京太郎「ヤムチャの対義語?」洋榎「せやでー!」9【安価】 (1000)



※京太郎主人公スレ
※育成アリ 
※恋愛アリ(そろそろハーレム)
※えっち描写アリ(そろそろ本番も近い)
※某GS、某大魔導師、凡骨デュエリストなどがときたま京太郎に憑依しています
※雑談はご自由にどうぞ


前スレ達

京太郎「ヤムチャの対義語?」和「はい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405868406/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」透華「そうですわ!」2【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406390124/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」咏「そうだねぃ」3【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406731266/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」咲「そうだよ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407079952/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」淡「そうに決まってんじゃん!」5【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407338087/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」小蒔「はいっ」6【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407679821/)

京太郎「ヤムチャの対義語……?」衣「当意即妙!」7【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407854486/)

京太郎「ヤムチャの対義語?」マホ「はいっ!!」8【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408200555/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408453265





<<京太郎チーム>
・京太郎(強くなって魔王軍を倒して、可愛い女の子とイチャイチャしたい)
・清澄メンバー(京太郎の力になりたい)
・龍門渕メンバー(透華と京太郎をくっつけたい)
・風越メンバー(京太郎に美穂子の分も戦って欲しい)
・永水メンバー(京太郎を婿入りさせたい)
・宮守メンバー(京太郎と共に歩みたい)
・咏(京太郎の能力を完成させたい)
・良子(京太郎を自分色に染め上げたい)
・郁乃(京太郎の行く末を見届けたい)
・雀騎将チーム(京太郎の配下)

【目標】
・脱ヤムチャの為にプロテストの合格&大魔王アラサーの討伐


<<魔王軍>>
・健夜(自分より強い奴を見つけ、捕食する)
・晴絵(強い選手を育てたい)
・はやり(愉しみたい)
・玄(京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎)
・怜(須賀京太郎と話してみたい)
・竜華(打倒宮永照&須賀京太郎)
・和(須賀京太郎の独占)
・智葉(大魔王様の言葉に従うのみ)
・雅枝(須賀京太郎を娘どちらかの夫にしたい)
・ドーマの三雀士(瑞原はやりの意思のままに)
・親衛騎団(赤土晴絵の意思のままに)

【目的】
・全国のプロテスト資格者の討伐&須賀京太郎の……?




<<須賀京太郎>>
【戦闘力】430
【雀力】 66
【精神力】70
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない


【所持物】
・【夢乃マホカトール】洗脳・邪悪な心に支配されたものを開放し攻略可能とする

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】
・【麻雀で敗北し、死亡する】
・【セクハラ十人斬り】
・【運カンスト】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
【未達成】
・【麻雀プロテスト合格】
・【小鍛治健夜の討伐】


【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(かっとびんぐですわ私!)
・池田華菜(須賀、頑張れだし!)
・久保貴子(応援してるぞ……)
・宮永照(ガッチャ! 楽しい対局にしよう)
・船久保浩子(なぁこれ録画してもええかな?)
・大星淡(あんなおばはん楽勝でしょー! 行けいけー!)
・狩宿巴(アラサー! 消えろ、吹っ飛ばされんうちにな!……あれ、また体が透け――)
・神代小蒔(またあのアンテナ……ブツブツ、ちょっと幽体離脱して見てきますね)
・姉帯豊音(うわー! 緊張して見てられないよー!!)
・小瀬川白望(頑張れ……頑張れ!)
・鹿倉胡桃(京太郎君は誰にも負けない!)
・臼沢塞(勝負の鍵は――あのアンテナ!)
・エイスリン(アラフォー! ホロブベシ!)
・夢乃マホ(そろそろ出番ですかー? むむむっ! えぇーい!)

これでドルベルート行くなよ……京太郎

健夜の目的の『捕食』って……何?

捕食は文字通り捕食だろ(直球)

城之内くんなら洗脳イベントこなさないといけないからしゃーない


 前回までの あ ら す じ

浩子「大阪ピンチやで」

京太郎「大阪行かなきゃ!」

照「私も行く」

 ギシギシ

京太郎「よし、行こう!」

照「お腹タプタプ」サスサス

怜「来たな!」

洋榎「うち消えてもうた!」

竜華「勝負や!」

照「ッエーイ!」ドゴッ

怜「勝負は二時間後」ブルブル

京太郎「そっかー、じゃあその間修行したいなー」

郁乃「それならうちがおるで~」

京太郎「どりゃあああ! タイムマジック!」

郁乃「ええね~、あと怜ちゃんはなんやら可哀想やで~」

京太郎「(そんなことより竜華さんのふとももスリスリしたい、あと怜さんに男の味を教えたい)」ムラムラ

怜「なんや気持ち悪い顔やな、いいから勝負や!」

竜華「負けへんでー!」

照「勝てるわけないでしょ!」バコーン

怜「うぎゃあああ!」ドゴォーン

竜華「怜ぃぃぃ!」

京太郎「(照さんやりすぎだろJK……でも、まぁ敵だし。うーん、でも)」チラチラ

怜「なにチラチラ見とるん? それならたすけてーな……見てやこれ、酷い話やで」

京太郎「いやでも敵だし、うーん」

怜「そう言われるとせやな。でも敵なのに気にかけてくれるなんて、案外ええやつやな、なんか嬉しかったで」ニッコリ

照「テルオーラ!」カッ

怜「うぎゃあああ、ごめんなさぁーい!」

京太郎「怜さぁぁん!」

すこやん「というわけでテレビ放送されててあれやこれなんだよ!」

京太郎「うわぁぁぁ! やっちまったぁぁあ!」

観客「戦わなければ生き残れない! ヤーレ! ヤーレ!」

照「このままじゃまずい」

透華「なら私の登場ですわ!」

京太郎「透華さん!」

透華「京太郎様はあまちゃんでもいいから好きにやってくださいまし」

照「私達はどんな京ちゃんでもついて行く」

京太郎「よーし! それじゃあ女の子といっぱい仲良くなるぞー」ムフフ

照&透華「……」ゴゴゴ

前スレの1000で思ったが使える福山潤キャラの能力ってなんだろう?
候補は、ギアス(ルルーシュ)、明鏡止水(クリオ)、ホワイトハリケーン(白竜)、魔眼(ライナ)あたり?

>>怜「なにチラチラ見とるん? それならたすけてーな……見てやこれ、酷い話やで」

さらっと捏造イクナイ


>>25
 本文の描写だけが全てではない(便利な言葉)


 前スレ1000の能力はどうしましょ
 今の三人以上増やすとグダりそうなのでー 
 ヤムチャスレが終わった次のシリーズは声ネタ多めもいいかもですね


<<小鍛冶健夜>>
【戦闘力】600
【雀力】100
【精神力】100
【運】100
【能力】
※使用禁止


<<宮永照>>
【戦闘力】460
【雀力】76
【精神力】90
【運】80
【能力】
・【照魔鏡】東一局は和了れない 以後能力による強制放銃以外では放銃しない(強制)
・【ツモブレイク】連続和了数×20 和了判定増加 点数は必ず前回の一段階上となる(消費30)
※ただし連続和了が切れると全て元通りとなる
※精神力の消費は一度発動してから効果が切れるまでで30
・【雀魔人】雀力が100となり、自身以外の能力の効果を受けない(消費50)
※一度変身した後は試合が終了し、京ちゃんとイチャイチャするまで解除不可


<<龍門渕透華>>
【戦闘力】440 
【雀力】75
【精神力】80
【運】65
【能力】
・【天使のアンテナ・悪魔のアンテナ】自分が受けた能力の効果を二倍or半分に変化させることが出来る(消費20)
・【スキルドレイン】発動前にリーチ棒1000点を支払う。自身も含め全プレイヤーの能力を無効にする(消費30)
※自身が誰かに振り込むまで効果は持続する
※ただし能力無効化や強制解除は防げない


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】430
【雀力】 66
【精神力】70
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない

>>1000はネタだから気にしないで。せめて技だけみたいだけだし(声優が無駄に豪華だから)

栄光の手無しだと88か99じゃないと京ちゃんあがれないじゃん…

とーかからするメラグ臭
前世では京太郎とは兄弟(妹)だった模様

>>33
判定が戦闘力+コンマ×2×2(ゾロ目なら)だから
かなり厳しいけどゾロ目が出なくても和了の可能性はある。



健夜「……」ニッコリ

 ゴゴゴゴゴゴ

透華「流石に……凄まじいオーラですわね」ゾクッ

照「私達三人がかりでも勝てるかどうか」ヒヤアセ

京太郎「確かに普通にやれば勝ち目はありませんね」ズタボロ

透華「ですが相手は能力を使わないと言っていましてよ」ヒソヒソ

京太郎「そうか。それなら照さんがいれば!」テコリンッ

 さっきの照さんのマックスバトルフォーム!
 雀力だけならあの小鍛冶プロにも負けてないハズ!

照「……ごめん」

京太郎「え?」

透華「どうかしましたの?」

照「……もう精神力がない」シュン

京太郎「!」

透華「なっ!?」

京太郎「ええ!? さっきの試合で全部使っちゃったんですか!?」

照「うん。あと一回くらいツモブレイクは出来そうだけど……」

 なんてこった?!
 頼みの綱のスーパー雀魔人3が使えないなんて

照「一生の不覚。さっきのツッコミがイチャイチャと捉えられた」

京太郎「それで解除しちゃったんですか」ビシッ

照「でもこれで堂々とイチャイチャできる」スリスリ

京太郎「ひゃっ!?」ゾクゾク

透華「こら、何をしていますの!? 私も混ぜてくださいな!」

 いちゃいちゃ ちゅっちゅっ いちゃいちゃ
 もみもみ すりすり

健夜「……」ドゴゴゴゴゴ

京太郎「煽ってる! 煽ってますって二人共ぉぉぉお!!」


 お ち ゃ の ま


界「(あの子照に似てるなぁ、しかしあの照がテレビの前であんな不純なことをするわけないか)」ハハハハ


どーでもいいけどそのトリップ多分割れとるで


郁乃「どうするんかな~?」

恭子「勝ち目ってあるんですか?」

郁乃「ん~、どやろ~?」

漫「あの、小鍛冶プロってどれくらい強いんですか?」

泉「確かに、あんまりパッとイメージ湧きませんね」

郁乃「せやね、普通のプロの強さが40くらいだとすると~」

恭子「すると?」

郁乃「100ってとこやね~」

漫「いっ」

恭子「化物、っちゅうことやな……」ゴクッ

郁乃「問題はあの子が新しい能力覚えられるかどうかなんやけど~?」ウーン



健夜「大丈夫、気を楽にしていいよ」

京太郎「え?」

健夜「今は京太郎君の活躍をまとめたVTRを流してるところだから」

京太郎「!!」

照「えっ!? 録画してない……」

透華「大丈夫ですわ。私がブルーレイに焼いて差し上げましてよ」オーッホッホッ

照「アンテナ、いい奴」ニッコリ

透華「おい」

京太郎「VTRってなんですか?!」

健夜「最初の玄コダイン戦から、この前の天江さんの試合まで――その経過を編集したものだよ」クス

京太郎「宮守は!!!! 宮守はどうなんですか!!!!!????」クワッ

健夜「え? 船久保さんの試合も勿論だけど」

京太郎「……(よかった、マホカトールのところは撮られてないのか)」ホッ

 あんなの流したら俺は明日には殺されちまう
 いや、間違いなく


>>44
 まじすか?  
 忘れないように簡単にしすぎたのが裏目に出ましたかー

 それじゃあトリップ変えますね 
 これで大丈夫かな?



 

>>44
それもググったら色々と出てきました。
すでに使われているものみたいです。

間違えました。
>>50>>49宛です。


>>50
 おうっふ

 ではもう自分の造語で酉作ります
 最初からそうすればよかったですね

 調べたらこの酉は無かったぽいので、今後はこの酉で投下していこうかと思います
 何度も酉変えてすみません

投下中失礼します
ラナリオンを透華にかけて天使のアンテナで2倍にするとどうなりますか?

ああごめん最後に>>1
>>51はこれから描写されるだろうけど
>>16の質問には答えてくれ、魔王軍所属も魔王軍以外から負けてリタイアする?


>>54
 Q 倍満になります

>>56
 いずれ京太郎が負けた時に描写しようかと思ってましたが、じゃあここで

 参加枠はスポンサー枠とプロ枠があるというのは前に描写しましたが


1 スポンサー枠(ドラフトのように事前に登録しておく。しかし負けるとスポンサーが引かされるので出場出来なくなる)

2 プロ枠(プロ推薦枠は、大会直前に正式な参加資格を得るので今負けても関係ない)

 なのでプロ枠から出ている魔王軍幹部組は剥奪されず
 京太郎もプロ枠なので仮に負けても(実際玄コダインに負けてます)剥奪されません

 キャップや豊音達はスポンサー枠ですね
 まぁこの辺のくだりはどのみち説得力あまりないので

・ 魔王軍&京太郎は負けても出場できる
・ 一般枠は負けると参加できなくなる 

 とでも思いください


健夜「一応ヒーロー番組だからね。ある程度脚色とか改竄して、須賀君に不利な部分はカットしてるよ」

京太郎「いや! でも勝手にそんな!」

健夜「勝手? ちゃんと許可取ってるよ」

京太郎「誰からですか!!」

健夜「須賀君のご両親」

京太郎「おふくろぉぉぉぉぉ! おやじぃぃぃぃ!」

健夜「元々人気番組だった、雀皇バリアン魔王軍のあと番組だから視聴率も高いよ」

京太郎「なんだその番組!?」

照「え、知らないの」ショック

透華「魔王軍のイメージアップ番組ですわ」

京太郎「マジで実在するんだ……」

健夜「ちなみに須賀君の番組の主題歌を歌ってるのは」

京太郎「歌ってるのは!?」

健夜「……影山ヒ●ノブさん」

京太郎「すげえええええ!!」

照「羨ましい」

透華「お金かけてますわね」ウンウン

京太郎「限界バトル叩きつけてー!」ワーイ




健夜「さて、そろそろ時間かな」

 ズゴゴゴゴ

京太郎「……」

 パッ

京太郎「校庭のモニターに俺達が!?」

照「いよいよ生放送」

透華「私目立ってますわ!! 目立ってますわぁぁぁ!!」キラキラ

京太郎「……」ゴクッ

健夜「お手柔らかにね、京太郎君」クスッ

 この人をここで倒す
 そうすれば俺達の旅も終わる!

 そして、そして!!

京太郎「和を攻略できるんだ!!」デーン

透華「は?」

照「ん?」

健夜「はい?」

京太郎「和はのどっぱいは……俺のもんだぁぁぁ!!」グッ


 そ の こ ろ


和「……」

                                / )---、
                            〈 イ_{┌‐‐
                               └'‐ク }
                              \  {  |┐
                              λ  / ∧
                                  〈-=彡' ∧
                               ∧__彡'   〉
                               {      {
                                ∨     ∧
                                |    / リ
                       __       |    ,/ /{
                 ----   〈:::::\     |   / / {
              ´       /\-、\    |  ,/   l|
          -/        \ 〈::::::::/\Χ__  | /    |
          {/  / /   \\  ヽ\/:::::∧ ∨:.} /| {
.          ///|   |  | lト、  l l イ:::∧ ∨ } l|     /
         | l | |l l  |  | l| 八从li |:::::::∧ ∨     /
         | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll     /
          八l | |l |芹苅     乂ツ 'l | l l||_// l|    /
.         /::\八从乂ツ     .::::::. l | レ´//   }   ,/
.          ⌒/ / / ∧ .:::.  '__,    ∧l| |:./{   }  /
          / / / / 个ト .      イ| || l/ }    /
.         / / / /  l|| | 〕i千 /:.:| ||/ /    ∧
        / / / /   ||_|//-,/.:.: | || /   /  \
.       / / / /  /_|/:./  /:.:.:.八 ∨ / //    \
      / / / /  //:.:.:.:./ /:.:/ ∧ ∨  / /     〉
.     / / / /  /人:.:.:.:{/:.:/    \ \{   -‐

.    / / / /  / \ヽ/:.:/      : : : :}\ \'´ \ \
  /  / / / /    }::.:.:/: . . . . . . . : : : :| /:.\ \   \ \
./ // / ,/{: : . . . . ノ:.:.:.|: : : : : : : : : : : :八\:./\ \  \ \

 / / // 八: : : /:.:.:.:.:.|: : : : : : : : : :/ {  |l | |\ \  \ \

由暉子「嬉しそうですね」

いちご「惚気とか考慮しとらんよ」ヒクヒク

はやり「うーん、なんだかイライラするぞっ☆」キャピキャピ

和「ふふふふ」

ハンデ付きなので目標達成ならず、現実は非常であるとかなりそう
というか全国放送でそれ叫ぶとかある意味マホカトール流されるよりヤバいだろ

>>68
観客「お、パフォーマンスかな?」


 き よ す み

咲「……」ゴゴゴゴゴ

久「触れたら殺されそうね」

まこ「ああ、そうじゃな」トオイメ

優希「……うぅー!!」ジタバタ


 そ ん で

健夜「京太郎君、一応ヒーローなんだからもっと言動考えて」ヒソヒソ

京太郎「あ、そうっすね」ヒソヒソ

透華「……(生放送でなければ引っぱたいていましてよ!)」ニコニコ

照「(同感)」ニコニコ

京太郎「や、やいっ! 大魔王小鍛冶プロ!!」バーン

健夜「ふふふ、よくここまで辿り着いたね」ザッ


郁乃「(ノリノリすぎやと思うよ~?)」

恭子「あのアラサーちょっとキツイ」

セーラ「そ、そないなこと言うたら……殺されるで」フラフラ

泉「先輩!」

セーラ「あいつ、ごっつ強いで……」ハァハァ


健夜「取るに足りないヤムチャだった君が……ここまでのし上がってくるなんて」

京太郎「俺はヤムチャじゃない!  仲間達と一緒に強くなったんだ!」

健夜「ならそれが本物の強さか確かめてあげる! この私が!!」クワッ


照「(そういえば小鍛冶プロは子供に人気なんだっけ?)」

透華「(ノリが良すぎて少し引きますわね)」

京太郎「来い! 決戦の卓へ!!」トコトコ

健夜「返り討ちにしてあげる!」トコトコ

照「……行こうか」スタスタ

透華「ええ……」スタスタ


京太郎「うぉぉぉお! 行け! ダイスロォォォォル!!」カッ

健夜「回れ回れ! 運命の如く!」アッハッハッハッ

 ワァーワー! カッコイイイイ!

照「なんだか今までの自分の言動が恥ずかしくなってきた」カァァァ

透華「右に同じですわ」カァァ


 親決め

すこやん ↓1

照 ↓2

透華 ↓3

京太郎 ↓4

s

やむ

栄光の手+FFBのコンボで勝負を決めるべきか
それともタイムマジックを駆使するべきか悩む……



【精神力】
健夜 100
京太郎 70
透華 80
照 30


 東一局 大魔王の親

健夜「じゃあ……始めようか」ニコニコ

 ドゴゴゴゴゴ

京太郎「そ、そのくらいのオーラ!!」バリバリ

健夜「ふふ、成長したね。本当に強くなった」クスクス

京太郎「俺は負けません! ここで勝って、条件を満たす!(のどっぱいの為に!)」

健夜「できるかな、京太郎君に」

京太郎「やれます、みんなとなら」ニッ

照「うん」

透華「当たり前でしてよ!」

健夜「ふーん。それじゃあ、見せてよ」

 ズォォォォォォォォ

健夜「その絆の力って奴を」

京太郎「来る!!」

 どうする!?
 地力の差は歴然! ここは――


↓2

1 ハンズ発動

2 使わない


すこやんがいるから打点上げないと無理ゲー?


 出し惜しみしてる暇なんてねぇ!

京太郎「ここはこれで行く!!」カッ

 バチバチバチ

京太郎「ハンズ・オブ・グローリー!!」

照「栄光の手!」

透華「素晴らしい力ですわ」フフッ

健夜「それは良子ちゃんの……ふふ、さっきは不発だったようだけど?」クスクス

京太郎「へん、どうなるかは自分で確かめてくださいよ!」ググッ

 打点をこれで上げて――FFBを決めることもできる

京太郎「(問題はテンパイスピードだ)」

 頼む、俺に栄光を掴ませてくれ――!!

京太郎「行くぞ!!」

健夜「望むなら、絶望を送ろうか」フフフ



【和了判定】コンマ×2 ゾロ目ならさらに倍


健夜 600 ↓1

照 460 ↓2

透華 440 ↓3

京太郎 430+30 ↓4

ヤハウェ

s




 照は東一局あがれないの忘れてました
 ごめんなさい


健夜「遅いね、遅い、遅すぎるよ」

京太郎「ぐっ!?」

 分かる
 どんどん小鍛治プロの手中で牌が集ってる!
 
 このままじゃ――負ける!!

照「(ダメ、様子見してる以上追いつけない!)」

透華「(私も厳しいですわね。さすがは小鍛治プロ)」ゴクッ

京太郎「(どうすりゃいい? このままじゃ折角の栄光の手が無駄に――!)」


郁乃「須賀く~ん!」


京太郎「!」

郁乃「使いどきやで~!!」

京太郎「(そうか、あの技なら!)」

 いや、待てよ?

京太郎「この栄光の手と……あの技を合わせれば!」

 考えつきもしなかった
 でも――

京太郎「(失敗すればこんな序盤から精神力を多大に消費しちまう)」

 どうする、イチかバチかに賭けてみるか?


 タイムマジック ↓2


1 使う

2 使わない




 途中まで2で書いてたけど、本人だしええよ



京太郎「(いや、リスクが高すぎる)」

 栄光の手でタイムマジックに補正をかけられるかもと思ったけど……
 まだ試していない以上、それは危険な賭けだ

京太郎「(ここは様子見だ)」

健夜「残念だけど、このまま和了っちゃうよ」

 ズォッ

京太郎「!」

健夜「来い」

 
 ズンッ 

照「この感じ!?」

透華「きますわ!!」

京太郎「(ダメだ、これじゃさっきの怜さんの試合と同じだ!)」

 俺はなんの為に強くなろうと決めたんだ! 
 今度はもう――

京太郎「俺は逃げない!!」カッ

健夜「!?」

京太郎「うぉおぉぉぉ!!」

 ボフンッ

時の魔術師「タイムルーレット!!」

 コチコチッ カチッコチッ

京太郎「いけぇぇぇ!!」

健夜「そんなギャンブル!」

照「いや、違う!!」

透華「栄光の手が光って――!!」

京太郎「うぉぉぉぉ!! 伸びろぉぉぉぉ!!」カッ


 
 タイムマジック 運補正+20 栄光の手補正+30

 ↓2

00~69 失敗

70~99 成功 すこやんのコンマがゼロになり京太郎の和了



 カチッ コチッ 

時の魔術師「むむー」グルグルグル

京太郎「頼む、届け!!」

 ススス……ピタッ

健夜「!」

 ピンポンピンポーン!!

時の魔術師「タイムマジック!!」

京太郎「よしっ!!」

|l!1!|!l.        /   {_/○ニニ> へ_| 「\_/|\_/|  ||厂 __    |    \   二コ ,| .....!1!|!l
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|l!1!|!l |!l           ´/イ }从lム     ; \     ,ノ /  \       `ー-、__,|  `"l:|| |l!1!|!l
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|l!1!|!l |!|.i/二~|/_/∠/....    ,〈   ヘ ヽl\       //イ!./、/ /\.           l|.i  .l:|| |l!1!|!l
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京太郎「タイムマジック!」

 グニャアアアア!

健夜「うあぁぁぁぁっ!?」シワシワシワ

 ※優秀なCGスタッフが番組を演出してくれています

照「小鍛治プロが!?」

透華「アラサーからアラサウザウンドに!?」

京太郎「いけぇぇぇ!!!!」


【放銃判定】 ↓2

00~19 健夜

20~59 照

60~89 透華

90~99 ツモ



 勝利条件忘れてましたね
 

【勝利】
・健夜から直撃を取る Normal
・終局時に点棒が残っている Good
・京太郎が1位で和了る Very Good
・健夜を飛ばす Legend Good


【敗北】
・照・透華・京太郎三人が同時に飛ぶ →Happy Wedding!


 もう達成しちゃった……
 とりあえず上のクリアを目指して頑張りましょうか




京太郎「よっしゃぁぁぁ!!」

健夜「ぅぅ……」

京太郎「ここで決める!!」

照「行って、京ちゃん!!」

透華「ここで決めてこそ男ですわ!!」

京太郎「うぉぉぉぉ!!」

 神よ!! 俺を祝福しろ!!

京太郎「ハンズ・オブ・グローリー!!!」

 カッ

健夜「!?」

 ドゴォォォォン!

京太郎「届けぇぇ!!」


【点数判定】

 コンマ+(66-100)=34

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満


 ↓2 -34+30=-4 ゾロ目は倍



 残り精神力30

 最後の精神力を使ってラナリオン発動するか否か
 透華に温存して置いた方がいい気もしますし、お好きにどうぞ

 ちなみにラナリオンと栄光の手のコンボって110にできるってことになるんでしょうかね
 裁定決めてませんけども


 ラナリオーン ↓2

1 使う

2 使わない


 ではラナリオンを使うということで
 最後にラナリオンと栄光の手のコンボはアリかどうかという判定
 FFBがオーケーならアリの気もしますが、たまには安価で能力の裁定を決めましょうか



 ↓1~5


1 強すぎるので無し

2 まぁアリっちゃあり



京太郎「(ダメだ、このままじゃ威力が足りない!)」

 なんとか、なんとかもっと力を!!

京太郎「(師匠! 力を使います!!)」ギンッ

照「!」

京太郎「天空に散らばるあまたの精霊たちよ……我が声に耳を傾けたまえ!」

透華「この技は!?」

京太郎「ラナリオーン!!」


||||l|l|li        l
||||||l|li.         /l     /|
||||||||li.      , l    / , |
||||||||li       i l  / /j |
|||||l|l|li.       l |/ / | !
|||||||l|li      |   /    | .l
|||||||||li     / r     | l
|||||||||li.  /, イ. |:       |.l
||||l|l|l|li/'´   | !     |i
||||||||l|li.     | i      |!
||||||||||li     |.i:       |       __
||||||||||li.    |i          -=ニ   /
|||||||l|l|li.     |!    ,. -=ニ=-‐=ア/
|||||||||l|li    |  ∠=‐  /7/ ´
|||||||||||li          / /´
|||||||||||li            /./
||||||||l|l|li        //  /〉/〉

||||||||||l|li          /'   //// ,.イ
||||||||||||li           〈/〈///   //
||||||||||||li              //     ///
|||||||||l|l|li             /       ////
|||||||||||l|li                   /////
|||||||||||||li                /////
|||||||||||||li                   /////
||||||l|||l|l|li                /////
||||||l|||l|l|li             ////

||||||i||||i||li                ////
||||li |lil l|li             ///
|||li  | i|li           ///
||li    l|i             ///
|li    i|i          //
|i       |i        //
|   \ヽⅥ.       / 〃/
   ≧ r、n_  ャ^ーュ     ∠
  ≧  ーヘト(゚n゚ノ-┬^ぅ ≦
  ≦    `jl京ir'' ´   ≧

  /     ム入ヘ    ヽ\
  //ァ   (ノ  マ〉、  、ヾ \
      〃⌒Y^Y  `┘⌒


 ゴロゴロゴロゴロ

京太郎「よし、そして次は!!」

照「!」

京太郎「ハンズオブライデイーン!!」カッ


 ピシャァァァン!!


京太郎「ぐっ……すげぇ、パワーだ!!」バチバチバチバチッ


郁乃「腕に雷が帯電しとるね~」パチパチ

恭子「な、なんてむちゃくちゃな力を……!」


京太郎「うぉぉぉお!!」バチバチバチッ


京太郎「俺達の! 想いの力を!!」バチバチバチ

 良子先生の栄光の手――

照「全て乗せて!」

 郁乃師範のタイムマジック――

透華「京太郎様!!」

 そして咏師匠の――ラナリオン!

京太郎「うぉぉぉぉお!!!」

 俺が教わってきたその全てを!!!

健夜「う、うぁっ?!」

京太郎「くらえぇぇぇぇ!!!」カッ

 !      ,.ィ    !
. '    .liiillll/    ,!_,ィ  illlllll'
  ヽ  lllllll'   ,イ .!llll'  ,lllll'
    ! llllll',i ,.イl! .illllll  lllll'
    Vllll/イllllll' illlll' .llll!'         ,、 ,.ィl{
   ノlllllllllllllllll{ illlll'! ll/       ,.ィllllllllllllllァ

、,.ィlllllllllllll/,llllll! ,llll! .! ′ ,/ ./!,.イll彡",イlll'"

llllllア .lllll!'! ,lllll' .,lllll  !  ,./i ,イllllア",.ィ,iア
ア  .llll!  lllll'  ilア'   ! .i .l,彡''"  illl'
   .llll!  llll'  '    l l '" /'    ,ill'
   llll!  lll' l      '  l./.l   ,ill'
  ,llll'  lll! .!         l' /    ,iリ
  .lllll  .lll′ l         .l
  lllll   '"   l        l
 .llリ       ト !      l,           _,,,.イ|!
 l!′     l ', !      .l         ,.ィア,illア
 '!\     ト.l `       l     ,.  ,.ィlア".,ィll'"
  .! ',      、        { ./ ,!ィlllllllア' ,ィlill'"
.   !  、    、      し'.!,ィlllllllア , illlア
   '  、    l       .l,iア"  / .,ill'
    !   、   l         /    , ,イ ,lll
    \  V  .!      l /'" / ,llリ    ,ィ
      ヽ 、  .!      .| l  /  '"   ,イl'
      、 ,     '      l.l   /     ,i州
.      }ゝ 、 、  .〉      リ ./       ,州'
     .l、ヽ、 、 /       /       .,州
      ヽ  、∨      ./        ,州'    ,イ
        ',           , ,イ      ,州!   .,イi!
 、      ヽ         / /      ,州'  ,イ州
ヽ 、 ト       '       /     .,州'  ,イア州
  、   l ',   i .!     /    イ  ,州 ,イア 州
  ,  V l   lヽ.}    /   .i { , i州{,州゙  l州
\ l   !.! l    l     ,     } 〃 i州州'   l州
! ヽ l  l l ト, l    .i    ,! / i州'.l'゙    |州
.l  ヽ  ! l .! ! !    v!   l / .州' /!   /|州
 !         l.l .l !     !  ! l.'  V ,// ./ / .l州!
ヾ、      ゝ l l    l ,.'  し/  / /,/ '  l州!
ゝ         l     V     ,  / .〃    .i州|
!.iト  、              '   / / '    ,.l州|
i,l! \ヾ      r,        l/l  /     / l州
il|    ゝ              '           ,ィ州
llli          ,       ,,,;;:'         / l州,i
州.   __      /l'     ';;;;,         ,イ,. l州i|
州、 〈.ノ .  ,イア        ;;;;:     ハ   / ,l州i!
l州ゝ、     ,イl/    ,;,;;;;;'.,;;;;;'     `´   / ,!州!
.l州ヾ\  .イlア     ,,,,,;;;;;;;;;;;;;,、         '" ,.l州i!
..l州;ゝ  ,イl,';;;z   ;;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,_    ,. "  .!州l
. }ハ!  ,イllア,;:'  .,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::'''`ゝ     -‐!州!
   .,i州/.;;;'" ,,;;::'',,,;;;:;;;;;;;;;;;;;;," `'"           l州
  ,イ州/ ;;;゙ _.  `" ,;;;;;''':;;;;;;,,   ,           州
. ,il州/ ,;;'  "   ,;;;;;;;;  ゙':;;;;;;;.       f>   .州 .
il州/   ;;'     〈〉 .;;;;:''"   ゙':;;;;;,           州
州゙   ;;;r=、_   _,;;;:'_ ,.  _ __゙:;::;,.、_ _, -,, _  ・ ,.、州
l/―_ ̄ ̄`"‐ ̄´"´       _ ' , ̄ '''"''`_‐- ー'州
  〈.__,j   ,.-=  r,                 └'    州!
 _,,.- =‐   ,,,,._                    l州

健夜「ぐぁぁぁぁっ!?」バリバリバリバリバリッ



 ビシャァァァン!!

京太郎「っ!? ロン!!」

 バラッ

京太郎「16000!! 倍満です!!」

健夜「」プスプスプス

照「や、やった……?」

透華「小鍛治プロの親を流して……倍満を?」ワナワナ

 オイマジカヨ アリエネー
 アノコカジプロガ ウソダロ

郁乃「……」キュンッ

恭子「な、なんて奴や……」

漫「……」ポーッ

泉「」ガクガクガクプシャァァァッ

セーラ「あのアラサーを、やりおったで!!」


京太郎「はぁっ、はぁっはぁっ……」ガクッ

 精神力がすっからかんだ
 これ以上はもう――能力を使えない

京太郎「(でも、これで……!)」

照「いや、違う」ゾワッ

透華「(下手に刺激して、眠れる獅子を起こさねければいいのですけれど)」ビクビク


健夜「ふふっ……あはは……いいね、最高、倍満なんて受けたの……うふふ、何年ぶりだろぉ」ブツブツブツ


京太郎「なんだ……? どんどんどす黒いオーラが強く?!」



健夜「これほどの攻撃ができるなら――もう、手加減はいらないよね?」ニコッ




健夜 9000
照 25000
透華 25000
京太郎 41000


 京太郎ダイピンチですがちょこっと休憩貰います
 条件達成したし、本気のすこやんと戦ってみたい気もしますがこの後もすこやんは手加減モードですのでご安心を


 栄光の手便利ですね、戒能プロは女神なのではないでしょうか



 おまけのすこやん判定 +20

 ↓2

00~09 怒りでブチギレ

10~19 テレビの前でおもらし

20~59 実はちょっと感じてる

60~89 イっちゃってる

90~99 発情してる

ゾロ目 テレビの前で京太郎に告白する



【精神力】
健夜 100
京太郎 10
透華 80
照 30


 東二局 照の親

 ズゴゴゴゴッ!!

健夜「うふふ、アハハハハッ!! いいよ、最高だよ京太郎君!!」ニヤァァ

京太郎「っ!!」ゾクッ

健夜「やっぱり君に目をつけたのは正解だった。咏ちゃんも、良子ちゃんも――いい仕事をしてくれた」クスクス

京太郎「!!」

健夜「味見なんてやめた。ここでもう――」

 ザッ

智葉「健夜様」

健夜「……智葉ちゃん?」

 ウワージャンエイサンボウダー スゲー!

京太郎「(辻垣内さんまで!?)」

照「……どうしてここに?」

透華「嫌な顔ですわね――」

智葉「お戯れで本気を出されては困ります。本番は大晦日では?」

健夜「……そうだね。うん、わかってる」

 スゥゥゥ

京太郎「(オーラが引いた?)」

健夜「あーあ、残念だなぁ。ふふ、本当にザンネン」ペロリ

 ジュワ~ン

京太郎「(この匂い!? 間違いない、この人発情してる!?)」

 ※童貞ですがそういうのには敏感です

健夜「さぁ、まだ点棒はあるんだから――楽しませてよ。私をもっと気持ちよくさせて」ハァハァハァハァハァ

京太郎「~~~っ」ビクビクッ

照「(変態だ)」

透華「(変態ですわね)」


智葉「(あの方にも困ったものだな)」ハァ



【和了判定】コンマ×2 ゾロ目ならさらに倍


健夜 600 ↓1

照 460 ↓2

透華 440 ↓3

京太郎 430 ↓4





健夜「どうしたの? ほら、さっきの栄光の手は?」ホラホラ

京太郎「ぐっ……」ガクッ

健夜「なに? あれくらいでバテたの? まだ始まったばかりだよ」

照「(三人がかりなのに止められない……!?)」

透華「(地力が違い過ぎますわ!!)」

健夜「追い詰められないと力が出せないの? それなら――」ゴゴゴゴ

京太郎「っ!?」ビクッ

健夜「本気を出せるように追い詰めてあげるっ!」ニコッ

京太郎「(やられるっ!?)」

照「京ちゃん!! 避けて!!」

健夜「……ふふっ」カッ

 

【放銃判定】 ↓2


00~19 透華

20~49 京太郎

50~99 ツモ


健夜「ほらっ!」スッ

 チロチロチロチロチロ

京太郎「?」

 なんだこの火の玉みたいなの?
 雀力の塊……?

京太郎「(なんだ、大したことのない和了か。それなら――)」

照「!! ダメ!! 京ちゃんそれに触ったら!!?」

京太郎「え?」チラッ

 ズォァァァァアッ!!

京太郎「!?」

     ヽ  \_

、     | ',   {         /´`!   /
∨     ', |   /        } |    / l
 ∨    l}   /         `ヽ、  イ {
  ミ、      イ            ヽ ヽ! |,
、  ミ      ヽ       .イ   / ', ', 、 }
ヽ  ´       ',    _ { 、   |! j  l l   /
ミ、     l     、  / イ-, } l、  ヽ'    /  /  /
ミ、      ',  、  ヽイ ( 、 j / }  }/   / /
 ヽ      、  ', 、 l   //イ  jイ_/
  \`、  \   \l ト、ト、! {  l/ /_,/     /
   ,     \  ゝヽ、. ォェァ-ェァ  // /   /       _
    ヽ  \  `ヾ、ヽ、_  ∧_∧ ,イ  彡'   彡_,      <
     ヽ   `ヽ ミ、 彡 V:::::V    彡'           /  ー -
       、 \、_     ヽ_/     -、_
     {、  ` 、_   、 、   ミ、      、       \_
     \__,... > '} 、 `        } 、    、   -    ー '` ̄
      `二_ ,.´ー'/ /ヽ、        イ  、\   `ヽ、__
           / /イ/ ´、      /
       ,-―------ '         }      \
    ーニ-― - 、 ___ ,        、

       ,r―― ''´     ,l       l           ` 、
      /      ,// ,//   l    '  ,
    /  ,,.;;;;;;/'  / イ    |       \

健夜「まるで地獄の炎みたいでしょ」フフ

 ズゴォォオオオオッ!!!

照「!!」

京太郎「?!」

透華「京太郎様ぁっ!!」

京太郎「うわぁぁぁ!!」

照「!!」バッ

【点数判定】

 コンマ+(100-76)=+24

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満

 ↓2 +24



照「うぁぁぁぁ!」

 バリバリバリバリバリッ

京太郎「照さん、俺を庇って――!」

健夜「!!」

 カッ!!

京太郎「照さん!!」

健夜「小癪な……それなら」

 ツモッ

健夜「ツモ、8000・4000」タンッ

 ガシャァァァン!

京太郎「ぐぁっ!?」ズザッ

透華「!?」バチンッ

照「ぐぅっ……」ボォォォッ

京太郎「照さん!!」

健夜「雀魔人じゃない宮永さんには、少し堪えたかな?」クスッ

京太郎「そ、そんな……」

 あれだけやって
 みんなの思いを込めてやっとのこと取った倍満が

健夜「でもこれでようやくスタートラインに戻れたよ、ふふっ」

 こんな一瞬で――消えてしまった

透華「卑怯ですわよ!! 能力は使わないと!!」

京太郎「!」
 
 そうだ、確かにそう言っていたハズだ
 それなのに今の和了は明らかに能力!

京太郎「そうです! どういうことですか!?」

健夜「能力? そんなもの使ってないよ」

京太郎「え?」

健夜「今のは能力じゃない……ただのツモだよ」ニッコリ

透華「そんな――だって!」

健夜「それに、勿体無いでしょ」クスクスクス

京太郎「え?」

健夜「本気を出したら――一瞬だもん」ニヤァァ

京太郎「ひっ!?」ゾクッ


健夜 25000
照 17000
透華 21000
京太郎 36000



 東三局 京太郎の親

照「うぅっ……」

透華「大丈夫ですの!?」

照「なんとか――」

京太郎「(まずい、このままじゃ負ける!)」

 俺と照さんはほぼスタミナ切れ
 透華さんの能力は支援がなければ本領発揮できない

京太郎「(どうにか、どうにかしないと!!)」

健夜「あー、でも能力使ってもいいかもね」

京太郎「!!」

健夜「だって、さっきはあんなに最高の一撃を……あはっ♪ くれたんだもんねー」フフフ

京太郎「(まずいまずいまずい!!)」

 頼む、どうにか
 なんとかする力を俺に――!

健夜「ふふっ……さぁ」

 
 /゛ ./.   _.   / ,i〃゙  ,..-'"゛   .,/ン''"゛     .‘゛     . _ノ
'"  ..i |ト、   ^)ノrァ    'リ′/      : f'"           _,, -ー'''"._____
....|し'!、_ノ |_ノし! リ/.   rイ.               ,,-._..-'"゛.... 。o≦:::::::::::::::::::≧o。 ____
....し-‐1 r―‐'´   :ト、ィ__j゙.゙しヘ       ,. /し'".     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\..゙ニニ二二二二
/゛.゙,イ | |! |!...../. :| ィ――''イ | ト、__,ィ... :.:./ .; .: .:.ト、..゙:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . ,;::. / し'

.... )ノ_j l| :八,ィ /. し'゙/   / / ノ:し‐ ニ!:/  イ ,ィイ  :.ム l゙:::::::::::::::::::::|ヽ::::}\}\::::::::::::::,::;;/ :__  .`
.... ̄ ) _ノ:(__ノ     _./ /.( .::.:.゙//_レ'   し' (ノrイ  ) | :::::::ハ人::| ノノ     ヽ::::::::|  :... : ゙゙'㍉
...... /'´..゙/.!  !...   /'´ ̄..しい. :/´ Y⌒′. _,.ノ /..゙_.゙^)/|:::i/     `         |::::::::| : :.゙'―'''''^
.    i.l",!  i′.  j. :ん:ノ i!''/.: ., .:.:く.     /´ ゙̄_,こ. _,:|:::| ___ノ      `ヽ ___ l|::::::::|;;.: .:.: :.   
.    ,ill |  l..... }Y jJ.:〔  . : :..:( .:.nノ : .   .:.:_  ⌒)ノ |:::| ┬┬    ┬┬ l|::::::::|; : :.: . .:.:.:.. 
.   /リ ,! ./..rし'   )  (`.:.:..:,. --ミ{  :.  . .:.: _))‐-.   |:::|:::| l__」     l__」  l|_〉::;:!.. --―…
.  i''i.!   .ll゙...,りノ  `ヾ .:...:.:/:::/´ム `Y   . :._〕ニ=.    |:::|:::l  "         "   |::::/ ! . : .. :. . ...::::
  | |    .!.゙{〔    (  .:..:.ノ::::i んハ |\. : ..:.:う-    /.|:::l:圦     ___    ノ|::::::::|..: . :. :.: : : : :
 ││./ l..... `うぃ  `¨マ::::。:::| リー゚'   ヽ:.::,ム`    〃゙|:::|::::个o。 __ ´ ̄`  イ:: !:::::: |. ==ニ二三
.  l   l .!   ( rう      ゞミr┴-、ノ、   ∨i:i|    {:{....|:::|::::::|::::::::::::__〕___〔__:::::!::::|:::::::リ . :.: ::.. .:   
  !  l l.     ヾっ=-‐     }__/  ハ     Vli|   い..乂!\l:::::::::{////////}:|::: !:::::/. =--―< 
  ヽi .||     `つ-‐         (  } ;   Ⅵ     ゞ.    乂::ノ//////////`ヽ/ :.:.     
   |  ″....   `うぅ‐  ::..       / ,:    }リ         //| i////////// //∧ . 二三 ̄´ 
、  │    .、 .!|.  {ぃ     :::...  / ,:.. :;:;;''''"""゙゙゙''';;:;:...... ///| |///////// ////∧... __,,)  
..ヽ、i,,ト    .カ, | l.   い    ::::.{    :;;:: ‘.'..゙ソ.,.'゙//.゙: :;;'. {///| |//////// //////∧. ヽ, .i
.  ゙!//!    l l ! ヽ、 `ヽ      7^...:;;:: ,..゙ー ' ///////゙::;;: ///| \,///// ////////∧.....゙'、|し
   l レl   。    ◯  \   ′..::;;;.     {_/.・,..」ノ/::;;::..//|\ \_/ ////|///// !. -―-
i   !、.l...   O 。   ゚ o  ``ヽi...... :;;:: ,.  ' // / 乂..゙::;;:.゙\////> __ </////!/////l|..゙。oc-―
ヽ   ㍉、.     °O      !   ::;;:;  ・,‘../...... ;:;::.゙/// {_/ ///\\// !/////l|.    イ  
、.\   丶 .'ト,   o   ◯°  ’  ミ.'''::;;..’ ,. '.   ;;::'''' `¨¨¨ノ__///////\\l|///// !  o。... 
. `-..}     。    o    o 0 ゚o.     '''''';;::;::;;;:''''     //////////////\|///// !__ ____
〟     .}ヽ, ゚ O o  。          ヽ               /////////////////|///// !.゙く≦⊇く
/  /|二二二二 Z二7i二二二二/ニZ二Z二l二l二l二l二l二l二l二l二ヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤヽ二二二l\

  //: : : : : : : : /__//| : : : : : : : |_|_.l__.l_l_l_l_l_l_l_l__l_l_.l_.l_l_.l_l_l: : : : : : :\\ _
ニアオ:.: : : : : : : : : : |__.|//: : : : : : : : |_|_.l__.l_l_l_l_l_l_l_l__l_l_.l_.l_l_.l|寸ニヽ: : : : : : : :\|`
ア|::::|:.: : : : : : : : : : |__.|/: : : : : : :_______:_:|__.|__.|__.|__.|__.|__.|:_:_:_:_:_:_: : : : : : : lヽ|寸ニヽ.: : : : : : :|
:: !. ' : : : : : : : : : : /: : : /: : : : : : /   ./__./|: :|__.|__.|__.|__.|__.|_「__.',: : ‘,: : : : : :.ヽ|ヽl寸ニヽ: : : : : : `

健夜「君の親だよ?」

京太郎「(頼む!!)」



【和了判定】コンマ×2 ゾロ目ならさらに倍

健夜 600 ↓1

照 460 ↓2

透華 440 ↓3

京太郎 430 ↓4

 ※京太郎の和了で新能力取得
 



郁乃「アカンね~」

漫「さっきは折角一撃取ったのに!」

泉「地力が違いすぎるんや……京太郎様ぁ」

セーラ「なんとか出来んのか!!」

洋榎「須賀ァァァ!! 負けるんやないでぇぇ!!」

恭子「!?」


 チャッ

京太郎「(ダメだ、後一歩なのに!)」

 力が足りない!
 もう少しで――あともう少しなのに!!

健夜「ふふふ……あっはははは!!」

京太郎「ぐっ!!」

透華「歯がゆいですわね――何も、何もできませんわ!!」

照「私が、私が雀魔人にさえなれれば――!」

健夜「さぁ、覚悟はいい?」

京太郎「!!」

健夜「ほら、もう一回行くよ?」

 ボゥッ!

