綾波「碇君・・・コレの使いどころが解らないの」(3)

「えっ?なんだって!?」の巻

 綾波「碇君・・・コレなんだけど」

シンジ「なに、綾波?・・小説?・・いや、ラノベか」

シンジ「で、この本がどうかした?」

 綾波「ココのセリフなんだけど」

   『えつ!なんだって!?』

シンジ「これ?・・うーん・・ただ聞こえなかったんじゃないの?」

 綾波「違うの碇君・・・ココでは明らかに聞こえてる様な感じなの」

シンジ「じゃあ、聞こえない振りかな」

 綾波「どうしてそんな事をするの?」

シンジ「うーん・・・例えばさ、相手の言う事を聞きたくない場合とか?」

 綾波「・・・わからない」キョトン

シンジ「例えばさ、父さんがさ」

 綾波「・・・碇指令?」

シンジ「うん。なんか嫌な事とか、聞きたく無い事とかあったらさ」

 綾波「うん」

シンジ「そうな時に使えばいいんじゃあ無いかな?」

 綾波「・・・うーん」

シンジ「うん?」

 綾波「うん・・・解った・・今度、碇指令に使ってみる」

シンジ「そう」

 綾波「ありがとう・・・碇君///」

 綾波「碇君」

シンジ「どうしたの、綾波?」

 綾波「・・・」ポロ

シンジ「ちょ・・どうしたの?泣いたりなんかして」オロオロ

 綾波「・・・碇指令が」

シンジ「と、父さんが何かしたの?」

 綾波「わたしの耳がおかしくなったって・・・・わたし、ちゃんと聞こえるのに」

シンジ「・・・ごめん、綾波。僕のせいだ」

 綾波「なぜ?・・・碇君は悪くない」

シンジ「うん。でも、ちょっと考えればこうなる事が予想できたのに・・・・」

シンジ「・・・だから、ごめん」 

 綾波「・・・・碇君・・・」

アスカ「・・・・アンタ達バカでしょ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom