【安価能力バトル】女「せ、性器を見せた相手を人形にする能力…っ!?」 (186)

~異空間~

女「…」

女「えっ! け、景色が変わった…な、なにこれ…」キョロキョロ

女「どういうこと?私、おかしくなっちゃったの?」アセアセ

\ウンメイニテマネキサレサマヨウアシタハ~♪アア^~/

女「あ、メール来た…」ピッ



女「ふむふむ、つまり…」ケータイポチポチ

女「私は選ばれた能力バトル戦士で、この仮想空間でバトルする」

女「負けたらここでの記憶と能力を失うけど、勝ち残ったら願いが1つ叶う…と」

女「…夢でも見てるのかな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408440520

女「…続きがある」ピッ

女「固有能力は、本人が抱えるコンプレックスに強く影響を受ける」

女「鬱屈した思いが強いほど、能力は強大になる…ねぇ」

女「…」

ガサッ

女「!?」ビクッ

男「ん…あ、誰かいる。おーい」フイフイ

女「あ、うん…おーいっ」テテテ

男「俺は男っていうんだ。まさか君も、例のメールを?」

女「…うん。私は女だよ、よろしく」

男「…どうする?」

女「…え、えー…た、戦う?」

男「なんかあんまり、お互いに乗り気じゃない…かな…?」

女「あはは…」アセアセ

男「それじゃあ、一緒に組まない?協力して勝ち残ろう!」

女「う、うーん…別に私、勝たなくても」

男「それはマズいよ!敗者のペナルティを忘れたのか!?」

女「え?だって、ここでの記憶と能力失うだけだし…」

男「違う!メールをよく読むんだ!」

女「最後まで、よく読んで…えっ」

女「『敗者は、もう1つペナルティがある』」

女「『敗退した時点で残っている、全ての参加者のコンプレックスを押し付けられる…!?』」

女「何これ、どういうこと?」

男「コンプレックスって、劣等感でしょ。これ、かなりヤバいんじゃないの?」

女「っ…」ゴクリ

女「『そして週に一度、勝ち星が少ない下位数名が強制敗退となる』…!?」

女「…ど、どうしよう、怖いよぉ…!」ガクブル

男「落ち着こう!つまり、序盤で負けたら被害は甚大だけど、終盤まで勝ち残れば大したことはないって事さ」

女「なるほど…。ところで、能力って何だろう?」

男「」ギクッ

女「本人が抱えるコンプレックス…って…うーん」

男「女さんは、まだ目覚めてないの?」

女「うん、よく分からない。男くんは?」

男「…ま、まぁ、もう目覚めてるよ、能力に」

女「どんなの!?ねえ教えて、教えてよ!」ズイッ

男「ちょ、近…!////」ドキッ

男「…あ、あんまり教えたくないな…。必要になったら教えるからさ」アセアセ

女「…ふーん」ジトー

男「うっ」

※後ほど、男と女の名前を募集します。

ゴォッ

男「…風切り音…?なんか危ない、避けて!」ガバッ

女「きゃあ!ちょっと、何す…///」ドサッ

チュドオオオオオン

女「ひえっ!?」ビクッ

女(男くんに、押し倒された瞬間、私たちがいた場所を猛烈なスピードで何かが通り抜けていった)

女(その物体は、この廃墟みたいな異空間に立つ建物ひとつに突っ込むと、こなごなに粉砕した)

ガラガラ…

男「ひ、ひええ…すげえ破壊力だ!女さん、俺達狙われてる!」

女「えっ、も、もう!?」

ガラガラ…

男「相手の能力は分からないけど…あの壊れた建物の瓦礫に、ヒントがあるぁもしれない」

女「で、でも、危ないよぉ…!ば、爆発でもしたら!」

男「…まぁ、俺の能力なら、それくらいは…」ブツブツ

女(…どうしよう…>>10)


1:瓦礫を漁る
2:漁らず、距離をとる
3:自由安価(あまりに場にそぐわない場合安価下)

再安価>>12

逃げる

女「に、逃げようよ!きっと何か飛ばしてきたんだ、危ないよぉ!」

男「この破壊力、くらったらやばいな…わかった」クルッ

ガラッ

女(…?瓦礫の方から、音がした…?)

>>15
1:かまわず逃げる
2:瓦礫に注意する
3:自由安価

2

男「…ん、どうしたの女さん」

女「あっちの瓦礫から音が…!?

ガラガラ…ビュンッ!

女「!瓦礫から、何か飛んできた!」バッ

男「え!」

サラリーマン「ヒェアアアアアアア!」ゴオオオオオ

男「ひ、人!あいつ自身が弾丸なのか!」

サラリーマンの名は 猛我 満出禁(もうが まんできん)。

彼は職場で理不尽な目に合っているが、強く出れない性格から

怒りや憎しみなどの不満を溜め込んでしまっていた。

そんな自分自身に、強いコンプレックスを持っていたのだ…。

このゲームに参加した時、彼が溜め込んできた怒り鬱憤は、そのまま彼の力となったのだ。

「ストレスを燃料として、自身の力を爆発的にブーストする」。

それが、猛我の能力だ。


男「く…うぅ!つ、突っ込んでき…

女「よけてえええっ!」

男(かわせない…!仕方ない…俺の能力を使うか)

男が抱えるコンプレックスは?>>23

援交

もう少し具体的に!
>>27

空気扱いされていたこと

野球部で頑張り続けてもずっと「二番手ピッチャー」であること

※ちょっと訂正
>>25-30でコンマ末尾2桁が一番大きい案を採用します

営業で枕営業を強いられた

書き忘れてけど、男と女は高校生です
安価は>>28だけど、まだ働いてないからなぁ…

どう解釈すべきかな

枕(を売る)営業か

※ID変わりましたが>>1です

EMOBILEなので連投規制が入るため、ときどき支援してもらえたら嬉しいです(懇願)



男の実家は、ド田舎の寝具店であった。

古くから細々と寝具の販売を行っていたが、やはり時代は強者を選ぶもの。

大型メーカーの参入により、彼の実家は客を奪われていった。


アカンかったのは、彼の家族がその変化についていけなかった点だ。

バブル期のぬるい販売方針を変えようともせず、「きっといつか報われるはずだ」と狭い考え方で経営を続け、

今や赤字続きである。

男はアルバイトで学費を稼ぐ中で、いつか来る破滅に震えていた。


逃れることのできない運命。

それが彼のコンプレックスであった。

.