京太郎「来る!!」

透華「ええ、分かってましてよ!!」

健夜「さぁ、どうする?」


【放銃判定】 ↓2

00~19 透華

20~49 京太郎

50~99 ツモ



健夜「だれが受けるの? 宮永さん?」

照「っ!」ビクッ

健夜「それとも自称、目立ちたがり屋さん?」クスクス

透華「っ!?」ゾクッ

健夜「それとも――」フフッ

京太郎「小鍛治、プロ!!」

健夜「やっぱり――さっきのお返しはしないとね」ウィンク

京太郎「ひぃっ!?」ゾクッ

健夜「受け止めて、私の想い――」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

照「京ちゃん! やめて!!」

透華「私が振込ますわ!!」

京太郎「点棒が一番あるのは俺です! だから、俺が受け止めるしか方法がありません!」

 37000点あれば防げるハズだ
 大丈夫、飛ぶわけがない

健夜「終焉の狼煙を――」


【点数判定】

 コンマ+(100-66)=34

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満

 ↓2 +34


 66×2+34=166

京太郎「うぉぉぉぉ!!」

照「ダメ!! それは――!!

透華「京太郎様ぁぁぁぁ!!」

健夜「あぁ、嬉しい……私のきもち、受け取ってくれるんだね」ジュンッ

京太郎「うぁああああああ!!」

健夜「じゃあ見せてあげる。私の本当のメラゾーマ……いや」

 ボォォォォォォォッ!!

健夜「神の炎を」

照「!!」

健夜「起動せよ! アラサーの翼神竜!!」                /_,/    ./ ,,r''゙ ̄ ̄\\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ::::\
            _,//_/    //      \\;;;;;;r-丶、;;;;;;;;;;;\ .:::::\
         _,,r=ZC∠-''゙/へ、_           ヽ };;;;| \| .}\;;;;;;;;;;;\ ::::::ヽ
      ._,r二_,re(__,,,,,T二),,_::::... ゙'ヽ、_        | };;|  >./::::::\;;;;;;;;;ヽ ::::::ヽ
      ]_.rF-ヌ''コ!|ヤハ「:.... ゙'ヽ、:.. ゙'i--.ア      | // //-!ォ::::::::::\;;;;;;ヽ :::::::ヽ

      イ ,ュャ!ョ ヘ }ヽ.\::::::: \____|::::::::\_   | // // ../∠i::::::::::::\;;;;;ヽ :::::::
      | E  ξ .>L/! ̄\:::: |::::..\__!_,,,-''゙゙--フ/;| / / ∠:::::::::::::::\;;ヽ ::::::
     ヘ/  _,ェ゙ソ  }ヘ |:::  \__|,,::/_,,r''゙--メ-''゙゙´γ⌒ / /´_」 ̄\:::::::::|;;;;ヽ ::::
          ̄   丿!レ,,_:: _//_,,r'''゙゙___,,,/´丿|γ r''⌒ヽ´./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,r''ア} ::::
             >-/!_/夂゙  _,r\  ///:|{. !、__ ノ.丿''---r⌒r-''゙_,,r'''゙;;| ::

             [_/!二,,,,r'`T'゙   \/  !:::!.\ヽ,,,__,,r';  .γ r-、 _,,,r!;;;;;;;|

        |\    |:/:|    |::......_/ ̄   \  `''''''']/|_____{  (:,, ) .-ャj-!;;;;;;;;;|
        | .\   /:::|   /;;;/゙゙      _、、\__/;;| /\_,/ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;|
        !   (  t::::::| _,,r'゙ ヽ丶、_,,/゙ ゝゝ┐;;;;;;;;;;//   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         !   {  丿:/T/::::{ |\___|  / ./ヘヘ_!ヾ   ./ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         .!...::::}∠___;;;;;;;|::::::::::}.> i,,,,._ ∨{ 〆 _,rゝ  ̄ゝ、_,r'゙   |_,,-,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
          {:::::/ __ヽ_/゙゙\_/::::ヽ   ,∨.\{ `ヘ、__r⌒)    !  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
          {::( i´__/゙゙|⌒!-´゙´ヽ,\_:\/       丿         .};;;;;;;;;;;;;;;;

          .>>! ヽ!-、.\:::::::|;;; ⌒ |\    _,r'゙\         |;;;__;;;;;;;;;
        ,,__,,r|⌒ヽ\ \;\|:::: |;;;-、__{.ヘ  >、,r'゙  |レ'゙゙}         !!゙ ゙゙゙'i;;;
        {;;/ゝ、 \\|;;;ノ::  |;;;   ̄\_/    |'´ };;;}           ヽ/

      ,,/;;f  !| `'--ソ:: ノ:   ノ;;; ゝ、_  /゙|\ _,,r''゙};:  };;ヽ           ./
     r{;;;;;!ヘヘ !|  |  ::/   /::;;;;!、  ̄ヽ、!/゙  丿;:   };;|          /
    _i'゙;;;\rュ| ! .λ__ >-´   /;;;;;;ヽ`-、_/゙゙/ゝ,,r''「;;;;;;;;   };;|         / ::::
--j-´;\__/ {-))  |};;ノノ   /;;;;;;_ノ;;;;;\__\./_,,r-、;;;;;;;;;;  .}|__,,,r-ァ      / :::::::
;;;;\___/  \´,/_/::::::___,,,r<;;;/ ̄!へ__;;;;_//!---r-、、;;;!___,,,r-''゙ _/     /  ::::::::
 ̄~       ト-{゙゙゙ ゙̄   ノ゙      >⌒))/;;;;;;;;(゙゙) }レ''´    /   /  ::::::::::::
       / ̄__}`''--'''゙゙゙ ̄)     /`-´_,,,j----、ソ、___   /    /  :::::::::::::
     ____{|/ \>ヘ___,,,r'゙     /⌒ヽソ┐___,,,,r--i-ヘヘ、 ゙̄     /   :::::::::/
   --ヘ\\  /          f   ノ´//   / ゙゙゙̄\\ヽ   /   :::::::::/

京太郎「あ、あぁっ……」ボォォォォ

健夜「……ゴッドフェニックス!!!!」

 ボワァアアアアアアアアアアアア!!

京太郎「うわぁあああああああああああああっ!!」ジュゥゥゥゥ

照「京ちゃあああああああん!!」

透華「いやぁぁあああああああ!?」

健夜「うふふふ、あははははははっ!!!」

京太郎「ぐぁぁぁぁあ!? っ、ぐぁぁぁ!!?

 ボボボボボボッ 

京太郎「……」ガクッ

健夜「私の愛で、その身体を――心を焼き尽くしてあげるよ」フフフ




 シュゥゥゥゥゥ

健夜「そして不死鳥は消える」

 プスプスプス

京太郎「……」

健夜「もうこれで京太郎君は戦えない」

照「そ、そんな……」ブルブル

透華「京太郎、様……うそ、ですわ」ブルブル

健夜「楽しかったよ。でもまだまだ――」

 シュゥゥゥ

京太郎「……」フラァァ


゚       、            /,/           \\:::::::::__/ / !             / / 〉/〉/〉
  `     ゚         /,/             /\  ̄ ___/,   |          }' / /〈/〈/
    ゚。          |!iノノ  ,,  "~     /    ̄  | /   |           / / /      l\    
.  ゙   丶   o    |!/ / "~           /       ,:i/    |         / / _二二フ   \〉     _
 ゚  。         |!/ /          _/寸=‐- __/.i'    |        /__/ /.  r'´¨二仁二i   / /
         \    |!/ /           /、  ',    ~.i     |       / ./ /丁''亠<      / /
゚ o     。    }\ / /          / |ハ.  ',    i     |       ハ〈_/ ,} ´   r── ´ /二ニ,, 、
   - =ミ、  /  `.{ !i          / /} .| ο|   i    |       , ', /。 ゚   `ー──  _/゙〉   \\
      ヽ ー'    ∨|!l|!:||!i    ο ' ,// /ヾ./゚ 。 ヾ{    |       { /し'   。  ゜   /二,,´ __ー、    \\
 ‐ ─ = 二 ヾ ゙ヾ \|!l|!:||!i||!|l!|li|i|l//し'}\\_ ̄Ⅵ!|!|!l|!i       / /  /   ___/__.  / / 〈_/    , /
   - = ニ゙ =        \|」!|! _ノ{/じ'   (___ ヾ `ー' \|!、|!||li|!|/l!|/   ー=彡'´ ̄ ̄o'   ̄〈_/ー‐-- ..__/ /
    ,、,,彡ー''゙⌒゙ー---‐´ ̄`<彡' ゚     ____つ ゙  ゙~ゝ_/ ゙ー' 。 ゚  二 ニ = ─ 。      /〉/〉/〉   ̄
=-'~ヽ,,,rt,,  ,,_ ._゙ー    ,_ _,.. ,  ̄`ー ニ二~ ー‐‐--=ミ、ヾ,,_.._,,_,, -'' ""~ 二 ニ = ─ o   ゚   〈/〈///
`ー一' ~         ..,,_,_ _,.. ,.,.,_゙ "゙ r-、,_ _,.. ,r'ニ⌒ー‐'゙~ゞ_____ノ゙ー'⌒゙ー‐'゙ー‐‐‐''゚ー-‐‐─一"- ‐‐'''~  //

⌒^ヽ.,,,,   "゙"゙               ̄  ,_ _,,._ _..   _.., ,, _. -‐‐‐、,,_ .._"゙    " __ ..,,_,,  __..,, __  ~

京太郎「……」

健夜「私には届かない」

透華「いやぁぁぁぁあ!!!」


健夜 57000
照 17000
透華 21000
京太郎 5000



 東四局 透華の親


透華「京太郎様!! 起きて、起きてくださいませ――!」

照「京ちゃん!!」

郁乃「京太郎君!!」

恭子「無理や、あの一撃を受けて」

漫「立てるわけが――」

セーラ「須賀ぁ……」

洋榎「須賀ぁぁ!! 立て!! 立つんや!!」

絹恵「須賀君!!」


健夜「無駄だよ。何もかも」

 あの一撃を受けて立てるわけがない
 そういう一撃だもの

健夜「じゃあこれで試合は――」

京太郎「……」




京太郎「……あれ?」

 ここ、どこだ?
 俺は一体――何をしてたんだっけ?

京太郎「……ん?」

和「お目覚めですか?」クスッ

京太郎「和! どうしてここに!?」

和「何を言ってるんですか? もうすぐプロテストの決勝ですよ」

京太郎「え?」

和「須賀君は魔王軍を倒して――みんなとここまで上がってきたじゃないですか」ニコッ

京太郎「……あ、そうだ。俺は小鍛治プロの役満を耐えて」

 それで最終的に逆転して――
 小鍛治プロを倒したんだ

京太郎「お、おお!!」パァァ

和「さぁ、始めましょう」

京太郎「ああ、そうだな!」

 ザッ

怜「……待ちぃや」

京太郎「え?」

怜「まだ、やり残したことあるんとちゃう?」

京太郎「怜、さん?」

怜「お互い死ぬんはちょっと早すぎるし、もうちょっとだけ足掻いてみぃひん?」ニコッ

京太郎「足掻く……?」

 あれ、俺は一体――



怜「こんな死の淵、二度と戻ってきたくなかったんやけど」

京太郎「死の淵――」

怜「一緒に抜け出そ。まだやり残したこと、たくさんあると思うんよ」

京太郎「やり残したこと?」

 そうだ
 俺はまだ勝ってない

京太郎「俺はまだ、戦える」

 点棒は残ってる

京太郎「戦うんだ!!」

 俺を待ってる人の為に!

怜「……頑張れ、須賀君」トンッ

京太郎「はいっ!!」





健夜「じゃあこれで試合は――」

京太郎「……」

 グッ

健夜「え?」

                 _.
               { r  、〉_
              -=:〃/''/''ヽ \
               彡`| ! /`:..__\
               ::  l_/. ,'=} ::  ! :
.                :: /   !.´ .::  }
                fヽ / 〉' .::: ̄ヽ.

                  : ,'ミ=/:::,':::::: 、 ! | :
              :/  //     / l
               |` ハ'    , .r‐  }
               {/    / |`  ,′
                  /   /   .!ヽ ,'
            / ヽ_. /      L_ ゝ
                {ミ、  )      、彡' }
               仁二7        ∨ !
            |  ,′          〉:. ヽ
             j  l        ..:::-==='
        r'⌒/´  ̄`、:....

        `======‐':::::

京太郎「何、勘違いしてるん、ですか?」

健夜「なっ……!?」

京太郎「まだ俺のライフは――残って、ますよ……」ニッ

照「京ちゃん!!」

透華「京太郎様!!」

健夜「あ、ありえなぃ……どうして、どうして立てるの!?」ブルブル

京太郎「……まだ、俺は負けてない」キッ

 




京太郎「っ」ガクッ

透華「!!」

照「大丈夫!?」

京太郎「……だ、大丈夫です」ブルブル

健夜「なんだ、ちゃんと効いてるんだよね……」ホッ

京太郎「(体が、心がバラバラに砕けそうだ。でも、それでも――)」

 フワッ

京太郎「(不思議と嫌な気持ちはしない。暖かい何かが、俺を包んでる)」

 だから――

京太郎「最後まで足掻いてやる!!」ダンッ

健夜「!!」

京太郎「うおぉぉっ!!!」

 行けぇぇぇ!!!



【和了判定】コンマ×2 ゾロ目ならさらに倍

健夜 600 ↓1

照 460 ↓2

透華 440 ↓3

京太郎 430 ↓4

 ※京太郎の和了で新能力取得
 



健夜「(何このオーラ? もう消えかけだよ)」

 スッ

京太郎「ぐっ……」フラフラ

健夜「(やっぱりもう虫の息。それじゃあ――)」

 ゴゴゴゴゴ

健夜「やっぱりこれでトドメだね」

京太郎「く……そ……」

照「させない!」

健夜「黙ってて」ゴッ

照「!?」ズォアッ

健夜「今度こそ、終わり」

 ボォォォォッ

透華「万事休す……ですわ」ガクッ

健夜「アラサーフェニックス」

 カッ




【放銃判定】 ↓2

00~19 透華

20~49 京太郎

50~99 ツモ



健夜「不死鳥は――再び墓地より舞い戻る」

 ゴォォォォォォオッ!

照「京ちゃんは私が守る!」

透華「ええ、私が守りますわ」

照「違う、私」

透華「いいえ、私ですわ!」

小蒔「いえ、私です!!」フワフワ

照「私しかいない!!」

 ギャーギャー!

京太郎「……みんな」フラフラ

健夜「あーもう、うるさいなぁ」ボソッ

 ボォォォォォォォ!!

健夜「じゃあみんなまとめて」

 カッ

京太郎「!?」

健夜「燃えちゃえ――あ、京太郎君は私に萌えてね」

京太郎「さむっ」

照「うざっ」

透華「ないですわね」

小蒔「ありえないと思います」フワフワ

健夜「ゴッドフェニックス!」カッ

 ゴォォォォ!!

京太郎「ぐああああああああああああ!!!」ボォォッォ!

照「いやああああああああ!!!」メラメラメラ

透華「きゃああああああああああ!!!」ボボボボボォ



【点数判定】

 コンマ+(100-76)=+24

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満

 ↓2 +24


 
 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ

健夜「ああ、綺麗……」ウットリ

照「ぁぁぁ……」ガクッ

透華「不覚、ですわ……」フラァァ

京太郎「」ズシャッ

健夜「今度こそ終わりだね」

 ざわっ

健夜「え?」

 グググッ

京太郎「ま、まだ……」

 まだ、まだ点棒はある

京太郎「終わって、ませんよ?」

健夜「な、なんで? どうして?」ワナワナ

京太郎「勝つんだ……勝つ」フラフラ

健夜「72000点差だよ!? もう逆転なんてほぼ不可能なのに!」

照「72000点差なんて、序の口!」

郁乃「せやで~72 000点差なんてな~」

恭子「そや! 72 000点くらい楽勝や!」

セーラ「72がなんや!」

洋榎「こちとら33-4を経験しとるんやで!!」

絹恵「72でや!!」


透華「……」


京太郎「さぁ、続けましょう」

健夜「わかってるの? 次は私の親だよ?」

 今までの点数の比じゃない
 1・5倍の威力が俺を襲うだろう

京太郎「それでも、戦う!!」

 俺は諦めない
 最後まで、この身が朽ちようと!!

京太郎「棺桶から這い出て、アンタを倒す!!」

健夜「あっ」キュンッ

 

健夜 73000
照 13000
透華 13000
京太郎 1000



 鉄壁に入ったのでここまで
 次回であっさり決着が着くか、それとも最後に一矢報いて食らいつくか楽しみです



<<須賀京太郎>>
【戦闘力】430
【雀力】 66
【精神力】70
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない


【所持物】
・【夢乃マホカトール】洗脳・邪悪な心に支配されたものを開放し攻略可能とする

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】
・【麻雀で敗北し、死亡する】
・【セクハラ十人斬り】
・【運カンスト】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
【未達成】
・【麻雀プロテスト合格】
・【小鍛治健夜の討伐】


【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(力になりたいのに、なれませんわ……)
・池田華菜(須賀ぁ……負けるなしぃぃぃ)
・久保貴子(なんだあの大人げないアラサーは!!!!)
・宮永照(京ちゃん……お願い)
・船久保浩子(最初の一撃は見事やったが、やはり強いでこの人は)
・大星淡(ぐぬぬ! 私がいればあんな奴ぅぅぅ!!)
・狩宿巴()
・神代小蒔(私だって京太郎さんの力になります!)
・姉帯豊音(大魔王ちょーこわいよー)
・小瀬川白望(このままじゃ――京太郎くん、がんばって)
・鹿倉胡桃(京太郎君は誰にも……誰にも負けないで欲しいから)
・臼沢塞(アンテナァァァ! なにやってんの! 弾幕薄いよ!)
・エイスリン(アラフォー! イキオクレ!)
・夢乃マホ(ふぇぇ怖いです)



 OP 影山ヒ●ノブ


ヒ●ノブ「いぃぃまぁぁをぉぉぉ抜けだっそぉぉぉ!!」

 デデデ

ヒロ●ブ「てぇぇぇにぃぃぃ触れったぁぁぁぁ!!!」

 デデデデン

ヒロノ●「Sparking!!」


健夜 73000
照 13000
透華 13000
京太郎 1000


 南一局 健夜の親


 ズォォォォォォッ

洋榎「ここからが本当の地獄や……」

絹恵「須賀君……」

郁乃「あの力に目覚めるんやで~!」

恭子「無理や、あんなに追い詰められて――」

由子「下手すると瞬殺なのよー」

泉「京太郎様ァァァァ!!」

セーラ「負けるんやないで!!」

漫「……//」



健夜「あ、ありえなぃ……こんな、こんなこと」

京太郎「……」フラフラ

透華「(今の京太郎様を支えているのは強靭な意思の力ですわ)」

照「(だけど後一発でもうければ飛ぶ以上、このままじゃまずい)」

健夜「でも……」

京太郎「俺の……ターン……」

 戦うんだ
 俺が――

京太郎「ドロー……」



【和了判定】コンマ×2 ゾロ目ならさらに倍

健夜 600 ↓1

照 460 ↓2

透華 440 ↓3

京太郎 430 ↓4


 ※京太郎の和了で新能力取得
 ※さらに透華への直撃でスーパー大逆転のチャンス


健夜「無駄だよ、何もかも」ゴゴゴゴゴ

透華「相変わらずのオーラですわね」

照「なんてインチキ……」

健夜「さぁ、須賀君。覚悟してね」

 デデッデデデデ

京太郎「……」フラフラ

透華「(京太郎様は一撃でも受ければ終わり)」

 それならば――私が受けるしかありませんわ

透華「(でも、私の点棒も残り僅か……跳ね満以上で飛ぶのは確実)」

照「……」ジッ

透華「(ええ、分かっていましてよ)」フフ

 それでも、京太郎様がこのままやられるよりは――
 愛しい方の傷つく姿を見るよりは!

透華「何百倍も!! いえ、何千倍もマシでしてよ!!」カッ

健夜「!?」

透華「愛する人の為に……散るのも悪くありませんわ」

京太郎「とう……か、さん?」

透華「……」

健夜「でも、本当に守れるのかな?」

透華「守りますわ」

健夜「それはエゴだよ。たとえここを凌いでも、次で京太郎君は飛ぶ」

透華「……ええ、これは私のエゴですわ。でも」

京太郎「透華……」

透華「惚れた弱み、でしてよ」

健夜「じゃあ――受けてみる?」

 ゴゴゴゴゴゴゴ

健夜「アラサーフェニックス」カッ

透華「!!」

京太郎「ダメだ……透華!」



【放銃判定】 ↓2

00~19 透華

20~49 京太郎

50~99 ツモ 

 



京太郎「!!」バッ

透華「京太郎様!?」

京太郎「……俺が、守る」フラフラ

透華「いや、やめて……そんな!」

健夜「どいて。でないと――」

照「京ちゃん!」

透華「……京太郎様!」

京太郎「……」キッ

健夜「……そう、なら」

 ゴゴゴゴゴゴッ

健夜「みんなまとめ、倒してあげる」

京太郎「!!」

透華「まさか――!?」

健夜「最初からこうすればよかったんだよね」フフ

照「もしかして……いつでもツモれるのに、わざと?」ワナワナ

健夜「さぁ……覚悟してね」


郁乃「……もう、終わりや~」

恭子「須賀君!!」


健夜「……バイバイ」


京太郎「……和」

 やっぱり俺は――まだまだ弱くて
 ヤムチャのままだ

京太郎「(だけど、頼むよ)」

 俺に……俺にこの一瞬だけ
 一瞬だけでいいんだ

京太郎「(守る力を、くれ!!)」

健夜「ゴッドブレイズキャノン」


【点数判定】

 コンマ+(100-76)=+24

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満

 ↓2 +24




健夜「?」

 ボボボボボ

照「……不死鳥の様子がおかしい?」

透華「先ほどとは違って――なんて小さな」

京太郎「ハァハァッ……」

健夜「支配系能力、とまでは言えないお粗末な力だね」

京太郎「!」

健夜「自分の命を削って……相手の力を抑えるなんて」

京太郎「ぐっ……」

健夜「でもね、完全に抑えきるまでは届かなかった」

京太郎「!!」

健夜「確実に――君だけはもらっていくよ」

 ボォォォォオ

透華「京太郎様!!」

健夜「さぁ、今度こそ本当に終わりだよ」

京太郎「(よかった。死ぬのは俺だけだ)」

 ありがとう
 最後に……みんなを守っていける

京太郎「(それだけで――俺はもう)」

 咏師匠、良子先生、郁乃師範――

京太郎「(終わったら、いくらでも謝りますから)」


郁乃「……間に合わなかった~」



京太郎「……」ドクン

健夜「本当に楽しかった。でも私とヤりあうには――まだ少し早かったね」

京太郎「……」


 ↓1から↓5までの合計が 350 以上で習得 補正20
 ゾロ目はその数値の二倍扱い


 失敗すればそのまま敗北
 



 ゴォォォッ

京太郎「透華、照さん――」

照「京ちゃんっ!!!」

透華「京太郎様ぁぁぁ!!」

京太郎「バイバイ」ニカッ

        ,/し_ッ-'"/             !  {      { /
       /     ./             !  .l,     ! |
     .,i./    /               !  l     .リ
,   ./    ./    .,.            !  l, ,ィ                  ,
:! ,ャ′   /    ,.ii″             ∨ `'゛.! .il               ,,ッ′              ,,ν
从メ    /   .,..-ン′                  ヽ  │ |′          , У          ,,.   _..‐" l″
     ./ . / ./                      |   .!/             , ' /            乂し'Lッ-'" _,, ー'
      ¨゙ . /                     |   l  /|       ,r'゙./         .,/    _..-‐'″
       廴 . _、   _                 |  ./ .//     ./../       _/ ._.. -‐'"
        二ニニッ“⌒                  /  ./ ./ /    ._/ /       ノ _厂
      ., 廴_                      /   l / ./  ,/゛ ./           } イ
.l     /    .`´ ̄`て    ,,.   ,l     ./ . / / / /   .,i/″          〃
{                 ´(_  メ{″   ll    ,/ ,/   / !'゛   ,,rシ  _,, /               ,/
..\、   .,i′ .、    ン'./    ./.! ./ /   /   ,  'ノし'ニr'"   ._..;;ッ←  ._,, -ッ″          ,ノ
   ゝ  /|  ,〃  _ /   て   ./ |.i′./ _.. -'"  . /    . / ゛  ._..-''シ'"  ,/´. /   /        /
   l、 / .| '" ゙‐'      〔ノし' / . `" `¨´    /     .,/゙ .,..r'"_ / ´  .;;ア ./   /|″     │ ,/
   !ヽ./             ゙‐'''"       .,/         レ'″,/   _..-"  l゙   ._ノ゙/     ._..ノ__/
  .|                       ~'''"゙´         __ノ¨ _...-'"゛   ./  .,..-'゛ l     -‐=ニ′
   ¨゙゙弋   .、                         廴r'''"゛       し'"゛ _ッ-¨′       _,, ‐
     . !  .,〃                              _,, -‐._,,,,.... --     /゛ __,, イ″ _,,..-‐'"゙.仁二ニ
      ! .゛}    _,, ニニ ̄             _,, ー''゙゛ ''''"゛      _,,,,,...廴ノ -―''''"´     . _,, -ー
   .i  .〉   .''''"゛ イ―‐'″          -‐''"゛                           __ii;;ニ″
   lゝ'゛           ,,__、                 _,,,.. -ー'                  仁,_
   ,ゝ 夕   _z--ー'¬―-`-デ゙''―z_     ー''''''゙゙゙´                `'''― __  ´゙二ニニ==‐-′
  / _..- .r'"゛                `''-..,,ぐ- ..,_                         `''ー ..ii`-`-='
 }ノ'´ } ノ                          `'゙'‐  .`゙''ー ..,、       厂“'''''''― ..,,,             `゙'''ー-.
    .″                                `''ー、,     \、      `''ー、,_,,,,   __
                                      \ l¬r- `''ー ,,,       .`¨″   `¬r-
                                         ヽl   . ´゙''ー ,,, ¬r- ,,_
 ドゴォォオオオオオン!!


