俺P「おはよう!」 春香「はい?」(253)


春香「.....ああ、おはようございます俺Pさん」シラー

俺P「今日も元気そうだな! 今日の日課は済ましたか!」

春香「そうですねー終わりましたー」

俺P「1日1ズッコケだぞ!」

春香「はいはい、そうですねー」



P「あれ、春香もう来てたのか。」

春香「おはようございますっ、プロデューサーさん!」

俺P「…………。」



何番煎じだろ。
まぁ、いいか

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370698485


ガチャ

俺P「おや!」

千早「.........ハァ、おはようございます。」

俺P「おや、千早『72!』そんなにテンションが低いんだ。」(72の部分を強調)

千早「.....ちょっと嫌な物に出会いまして。」

俺P「そうか、今日の歌番組の収録はグループでだから。そのテンションはなんとかしとけよ!」

千早「そうですね」スーッ

俺P「むむむ、千早も何かしらの『壁!』にぶち当たったか!」(壁の部分を強調)





千早「」ギリッ




俺P(まぁ、分かってもらえるだろうけど。基本こんな感じだから。)


春香「ねぇ、俺Pさんさ.....」ヒソヒソ

伊織「......本当......よね。」ヒソヒソ

やよい「うっうー.....」

真「ちょっと.....」ヒソヒソ



俺P(アイドル達に毛嫌いされているわけだ....)

俺P(だけど....これを何とかしなければいけないか...と聞かれれば)チラッ

P「? どうした俺P」

俺P「いや、何でもない。」

俺P(なんとかしちゃいけないんだ。そう、俺は...イレギュラーだから。)







P「よし、今日はドラマの収録だ。」

雪歩・美希「はい(なの)!」

俺P「で、俺達は曲番組の収録だな」

千早・春香・真「ハァ....(プロデューサーが良かったなぁ。)」

俺P「なんだ、元気ないなぁ。千早はともかく、春香に真お前らがテンション低くてどうするよ。」

千早「...........。」

俺P「まぁいいや、俺の車に乗っていくぞ。」

三人「はーい」


バタン


貴音「....。」


小鳥「俺Pさんどうしてあんな憎まれ口を叩くんでしょうねぇ...」

律子「本当、あれさえ無ければ良いプロデューサーなのに。」

伊織「律子も小鳥もほっときなさいよ、あんな奴!」

亜美「そーだよ! この前なんて亜美に....亜美に....。」

あずさ「あらあら、亜美ちゃんどうしたの、大丈夫?」

小鳥「このままじゃあ、アイドルたちのモチベーションの低下が止まらないわ....」

伊織「気付くの遅いのよ!」

律子「うーん。」





急の用事が出来たので離れます。
近いうちに続けます


お待たせ再開します



律子「俺プロデューサー」

俺P「おっ、どうしたパイナップル(おっ、どうした律子)」

律子「パイ.......コホン。あんまり言いたくはないんですけど、その憎まれ口なんとかなりません?アイドル達が本気で嫌がってます。」

俺P「うーん、そう思っててもなぁ、つい思った事を口に出したくなるだな。」

律子「口に出したくなるって、なら『出したくなる』で止めてください。」

俺P「むぅ.....。」


........。



俺P「」サワッ(髪を)

律子「!? なんですか!」

俺P「........Fire in the hole!!」

律子「は?」

俺P「ファイアーインザホール!!」

律子「何がいいたいんで......」


──────── 律子脳内 ────────

Fire In The Hole!!(爆発するぞ!)

何が爆発する?

あれ、そういえばさっき私の髪触ってたような......

──────── 律子脳内 ────────


律子「俺プロデューサー......あなたって人は!」

俺P「パッ.....パイナポー」


ゴツン!

あ、しくった飛ばして投稿した。

ごめんなさい、続きはここから




─ テレビ局 ─

俺P「さて、今日はお前たちの新曲の披露の日何だが。」

三人「..............。」

俺P「今回は真をメインにした曲....だったのだが今回は千早をセンターに持っていく。」

千早「はい!?」

春香「えっ!」

真「ちょ....ちょっと待ってください!」

俺P「真、文句があるのは分かるが。今回は黙って俺についてきてもらおう。」

真「いや、そうじゃなくてどうして急にセンターを!」

俺P「いや、ただ単にそうささやいたのさ俺のゴーストが。」

千早「私も反対です、急にフォーメーションを変えられると。いくら私や真がいるからって対応しきれません。」

春香「あれ? 私は?」


俺P「まぁなんとかなるだろ、そう囁くのさ....」

千早「そんなのはどうでもいいんですよ! 今から修正しますって言うんですか?」

俺P「ああ、そしてその修正の場所だが....」

春香「あれ....私なんで蚊帳の外なの?」










ー 収録後 ー

春香「.....凄かったね、観客席。」

千早「ええ、まさかあそこまでの反応だと思ってなかったわ。」

俺P「デュフフフwwwwwwほれ見ろ! 良い反応だったろwwwwww。観客席を感動の渦に巻き込んだんだぞお前らが!」

真「じゃあ、俺Pはこれを見越して.....。」

俺P「スマン、俺も正直此処までだとは思ってなかった。本当は最初奇を衒うノリだったんだがな、練習してる時の千早を見て少し試してみたくなったんだ。」

千早「試す?」

俺P「いま頭にある企画に千早が合ってるかどうか.....ってやつかな?」


俺P「まぁ、後は企画を通せばいいだけとなったわけだ。」

千早「プロデューサー....」

俺P「まぁ、企画が通ったら少しつらくなるかもしれねぇ。体調かんりはしっかりしとけよ。それ以上減ったら困るだろう色々と。」

千早「」ムッ



俺P「よし、じゃあ帰るぞお前ら。」

真「......折角ちょっと見なおしたのに。」

春香「本当だね。」







ー 事務所 ー

俺P「ただいまー」

律子「あっ、俺プロデューサー」

律子「俺プロデューサー」

俺P「おっ、どうしたパイナップル(おっ、どうした律子)」

律子「パイ.......コホン。あんまり言いたくはないんですけど、その憎まれ口なんとかなりません?アイドル達が本気で嫌がってます。」

俺P「うーん、そう思っててもなぁ、つい思った事を口に出したくなるだな。」

律子「口に出したくなるって、なら『出したくなる』で止めてください。」

俺P「むぅ.....。」


........。



俺P「」サワッ(髪を)

律子「!? なんですか!」

俺P「........Fire in the hole!!」

律子「は?」

俺P「ファイアーインザホール!!」

律子「何がいいたいんで......」


──────── 律子脳内 ────────

Fire In The Hole!!(爆発するぞ!)

何が爆発する?

あれ、そういえばさっき私の髪触ってたような......

──────── 律子脳内 ────────


律子「俺プロデューサー......あなたって人は!」

俺P「パッ.....パイナポー」


ゴツン!


律子「もうっ! 信じられない!」

亜美「あーあ、りっちゃんでもだめだった?」

伊織「本当、なんで社長はあんなのを雇ったのよ。」

俺P「何故かって言うと俺は外面がいいのさ」デコピン

伊織「いたっ。触んないでよ!」

俺P「世の中にはこういう言葉があります『長いものには巻かれろ』。水瀬の人間なんだから痛いほど痛感してんだろ」デコナデナデ

伊織「」ナデナデサレテル

伊織「.....何がいいたいわけ。」マダマダサレテル

俺P「いや、そのまんまの意味」




伊織「馬鹿にしてるの、水瀬を。」

俺P「お前を馬鹿にしてる。」

グイッ

伊織「.....調子に乗らないで。黄河は水たまりを叱りはしないって言うけど私の考えは違うわよ」

俺P「俺が水たまりじゃなくてナイル川だと分からなかったのかな。おでこサンシャイン。」

伊織「」ギリッ

あずさ「伊織ちゃん....そこらへんで」

伊織「」バッ!!

ガシッ

貴音「それ以上はいけません。」

伊織「その手をどかしなさい、貴音。」

貴音「いいえ....放しませんよ。」


伊織「.......もういいわ。」フイッ

俺P「.............。」

貴音「俺プロデューサー。少し....。」






ー 別室 ー

俺P「求愛か?」

貴音「残念ですが。お話と言うのはですが。」

俺P「この事務所を辞めてほしいとかそういう話か?」

貴音「少し...おしいですね。」




貴音「そろそろ、貴方が何処から来たのか教えていただきたいのですよ。」


俺P「......どういう意味だ。」

貴音「白ばくれないでください。あなた様の気配はこの街...いや最早この世界の物ではない。」

貴音「それだけではなく、ユニットのメンバーの信頼が殆ど0にも関わらずユニットが解散せず、かつ人気も上々。メンバー個人の能力を生かしている。普通の人間にはできません。それは『既に本人の事を知っている人間』が出来る事。」

貴音「あなた様はこの事務所に来て日が浅い.....それなのに此処までやる事が出来るのならば....。」





俺P「.......ははっ。」

俺P「流石貴音って感じだな。」

貴音「で.....予想はあってますか。」

俺「ああ....俺はこの世界の人間じゃない。」

貴音「..........。」

俺「此処まで話したんだ、経緯....と言うか身の上話をしたいんだが構わないだろうか。」

貴音「ええ.....構いませんよ。」





ー 回想 ー

一時中断



事の発端はお前達とは別の世界でのことだった。.....まぁ、意味が分からんとは思うが黙ってて聞いてくれ。



適当な場所

俺「デュフフwwwwww拙者『俺氏P』というでござるwwwwwwww」

(*この作品はフィクションです実際の人物・団体・俺氏Pとは一切関係ありません。俺氏Pが実在すればの話だけど。)

友「......キモい、やめてかえれ。」

俺「全く、友氏Pは辛らつですなコポォwwwwwwww」

友「コポォをやめい!」




俺Pこと俺は......まぁ、そんな事はいいんだ。ごく普通の一般人ってやつ。
そして、俺は世間一般でいうオタク趣味を持ってて「アイドルマスター」ッてゲームにハマってたんだ。

細かい経緯は置いておくとして、俺はその作品にのめり込み、何時しかライブにも参加するようになった。


[貴音:らいぶ.....ですか。]


ああ、俺は冬に開催されるライブに友達と参加していた。そいつを仮に友と呼ぼう。
友と会場に到着した俺は物販列に並ぼうとした。お前らも粗方想像できるだろ?

[貴音:ええ、真有難い事です。]


.


だけど物販の所には警備員のおっさんが立っていて、「朝の6時に時計台に案内の人が来るからそれまで時計台で大人しくしてろ」って言われた。おっと、先に言っておくが実際はもっと丁寧だったぞ。

まぁ、それはさておいて続きだ。仕方ないので俺達は時計台で案内役の奴を待つことにした。その間にも同類がいて仲良くなったりもしたもんだ。


[貴音:それは良きことで。]


お前らも年頃の女の子だからバーゲンやタイムセールスにも敏感だろ。1円1銭が命銭だもんな。それに数も限られている。それは俺達も同じだった。

さて、他人に後れをとれば欲しい商品が手に入るかどうか謎、時計台から物販の所まで距離があるとなったらどうなるだろう......言わずもがな競争だ。何千人と言う奴が同じ場所に向かって走り出すんだ。


[貴音:.................。]ジーッ


なんだよ、その「見てみたかった」って目は。


[貴音:ハッ!!]


俺も必死こいて走ったんだが、段差に引っ掛かってしまってな。吹っ飛んでしまった。だが、列の移動は止まらない。俺は何人もに踏まれて.......気を失った。


[貴音:なんと。]



そして気がつけば俺は。




─ 765プロダクション 社長室 ─


社長「それじゃあ、よろしく頼んだよ君ぃ!」

俺P「...............えっ!?」





765プロダクションのプロデューサーとなっていた。

.



[貴音:貴方様もしかしてその「あいどるますたあ」というゲームとは]


お前は察しがいいな、「流石数々の作品で狂言回しの役を請け負っただけあるよ(ボソッ)」。


[貴音:何か変な気分がしますね。]


スマンそんなに深く考えないでくれ、
俺にとっては確かにお前らはゲームのキャラだったがお前らにとっては
俺が一体何であったかなんて分かりやしない。下手すればお前らの世界が本物であることも考えられる。


[貴音:君が深淵を見ている時には、深淵が....というものですね。]


ああ、それで俺は喜んだものさ。俺がプロデューサだ。俺が主人公だ。
「私たちが此処まで来れたのも、ファンの皆さんのおかげです」なんて言われた事は数知れずだが。
「私たちが此処まで来れたのも、○○さんのおかげです。」なんて言われる事はこの先ない。

それは、俺だけではなくアイドルファン、作家のファン、スポーツ選手のファンの多くも同じだ。



俺はずっと、その○○さんになりたかった。

俺はお前たちのプロデューサーになれたのだと本気で喜んだ。






[貴音:ですが、それは違ったと。]
.



───────── 地の文終了 ─────────


俺「ああ、俺はPはPだが、多くのアイドルを抱える主人公PではなくモブPだった。もっと悪い言い方をすれば俺はいなくてもいいイレギュラーだった。」

俺「さて、貴音に質問だ。『1+1=2』という式にイレギュラーである何かが紛れ込み『x』が入り込み『1+1=2+x』って式が出来上がってしまった。どうすれば元通りになる?」

貴音「そのような事を言われましても..........貴方様、まさか。」

俺「.......そう、そのイレギュラーの『x』が0ならいい。全て解決だ。」

貴音「そのためにあのような......」

俺「もし俺がもとの世界に戻れたとしても、お前らにとっては『嫌いな奴が居なくなって清々した』って程度にしかならない。」



俺「でも、.....正直それでいいとさえも思う。」

貴音「ですが、自分の担当した人間だけでもしっかりと育てようとは.....」

俺「.......俺の担当は『春香・千早・真』だろ?」

貴音「え、ええ。」



俺「あいつらが担当があのPから俺に変わった時のあいつらを見たか?」



俺「とても悲しい目をしていた。」
.


俺「つまりどれだけ頑張っても俺は765Pにはなれっこないんだ。」

俺「まぁ、元の世界に戻ったらちゃんと全員のプロデュースをやるさ。」



貴音「その世界にッ!!」

俺「......どうした大きな声出して。」


貴音「その中には『響』はいるんですか。」


俺「.................。」




─ 場面変更(地の文あり) ─


我那覇 響(がなは ひびき)沖縄出身の女の子。
細かいプロフィールは置いといて、ダンスに長けその実力たるや真を凌ぐ程。

俺がこの世界に入って最初に知った事は『我那覇 響』のみ961プロに居たことだった。
逆にいえば星井美希・四条貴音のみ961プロから765プロに移籍していた。

驚くべきことに、SPの世界だと思い込んでいたが『ジュピター』もいるという始末だ。つくづくやりにくい。


─ 場面変更(地の文終わり) ─


貴音「響は...」

俺「......ああ、一緒だ。」

貴音「ですか、それは真喜ばしい、所謂重畳というものです。」

俺「やっぱり、あいつがいないと寂しいか。」

貴音「いえ、孤独と呼ばれるものには慣れております。」

貴音「しかし、お陰で貴方様の違和感の正体が分かりました。....最後に一つ。」

貴音「そのような事をせずとも、帰れる方法はあるのではないですか?」




俺「.....あると思うか?」

貴音「それを探すのも有りだと思いますが。」

俺「そうか。......そうだな。」

俺「それならよ、できれば一緒に探してくれないか。その方法を。」

貴音「ふふっ、できればそうしたいところなのですが....。」


俺「??」

貴音「どこかから、私が都合良く来るのは如何なものかとみたいな声が聞こえましてね。」

俺「ハァ、お前この時点で十分関わったじゃねえかよ!!」

貴音「ヒントを与えるキャラなど跋扈してますよ。貴方様。」

貴音「では.....」スタスタ


俺「.............。」



俺「そういえばこの前美味しそうなラーメンや見つけたんだよなぁ!!」オッキナコエ



貴音「」チラッ (´・ω│壁

俺「.......手伝ってくれたら好きなだけおごってやるんだけどなぁ.....。」

貴音「はしごしても宜しいですか?」 (´・ω│壁 チラッ




俺「.......好きにしろよ。」
.



俺「ああ、そうそう。1つ忘れてた。」

貴音「?」

俺「普段は他のアイドルと同じように俺を嫌って接するように。」

貴音「......本当にあなた様は。」

貴音「.....いえ、それが貴方様の選ばれる道ならば何も言いますまい。」

俺「.....ありがとう。」













─ 事務所 ─

千早「.......うそ。」








               「そんな......。」









.

中断。
次回は未定。

まさか見てる人がいるとは思わなかった。

一応スタンスとしては
ヒッソリシコシコチラ裏してく予定です。

読みにくいし話に面白みもないから終わって良いのよん

>>37
ヒッソリシコシコやってくから、他の面白いスレを読めばいいのよん

つまらんから続きはよ

>>39
ツンデレかよ、取りあえず好意的に受け止めるぞ。










じゃあ続き




─ 次の日 ─

.