このままではいけない、そうわかっているのに。

誰も自分の味方をしてはくれない。誰も自分の言い分を聞いてはくれない。

彼は環境を変えようと努力したが、その全ては徒労に終わろうとしている。

男の望みは一つ…。

閉塞された環境の突破だッ!



猛我「砕け散れエエエェェ!!!」タックル

男「そしてこれが、俺の能力だッ!」スッ…

女(男君が、空間を…つかんだっ!?)

ビリビリビリッ!


女(その時、ふしぎなことが起こった)

女(男くんは、空間をつかむと、それをびりびりっと破いて、穴を作った)

女(まるで粘土の塊に穴を開けるように、空間に穴を開け… そのまま空間を引き裂いた!)

女(突っ込んできた人は、男くんをそのまますり抜けて、向こう側へ飛んでいった…!)

猛我「っ…!? な、何をした、お前っ!」キキィーッ

女「え、な、なに…!?男くん、これは一体…!?」

男「これが俺の能力だよ、女さん。『自分に向かってくる脅威』に対して発動できるんだ」

男「たとえば…この空間が、ぎっしりと敷き詰められた『粘土』みたいなものだとしたら」

男「俺はその粘土に穴を開けて、潜り込むことができる」

女「っ…?」ゴクリ

女(よく…わからない…)ポカーン

男「簡単に言えば、『自分に向かって動いているものを通過できる』…これが俺の能力!」

※能力名募集!!いい感じの名前よろしく! 




通過点(トライゾーン)

猛我「くっ…!? だから、どうだってんだよァアアア!!」ボオオッ

女「うあっ、すごい熱気…!」

男「…ただし、制約は多いけどな…。使い勝手がいいとは、いえないぜ…」ゴクリ

猛我「ッだらァ!ヴェノム・ハイキック!」ビュオッ

女「ブーストされた飛び蹴り!?あ、危ない男くん!」

男「…それも、『通り抜ける』ッ!」ビリイイッ!

猛我「ちっ、また躱された…!」スタッ

男「…かといって、どう反撃したもんかな…。俺の能力は、攻撃向きじゃない…それに」ゼェゼェ

女「お、男くん?」アセアセ

男「空間を破くのには、かなりの体力がかかる…! 対して、向こうの奴は…!」ハァハァ

猛我「イライラすんだよチクショオオオアアア!!!ちょこまかかわすんじゃネェェ!!」ボオオウッ

女「ひっ!?さ、さらに熱気が強くなったっ!」

男(なんて奴だ…!『戦闘中のストレス』を、自分のパワーに変えてやがる…!)ハァハァ

男(やつはエネルギーを消耗するどころか、さらに強くなっていく…! や、やばいぜ…)ゼェゼェ

.

>>45
『通過点(トライゾーン)』頂きます!



猛我「くらえィッ!ヴェノム・ナックル!」ブン!ブン!

男「うわっ、くっ!」タタッ

女(あの人のパンチを、能力を使わずに躱した!男くん、凄い…!)

猛我「逃がすか!」ダッ

男(やばい、距離を詰められた…!)

猛我「ヴェノム・アッパーカァーーット!」ブンッ

男(っ!か、躱せないっ…!ならば、これはどうだ!)

男「うおおおおっ!!『通過点』ッ!」ブンッ!

女(男くんが、あの人を通り抜けて、背後に回ったっ!)

男「背後がガラ空きだぜ!とったッ!くらえええっ!」ガシッ

猛我「ぐふっ!?」

男(『通過点』で相手の背後に周り、後ろから首を絞めるッ!)グイイイッ

猛我「う、うぐぐ…!」

.

男「さっさと落ちやがれェーーッ!」ギリギリ

猛我「おごえっ…!て、てめェ…!」ワナワナ

猛我「ムカつくんだよ…ッ!!」メラメラ

女(あ、あわわ…!ね、熱気がさらに、強くっ…!?)

猛我「離しやがれェェーーーーーーーッ!!!!」ガシッ

男(くっ!腕を掴まれた!)

男「ぎっ…ああああーーーーっ!!な、なんて握力だ、ぐあああああっ!!」メキメキ

猛我「こんな細腕、ブチ折ってやるよォォーーッ!!」ギリギリ

男(ぐああっ、『絞められたストレス』で、どんどんパワーが上がってやがる…!こいつ、強い…!)

女「あ、あ…!こ、このままじゃ、お、男くんが、やられちゃう…!」

女「私が!なんとかっ…しないと! でも、どうやって…!?」

\ウンメイニテマネキサレサマヨウアシータハー♪ アァ^~♪/

女(っ…!? め、メール!? こんな時に…!?)

女(まさか!)ピッ

『あなたは能力に目覚めました』

女「!! の、能力…!? い、いったいどんな!?」ポチポチ

『あなたの能力はこちらです』

女「ごくり…」ピッ

支援

頼むぞ…(いろんな意味で)







『女性器を見せた相手を人形にする能力』







女「え?」




女「…え?」

\(^o^)/

女「な、なにこれ?は、え!?」アセアセ

ピキィーンッ

女「」

女(私は、自分の能力の使い方を、本能で悟った)

女(で、でも…)チラッ

女(じ、女性器って、まさか…っ)スカートギュッ

女(そんなの、無理っ!!絶対無理ぃっ!///////)カアァァ

猛我「ブチ折ってやるぜェェーーーッ!!!」メギメギ

男「うぎぃやあああーーーーッ!!!!」

女「!! お、男くんが、危ないっ…! で、でも… あ、あう、どうしたら…!」アセアセ

女「っ…」ゴクリ

.