京太郎「うわぁぁぁぁぁぁっぐぅぅぅ!?」

健夜「燃やし尽くして、若さの燃料を1滴残らず」フフフ

透華「いやぁぁぁ!!」

京太郎「うぁぁぁぁぁぁっ!?」ボォォォォ

※イメージです

健夜「あぁ……素敵」ウットリ

京太郎「がっ……」フラァァァ

 ドシャッ

健夜「散り際すらも……ただただ愛おしいよ」クスクス

透華「あ、あぁっ……」

照「……ぁぁぁあああああ!!!」


健夜「大阪編! 完!!」デデーン


京太郎「」プスプスプス





健夜 77800
照 11400
透華 11400
京太郎 -600


 会場はシンと静まり返っていた
 誰もがこの結果を予想出来なかったわけではない

 日本の頂点に立つ女と、いくら強くなったとはいえまだまだ若い少年

 結果は火を見るより明らかと思われた

恭子「せやけど……」

漫「期待して……まうよ」

洋榎「須賀ァ……なにしてんの? お前は、負けたらアカンやろ?」ワナワナ

絹恵「おねえちゃん……」

 それでもこの会場――
 否、日本中のお茶の間に希望の一筋を見せたのは

 京太郎の最初の一撃

泉「いや、いやや! 京太郎様! 京太郎様ぁぁぁ!!」

セーラ「倍満当たったときは行ける思ったんやけどな……」

 最初の京太郎のコンボ
 それによる倍満の直撃

 トッププロすら成し得ない驚異の出来事に、世間はただただ期待した


健夜「よく頑張ったね、京太郎君」ナデナデ

京太郎「」

 彼になら、彼女を倒せるのではないだろうかと

透華「っ!! その手を!!」

照「離して!!」

健夜「悪いけど、それはできないよ。だって――」

 ゴゴゴゴゴゴッ

透華「こ、この音は!?」

照「何かの起動音!?」

健夜「本当にありがとう。もし君が飛んでくれなければ――」

 カッ

健夜「この力は使えなかった」ニコッ

透華「!!」

 ゴゴゴゴゴゴッ

健夜「コスモプロセッサ――起動」

 カッ


透華「これは!?」

照「コスモプロセッサ……?」

健夜「敗者には罰ゲームが必要、そう思わない?」

透華「この装置は一体なんですの!?」

健夜「私が飛ばした相手に、私の願いを強制的に叶えさせる能力」ボソッ

透華「!?」

照「そんな能力を、京ちゃんに使ってどうする気!?」

健夜「放送も切れて……マイクもオフになって観客に聞こえないならいいかな」ニコッ

 ザッ

健夜「私を毎日甘やかして、一緒にお風呂入ったりお着替えしたり、毎日チュッチュしながら
家事・炊事を全部こなしてくれて、私が甘えたい時に頭撫でてくれて、私のストレス発散の為に
定期的に麻雀を打ってくれて、いずれは私を越える実力を身につけてくれるほど練習してくれて
えっちなこともたくさんしてくれて、最終的には彼と彼のおちんぽみるく無しじゃ生きられないようになるんだけど
それは彼も同じで、私達は一心同体、運命共同体になって、そのうち子供も沢山作って
お金もいっぱいあるし、余生は二人でとてもとても幸せに暮らしましたとさ」

照「昔話っ!?」

健夜「そんな私の野望を実現させてもらう」フフフ

透華「さ、最低の発想ですわ!!」ドンビキ

京太郎「」

健夜「さぁ――京太郎君」クスクス

京太郎「うぅっ……」

健夜「私のモノに――」


??「ノーウェイノーウェイ」ザッ

郁乃「勝手に人の弟子をいじめて貰っちゃ~」スッ

?「困っちまうねぃ」ゴゴゴゴッ

健夜「!?」

.     ',                      }             ,′
        ',            ─ = ニ  ̄ ̄     -、/         >
        ',                 `ヽ      /ヽ       |
        ',                   ヽ       L_``       !
        ',                   l     | `         /
        ',                   |     ┌‐┐     l
.           ',                   |     l__|      ,ニ = ─
.           ',                   /     |      /
.           ',                     /         |      ヽ
              ',                 /__    ‐┬ァ     ,′
              ',                 /     ,ノ´       |
              ',                   /     llll      、
              ',               /        ¨¨        >
              ',              ./ /!           ./
              ',             //  .| ./`ヽ   !\   /
              ',            ./     |/    \|  .\/
              ',                         ,'
.                 ',        r‐             ,'
.                 ',        | |  ./ } _     ,'
                    ',        | | / /'  )   .,'
                    ',        | `´ ,' /   ,'、
                    ',       ,'      ̄ヽ    し
                 /   r─‐'      ∧ j    し
          ─ = ニ 二    `ー 'Т¨   ‐〈       .|
                 \___   ト、    ,ハ 人.   !
                   、_  Υ|\ ̄ ̄ .jヽ ヽ  !

健夜「なっ!?」

 ドガァアアアアアアアアアアアアアアン


透華「きゃっ!?」

照「この技は――!?」

                        ....-――-....

                        ..:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
                    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
                       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::l:::::::::l:::.:.:.:.:.:.
                  /.:.:.:.:.::::::l:|:::::::::::::::::::::|::::::::|::::::.:.:.:.:l
                   '.:.:.::l:::::::;斗、::.:.::|::::::::::|::::::::|::::::.:.:.:.:l
                      i./|:::l::::/::人 ヽ:: |:::::::: |:::::: |::::::.:.:.:.:.l
                 |:| |::::::/ ィ芹ハ::|l:::::::::l:::::: |:::::::.:.:.:.:.l

                 |:| |:::/∧  Vソ |::l}::::::: |:::::::|:::::::::.:.:.:.乂 ____
                     ` 乂:::{:::)   .l::|:::::::::|:::::::′::::::::.:.:.:.:.:.:<⌒ヽ
                 _r'\\}\ /ヽ|::::::: ′:/:::::::::::::::\.:.:.:.:.:\

                r' \. ヽ ∨>`=彳::::/:::::イ::::::::::::::::::::::.>-=::::ヽ
               / ` 、 \ . }::/r―':::::ィ::: / |:ハ::::::::::::::::::::::::`ヽ`ヽ}
                」 ー- ≧ rヘj「}/f7⌒7:::::/ 八:.乂:::::::::::::::::::::ト::}  ′
              {二ニニ=- /ヾ{:::{ぃ〃./:./⌒ヽ.:.:.::{  ̄| ̄`ヾ{ ′
               ー‐――┴ /⌒>{{ //(_人,\人::/|
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`V イj{{/.:.:.:._彡.:.:.:.:.ヽ /::|
             〈 :::.:.:.:.::::.:.:辷八_ノ\厂彳 /.:.:-=≦⌒).:/:::::L_
           } ::::::::::::.:.:.::r' ヽ.Lノ:.\ | -=≦::.:::::.乂__{/ :f^Y:ハ

            { (⌒) ___:.:.::::〈  }{厂r' _):.:.:.:..:.::::/:::::::ノ l:::::}
             八 .:.Y∠二二二≧=-⌒マ (⌒)::::厂⌒/r'´ ̄::7::::/
            ヽ  __   人__人: \.:.マ .:.:厂廴/ {:{::::::}::/:::/
             } ):::ヾ⌒Y⌒ヽ:.::::::\マ (⌒):.::r'⌒|」:::::|/:::/

             | `ヽ::廴人__r勹:.r‐ぅ≧=- ..::..:.て_「|:::::}::::i{

咏「……久しぶりに会ってみれば、なっさけないねーエロ弟子」

照「三尋木プロ!!」

                       -‐─……‐-
                             \ `丶

                     /              丶  \
               /     /     │          ハ
                /    ¦     ∧ │   |
               | |   /| │     イ⌒∨|   |   /|──=ミ
                乂|   イ⌒|     |/_..八|   |_彡 |___  \
                    八   |八_人    ァ卞卞ト   |  / |       ̄\
                   /\ N|卞卞ト、/ Vrウ|   |<   ゙
                /「\| Vウ     ,,, |   |⌒) /   
             //´ │ i| ,,, ′       |   |/ /
               /     │ 从    _      │| │‐<
                  | l 个     `    |│ 人_____\
          _r、_       | |  |   丶 __,,..     レ厂\〉  ` \
         /´| | l.       レ|/      __|  _彡ヘ
        ,゙ | | | h              />レく      \
        │i. | | l |         _/xく___/>、__,,...   ´ ̄⌒ア\
        │   丿|       r宀⌒ |/^【 》/        /  ∧
        │ '´ ノ      /      厂「         ∨     │

良子「グッドタイミングですー」

透華「それに戒能プロまで!?」


     , '"::::::::::::::: ̄`::: 、
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  ./::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::::::::::ヘ
  ′:::::::::::i::::::::::::::!ハ::::::::::::∧

  i|:::::::::::::::|::::::::::::::!  ヤ::::::::::::∧
  |i:::::::::::::::|:::::::::::/   リ从:::::::::∧
  |::::::::::/´レ勹´    _`_キ:::::::::∧
  |:::::::::::!' ,r=‐     ⌒i|::::::::::::::\____
  |::::::::爪 ´,,       ″|::::::::::::::::::::ヽ、 `ヽ
  |::::::::::::::ゝ        .,ノ:::::::从:::::::::::::`ヽ、
  |::::::::::::::::::心 _/.)^._ イ´::::::::∧\::::::::::::::::}
..,ィ|i:::::::::::::::::::::::::/./:   |:::::::i::::::::::\ }::::::::ソ

{::::./::::::::::::::|::::::,'‐^ュ   `k |:::::::i::::::::\"´
ji:{::::广 ̄丁::j’  ´> ‐''ノ从::::::|-ミ::::::::}

  ji:ル   /::::人__,,斗宀'"  i \|ノ;:::/i
   |  彳"/::::::::/'     │  !"¨ ./
   |ゝ-弋./::::::::/__  __ _/i  / |!/|
   |:::::::::::/::::::::/:::::`´:::::::::::::|/  |::::::i|

郁乃「一応私もおるんよ~?」


京太郎「うぅ……」

咏「途中から試合はテレビで見てたけど……なるほどねぃ」ゲシゲシ

透華「な、何をしますの!?」

咏「スタミナ切れで何も出来ないとかなっさけねー」

照「!!」

咏「……でも」ボソッ

京太郎「……し、ししょ……う?」

   / .:.:::::::|:::::::|::::::::::::::::::ト、:::::::::::\:::::::::l:::::::::::::.:.:.:.:l.:.:.:.:

    / .:.:.:::::::|:::::lハ:::::::::::::::::|  ;::斗匕::ヽ::::l:::::::i:::.:.:.:.:.:.l.:.:.:.
.    ′.:.:::::::::|:::::| 乂:::::::::::::|/ヾ::| \:::/Ⅵ:::::: l:::::::::.:.::l.:.:.:
   ..i|.:.:..:::::-|-一  >- "   孑斧气メ 〉.|::::::::l::::::::::.:.:l.:.:.
.   |.ハ.:.:::::::|::|::::::|二.        `込 ソ / |::::::::l::::::::::::.:l.:.:.
.   |:{ |.:.::::::|::l/ ::|气メ `       `””’   | ::::::l:::::::::::::.l.:.:: (強くなったな――偉いぞ):
.   |:{ |.::::::::|从::::込ソ        〃〃   |::::::/::::::::::::.:l.:.:.:
..  乂 l:::::::::V::マ::`”’            /:/:::::::::::::::.:l.:.:.:
.      l.::::::::乂入::|〃 ′       /:::::::::::::::::::::::::/::::.:
      l.::::::::::::}::::}:|    - ‐ '′/::::::::::::::::::::::::::/:::::::::
      乂::::::::乂:人./ ̄/〉   ./::::::::::::::::::::> '::|::::::::::::::
        > :::::::ヽ/  //、 __/:::::::::> '´ ̄__」、:/:::::::::::::
          >:/  // :::/::> ' /  /:(@)}/::::::::::::
        /::::/  //::::::こ7:::ヽ ∨ /:..:.:.:.:..::/:::::::::::::::
      /:::::::/  //:::::/::/.(@)У/.:(@).:.:.:/::::::::::::::::::

咏「お前はそこでおとなしくしとけってのー」パタパタ

京太郎「師匠……」ガクッ

良子「お久しぶりです……大変な事態ですね、これは」

郁乃「ごめんね二人とも~私だけ二段階目まで持ってけへんかったわぁ」

咏「最後の一人がよりによって【あの能力】とはねぃ……運がいいのか悪いのか」クスクス

郁乃「不満~?」

咏「その逆、かもねぃ」クスッ

 ざわざわ
 
恭子「須賀の師匠がそろい踏みや!」

セーラ「一体何が始まるなんや!!」


咏「……」




 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

健夜「なんのつもり……かな? 咏ちゃん」ガラッ

良子「! 流石に一撃で取れるほど甘くありませんか」タジッ

健夜「私の邪魔をして――あまり怒らせないでよ」ズンッ

                     ,.   -────-
                    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶
                   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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                 ′: : :i:.:.:./|:.:.:./{ハ: :./ |:.:/\:.:./ハ:.:.:|:.:.:.:.:.i
              i:.:.:.:.: :|:.:/ :l:.:./   ∨ レ'  ∨  }Ⅵ:.:.:.:.:.|
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              |:.:|.:.:.:.|   ___,.   、____  |:.:.:.:.:.|
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              |:.:|.:.:.:.| ,斗ぅ芋ミ      斗ぅ芋ミ  |:.:.:.:.:.|
              |:.:|.:.:.:.| {. 乂辷ソ::::::::::::::::::乂辷ソ .} |:.:.:.:.:.|

              |:.:|.:.:.:.|ハ   :::::::::::::::::::::::::::::    ハ|:.:.:.:.:.|
              |:.:|.:.:.:.lヽ{        '         }ノ|:.:.:.:.:.|
              |:.:|.:.:.:.|:.人     __       人 |:.:.:.|: |
              |:.:|.:.:.:.l: :|:.:|:...    ̄ ̄    イ:l:.: :|:.:.:.|: |
              |八:.:.:.ト、|:.:|:.:.r‐}` ー--‐  {‐ァ: |:.|: : |:.:.:.|: |
                \l:_:|-‐'{厂         ア}ー- .:_:|:.: 八|
             _ ,. <     |        |    ノ/=ー-、

健夜「じゃないと、潰すよ? 今ここで」ゴッ

 ズォァアアアアアアアアアアアアアッ!!

郁乃「!?」

良子「ノーウェイノーウェイ、なんて恐ろしいオーラでしょうか」ゾクッ

咏「潰す? 怒らせたら?」アッハッハッハッハッ

健夜「……何がおかしいの?」

咏「ばっかじゃねー? それはこっちのセリフだっつの」

健夜「!」



  /     . : : :/ :,イ . : : :/   ! !: : : : : : : : : :.| |: | : : : : .:ト、 . : : : :| : : .   | |
 ,′  . : : .: .: .:|: :| |: :. : /   | |: : : : : :. :. :. :.| |: ト、 .: .: .:| ヽ: : : :| : : : : . | |
 |  . .:.:|: : : : : :|: :トL_: :.|   | |: : : : : :. :. :. :.| |: | \: : |  :!: : : :| : : : : : |: .|

 |. :|. : : :|.: .: .:.イ:|: :| |:.:.:.`ト、   ! !: : : : : : : : : :.| |: | ,,斗匕´|.:,イ: :!: : .: .: .:|: .|
 |. :|.:. .:.i|.: .: .:.:| |: :| |: : :.:|   `トL______斗匕´   乂  |/ |: :| : : : : : |: .|
 |. :|: :|: i|.: .: :.小l:≧|zx; 」,__|           ___,,..ィzzz≦. :| : : : : : |: .|
 |. :|: :|: i|.: .: .:.{ヽj八| {:::::|/刀フTミ、        ,:怎テ乏///}} ア|: :! : : : : : |: .|
 |. :|: :|: i|: : : :.|ヽ   |: : : |cz:::ノノ/        八゚辷cz::ノノ / :jノ.: .: .: .: .:|: .| 
 |. :|: :|: i|.: .:.:.i| '.  |: : : ト--゚'′          `ー--゚'′   |i : : : .: .: .:|: .|
 |/'|: :|: i|.:. .:.八 '. |: : : |/ ̄\/ ̄| ̄\/ ̄\       从: : : .: .: .:|: .| 
 | |: :| 八.: .: .:.`ⅵ/ ̄ ゚..    ゚   :|   .'     /  ̄\  /. : : : : .: .: .:|: .|
 | |: :|: : ∧/ ̄¨’,     ゚.     ゚   |  .′   /     , ’¨ ̄\: : : : : ノ: .|
 { 人_|/ ̄ \    ’,.   ゚.   ゚  :|      /    , ’   / ̄\'´.:. :.|
   / \     \   ’,  ゚..   ゚  | .,′  ./   , ’   /     /\ : |


咏「よくも私の可愛い弟子をいたぶってくれたねぃ……! こちとら腸が煮えくり返ってるんだよ」ギンッ

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

良子「これはこれはすっげー心強い味方ですね」

郁乃「(思ったより弟子を大事にするんやねー)」クスクス




健夜「……」

咏「……」

 バチバチバチバチバチ

健夜「(プロセッサはまだ起動してる。京太郎君さえ取り返せれば)」

咏「させると思う?」

健夜「……確かに、私でもこの状況は厄介だね」

良子「!」

健夜「超火力の咏ちゃん、万能打ち手の良子ちゃん……そしてトリッキースタイルの」

郁乃「あら~? 見てくれて嬉しいわ~」

健夜「……さっきとは違って、能力無しでこの三人を相手には出来ないね」

咏「それがわかってるならとっとこ帰ればよくねー?」

健夜「……(こんな時の為に、あの二人がいると思うんだけどなぁ)」


 そ の こ ろ


晴絵「あはははははははは!!!! あの子だ!! あの子しかいないよ!!」グルグルグル

玄「私の須賀君をあの女許さない私の獲物だよ、私の須賀君なのに酷いのです許さないのです」ブツブツブツ

晴絵「須賀京太郎!! そう、彼!! 彼じゃなきゃダメなの!! あははは!」ピョインピョインピョイーン


いちご「司令が狂った……」ビクビク

由暉子「割と元からだと思いますが」

はやり「なんだか大変なことになってるねっ☆」

和「須賀君……」

 そ ん で

                 ,. -──……──- .
                /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
              /:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:\
           /:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:.:/.:.:.:}:.:.:|:.:.}:.:.:.: ヽ

              ′:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:. //}/∨ハ/レ'ヽ:.:.:i:l:i
           i:.:.:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:.:|         V从|
           |:.:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:| ー ─'´   ^ー-|:.:|
           |:.:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|          |:.:|
           |:.:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:| 〃⌒ヾ    癶{:.:|
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         /⌒\{从|:乂:.:.:.:Ⅳ   '⌒:l/}/Ⅵ: 八|
        /  ヽ  | l\ \i/    __ /| |ノ}/
          /     } | l  ヽ _____________,ノ .| l i |
         {      { | |             | | / |

健夜「うぅーあと一歩で脱処女なのにぃ……」

咏「ばーかばーか! 一生蜘蛛の巣張ってろー!!」

健夜「」ビキビキビキッ

咏「(よし、これで隙が――)」

良子「(ナイス作戦です!)」

健夜「あっはっはっはっ、始めてだよ。私をここまでコケにしたおバカさん達は……」




健夜「許さない……ジワジワとなぶり殺しにしてあげるっ!!」

 ゴゴゴゴ

咏「!」

健夜「京太郎君は連れ帰ってゆっくり調教するつもりだったけど、そう悠長に構えてもいられなくなった」

透華「このオーラは!?」

健夜「力尽くで奪いとって連れ帰るとするよ」

照「(違う!! 強さの桁が今までとはまるで違う次元!!!)」

健夜「今――私の能力を開放する!!」カッ


 ズゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!