事務所にて

春香「」カリカリ

千早「」カリカリ

真「」カリカリ


真「ねぇ、春香此処の問題なんだけど・・・」

春香「ああ、此処はねこの公式とこの公式を足したら、この公式が出来るでしょう。」

真「えっ、ちょっと待って・・・」



千早(俺Pの方針でレッスンや仕事が終わりそれでも時間が空いているときは、各々の勉強することになってるけど。)



──────── 回想 ────────

俺「貴音、分かってると思うがこの事は口外するんじゃねぇぞ。」

貴音「ええ、分かっております。」

───────────────────

「......ン」

千早(あの人は何故.....自分が嫌われてまでも.....。)

「.....ハヤチャン!」


俺P「おい、壁女!」

春香「かっ....壁女ぁ!?」

千早「!?」ハッ!!


俺P「勉強もせずにボーっとしおって、良い御身分だ事。」

千早「すみません、少し考え事をしていたもので。」

俺P「まぁ、進んでるんなら良いんだけどな。」ペラペラペラ


.

真は春香より学年一つ上じゃない?


俺P「........あ、そうそう言い忘れてた。」ペラペラ

千早「?」

俺P「今度開催されるフェスに、お前たちが招待された。」

春香・真「................。」

千早「..........。」

俺P「..........。」


春香・真「.........えっ、」









「えええええええええええええええええええっ!!」







.

>>42 勉強だし学校によって内容ちがうからあんまりそこらへん突っ込まないで。
   俺の友達は高3で大学数学してたらしいから。


春香・真「何で今更!!」

俺P「いったろ、忘れてた。スマン。」

春香「イヤイヤイヤ、それじゃあ勉強する暇ないじゃないですか!」

真「何のためにボクは加法定理を現役に教わったんですか!」

春香「レッスンですよ、レッスン!」


真「ほら、千早も何か言ってよ。」

千早「私は.....」




俺P「シャラアアアアアアップ!!」

春香「シャラップじゃないです!」

俺P「Shut fuxx up!!」

春香「言い方変えても駄目ですッ!!」

しかも真も現役だし…
う、うん。


>>46
書き方が悪かったな、反省。「現役」ッて単語は「加法定理」にかかってる。
真が現役なのはちゃんと知ってるから(涙目)




俺P「いいか! 今日のお前らはレッスンをした!テレビ番組に出たわけじゃあないが仕事もした!」

俺P「そりゃあ、若いから無茶は効く....だが、無茶は積み重ねるとボロとなって出てくるもんだ。」

俺P「それに、俺は詰め込みって奴が大嫌いでな。例え甘いと言われてもしたくは無いんだ。」



真「はぁ.....」

千早「それで俺Pさん。他のフェスの参加者は....。」


俺P「ああ....ちょっとだるいぜ。先ず俺達と竜宮だ。」

春香「えっ、そんな。」

俺P「それで114514プロの………」

真「............。」

俺P「876プロの……………」

千早「.............。」


俺P「そして、『961プロ』の我那覇響とその他3名だ。」

千早「そ....その他って」ププッ





俺P「資料を見る限りじゃあ従来のフェスとは様相が違うが....。」

千早「どのような形態のフェスなのかは詳細に書かれてないということですか。」

俺P「ああ、だから蠱毒みたいな方法で最強のアイドルを決めるのかもしれないし。」
  「単に、プロダクションという垣根を越えたファン感謝イベントかもしれない。」

俺P「........だけどよ。千早!」

千早「は、はい。」

俺P「真!」

真「はい」

俺P「リボン!」

春香「ヴァイ! ......えっ!?」


千早「  .....くくっ」プププ



春香「もう!俺Pさん。」

俺P「冗談だ.....春香」

春香「はい!」




俺P「他のアイドルのファンを食い散らかせ。」



俺P「千早の歌唱力で」

俺P「真のダンスで」

俺P「春香の.....求心力?で」


春香「何で私だけ『?』がつくんですか!」


俺P「会場を魅了しろ。」

俺P「そして勝て、『竜宮』にも『114514プロ』にも『876プロ』にも、そして『961プロ』にも。」


春香「ちょっと、何事も無かったように話を進めないでください!」


俺P「わかったか!」

真・千早「はいっ!」

春香「むぅ....。」


──────── 地の文 ────────

いつの間にか私たちの俺Pさんに対する怒りや憎しみと言ったものは消えてました。
私達の慣れ.....でしょうか。それか毒気が抜けたのでしょうか。

どちらにせよ、これで私たちは1つのチームとなって進み始めた。


俺P「はずだった......」

──────── 地の文終わり ────────


春香「ちょっと、俺Pさん人のナレーションに入り込んで縁起でもない事言わないでくださいよ!」

俺P「あっ、バレた?」

.



フェス当日


俺P「アイドルの皆さん!フェスティバルですよ、」

春香・真・千早「フェスティバル!」



シ~ン

伊織「..........。」

亜美「..........。」

律子「..........。」

その他アイドル「..........。」

あずさ「あらあら~」





俺P「おい、どうするんだよこの雰囲気」ヒソヒソ

春香「知りませんよ、俺Pさんが言いだした事じゃないですか。」ヒソヒソ

俺P「よし、真ここで『まっこまっこりん』だ、Do it!」ヒソヒソ

真「嫌ですよ、こんな雰囲気の中で!」ヒソヒソ

俺P「なんだよ、根性無しだな。」ヒソヒソ



?「全く、騒がしい奴らだぜ。」

?「そうだね....これだから765プロは......。」



真「!? お前は....。」

俺P「ほお、何の用だ。」




               俺P「我那覇響と....」

響「........。」

               俺P「天ヶ瀬冬馬」

冬馬「.........。」






此処で一時中断

そういえば明日は8th大阪か。同僚の皆さんには楽しんでもらいたい。
ちな、俺は大阪ライブの予定はない。

つづき
 







冬馬「気安く名前で呼ぶんじゃねぇ。」

俺P「おっと、何か嫌われるようなことしちゃったかな。」

響「何をいまさら、765プロのくせに......。」

俺P「あーやっぱり響って今こういうキャラなんだな。」ヒソヒソ

春香「そうなんですよ....。ってキャラ?」ヒソヒソ



俺P(こっちの春香もゲームのようには行ってないか。)

真「響ッ! 今日という今日は!」

響「ふんっ! それは一体何回目さー!」

俺P「あー、始まった。何でお前ら来るんだよ。」

冬馬「俺達が何処にいようが勝手だろ、それに俺達も参加者なんだからよ。」

俺P「あれ、響はともかくお前出場してたっけ? 俺の資料には我那覇響と他三名って...」



冬馬「略すんじゃねえ! ちゃんと書いてあんだろうが、『jupiter』ってよ!!」

千早(プロデューサーまだそれ引っ張ってたのね。)

.


俺P「まぁ、いいや。そんでお前ら邪魔だからとっとと消えろ!去ね!」

冬馬「お前らが消えろ、765プロ。」

響「そうだぞ!」



?「何やってるんだ冬馬、大声なんか出して。」

?「正直、恥ずかしいったらありゃしないよ。」

冬馬「チッ、来やがったかよ。」

真「うわっ....」

俺P「伊集院北斗と御手洗翔太か.....。」



翔太「全く、何してるのさ冬馬君」ショターン!!

北斗「ほら、そこのエンジェルちゃん達も落ち着いて。」ウホーン!!

俺P「.............。」

俺P「春香・真・千早........」

三人「?」






俺P「すまない、ホモ以外は帰ってくれないか」ドーン!!






全員「........はい?」











暫くお待ちください

















.


俺P「.......あの、ホントごめんなさい。」

翔太「ははっ、765プロにも面白いお兄さんがいるんだね。」

北斗「ほんと、見ていて飽きないよ。」

響「フンッ!」



黒井「お前達、何時までそこにいるんだ、」

響「あっ、社長!」



俺P「うわー、きやがったー。」

黒井「おや、イモ臭い雰囲気がすると思っていたら、765プロの奴らじゃないか。」

俺P「そういえば、この社長とは初対面なんだよな....」

俺P「ああ、どうも初めましてー(棒)。」

春香「俺Pさん挨拶する気が無い!」
.


黒井「何だお前は。」

俺P「このたび新しく765プロに入社した俺Pでございます、以後.....忘れてください。」

真「えっ!」

黒井「貴様....どういうつもりだ。」

俺P「ご安心を、貴方の事も以降忘れますから。.....嫌でしょう嫌いな765プロの人間に覚えられるの。」

黒井「貴様ああッ!!」




俺P「次に貴方は『所詮は高木の所のプロデューサー、程度が低い』....という。」

黒井「所詮は高木の所のプロデューサー、程度が低い.......ハッ!」

俺P「あれ、意外に乗ってくれた。さすがセレブ。」


響・冬馬・(春香)「それ....セレブ関係なくないか(ですか)?」

俺P「えっ、何聞こえない。」

黒井「ええい!耳障りな奴らめ! お前達行くぞ、これ以上奴らといればお前たちが腐る。」

俺P「何でも腐りかけが一番いいんだぜ。」

黒井「五月蠅い! 黙れ!」



俺P「ウィ!!(フランス辺りの言葉で「はい」の意味)」

千早「行っちゃいましたね。」

真「よかったぁ、ボクいっつも北斗って人に言い寄られてるんです。」

真(まぁ、俺Pさんのあのセリフが大きかったと思うけど....)



─ 回想 ─

俺P「すまない、ホモ以外は帰ってくれないか!」ドーン

─ 回想終わり ─


.



開演前

俺P「さて、作戦会議だ。」

千早「やっと、まともな議題ですね。」

春香「たしか、今回は歌を全面的に押し出す作戦でしたね。」

俺P「ああ、俺の予想だと961プロは『ダンス』を、竜宮は『ビジュアル』を推していくだろう。今のあいつらにはある意味それがベストだから。」

春香「でも私達は『ボーカル』と『ダンス』の2つですね。」

千早「その中で敵の搦手となりえるのは『ボーカル』。」

真「でも、できればダンスで.....」




俺P「真としてはそれが一番だと言うのは俺にも痛いほど分かるが。」

真「ええ、分かってます。1%でも勝率が上がるならボクは...」

春香「真.....。」

俺P「それで、フォーメーションだが.......。」




─ その近くで ─

黒影(へへっ、765プロ。)

黒影(残念だが、お前たちに活躍は.....)



カチャカチャカチャカチャ


黒影(できねぇよ.....)


俺P「これがフォーメーションだ」

真「ボクが....センターに。」

千早「私と春香は後方ですね。」

俺P「ああ、千早はバックコーラス的なやつだ。......不満か?」

千早「いえ....。でも、この前の新曲ではないんですね。」



真「そういえばそうですね.....」

俺P「.......あ。」

春香「えっ、何ですかその『いけねっ、忘れてた』って感じの声は。」

俺P「のワの;」



千早「もうっ、何をやってるんですか!」

俺P「申し訳ないッ!! 別の事に気を取られ過ぎたッ!!」

春香「別の事?」

俺P「ああ....。」



俺P「黒井社長がな....気がかりなんだ。」

三人「!?」

.


俺P「あの社長、聞いたところによると765プロを結構敵視してるって話だろ。」

俺P(まぁ、大体知ってるんだけど、知らないふり。)

俺P「なら、ある程度妨害してきても全く不思議ではない。」



春香「俺Pさん....」

千早「でもそこまで大きな妨害じゃない.....そうでしょ俺Pさん。」

俺P「だろうな....、あって、マイクが1つ電池が無いとかそういうレベルだろ...」

春香「それでも大問題のような....」



俺P「誰かが怪我をするレベルなら、確実に自分の所に足がつくしな。」

春香「それもそうですけど。」

俺P「俺が『ボーカル』曲を選んだのもそういう所にある。視覚は誤魔化されやすいが聴覚は誤魔化されにくい。」

真「最悪、千早ならマイクなしのアカペラやりそうですしね。」

千早「.....頑張るわ。」

真「じょ、冗談...だよ..ね?」




司会者『それではこれより、フェスティバルを開催したいと思います。』

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

司会者『トップバッターはああああああ、765プロダクションからだあああああ!!』





           ディスプレイ:『竜宮小町』





観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

竜宮「君が触れたから~♪(七彩ボタン)」



俺P「............。」



竜宮「大人に~♪」

真「今はまだ.....無いようですね。」

俺P「そんな初っ端からあるかよ....あるとすれば....」





竜宮「いつの間にか~♪」

俺P「サビの辺りだ....」

真「ええ~っ、ないですよ~」



竜宮「君がふれた~♪」

春香「ありませんでしたけど....」

俺P「........。」




竜宮「初めまして僕~♪」

千早「......終わりますよ。」

俺P「」



♪ 七彩おわり ♪


伊織「ありがとう!!」

観客「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」


                             「いおりん罵ってえええええええええ!!」


      「亜美ちゃあああああああん!!」



                                   「あずささん、結婚してください!!」


   オレP「おでこサンシャイン!!」


伊織「誰よ今『おでこサンシャイン』って言った奴!!」




数十分後


春香「結局妨害はなかったですね。」

俺P「..........。」

司会者『続きまして876プロからあああああああああああああ!!』



俺P「.....考えすぎだったか。」




リアルチラ裏にでもヒッソリシコシコ書けばいいじゃん
なんでわざわざこっちにきてかくん?




司会者『つづいては961プロからああああああああああああああ!!』





           ディスプレイ:Jupiter




黄色い声「キャアアアアアアアアアアア!!」




♪ Alice or Guilty ♪


冬馬「みんな! 今日は少ない時間だけど俺達の歌楽しんでくれ!」

俺P「あいつ、しれっと自分たちのワンマンライブみたいに言いやがった。」



木星「嘘の~♪」

黄色い声「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

俺P(ジャ○ーズのライブもこんな感じなんだろうなぁ。)

>>64
今更そんなのきくな。忘れたわ。
言ったときにそういうレス返しをしてくれんと。








俺P「真一応見ておけ.....男がやるダンスだが、見て学ぶ価値はある。」

真「はい」ジーッ



Alice or Guiltyの伴奏が終わるとすぐに別の前奏が流れ始めた。
ピアノの旋律が心地よく耳に入る。


俺P・真「この曲は.....」


前奏と主に表れたのは響だった。







響「貴方の遺伝子が、呼んでる。」




                ディスプレイ:我那覇響




♪ Next Life ♪

.


俺P「ジュピターと響のコラボレーション.....だと。」

真「すごい.....圧巻。」

春香「勝てるの.....私たちに。」

俺P「今更言うなよ.....勝つんだ。」





響「時計の針~♪」

春香「響ちゃん男の人にも負けてないね。」

真「ボクも負けてないよ!」

千早「ええ、そうね。」


俺P「そうだね~(棒)」

真「なんですかそれ!」





♪ Nextおわり ♪




司会者『続きまして.........765プロから!!』

俺P「よし.....いってこい。」

三人「はいっ!!」



俺P「................。」

忘れたとかwwww
ニュー速あたりだったら何も言われなかったろうな
VIPでやってて嫌われたから逃げてきたとかならまだ理解はできるが忘れたとかありえないwwww

>>68
じゃあvipでやって嫌われたから逃げてきた。









それは彼女達がステージに上がり、完成を一身に受け止め。
今、歌いだそうとした途端だった....


ガタン!!


という、音と共に辺り一帯が闇に包まれた

観客A「うわっ!」

観客B「停電だッ!!」

俺P「何っ!!」


春香「えっ! 何これ!」

観客「うあああああああっ!!」

真「大変だよ、会場がパニックになってる!」

俺「チッ!! 千早なんとかこの場を鎮めてくれ」

千早「どうやってですか!」

俺「真が言ったように、マイクなし・アカペラでGO!」

千早「ええええええっ!」




冬馬「チッ! どうなってやがる。」

春香「冬馬君!」

冬馬「ったく、厄介事をもってくるぜ765プロは。」

響「本当に呆れるさー!」

真「響」

北斗「このままだとエンジェルちゃん達が帰っちゃうかもしれないしね」

千早「えっと......」

翔太「場を収めるの、手伝ってあげる」

春香「えっと....デコくん....」

翔太「絶対今特徴で言ったでしょう。」


伊織「ちょっと、何のんきに話してるのよ!!」

亜美「うあうあ~、会場がブラックサンダ―だよ。」

伊織「それを言うならブラックアウトじゃない?」

亜美「そうとも言う~。」


春香「みんな、どうやら今停電が起きたみたいなの!」

伊織「まだまだ、終わんないから。」

亜美「勝手に帰っちゃだめだよん!」




観客「アイドルの声が聞こえるぞ!」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」




─ 俺Pサイド ─

俺P「くそっ! 何で停電なんだ。黒井社長の奴やってはならん手を。」

?「おい! まだ原因は見つかってないのか!」

俺P「この声は....黒井社長」

黒井「この声は高木の所のか。」

俺P「今の良いかた....犯人は貴方じゃなかったのか。」

黒井「フンッ! 貴様のような奴に説明する義理は無いが、私が犯人は使いされるのも癪だからな。」

黒井「特別に教えてやる、この停電は私がやったのではない。」
.