~女の脳内~

意思『そこをどけぇ、羞恥心ッ!!』

羞恥心『無駄だァ!ここは一歩も通さねぇぜッ!!ギャーッハッハッハ!』

意思『ならば無理にでも押し通るッ!とァーーッ!!』ビュンッ

羞恥心『馬鹿めがァーーッ! 俺様に勝てるかよッ!』ガキィン!

意思『ぐわあァーーッ!!』ズザザァ

羞恥心『何が友情だ、何が意思だ!そんなもの、乙女の恥じらいの前では無力なんだよォ!』グリグリ

意思『うぅ…っ。く、くそ、ここまでか…!』

??『…あの…』フラフラ

羞恥心『ん? なんだいお嬢ちゃん?ここはお前さんみてぇな子が来るところじゃあ…』

??『…そこを…っ』ゴゴゴゴゴゴゴ

羞恥心『な、なんだ、こいつ…!』アセアセ

.

ぽい?





劣?『通して、ください…/////』ウルウル


羞恥心『ぐ、ぐわあああァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!』ピカァァーーーッ






男「も、もうだめだ、折れ…」ギギギ

女「お、男くんっ!お願い、目をつぶって!」アセアセ

男「!?は、はぁ!?」

女「お願い、私を信じて!!」

男「っ…わ、わかった!」ギュッ

猛我「ん?何する気だ可愛こちゃん?へへへ、こいつをぶっ倒したら、お前でイイこといーっぱいやらせてもらうぜ…!」ギリギリ

女「…//////」プルプル

女「っ…/////」パンツスルスル

猛我「!?」ビクッ

女「//////」ヌギヌギ

猛我「ぱ、パンツを脱いだっ…!? は、き、気でも狂ったのかい?チビったのか?」

女「っ…////////」プルプル

女(恥ずかしい、恥ずかしいっ、恥ずかしいっ…!で、でも、でも…!)ブルブル

女「みっ…////」プルプル

女「みないで…くださいいぃぃ~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!//////」ピラッ



猛我「…!!!!???!?!?!??!?!?!?!?!!??????!?!?!?!?」




女「あ、あう、ぅ…/////み、みないでぇ…っ////」タクシアゲ

猛我「うお…な、な…!? つ、つるっつる…!」ハァハァ

男(!?な、なんだ!?俺の腰に、なんか硬いものが当たってやがる!?)アセアセ

女(っ~~~~~~ーーーーっ!!!恥ずかしい、恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいっ!!///////)ドキドキドキドキドキドキ

猛我「た、たまんねぇ!たま…

猛我「」ピキーンッ

男「!?」

猛我人形「」ドサッ

男「な、なんだ!?」



女「はぁ、はぁ…////」パサッ

女「うぅっ…////」パンツハキハキ

男「…も、もう、目をあけて、いいか?」

女「ひゃあっ!?//// う、うん、い、いいよっ…////」ドキドキドキドキドキドキ

っぽい!

男「うあっ、腕いってぇ… ってなんだこりゃ!?あ、あいつが人形になってる!」

女「こ、これが、私の…能力っ…!/////」つケータイ

男「能力だって!? め、目覚めたのか…!?」

女「…っ/////」コクン

男「な、なに…」ケータイチラッ

男「ふむふむ?『あなたの能力はこちらです。じょ…』」

女「/////」カアアアァァ

男「な」



男「なんじゃこらああああああああああああああああああああああーーーーーーっ!!!!!!????」







                                つづく

.

次回へつづく…。


このSSでは、能力は能力者が抱えるコンプレックスを基に形成されます。

SSに登場させる能力者の案を出して貰えると助かります!


あと、女と男の名前とかについても考えてくれると嬉しいです


~能力者テンプレ~

名前:
性別:
年齢:
身長:
外見:
コンプレックス:
能力:
能力名(任意):
備考:


~例~

名前:猛我 満出禁(もうが まんできん)
性別:男
年齢:29
身長:179cm
外見:痩せたサラリーマン。
コンプレックス:
 職場の不満やストレスを抱え込んでいる。強くものを言えない自分に劣等感を抱いている。
能力:ストレスを燃やしてエネルギーにする能力
能力名:『圧迫燃焼(ディーゼルエンジン)』
備考:普段は真面目で優しい人だが、怒りがMAXになるとブロリーみたいになる。

目が潰れてるやつとか見えないやつには
「こうかがないようだ…」
になるんだろうか。いや、なる。

【基本的ルール】
(1)ある複数の人間が、この異空間へ飛ばされている。
(2)彼らは能力者となって戦い、最後の一人になるまでこの世界から出ることはできない。
(3)戦いに敗れた場合は元の世界へ戻り、異空間での記憶と能力を失う。さらに、その時点で残っている者全てのコンプレックスを押し付けられる。
(4)優勝者は、元の世界へ戻る際に1つ願いを叶えることができる。さらに、能力は保持できる。

【異空間について】
(1)異空間は、元の世界の情報をもとに作られた仮想世界である。店や宿、病院、学校や図書館、ゲームセンターなどがある程度存在する。
(2)人間は住んでおらず、代わりに人形が暮らしている。人形たちに意思はない。
(3)能力者には定期的に「ビット」が振込まれる。これを使って買い物ができる。「ビット」はほかの人間から奪ってもよい。

【備考】
(1)敗退者がなかなか出ない場合、定期的に勝ち星の少ない者や戦闘回数の少ない者が数名ほど強制敗退となる。
(2)戦闘を行うたびに経験値が貯まり、これによって能力が強化されることがある。
(3)「戦いに敗れる」とは、つまり異空間内での死を意味する。