健夜「天地魔闘の――」スッ

 バッ

智葉「おやめください」

健夜「!」

智葉「お時間です大魔王様。門限外での活動限界です、ご実家へお戻りください」

健夜「え!? まだ時間はあるハズ――」チラッ

 カチコチカチカチ

健夜「バカな、門限を過ぎてる……どうして?」

郁乃「あら~、それはザンネンやったね~」ニコニコ

健夜「!」

咏「(なるほど、やるねー)」

健夜「なるほど。アナタが時に細工をして、私の感覚を僅かに狂わせたんだ」

郁乃「半分正解やね~、残りの半分は可愛い私達の愛弟子の活躍やから~」クスクス

健夜「智葉ちゃん。気づいていたんでしょ?」

智葉「お止めしても無駄かと思いまして」

健夜「……悔しいけど、帰るしかないね」

 ザッ

洋榎「待ちぃや!! このまま返すと思ってるんか!?」

恭子「アカン、やめ!!」

健夜「咏ちゃん、次は確実に貰うよ」

咏「……三ヶ月」

健夜「?」

咏「三ヶ月で、こいつをアンタより強くする」

良子「私達三人の極大能力を覚えさせ」

郁乃「必ず大魔王を討つ」


健夜「……あはぁっ♪ ゾクゾクするね、ソレ」ゾクゾク



京太郎「……うっ」フラフラ

健夜「さようなら、須賀京太郎君。君にもらった一撃は――私の一生の宝物だよ」

京太郎「小鍛治プロ……」フラフラ

健夜「傷を癒して待っててね。闇に生まれし我が花婿よ――」フフフ

 ブーンキキー

智葉「タクシーです」

健夜「わわ! 急がなきゃお母さんに怒られる!」

 バタン ブゥゥゥゥン

透華「……お、終わった」ヘナヘナ

照「……」ガクッ

咏「お前らもよく頑張ったねぃ」ナデナデ

透華「死ぬかと思いましてよ」ハァ

良子「グッジョブですー」

照「私達より、京ちゃんが!!」

郁乃「一応問題はなさそうやけど~今日は病院で様子見た方がええかもね~」

京太郎「ぅぅ……」

透華「ではすぐに手配させますわ!」

咏「……それにしても、ハンズオブライデインか」ツンツン

京太郎「師匠……?」

咏「(それにタイムマジックも。一度に三系統の能力を同時に使用できるとは――)」

良子「(ええ、あの技を覚えることも可能なのでは?)」

郁乃「(大魔王の持つ最強の技に対抗しうる~あの技はやね~)」

咏「ま、そんな話はまた今度だねぃ」ポン

 今はただ休め
 お前は本当によく頑張った

咏「自慢の弟子だよ、お前は」ギュゥゥゥ

京太郎「あの……」

咏「ん? 恥ずかしいかーほれほれ」ウリウリ

京太郎「いえ、そうじゃなくて」

咏「?」

京太郎「できれば戒能先生にお願いしたいかなーって」

咏「……」

良子「ふふ、素直な子は好きですよ」プルルンッ

 ムニュゥゥゥン

京太郎「あぁっ、沈む! 胸の肉に挟まれてるぅぅぅぅぅっふぅっぅぅぅい!!」

咏「」ビキッ

 ドガバキドゴッ グシャッ
 ボロン!!  キャアアアアアアアア!! ナニアレデカスギルワァァ!!

 シコシコシコ ドビュルルルルッ  イヤアアアアアシャワァァナミヨォォォ!!

恭子「」




 こうして、須賀京太郎の大阪での激闘は終わり
 今回の彼の活躍はまたも編集され、テレビに流されることとなる

 生放送では描写しきれなかった部分
 今後の再起については大いに活躍される中で

 世間は彼に期待を込めた

 あの大魔王を倒せるのは彼しかいない

 そんな声がささやき始めたのをきっかけに――須賀京太郎の人生は大きく変わる


 ヤムチャから脇役へ

 脇役から名脇役へ

 そして彼は今――名脇役から新たなステージへ歩み始めた


 狙うは――ただ一つ


健夜「ふふっ、待ってるよ京太郎君」クスクス


 果たして彼はこの先
 主役を食らう蛇となれるか

 あるいは……



 日本中の誰もが須賀京太郎の名を知った
 今までは取るに足りないと思われていた少年が、世界中のプロテスト受験者に意識される

 奇しくもそれは小鍛治健夜の目論見通り

 自分の婿となる者を育成する為の、強大な敵――魔王軍
 そしてそれを倒させながら、その活躍を放送することで
 その少年の知名度も、人気も上がる

 そうして最高の支持を得て、名実最強になった男に破れる
 そしてその時、彼は気づくはずだ

 強者の孤独

 頂点に立った者の苦悩を

 その悲しみを癒せるのは――同じ悲しみを背負った者だけ

 世界は祝福するだろう
 魔王と勇者の恋を

 誰もが畏怖するだろう
 最強の男と最強の女の愛の前に

健夜「(全力でお互いをつぶしあい、高め合う。だってこれが愛なんだよね)」クスクス

 小鍛治健夜は今日も夢を見る
 自分を倒す勇者の影を

 だがいつもと違うのは、その影はもうだれか定まっていること

 顔が見えない、いつもの影とは違う

 須賀京太郎

健夜「アナタこそが――私の勇者様」

 残り三ヶ月
 最高の愛を育もう――




 び ょ う い ん



 そんな大魔王の思惑を知らない須賀京太郎
 彼は検査も兼ねて大阪の病院に入院することになった

 そう、なったのだが――


京太郎「い、いやいやまさか――」

怜「……」

京太郎「怜さんと同室になるとは、思いませんでしたねー」アハハ

怜「……せやね」


 

……女子と男子が同じ病室?
SOA!


京太郎「そ、そういえば竜華さんは!?」

怜「泉にバックドロップもろて、気を失ってる間に家に連れて行かれたで」

京太郎「そ、そうなんですか?」

怜「いつまでもベタベタして、検査ができへーんって医者が困ってなー」

京太郎「あはは、羨ましいですね」

怜「せやろ? 竜華は最高やでー質感も匂いも」フフ

京太郎「……」ゴクッ

怜「……触りたいんやろ?」

京太郎「ええ!! そりゃあもう!!!」キリッ

怜「まぁ、間違いなく殺されるやろなー」

京太郎「」

怜「……すけべやなー須賀君は」

京太郎「お、男のサガです」シクシク

怜「ギャラクシアンエクスプロージョンやなぁ」

京太郎「俺の中にいるもうひとりの俺が悪いんです」シクシク

怜「……なぁ、須賀君」

京太郎「は、はいっ!?」

怜「なんで……最後うちを助けようか悩んだん?」

京太郎「え?」

怜「……分かるで。あない顔を赤くしたり青くしたりしとったら」

京太郎「……」

怜「ここにはうちと京太郎君しかおらんし、誰も聞いてへんよ」

京太郎「俺は――」

怜「うん」

 なんで、か
 そりゃそうだよな、あの状況で助けようなんておかしな話だ

 でも、それは――

京太郎「それは」


 なんでやねーん ↓2


 偶数 なんとなく、かなぁ

 奇数 好き――だから

 ゾロ目 えっちなことしたいから

イチタリナイ「ワハハハ!」
イチオオイ「どうだ!恐れ言ったか!!」
チョウド「グヌヌ……!」


京太郎「好き――だから」

怜「!!」ドキンッ

京太郎「うん、好きだからかなぁやっぱり」ウンウン

怜「な、なななに言うてんの? いきなりっ!」カァァァァ

京太郎「ほら、照さんって……麻雀打ってる時は極悪人みたいな顔しますよね?」

怜「……へっ?」

京太郎「だから――あの時、怜さんを叩きのめそうとする照さんを見て」

怜「……」

京太郎「俺、やめてほしいって思ったのかもしれない」

怜「……は?」

京太郎「照さんは普段は可愛いんですよ。お菓子大好きだったり、ぽんこつ入っていたり……ちょっとえっちだったり」


            _____
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         / {/  /     ヽ

怜「おい待てや」ギシッ

京太郎「へ? ってなんで俺の方のベッドに入ってくるんですか!?」

怜「ええやん。減るもんでもなし」

京太郎「いやぁぁ!! 竜華さんに殺されるぅぅぅぅ!!」

怜「だから今はおらんって」






憩「あの二人を同じ病室にして正解ですよーぅ」ニッコリ

透華「ああああああありえませんわぁっぁぁぁ!!!」ガクガクガク

照「今日くらい譲ってあげよう」




怜「邪魔するでー」モゾモゾ

京太郎「ちょ、ちょっと?!」

怜「騒がんといて。じゃないと叫ぶから」

京太郎「洒落にならないんでお願いしますよホント」

怜「……勘違いせんといて。これは膝枕パワーの吸収や」

京太郎「へ?」

怜「今日の試合で……使い果たしたからや」ギュッ

京太郎「(いや、それで俺の布団に潜り込んで抱きつかれても……)」

怜「……うち、な」

京太郎「……」

怜「いつからか、男を信じられへんようになっとった」

京太郎「それは――」

 そりゃあんなことがあれば当然だろう
 俺が逆の立場なら、女性不信になっていたかもしれないし

怜「……うちに近づく男はみぃーんな竜華、竜華」ギュッ

京太郎「……」

怜「竜華が悪いわけやない。でもな、誰もうちを見てくれようとせぇへん」

京太郎「そんなこと!」

怜「せやから――うち、すごく嬉しかった」

京太郎「!」

怜「例え行動してくれへんでも――ううん、あの状況で動けるわけがあらへんよね」

 ススッ

怜「悩んでくれた。うちの心配をしてくれる男がおる……それが分かっただけで」

京太郎「怜さん……違います。俺はそんなにえらくないんですよ」ウツムキ

怜「……?」

京太郎「俺は、最低な人間です。照さんのこともそうですけど、それ以上に俺……」

 サワッ

怜「ひゃっ」ビクッ

京太郎「怜さんを助けたら、俺に惚れてくれないかなって……考えてたんですから」

怜「……ほんと?」

京太郎「ええ。男嫌いを治せるのは俺しかない、そう思っていたんですけど」

 ダメだった
 結局行動できなくて、怜さんは病院送りになった

 あの時俺が照さんから庇って、その後に俺が怜さんを楽にしてあげられていれば――

怜「……う、うちにそないなこと思っとったんかいな」モジモジ

京太郎「……はい」

怜「ふ、ふぅん? せやったら、やっぱ男子は信用できひんなぁー」カァァ




京太郎「すみません……でも」

怜「……」ギュッ

京太郎「怜さん?」

怜「魔王様との試合……見とったで」

京太郎「!」

怜「なんやあの凄い技……ハンズオブライデインやっけ?」

京太郎「……ええ、そうです」

怜「しかもなんやえらい時間操作みたいなのしとったし……うちらの時なんで使わへんの?」

京太郎「あはは(一応使ったけど失敗したんだよなー)」

怜「手加減のつもり? 舐められたもんやなー」ペチペチ

京太郎「いえいえ、そういうわけじゃないですってば!」

怜「……須賀君」スッ

京太郎「?」

怜「うちらを、許してくれる?」

京太郎「え?」

怜「……虫のいい話やってのはわかってる。でも、一応謝っておきたいんよ」

京太郎「怜さん……」

怜「ごめんなさい。うち、今まで酷いこと言うとったよね……」

京太郎「怜さん、俺は――」

怜「……須賀君」ブルブル


 どうする? ↓2


 偶数 許す らぶらぶえっちぷれい

 奇数 許さない 鬼畜えっちぷれい

 ゾロ目 いいところで竜華が覗いてしまうかもしれないえっちぷれい


 遅いのでここまで
 次回、超巨大チンポVS病弱少女

 うち、病弱なのに……ホンマひどいわ……あひぃんっ♪

 を、お送りします


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】435
【雀力】 67 
【精神力】72
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない


【所持物】
・【夢乃マホカトール】洗脳・邪悪な心に支配されたものを開放し攻略可能とする

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】
・【麻雀で敗北し、死亡する】
・【セクハラ十人斬り】
・【運カンスト】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
【未達成】
・【麻雀プロテスト合格】
・【小鍛治健夜の討伐】


【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(私も今より強くなってみせますわ!!)
・池田華菜(ハンズオブライデインでアソコをかき混ぜて欲しいし!!)
・久保貴子(京太郎様をよくも――!!)
・宮永照(私も反省、もっと強く)
・船久保浩子(やっぱり負けたかー、でも偉かったで)
・大星淡(うがあああああ!!! 今度は私が相手だぁぁぁあ!!)
・狩宿巴(トゥモエー)
・神代小蒔(あれ、いつの間にか存在忘れられてました)
・姉帯豊音(見えない明日の道選ぶことはできないかもしれないよー)
・小瀬川白望(でも、前に進むことはできる)
・鹿倉胡桃(奇跡は起こる)
・臼沢塞(大丈夫、京太郎君なら!)
・エイスリン(ココロヲ! Wake Up!!)
・夢乃マホ(私が……私が力になります!!!)
・二条泉(先輩がドM調教やって!? そんなん許されへんで!!!!)


 次の更新までに少し聞いておきたいのですが
 ここの京太郎は一線を超えてもいいのでしょうか、それとも守るべきなのか

 最近自分でもゆらぎつつあるので、一応意見を聞いておきますね
 今回決まってもあっさり覆る可能性もありますが


1 童貞なんて飾りですよ

2 ガツガツ孕ませて欲しい

3 童貞は絶対に守るべき

4 安価の結果なら問題無い

5 どっちでもいい

1:1
2:14
3:6
4:8

童貞喪失待ったなし



 前 回 ま で の あ ら す じ 


すこやん「アラサーフェニックス」

 ボオオォォオ

京太郎「イワァァァック!!」

照「京ちゃーん」

すこやん「わーいこれで脱処女できるぞー」

咏「させるねっつの!!」

すこやん「邪魔するなー!」

良子「ノーウェイノーウェイ」

郁乃「アカンで~」

すこやん「こうなったら本気出しちゃうもんねー」

智葉「門限過ぎとるがな」

すこやん「まじ?」

智葉「大マジ」

すこやん「うわーん覚えてろー! 必ず京太郎君と種付けえっちするんだもーん」

咏「きっつ」

京太郎「うぅぅぅ」

透華「とりあえず病院ですわね」

憩「怜さんと二人きりにしときましたよーぅ」

透華「は?」

怜「須賀君、ゆるしてぇな」

京太郎「……」

怜「……」ウルウル





 ゆ る さ な い




京太郎「許しませんよ――」グイッ

怜「えっ?」ドクン

京太郎「……男を侮った罪――その体にたっぷりと教えて差し上げますよ」クスクス

怜「い、いやっ!?」


ナレ担当 竜華

 やめて! 須賀京太郎の特殊チンポで怜のアソコをイかせされたら、怜の精神までイキ果てちゃう!
 お願い、死なへんで怜!アンタが今ここで倒れたら、泉やセーラとの約束はどうなるん?

 理性はまだ残っとる! ここを耐えれば、チンポに勝てるんだから!

 今回

 「竜華ァ……チンポには勝てへんかったよ」

 プレイスタンバイ!


 び ょ う い ん

京太郎「……男を侮った罪――その体にたっぷりと教えて差し上げますよ」クスクス

怜「い、いやっ!?」グイッ

京太郎「おっと、声をあげないでください」スッ

怜「むぐぅっ!」ジタバタ

京太郎「……んっ」チュゥ

怜「んぅ~~!?」モガモガ

 チュルッ レロッ ジュルルウゥゥゥ

怜「~~~?!!」バタバタ

京太郎「ぷはっ……」

怜「はぁっ、息が……」スゥゥゥ

京太郎「吸わせませんよ」グイッ
 
 チュゥゥ

怜「(アカン、息吸えない……)んぅっ……ジュルルル」

京太郎「んぅ……ふぅぅ」

怜「(あっ……息吸える)」ドキッ

 スゥー、ジュッ チュッ チュルッ
 
京太郎「ぷはぁ……思ったより食いつきますね」グイッ

怜「ふぁ……な、ん」トロォン

京太郎「もしかして、キスは初めてですか?」

怜「ちゃ、ちゃう……竜華と、したことくらい」

京太郎「ふーん? でも、こういうキスはしたことないでしょう?」サワサワ

怜「なっ! うちらかてディープの一つや二つ!」

京太郎「じゃあ、舌出してくださいよ」

怜「え?」

京太郎「ほら」

怜「……んっ」ンベー

京太郎「可愛い舌ですね。ほら、こんなにヒクヒクして」スッ

怜「(指でうちの舌を……!?)」

 ジュルッ グイッ

京太郎「柔らかい……それに、物欲しそうにしてますね」クスクス

怜「(なんやこの味……しょっぱいけど……嫌な感じせぇへん)」チュゥゥゥ

京太郎「あれ? なに勝手に吸い付いてるんですか?」パッ

怜「あっ……」

京太郎「許可してないことをしないでください。全く、これだから」ハァ

怜「なっ」ムカッ

京太郎「?」

怜「そ、そもそもなんでうちがお前なんかの言うことを!!」

京太郎「あ?」ギロッ

怜「ひぃっ!?」ゾクッ
 


 び ょ う い ん

京太郎「……男を侮った罪――その体にたっぷりと教えて差し上げますよ」クスクス

怜「い、いやっ!?」グイッ

京太郎「おっと、声をあげないでください」スッ

怜「むぐぅっ!」ジタバタ

京太郎「……んっ」チュゥ

怜「んぅ~~!?」モガモガ

 チュルッ レロッ ジュルルウゥゥゥ

怜「~~~?!!」バタバタ

京太郎「ぷはっ……」

怜「はぁっ、息が……」スゥゥゥ

京太郎「吸わせませんよ」グイッ
 
 チュゥゥ

怜「(アカン、息吸えない……)んぅっ……ジュルルル」

京太郎「んぅ……ふぅぅ」

怜「(あっ……息吸える)」ドキッ

 スゥー、ジュッ チュッ チュルッ
 
京太郎「ぷはぁ……思ったより食いつきますね」グイッ

怜「ふぁ……な、ん」トロォン

京太郎「もしかして、キスは初めてですか?」

怜「ちゃ、ちゃう……竜華と、したことくらい」

京太郎「ふーん? でも、こういうキスはしたことないでしょう?」サワサワ

怜「なっ! うちらかてディープの一つや二つ!」

京太郎「じゃあ、舌出してくださいよ」

怜「え?」

京太郎「ほら」

怜「……んっ」ンベー

京太郎「可愛い舌ですね。ほら、こんなにヒクヒクして」スッ

怜「(指でうちの舌を……!?)」

 ジュルッ グイッ

京太郎「柔らかい……それに、物欲しそうにしてますね」クスクス

怜「(なんやこの味……しょっぱいけど……嫌な感じせぇへん)」チュゥゥゥ

京太郎「あれ? なに勝手に吸い付いてるんですか?」パッ

怜「あっ……」

京太郎「許可してないことをしないでください。全く、これだから」ハァ

怜「なっ」ムカッ

京太郎「?」

怜「そ、そもそもなんでうちがお前なんかの言うことを!!」

京太郎「あ?」ギロッ

怜「ひぃっ!?」ゾクッ



京太郎「自分の立場、少しはわかろうとしてくださいよ」グイッ
 
 ムニッ

怜「きゃっ!? な、急になにを人の胸――」

京太郎「……男が嫌いなんでしょう? だから俺がリハビリに付き合ってあげてるんですよ」

怜「そんなん頼んでへん! もういい、ナースさん呼ぶ――」

 グイッ

怜「っ!?」 

京太郎「んっ」

 チュゥゥゥゥゥ

怜「んぁ……やっ、んむっ、ちゅっ」

京太郎「んー」

怜「くぢゅっ、ぶちゅっ……んばっ、ぶちゅぅ……んじゅるるるる!!」

 ニチャァッ……

怜「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ……」ゴクンッ

 ビリリリリィィィッ

怜「くひっ!?」ガクッ

京太郎「……人のよだれ吸ってなに勝手にイッてんすか?」

怜「ふぇ……?」

京太郎「あのさぁ、もうちょっと抵抗してくれないとつまらないんですよ」ガシッ

怜「いたっ!?」

京太郎「……」カチャカチャ

怜「いや、髪……離して!」

京太郎「離して欲しかったら、ほら」

 ボロンッ

怜「なっ……!?」ゾクッ

京太郎「バカでも分かるでしょう? これをどうすればいいか」

怜「(こ、これが男の人の……な、なんて)」ドクン

 ドクンッ ドクンッ

怜「(臭くて、グロくて……気持ち悪くしか感じへんハズなのに)」ハァハァハァ

京太郎「……」グイッ

怜「あっ……」クンクンッ

 スゥーッ ハーッ

怜「んふぅっ……ふわぁ……♪」ジュンッ

 アカン、舐め回したく思える
 これ――なんでこんな美味そうなん?

京太郎「……早くしてくださいよ」

怜「ハッハッハッ……」ンベェー

 なんで?
 なんでうち、こないなもんに舌伸ばしとるん?
 
 なんで――


 
怜「チュバッ……れろ……ハッハッ、チュゥゥ」

 ドクンッ

怜「あっはぁ……♪」ゾクッ


 なんやこれ……?


 なんやこれ、なんやこれ!


 なんやこれ!? なんやこれっ!!!!


怜「おいひぃ……もっと」スッ

京太郎「おいおい……、本当にどうしようもねぇな」

 ブチュッ ジュルルッ チュッ レロォ
 チロチロチロチロ

怜「(あかん、もう我慢できひんっ!)」ガバッ

京太郎「おっと」

 カプッ ヌロォォォ

怜「んぐっ、おおごっ……ジュルル、ぼっ、おぇっ」ジュブブブブブ

京太郎「おぉー……よく入りきりましたね」

怜「(苦しい……でも、口の中……いや、頭ん先まで全部にチンポねじ込まれたみたいや)」ドキドキ

 ジュルッ ボチャッ

怜「んふぅー……おっ、ぼぉっ、おぇっ……こぉ」ゴキュゴキュ

京太郎「くぁっ……喉で!?」

怜「~~~?!!」

 息できひん!  死ぬ!
 うち、このままチンポを喉に突っ込まれて死ぬんや……

怜「っ!!」ドクン

 チンポ突っ込まれて死ぬ?
 それ――なんて、なんて

怜「(最高なんやろぉ……♥♥♥)」ゾクゾクゾク

京太郎「ぐっ、出すぞ!!」ガシッ

怜「むぐっ!?」

京太郎「ぅあっ!?」

 ビュグルルルルルルブリュゥゥゥゥゥ!
 ビュルルルルルルッ!

怜「んぅっ!? んぼぉおおおおおおっ!?」

 ドクンッドクンッ
 ドクドクドクドクドクドクドクドク

怜「(出とる! うちの喉から、勢いよく跳ね上がって――!?)」ビュルッ

 ビュグルルル
 ビュグググッ!

怜「(脳が――静止に犯されとるぅ……♥♥)」トロォン




京太郎「ぐっ、出すぞ!!」ガシッ

怜「むぐっ!?」

京太郎「ぅあっ!?」

 ビュグルルルルルルブリュゥゥゥゥゥ!
 ビュルルルルルルッ!

怜「んぅっ!? んぼぉおおおおおおっ!? んぶっひぃぃぃ?」ボリュュゥゥ

 ドクンッドクンッ
 ドクドクドクドクドクドクドクドク

怜「(出とる! うちの喉から、勢いよく跳ね上がって――!?)」ビュルッ

 ビュグルルル
 ビュグググッ!

怜「(脳が――精子に犯されとるぅ……♥♥)」トロォン

 ボチョッ ボチョチョッ

怜「ぶぁはっ!?」ベチョベチョ

京太郎「あーあー、こんなに零して」

怜「あぁ……」ガバッ

京太郎「?」

怜「はぁっ、はぁっ……んっちゅる、ジュルルルル」

京太郎「……」ゲシッ

怜「きゃっ!?」

京太郎「誰が勝手に拭き取れって言ったよ」

怜「ご、ごめんなさいっ……」ウルウル




京太郎「で……? もう既に落ちてるわけですけど」

 チュパッ チュッ チュゥゥウ ッレロレロ

怜「ふぇ……?」ムグムグ

京太郎「口いっぱいにチンポ頬張ってますけど、男が嫌いだったんじゃないんですか?」

怜「きらぁい?」ポーッ

京太郎「頭が完全にイっちゃってますね。その感じは、なんか少し好みかも」ナデナデ

怜「ほんま? んへぇ……」ギュゥゥ

 スリスリ

京太郎「つってもまぁ、まだまだこちらは満足できないわけで」

 グイッ

怜「あっ」

京太郎「ほら、これ分かります?」REC

怜「けーたい?」

京太郎「それもカメラ機能起動中ですよ」ジィー

怜「かめらぁ?」

京太郎「……この映像、竜華さんに見せたらどうなりますかね」クスッ

怜「りゅー……か?」


      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::.
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怜「竜華……!?」ガバッ

京太郎「あはは、いい顔に戻りましたね」

怜「う、うち……なんでこんな」ワナワナ

京太郎「あはっ!! その顔ですよ、その顔が見たかった!」

怜「須賀ぁっ!! お前!! うちに何を――!!」「

京太郎「でも、一番見たいのはグイッ

 グチュッ

怜「あっ」

京太郎「その顔が――」 

怜「う、うちのアソコ……ゆ、指……」ガクガクガク

 ジュブブブッ

京太郎「快楽に歪むところですかね」

 グチョ ヂュヌッ ジュッ ヂュプッ

怜「くひぃ~~っ♥♥♥」ブシャァァァア!!


 

怜「ハァッ、ハァっ……あっ、あぁっ……」ジョロロロ

京太郎「だから、俺のベッド汚さないでくれますか?」

怜「(何が……起きとるん?)」

 うち、須賀君に謝ろうと思っただけやのに
 どうして――あそこ弄られて、あない無様な顔晒して

怜「(なんでうち)」ドクン

 ドクンッ ドクンッ

怜「こなぃ……気持ちえぇのぉ……♥♥」トロォォォン

京太郎「いい顔ですよ、怜さん」

怜「しゅがぁ……」ギュゥゥ

 クンクン スリスリ

怜「ぷはぁ……」ビクビクンッ

京太郎「いいんですか? これ以上続けると竜華さんが幻滅しますよ」

怜「りゅぅかぁ……?」

京太郎「怜さんの親友ですよ。いいんですか、きっと見下されてしまうのに」

怜「りゅうかに……みくだされるぅ?」

 ジュンッ

怜「それもええなぁ……♥♥」アハァ

京太郎「筋金入りの変態ですね。それなら、遠慮はいらないかな」


 ジュブッ ニュチッ ニュプッ

怜「あっ、あぁっ、も、もっとぉ……」フリフリ

京太郎「腰振ってオネダリなんかして、プライドないんですか?」スッ

怜「へっ?」

京太郎「この変態っ!!」スッ

 パァァァン!

怜「ひゃあっ!?」ビリビリビリ

京太郎「尻叩かれて感じてるんですか!?」パァン

怜「おぅぉぉぉぉぁぁ~~ッ♥♥」ガクガク

 プシャァァ

京太郎「お仕置きになりませんよ、全く」

怜「あはっ、あはぁ……あかん、あかんよぉ……」ビビクン



 
 



怜「はぁ、はぁ……んぅっ、ハァハァ」ガクガク

京太郎「ふぅー、さぁーてこれからどうしてあげましょうか」

怜「しゅ、しゅがぁ……うちぃ、もうむりぃ」スリスリ

京太郎「?」

怜「すがの……ほしいねん。せやから……うちのここに」クパッ

京太郎「んー、まぁいいですよ」

怜「んっ、はぁ、はよ……してぇ」グチュグチュ

京太郎「じゃあ四つん這いになって、お尻こっちに向けてください」

怜「は、はいっ!」ガバッ

 プリン

怜「ハッハッハッハッ」フリフリ

京太郎「んじゃ、行きますよー」ピトッ

 クチュゥ……

怜「く、来る! うちの、うちのなかに!!」ドキドキドキ

京太郎「でも、やーっぱやめた」

怜「えっ?」

京太郎「こっちの方にしよーっと」ズブッ

 ズリュゥゥゥ

怜「いぎぃっ!? そ、そっちはちが――はいら――」

京太郎「そぉいっ」
 
 パァァン

怜「んぼぉぉぉぉぉぉっほぉぉぉぉぉおっ!!?」ブシャァァァァ!!


 そ の こ ろ

憩「悪霊さんかなぁー? 怖いわぁー」ブルブル

透華「京太郎様……」ムニャムニャ

照「……Zzzz」スピィー

憩「片付けせんとー」テキパキ



 そ ん で


京太郎「なんだ。普段からほぐしてあるんじゃないですか」

怜「あっあっあっ」ガクガクガク

京太郎「お尻が好きなんでしょ? じゃなきゃ……こんなに!!」パァンッ

怜「いぎっ!?」ブルブル

京太郎「ずっぽりくわえ込めるわけないでしょう?」グリグリ

 ゴリュゴリュ ゴチュゴチュゥ

怜「あはぁ……んぅっ……そんなぁ♥♥」ヒクヒク





京太郎「怜さんにはこっちで十分ですね」

 パンパンパンッ!
 ズチュッ グチュッ ズリュッ!

怜「んっ! だめ、あっ、はぁっ♥ あぁんっ♥」ゾクゾク

京太郎「こんなに吸い付いて離れないなんて――とんだ男嫌いですね」

怜「ちゃぅもぉん……♥ うちぃ、初めてやからぁ♥」ハァハァ

京太郎「おもちゃでこんなになるまで広げたんですか? それとも竜華さんですか?」パンパン

怜「んひっ♥ りゅう、かぁはしらん……しらんのぉ」ズチュズチュ

 パチュン パチュンッ

京太郎「なら一人でですか? この変態っ!!」パァンッ

怜「んひぃぃぃ!?」キュゥゥゥ

京太郎「罵られて、尻叩かれてケツ穴締める変態が、何を偉そうに男嫌いだって?」パンパン

怜「ごめんなさいっ! ごめんなさぃいぃ!!」

京太郎「ほら、言ってみろよ!! 自分はチンポ大好きの淫乱女だって!!」

怜「は、はいっ! うちは、園城寺怜は!!」ガクガク

 グジュッ ズリュッ

怜「お、女の子が好きなのにぃ、尻穴にチンポ入れられてぇ……♥ハァハァ

 ゴチュッ ゴリュッ

怜「チンポ大好きになってもうたぁ……淫乱女ですぅ♥♥♥」ハァハァ

京太郎「くっ、出しますよ!!」ビクビク

怜「来る!! 中に、中に――!!」ゾワゾワッ

京太郎「ぐぁっ!!」

 ドビュゥウウウ!!!
 ビュグリュリュリュリュリュリュッ!!

怜「りゅうかぁぁぁあ♥♥」オホォォ

 ドプドプドプドプドプドプドプッ!!!

怜「んぎぃぃぃっ!?」ゴポゴポゴポゴポッ

京太郎「っ!」

 ズルッ

怜「あひぃっ!」ガクンッ

 ズシャッ

怜「あっ……あっ」ピュッピュッ

京太郎「うわぁ……尻が噴水みたいですね」クスクス

怜「す、すがくぅん……♥♥」トロォォオン

京太郎「……」


  ↓2


偶数 京太郎様だ、メス豚が

奇数 よく頑張りましたね、いい子ですよ

ゾロ目 朝まで連続ファッ●



京太郎「よく頑張りましたね、いい子ですよ」ナデナデ

怜「んふふ……須賀くぅん♪」

京太郎「疲れたでしょう? このままゆっくり休んでください」

怜「うん……ありがと、な」スゥッ

京太郎「怜さん。可愛いです」

怜「もう……調子ええんやから、でも――」スリスリ

京太郎「?」

怜「うちぃ、もう堕ちてもうた……から」フフ

 スゥーッ 

怜「んぅ……」スヤスヤ
 
 ナデナデ

京太郎「……俺も、寝ようかな」

 なんだかすごく疲れた
 俺――一体どうしたんだろ?

京太郎「……」


 よ な か


憩「見回りですよーぅ」ガラッ

 ムワァーン

憩「……」スタスタ

怜「……んふふ」ギュゥゥ

京太郎「んー……」

憩「あっ、ふーん……」マジマジ

 テキパキサッサッ

憩「うちぃ、ラブホやないんやけどー」

 ガラッ

憩「サービスしときますねー」

 ピシャッ





 よ く じ つ

京太郎「はっ!?」ガバッ

 なんだ、なんだ今の夢は!?
 俺が怜さんとアナルファックプレイ!?

京太郎「いやいや、いくらとなりで寝てるからって――」

怜「なんやの?」

京太郎「いやぁ、隣にいるからってエロい夢見るなんて俺……」

 ん?

京太郎「怜さん?」

怜「?」

京太郎「え? どうして俺のベッドに……?」

怜「……んふっ」ニヤァァ

京太郎「ええ!? なんですかその顔!?」

怜「教えへんわー」プイッ

京太郎「ちょ、ちょっと! 気になるじゃないですか!!」

怜「……あー、お尻いたー」ボソッ

京太郎「え!? お尻!?」ゾクッ

怜「……緩んでもうたわ……責任、とってもらわな」ニコニコ

京太郎「い、いや! あれは夢だ!! そうに違いない!!」

怜「へぇ、夢ねぇ」

               .  ´        `  .
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            |!八从T777T     T777T jノ.:.:.:| :.:.:.i
            |.:.:.:i:.:}弋ZZソ      弋ZZソ |.:.:.:.:.| .:.:.:|
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            i .:.:.:八              / .:.:.:.:!.:.|.:.|
            |.:.:.:.:.:. ` : .   r‐ 、    . イ .:.:.:.:/.:i:|.:.|  何ゆーてんの?
            {人.:.:.:.|.:.:.|:`≧=-r---rュ´ .:.| .:.:.:/.:j从:ノ
              \从人ノ__/リ/ ̄ ̄{从ハイ人/
                    / / ,/  / ̄`ヽ、
                / //  /      ヽ
 
 
京太郎「ひょっ?」


怜「あんだけうちのアナルに出しておいて、しらばっくれさすと思うとんの?」

京太郎「」

怜「それに、ほらこれ」ケータイ

 アンッアンッ!! ヒグゥゥゥウ!!

京太郎「うああああああああああああああああああ!?」

怜「ええもん撮らせてもろたわー。一生の思い出やわー」ニヤニヤ

京太郎「と、怜さん!! それを消してください!!」

怜「えー?」




京太郎「あれはひと晩の夢! そうでしょう!?」

怜「そうはいかんで、うち……もう須賀君のアレ無しじゃ生きられへんもん」

京太郎「っ!」ドキッ

怜「せやから――これからもちょくちょくうちのお尻……ほじってもらわんとね」チュッ

京太郎「!」ドッキィーン

怜「えへへ、ちゃんとこうやってキスしたかったんよ」ンチュッ

京太郎「わわっ!? 怜さん!?」

怜「それと――ほら、これ」スッ

 チャリーン

京太郎「? なんですか、このメダル」

怜「棒魔のメダルや」

京太郎「棒魔のメダル?」

怜「せや。うちと竜華が軍団長入りした時にもろたんやけど――これ、すっごいで」

京太郎「すっごい?」

怜「これ持っとると……レズが寄ってくるねん」ボソボソ

京太郎「!!?」

怜「うちは竜華がおったからいらへんかったんやけど、一応持っとけーって」

京太郎「そ、それを俺に!?」

怜「しかもそれはただ集めるだけやのーて、どうやらチンポ好きにさせる効果もあるようなんよ」

京太郎「ええ?! レズ寄せのメダルなのに!?」

怜「元々は男がレズ攻略の為に作った代物らしいで。うちと竜華はそれに耐えることで愛を確かめ合ってたんやけど」

京太郎「やけど?」

怜「チンポには勝てへんかったわ♪」

京太郎「棒魔のメダルすげぇえええええ!!!」

怜「せやからこれで竜華も黙っておれへんでー」ニヤリ

京太郎「あ」

 そういえば俺
 怜さんを竜華さんから寝取った形になるんだよな?

京太郎「あの……殺されませんか?」

怜「なんや、怖いん?」

京太郎「そりゃもう」

怜「じゃあ、どうする?」

京太郎「へ?」

怜「実は――」


  ↓2 

偶数 実はもう電話してある

奇数 まだ話してない

ゾロ目 動画送ってもうたわ♪




怜「実はもう電話しとるんよ」

京太郎「ひょっ?」

怜「うちが京太郎君にケツ穴ほじられて堕ちてもうたーって」

京太郎「」

怜「いやー、竜華の反応おもろかったでー」

京太郎「」ガクガクガクガクブルブルブルブル

怜「なにせ」

京太郎「な、なにせ!?」

怜「竜華の奴なー」

京太郎「竜華さんは!?」



 ↓2 補正20

00~09 ショック死

10~19 ガック死

20~39 須賀京太郎殺す殺す殺す殺す殺す

40~59 奇声を発しながらこっちに向かってるらしい

60~89 呆然として返事が無かった

90~99 祝福してくれた


ゾロ目 寝取られて 興 奮 し て ま し た 





怜「わんわん泣きだすんやもん」

京太郎「やっぱり!?」

 そりゃ自分の大事な人取られたらそうだよなぁ

怜「ちゃうちゃう、そうじゃないねん」

京太郎「へ?」

怜「竜華……うちの男子嫌いが治ってよかったーって!」

京太郎「!!」

怜「電話先で変な踊りしとるのまで目に浮かぶようやったわー」クスクス

京太郎「じゃ、じゃあ!」

怜「……うん。竜華、怒ってへんよ」

京太郎「よ、よかったぁ……」ヘナヘナ

怜「でも、ケジメは付けるゆーとったで?」

京太郎「けじめ?」

怜「……いずれ再戦する予定やって」

京太郎「!!」

怜「まぁ、うちがこんなん言うのは筋違いなんは分かるけど……」

京太郎「……」

怜「竜華もうちのこと大切に思ってくれとるんよ。せやから、相手を見極めたいんやと思う」

京太郎「そうですか、それなら俺は何も言いません」

怜「ありがとな。それと――うちから一つ頼みがあるねん」

京太郎「頼み?」

怜「……竜華も、堕してくれへん?」ニコッ

京太郎「!?」

怜「うち……須賀君のチンポも好きやけど、竜華のことも大事なんよ」

京太郎「そ、それってつまり?」

怜「……3P、せぇへん?」ニヤリ

京太郎「します! ヤります!! ヤッテヤルデス!!!」クワッ

怜「それでこそうちが見込んだ男や!!」ダキッ

京太郎「ワハハハハッ!! 世界中の美女は俺のもんですよぉぉ!!」メラメラ

 ガラッ

京太郎「!?」

透華「へぇ……世界中の美女は京太郎様のもの」ブツブツブツ

京太郎「げっ……透華」サァァ

透華「……」




透華「わたくし……ずっとずっとしんぱいでしたのよ」ドヨォーン

京太郎「お、落ち着こう! なっ!!」アセアセ

透華「それだというのに京太郎様はいつもいつもいつもいつもいつもいつも!!!!」


    : : .    ヾ 、:     丶: .
    . : :、: .   ‘,ヽ: : . .    ヽ: .
  . : : : ;,;ヽ: .   ',== 、: : : .   ヽ:.
. : :,;才"´  ‘, .   ',   丶: : :.   ‘,.
イ    _- . ‘,   ハ   ‘,: : .   ', :
  ,.ィ"´  . . . .‘,:.  i: : : : : :', : : :   '; :
イ  . : : :,,;。-≦='; :  lミ≧=-} : :   . : :
. . :,:ィ升''"´    _',: : !  ` '''l : :  .: : :
ィ匁'"     ,+±-, :. l、   l : :  i : :
才        rTlllllllllli, : l+  l :   .! : :
       丈llllllllllllli : ll  八 : . .ハ : :
        于+lllllllllllli, :.!   .ヽ : . ヘ : :
、       '±┼十´l:.l    ヽ : . ', :

ミ爻x、            l:l     ,ィx : .
ベ''爻≧ト.,,_       l:! _,,.。ャ爻彡ム: : :
`: 、ヾミミ=爻三圭ニ圭非圭圭彡''"- ',: :

  ` ー` ‐=ニ:三三三ll三ニ≠二 ‐ ! :
           ̄ - l!=ニ= ´   .! :


透華「わたくしだって――ファックしたいんですのよ」

京太郎「おおよそお嬢様の発言とは思えなぁぁぁい!!!」

透華「えええい!! その服を脱いでくださいませ!!}

京太郎「いやぁぁぁ!!!」

照「……なにやってんの?」

京太郎「照さぁぁぁん! 助けてぇぇぇ!!」

照「はぁ……しょうがないなぁ」ガシッ

透華「後生ですわ!! 後生ですわぁぁぁあ!!!」ジタバタ

怜「なんなん?」

京太郎「あははは……」

小蒔「ふふふっ……また浮気ですか?」

京太郎「へ?」

小蒔「覚悟!!」ブゥンッ

京太郎「ぎょわぁぁぁ!?」ガバッ

怜「な、なんや!? 人が浮いとる?!」

小蒔「うふふふ……修行して幽体離脱中に物に触れられるようになったんですよ」キラーン

京太郎「だからって包丁を持たないでください!!」

小蒔「京太郎さぁぁぁん!!」フワフワ

京太郎「ぎゃあああああああああ!!!」

 ガラガラ!!

淡「キョウタロォォォォ!!! おねえちゃんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダイブッ

京太郎「ふんっ!!」モミモミ

淡「うにゃぁぁつ!?」ガクガクガクプシャァァァァ!!

京太郎「ふぅ」






小蒔「うふふふ……もっといい胸があるのに、どうして浮気するんですか?」キラァーン

京太郎「はわわわ!?」

 ガラガラ!!

豊音「ちょーお見舞いだよー!!」

白望「ダルいけど来た」

胡桃「大丈夫?!」

塞「あのさー元気なら一発どうかなーなんて」

エイスリン「ニョウビン! カクホ!!」

華菜「華菜ちゃんも来たし!! チンポよこせし!!」

貴子「須賀ァァァァ!!!」

マホ「須賀先輩!!」

「姫様だけじゃなくて私もいますよー」

泉「京太郎様ぁぁぁぁ!! 私だけキンクリなんて許されへんですよぉぉっ!!」

 ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ

京太郎「いやあああああああ!!」

怜「えらい多いんやなぁ」

照「京ちゃん。ここは覚悟した方がいい」

京太郎「い、いや! 流石にこの人数は!!」

透華「うふふふ……」ジリジリ

京太郎「こ、こうなったら!!」

 ヤられる前にヤるしかない!!

京太郎「神よ!! 俺にパワーをくれぇえええええええ!!!」

 カッ

京太郎「!!!」


 どうなる? ↓2


 偶数 搾り取られる

 奇数 救世主現る


 ゾロ目 大乱交スマッシュブラザーズ



京太郎「……」

 シィィン

京太郎「あれ?」

透華「ふふふふふふっ!! もう逃げられませんわ!」

華菜「覚悟するし!!」

貴子「もう、我慢できませぇん……//」ハァハァ

照「今日も沢山出してもらう」フフ

浩子「(今のうちに混ざっておきますー。これで精液のサンプルが……)」ククク

淡「もう一回!! ねねっ! もういっかぁぁい!!」

巴「うふふふふ、楽しませてもらいましょうか」ペロリ

小蒔「私一人でないのは残念ですが――ふふ」クスクス

豊音「今日は飲んでみるよー!」

白望「歯磨き……」

胡桃「お、お尻のリベンジ!!」カァァァ

塞「ついにイっちゃうかー私もー」フフフ

エイスリン「ベイビー! プリーズファックミー!!」デデン

マホ「えっちなこと、もっともっとしたいです!!」

泉「いぃぃぃやっふぅぅぅ!!」

怜「あらあら、大変やなぁ」

京太郎「ちょ、ちょっと待ってください!!」

照「……なに?」

京太郎「あの、せめて……最後の希望として」

淡「して?」

京太郎「……童貞だけは、守らせてください」ニッコリ

一同「……童貞だけ、はね」

京太郎「……」ジワッ

 ああ、母さん
 俺は今から――

京太郎「ぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 テクノブレイクするかもしれません


京太郎「男、須賀京太郎!! イきます!!」クワッ!!

一同「かかれー!!!」


 ドグビュルウウウウウウウウウウウウウウウウ!!
 ビュグビュグュビュグドプドプドップドップ!!!!!

 ブシャアアアアアアアア!! ビュルルルルルルウ!!!

 ドッパァアアアアアアアアアアアアアンッ! ジョワアアアアアアア!!


京太郎「」ピクピク




 そ れ か ら

憩「あのー、うちはラブホやないんですけどーぅ」

京太郎「すみません……」ゼーハァー


一同「」アヘアヘェエエエ


憩「それにしても、牛乳でもぶちまけたように病室が真っ白やんねー」

京太郎「ええ、頑張りました」

憩「これ掃除するん、うちなんですけどーぅ?」

京太郎「申し訳ありません」

憩「二度とそないできひんように……」グイッ

京太郎「へ?」

憩「ちょこっと、味見――じゃなくてお仕置き――しましょうねー」ズルズル

京太郎「ん?」

 バタン

 エ? ナ、ナニヲ!? イヤ、ソコハダメ! ダメデスッテバ!!!

 ア、アアアアッ!! アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!


 ビュルルル!! ヒギィィィイハラムゥゥゥゥ!!




一同「」ピクピク




 激動 ア●ル孕ませ大阪編  カンッ





 大阪編終了
 次回はちょこっとブレイクタイムからの、いよいよ大会に向けての修行編です

 それとアンケご協力ありがとうございました
 一応童貞は死守ってますがいつ失うかは分かりません
 多分安価になるかなーと考えてますが、あまり深く考えないでもらえると助かります




<<須賀京太郎>>
【戦闘力】435
【雀力】 67 
【精神力】72
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない


【所持物】
・【夢乃マホカトール】洗脳・邪悪な心に支配されたものを開放し攻略可能とする
・【棒魔のメダル】レズ・レズっぽいキャラの内なる欲望を開放し攻略可能とする

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】
・【麻雀で敗北し、死亡する】
・【セクハラ十人斬り】
・【運カンスト】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
【未達成】
・【麻雀プロテスト合格】
・【小鍛治健夜の討伐】


【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(うふふふ、中で脈打ってますわ)ツヤツヤ
・池田華菜(久しぶりにスッキリしたしぃぃいぃ!!)ツヤツヤ
・久保貴子(あひぃん……もっとぉぉ)ツヤツヤ
・宮永照(うん、気持ちよかった)ツヤツヤ
・船久保浩子(ふふ、これで後は――ククク)ツヤツヤ
・大星淡(おねえちゃん、おかあさんになっちゃうよぉぉ……)ツヤツヤ
・狩宿巴(いぐぅ、いぎしんじゃぅうぅぅ)ツヤツヤ
・神代小蒔(京太郎さんの……子種、ふふふっ)ツヤツヤ
・姉帯豊音(おまたがじんじんして気持ちいいよー)ツヤツヤ
・小瀬川白望(んふふ……最高ぉ)ツヤツヤ
・鹿倉胡桃(じゅ、じゅうでん……//)ツヤツヤ
・臼沢塞(あー、お尻ってこんなにいいんだー)ツヤツヤ
・エイスリン(アナル! ベリーグッド!)ツヤツヤ
・夢乃マホ(ふぁぁ……大人ってすごいです)ツヤツヤ
・二条泉(結局キンクリやないか!! でも気持ちよかったぁ……)ツヤツヤ
・園城寺怜(うち病弱やのに……こないがっつんがっつん中に出して鬼畜やわぁ)ツヤツヤ




 鬼 雀 城


晴絵「……揃ったわね」

玄「……」

智葉「……」

竜華「……」

晴絵「六人いた軍団長も今や三人。雀魔司教、雀騎将、不死月軍団長……」

 ツカツカ

晴絵「いずれも劣らぬ強者達がまさかここまでね」

 ザッ

はやり「ふふっ……そうなるように仕組んだのは誰かなー?」

晴絵「……続けるわ」

 カキカキ

晴絵「今やこちらの残存戦力は三人の軍団長……まぁ、2.5かもしれないけど」

竜華「!」ギュッ

晴絵「それとドーマの三雀士、親衛騎団の四人を合わせて七人」

智葉「ちょうど10人……」

晴絵「対する相手は――」

 宮永咲
 竹井久
 姉帯豊音
 小瀬川白望
 神代小蒔
 石戸霞
 天江衣
 龍門渕透華

 宮永照 
 大星淡 
 船久保浩子

 園城寺怜
 愛宕洋榎
 愛宕絹恵
 
竜華「怜……」

晴絵「この14人だけでも、うちの不利は揺らがないわね。しかもこれに――」

玄「ふふふ、須賀京太郎君……」クスクス

晴絵「そう。大魔王様に倍満を直撃させた――あの少年」ゾクゾクッ

和「……」

雅枝「(うちの子二人は向こうサイド確定なんやね)」

晴絵「このままじゃ、まず間違いなく負ける」

はやり「あららーはっきり言うんだねっ☆」

晴絵「あくまで、このまま――ならです」

竜華「何か――策があるんですか?」

晴絵「今までのプロテスト形式だと、数の多い向こうが有利になるのは分かる?」

玄「……はい」

晴絵「それなら、数の有利を使わせなければいい」

由暉子「使わせない……?」




晴絵「確かに実力は拮抗しているとはいえ、一人一人の強さを見ればこちらにも分があるの」

はやり「当然だねっ」

晴絵「それなら――向こうの絆を断ち切る形式にすればいい」

いちご「そんなことが……?」

竜華「一体どんな方法なん?」

晴絵「それは――」

                 --……--
         r―‐⌒ヾ : : : : : : : : : : : : : : : \
         |∨: : : : : \ : : : : : : : : : : : : : : : \
         |/゚:。 : : : : : : \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : .

         /: : : \:.:.:.:. : : : :\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : 。
          //: :/ : : \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.o。:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :i: ゚
.         /イ /: :.:.:.イ:.:. ー┬---:.:.:.:__:.`:.:.o。:.:.:.:.:.|.:..。
       i{ | ′:.:.'{_|_:.:.:.:| リV:.:.:.:.:.:.:}:.>匕、: :\j--i

        || |/: :.:.:∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、:.:.\}、
        リ {: :.:.:.:.|!:‘, ィ芹≧ュ    ’|イi//| 》、:。:.:.:.ぃ、
           |:.:.:.:.:.「`ヽ《乂_゚ツ        ゞ= '゚ :リ/リ゚。:.:.ト、i
           |:.:.:.:.小   , ,    '    , ,  : /:.:.:.∧:.} リ
           l.:.:.:.:.:| }ゝ-!            jハ:.:.:.:j/}:.|
          :。.:.:.:{ {:j:八    -==ァ     イ }/ j:ノ
            ゚:。.リ  \{≧ュ。.    ィ:jソ  ″ /
           ゞ    イニ}  ` ´  {ニヽ

              ィニ//      ゝ|ニ\_

        ┬==≦ニ/ニ7____    __,.|ニニムニニニニニlヽ
       /ニ|ニニニ/ニニニ|`-―――‐一´|ニニニムニニニニ|ニム
.      /ニニ:|ニ7ニニニニニ|          |ニニニニ}ニニニ=|ニム

晴絵「――バトルシティ」

はやり「!! そう、あれをやるつもりなんだ……」クスクス

由暉子「バトルシティ?」

晴絵「ええ。そして――この戦いできっと」

 
 京太郎チームの絆は砕け散る
 あの【条件】の元に


晴絵「(そして仲間を失い、戦いに身を置いた彼の牙は――」

健夜「……」ゴゴゴゴ

晴絵「(あの大魔王の喉元に届きうる)」ニヤリ

和「……バトルシティ」ボソッ



 


 び ょ う い ん


咏「……で? これはどういうことかねぃ」

京太郎「あ、あはは……」

 もわぁぁん

良子「オーノー、すっげーイカ臭いです」

郁乃「お盛んさんやね~」ニコニコ

京太郎「一応ファブっておいたんですけど」

咏「んなもん聞くわけねーじゃん。で? あのガキんちょどもは?」

京太郎「下で憩さんに怒られてますよ」

咏「そっか。まぁ別にいいんだけどさ」

 ボフッ

咏「……聞いたよ、今までのこと」

京太郎「すみません師匠……色々と報告が遅れて」

咏「んにゃ、別にいいんじゃね? こうして無事なんだし」

京太郎「……はいっ!」

良子「三尋木プロ?」

咏「あー、わかってる。でもさ、こういうの言い出しづらいっていうかさ」

京太郎「?」

郁乃「咏ちゃんは優しい子やから~」

京太郎「あの、どういうことですか」

咏「――お前の今後のこと」

京太郎「へっ? 俺の今後、ですか?」

咏「ああ。大マジな話だねぃ」

京太郎「シリアスっすか?」

良子「イエス」

京太郎「あの、シリアスはとーぶん控えたほーがよろしいかとー」ヒソヒソ

咏「そうは言っても最終章近いんだからやらざるをえないんだっつの」

郁乃「一応本筋もあるからね~」

京太郎「ではことを荒立てない程度にお願いします」

良子「無茶言いますねー」





咏「戦って分かったと思うけど、大魔王は無茶苦茶強い」

京太郎「……」コクッ

 あの地力の差だけであそこまで圧倒された
 文字通り次元が違う

 もし、あの人が能力を使ってきていたら――

 俺は今頃

京太郎「あ、あれ……? 体が震えて」ブルブル

咏「……よくやったよ。アレに倍満当てた奴なんて、私は見たこと無いしねぃ」

良子「私もです」

京太郎「そんなこと――」ガクガク

咏「――プロテスト、大晦日に予定されてっけどさ」

京太郎「は、はい」

咏「明けた新年にはエキシビションやるんだよ、新プロと先輩プロの交流ってことで」

京太郎「!!」

郁乃「当然~あの人もでるんやで~」


~~「アラサーフェニックス」~~


京太郎「っ!」ゾクッ

良子「私の時は――偶然同卓に当たることはありませんでしたが、二人ほど再起不能になっています」

咏「それも――あまりイケメンじゃなくて、実力も低い新男子プロ」

郁乃「おメガネに叶わなかったんやね~」ニッコリ

京太郎「あ、あはは……」タラー

良子「私達の見立てじゃ、京太郎君のプロ合格はほぼ確定です」

郁乃「つまり~、あの大魔王との戦いは避けられへんってことになるで~」

京太郎「もう一度、小鍛治プロと――」

咏「少なくとも、向こうはそのつもりで引いたハズ」

京太郎「……」ブルッ

 俺、勝てるのか?
 あんな化物に――運だけじゃない

 実力も兼ね揃え、婚期すら感じさせない恐るべきアラサー

 あんな人に――俺なんかが?


咏「……そこで、提案がある」

京太郎「提案、ですか?」

咏「――残り三ヶ月、死に物狂いで修行すればお前にも勝ち目が1%ほどある」

京太郎「い、いち?」

良子「その十倍頑張れば10%です」

京太郎「」

郁乃「なら100倍頑張れば~~勝てるで~~!!」パチパチ

京太郎「死に物狂いの100倍!?」



咏「――だけどその為には、学校も友達も何もかもを一時的に捨てる必要があるねぃ」

京太郎「え?」

良子「ローテーション。大会までの一時間、一分が惜しいので――私達三人で鍛えます」

郁乃「せやから須賀君は学校にもいかず、プロテストまで修行漬けってことやで~」

京太郎「!」

咏「大魔王ピッコロ戦後に神の神殿で鍛えた悟空みたいなもんだねぃ」

京太郎「な、なるほど――」

良子「バット、そうなると京太郎君には辛い日常が待っています」

京太郎「……」

 確かに
 仲間とも会えず、ずっと麻雀の特訓だけなんて――

良子「……」プルルン

京太郎「(いいかもしんない)」グヘヘヘ

咏「このままだと大魔王に負けて全国生中継種付逆レイプされるし――」

郁乃「今更引こうにも、大魔王からは逃げられへんから~」

良子「あの公開放送で全国に名が知れて、全員京太郎君が大会に出ると信じていますから」

京太郎「!!」

咏「老若男女問わず……みんな期待してる」


 須賀京太郎が、大魔王を倒すことを


京太郎「で、でも――」

咏「だから覚悟を決めろ」グイッ

京太郎「し、師匠!?」

咏「三ヶ月後に――大魔王を必ず倒すと。その為に、命を賭けて修行するって」

京太郎「俺は……」

 確かに勝ちたい
 あの人を倒して、みんなの悲願を達成したい

 でも、だけど――

良子「……?」

京太郎「……」ブルブルブルブル

 怖い
 もう一度あの人と戦うことなんて、出来っこない

京太郎「お、俺は!!」バッ

郁乃「きゃっ!?」

京太郎「っ!!」ダダダッ

 ガラガラ 

 タッタッタッタッ

咏「……エロ弟子」

良子「行ってしまいましたね」

郁乃「う~ん、どうなるかな~?」



 び ょ う い ん ろ び ー


京太郎「はぁ、はぁ……」ゼーゼー

がき「あ、須賀京太郎や!!」

京太郎「え?」

がき「ねーねー! サイン書いてーな!!」ピョインピョイン

京太郎「サイン?」

 ざわざわ

京太郎「あ、ああ。いいけど」サラサラ

 そっか、そういえば昨日の試合は全国放送されてたんだっけ
 しかも――なんか編集されて特撮番組っぽくなってるらしいし

がき「わーい!」

 いいなー おれもほしいでー

 がや がや

京太郎「人が集まってきたな……」

おんなのこ「じゃあわたしもー」トコトコ

京太郎「サイン?」

おんなのこ「精子」

京太郎「え?」

おんなのこ「孕ませろやぁぁ!!」

京太郎「うあぁぁぁぁ!!?」ダダダッ

ナース「あ、須賀さん。大晦日頑張ってなー」

ろうじん「期待しとんでー」

おじさん「負けるんやないでー!」

おばちゃん「あらやだ、私がもう少し若ければねー」オホホホ

 タッタッタッタッ

京太郎「(なんだよ、なんなんだよ!!?)」

 どうしてみんな――俺を見てそんな期待した顔するんだよ?
 俺はあんな惨敗したってのに

 勝てるわけなんかないんだぞ

 なのに――


京太郎「(うぁぁぁぁ!!!?)」


 ダダダッ


?「あれ……?」



 い ち じ か ん ご


憩「え? 見当たらへん?」

医者「うーむ、困ったな。そろそろ検査の時間なのだが」

憩「ちょっと色々探してみますねー」

 ざわざわ

巴「京太郎君が行方不明?」

怜「……まさか、逃げたんかいな」

泉「京太郎様ぁぁぁ!!」

浩子「(どうしたんや……お前は、そんなものやあらへんやろ)」

マホ「そんな――須賀先輩が逃げるなんて」ジワッ

豊音「無理もないよー」

塞「いくら京太郎君でも、まだ少年――あの強大な力を目の当たりにしたら」

エイスリン「……」

淡「キョウタロー……なんで打ち明けてくれないの?」

久「駆けつけたはいいけれど――」

まこ「まさか京太郎がのぅ」

優希「京太郎……」

衣「婿ははじめて自分の双肩の【主人公】という名の重みに気づいた」

久「……今までは脇役立った彼が、いきなり全国区の主人公ですものね」

霞「その期待に応えらないかもしれない自分を恐れているのね」

貴子「だが残酷なようだが――これに打ち勝てないようではあの人には」ギリッ

 ザッ

華菜「いや!! 違うし!」

美穂子「彼は本物です」

久「美穂子!」

美穂子「少なくとも、ここに集まった人たちはみな――そう思っているハズです」

淡「……」ギュッ





 お く じ ょ う


京太郎「……」ボーッ

 俺、一体どうしちまったんだろう?
 どうしてこんなに胸が痛いんだ?

京太郎「くそ!! どうしたら――!!」ガンッ

 ガンッ

京太郎「どうしたら――いいんだ」ギリッ

 このまま逃げることも出来ない
 かといって戦えば待ってるのは破滅だけ

 そんなの――



 京太郎の元に現れた人物を安価で決めますが
 一応その人が京太郎にとっての一番の理解者というか、メイン的な立ち位置になります
 
 別にその人EDになるとかいうわけではないのですが、物語上どうしても必要なので決めます
 選抜したメンバーはこちらが動かしやすい人達で、今までの好感ヒロインとはまた別のものです
 そちらだけご納得お願いします
 

↓1~10くらい 一時までに埋まらなければその時点で締切
 同数の場合は後でもう一度決め直し


 候補

1 龍門渕透華

2 宮永照

3 宮永咲

4 神代小蒔

5 原村和

6 愛宕洋榎 

 


京太郎「どうしたらいいんだ……おれは……!!?」

 教えてくれよ?
 俺はただのモブで、名脇役を目指しただけの――男なんだ

京太郎「……」ジワッ

「……とりあえず、ゆっくり泣いていてもいいんですよ」

京太郎「え……?」

             ___

          ,. : ':´: : :.:.: : : : `:ヽ___
      ,.-、r/: : : ; : ; :.:.:,:.:.:.;.: ヽ: :`〈:::::::i
       |:::::/: :/:/:/:.:/i i: :!:i: ハ:、:.:゙、:..、゙、:::{
      }:: i :.:i:.:i.:i| :.:|:.!:|:.:|:.|_!_゙、、:.:i|:.:|.:.!:::|、
       ,!::| || || ;!-‐!ハ:!: :!ハ-!`|iヽ!|:.:i:.|‐'ヾゝ
    ∠/:i.:|:|.!:.|リ!_」_!、_ヽ、!ゝィ=‐、リ!:ノノ!_,、_〉

     ーァ|、!、!、! /!、::::i`   ト;:: ! 〉i;イノ: :|

       |:.`ヽ!゙、ヽゞ-'  ,    ̄  |ノi: : :| 
        |: :.:.|:|ゝ、 ''''''  __ ''"" /:| !: : :!
      i: : :/ リ/i \_  ´ー ′ /|:.:|:|.: : :|
  r-、  //: /:.ハ!__!__/ノi ー--‐' |_ |:./: : : :.!
   ヽヽ.//: /:./ァ' ̄/:::r'      |;:\/: : : i|:|
    .,)┴'ヽ/:./':.:.::/:::::::ト、   __/:::::::|.: : : :||:|
   ;' 、ヽノ|./:.:.:/:::::::::::ト--へ/::::::::::| : : : :||:ト、
   |ヽJ┘ノ/:.:.:/\:::::::::|   /::::::::::::|...: : : ||:| |

京太郎「和……?」

和「久しぶりに、二人きりでこうして話すのも悪くありませんね」クスッ

京太郎「……」プイッ

和「……」スタスタ

京太郎「……どうして、俺がここにいるって分かったんだ?」

和「さぁ、どうしてだと思います?」

京太郎「……」

和「エスパーですから」フフッ

京太郎「そんなオカルトありえねーっての。それにお前はカセットコンロだろ」

和「ふふ、なんの話ですか?」

京太郎「……」

 ブワァァア

京太郎「風が強いな……」

和「ええ、でも。とてもいい天気――」




京太郎「……怒らないのか?」

和「?」

京太郎「俺は……俺は逃げ出したんだぞっ!!」

 グイッ

京太郎「みんなでもう一度頑張らなきゃいけないってのに!!」

和「須賀君……」

京太郎「和は俺を叱りに来たんだろ!? それでも脱ヤムチャする気あんのかって!!」

 だから呆れて――
 俺に失望して

京太郎「俺のこと……嫌いになったんだろ?」

和「……ふふっ、バカですね」

京太郎「え?」

和「私が須賀君のこと、嫌いになるわけがないじゃないですか」ギュッ

京太郎「和……」

和「誰も須賀君を責められませんよ。須賀君は全力で戦いました」

京太郎「……」ブルブル

和「あの小鍛治プロに倍満を当てて、仲間を庇って自身がトんだ」

 ナデナデ

和「須賀君はよくやりましたよ」

京太郎「でも、よくやったじゃ済まされないんだよ!!」

 ググッ

京太郎「俺は、勝たなきゃいけないんだ!!」

和「須賀君……!」

京太郎「俺は……強くなったと思ってた!!」

 数々の強敵と戦って
 成長を重ねて

京太郎「変われたと思った! ヤムチャから……クリリンになれたって!」

和「……」

京太郎「俺……最初は主人公ってかっこいいなぁって思って、ただ憧れてるだけだった」


 でも――

 和に出会って
 透華さんに出会って
 咏師匠に出会って
 良子先生に出会って
 郁乃市販に出会って

京太郎「俺の為にみんなが力を貸してくれて、俺を主人公にしてくれて」

 だから少しでもみんなの為に強くなりたいと思って頑張ってきた
 
京太郎「でも――俺の力なんかまるで役に立たないんだ! 大魔王スコヤーンの前じゃっ!!」





京太郎「それなのに……みんなはまだ俺に何か出来ると、俺が主人公だと思い込んでる」

 そんなの幻想なのに
 ありえないことだってわかってるのに

京太郎「……もう俺は限界なんだ。これ以上みんなが俺に期待して戦ったりしたら……」

和「……須賀君」

京太郎「だからもう!! みんな俺なんか放っておいてくれよぉぉぉ!!」


 バンッ


京太郎「はぁっ、はぁっ……」

和「……分かりました。もう、無理には言いません」

京太郎「え?」

和「ですが、きっと皆さんは須賀君抜きでももう一度、大魔王と戦うと思いますよ」

京太郎「ええっ!?」

和「須賀君は昔は弱かった。強い人に何も出来なくて、歯がゆい思いばかりしていましたね」

京太郎「それは――」

和「ですが戦いが須賀君をここまでにしてくれました」

京太郎「戦いが……」

 そうだ
 玄さんと戦って、自分の無力を知って

 船久保さんと戦って、淡や菫さん……あとなんかおまけの人
 そして衣さんと……怜さん竜華さん

 今まで戦ってきた相手の勝負はどれも――俺の誇りなんだ

和「それを今ここでやめてしまったら――ちっぽけな勇気を振り絞ってここまできたことが……」

京太郎「俺の戦いの日々が全部、無駄になっちまう……」

和「須賀君。アナタは今まで、自分の為と言いながら……本当はずっと誰かの為に戦ってきたんです」

京太郎「和……」

和「でも、今ではもうそれだけでは無いハズです」

京太郎「みんなの為だけじゃない。オレ自身の為に――」

 ここで戦いを投げちゃいけねぇ……

和「そうです。これはもう、私達自身の戦いなんですから」

京太郎「俺達の……戦い!」

和「……自分の事は自分で決めてください。私は……戦います」

京太郎「和……!」


和「私は須賀君を信じています。須賀君が本物の主人公かどうかなんて関係ありません」スタスタ

京太郎「……」

和「私は――須賀君だから信じてるんです」

京太郎「え? それって――」

和「私……」

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:::/: : : : : :/: : : : : :}:::::::::::::::::::「.|::::::::::::::ト、
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ト、 ̄´: ',:.: : : : : : : :/ : :/: : |  !   ;
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: ||: : : ::/__./  : /: : //=!:.:.|.  |


和「須賀君のこと――愛してますから」

京太郎「え?」ドクン

和「……私の中では、いつも……いいえ、いつだって」

 タタッ

京太郎「のどっ……むぐっ!?」

 チュッ

和「……主人公は――アナタしかいないんですから」

京太郎「和……オレ」

和「……待っています。プロテストで……会いましょう」

京太郎「待ってくれ! 和!!」

 タタタッ バタン

京太郎「……和」

「やれやれ、いいところを全部持っていかれましたわね」

京太郎「!?」

 ザッ

        /   /il | .//|     \ \
         |    トヾ| ///,|      |   i
        /  ||`゛゙i'""´ |i     |   |
        /  __| |  /   |ハ___   i   |
      /     ハ.|`‐{    ィ'´ヽ    ヽ |
    /     /-/≧ミ\   ケテ=-、_  \i
   /イ   ,ィ.|` i;;;:;!   )   i';;;;!,ィ     ヽ
.  // /  .| /人i ,,,   ,     ,,,  |      iヾ、
.  |.|.〈   |/リ. !           ,! /.     ト、 )
  !| ゙、  .!(   \   r-、     /|レ'    / i
     >、. \  i ゝ  `´   /| ./     /   l
    // |    ) |  ノフiー ' ´  ク    ,.イ   (
   < / /   / _/`ト,--‐' ´|    ,.<  ゙、  \
   ) /  /‐'´  | ,イVヽ   丶 (_ `ー-、   \_
.  /  ! i /      |/./ハヽ|  ./\ ゙、   `ー-、 、\
. /  /\|      /ノ |.」\/   )  )   / ゙、 |  )

透華「抜けがけとは関心しませんわね、のどっちも」

京太郎「透華さん!!」


京太郎「一体いつからそこに!?」

透華「さぁて、いつからでしょうか?」ウフフ

京太郎「……いいです」ムスッ

透華「あら、怒ってしまいましたわ」クスクス

京太郎「……」

透華「京太郎様。私も、実は先ほどまで近い気持ちでしたのよ」

京太郎「え? 透華も!?」

透華「あの強大な敵を前にして――私も何も出来ませんでしたわ」

京太郎「でも、それは相性の問題も!」

透華「いえ、それでも同じことでしてよ」

京太郎「透華……」

透華「でも、京太郎様。のどっちの言うことは正しいと思いますの」

京太郎「和の……」

透華「たとえ京太郎様が戦わなくても、私達は戦いますわ」

京太郎「透華、俺も」

透華「みなまで言わなくても分かっていましてよ。どれだけ付き合っていると思いまして?」クスクス

京太郎「かなわないな、全く」アハハ

透華「……ですが、私も一言だけ」

京太郎「?」

透華「京太郎様」ビシッ

{   `                                         /,ヽ
ヽ    \                                   _, -‐ ´ ∟_
  \     ヽ                              / \ /λ ヾ 、
   \     へ                          /  |iミ V.彡} l   } ヽ
       、     ー 、                     j   |l  ノ  j| |   ゝ 〉
        >、      ` ヽィュ_                    |i   ハ ゝ,  {| ヘ   \i
        /    \       \``ゝ,                }.   / ヾ、ヽ ヽゝ `,   ヽ
      /  |    , -‐       ` ヽ \           ノ. ∠`へ, '  ノ x弋 ヾミ 、 \
    〈  ',. |    }  }        \ }´`ゝ~ ュ _ . 〃  i'〈弋::リ`   ´{テ:::} 〉ヽハ   ,
    ヽ  }. |   ´  / ,,_       ゝ,,._      \ゝ 从 ,,    ,   ` ,,, / 从  /
     ′. ヽ ヘ.__, -‐ ト _ >、        ̄ ` ヽ   .\ ', ヘ  ャー― ,   . /ヘ ゙,ソ /j ゝ
      ゝ  ー,,ュ, -‐ ´ ー´,,   ` ー-  ,      }  ヘ   ` ヾ , ヽ  ノ , ´{| ゝ /ノ\ `ゝ、
        ̄            ゝー‐< ,,  _`` ‐- ´   }     ヽ ー < | f メ ⅳ \  \  `\
                       , -‐  `>ー- ェ   〉     \ /V ,ヘー- ュ  ゝ   ゝ、  ` ,,
                      /   /´´      \  \    .`  ひ二つ ∧   `ヽ  } ー 、  \
                  , -‐ ´    /  '      / ヘ            〉 \  |  、  ノ  ヘ  ヽ   }
                /       ノ ノ         〉、       /   i  \ ',  {   〉  \  \


透華「これは京太郎様の物語でしてよ!!」

京太郎「!!」

透華「覚悟を決めなさい!!」

京太郎「俺の、物語……」

 そうだ
 和から始まって――今まで続いてきたのは

 誰の物語でもない、俺自身の物語
 脇役だとか、モブだとか一切関係ない

 俺が歩んできて、俺が勝ち取ってきた俺の物語

京太郎「……そうだ。何をうじうじする必要があったんだ」

 俺はこの物語の主人公なんだ
 何も迷う必要も、怖がる必要も無い


京太郎「透華、俺やるよ」ギュッ

透華「んなぅ……急にマジモードは心臓に悪いですわ……//」モジモジ

京太郎「勝手で悪いけどさ、これが俺の物語なんだ」

 だから――
 俺はもうどんな壁にも怯まない

京太郎「大魔王は俺が倒す!!!」

 和、見ていてくれ
 俺が本物の主人公になるところを

京太郎「(必ず、お前の前で――!!)」



照「……」

小蒔「いかないんですか?」フワフワ

照「その必要はない。京ちゃんは自力で立ち上がるだけ」

小蒔「……少し、妬いちゃいます」フワフワ

照「私も、負けない」

小蒔「……本番では私も、京太郎さんの力に」グッ






はやり「お別れは済んだ?」

和「……」

はやり「そう怖い顔しないでー、また裏切り者が出ないように見張ってただけ☆」

いちご「……これがオレイカルコスの牌じゃ」スッ

由暉子「手にした時点でアナタはもう――引き返せません」

和「(須賀君。私がたとえ――アナタにとって路傍の石に過ぎないとしても)」

 スッ

和「私は私のやり方で、アナタを手に入れます」

 だから――必ず立ちふさがってください
 そして――きっと

和「っ!」ゾワッ

 パキィィィン

和「っぁぁあああああああああああっ!!」

 ボシュゥゥゥゥ!!

