!」グスッ
茜「あきらめたらそこでプロデュース終了ですよ!」
櫂「それは分かったから、なにかいい上達法はあるのかってこと」
P「画面の前の意見を聞こうッ!」
>>10以降しばらく募集中
(アカン)
茜「大丈夫です! 筋トレと走り込みと気合で、何とかします!!」
P「その3点セットを欠かさず続けてきた結果が、コレなんだよなあ」
櫂「確かに、自分たちだけで上達するのは難しそうだね」
P「歌にかけては第一人者である、あの人に頼み込んでみるか。当たって砕けろだ!」
某72「この3人の歌唱力を引き上げてほしい、ですか……」
西島櫂 B86ドタプーン
某72「くっ」
日野茜 B80
某72「くっ」
結城晴(小学6年生) B74
某72「……お引き取りください」グイグイ
P「えっちょっと! 72が不満なんですか!?」
バタン
P「……当たって砕けてしまった」
晴「よくわかんねーけど、トップアイドルってのは気難しいもんだな」
P「彼女に教えを請うには、こちらのレベルが低すぎたんだよ。
仕方ない、他をあたってみる」
P「そんなわけで、歌の基礎から教えてくれる先生がこちらだ」
持田亜里沙「皆さーん! ありさ先生と、ウサコちゃんと一緒に、お歌の勉強しましょうね♪」
P「なにとぞよろしくお願いします」フカブカ
亜里沙「ではまず、皆さんのお歌を聞かせてくださいね!」
茜「わかりました! ミミミンミミミンウーサミン!!」
ボエー
ガシャンパリン
ウサコ「歌声で窓ガラスが割れたウサ!」
P「超音波メス……だと……?」
亜里沙「げ、元気なのはいいけど……大声を出すだけじゃダメよ?
メロディをしっかりなぞって、丁寧に歌うことを心がけて」キーン
マストレ「音痴を治すには、フィジカル面の強化も必要だ。
必要な筋肉を鍛えていなかったり、呼吸法を知らなかったりするからな」
P「なるほどー」
マストレ「ほらどうした西島! そんな死にそうな声がお前のロングトーンか!?」
櫂「あーあーあーあーあー……ゲホゲホ、水泳の息継ぎなら得意なんだけどな……」
数日後
P「多くの人の協力で、お前たちの歌唱力も幾分マシになった……と思いたい」
晴「いい評価だったら、なんかご褒美くれよな。次の仕事でのカッコいい衣装とかさー」
P「すべては歌を聞いてからだ、いいな?」
しばらくお待ちください
茜「どうですか! 特訓の成果は!」
櫂「100点満点で、何点かな?」
>>29のコンマ下
ドン☆
P「74点、アイドルとしては及第点ってとこだな」ホッ
ちひろ「あの『ガメラ対ギャオス』状態から、よくぞ短期間でここまで……」ホロリ
茜「やっぱり、努力は人を裏切らないんですね!!」
P「亜里沙先生とマストレさんのおかげ! キミたちの努力の方向は間違ってたの!
まあ当面の危機は去ったし、お願いの一つくらいは聞こう」
櫂「よっ、名プロデューサー!」
晴「なんでもいいのか? 仕事でも遊びでもさー」
P「ささやかなので頼むぞー。まずは茜」
茜「>>32がいいです!」
トライアスロン
P「櫂は?」
櫂「うーん、>>34で」
水族館いく
P「晴は?」
晴「>>37にしてくれよな」
山
P「茜の希望は、トライアスロン? 大会に参加したいとか?」
茜「それもいいんですが! プロデューサーさんと一緒に泳いだり、自転車こいだり、走ったりしたいんです!」
P「もうどうにでもなーれ\(^o^)/」
P「櫂は水族館に行きたいのか。TV番組で使ってくれるところを探しておこう」
櫂「ありがとう。仕事の後は、プロデューサーとゆっくり見て回りたいな」
P「晴は……山に登りたいのか? もう少し具体的に、山でやりたいことを教えて欲しいんだが」
晴「そりゃ>>40とかさー」
修行
晴「ほらアレだよ、山にこもって修行。そーゆーのってカッコイイじゃん」
P「修行ねえ。まあ、野外での特別レッスンってことでいいか。もちろん、俺も同行するからな」
P「結局、海へ山へと大忙しです」
ちひろ「プロデューサーさんも付き合いがいいというか……ケガには注意してくださいね」
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