能力強化で見せなくても良くなるんだろうな

名前:塩犬 遠(しおいぬ えん)  自称、ソルティドッグ
性別: 男
年齢: 19
身長: 165cm
外見: 中肉中背黒髪
コンプレックス: 短小包茎
能力: 包茎を手で剥いている間身体能力、パワー強化
能力名(任意): ギルガメッシュ・エンキドゥ
備考: 中ニ病。短絡的な決め付けばかりして、自分が良いと思いこめばルール違反も平気で行い、他者にもおしつけする為敵が多い。



猛我人形「」カチーン

女「はぁ、はぁ…。勝った…」

男「その人形、どうするんだ?」

女「ん…、なんか、小さくしてキーホルダーみたいにできるみたい。とりあえず、しまっておくよ」

男「へぇ~…(じ、女性器、こいつに見せたのか…)」

女「っ!/////」バッ(スカート抑える)

男「あ、ご、ゴメン!」アセアセ

女「…それにしても、この人、これで敗退なのかな」

男「ん」

女「この人、みんなのコンプレックスを押し付けられちゃうんだ…なんか可哀想だね」

男「確かに、そうだな」

女「…元の世界に戻ったら、凄く嫌な思いしながら生きていかなきゃいけないのかな」

男「…なあ女さん、この人形って、もとに戻せるの?」

女「え? うん…」

男「…なるほど」

女「それが、どうかしたの?」

男「…女さんが優勝すれば、そういう犠牲は出ないかもしれない」

女「え? どういうこと?」

男「この人はまだ死んでない。つまり、この『猛我さん』は、まだ敗退してないってことだ」

男「もし君が、他の全員を人形にした場合、その瞬間きみが優勝になる」

男「すると、その時点で残っているのは女さんだけになる。…どういうことか、分かるかい?」

女「つまり…、みんなが一斉に敗北することになるから、その人たちはコンプレックスを押し付けられずに済むってこと…っ!?」

男「そうだ。君が勝てば、このゲームの犠牲者を最小限に抑えられるってことだ」

女「…!」


名前:神夜 零姫(かみよ れいき)
性別:女
年齢:25
身長:149cm
外見:可愛らしい巨乳ロリ
コンプレックス:周囲が自分を見た目でしか判断しない。
能力:油断している相手、又は自分を馬鹿にしている相手、又は隙ができている相手の精神を刈り取る。
能力名:3大罪(スリー・シンズ)
備考:実は身体能力が高い。頼られると喜ぶ。

名前:小保方 春子(おぼかた しゅんこ)
性別:女
年齢:31
身長:165
外見:リケジョ(笑)
コンプレックス:とある施設での研究成果を誰にも認めて貰えなかったこと。そこからさらに嘘つきと批判されたこと。
能力:触れた相手の身体を細胞レベルで変化させることができる。(対象は自身でも可)
能力名(任意):細胞の庭園(セルガーデン)
備考:困ると泣く。目つきが怖い。

女「じ、じゃあ、絶対私が、勝たなきゃねっ!」

男「そういうことだ!だから、できるだけ多くの奴に勝つぞ!」

女「…ん?あれ?ちょっと待って?」

男「なんだい」

女「それってつまり、みんなを人形化するってことは…」

男「…あ」

女「//////」スカートギュウゥ

男「」ゴクリ

女「む、無理ぃいいーーーーっ!!////」プルプル




名前: 男(未定)
性別: 男性
年齢: 17
身長: 180
外見: 学生服姿の爽やかイケメン
コンプレックス:
 (1)実家の古い寝具店が、大手チェーンによって客を奪われた。
 (2)変革を試みたが、共感者がおらず力及ばなかった。実家の破滅を食い止められない自分の無力さに劣等感を持つ。
能力:
 (1)自分に向かってくるものを通過する能力。
 (2)本来の能力は、『どうしようもない困難を強引に突破する能力』である。これを手軽に扱う手段が(1)である。
 (3)体力消費が激しい能力だが、本人が強い閉塞感を感じている場合、そのパワーは増大する。
能力名(任意): 『通過点(トライゾーン)』
備考: 主人公その1。

名前: 女(未定、募集中)
性別: 女性
年齢: 17
身長: 155cm
外見: 学生服姿の美少女。黒髪ロングでぱっつん。スカートはひざ下丈。
コンプレックス: ???
能力:
 (1)女性器を見せた相手を人形にする能力。
 (2)意識的に特定のターゲットへ女性器を見せ、ターゲットが女性器を目視することで人形化する。
 (3)人形は大きさを縮めたり、操ったり、元に戻すことなどが可能。
能力名(任意): 未定(募集中)
備考: 主人公その2。恥ずかしがり屋。



※尚、出してもらった案は安価の選択肢で登場したり、勝手に出てきたりします。
※場合によっては、女や男そっちのけでストーリーを展開するかも。

名前:熊野 彩(くまの あや)
性別:女
年齢:18
身長:163cm
外見:おしとやかなお嬢様。黒髪ロング。スタイルがいい。
コンプレックス:
(1)良家のお嬢様のため、ごく一部の親しい人を除いて本当の自分をさらけ出せない
(2)本当の自分をさらけ出す友人、仲間がもっと欲しい。そして自分が力になってあげたい
能力:
(1)一定時間以上目を合わせた相手を自分から目を離せなくさせ、更に一定時間以上目を合わせた場合、魅了する。
 自分を知ってもらいたいという思いが強いほど、能力は強くなる
(2)一度(1)の能力を発動させて、更に能力関係なしに心を通わせた場合、対象者の治癒・治療ができる
 対象者の力になりたいと思うほど、治癒能力は強くなる
能力名(任意):「神聖交信」(ホーリーシンクロ)
備考:良家のお嬢様。お嬢様学校に通う生徒会長。文武両道、品行方正。家に相応しくあろうと毅然に振舞うこともある一方、芯の部分は温和で優しい。

名前:佐村河内 攻(さむらごうち せめる)
性別:男
年齢:50
身長:170
外見:サングラスにロン毛、オサレなひげ。網タイツのようなタンクトップを着ている
コンプレックス:耳が聞こえなかったこと&詐欺師扱いされていること。耳はもう完治済み(ゴーストライターを使うことは悪いことだと思っていない)
能力:自分が書いた譜面のような落書きを見た者が催眠術にかかる。相手の脳内で音楽が流れだし、その落書きに込められた感情に支配される(絶望、悲しみ、自殺衝動、破壊衝動、異常性欲など)
能力名(任意):交響曲第0番・霊曲(ゴースト・メロディ)
備考:作曲家だが、ゴーストライターに曲をつくらせていた。漫画家でもあり、刀で戦う死神を描いた『死霊武者』のオサレ師匠として人気を博しているが、今は低迷している

名前:藤原 富火斗(ふじわら ふひと)
性別:男
年齢:21
身長:185
外見:火傷によって顔左半分がケロイド状、また右目は引きつられるように釣り目で、メンチをきってるように見える。
コンプレックス:実家の神社が放火魔に燃やされ火事になり、その際に妹を助け出そうとしたが、病院で息を引き取る。
その無力さと、火傷の跡にコンプレックスを抱えている。
能力:大量の水が発生し、対象を飲み込む。
能力発動時は異常な程体温や血圧が上昇し、火事の幻覚を見る。
能力名(任意):瀑布此ニ有リ、故ニ焔ハ在ラズ
備考:信心深く律儀名性格で、争いを好まない。
しかし、見た目から不良と誤解される。
年下の女子のお願いは妹を思い出し、断りきれない。

名前:安登桐 星真(あとぎり せいま)
性別:男
年齢:14
身長:166.8cm
外見:幼少時の事故により、顔に大きな傷がある。
コンプレックス
 顔の傷が原因で学校でからかわれたり、初対面の相手に怖がられたりしてきた
能力名:スティグマ
 ・任意の『傷』を拡大・悪化させる。
 ・接触や目視は必要なく、『傷がある』ということを知っていれば対象に出来る。
  ただし、『あるかもしれない』程度の認識では不発となる。
 ・離れるほど効果は弱くなる。最大射程は20m。
 ・自分がつけた傷である必要はなく、生物以外にも適用可能。


名前:才能 正義 (ざいどう まさよし)
性別:男
年齢:19
身長:182

外見:イケメン、少女漫画の生徒会長キャラを現実化した感じ、クールメガネ

コンプレックス:正義感が強く悪を許せない、天才すぎて努力したことがない

能力:自分が敵と認識する物(才能)を消滅させる

能力名(任意):天井天下唯我独尊(ワールド・イズ・マイン)

備考 :能力発動は大きな声で技名を言わなければならない

名前: 阿部礼司
性別: 不定
年齢: 不定
身長: 不定
外見: 不定
コンプレックス:特徴がないこと、キャラがさだまらまいこと
能力:
 (1)半径1km以内の人間の平均になる
 (2)身体能力、性別、性格、外見に至るまで、全てが周囲の人間の平均
 (3)平均的すぎて無個性になる

能力名:均一な不定形(アンバランサー)
備考:自我や存在さえもあやふやな存在、彼自身を識別できるものがほとんどないので、気づかれる事無く行動可能
彼自身も自分が誰だかあやふやになってしまっているようで、平均の英単語をもじって名前にしている

名前:府和来 堂(ふわらい どう)
性別:男
年齢:21
身長:163
外見:温厚そうな見た目、少し童顔
コンプレックス:気弱で臆病な性格。優柔不断ではっきりと自分の意見を決めることができない。
能力:1つの事象に対して同時に2つの行動ができ、より正しい方の結果が残る(例:相手の“攻撃”に対して‘防御’と‘回避’ができる。防御に失敗しても回避が成功していれば‘回避した’という結果になる)
能力名:二者両択(ダブルスタンダード)
備考:能力発動中は周囲から分身しているようにみえる。

名前:南西 北東(なんざい ほくと)
性別:男
年齢:17
身長:171
外見:眼鏡をかけた真面目そうな青年
コンプレックス:しっかりとしたリーダー気質でお堅い性格なのだが絶望的なまでに方向音痴、迷子になり過ぎて趣味が一人旅ということになっている
能力:相手の方向感覚を自由に狂わせる。かなり精神力を使うが方向の概念すらも捻じ曲げることが可能(東→下と方向を捻じ曲げることでモノは東に「落下」するような運動をする)
能力名:法偉自神(ガルガリンコンパス)
備考:狂わせる方向は世界基準でのものなので使用者が方向を間違って認識していても能力には影響しない

…夕方…

男「今日、どこで寝る?」

女「う~ん、宿屋さんとかあるんじゃないっけ?猛我さんのビット貰っちゃったし、リッチなとこに泊まろうよ♪」

男「しかし、この異空間にある宿屋は…4つか」ポチポチ

女「?」

男「ひょっとしたら、宿屋で待ち伏せしている奴がいるかもしれないんだ」

女「あっ」

男「安全な寝床を構えるには、どうすべきか…>>96

1:宿屋に泊まる
2:集合住宅の一室を借りる
3:どこかに家を建ててもらう
4:野宿する
5:自由安価(脈絡のないものはNG)

5人気がない住居や廃墟を探す
時間的などで無理なら2

登場人物選択はランダム判定の方がよくないか?