はやり「ふふっ、闇に堕ちる姿ってどうしてこんなにも綺麗なんだろうねー」クスクス

和「……」シュゥゥゥ

はやり「お目覚めの気分はどう?」

和「……」ギロリ

はやり「おはよう、堕天使のどっち」クスッ



 そ し て

京太郎「……お願いします」

咏「……」

京太郎「俺を、三ヶ月間鍛えてください」

咏「ふーん? ほんの少し見ないだけでいい顔になったじゃん」ワッシャワッシャ

京太郎「わわっ!?」

良子「オーケーオーケー。後は実力を付けるだけですね」

京太郎「お願いします!」

郁乃「言われんでもやったるよ~!」ブイッ

京太郎「ありがとうございます」

咏「さっきも言ったけど、三ヶ月間仲間とは会えないけど?」

京太郎「耐えます!!」

良子「遊ぶ暇もありませんよ?」

京太郎「負けません!!」

郁乃「辛い修行だらけやで~?」

京太郎「やり抜きます!」

咏「それと」

三人「三ヶ月間射精禁止」

京太郎「!?」

咏「……さぁ、準備しよっかねぃ」ニヤリ

良子「ふふふ」

京太郎「え、ちょちょっと!?」

郁乃「今更キャンセルは出来へんからね~」

京太郎「い、いや!! なんでその!?」

咏「事情は次回説明すっから」グイグイ

良子「尺が無いんですよ尺が」

郁乃「大人の事情やで~」

京太郎「そんな、いや! 離して! いや、いやあああああああああ!!」ズルズル


 遅いのでここまで
 次回は修行パートで、数値をガンガン上げるのと技の取得をやります

 その後は長編のプロテスト編
 最後に新プロVS先輩プロ戦があって、このスレも終了となります

 まだまだかかると思いますが、よろしくお願いします


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】435
【雀力】 67 
【精神力】72
【運】100
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない


【所持物】
・【夢乃マホカトール】洗脳・邪悪な心に支配されたものを開放し攻略可能とする
・【棒魔のメダル】レズ・レズっぽいキャラの内なる欲望を開放し攻略可能とする

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】
・【麻雀で敗北し、死亡する】
・【セクハラ十人斬り】
・【運カンスト】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
【未達成】
・【麻雀プロテスト合格】
・【小鍛治健夜の討伐】


【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(さぁ……いよいよ戦いの幕が上がりましてよ)
・池田華菜(戦わなければ生き残れないし!)
・久保貴子(あの少年が……よくぞここまで)
・宮永照(京ちゃんは私が守る)
・船久保浩子(さて、後は着床の……ぶつぶつ)
・大星淡(私も練習する。キョウタローを守れるくらい強くなりたいから)
・狩宿巴(私……消えるのかな)
・神代小蒔(うわきです!!)
・姉帯豊音(ちょーかっこいいよー! 須賀君好きだよー)
・小瀬川白望(京太郎君……好き)
・鹿倉胡桃(充電! 充電!!)
・臼沢塞(応援しか出来ないけど、ずっとみてるからね)
・エイスリン(ファイト! アラサーシスベシ!!)
・夢乃マホ(最近お腹が妙に張ってます……?)
・二条泉(何枠なんやろなぁ……そこが大事)
・園城寺怜(早く竜華も交えて色々やりたいでー)



 妙 神 山 


良子「さぁ、着きましたよ」

京太郎「……あ、あの?」ビクビク

咏「あー? どうした?」

京太郎「なんすか、ここ」

 なんかすごく大きな門とかあるし
 というか首の無い鬼の像とか怖いんですけど

郁乃「あら~知らへんの~?」

京太郎「知らへんもなにも、知りませんよ」ビクビク

良子「ノープロブレム。ここは知る人ぞ知る修行のメッカです」ドヤァ

京太郎「いやドヤ顔でそんなこと言われても」

咏「いいから入れっつの!!」ドンッ
 
京太郎「うわっ!?」ズシャッ

 バーン

おに1「ええい待てー! ここを通りたければ!!」

おに2「我らを倒してから――!」

咏「フィンガーフレアボムズ!!」カッ

 ドゴォォォン

おに12「」プスプス

良子「さぁ行きましょう」

京太郎「あ、悪魔や……」ガクガク

 スタスタ

京太郎「あれ、意外とこざっぱりしてますね」

咏「どこかに管理人がいるらしいけどねぃ」

京太郎「管理人、ですか?」

咏「一応挨拶してこいエロ弟子」

京太郎「はーい!」

 タタタ

京太郎「さて、どこにいるのかな?」

?「……」

京太郎「あ、アナタは!?」


 だれやねーん? ↓2


 偶数 小隆起様(金髪)

 奇数 謎の占い師(ピンク髪)

 ゾロ目 両方



謎の占い師「よくきましたね……」

京太郎「謎の占い師さん!」

 今まで、時たま現れて俺に道を示してくれた謎の占い師さんじゃないか!?
 最近はめっきり現れなくなっていたと思っていたけど!

京太郎「まさか謎の占い師さんがここの管理人だったなんて!」

謎の占い師「いえ。ここの管理人は今……留守にしています」

京太郎「じゃあ代わりってことですか?」

謎の占い師「そうなりますね……」

 それにしても、相変わらずいいスタイルしてるなぁ
 フードで顔が見えないけど、和くらい美人な気がするぞ

京太郎「あの、今日からお世話になることになってるんですけど」

謎の占い師「ええ、私も常にいるわけではありませんが……どうぞ頑張ってください」

京太郎「はいっ!! じゃあ師匠たちに報告してきます!」

 タタタタッ

謎の占い師「……」



京太郎「師匠ー!」

咏「見つかったようだねぃ」

京太郎「はい、それじゃあ荷物を運びましょうか」

良子「グッド、ではお願いしますね」

 ドサドサドサドサ

京太郎「……これ全部ですか?」

郁乃「これも修行の内やで~」ニコニコ

京太郎「ひぃぃぃ!」


咏「以前ここにいた管理人とは違う気配……気のせいか?」


謎の占い師「……ふふふ」




 ど う じ ょ う

京太郎「着替えてきました!」バーン

良子「似合ってますよ、そのはちまき」

京太郎「バンダナです!!」

郁乃「少しダサいけどええと思うで~」

京太郎「……」

咏「んじゃ、現状の確認すっから。練を見せろ」

京太郎「はい!」ムム

 よーし、俺だってかっこいいとこ見せてやるぞー!

京太郎「はぁぁぁぁぁ!!!」ズァァァァァァ!!!

 ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!

咏「……ふーん?」

良子「(針に刺されたように鋭く研磨されたオーラ……よくぞここまで)」ゴクリ

郁乃「……?」

京太郎「ど、どうですか? 忌憚のない率直な意見を聞かせてください」ドキドキ

咏「……大魔王にすら届かない。その前に確実に三雀士の誰かにやられるだろうねぃ」

京太郎「ええ!? そんな!!? うそですよね!?」

咏「あのさ。オーラだけ見てどう判断するんだっつの」ペチンコ

京太郎「あだっ」

咏「雀士用語で練を見せろってのは、修練の成果を見せろって意味じゃねー?」

郁乃「オーラの総量だけじゃ勝負は決まらへんよ~」

京太郎「そ、そっか。能力も見せないと」アセアセ

【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上or満貫以下にする(消費20)
・【フィンガーフレアボムズ】点数判定のコンマを↓1~5の一番高い(ゾロ含む)ものに変える(消費40)
・【栄光の手】自分に関する判定を一局中+-30することができる(消費20)
※放銃判定や相手のツモ点数判定などには不可
※ただし発動タイミングは局の頭のみ
・【タイムマジック】好きなコンマを00or99に入れ替えるギャンブル(消費20)
※ゾロ目ボーナスは付かない

京太郎「ラナリオーン!! FFB!! 栄光の手!! タイムマジック!!」

 ピシャァァン!! ズォァァァァ!! シャキーン! グニャァァン

良子「三系統、そつなくこなしてますね」

郁乃「私だけ一段階目なんて泣けるわ~」シクシク

咏「弟子入りしてた期間じゃね? しらんけど」

京太郎「ど、どうでしょう?」ドキドキ

咏「うーん、まぁ悪く無いかね」

京太郎「本当ですか!」

良子「バット、あの方には遠く及びませんね」

咏「そこいらのゴミクズ以下の三流プロなら相手にならないだろうけどさ」

京太郎「……大魔王スコヤーン!」


良子「ハッキリ言いますが、私達三人の能力系統を全てマスターしても」

咏「あの大魔王に勝てるかどうかはわっかんねー」

京太郎「!!」

郁乃「でも逆に言えば、三系統マスターしないと勝負にもならないってことやね~」

京太郎「そ、そうか!」

 FFBのその先にあるもの
 栄光の手のその先にあるもの
 タイムマジックの先にあるもの

京太郎「現時点でも強力な能力だと思っていたけど、この先がまだあるんだ」

咏「そう。だけど強力ゆえに取得難易度は最高ランクのA」

京太郎「最高ランク!?」

咏「私達が考案してから数年近く練習してようやく極めた技だからねぃ」

良子「そう簡単に覚えてもらっては困ります」

京太郎「……」ゴクッ

咏「ま、三ヶ月で覚えるのは元々無理ゲーだし」

郁乃「焦らず、きっちり叩き込んで行くで~」

京太郎「はい!!」


 修行プログラム

・いくのんレッスン →二段階目取得

・うたたんレッスン →極大呪文取得

・のーうぇいレッスン →極大呪文取得

・通常レッスン →雀力・精神力の底上げ


京太郎「ふむ……」

咏「修行の数は限られてるし」

良子「いざとなればどれかの能力を切り捨てなければいけないかもしれません」

郁乃「その為に~能力の解説を聞く~?」

咏「その方が選択しやすくね? しらんけど」

京太郎「……」


 今から取得に挑戦する能力の詳細を聞きますか?

 ↓2

1 覚えてからの方がいい

2 知りたい



京太郎「いえ、その必要はありません」

郁乃「?」

京太郎「どうせ三ヶ月で全部覚えるんですから」ニッ

咏「ほーお」ワッシャワッシャ

良子「グーッド、その心意気です」

京太郎「俺は約束したんです。大切な奴と……必ず、大魔王を倒すと」



謎の占い師「んふっ♪」コソコソ



京太郎「そのためにも!! 俺はどんな辛い修行でも耐えてみせます!!」

郁乃「ええこと言うたね~!」パチパチ

咏「口先だけじゃないことを祈るけどさー大丈夫なわけ?」

京太郎「ど、どうでしょう?」

良子「レッツ、早速修行を選びましょう」

京太郎「あ、そうですね」

 さて、どれからにしようかな……

 ↓2

 (残り修行回数10) ※場合によって延長


1 いくのんレッスン →二段階目取得

2 うたたんレッスン →極大呪文取得

3 のーうぇいレッスン →極大呪文取得

4 通常レッスン →雀力・精神力の底上げ



京太郎「じゃあまずは順番に郁乃師範で」

郁乃「待ってたで~市販じゃなくて師範やからね~」

京太郎「え、ええ」ドキドキ

咏「んじゃ見学してっから」

良子「ファイト、検討を祈ります」

京太郎「はいっす!」ビシッ

 さて、郁乃師範の二段階目能力は一体どんなのなんだろう
 前にやった時は少しだけ感覚が掴めただけだったけど

京太郎「あの、二段階目って一体?」

郁乃「うちの能力は持ち主に大きく左右されるんやで~」

京太郎「持ち主?」

郁乃「一段階目は自分の運。そして――二段階目は巡り合わせ~」

京太郎「巡り合わせ……」

郁乃「この能力は自分が戦ってきた相手の強さに依存するんよ~」

京太郎「!!」

郁乃「さぁ、行くで~覚悟はいい~?」ニコニコ

京太郎「もとより!!」

郁乃「じゃあ……早速!」

 ゴゴゴゴゴゴ

郁乃「出ておいで~!」ポンッ

京太郎「!!」

 

 ↓1~5の合計 ゾロ目は倍
 
 350以上で取得




 ポンッ

郁乃「わー出てきたでー」パチパチ

京太郎「へ?」

 何も見えないけど……
 もしかして、時の魔術師みたいなのがいるのか?

郁乃「あれ、見えへんの~?」

京太郎「え、ええ(師匠たちは見えてるのか?)」チラッ


咏「可愛いな、あいつ」

良子「そうですか? 少しみすぼらしいいような」

京太郎「(見えてるのか……)」

郁乃「良子ちゃ~ん! この子怒っちゃうからやめて~」

良子「ソー、ソーリー」

京太郎「ん?」

郁乃「まぁ、取得チャンスは二回やし。もう一度トライや~」

京太郎「は、はい!」

郁乃「ちなみにここで失敗したら次の機会は合計300以上、って優しくなるで~」

京太郎「??」

郁乃「その次は250になって~、いずれは取得できるってことやから~」ニコニコ

京太郎「それなら安心ですね」

郁乃「それじゃあもう一度~~!」ムムム

 ポンッ!

京太郎「!!」

郁乃「凝や~! 目にオーラを集めるんよ~!」

京太郎「そ、そうか!」

 目にオーラを……!!

京太郎「凝!!」カッ


 ↓1~5の合計 ゾロ目は倍
 
 350以上で取得




京太郎「んっ!!」ボヤァァ

 何か見える……?

京太郎「いる! うっすらとだけど、変な奴が!」


                   マムレ1  ト ┬┬┬┬‐ァ  ,}:::::}.! ヽ ヽ/

                       マム ヽ. ヽ┼┼┼┼ノ  ノ:::/.|   !   ',
                     マ/}:}::`::.、二二二 -‐'" ̄ /.|   !  .|
                     ===ヾ、:::::ヽ |   | /}:} . /  .|   !   !

郁乃「その調子やで~!」

京太郎「頼む!!」

 ポンッ

郁乃「あっ、消えてもうた~」

京太郎「くそ!! あともう一歩だったのに!!」

郁乃「でも今ので掴んだんやろ~?」

京太郎「はい!! 次はいけます!」

郁乃「それなら次で取得すればええで~」ナデナデ

京太郎「は、はい!!」

咏「ま、今日は遅いしここまでだねぃ」

良子「ネクストトライ、また次の日にしましょう」

京太郎「はい!」

 よーし、この調子で次こそは!!

郁乃「はい、次の日~タイムマジック~!」

 カチコチカチカチ

京太郎「え?」

咏「うーん、よく寝た」ファァ

良子「グッドモーニングですー」

京太郎「ふぇっ!?」




 補正20は忘れてたんで次から付けます


咏「んじゃ、早速次の練習だねぃ」

京太郎「は、はい!! なんかあまり休んでない気もしますけど!」

良子「尺の都合です」

郁乃「修行パートが冗長やと嫌やしね~」

京太郎「ちきしょう!!」

咏「ほれ、とっとと次のレッスン選べエロ弟子」ペシペシ

京太郎「抜く暇も与えないんじゃないですかやだぁぁぁあ!!」

郁乃「どれにするん~?」

京太郎「え、えーっと」



 ↓2

 (残り修行回数09) ※場合によって延長


1 いくのんレッスン →二段階目取得

2 うたたんレッスン →極大呪文取得

3 のーうぇいレッスン →極大呪文取得

4 通常レッスン →雀力・精神力の底上げ



京太郎「この勢いでもう一度郁乃師範にリベンジです!!」

郁乃「あら~嬉しいこと言ってくれるで~」ダキッ

京太郎「おっほっほぉー!」

咏「出すなよエロ弟子」

良子「流石にそこまで緩くないと思いますが」

京太郎「あっあっあっ」

咏「」

郁乃「うーん? こんど縛っておかんとね~」

京太郎「あ、危ないところだった……」

郁乃「じゃあ~今日は逆に京太郎君があの子を召喚してみるんはどう~?」

京太郎「そうですね。やってみます」

 頼む――お前の力を俺に貸してくれ!

京太郎「ハァァァァ!!」ゴゴゴゴ

 ズゴゴゴゴ

京太郎「来い!!!」カッ



  ↓1~5の合計 ゾロ目は倍 補正20
 
   300以上で取得


 ボヒュゥゥゥン

京太郎「」

郁乃「出てこんなぁ~」

咏「しっかりしろエロ弟子ー!」

良子「ガッツです」

京太郎「そうは言いましても……」

郁乃「焦らず、自分を信じるんやで~!」

京太郎「自分を……信じる?」

 そうだ
 俺が大魔王を倒す以上、自分を信じないでどうすんだ!

京太郎「(少し前の俺なら、自分ほど信じられない奴はいなかったんだろうけど)」

 それでも

京太郎「うぉぉぉぉ!! 来い! 来いよ!!」

 お前の力を!!
 俺に貸してくれ!

京太郎「ハァァァァァァァ!!!」

 ボフンッ

郁乃「!!!」


  ↓1~5の合計 ゾロ目は倍 補正20
 
   300以上で取得



京太郎「来た!!」

 モクモクモク

郁乃「出てきたのは――!」

        _...,,,_
    _,-=^Y''   "'''~''丶,,.
  ,-y'  ⌒  ⌒ /⌒7ヽ.
 / /(●) (●) (, /   iヽ.
 ! イ:⌒(__人__)⌒:::く ̄}'~} ';
 ヽ|   |r┬-|    丶-イ   ';
.  i   `ー'´          !

   |       ,         i^
   !人,._  !  i    /.._\__,.イ
     V▽^"''▽▽~ヽフ~^y'┘


羊「メェェェェ」トコトコトコ

京太郎「」

郁乃「……」

咏「……」

良子「……」

京太郎「あ、あの」

郁乃「次の日」

京太郎「え?」

咏「さぁーて今日もやっかー」

良子「グッドモーニングですー」

京太郎「ちょ、え?!」

郁乃「今日のメニューはどうするん~?」

京太郎「」

 ↓2

 (残り修行回数08) ※場合によって延長


1 いくのんレッスン →二段階目取得

2 うたたんレッスン →極大呪文取得

3 のーうぇいレッスン →極大呪文取得

4 通常レッスン →雀力・精神力の底上げ




京太郎「あの、もう一度だけ……」

郁乃「……」

咏「まぁ、いいけどさー」

良子「……」

京太郎「つ、次こそは……」ポロポロ

郁乃「無理は禁物やで~?」

京太郎「ひゃいっ!」グスッ

郁乃「それじゃあ、れっつご~!」

京太郎「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 ここで決める!!
 こんな情けない姿をいつまでも見せられるか!!

京太郎「来い! 来いよぉぉぉぉぉぉ!!」カッ

 ボフンッ

郁乃「~~!?」



  ↓1~5の合計 ゾロ目は倍 補正20
 
   250以上で取得



 モクモクモク

京太郎「どうだ!!」

郁乃「これは~?!」


                 , -‐‐- 、           _,.:、
            ,'        、     _/:::::::ヽ、      __,,,... .  -┐
              i        ` 、r‐'"´:::::::::::::::::::::\/ ̄ ̄           !
               l           ノ:::/´`!:::, -‐- 、:::t._-- ―― '''''"" i  l
             ',    _   ヽ;:;ゝ .ノ::'::::::::::::::::::::::::`:<´\/\   .i  l
                ,   i ヽ、 ,:';' ,.::´::::::;;::::::::::::::::::::::~`::..、  /   .i  l
             ',   !    _,ゞ j::-‐''~::::::::::::::::::::`ー-::、:::i  \   .i  l
              ,   ,...マム ,.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ }\  .i  l
                   ヽ''´   マム {:::/~"、""""""""""","~ヽ:::ヽ|ヽ \ .j  .!
                   マムレ1  ト ┬┬┬┬‐ァ  ,}:::::}.! ヽ ヽ/

                       マム ヽ. ヽ┼┼┼┼ノ  ノ:::/.|   !   ',
                     マ/}:}::`::.、二二二 -‐'" ̄ /.|   !  .|
                     ===ヾ、:::::ヽ |   | /}:} . /  .|   !   !
                   / /{:::::ヾ、:::::ー―.r‐、_,.'"-‐ '' }:}:} ,j   .!
                 /__/::::::i´`i ,. -‐r‐!´ l  ',     . }:}:}/ ◎ j
                / j::::r‐{ ̄|  |    ! .| .|   i-‐ 'i"´_~~` -‐ '"
                  `メ-‐'''| l  l  j`i-‐''` ー'.ー '::::::::j }:::`::..、
              ,.、 l    ,ヽ_ヽ_ヽ´_ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ::::::::::::::ヽ
                 /::::ヽ ` ''"ヽ:::r‐,-‐-、::::::::::::::::::::::::::::_;/::::::::::::::::::::::',
             i:::::::::::ー-、,-‐-‐':::::::::::i_::::::::::::::::::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
              {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
                 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::、` ´_::::::}::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                 ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::‐ , 、:::::j.-‐-i::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                    ` ‐- .::,,:::::::::::::::,,:: ノ    ヽ、::::::::::::::::::::, '′
                          ̄ ̄            ̄ ̄ ̄
墓荒らし「キキッ!!」ピョインッ


良子「来たっ!!」

郁乃「墓荒らしさんや~!」

京太郎「墓荒らし!?」

墓荒らし「……」キョロキョロ

京太郎「ん?」

墓荒らし「……」ザックザック

京太郎「一体なにを……?」

墓荒らし「キキッ!」


・【グラビティバインド】和了判定コンマ70以下の者は和了れない(消費10) 
※和了系・王牌操作の能力使用を除く


京太郎「!!」ズァァァァ!!

郁乃「っ!?」ガクッ

咏「このっ……力!?」ググググ

良子「天江衣さんの……!?」

京太郎「衣さんの力……それを、お前が?」

墓荒らし「キキッ!」ニカッ


・【墓荒らし】自分が過去に戦った相手の、発動されたことがある能力を使用する(消費20)
※その能力に発動コストがある場合、消費とは別に追加で支払わなければならない


京太郎「これが俺の――新たな力!!」

 衣さんの力を――俺が使えるのか?
 いや、衣さんだけじゃない

 きっと――今まで戦ってきた敵の能力すらも


 次スレ誘導 
 京太郎「ヤムチャの対義語?」良子「ザッツライ!」10【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408894299/)

 それとおまけの埋め安価

 修行に助っ人として現れるキャラ名どぞー
 1000までに多い子が様子を見に来てくれます


 

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