俺P「ええっ~、貴方が犯人だったらこの後961に卑怯な手で完敗になってそこから立ち直るシナリオにできたのに...」

黒井「知らんッ! 貴様の願望をかなえてやる義理もない。」

俺P「むぅ.....しかし停電となるとブレーカーか。」

黒井「そこは既に調べてある。」

俺P「断線」

黒井「特に致命的となるような断線もなかった。」

俺P「早ッ!! 流石黒井社長。」



黒井「下らん話はもういい! いち早く原因を考えろ。」

俺P「うーん......。」






疲れたからくぎり
次回は未定

.

修正しようかな


>>69
伊織「それを言うならブラックアウトじゃない?」
          ↓
伊織「それを言うならブラックアウトでしょ!」


あと、
誤字がよくあるけど上手く解読できなかったら

安価とその文章を引用して聞いてください。
修正します。

物語は修正聞かないから諦めた。




ちな、再開は時間が無いからしない。


続き



俺P「となると、考えられるのは.....」



.............。



黒影「」カチャカチャカチャカチャ


.............。


俺P「ん? 待てよ!」




─ アイドルサイド ─





パッ!!

春香「あっ!」

観客「明かりがついたぞ!」

伊織「ふぅ、観客が退きやしないかとヒヤヒヤしたじゃないの。」

冬馬「.............。」スタスタ

春香「冬馬君?」


冬馬「.......なんだよ。」

春香「あの、ありがとう。助けてくれて。」

冬馬「べっ、別にお前らを助けるためにやったんじゃねぇよ。俺達のライブを邪魔されるわけにはいかなかっただけだ。」

翔太「ホント、冬馬君は素直じゃないんだから。」

北斗「そこが、冬馬のいいところだけどな。」







俺P「ひゃあああああっ、怖かったー。」

千早「俺Pさん、どうでした?」

俺P「細工されてたな。配電盤とか機械とかに色々....。」

真「そんなの良く見つけましたね!?」

俺P「いや、偶然? でもよかったよ。」







俺P「これでお前らの歌声を聴かせられるな」

三人「はいっ!」

主催者「あの~、その事なんですけれど....」







俺P「ぬぁにぃ~! 中止するだぁ!!」

主催者「大変申し訳ございません....ですが、こういう事態が起きてしまった以上.....」

千早「次は観客に被害があるかもしれないって事ですね。」

俺P「ふざけてんじゃねぇぞ、何のために俺があんな冒頭で盛大なスベリ芸をやらかしたと思ってるんだくぁwwせdrふじこ!!」



春香「俺Pさん落ち着いて!」

真「どうどうどう!」

俺P「俺は暴れ馬か!」



千早「でも、此処で中止してしまえば観客のみんなが....」

春香「そうだよね....別の事務所のファンのひとでも楽しみにしてきた思いは一緒だもんね。」

俺P「.........。」



アナウンス『ピンポンパンポーン(亜美)』



俺P「ん? この声は?」



アナウンス『ちょっと、何勝手に触ってるのよ!(伊織)』

アナウンス『いいじゃん、ちょっとくらい~。(亜美)』

アナウンス『向こうのおじちゃんがOKしてくれたんだしぃ~。ファンサービスしちゃおうYO!』


観客「亜美ちゃんだ!」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


俺P「あいつら何やってんだ....おい、パイナップルはどうした!?」

アナウンス『んっとね~、りっちゃんならさっきトイレに行ったきり居なくなったあずさお姉ちゃんを探しに行ったよ。』




観客「がははははははは」


                    観客「あずささんサイコー!!」


    観客「亜美ちゃんもっとしゃべってー!!」





亜美「アイアイサー(マイク片手に)」

俺P「『アイアイサー!』じゃねえよ!」


亜美「うあうあ~、俺Pくん何するのさー」

俺P「ちょっ! お前もこっち来い! 大事な話がある!」

亜美「大事な話.....ハッ! もしかして!こくは....」

俺P「んなわけねえだろ!」



観客「ワハハハハハハハハ」



俺P「......ったく。」

アナウンス『お客様にご連絡いたします。(俺P)』

観客「どうしたどうした」

アナウンス『先ほどの停電ですが人為的に起こされた可能性が確認されました。(俺P)』

アナウンス『お客様の身を第一に考えまして、このフェスはこれにて中止とさせていただきます(俺P)』



観客「ええええええええええええっ!」


   

                                 「ふざけんな!」




           「不審者がナンボのもんじゃい!」





                                「まこりんを一目みしてくれーっ!」



   「壁ーっ! 俺だーっ! 結婚してくれ―!!」






千早「くっ...」

春香「予想通りといえばそうですが.....すごいですね。」

俺P「俺も気持ちはよく分かるぞ.....」

真「どうするんですか、この雰囲気!」



俺P「それなんだがな.....お前ら、竜宮を呼んできてくれないか。」






警備員「お帰りはこちらになりまーす!」

警備員「慌てないでくださーい!」


観客1「なんだよ....折角楽しみにしていたイベントだったのにな....」

観客2「本当だよ....。」

観客4「やべぇよ…やべぇよ…」




観客3「いやぁ、参りましたよ。」

観客5「まぁ、でも身の危険があるからね.....仕方ないね。」




屋上

俺P「はははっ! 見ろ! 観客がゴミのようだ!」

真「それーつき落としちゃうぞー(棒)」

俺P「ひいいいいいいいいいいいいいっ!!(迫真)」


春香「俺Pさんおびえ過ぎwwwwww」



伊織「で、何するわけ?」

俺P「えっ、分かんないの?」

伊織「当り前でしょ!」


俺P「えっ、分かるよな?」

千早「ええ、私はすぐに分かったわ」

春香「屋上に来た瞬間何するかよそうできましたよ!」

真「だよねー!」



亜美「はるるんたちも良い具合に俺Pくん色にそまってるねぇ。」

あずさ「あの~、それで何をしたらいいのでしょうか。」

俺P「はい、それはですね。......春香、頼んだ。」

春香「了解です!」タッタッタッ








春香「みんなあああああああああ!」

観客67「ん? 何の声だ?」

観客654「おい! あそこに天海春香がいるぞ!」

観客72「72!(72を強調して)ああっ! 765プロの面々だ!」




千早「くっ....」




春香「みんなまだまだ物足りないよね!」

観客「おおおおおおおおおおおっ!」

千早「だから特別に」

真「ボク達が此処で一曲だけ特別ライブするよ!」





観客「うおおおおおおおおおおおっ!!」




亜美「なるほど~」

あずさ「あらあら、それじゃあ。」テトテト

伊織「あ、あずさ!」


あずさ「私も参加しようかしら~。」テトテト

亜美「亜美もいく~!」ダダッ

伊織「ちょっと待ちなさいよ!」オイカケル




─ my song(アカペラ) ─


はるか「始まっていく~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」









─ 響サイド ─

765アイドル「私の歌声で~♪」



響「........。」

俺P「どうしたよ、そんな所でぼっとしてさ。」

響「うわあっ!」

俺P「そんなに驚く事はねーだろ。」


響「後ろから不意打ちとは、流石卑怯な手を使うプロダクションは違うさー!」

俺P「なんだよ、後ろからπタッチがよかったか?」

響「なっ//// この変態! 765プロには変態プロデューサーまでいるんだね!」



俺P「そんな偏見もなんとかできる。そう、π Touch ならね!」ドヤァ!

響「...上手い事言ったつもりでいるだろうけど。『全ッ然』言えてないからね。」


響「で、何か用?」

俺P「お前も参加していいんだぞ?」

響「フンッ! 要らないさ!」

俺P「何をそんなに意地になって.....」



響「意地になってない!」キッ!!



俺P「ふーん、だといいんだけどな。」

響「私は765プロなんかに絶対に負けない!」

響「特に.....真や貴音、美希たちには絶対ッ!」




俺P「楽しいか? そんなんでアイドルやってさ?」

響「楽しいかどうか何かでアイドルなんてやるもんじゃないさ!」

俺P「そんなんで、どうやってファンを楽しませるつもりだよ。」

響「魅せるつけるさ! 自分のダンスで!」


俺P「そうか.....」

響「そうさ、元々自分には美希や貴音はいらなかった! 自分ひとりで完璧なんだ!」

俺P「.............。」






響「765プロ、肝に銘じておくといいさ。」

響「次は徹底的にたたきのめすさ。もう、アイドルを続けたいなんて思う事の出来なくなるくらいに。」


響「じゃあ」スタスタスタ






─ 765アイドルサイド ─


観客「うおおおおおおおおおおおおおおお!」


春香「よかった.....みんな喜んでくれてる!」

伊織「あいつが考えたにしては良い案だったわね。」

亜美「はるるん! 最後はあれやろうよ!」

春香「よしっ、じゃあいくよ!」



俺P「おお、俺も混ぜてくれないか。」

春香「勿論ですよ。」




観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」

春香「観客の皆さん! 知ってる人も知らない人も!」

真「最後は何時ものでしめるよ、準備はいい!?」


観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」

観客19「いつものって何だ?」

観客72「雰囲気でわかる!」



春香「では行きますよ。観客の皆さん! これからも、フェスティバルですよ!」

全員「フェスティバルウウウウウウウウウウウ!!」









                         「ありがとおおおおおお!!」


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」









.
























.


─ 夜 ─

社長「いやぁ、大盛況だったそうじゃないかね君ぃ。」

俺P「へへぇ、そうでございやしょう社長さん」ヘコヘコ

社長「初めアイドルたちと上手く行かなかったようで心配していたんだが。これからもがんばったくれたまえよ!」

俺P「勿論でございやすぅ」ヘコヘコ




春香「..........。」

千早「..........。」

真「...........。」





春香「やっぱり、俺Pさんってよくわかんないね。」

千早「そうね....。」

真「.........。」














.

今日の投下終了
次回は未定

今日は20時を過ぎたらきりいい所で終わらせませう





あれから数週間が経過した。


─ 事務所 ─

春香「」カリカリ

真「」カリカリ

千早「」カリカリ



春香「千早ちゃん、この問題なんだけど....」

千早「春香もわからないの? 困ったわね、真は?」

真「この問題でしょ? 商の公式使うんだろうけど....」


俺P「ああ、それ? 先ず因数分解してみそ.....」



5分経過



俺P「....で、これで全部積分したらおしまい。」

春香「ぷぱー、俺Pさん。この問題だけで疲れました....。」

俺P「なんやかんや、これが一番難しい問題だからな。」


千早「それにしても私達、だいぶ学力が付いてるわね。」

真「この前のテスト良い点数で褒められたんですよ。」

俺P「ああっ、ついにカンニングしたな!」(某ネコ型ロボット風に)

真「何でボク信用されてないんですか!」


俺P「まぁ、みんな最近仕事に勉強に手いっぱいだったろうから。明日のお前らのスケジュール明けておいたから適当に遊んで来い!」

春香「ホントですか!」

真「やりぃ!!」

千早「ふふふっ。」




俺P「.......だから、課題もう1枚頑張ろう。」

三人「えええええええええええええっ!」

春香「汚い、流石俺Pさん汚い。」

真「汚ぇ根性ですね!」

千早「:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::」ボソボソボソボソ

俺P「やべぇ、壁から呪文が.....」



俺P「まぁ、それはまた今度でいいか。まぁ、今日もやることないしもう上がっていいぜ!」

三人「やったー!!」



キャー

         キャー


春香「どうする? 今から何処か行く?」

千早「いいわね。行きましょう!」

真「ボクもいくよ!」






俺P「.............。」



スッ

貴音「で、本日は如何様に...」

俺「貴音....実はな。少しずつ見えてきたんだよ。」

貴音「と言いますと、帰る方法ですか?」

俺「ああ.....」


俺「だが、元の世界に変えるにはお前らの力を借りにゃならんだろうな。」

貴音「私共の力でよろしければいくらでも。」



貴音「それで、変える方法は如何に。」

俺「.........。」









俺「我那覇響」

貴音「!?」









.

はやく完結させよう(提案)



俺「あいつをお前達の許へと戻ってこさせる必要があるのかもしれない。」

俺「イレギュラーの俺が我那覇響(イレギュラー)を正せばあるいは....。」

貴音「ですが恐らくそれは簡単なものではございません。」

貴音「響は黒井殿の事を知っていて、だからこそあのお方に依存しているのですから。」

俺「その方が楽だからな...」



貴音「ですが響は黒井殿のやり方には合っていない......」

俺「ああ、分かってる。つらいだろうな独りは。孤独の王者ってのは響きはいいんだがなぁ、響だけに。」

貴音「.........。」

俺「......だからこそ、もう後には退けないんだろうなぁ。」

俺「貴音。」


貴音「はい。」

>>103
そんなに長くはなんないよ。



俺「こっち(765プロ)に来てどうだった。」

貴音「ええ、敵であった私たちを受け入れていただき、感謝の言葉しかございません。」

俺「だが、響はお前達を弱者の慣れ合いに感化された負け犬と罵った。」

貴音「ええ、そして響は一人黒井殿の所へ残った。」




俺「なら、見せてやろうか。王を[ピーーー]奴隷の一撃を」

貴音「私たち....奴隷、なのですね。」

俺「ああ、すまん。つい、俺Pの癖が出てしまった。」

貴音「努々俺P殿に呑みこまれませぬように。」

俺「.....そうだな。さて、話の続きだ。」






俺「IU(アイドルアルティメイト)の開催が決定された」






投下おしまい。
起承転結で言う転に入ってるから

そろそろええ加減終わるんじゃない?


あ、そうか[ピーーー]ってなるの忘れてた。

続き (IUはアイマス2とSPのを適当にベース・ミックスしてみる予定)



貴音「.....そうですか。」

俺「765プロダクションからは俺のチームとオリジナルPのチーム、秋月律子の竜宮小町がでる。」

貴音「........。」

俺「IUの参加条件は一定数以上のファンが必要だが、お前らには無縁の話だ」



貴音「それと、チームが誰かのプロデューサーに属していることでございましょう。」

俺「ああ、お前らは俺達がプロデュースをするよりもお前らで動いた方がやり易いと判断して」
 「特に何もしなかったのが裏目に出てる」

俺「だから、お前らは俺かオリPの担当という体にする。」



俺「ただし、どっちの担当になるか決めるのは俺達でも社長でもない。お前らだ。」

俺「お前らがこの人となら最後まで頑張れるって奴の所へ行け。」



貴音「でしたら....」

俺「待て!」

貴音「........。」



俺「星井美希.....あいつと相談しろ。」

貴音「ですが!」

俺「オリPには伝えてある、あいつもお前らが俺を選ぶなら一生懸命やると言っている。」

俺「それは俺も同じだ。まぁ、あいつと俺では頑張るモチベーションの方向が違うけどな。」


俺「兎に角、1日の猶予を与えるからしっかり話し合え。」

貴音「.....畏まりました。」










- 貴音退室 -

俺「........あそこで俺は言うべきだったかもしれないな。」

俺(お前らの力が必要だって.....。)


ガチャッ

千早「」

俺P「あれ、ドアが開く音がしたのにドアには壁しか見えないぞ~」

千早「」


俺P「.......。」




俺「茶化しても無駄っぽいな。」

千早「貴音と何を話してたんですか。」

呼び方ミスってるから脳内保管よろしく



俺「お前らには関係ないだろ、ってか春香たちはどうした。」

春香「呼びました?」

真「ボクもしっかりいますよ。」



俺「遊びに行くんじゃなかったのかよ。」

春香「そうでも言わないと、俺Pさん警戒して動かなかったんですもん。」



春香「もう一度聞きます、四条さんと何を話してたんですか。」


俺「あくまで俺の口から言ってほしいんだな。」

千早「物分かりがよくて有難いです。」



俺「.....いつかは言わなきゃならん事だと思ってた。」

俺「いや、お前らと距離を置いている事が最善と思うまではそんな事は考えてなかったが。」



真「..........。」

俺「分かった。ただし、一度しか言わないからな。」












.








─ 響サイド ─

響「ホラ、みんな。餌だぞ。」

ペット「」ウオオオオオオオオオオオッ!!





ガツガツガツガツ!!


響「そんな慌てなくてもいいさー、ゆっくり食べるんだよ。」

いぬ美「ワンワン」

響「...........。」


─ 回想 ─

俺P「楽しいか? そんなんでアイドルやってさ?」

─ 回想 ─

響「.........。」

響「貴音....美希...。」


響「」ハッ!

響「自分は一体何を考えて! ダメさ、自分は!」




響「自分は......」






─ 俺Pサイド ─

俺「以上だ。エニイクエスチョン?」

真「何故英語....」

春香「じゃあ、響ちゃんが私たちの仲間になれば.....」

俺「あくまで可能性だけどな。」



真「でもどうやって.....。」

千早「......そのためのIUですか。」

俺「Exactry(そのとおりでございます)」



俺「取りあえず、IU説明だが先ずオーディションで64人選抜だ。まぁ、これに関しては765プロは問題ないと思ってる。」

俺「そこから、予選2回・準々決勝・準決勝・決勝と勝ち進んでかなきゃならんオチですはい。」


俺P「そんでもっティーノ.......」

春香「何ですかその、イタリア人的な名前は。」

俺P「オーデションの上位4位はシード扱いとして実質4回で済む。」

俺P「オーデションの目指すはこれだ。これでだいぶ楽になる筈だ。」



俺P「......春香」

春香「はい」

俺P「千早」

千早「はい」

俺P「真」

真「はい」




俺P「俺に力を貸してください。」

三人「.......。」



春香・千早・真「喜んで!」


春香「ふふふっ」

俺「どうした、お前がギャグ以外で笑うなんて。」

千早「ええ、だって.....」

三人「やっとチームは一つになったんですから!」



俺「.......。」

俺P「そうだな。」




俺P「あ、そうだ。そういえばこのチームの名前を決めようと思ってたんだ。」

春香「そういえば、すっと『私達3人のユニット』って体で、名前決まって無かったですよね。」

俺P「それで、俺が決めたんだが聞いてくれないか。」


春香「ええ~何か感で『ゼノグラシアーズ』とかになりそうな....」

俺P「.......そんなんでいいのか?」

春香「いや、ダメです。」

俺P「だろ?」


俺P「名前は 『The E@rth(ジ・アース)』」

春香「ジ・アース」


俺P「『天・海』 春香」

俺P「如『月』 千早」

俺P「菊『地』 真」

俺P「地球に関係している単語があるだろ?だからさ。」


春香「俺Pさん.....」









春香「いや、それだいぶ無理ある名付けです。」

俺P「えーっ、力作だと思ったんだけどなー。」


春香「でも、俺Pさんが一生懸命考えてつけてくださった名前だから....この名前でいいです。」

春香「二人も、これでいいよね。」

千早「ええ。」

真「うん!」



春香「行くよ、『The E@rth』IU制覇するよ!」

全員「オー!!」





その後、765フェアリー組は俺の担当になった。
美希はオリPの担当になりたがっているんじゃないと考えていたが。どうも美希にも多少のイレギュラーがあるらしい。
貴音は案外すんなりと了解を得たようだ。


その後オーディションを受け、上位4位は

1 我那覇響
2 961の3人組
3 フェアリー(美希・貴音)
4 竜宮小町

となった。『The E@rth』は6位になった。



春香「ごめんなさい、私のせいでッ....」グスン

千早「春香のせいじゃないわよ....」

真「そうだよ、ボクだって...」



俺P「二人とも、その慰めはやめとけ。春香のせいなのは間違いないんだから。」

真「俺Pさん!」

俺P「ただし、春香馬鹿みたいに落ち込むのもだめだ。ミスは成功で取り返せ。それをしなけりゃ永遠の6番だ。」

春香「俺Pさん.....はいっ!」

俺P「お前達がやる人間だと信じてる。1番になる可能性を秘めた人間であるとな。」

俺P「それに面白そうじゃねぇかよ、6位のユニットがIU制覇なんてよ!」

真「俺Pさん.....」



俺P「それじゃあ、次3位通過おめでとう。」

美希「むぅ...私たちはついでなの。」

貴音「まぁ、良いではありませんか。それで、貴方様。」

俺P「ああ、フェスの組み合わせは恐らくあさってまでに公表されると思うんだ。」



俺P「それまでにお前らには特別な特訓をしようと思っている。」

美希「ミキ、大変なのはいやなの。」

俺P「好きな物おごってやろうと思ってたのに」ボソッ

美希「ミキ、ものすごく頑張るの!だから、一杯頼んでいい!?」

貴音「また、ラーメン梯子しても宜しいですか!!」



俺P「好きにしろよ!」

三人「あはははは......」


そして、IUが開催された。
公平な抽選の結果俺達『The E@rth』は準々決勝でシード4の竜宮小町と、準決勝で961のアレと
決勝で向こうの準決勝の勝者になる。


俺P「ぶっちゃけ、俺達が順調に勝ち進めば確実のこの面々との戦いだろうな。」

俺P「特訓の成果も上々....。」

俺P「ただし、相手側との実力差はどれだけ埋まってるかは分からない。」



俺P「だがやるしかない。もう、賽は投げられたんだ。」







今回の投下終了。
時間があれば次回で終わる(?)


>>108 訂正

俺「兎に角、1日の猶予を与えるからしっかり話し合え。」

貴音「.....畏まりました。」










- 貴音退室 -

俺「........あそこで俺は言うべきだったかもしれないな。」

俺(お前らの力が必要だって.....。)


ガチャッ

千早「」

俺P「あれ、ドアが開く音がしたのにドアには壁しか見えないぞ~」

千早「」


俺P「.......。」




俺「茶化しても無駄っぽいな。」

千早「四条さんと何を話してたんですか。」

>>110



俺「お前には関係ないだろ、ってか春香たちはどうした。」

春香「呼びました?」

真「ボクもしっかりいますよ。」



俺「遊びに行くんじゃなかったのかよ。」

春香「そうでも言わないと、俺Pさん警戒して動かなかったんですもん。」



春香「もう一度聞きます、四条さんと何を話してたんですか。」




修正>>118


そして、IUが開催された。
公平な抽選の結果俺達『The E@rth』は準々決勝でシード4の竜宮小町と、準決勝で961のアレと
決勝で向こうの準決勝の勝者になる。

フェアリーはシード2。準決勝で我那覇響、決勝で此方側の準決勝者が相手になる。


俺P「ぶっちゃけ、俺達が順調に勝ち進めば確実のこの面々との戦いだろうな。」

俺P「特訓の成果も上々....。」

俺P「ただし、相手側との実力差はどれだけ埋まってるかは分からない。」



俺P「だがやるしかない。もう、賽は投げられたんだ。」







─ 961サイド ─

冬馬「我那覇、IUの組み合わせ表はもう見たか。」

響「」メイソウ

冬馬「.....おい」

響「黙ってて....」


冬馬「.......。」

冬馬「そうかよ。邪魔して悪かったな。」スタスタ



響「...........。」

響「決着付けてやるさ、どっちが強者か。」


.


─ 予選1(The E@rth) ─


俺P「さて、今回の相手はこれと言って脅威は感じていない。勿論手を抜くようなことはしないしさせない。」

俺P「相手の強みはビジュアルという情報を事務員さんが手に入れてくれている。」

俺P「俺らのチームはビジュアルは苦手だな.....。」



春香「俺Pさん、今回は私メインで.....。」

俺P「いや、春香は次に『I want』を歌ってほしいと思ってる。とするなら......。」

俺P「真メインで、エージェント行くか。」

三人「はいっ!」




─ 会場 ─

敵チームP「ようし、所詮の相手は6位だけど負けが決まったわけじゃないんだ、行くぞ!」

敵チームメンバー「はーい!」


俺P「......真、手を抜くなとは言っているがまだソロダンスは禁止だ。温存する。」

真「わかりました。」




.
.
.
.
.



─ 結果 ─

敵チームP「ク...クアドラプルスコア....だと...」

俺P「おい、インフレ漫画みたいなスコア叩き出してんじゃねえよ!」

真「へへっ、張り切っちゃいましたよ!」

千早「.....で、結局真の曲は新曲じゃないんですね。」

真・俺P「........あっ。」



千早「まぁ、真がいいならいいんだけど....。」
.

* クアドラプル(四倍)



P「凄いな。」

俺P「オリP、見てたのかよ。」

やよい「うっうー、みなさん格好よかったですよ。」

春香「やよい、有難うね!」

千早「高槻さんたちのユニットはどうだったの?」



雪歩「うん、なんとか初戦突破したよ。」

真美「でもでも、マミ的には手を抜いててもいけるかな―、って相手だったの(美希のものまねしながら)」

(* ちなみにオリPのユニットメンバーは「真美・やよい・雪歩」)



俺P「ζ'ヮ')ζ<うっうー、そのまま、負けちまえばいいかなーって。」

やよい「ううっ。」

春香「ぜ....絶望的に似てない。」

千早「;;;;;;;;;;;;;;;;」ボソボソ


P「おいおい、ヤバい雰囲気になってきてるぞ。」

俺P「全く、誰のせいか」

P「いや、お前のせいだな。」

俺P「あ、やっぱり? まぁ、いいや。」

俺P「次も頑張ろうぜ、みんな。」

P「そうだな。」






─ 予選2(The E@rth・フェアリー) ─


俺P「はい、前回伝えたと思うけど今回は春香の『I want』でいきます。」

三人「はい!」


俺P「.....で、フェアリーなんだが。」

俺P「オリPに許可もらって『キラメキラリ』で行くことにしたんだ。」

俺P「よっ、俺P天才!」



全員「自画自賛(なの)」ボソッ


─ 結果 ─

俺「ボロ勝ちボンバー!」

春香「俺Pさん、Pが抜けてますよ!」


貴音「らいぶの描写をきんくりされるとは...」

美希「ミキ的には楽が出来てよかったの。」




俺P「それで、次は『The E@rth』は竜宮と。フェアリーは.....これもフェアリーなら勝てるかな?」

貴音「貴方様。」

俺P「分かってる、勿論手抜きは無しだ。俺も手を抜かない。」



俺P「ただ、フェアリーが準決勝にたどり着く確率より断然『The E@rth』が準決勝にたどり着く確率が少ない。」

俺P「俺だって、依怙贔屓なんかしてくないさ。」



俺P「.......恐らく『竜宮小町』は『七彩ボタン』.....だろうな。」

俺P「千早の『arcadia』....いや、だめだな。千早で『おはよう.....」



千早「『眠り姫』....」

俺P「ほう....。」


俺P(そういえばアニメでもそんなのあったなぁ。)

俺P(パクリと言うのは如何なものか..うーん。)

俺P「いいや! 今は俺がプロデューサーだ!」



俺P「やっちまえ!」


─ 会場 ─


伊織「......来たわね。」

俺P「よう、おでこサンシャイン。勝ち残ってるな。」

伊織「ええ、今回も勝ちあがるわよ。」



俺P「悪いな、俺達も負けるわけにはいかないんだよな。」

律子「それは私達もですよ。俺Pさん。」

律子「今、私が何を考えてるかわかりますか。」

俺P「...........。」



俺P「ファイアー・イン・ア・ホール?」

律子「......ブッ[ピーーーーー]しますよ!」

俺P「だめだ、律っちゃんはそういうこと言わない!」

律子「誰のせいだと思ってるんですか!」

なんか中途半端だけどやる気無くなったから中断。
次回は未定

fire in the holeの元ネタ教えてくれ

>>129
ゲーム(FPS)とかで手榴弾投げる時「Fire in the hole!」って叫ぶんだけどね。
手榴弾でパイナップル爆弾ってのがあるの。まぁ、後はお察し。

ちな、ゲーム程度の知識しかないから本当の軍隊で叫ぶかどうかなんて知らんからな。
本物の軍隊で言わなくても責任は取らん。





少しだけ進める(あと一回で終わるとか言ってたが....スマン、あれは無理だった。)




伊織「ほら、落ち着きなさいよ。律子らしくないわね。」

律子「フシュルルルルルルルルル!!」

俺P「ほら、キャラが崩壊してるぞ!」

律子「だから、誰のせいだと思ってるんですかぁ!」


俺P「むぅ....。」



スタッフ「あの、すみませんお二方そろそろ準備が整いますので。」

伊織「あっ、はーい(猫)」

俺P「出たよ、おネコサンシャイン....」

伊織「なんですって(ドス)」ギロッ




律子「ほら、みんな行くわよ!」

俺P「俺達も行くか。」




─ 俺Pサイド ─

俺P「『SMOKY THRILL』が来るな。」

千早「そうですね....。」

俺P「ある意味どっちが観客を魅了するかがカギになってしまったが。」

俺P「千早をメインにしていてよかった。必ず勝てるなんて言わんが...」
  「歌声で魅了する事において千早の右に出る人間はいないと思っている。」




.









─ 竜宮サイド ─

律子「..........。」

律子「」ニヤァ

亜美「うあうあうあー、りっちゃんが物凄い笑みをしてるってばよ!」

あずさ「あらあら~(亜美ちゃんキャラが変わってるわよぉ)」

律子「.....あそこ(俺P)のチーム。私達の衣装で『SMOKY THRILL』って読んでくれたわね。」





あずさ「そうですねぇ....」

亜美「あずさお姉ちゃん、頑張ってね!」

伊織「あんたも頑張りなさいよ。」

亜美「イエッサー!」



─ 開始 ─











 聞きなれない音楽が流れ始めた。

俺P「何だよ....この歌...。」


 いや、俺は知っている.....だが、この曲は「竜宮小町の曲では無い筈だ」
                         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 なんで、この曲が.....流れてんだよ!





竜宮曲 ♪Mythmaker♪



前回此処までやるつもりだったから一応区切り
次回は時間作ってやる。

一応「Mythmaker」はあずささんの歌だけどまぁ、いいか。

ツヅキング



俺P(『Mythmaker』なんてそんな馬鹿な!)

チラッ!

観客15「おい! 竜宮の方を見てみろよ!」

観客976「あずささんの新曲か!」

観客73「うおおおおおおおおおおおっ!」


ゾロゾロ


俺P「くそっ、観客が流れていってやがる....」

観客23「おい、お前も行こうぜ!」

観客72「いや、俺はこっちに残ってる。」


俺P(『The E@rth』の固定ファンが残ってくれているが......それでも竜宮新曲の印象に負けてる)



千早「~♪」

俺P「くそっ.....」






律子(貴方達に負けるわけにはいかない....今回は勝ちに行かせてもらうわよ。)

俺P「パイナップル....(律子....)」

律子「もう、ネタで隠したりしないんですね(呆れ)」

俺P「んで....話は何だよ。」


律子「いえ、特に何も。....ですがプロデューサーとして考える事は同じではないですか?」

律子「それは舞台袖で見守る方が良いですけど....ここでこうやって勝負の行方を見守るのもね。」

俺P「.........。」

律子「最初は私一人で9人をプロデュースしていこうと意気込んでたんですけど。竜宮だけでも精一杯。」
  「残りのメンバーをずいぶん燻らせて仕舞った。そして次に1人目のプロデューサー(オリP)が残りのみんなを。」
  「それでも足りなくて俺Pさんが来てくれてようやくこの事務所はアイドルの蕾を開かせていった。」


律子「最初貴方が来た時心配したんですよ。全然アイドルと仲良くならないんですから。」

俺P「まぁ、こっちにも色々事情があってな。」

律子「まぁ、無理に事情を説明しろとは言いませんけど。でも、今はちゃんとあの子たち(春香・千早・真)と上手くやってる。」

俺P「.............。」



律子「そして今私たちはIUの準決勝出場をかけて貴方達と戦ってる。」

俺P「律子.....。」



俺P「どっちが勝っても恨みっこなしだからな。」

律子「ええ.....ですが。」





─ 竜宮サイド ─

竜宮「~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」キャーキャーキャー


─ ジアースサイド ─

三人「~♪」

観客「ルルル~」サイリウムササゲ




律子「スコア的に見ても、盛り上がり的にみても。」

俺P「『もう、私たちの勝利は決まったようなもの』.....か。」

律子「....はい。」





俺P「もし本気でそう思うならよ、律子。お前が俺のアイドルを燻らせたのも納得だよ。」

律子「なっ!!」


~間奏~

春香「わっ、このままじゃ負けちゃう。」

真「大変だよ.....。」

千早「.....。」



─ 回想1 ─

春香「大変どうしますか!」

俺「チッ!! 千早なんとかこの場を鎮めてくれ」

千早「どうやってですか!」

─ 回想2 ─

真「そうだ! 困った時は千早の....」

千早「ええっ!」

─ 回想終了 ─


千早「......春香」

春香「何、千早ちゃん。」






千早「マイク......あずかってて。」



~間奏終了~



ジアース側観客「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

律子「えっ、『The E@rth』側の盛り上がりが急に....」

俺P「ほほぉ....まさか、それで盛り上げるたぁな。」




俺P「歌に全てをかけている。歌に関して禁欲的でいられる千早だからこそできる芸当。」




千早「ねむりいいいいいいいいいいいいいいひめええええええええええ♪」マイクナシ

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」




俺P「マイクなし....か。」

俺P「だけど、此処は外なんだがなぁ。何で此処まで声が通るんですかねぇ。」

俺P「しかも伴奏つきなのに。」

律子「....。」アゼン



千早「今はいらないから~♪」マイクナシ

観客72「やべぇよやべぇよ....」


春香「凄い千早ちゃん....。」

真「」ウズウズ





~ 眠り姫終了 ~

~ Mythmaker終了 ~


律子「お願い....」

俺P「.....頼む。」






観客「ザワザワザワザワ」

俺P「......遅いな。結果の発表がよ。」

律子「.......。」




ボンボン

アナウンサー『あーてすてす』

観客「どうしたんだ」ザワザワ



アナウンサー『ちょっと前代未聞な事態が起きました。』


観客「まさか.....!!」

アナウンサー『えー、完全に「ドロー」です。』



ザワザワ....



            ザワザワ



千早「........。」

伊織「........。」


アナウンサー『今回の事態は真に予想し得なかった事態でございました。』

アナウンサー『ですので、協議の末この場合は特例といたしまして....』



アナウンサ『このまま2曲目で決着をと言う形になりました』

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


千早「よかった....」

春香「千早ちゃん凄い!!」

真「よかった....負けるかと思っちゃったよ。」



俺P「.......ふぅ。」

律子「.........。」

俺P「行くぞ律子、2曲目のセッティングだ。」

律子「これで....勝ちますからね。」




─ 準々決勝・二曲目(The E@rth) ─

俺P「千早お前マジかよ!お前!」

俺P「お前、その貧」

千早「;;;;;;;;;;;;;;;;」ギロッ

俺P「........(=ω=`;)」(アセ)

俺P「俺のミスで危うく負けそうになったが皆が諦めなかったお陰で次がやってきた。」


俺P「.......真。」

真「はいっ!」

俺P「すまんかったな。」

真「!?」


俺P「竜宮は俺達を倒すために隠し弾を用意していた。」

俺P「そうまでして倒すべきだと認められた。」

俺P「俺はその気持ちにこたえたいと思っている。それに真。」

真「?」



俺P「お前、今最高に昂ってるだろ!?」

真「はいっ!」



俺P「千早のパフォーマンスを見てうずうずしてただろ!?」

真「はいっ!!」



俺P「もう、今にでも爆発しそうだろ!?」

真「はいっ!!!」





俺P「良し!行ってこい!!」

真・春香・千早「はいっ!!」



俺P「曲は....」


~ tear ~

真「どれくらい~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

観客72「やっと新曲きやがったあああああ!!」




 真のパフォーマンスを一言で表すなら,神がかりの一言に尽きた。


真「~♪」


観客はただただ見惚れていた。
菊地真と言う才能の塊に....。

如月千早という才能に感化され既に開いた筈の才能は実を結んでいた。


~ 間奏 ~


真「いくよ!」


間奏の間俺は確かに真にソロダンスを勧めていた。
しかし.....これほどなものか。


観客は声を上げる事を忘れ息をのんでいた。そして、そのまま呼吸をすることを忘れていた。
その波は『The E@rth』のステージにとどまらず、竜宮小町まで浸食していた。





そして曲が終わっても....沈黙は続いていった....



.



─ 結果 ─

律子「負けた.....。」

亜美「........。」ポタッ

あずさ「亜美ちゃん...。」



伊織「くっ.....くやしいけど2曲目が...。」

律子「ごめんなさい、私の対策不足だったわ。」

亜美「ごめんね.....亜美....亜美...。」

伊織「.....。IA(アイドルアルティメイト)」

亜美・あずさ・律子「!?」

伊織「あれを制覇するわよ.....今度は負けない。今度こそ私たちが.....。」


伊織「だから、くよくよするのはやめましょう! 次に向かって頑張りましょう。」

律子「伊織....。」

あずさ「伊織ちゃん....。」







─ その後 (伊織単体) ─


伊織「シャル....」

シャル「」


俺P「アレ、伊織じゃないか。こんなところでどうしたよ。」

伊織「なっ/// アンタどうしてここに。」

俺P「いや、春香達にジュースおごったろうと思ってたところでさ。」

伊織「....そう。」




俺P「.......いい戦いだった。」

伊織「!?」

俺P「中の悪いチームは勝てないが、慣れ合ってるチームも同じだ。」

俺P「お前はリーダーとして、此処まで頑張ったんだろうな『伊織』。」

伊織「!?」

.


伊織「.....アンタに名前で呼ばれたのはじめてな気がするわ。」

俺P「そうだっけな?まぁ、いいや。」

伊織「.....。」



伊織「準決勝進出.....おめでとう。」

俺P「........。」

伊織「私たちに勝ったんだから....ちゃんと優勝....しなさいよ。」ウルウル



伊織「絶対に....負けるんじゃないんだからぁ.....」ナミダ

伊織「絶対に...」ヒック



俺P「.....任せとけ。」

俺P「じゃあ、俺は行くからな。」







─ 別地点 ─


春香「プロデューサーさん?」

俺P「春香....か。」

俺P「また、負けられん理由が増えてしまったよ。」








今日は此処でお終い。
次回は明日になるか明後日になるか

訂正 >>146 の伊織のセリフ


伊織「.....。IA(アイドルアルティメイト)」
      ↓
IA(アイドルアカデミー)に訂正


─ 俺Pサイド ─

貴音「今回も私たちの戦いはきんくりなのですね。」ハァ

俺「だってさ、正直語る所ないんだもん。お前らが負けてしまう狂わせがあるとするなら。」
 「黒井社長の隠し弾か.....それに並ぶ人間の隠し玉だよ。」

春香「........あのー。」

美希「(Don't wake me up up up upupup♪なの)」スピー



千早「そしてこの先の戦いにそれは無い....って事ですね。」

真「いや、今は雪歩達とジュピターがやってるから分からないもしかしたら番狂わせが.....。」


美希「(でもこの歌うたったらおでこサンシャインなでこちゃんなの)」スピー

俺「.......こいつ何時まで寝てやがる!」

美希「(ドン ウエイミー アーーーー♪)」スピー

俺「........真」

真「?」

俺「最高のイケメンボイスで美希を起こせ。」

真「嫌です!」

俺「なら、キャピキャピでもプリプリでも良いから起こせ!」

真「って、何でボクが....。」

俺「いいから.....」

真「チェッ」



うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!



俺P「どうした!」






─ Pサイド ─

冬馬「論ずるに及ばない.....てやつだな。」

P「何故だ.....」


やよい「雪歩さんどうしましょう。私達負けそうですよ。」

真美「うあうあ、これはヤバいよー!」

雪歩「ひーん、こんなときまでダメダメな私は.....」



─ 回想(ではないのかな? 知らんけど) ─

雪歩「プロデューサー、私なんかがリーダーでいいんですか?」

P「当たり前だろ、雪歩は3人の中で一番年上なんだから。」

雪歩「でも....私は....。」

P「大丈夫だよ。」


P「俺を信じろ。それに年上だからというわけでもない。ちゃんと雪歩も持ってるよ。」

P「リーダーとして持つべき芯の強さ....765プロで随一さ!」

雪歩「プロデューサー.....。」



─ 回想おわり ─

雪歩(ダメ....此処で折れたらプロデューサーに...)

雪歩「それに....リーダーが先に折れたらだめだよね」フッ




『笑っていた』

後に彼女らのプロデューサーのオリP氏はそう語った。

P「はい、それからの彼女は何かが乗り移った...と言うかなんというか。」

P「元々彼女は歌が上手い部類には入っていたと私は感じていましたが....」

P「そのときの彼女はまるで尋常の数倍....と言うべきだったでしょう。」



俺P「蒼天航路乙!」

P「五月蠅いよ」


冬馬「なっ! どんどんスコアを上げてやがる....!」

雪歩「届いて! せめて相手のしっぽを掴んで....」


真美「振り落とすよッ!!」

やよい「いきますよーっ!」



冬馬「くっ....今更....。」

北斗「冬馬...気を抜くな。持っていかれる。」

冬馬「わかってるよ!!」




オリPチーム「~♪」

ジュピター「~♪」



フッ!


冬馬「!?」

北斗「どうした!」

冬馬「くそっ、もう足を掴みかけてやがる!」




雪歩(来てる...いま波が...私が起こした波が...。)

真美「まだまだ、足もつかめてないよゆきぴょん!」

雪歩「そうだね!」




冬馬「チッ!」

北斗「まったく....お前は熱くなりすぎなんだよ....。」

北斗「こういうときは状況をよく見るんだよ。」



北斗「.........。」


ガッ!!


雪歩「捕まえた....やっと...。」


観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

北斗「......此処だよ。」




北斗─アピールを使用。

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

雪歩「ううっ....また放された!!」



─ 俺Pサイド ─


俺P「.........。」

春香「むむむ....。」

千早「.......。」

貴音「なんと....。」

美希「Zzzzz.....(ドンウェイミアー♪)」スピー



俺P「こいつ....おい、誰かハリセン持ってこい!」

春香「あれ....こんな所にハリセンが(棒)」

貴音「なんと。見事なちーむわーくですね。」

千早「いや....そうじゃないと思うけど....。」




スパン!!



美希「んもぅ....ひどいの。」

俺P「現同僚と元同僚だろ!」

春香「見とけよ、見とけよ。」

俺P「ホラ、見ろよ見ろよ。」


美希「寝るの!」


スパン!!


美希「痛いの....。」

俺P「俺がこんなに頭を下げてもみてくれないか。」

美希「嘘なの! どう見ても手を上げてるよ!」



真「うわぁ!!」

俺P「どうした!」

真「雪歩達のチームのスコアがジュピターのチームを超えました!」

俺P「なにっ!!」



─ Pサイド ─

P「よしっ!! 雪歩・やよい・真美! そのまま離せ!!」

冬馬「調子に乗るな!!」

北斗「冬馬!」



─ 俺Pサイド ─


俺P「スコアは抜いて抜かれての接戦すか!」

千早「.....。」

真「千早、どうしたのその顔。」

千早「真.......。」

真「やっと追いついたんだよ、勝てるかもしれない!」

千早「いえ....もしかしたら。いえ.....もしかしなくても。」






千早「ジュピターはまだアピールを持ってるんじゃないかしら。」

真「えっ!」



俺P「.......そろそろ終盤だ。もし千早の言ってる事が正しいなら....。」



─冬馬アピール
─翔太アピール
─北斗アピール



─ジュピターバーストアピール



俺P「くそっ! やっぱりかよ!」

俺P「何がいい試合に持っていってきてるだよ! 黒井社長の奴明らかにオリPの心を折ろうとしてやがる!」






─ 黒井社長サイド ─

黒井「響ちゃん、見えるかい。」

響「うん、黒井社長。」

黒井「あれが、身の丈に合わない夢を持って....圧倒的な力を以ってつぶされた。」






雪歩「........。」

やよい「..........。」

真美「............。」




P「嘘.....だ.....。」





【ジュピター勝利】




黒井「弱者の行く末だよ。」

響「.........。」






黒井「大丈夫だよ、響ちゃん達はあんな人間にはならないよ。」

黒井「ちゃんと私の言う事さえ聞いていれば....ね。」
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

響「.....はい、黒井社長。」




















ダルイ。
今回は此処まで

次回は未定。


響Vsフェアリーになるかどうかはわからない。







- とある一室 -

春香「あの・・・」セイザ

俺P「ん?」

春香「どうして私千早ちゃんや真、貴音さんや美希に囲まれてるんですか?」セイザ

春香「っていうか、なんで正座してるんですか?」セイザ

春香「もっといえば・・・・」



春香「竜宮もいません?」



あずさ「あらあら~どうしてでしょうか。」

貴音「ふふっ、それは至極簡単な答えです。春香。」

俺P「修行パートに入りました。」



春香「・・・・・・・・・・・・。」

春香「えっ?」

俺P「えっ?」



春香「だって前回のぶった切りは雪歩達が負けて....。」

俺P「あ?リボンの癖にメタとかやっていいとでも思ってんのか。」

春香「(´・ω・)」ショボーン

俺P「さて、俺達はジュピター戦を迎えてこういう事がありました。」







─ 回想 ─

雪歩「.........ううっ、グスッ。」

真美「.......パクパク(へんじがないただのしかばねのようだ)。」

やよい「うっうー(やせ我慢)」




P「.......。」

俺P「オリP!」

P「.......お前か。」

俺P(だめだ....心が折れかけてる。)

P「申し訳ないな.....お前らのユニットと戦えなかった...。」

俺P「..........。」

P「やっぱり....黒井社長の言うとおりだったんだろうか....。」

俺P「..........待て、それ以上言うな。」

P「アイドルは.....」

俺P「やめろ!!」





春香「まだ私たちがいます!!」

(俺)P「!?」

春香「まだ....765メンバーは私たちがいます。」

春香「私たちがまだ戦える以上は私たちのやり方が正しい事を証明し続けます。」

俺P「......と、いうことだ。」

P「......。」

響がハブられた理由はいつかくの?



黒井「ほほう、あれほどの悲劇を見せつけられてまだ戦意を見せるとは。」
  「鶏は三歩歩けば全てを忘れると言うが、765プロのアイドルはまるでそれなのかな。」

俺P「あれ、どちら様?」

黒井「なにっ!!」

俺P「ごめんなさい、鳥頭なもので忘れてしまいました。」



美希「さすがなの.....。」

貴音「俺P殿の真骨頂と言わざるを得ないです。」

真「いや、性格が悪いだけだと思うんだけど....。」



黒井「全く....わすれたn」

俺P「で、何ですか黒井社長。」

黒井「ぐぬぬぬ」



千早「子供なだけだと思うわ....。」

三人「..........。」


翔太「あれれ、黒ちゃん押されてる?」

冬馬「何やってんだよおっさん。」


俺P「ウホッ!」ガタッ

翔太「うわっ、嫌な予感。」



俺P「待ってたぜ!ジュピターの諸君。さあ、二人ならゲイを創めよう!」

冬馬「やらねえよ! 気持ち悪いな。」


俺P「.....で、何の用だよ。」

翔太「いや....ね。まだ諦めてないんだってね。」ニヤッ

P(並びに担当アイドル)「!?」ビクッ



俺P「......なんだよ。似非おでこサンシャイン。」

伊織「ちょっと!私が本家って言いたいわけ!?」



黒井「お前達二流が勝ち続けるなど.....これまでの相手が三下だったからと調子に乗りよって。」

俺P「あ、それなりに認めてるんだ。俺達の事。」

黒井「ぐぐっ、まぁそう言っておけ。この後嫌でも思い知らされるのだから。」

黒井「真の一流とは何たるかを。」



黒井「お前達も見ておけ....貴様らが届くチャンスを失った領域を」

美希・貴音「......。」

俺P「.......黒井社長。」

>>159
もう少しでいけるといいなぁ。





黒井「なんだ。」

俺P「このアイドル戦国時代、何時まで続くと思います?」

黒井「直に終わる。この961プロが頂点になり原点となる。」



俺P「そうですか。なら、俺達は輪となって面となる。」

俺P「点は原点となればで歩みを止める。面は終わりを知らない。」


俺P「それが彼女達が貴方の許を去った理由であり、私たちの許へと来た理由です。」





美希「律子.....さん。ミキ、意味が分からないの。」

律子「大丈夫よ、私も半分以上分かってない。」

真「俺Pさん、恰好つけようとして失敗したパターンですよね。」

千早「まるで春香ね。」

春香「ええっ!」



俺P「おいお前ら....結構ぼろ糞言ってくれるな。」

伊織「いいからとっとと言いたい事いいなさい!」



俺P「ちっ、分かったよ。とりあえず961プロ!」

俺P「俺んとこの可愛いアイドルを泣かし、俺の同僚(オリP)の心を折ってくれたな。」




俺P「ブッ潰す!」





冬馬「.....甘いな。」

冬馬「そのセリフそっくりそのまま帰してやるぜ。」

春香「.....負けないよ。もうこの戦いはジアースとしての戦いじゃあない。」

北斗「俺もエンジェルちゃん達の涙は見たくないんだけどね、だけどだからって俺達も立ち止まれないんだよね。」

真「ボク達が立ち止まらせてあげるよ。」

翔太「止められる?ボク達を。振り切ってあげるよ。」

千早「逃げられるかしら。」




あずさ「あの~」

俺P「はい、どうしました。」

貴音「私たちの戦が先にあるのですがそれは.....。」



俺P・黒井「..........あ。」

翔太「黒ちゃん.....。」





─ 回想終了 ─




俺P「..........。」




俺P「.......さて。」

貴音「逃しませんよ」ガシッ


俺P「ああ.....。」

貴音「私たちを忘れるなど多少腹立たしくも有りますが。天ヶ瀬冬馬率いる『じゅぴたー』と戦うに際してジアースに決定的に足りないものがあります。」

美希「本当だねー。」


伊織「うーん、なんとかなるのかしら。」

春香「えっ、それって......もしかして私に関係する話....。」

俺P「......まぁな。誰の口から答えを聞きたい?」

春香「........俺Pさんで。」



俺P「分かった。」

俺P「俺達ジアースに足りないもの、それは。」





俺P「春香、 『 お 前 の 実 力 』だ。」





春香「............。」



俺P「お前の良い所を言っていこう。」

俺P「お前は美希のような『求心力』に勝るとも劣らない『統率力』を持っている。」

俺P「巷では無個性リボンと言われがちなお前だが、お前は惹きつけて離さない魅力を持っている。」

春香「えへへ.....。」



俺P「だが、如何せんそれ以外がな......。」

春香「うっ」グサッ

俺P「突出して良い能力があるわけでもなく.....。」

春香「ううっ」グササッ

千早「努力は人一倍出来るのは魅力....」

俺P「結果だしてこそ努力が認められるものです。それ以外は徒労と言います。」

春香「ううう」グサグサグサッ

真「ほら!俺Pさん!.........ホラ。」

春香「無理にひねり出そうとしなくていいよ....真。」グサグサ



真「ち、ちちち違うよ春香ぁ!!」アワアワ

俺P「さて、最初にもいったがただ今から修行パートでございます。」

春香「はい.....。」アナダラケ



俺P「修行パート突入に際して、お前をどういう風に育成するかという点において。」

俺P「オールラウンダーを貫いてもらう。」

春香「えーっ。」


春香「何か奇抜な発想は無いんですかぁ?」

俺P「俺に奇抜な発想を求めるな!」



俺P「んで、オールラウンダーについてだが。」

俺P「ジュピター戦が始まるまでなるべく万遍なくレッスンをする。」



俺P「此処には......それぞれのスペシャリストがいるからな。」






─ 響side ─


響「もうすぐだね.....。」

響「負けないさ。孤独にして孤高、それが一番さ。」

響「自分は....。」



響兄「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;。」






─ 回想 ─




次回は響の回想いきますか。




注意

響の過去につきましてはあくまでこの作者のアレでございます。
正史(つまりアイマス本編)と多少違う部分もあるかもしれません。





─ 961プロダクション レッスンルーム ─


トレーナ「1、2、3、4!」

黒井「.....ふむ」

幹部社員「あれ、何故社長自ら....」

幹部社員「いえ....愚問でした、お許しください。」

黒井「気付くのが遅かったが、その勘に免じてクビは許してやろう。」

黒井「そのとおりだ、来るべき『Project F@iry』の最後のメンバーを探していた所だが。」



黒井「......小粒だらけだな。」



黒井「それでも、来るべき原石を磨くためにも必要なものではあるがな。」

黒井「ある者は同じ砕石を集め大きな石となり。」

黒井「ある者は細石が巌となるように」

黒井「.....もっとも『四条貴音』、『星井美希』のような原石を見つけ出すのはそう容易なことではないがな。」スッ

幹部「社長どちらへ」



黒井「幹部社員よ。日本は、そして世界は広い。」

黒井「961プロダクションに求めている原石はなくとも、あるいは外ならば....。」








─ 東京都内 ─


響「............。」

─ 回想 ─

響兄「はぁ、トップアイドル?! お前が?!」



響兄「無理無理! 黒歴史になる前に辞めておけ。」



響兄「当たり前だ! お前なんかにそんな事が出来るわけないだろうが!」

─ 回想 ─


響「いいさ、にぃ.....バカ兄貴」ボソッ

響「絶対にトップアイドルになって見せるさ!」



響「とはいっても.....。」


ガヤガヤ ガヤガヤ


響「ううっ、勢いで飛び出したのは良いものの....特に何も決めてなかったさ。」トボトボ



ドンッ!!



響「うわっ!! ご...ごめん!!」

黒井「く.....貴様!一体どこを見て.....」




響「アワアワ!!」キラリン(ホシ)

黒井「」ティン!





─ 961プロダクション ─

黒井(成程...アレが高木の言っていたティンと来るというものか。)

響「あの....」

黒井「ああ、よく来てくれた。私が社長の黒井だ。」

響「あの、じぶ.....私は我那覇響....です。」

黒井「よくぞ来てくれた、粗方の話は以前した筈だが覚えているな。」

響「う、うん....だけど。」



黒井「響ちゃん。私のような者になると隠れていても分かるものなのさ。」

黒井「愛玩動物のようなネコと獰猛なライオンの違いが」

黒井「いや、例えが悪いかな。その石がダイヤの原石か、路傍の石かは一目見て分かる。」

黒井「君には.....」


コンコン


?「黒井殿、御用があるとのことでしたが。」

黒井「ああ、はいりたまえ。」


ガチャッ

?(銀髪)「失礼いたします。」

?(金髪)「.....あふぅ。」ネオキィ!!


響「あの二人が....」

黒井「そう....我が961プロの極秘プロジェクト『Project f@iry』の残りのメンバーだ。」

?(金髪)「むぅ...残りのメンバーってミキ的にはその子の方だと思うな。」

?(銀髪)「どちらでもよろしい事。さて、それでは自己紹介をさせていただきましょうか。」

響「ああ、それならじぶ....いや私は我那覇響です。」

?(銀髪)「成程....響よろしくお願い致しますね。私は四条貴音と申します。」

?(金髪)「ミキの名前は星井美希なの。よろしくね響。」


響「う、うん。よろしく頼むさ。」

黒井「さて、メンバーが集まった所でもう一つ言っておく。リーダーについてだ。」

響「あ、そうだね。この3人でやっていくなら必要だよね。」

美希「でも、ミキリーダーってめんどくさそうだから嫌だなぁ。」


黒井「いや、リーダーは無しの方向でいく。」

三人「えっ!?」


黒井「残念だが、このプロジェクトは仲好しこよしをさせるためのものではない。」

黒井「予めリーダを決める事によって確かに最初はモチベーションの向上になる場合もあるかも知れんが。」

黒井「それはリーダーの最初だけ。」

黒井「しかし、お前達がそれでは困る。常に最善を最前をと行かねばならない。」

美希「Zzzzzzz.......」



響(うわ、早速寝てるよ....。)

響(ほら、こんなところで寝てたらダメだぞ)クイクイクイッ

黒井「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;。」ペラペラ

美希「Zzzzzzzzzzzzz...........」

黒井「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;以上だ。戻っていいぞ。」

貴音「はい、畏まりました。」


響「えっ....」

響(しまった!! 途中から全然効いてなかった!)


美希「あっ、終わったの。じゃあミキは帰るね。あふぅ。」

響「うがー、もう!美希のせいだからね!!」



─ 数ヵ月後 ─

すまん、眠たいから明日早く続きやる


響「今日のフェスは765プロのアイドルが相手らしいさ。」

響「血のにじむような努力をしてやっとデビューできたけど。」

響「765プロは汚い手を使って勢力を伸ばしつつあるって黒井社長が言ってた。」

響「負けない....そんな卑怯なチームには....。」





P「みんな...961プロとうちの確執は知ってるな。」

春香「はい。」

やよい「かくしつってなんですかぁ?」

雪歩「それは....とっても仲が悪い事だよ。」

やよい「ええっ、そうなんですかプロデューサー!」

P「残念だが、真実だ。」

やよい「ううっ、仲よくしないとだめですよ。」

P「961側は最近公表された『Project F@iry』ってユニットだ。」

P「油断はするんじゃないぞ。」


春香「分かってます!」



─ フェス本番 ─


響「向こうに居るのが.....765プロか.....。」ボソッ

響「.......何だ。」ボソッ










スコア結果

Project F@iry        ×         ナムコエンジェル
85400                             42700










響「本当に実力は無いんだね.....。」





やよい「ううっ、負けてしまいました。」

雪歩「ごめんなさい、私がダメダメなばかりに....。」

P「みんな、落ち込んだらだめだ。次は勝てばいいんだから。」




響「『次は....』か」

響「そんな言葉がこの世界に通じるとでも思ってるの。」

春香「貴方は....961プロの。」

響「まぁ、765プロはそうかもしれないね。次も卑怯な手でチャンスを作ればいいんだから。」

P「なにっ!! どういう....」

響「.....ふぅん。これがプロデューサなんだ。」

春香「『これ』....って」

響「敗因がアイドルだけにあるなんて考えてる時点でダメさ。」

響「中盤のアピールポイント....あれはどう考えてもおかしいよね。」



響「アイドルに持たせてるお守り....どう見てもフェスの時に使いものじゃないよね。」チラッ

雪歩「うっ。」

響「だからじぶ....私達にバーストアピールをとられる。元々地力の差もあったけど。」

響「補える部分も補わないでいて...何がプロデ」


春香「やめてッ!!」

響「」ビクッ!!


春香「私たちのプロデューサーを悪く言わないで。」

響「いいの、そんな奴をかばって。」

響「成長しないよ。」


春香「貴方ッ!!」


ヒビキー!!


響「この声は.....美希。」


ドコニイルノデスカー!!


響「貴音も....。」

響「なら、自分ももう行かないとね....。」クルッ

響「..........。」ヒビキ


響「自.....私は、我那覇響。」

響「『Project F@iry』の一人で....。」

響「トップアイドルになる人間さ。」







スタスタ


P「..........俺は。」

?「ふんっ! 間抜けな顔しているなぁ。」






─ 響が二人と合流 ─

貴音「響、何処に居たのです。」

響「ごめん、可愛い犬を見つけたからちょっと.....。」

貴音「黒井殿がいないからと...。」

美希「もういいから、帰ろ....あれ?」

響「どうしたの、美希って....ええっ!」

貴音「あれは、黒井殿ではありませんか」





春香「あれが黒井社長。」

雪歩「ひっ!」

黒井「そうだ、765プロの貧弱アイドル達よ。私が黒井だ、以降忘れたまえ。」

やよい「はーi......ええっ!忘れちゃうんですか!」

黒井「当たり前だ、貴様らのような奴らに名前を覚えてられると思うと寒気がする。」









黒井「さて、お前たちも片鱗を味わっただろう。」

黒井「この私が自らプロデュースした『Project F@iry』の恐ろしさを。」

黒井「前に貴様が言っていたな。『Unity makes strength(団結は力を生む)』だったか。」



黒井「だが、私の言い分もわかるだろう。」

黒井「『A chain is no stronger than its weakest link(チェーンは一番弱い輪よりも強くならない)』」


P「それは詭弁だ!」

黒井「だが、私はそれを実践し続けている。貴様らはどうだ。」

P「ぐっ!」

黒井「嫌なら、証明しろ。私に見せつけろ。」

黒井「団結の力って奴を......。」



春香「分かりました。」

春香「見ててください。私が....いえ、私たちが....見せつけます。」

黒井「ふんっ!」

黒井「所で、お前達は何時までコソコソとみているつもりだ。」



響「うわっ!ばれてる。」

貴音「気配は消した筈なのですが.....。」

美希「ZZzzzzzzzzzz......。」グーグー!


響「うがー! 美希がいびきかいてるじゃないか!」

響「ほら、美希起きて! こんなところで寝るなぁ!」

美希「ん~、響うるさいのぉ。」ムニャムニャ


黒井「早く出てくるんだ。」

三人「.......。」


ガサッ


黒井「紹介しよう....『Project F@iry』のメンバーを。」

美希「ミキの名前は星井美希なの! よろしくね、そこの人達。」

貴音「四条....貴音と申します。」

響「.......我那覇響」ムスッ!



やよい「響さんどうしてムス.....」ムグッ!

春香「あはははははははは.....。」

響「.....聞こえてたさ。」

やよい「はわわっ」




黒井「貴様たちも見ておくんだな、これからトップアイドルへと上り詰める彼女達の働きを。」

黒井「さらばだ。」







P「(これじゃあダメだ....実力不足はレッスン不足。)」

P「そして.....」








.











俺「デュフフwwwwwwwwwwww拙者『俺氏P』というでござるwwwwwwwwwwwwwwww」

友「......キモい、やめてかえれ。」

俺「全く、友氏Pは辛らつですなコポォwwwwwwwwwwwwwwww」

友「コポォをやめい!」

俺「いやぁ、初のライブだぜ! まちに待ったというか、なんというか。」

友「.....叫ぶなよな。」

俺「善処します。」



友「取りあえず、物販列に並ぶか?」




─ 物販 ─

警備員1「ダメダメヨ、シャチョサン。」

警備員2「パネェパネェパネェwwwwwwww(電車の始発組が来たら係りの人が此処まで誘導するからそれまでは大人しくしておいて)」

警備員1「ヤスイヨ、ヤスイヨ。」

俺・友「..........。」




─ 駅 ─

友「おい、どれだけ翻訳できた?」

俺「『私はどうしようもない豚野郎です、踏んでくださいブヒィ!』までは.....」


友「そうか.....ならしょうがない。取りあえず始発組が来るまで待つか。」

俺「なんだ、元々分かってんじゃないか!」





─ 始発組がやってくる ─

係員「慌てずについてきて下さい!」ダッ!

俺「やばい! 何が慌てずについてきて下さいだよ!」

俺「思いっきりダッシュしてんじゃねえかよ!」ダッ!


ガッ!

俺「うわっ!!」

俺「やべぇ、早く起き上がんないと....」

どっかの誰か「うわあああああああああああ」


グシャッ!!






─ 765プロ ─

P「社長申し訳ございません。」

社長「それはこっちのセリフだ。彼女達も仕事が増え、もう君と律子くんだけには任せられなくなってしまっているね。」

P「.......。」







─ 街中 ─

P「はぁ....俺は何をやってるんだろう。」

P「俺の実力不足なのに.....アイドルや社長に迷惑をかけて....。」

P「ん?」


(銀髪)「.............。」

P「......誰か倒れてる!!」

P「君! 大丈夫か!」


貴音「ん....んん。」

P「大丈夫かい! 大丈夫かい!」


グウウウウウゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!


P「ん?」

貴音「///////」





─ らーめん屋 ─

貴音「ズルズル~」

P(特盛りだぞ、どれだけ食うつもりだ....。)


─ 街 ─

貴音「あの....有難うございました。財布を忘れてしまって。」

P「いや、いいよ。ほっておけなかっただけだ。」

貴音「私...四条貴音と申し.....あれ、貴方は。」

P「ああ、961プロダクションのか。」

貴音「あの時の....良き戦いでございました。」

P「いいよ、気を使わなくて。」


貴音「何か...お返しは出来ますか。」

P「要らないよ....そんなのは全くね。」

貴音「.........。」






─ 数ヵ月後 ─

黒井「何っ! それはどういう事だ!」

貴音「先ほど申し上げた通りでございます。」

黒井「ふざけるんじゃない!」

美希「ふざけてないよ、あっちの方が楽しそうなの。あはっ☆」

貴音「此処まで育てて頂いた恩は忘れません。ですが、黒井殿のやり方にはついていけなくなりました。」

貴音「それだけです。」


貴音「それに」

黒井「それに?」

貴音「あの時のらーめんと言う食べ物は凄く美味にございました....。」


バタン!


響「貴音! 聞いたぞ!」

貴音「響.....。」

響「なんで765プロ何かに行くんだ! 卑怯な手を使われたのか!?」

貴音「響....。」

貴音「いいえ、何も言いますまい。」

美希「響はミキ達と一緒に来ないの?」

響「ふざけるんじゃないよ! 誰が765プロなんかと!」


貴音「そうですか.....ならば」

貴音「お達者で...。」





響「」




─ 会場 ─

貴音「ついにこの時が来ましたね。」

響「そうだね。」

貴音「俺P殿は、あなたとの戦いの曲を『あの曲』にされました。」

響「あの曲....。」

貴音「私たちの....『始まりの曲』」

響「!?」

貴音「私たちの決着にはその曲が相応しくございましょう。」


響「......よかったよ。」

響「考えてる事は一緒だったね.....。」



貴音「響、貴方に見せてあげましょう。」

貴音「私が此処で学んだ団結の強さを。」






俺P「挨拶は済ませてきたか。」

貴音「ええ、行きましょうか。貴方様。」

貴音「此処で勝たねば、貴方様のために。」




中断
昼に再開出来たら万々歳


─ 回想 ─

モブアイドル「グス....グス」

響「.....フン」

貴音「響.....今回は流石にやり過ぎなのでは。」

響「貴音も....そういう甘い事言うんだね。」

貴音「甘い事を云うつもりも...」

貴音「今回のこの結果は少なくとも他に良い印象を与えません。」

貴音「せめて黒井殿に裁可を....」



響「あんな小物をひねりつぶすのに裁可は必要?」

貴音「」

響「そんな必要はないさ」

響「裁可は常に自分の首で背負ってる。」


響「自分は961プロダクションの天下へと一直線さ。」



─ 現在 ─

貴音「いつごろでしたでしょう、貴方の雰囲気がめっきり変わってしまった。」

貴音「トップに上り続ける事で自分を肯定しているような様でも有りました。」



on stage

響「......。」

貴音「今のプロダクションから貴方を見ていると、黒井社長のよう。」

貴音「勝ち続ける事でしか、貴方は自分を肯定できなかった。」


貴音「....響。」





フェアリーサイド:【オーバーマスター】
我那覇響サイド:【オーバーマスター】




ちょっと追筆
続きは早いうちにやるからもうしばらく待って。

はいさいってローマ字にすると何処となくベトナムっぽくない?
・・・・気のせいか。




続き


─ 回想 ─

響「.....ふぅん、その程度なんだ。」

真「くっ、まだまだ。」

貴音「響、その位に...」

響「うるさい、こいつら765プロは卑怯な手を使って此処まで来てるんだ。」

響「自分たちが止めないで誰がとめるさ!」

真「...」



響「ほら、765プロの根性無しはもう音を上げるの?」

真「なにを!!」


真「うおおおおおおおおおおおっ!!」

響「おりゃああああああああああっ!!」



美希「あれって、はたから見れば暑苦しいの。」

貴音「ですが、あの無尽蔵たる体力というものは真うらやましい限りです。」




─ 回想2 ─

俺P「どうも、今日から新しいプロデューサーになりました『俺P』です。」

アイドル達「」ワーキャー

俺P「プロデューサーとなったからに、一つ言っておくべき事があります。」

俺P「仕事に関して、僕は皆さんをサポートします、のばします。信頼してください。」



ハーイ!!


俺P「ただし。」




俺P「俺は貴方達と慣れ合う気はありません、信用しないでください。」




貴音(なんと.....このお方。)

美希「なんか、変なの来ちゃったの.....」

貴音「.........。」

美希「貴音?」

貴音「あっ、ああ。いえ。」

美希「貴音がボーッとするなんて珍しいの!」

貴音「散漫でした。」




─ 回想終了 ─


真「すごい、あの響とどっこいどっこいだ。」

俺P「均衡してるとかさ、もっと女の子らしいこといえよ。」

春香「どっこいどっこいでも別に良いような....」


貴音(貴方様....私は貴方様についてきて良かったと思っております。)

貴音(そう....思えばあの時....。)



─ 回想3 ─

(俺P就任後一カ月)

響「何してるさ....そんな所で。」

貴音「響!」

俺P「なんと!」


響「.....そいつが貴音のプロデューサ?」

俺P「.....そんな風に見えるのかよ。」フン

響「何さ、そのゴミを見るような目は...。」

俺P「失礼だろ、ゴミに。」

響「.......流石765プロのプロデューサだね。」

俺P「『程度が低い.....』お前の次のセリフだ。」

響「程度が....ハッ!!」

俺P「すごい....流石ハイサイ。」


響「は.....はいさいってなにさ!!」

俺P「何度でも言ってやるよ! はいさい! 自分我那覇響だぞ!」

響「!? じぶ....いや私はそんなこと言わない!」

俺P「で....何だよ。」

響「.....貴音。」

貴音「はい。」



響「あれから、じぶ....私考えたんだ。」

響「自分がもっと、貴音と仲よくしているべきだったんじゃないかとか。」

響「自分」

俺P(自分って言ってる所を突っ込むべきかどうか。)

響「でもね....トップアイドルは最終的に1人なんだよね....。」

響「だったら、やっぱり。」



響「仲間なんて必要ないよね。」



貴音「響.....。」

響「だからね、自分宣戦布告することにしたんだ。」

響「仲間だった貴音達に....。」


響「自分たちにとって、765の奴らは敵ではないさ。」

響「貴音達を除いて。」


俺P「貴音達を倒してしまえば自分に怖いものはない....か。」

響「そう、分かるんだね。765プロの癖に。」

俺P「.......俺の名前は『俺P』。」

響「アンタの自己紹介なんて聞いてない。」

俺P「まぁ、聞いていけ。担当は天海春香・如月千早・菊地真」

俺P「お前に団結の強さを教えてやるプロデューサーの名前だ。」



響「知らないんだね。チェーンは一番弱い輪っかより強くならないのさ。」

俺P「悪いな、俺達の絆は金属じゃなくて炭素でできてるからな。」

貴音「俺P殿.....。」



響「いや、それ結構ださいね」

俺P「言うんじゃない!」



結局俺P殿は、あの3人方々の実力とランクを上げていった。
かつて、これほどまでに他人を伸ばした事があるか、と言えるほどです。

ですが、やはり彼女達に信用されていなかった当時、
信用されていたら、もっと伸ばせていたのではないかと思えるほど....。






─ 回想終わり ─


貴音「そして今、私たちも同様に。」

響(くっ、ちょっとずつ勝っているとは言っても、何時逆転されるか分かんないさ。)

響「こうなったら....」チラッ

黒井「ダメだッ! 思いでアピールは....。」

響「いいや、限界さ! やるね!!」


─ 響 思い出アピール








俺P「あ、勝った。」







結局俺P殿は、あの3人方々の実力とランクを上げていった。
かつて、これほどまでに他人を伸ばした事があるか、と言えるほどです。

ですが、やはり彼女達に信用されていなかった当時、
信用されていたら、もっと伸ばせていたのではないかと思えるほど....。






─ 回想終わり ─


貴音「そして今、私たちも同様に。」

響(くっ、ちょっとずつ勝っているとは言っても、何時逆転されるか分かんないさ。)

響「こうなったら....」チラッ

黒井「ダメだッ! 思いでアピールは....。」

響「いいや、限界さ! やるね!!」


─ 響 思い出アピール








俺P「あ、勝った。」












─ 結果 ─

貴音「私たちの....勝利。」

春香「すごおい!!」

真「やったね!美希!」

美希「真クン、有難うなの!」

千早「流石ね、美希!」

美希「千早さんもありがとうなの!」



響「なんで....なんで....。」

響「自分は完ぺきだったさ....。」

俺P「教えてほしい? 嫌だと言っても教えちゃうんだけど。」

黒井「ボルテージカッタ―だな。」

俺P「あっ、バレテーラ!」


響「ボルテージ....」

黒井「お守りの効果だな。使うような奴はなかなか見なかったが....まさかな。」

俺P「まぁまぁ、物は使いようって奴だね。」

黒井「さて....所で」

響「」ビクッ!!



黒井「私は言った筈だ....思い出アピールをしてはいけないと...。

響「自分は.....」

黒井「良いわけはいらん、お前は私の言う事を聞かず負け犬となった....。」

俺P「動物好きのお前にちょうど良さ....」

黒井「」ギロッ!!

俺P「」サーセン!



黒井「961プロダクションにお前のような負け犬は要らない....。」

響「まって!次は...次は負けないから!」

黒井「次は...か。」

黒井「これ以上私を失望させるんじゃない....。」

響「じぶ....。」

黒井「」コツコツコツ



響「あ...ああ.....。」

俺P(当然の帰結....って感じか。)

俺P「......おい。」

響「....『ざまあみろ』って思ってるでしょ。」




俺P「うん!!」マンメンノエミ



響「正直だね....まぁ、慰めてくれることは諦めてたさ。」

俺P「何を言っても無駄だろ.....。」

響「まぁね.....。」

響「ねぇ.....」

俺P「ん?」



響「もし....もしだよ、」

響「自分が765プロだったとして....」



俺P「仮にそうだとしても、765プロの雰囲気はお前のような奴には合わなかっただろうな。」

響「....そう、だよね。」

響「....もう行くさ。」

俺P「どうするんだ。」

響「....さぁね。」






響(やっぱり、にぃにが正しかったさ....。)

響「自分は....トップアイドルには.....。」











「我那覇響!」







響「」ビクッ!!



俺P「寂しさを隠し、孤独を是と思いこみ。排他的だった自分の過ちを五分と見ろ!」

俺P「そしてこの先、我那覇響と言うアイドルがこの世界に打ち立てる生きたあかしを五分と見ろ!」



俺P「お前にアイドルをやめるという気概があるなら、一人でフェアリー二人を追い詰めたその腕を買い上げる!」

響「......。」


俺P「俺は765プロダクションプロデューサの『俺P』だ!」

俺P「俺の所に来い! 我那覇響!」


響「.........ハハッ、変なプロデューサーさ。」

響「やっぱり、765プロのプロデューサーは変人さ。」トボトボ




俺P「.......待ってるぞ、響。」



俺P「おっす!お疲れ!決勝進出おめでとうな!」

春香「次はわたしたちですよ!」

俺P「おう! 春香、レッスンの調子はどうだ?」

春香「えっと....順調...ですね。」

俺P「今日の日課は?」

春香「ううっ...。」


俺P「よし、The E@rth のメンバーよ」

俺P「次も961プロダクションの人間だ!」

俺P「分かってると思うが、強敵だ!」

俺P「今からの特別な訓練で勝てる程度の相手じゃない。」


俺P「だから今日は寝ろ!」

春香「はい!」

俺P「次に備えて寝よう」

千早「はい!」

俺P「ジャイアントキリング(番狂わせ)と行こうじゃないか。」


春香「はい!」

俺P「俺達の戦いはこれからだ!」

三人「はいっ!!」




そう、俺達はようやく登り始めたばかりだからな。
この果てしないアイドル坂をよ......

未完
















- とある一室 -


春香「あの・・・」セイザ

俺P「ん?」

春香「どうしてまた私正座させられているんですか」セイザ

春香「っていうか・・・?」セイザ





春香「なんでまたフルメンバー何ですか?」



あずさ「あらあら~どうしてでしょうか。」

貴音「ふふっ、それは至極簡単な答えです。春香。」

俺P「修行パートその2です。」



春香「・・・・・・・・・・・・。」

春香「えっ?」

俺P「えっ?」



春香「だって前回男坂エンド....。」

俺P「あ?バカリボンの癖に打ち切りエンドとか言っていいとでも思ってんのか。」

春香「(´・ω・)ショボーン」ベツニソコマデハ。。。

俺P「さて、先ずは前回の特訓の成果を見せてもらおうか。」



俺P「美希・真・千早」

美希「わーい、真クンと初めて一緒のユニットなの!」

真「美希....」

千早「成程。ボーカル、ダンス、ビジュアルのエキスパートですか。」

俺P「ああ。」




─ 省略 ─


春香「ハァ.....ハァ.....」

千早「お疲れ様春香、だいぶ変わったわね。」

春香「えへへ、千早ちゃん。」


真「春香、さっきの此処なんだけど.....。」

春香「すごいね、真は....まだまだ余裕って感じ。」



美希「Zzzzzzzz」

俺P「この餓鬼.....」

春香「あははははははは」



ガンガンガンガンガンガンガン!!(秘技:死者の目覚め)


美希「Zzzzzzzzz」

俺P「.....貴音。」

貴音「はい、貴方様。」スッ つ【ハリセン】



                      ┐
                     ハ
俺P「おりゃあああああああ!!」 リ
                     セ
                     ン
                     └



千早「ハリセンを縦に!!」






スコーン!!    ナノー!!








美希「─────。」

俺P「まだ寝てやがる、まるで眠り姫だな。」

春香「え....永遠に眠ったんじゃないでしょうね?」


伊織「ちょっと! 何時まで放置するつもり!?」

俺P「あれ? どうした伊織」

伊織「キィーッ!! アンタが私達を呼んだんでしょうに!!」

亜美「まぁまぁ、いおりん俺Pくんは、何時もこんな感じっしょ?」

俺P「つーか、これからっしょ?」

亜美「.....まぁ、そんなわけだし。俺Pくんは無視しておいて。」

亜美「はるるんの修行パート再開しようよん。」


真美「そうだよ~」

亜美真美「って、いうか何時も放置じゃつまんない~。」

伊織「あんたたち....ハァ、しょうがなわね。」


トテトテ


俺P「ん? あれ?」


あずさ「春香ちゃんこれなんだけど....」

雪歩「あの....お茶の入れ方とか....」

やよい「うっうー」



俺P「......そうだったな。久しく皆が構ってたから忘れてた。」

俺P「俺ってイレギュラーだったんだな。」



俺P「.........。」

俺P「離れるか。」







─ 765プロ(っていうかたるき亭)前 ─

俺P「.......ハァ。」

?「うげっ!!」

俺P「ん?」


響「な、何でこんな所に居るのさ!」

俺P「何でって、此処はプロダクション前だぜ。」

響「あっ、本当だ....夢中になってて忘れてたさ....」ボソボソ

俺P「夢中になってて...何がだ?」


響「ハッ!! な....765プロには関係の無い話さ!」

俺P「...........。」

俺P「またペットに逃げられたか。」

響「うっ....。」




.



響「な....なんでお前がしってるのさ!」

俺P(あっ、そういえばリアルでこのイベント初めてだったな。)

俺P「オリPから聞いたんだよ、前に遭ったんだって。」

響「そんなわけないさ! 765プロに助けてもらうくらいなら.....。」

響「.....まぁいいさ。自分はもうアイドルじゃあないんだし。」



俺P「で、どうするんだ。手伝ってほしいか?」

響「......うん、お願い....するさ。」

俺P「はいよ! だけど大体こういう場合は....。」




ガサガサ

響「!?」

公「ヂュイッ!!」

響「ハム蔵!!」

俺P「......って言うまでも無かったか。」


響「ゴメン! もう二度とハム蔵の餌つまみ食いしないからぁ。」

俺P「......って結局そんな理由かいな。」


響「有難う! 結局何の役にも立ってくれなかったけど、感謝してるよ!」

俺P「なんだ、いつもの仕返しかよ!」

響「うん....だって....。」

俺P「ん?」



響「う.....あ.....。」

響「や...やっぱり何でもないさ!」

俺P「なんだそれ! 言えよ!」

響「うるさい! この変態プロデューサ///」

俺P「なっ!! 変態じゃない!例え変態だとしても、変態と言う名の紳士だ!」

俺P「大体、それは伊織とかそっち系がやる事だろ!」


響「ベー!!」


俺P「ケッ! 取りあえず目的達成したなら云ね云ね!!」

響「云われなくてもいなくなってやるさー!!」







─ 響side ─

(俺P後姿)

響(......。)



─ 回想 ─

俺P「寂しさを隠し、孤独を是と思いこみ。排他的だった自分の過ちを五分と見ろ!」

俺P「そしてこの先、我那覇響と言うアイドルがこの世界に打ち立てる生きたあかしを五分と見ろ!」



俺P「お前にアイドルをやめるという気概があるなら、一人でフェアリー二人を追い詰めたその腕を買い上げる!」

響「......。」

俺P「俺は765プロダクションプロデューサの『俺P』だ!」

俺P「俺の所に来い! 我那覇響!」

─ 回想おわり ─


響(......やっぱり言ってやんないさ。)















─ Vs ジュピター ─


春香「ついに来たね....。」

千早「ええ。」

真「雪歩達の....いや、みんなのために勝たないと。」



俺P「よし!お前ら作戦会議を始めるぞ!!」

三人「はいっ!!」


俺P「取りあえず俺が全面的に押し出すのは.....」

俺P「春香!」


春香「えッ!!」


俺P「お前だ。」



春香「本当に....良いんですか。」

俺P「ああ。さぁ、行って来い!」










この選択に特に根拠は無かった。
そして、その選択が間違っているとも思っていなかった。


春香「会場のみんな!!」


そう、真、千早に続いて。
春香もまた、己の才能を開花させるに至ったのだから。



そして、春香はまたユニットを勝利に導いた。







─ 決勝 ─



俺P「ついにこの時が来たが......。」

春香「」

千早「」

真「」



美希「」

貴音「」





俺P「お前らが決勝を争う結果になったか.......。」

俺P「今回の楽曲選択並びに、フォーメーションについては」

俺P「今回はチームで分けろ。」


全員「!?」



俺P「すまん噛んだ。お前らチームで考えろ。」

春香「このタイミングでww」

美希「正直何が言いたかったか分からなかったの。」


俺P「すまんすまん。」

俺P「俺の独断と偏見でなく、お前らが納得できる条件で戦いをやってほしい。」



俺P「思えば......」

俺P「いや....今この話はやめておこう。」



俺P「集中してくれ....深呼吸でもして。」

俺P「深く.....深く.....。」





フーッ

スーッ




俺P「........行って来い。」

全員「はい!」


─ 舞台 ─

観客「ガヤガヤ」ガヤガヤ



春香「千早ちゃん。覚えてる?」

千早「?」

春香「俺Pさんが私たちのプロデューサになって初めてのステージ。」

春香「300人位の場所に一杯の人が来てくれて.....。」

真「あそこのステージから今.....。」



観客「ガヤガヤ」

観客「ガヤガヤ」



千早「このステージに立つまで本当に長かった気がするけど。」

千早「案外早かった気もするわね。」


春香「あの中で初期からのファンの人ってどれくらいいるのかなぁ?」

春香「みんなみんな...いてくれるかな。」


真「始まるよ....」

春香・千早「うん(ええ)。」


楽曲【THE IDOLM@STER】




─ 回想1 ─

ビジュアル 特別レッスン


美希「だからこう.....こうなの!」

春香「ええっ......ええ! 分からないよ!」

美希「むぅ...春香って、もしかしておバカさん?」

律子「そう言いたいなら、もう少し分かりやすい説明しなさい」ポンッ!!


あずさ「そうねぇ...美希ちゃんのタイプと春香ちゃんのタイプは違うから...。」

あずさ「全部を全部吸収せずに要点だけとれば良くないかしら?」


伊織「そうね、なら春香のビジュアルレッスンはこういう方針でどうかしら?」



─ 現在 ─


伊織達の行ったレッスンは彼女特有の統率力の強化であった。
それは観衆の意識を一つにまとめ上げ無意識のうちに意識を誘導させる能力。


春香「千早ちゃん、お願い。」

千早「了解よ、春香。」


誘導された意識は千早へと向けられる。
千早のボイスで観客の耳を魅了し始める



─ 回想2 ─


ボイス 特別レッスン



千早「春香にはバックボーカルをお願いしたいわ。」

貴音「そうですね、今から歌えるようにすると言うのは聊か無理があるというものです。」

春香「どうして?」

千早「例えば私達や、他のアイドルグループがよくやる合唱形式は声が重なるから」

千早「余程の事が無ければ下手には聞こえないわ。」


春香「あっ、なら私がやるのは歌声に広がりを出したいんだね?」

千早「まぁ、そういった感じよ。」


貴音「例えばこういうような感じですね....千早」

千早「ええ。」


二人「~♪」


春香「すごい....」


千早「イメージとしてはゴスペルあたりよりR&Bのような雰囲気かしらね。」

千早「ちょっとちがうけど...あくまでイメージよ。」


春香「じゃあ...私は、これを目指せばいいんだね?」

貴音「それでは、始めましょう『れっすん』を。」



─ 現在 ─


観客の意識をボーカルに誘導させた春香は今度は千早をメインに会場を魅了させる。
しかし、その中でもちらほら意識が別の方向に行くのが分かる。

そう、『星井美希』達の方向。
彼女もまた、他人の心をひきつける力を持つ人間だ。



美希「春香...甘いの。」

美希「誰が春香に色々教えてと思ってるの!」


─ 回想 ─


伊織「違うでしょ春香!! 此処はこうなのよ!」

春香「ええっ!! こう?」

伊織「違ぁう! こう!!」


美希「Zzzzzzzzzz」グーグー






あずさ「やっぱり....笑顔は大事だわ。」

あずさ「でも、笑顔だけでもだめよ。」

あずさ「豊かな表情が、とびっきりの笑顔を作りだすのよぉ。」

春香「ふむふむ....」


美希「Zzzzzzzz」スヤスヤ




─ 現在 ─

美希「.......あれ?」


俺P「今の状況は」


Project F@iry         ×           The E@rth
38000                             37000


俺P「流石フェアリー組と言ったところか。」

俺P「しかし、春香の序盤の誘導が無ければもっと差は開いてたかもしれない。」



Project F@iry         ×           The E@rth
41000                             40970




春香「真。」

真「えっ!!」


春香「いくよ」スタタタタタッ!!

観客「うおおおおおおおおおおおっ!!」


俺P「真のステップ!! あいつそんなこと出来るようになってんのかよ!」


貴音「いえ、それだけではありません。」

貴音「少しだけ....響のような雰囲気が....。」




─ 回想3 ─


公園

春香「1・2・3」

春香「1・2・3」

コケッ!!


春香「あいたっ! ....また転んじゃった。」



?「ふーんふーん♪ きょっおもじっぶんはかんっぺっきさ~♪(今日も自分も完ぺきさ~)」

?「ん?」


春香「あいたっ!」コケッ!!


春香「いたたたた...」コケコッコ

?「....天海春香。」

春香「えっ?」

響「何してるさ、こんなところで。」


春香「何って....ダンスの練習だけど...。」

響「そのステップ真のステップだよね。」

春香「うん...今度のために真のステップをある程度模写するのがダンスの方向性らしいの。」

響「.....成程、でも真のステップはそこそこの実力が無いと出来ないステップさ。」



春香「うっ....。」

響「それもそれなりにセンスも必要さ....、よく模写しようって気になったね。」

春香「.....。」

響「.......。」



響「分かった、自分が多少改良するさ。」

春香「えっ、でも今度の相手はジュピターだよ?」

響「自分はもう、961プロダクションの人間じゃないさ。」

響「それに.....。」

春香「えっ、」

響「........何でもないさ。」




─ 現在 ─


Project F@iry         ×           The E@rth
57300                             58000



俺P「すげえ、一気にあいつらがフェアリーを放しやがった!」

俺P「此処からさらにいくか?」

律子「いや....そう簡単にいくようなユニットでは無いですよ。」



俺P「そうだよね、そういう風に教育した覚えないもん...って」


俺P「うおっ!! 律子何時の間に!」

亜美「りっちゃんだけじゃないよ!」

伊織「取りあえず」

やよい「私たち」


P「全員いるぞ。」

俺P「オリPどうだ。」

P「ああ、有難うな。」

俺P「感謝ならあいつらに言えよな。」

P「お前にもだよ。」

俺P「行ってろ。」


春香「此処からどうやって、バーストアピールにつなげようかな?」

春香「先ずは、みんなの意識を.....。」



─ フェアリー 思い出アピール発動!


春香「!?」


─ フェアリー バーストアピール





俺P「春香! あいつ何やってんだ!」

伊織「見事に隙をつかれちゃったわね。」

律子「何処まで話されるかですよ。」




Project F@iry         ×           The E@rth
76500                             62000



俺P「まだ、挽回が可能なレベルではあるけど....。」

律子「でも....。」



─フェアリー 思い出アピール


真「させないッ!!」


─ジアース  思い出アピール

─フェアリー 思い出アピール

春香「!? 待って!! 真!!」


─ジアース  思い出アピール
─フェアリー 思い出アピール
─フェアリー 思い出アピール


─フェアリー バーストアピール



真「うわああああああああっ!!」

真「ほら見ろ! 春香が止めるから大変な事になったじゃないか!」

春香「.......いや、此処で止めてよかったよ。」

真「なんで!!」



Project F@iry         ×           The E@rth
96600                             72000


千早「くっ」



俺P「くああっ!」

雪歩「真くん....。」










眠い
明日位に続き


春香「とりあえず、今使った思い出アピールの数は....」

ジアース 2(最大5)回 

フェアリー 5(最大5)回


春香「これは分かる?」

真「ま、まぁ。」



(所でいまふと思ったんだけど歌って踊りながら話すって無理じゃね?)
(何考えてんだ?)


春香「私たちが出来るアピールは残り3つだけどあっちにはもうボルテージを同行する力は無いよ。」

千早「....でも、ならおかしいわ。」

春香「?」

千早「それをするなら攻撃を仕掛けるのがあまりに速過ぎる....。」



春香「そんなの私にはわからないけど....。」

春香「でもこれで...。」




─ 観客席 ─

俺P「.....ボルテージの上昇量がフェアリーの方が多いな。」

やよい「本当ですねー。律子さん、フェアリーの上昇量はどうしてあんなに多いのですか?」

律子「お守り...でも、此処まで違うなんて....。」

俺P「お守りなんだろうな.....。」

俺P「メラゾーマではない理論なんだろうか。」

やよい・律子「???」


俺P「ζ'ヮ')ζ<うっうー、分かんないならネギでも食ってろですよー。」

やよい「ダメです! ネギはとっても高いんですよ!」

俺P「ζ'ヮ')ζ<うっつー、それならもやし祭りですよー!」

律子「静かにせいっ!!」

ポコン!!

俺P「あだっ!!」



春香「皆の意識を真に退きつけて....。」

真「まったく、無茶をさせるんだから!」






俺P「真のソロダンスか...上手く視線誘導させたな。」

俺P「鳥肌がとまらない....。」

律子「やってくれますね、春香。」


俺P「天海春香はわしが育てた」キリッ

伊織「はいはい、言ってなさい。」


落ちる
今週と来週で頑張って完結させる








P「俺P」

俺P「んあ? どうしたオリP」

P「こっから逆転.....お前ならどうする。」

俺P「......ワカンネ。奇抜な発想っていう名前だけの策じゃあフェアリーには勝てないな。」

俺P「春香は、意識を誘導させられるのに対して、美希が視線を自分に集められる。」

俺P「どっちがより上位互換かであるかが勝利のカギになってるんじゃないかな。」

俺P「なら、これは小手先だけのものじゃあ相手の才能に食われてしまう。」

P「..........。」


?「おやおや、これはとても良い戦いになってるじゃないか。」

?「フン、私の許に居ればあんな奴らなど目でもなかったものの.....。」

律子「しゃ....社長!」

伊織「それに.....。」


黒井「......なんだ。」

P「なんだって....。」

俺P「いいじゃないか。」

俺P「仮にも一時期は自分が担当していたアイドルのいく先を見てみたいと思うのは当然だよ。」

黒井「ふん! 生意気な。」

俺P「何分、いつもの癖でしてね。」


亜美・真美「あっ!!」

残り「どうした!」

亜美「はるるんたちのバーストアピールが始まったよ。」

俺P「どうやって!」

雪歩「思い出アピール一回使えばバーストになるタイミングで使ったようですぅ。」



Project F@iry         ×           The E@rth
100700                             90100



俺P「此処から曲のアピール残り時間ないぞ!!」

俺P「思い出アピールを2回した所でバーストアピールが出来るわけでもない...。」

律子「ただ....お守りの効果でフェアリーのゲージがごっそり取り除かれています。」

俺P「アピール終了までにバースト出せなきゃお終いだろうが!!」


─ フェアリー ─

貴音「このままいけば私たちの勝利....なのに。」

美希「後ろから刀を突き刺されているこの感覚は....。」

貴音「面妖な。」



春香「後少し......。」

真「春香.....!」

春香「後少し......。」

千早「お願い.....。」




─ 俺P ─

俺P「なぁ、オリPや。」

P「ん?」

俺P「どれだけ長かったよ、此処まで来るの。」

P「さぁ、覚えてない。」

P「お前が来る前も、来てからも。」

P「プロデュースをする時間が楽しくてしょうがなかった。」

P「もちろん心が折れた。辞めたいと思った事もあったが。」

P「最高のライバルと、最高のアイドル、そして最高の仲間がいて今の俺がいるんだ。」



P「.......俺P。」

俺P「......ん。」

P「ありがとうな。」

俺P「おう。」





─ ジアース:バーストアピール
















.





epilogue





春香「やった.......やった!!」





俺P「........最高だよ、俺達のアイドルは。」

俺P「じゃあ、フェアリーの迎えに行ってくるよ。」

?「待って.....。」

俺P「ん?」



─ フェアリー ─

貴音「....負けて....仕舞いましたね。」

美希「....残念なの、でも楽しかったし全部出し切っちゃったから悔いが無いの!」

貴音「....そうですね。」

美希「あ~あ、美希頑張りすぎたから疲れちゃったの。」

美希「ちょっと、ひと眠りしちゃうの.....あふぅ。」

貴音「そうですか。」


俺P「残念だった....」

貴音「貴方様....」ズイッ

俺P「おい、どうした貴音。チョッ!!」ズルズルズル




俺P「なんなんだよ貴......。」


その謎はすぐに分かった。
楽屋からかすかに音が聞こえた。

どんな音かは言わない、それは彼女のイメージにそぐわないものだったから。


俺P「.....そうか。ちょうどいいや貴音。」

貴音「いかがなさいましたか、あなたさ....。」

響「.....。」

貴音「響....。」

響「貴音、その....。」

貴音「負けてしまいました.....。」


響「あの.....。」

貴音「私たちの力及ばず...無様に....。」

響「貴音....ちがうぞ....」

貴音「響....。」



響「いや、自分には貴音に言う資格なんてないさ....。」

響「だけど.....。」

響「だけど.....。」ウツムキ



俺P「おっと、いきなりで申し訳ないがなはいさい。」

響「なっ! この雰囲気でなんでそうズケズケと入ってこれるのさ!」

響「大体何だよ、がなはいさいって! 句読点はちゃんとつけてよ!」

俺P「すまんすまん、で、申し訳ないがな響」

響「むぅ....。」




俺P「そろそろ、あの返事をしてくれないかな。」

響「返事? 何の?」

俺P「おい! これまで何度も秋波を送ってきただろ!」

響「しゅうは?」

貴音「貴方様...それは色目を使うと言う事ですが....。」

響「いっ....色目....」


俺P「マジか! 仲間になってくださいとかそういう意味じゃないの!?」

貴音「ええ....残念ですか。」

響「やっぱり変態さ! 変態プロデューサーさ!」


俺P「悪い悪い! ....で、そろそろ返事を聞かせてくれないか。」

響「.....うん、自分もそのつもりで来たさ.....。」

俺P「なら、聞かせてくれ。」



響「貴音.....。」

響「.......。」

響「自分はこれまで一人の力で戦っていけると思っていたさ。」

響「実際貴音達が抜けてから一人でトップアイドルに近いところまでのぼりつめたさ。」

響「でも....貴音達と戦って負けて自分は961プロを辞めさせられた。」



響「暫く自分は負けた事を認める事が出来なかった、何で負けたか理由探しもしてたさ。」

響「そうしてだんだん一つの答えにたどり着いた。」

響「あれが、団結の力っていうんだね。」

響「1+1が3にも4にも10にもなる。」


俺P(とっとと、言ってくんないかなぁ....。)


響「.......自分も。」

響「いや、自分がいればもっとフェアリーは大きな数字になれるさ!」

響「だから、その....。」

響「もう一度、自分も一緒にいさせてくれない....かな。」



俺P「......貴音、どうするんだ。」

貴音「....そうですね、響。私も言いたい事が一杯ありますが...先ずはこれだけ。」

響「...........。」







貴音「次はもう離しませんからね。」










.






我那覇響が765プロに入ることになり、芸能界はまた一時騒然となる。
ネットなどでは数々の憶測が並び、数々の風評を呼んだ。

しかし、我那覇響が765プロに入りイレギュラーが消え去ったものの



─ 事務所 ─


俺P「......俺が元の世界に帰れないのはどういう事だ。」

俺P「このまま帰ってしまえばハッピーエンドで終わるのに.....。」




ガチャッ!!


扉の音が開く。そろりと顔を見せる天海春香の姿があった。

春香「俺Pさんいた......。」

俺P「ん、どうした。」

俺P「春香......に」


真「」

千早「」

俺P「残りも二人も。」


春香「俺Pさん、響ちゃんがきてもう数週間になりましたけど。」

春香「人が違うように明るくて、もう765プロの一員ってかんじで。」

春香「私たちが、IUで優勝したのも....俺Pさんあってこそ。」



春香「だから、感謝の気持ちを伝えたくて...。」

俺P「....。」


春香「みんな、いくよ。せーのっ!」


三人「俺Pさん、ありがとうございました!」




俺P「.......。」

俺P「」ポロッ


俺P「あれっ。」ポロッ


俺P「あれっ、柄にもなく....涙でてきちまったwwwwwwww」

俺p「ははっ....。」


真「俺Pさん!」


俺l「ん? どうしたんだ真。」

千早「体が.....消えかけて....。」


俺i「体......あっ!!」





─ 回想 ─

ああ、それで俺は喜んだものさ。俺がプロデューサだ。俺が主人公だ。

「私たちが此処まで来れたのも、ファンの皆さんのおかげです」なんて言われた事は数知れずだが。

「私たちが此処まで来れたのも、○○さんのおかげです。」なんて言われる事はこの先ない。

それは、俺だけではなくアイドルファン、作家のファン、スポーツ選手のファンの多くも同じだ。



俺はずっと、その○○さんになりたかった。

俺はお前たちのプロデューサーになれたのだと本気で喜んだ。



─ 回想おわり ─


俺「そうか....結局俺の自己満足のためだったか....だけど。」

おれ「俺らしいったら、俺らしいかもしれないな。」

おRE「春香! 真! 千早!」

おRe「最後になるけど一つ言わせてくれないか。」

おR「俺が消えてしまっても...折れるんじゃねえぞ。」

おr「元の世界に戻っても俺はお前らのプロデューサーなんだからな。」


春香「俺Pさんっ」ポロポロ

千早「くっ」カオカクス

真「」オトコナキ


ポイッ!!

O「何だこれ.....プレゼント?」

春香「元の世界に帰ったら、あけてくださいね。」

o「.......有難う。春香。」










「」フッ!!





ケータイ「あ~ゆれでー、あいむれいでー♪」ブーッ!ブーッ!

俺「.....ん、ここは。」

俺「.....夢、だったか。」


ケータイ「ひとつひとつ~♪」


俺「おおッと! はい、もしもし!」


友「おい! お前何処に居るんだよ!!」

俺「どうって....なんか気絶してたっぽい。」

友「ハァ!? 兎に角早くこい!結構前の方に並べたぞ!」

俺「マジか!! 流石友! 愛してる!」





─ 列 ─

俺「ふぅ!! 友やる!!」

(*良い子の皆さんは例え友人であろうと順番を守らせましょう。)

友「早く入れ! ってか、お前何持ってんの?」

俺「ん?(あれ、これって夢の中の....。)」

俺「ちょっち開けてみるは」ガサゴソ




友「何これ!!」

俺「おおっ!!これは.....!!」







完結

完全自分が楽しむためだけにやった。
次回SSを投下する時はちゃんと他人が呼んでいる事を意識していこうと思った。

もしちゃちゃっと次回作かいても
過去ログ送りにされてなかったら此処で宣伝するから。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月02日 (土) 22:07:51   ID: pD-7zTcn

結構気持ち悪かったです。

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