男「なるべく人のいない所がいい。廃墟や使われていない住居を探そう」

女「う、うん!…でも、そんなのどこにあるんだろ…」スマホポチポチ

男「これだからデジタル世代は…!歩いて探しに行くぞ!」

女「えぇ~…疲れたよぉ…」テテテ



~マップの端~

女「壊れたビル街がある…」

男「今はもう使われていないみたいだな。よし、あの建物のどれかに拠点を構えよう」

↓00~50で誰とも会わず着く。51~75で他の人物と遭遇。76~99でモンスターと遭遇。

~半壊した古い宿屋~

男「建物の半分くらいが、破壊されてる…」スタスタ

女「こほん、こほん…埃っぽいっ…」トテトテ

男「使える部屋もありそうだな」ガチャ

女「…ドア、開く?」

男「…鍵を探そう。カウンターにあるかもしれない」

~宿屋 カウンター跡地~

廃墟「」ボロッボロ

女「うわぁ…辺り一面瓦礫の山だぁ…」

男「この瓦礫の中から鍵を探すのか…探せるのか?」

↓コンマ50以上で鍵が見つかる。
49以下なら鍵が見つからず、『通過点』で強引にドアをすり抜けて中から開けることにする。

名前:桃山 やもめ
性別:女
年齢:21
身長:181
外見:顔は整っているが表情に乏しく、やや目付きが悪いことも相俟って威圧感を出している
コンプレックス:女性離れした長身と目付きの悪さのせいで周りに誤解されてしまい、そんな現状を会話で打破することも出来ない自身の臆病さが嫌い
能力:物体の機能はそのまま、外見を変化させる(たとえばナイフをぬいぐるみに変化させると、見た目はぬいぐるみながら他人に当てると突き刺さる)
   変化後のサイズも自由。他人の外見も自由に変えることが出来るが、自分の外見だけは変えられない。任意かやもめの敗北、気絶で解除される
能力名(任意):偽想工作(メタモルフラージュ)
備考:威圧感のある見た目とは裏腹に本人は非常に臆病で気弱。運動も苦手だが、体格の問題で女性としてはパワーがある

…小一時間後…

女「…ない…」ガサゴソ

男「…っ」

女「どうしよっか…」ペタン

男「…あぁ、ちくしょー、ココマデ、ここまでやったのに!」バンッ

女「ひ!?」ビクッ

男「なんでだよ!?こんな事ってあるか!理不尽!理不尽すぎるだろうがああああ!」

女「え!?ど、どうしちゃったの男くん!?」

男「っざけんなああああああああ」ジタバタ

女「!?!?!?」ドンビキ

男「あぁ^~閉塞感溜まってきた、あー今の状況閉塞してる、あー」ガクガク

女「へ!?」

男「うおおおおおおお!」タタタタタタタ

女「き、きゅうに走り出した!?待って、待って男くん!」トテトテ

~空き部屋前~

男「ヒェアアアアアアア!」ドダダダダダダ

女「ぜ、はぁ、そ、そんな勢いで扉に突っ込んだら、ぶつかっちゃうよ!」ハァハァ

男「っだらああああ!『通過点』ッ!」ビリイイイ!

女「わぁ!? く、空間を破いて、扉のむこうへ飛んでった…!」

男「…ぜぇ、ぜぇ…鍵、開けたぜ…」カチャ

女「お、おおう…お邪魔しまーす」

~部屋の中~

女「…シャワー出ないよぉ…。汗ベタベタで気持ち悪い」

男「我慢しよう」


つづく

テンションww



わたくし、熊野彩(>>82)は、目が覚めたら見たこともない場所にいました。

誘拐でもされたのでしょうか?と思いましたが、そういうわけでも無さそうです。

携帯電話へメールが送られ、『この世界のルール』の説明がありました。

熊野「戦わなくては、ならない…ですって?」

熊野「…わたくしは、代々受け継いだ家を守る使命があります。必ず戻らなくては…っ」

熊野「…」

熊野(そうです、わたくしは…、こんな所にいては、ならない…のです)テクテク

熊野「っ…」ゴクリ

熊野「敵…この世界にいるのは、みんな
、敵…なのですね」テクテク

熊野「…」ハァ…

熊野(こうしている訳にもいきませんね。まずは、何をすべきでしょう…?)

行動>>115-117 コンマ最大

探索

熊野「お、落ち着いて・・・。落ち着かなきゃ・・・」パクパク

熊野「わ、わたくしには、元の世界に、戻って、為すべき、使命が・・・」

熊野「っ・・・」プルプル


ときに皆様は、ライブやスポーツ観戦の途中で気絶する観客がいることをご存知だろうか。

あまりにヒートアップしすぎたせいで、呼吸を忘れ、酸欠により気絶するのだ。

彼女の体質なのか?はたまた何者かの能力によるものだろうか?

とにかく不自然なタイミングではあるが・・・彼女にそれが起こった。


熊野「…」ドサッ

緊張のしすぎで呼吸を忘れ、気絶してしまったのだ。


???「…」ザッ

そこへやってきたのは… 
>>123のコンマ末尾1桁

1:塩犬 遠>>74
2:神夜 零姫>>76
3(選択不可)
4:佐村河内 攻>>83
5:藤原 富火斗 >>84
6:安登桐 星真 >>85
7:才能 正義 >>86
8:阿部礼司 >>87
9:府和来 堂 >>89
0:男&女コンビ

誰かな

神夜(>>76)「…?」ザッ

神夜(寝てる…?こんな無防備に…?)

神夜(一見、勝ち星を上げるチャンスだけど…罠のようにも見える)

神夜(…ああ、そうだ、きっと罠だ。こいつは何か罠を仕掛けてるんだ)

神夜(そして私がそれに引っ掛かって自滅するのを想像して、ほくそえんでるんだ…!)

