響「ﾏｸﾞﾈｼｳﾑﾘﾎﾞﾝに火を…」ﾎﾞｯ

響「で、瓶のなかに…？」ｽｯ

響「うわばばばば」ﾎﾞﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ

先生「我那覇ァ！」

響「目がぁああ！」

先生「だから直視するなっつったじゃん…」

響「紙パックの自販機か」

響（安いけど小さいぞ…）ﾋﾟｯ

響「…」ﾁﾞｩｰ

先生「我那覇ァー」

響「！？」ﾋﾞｸｯ

響「んぐっ…ん！んん！」ﾍﾞｼﾍﾞｼ

先生「いっ、いたっ」

響「んん！！」←果肉が襲ってきた

響「モップはこれで絞るんだな」ｱｼｷﾞｭｯ

響「ふぬっ…」ｸﾞｸﾞｯ

響「おお、できてるできて」ﾊﾟｯ

響「んがぁ！？」ｽﾞｺﾞﾝ

先生「我那覇ァ！？」

響「鼻に…鼻にぃっ…！」

響「ふふふー♪ふふふ～♪」ｽﾞｯ ｽﾞｯ

響（画ビョウ抜くの楽だなこれ…）ｽﾞｯ

響「一番だいすきっなー」ｽﾞｯ

先生「我那覇ァ！底抜けてる！落ちてる！」ﾌﾞｽｯ

先生「うぉっ！？」

先生「だから下人は…」

響「zZZ」

先生「我那覇ァ！」

響「ふぇぁい！？」

先生「復習くらいちゃんと聞け！補習だろお前！」

響「あぅー…」

響「補習だからって人使い荒いぞー、もー…」ﾊﾞｽﾊﾞｽ

響「うぇえ、風で粉が…」ﾊﾞﾌﾊﾞﾌ

先生「我那覇ァ！」

響「うぇっ！？」ﾊﾟｯ

先生「ここのスペル間違って…」

響「校長ーーーーッ！！？」

先生「うわああああ！！」

響「……」ｶﾘｶﾘ

先生「……」

響「……」ｶﾘｶﾘ

先生「…………」

響「せんせぇー」

先生「なんだなんだどうした？」ﾊﾞｯ

響（うわぁたっのしそう）

響「………」

響「んー……」

響「先生、ここわからない」

先生「俺化学ムリ」

響「ちょっと！」

先生「タイピングテストー」

先生「はじめー」ﾋﾟｯ

響「…！」ｶﾀﾀﾀｯ

響「うわっ」

響「…くそぅっ…！」

響「……うがぁ！」ｯﾀｰﾝ

ﾋﾟﾋﾟｯ

響「ふぃー……」ﾁﾗｯ

先生「……ふふふ」

響（見なかったことにしよう）

響「ここに名前書くの？」

先生「いや違う、そこじゃなくてだな…」

先生「いい、手本に書くから待て」

先生「………」

先生「我那覇ァ！」

響「！？」

先生「覇の字ってどんなんだっけ…」

先生「我那覇ァ！蚊が！蚊が！」

響「夏だからなー」

先生「我那覇ァ！セミが教室に！」

響「夏だからなー」

学年主任「補習おつかれー、ほい差し入れ」

響「ありがとうございます！」

響「ガリガリ君ソーダー♪」ｼｬｸｼｬｸ

主任「響ちゃんちっちゃくてかわいいわぁ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

響「♪」ｼｬｸｼｬｸ

先生「あの、俺のは」

主任「ないよ？」

先生「我那覇ァ…」

響「やだ！」

響「んー……」

響「手ぇ痛くなってきたぞ…」ﾌﾟﾗﾌﾟﾗ

響「ん」

先生「zZZ」

響「なんで先生が寝てるのさー…」

先生「zZZ」

響「………ふふっ」

響「落書きしちゃえ」

響「やっと終わった…」

響「いま終わったぞ、っと…」ｽｯ

響「……」ｶﾁｶﾁ

先生「我那覇ァ！」

響「うわぁっ！もう終わった！終わりました！」

先生「昼だ、飯くらい買ってやる」

響「ホント！？」

先生「まあ下の購買なんだがお前も」

響「自分チョココロネなー」

先生「パシりじゃねぇぞ！？」

響「んもー、しょうがないなぁ」

先生「俺より稼いでるからって偉そうな…」

響「へへへっ」

先生「…まあ、あれだ。…頑張れよ」

響「うん！」

先生「休み明けテストのことだからな？」

響「うぇえ！？ちょっと待って！自分まだ応用とかできてないって！」

先生「知らん。内容は学年統一だ」

響「そんなぁ～～！！」