神夜(私を見下しやがって、こけにしやがて…!許せない!)ワナワナ

神夜「あは、あははは…!強者殺しの能力、『3大罪』…受けてみるがいいわ!あはははは!」

神夜の能力、『3大罪(スリー・シンズ)』。

自分を見下したり、油断したりしている相手の精神を刈り取る能力である。

驚くべきことに、「見下す」「油断している」ことの判断基準は、完全に神夜に委ねられる。

つまり、神夜が見下されていると感じればその気がなくても精神を刈り取られ、

神夜が油断していると思い込めば、一切の油断が無くても精神を刈り取られる。

歪んだコンプレックスに生まれた強大なパワー…『被害妄想の能力』。

神夜「呑気しやがって、そんな舐めたような態度が、気に入らないのよ!」バチッ バチバチッ

神夜「くらえ、『3大罪』っ!」バチバチッ

熊野「っ!?」ビクン

↓コンマ判定
0~3:ダメージ無し
4~7:小ダメージ(心が不安定になる)
8~9:大ダメージ

熊野「っあああ!?」ビリビリッ

神夜「はぁはぁ、どうだ…!」

熊野「っ…え、誰…て、敵ですか!?」ジロリ

神夜「…そうよ、どんな気持ち?あっさりと罠を看破されて、どんな気持ち?」

熊野「わ、罠…?な、なんの事ですか…?」ジロジロ

神夜(…今のこいつには油断も慢心も無い。『3大罪』は使えない…)チッ

神夜(しかし、なんだこいつ…なんで、私の目をこんなじろじみてくる…?)

神夜「気持ち悪い…」(目を反らそうとする)


神夜は、熊野の精神をどのように刈り取った?↓

神夜(私の能力は、実質的に同じ相手に一度しか効かない…だから、私一人で勝ち残るのは無理だ)

神夜(というか…私なんかでさえこんな強力なんだから、他の人たちはきっともっといい能力貰ってるんだろうなぁ)

神夜(どうせ負けるんだろうな、私…。ムカつくなぁ…)

神夜(だったらどうせだし、戦力は多い方がいい。この場で片付けず、この女を私の奴隷にしてやる)

神夜(こいつの精神をから、私への猜疑心を刈り取った。これでこいつは、私の言うことをなんでも信じる)

熊野「…私と、戦うんですか?」

神夜「↓」

神夜(今なら勝てる!敗北は死ぬ事らしいが、その一方で「勝利」は相手を[ピーーー]事と限らない)

神夜(こいつで勝ち星を稼ぐついでに、精神的に屈服させてやる!)ギロリ

神夜「お前の能力を見せてもらうぞ、勝負だ」

熊野「…っ、はい…」ジロジロ

神夜(また私の目をジロジロ見てくる…。こういう奴、苦手だ。目を反らそう)

神夜(さて、どう攻める?)

↓1~4コンマ2桁最大
1:物理で攻める(攻撃内容指定)
2:言葉で自分を油断させるor見下させ、もう一度『3大罪』を使う
3:自由安価

神夜(殴り合いは好きじゃないな。もう一発『3大罪』をおみまいして、『私に勝てる』という自信を刈り取って降参させよう)

熊野(この人、目を反らそうとしてきます…。このままでが能力が、使えません…!)

熊野(何とかして私と目を合わせて、『神聖交信』を使いたい…です…!)

熊野彩は、良家の箱入り娘であった。

お嬢様学校の生徒会長を務め、皆の尊敬を得ている。

しかし、それは彼女の「実力」に対する評価であった。

熊野は常に自分に厳しくあろうとした決して弱みを見せず、常に完璧であろうとした。

だが本当は、自分の弱さを打ち明け、心を通わせる友人を心の底で欲しているのだ。

そんな人間誰しもが持つ心を、熊野は「自分の弱さ」だと思い込み、コンプレックスだと認識している。


人と真に心を通じ合わせる術を自ら拒絶し放棄してしまっている以上、人と心を通じ合わせることなどできはしないだろう。

だが今の彼女には、それを強引に実現する術がある。

熊野彩の能力、『神聖交信(ホーリーシンクロ)』。

「8秒間」相手と目を合わせることで目を離せなくさせ、さらに8秒間目を合わせることで相手を魅了するという、「洗脳の能力」。

「自分を知ってもらいたい」。「相手の力になりたい」。一見美しいかに見えるその心は、実態は恐ろしくドス黒いエゴにまみれている。

自分の弱さを一切見せずして、相手の心を掌握する。そんな歪んだカタチの友情を押し付ける…

それが熊野彩が得た力である。

神夜(何か言って、私を見下させなくては…。油断させなくては…!)

神夜の言動>>149-151 コンマ最大


熊野(どうにかして、『8秒間』私と目を合わさせよう…!)

熊野の言動>>153-155 コンマ最大

わざとボコられて降参

Ksk

熊野「あなた、人の目をまっすぐ見れないんですね」

神夜「っ」

熊野「目を逸らすのは、弱い証拠です」コツンコツン

神夜(近づいてきた…!)ゴクリ

熊野「自分の世界にとじ込もっているだけのあなたに、決して負けはしません」

神夜「…あぁ!?」

熊野「そうです、あなたはわたくしから目を逸らし」コツンコツン

熊野「戦いから目を逸らし」ツカツカ

熊野「自分の弱さから、目を逸らし続けるしかないのです」

神夜「っ…こいつ!」

↓コンマ末尾判定
1~3: 好きなだけ見下せよ…!『3大罪』!
4~6: 知った風なこと言うな!ギロリ
7~9: わざと肯定してやろう
0:乱入者が来る

神夜「誰が弱いって…!」ギロリ

熊野「…ふふ」 ツカツカ

神夜(なんだ、体が動かない…)

熊野「安心して、私はあなたに危害を加えないわ」ナデナデ

神夜「…!?」ドキッ

熊野「お友達に、なりましょう」

神夜「は、はぁ!?」

…翌朝…

女「体がべとつく~…」ムクッ

男「お腹空いたな、どこかで食べ物を調達しよう」



どこへ行く?↓(コンマ7~9で他者と遭遇)

女「あ、コンビニあるみたい」ピピッ

男「あるの!?」

女「西街、東街、北街、南街、中央区にそれぞれ1つ…」

ポピーン♪
ポピーン♪
ポピーン♪

女「あ!私のカードにビットが振り込まれたよ」

男「俺のと、あと…猛我から奪ったカードにもだ!こりゃ便利」


~西街~

男「コンビニはもうすぐだな」テクテク

女「猛我さんのビットでご飯とか生活用品とか雑誌なんかを買おう」テクテク

男「…待て、女さん。店の近くに、誰か…人形じゃない…人間がいる!」

女「え」

↓末尾判定

1:塩犬 遠>>74
2:神夜 零姫>>76 熊野彩>>82
3:南西北東 >>90
4:佐村河内 攻>>83
5:藤原 富火斗 >>84
6:安登桐 星真 >>85
7:才能 正義 >>86
8:阿部礼司 >>87
9:府和来 堂 >>89
0:桃山やもめ>>106

府和来(>>89)「!」ザッ

男「き、気付かれた!」

女「え、あ…ど、どうしよ…!」アセアセ

府和来「人…!」ザッ

男「来るかっ!女さん、戦闘準備だ!」ザッ

女「え゛!?じ、準備って何!どうしろと!?」アセアセ

府和来「…どうしよっかな。逃げようか、戦おうか…」

男「…かかってこないのか?」

府和来「うーん、悩むなぁ」

男「こっちから行くぜ!」ダッ

府和来「うわ、来た!えーとえーと、『二者両択(ダブルスタンダード)』!」ブンッ

男「なに!?分身した!」

府和来A「能力はわかんないけど、とりあえず突っ込もう」タタッ

府和来B「いやいや慎重に…距離をとろう」サッ

男「こっちに来る奴が偽物か…!隙だらけだな!」ブンッ

府和来A「目つぶし!」ビュッ

男「偽物に用はねーよ。『通過点』!」ビリイイッ

女「出た、男くんの能力! 空間に穴をあけて潜り込んだ!」

府和来A「うおーっ!…あ、あれ?」スカッ

府和来B「すり抜けただって!?こ、こっちに突っ込んでくる!」アセアセ

男「オラァ!」ドギャッ

府和来B「ブッ!?」ドサッ

顎にいいパンチを受け、殴り倒される府和来B気を失ったようだ。

男「あっけない奴だ。さてと」

男「ゲームの敗北条件は2つ。死ぬか、携帯電話を壊されるかだ」

女「え、そうだったの!?」

男「ブッ[ピーーー]のは気が引ける。このまま気絶させて、携帯電話壊してや…

女「! …男くん後ろ!よけて!」

男「え」クルッ

府和来A「後ろだ![ピーーー]ぇ!」つナイフ

男「うわぁ!?」バッ


本体を倒せば分身が消えるとふんでいた男の脇腹に、

府和来のナイフが襲いかかる!

男「ぐあっ!?」ザシュ

女「男くん!」

男「大丈夫、かすり傷だ…ッ!とっさに『通過点』を発動して助かった…」ゼェゼェ

府和来「当たりが浅かったかな」

男「なぜだ、逃げた方が本体だと思ってたのに。こっちが本体だったのか…!?」クルッ

なんと!殴り倒したはずの府和来の肉体は、そこから消えていた!

男「な!?」

府和来A&B「「成る程、武器がないのか。じゃあ、こうやって攻めよう」」ブンッ

男「また増えやがった…!」

府和来A「正面から狙おう」タタタ

府和来B「背後をとろう」タタッ

男「くっ、ナイフ持った敵2人相手に1人はきつい…!女さん、援護してくれ!」

女「はへ!?え、援護って…!///」スカートギュウウゥ

男「はよ!殺されるマジで!たすけて!」

府和来A&B「「!」」クルッ

女「わ、わかったよぉ!う、うぅ…///」プルプル

府和来A「何かされる前にあの子を刺そう。右回りでいこう」タタッ

府和来B「じゃあ僕は、あっちの男に追い付かれないよう左回りでいこう」タタッ

女「ひゃあっ!来たぁ!?」ビクッ

男「!!ふ、2手に分かれたッ!くそ、俺1人じゃ片方しか追えない…!」タタタッ

女「あ、あぁ、な、なんとかしないと…っ」

女は、長い制服スカートの下から腰の両側に手を突っ込む。

しかし…

↓コンマ判定
1~3:なんとかパンツを下ろすことに成功
4~9:もたもたしてる間に敵のナイフが!
0:男「追い付いた!女さんには触れさせない!」

女「あ、あう、は、はやくしなきゃっ…////」モゾモゾ

府和来A「何かされる前に、倒す!」バッ

府和来B「左右同時の刺突をくらえっ」バッ

女「ひっ、ひええええ!」タタッ

もはや、刺される前にパンツを下げ、

スカートをたくし上げて女性器を見せるのは不可能だった。

女は後ろを向いて逃げ出す。

府和来A「待て!」タタッ

女「きゃあああああああ!」トテトテ

府和来B「逃がさないぞ!」タタタッ

女「ひぃ、ひぃ、追い付かれるうぅぅ!」


極めて強力な女の能力、『劣情の律動(エロティカル・リズム)』。

それも発動できなくては意味が無いのだ。

逃げる女。

それを追う府和来は2人に分身しており、追い付く寸前。

男は府和来を追っている。片方に追い付くことはすぐにできるだろう。

だが、片方の府和来を食い止めることは、すなわち片方を食い止められないことになる。

圧倒的不利な二者択一…いや、択一することもかなわない。

絶対絶命状況に、男と女はどう立ち向かう!?

つづく

男の行動
↓1~3でコンマ最大

女の行動
↓4~6でコンマ最大

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