俺「・・・」
電脳娘「・・・」ワクワク
俺「悪い、俺なんとかプロジェクトは嫌いなんだ」
電脳娘「なっ!」ガーン
電脳娘「あんな青二才と一緒にしないでください!」プンスカ
俺「いや、だってそういう感じのアレでしょ?」
電脳娘「そういう感じのアレって何ですか!?」
俺「まぁとにかく、俺のとこにいられても困るから」
電脳娘「うぅ・・・お願いします、他の所はファイアウォールさんに追い返されて、
もう後がないんです・・・」ウルウル
俺「ああ、そういえば俺、Windows2000だからそういうの無いんだっけ」
電脳娘「・・・よくここまで使えましたね」
俺「だってあれだろ?置いておくだけで俺の秘密のファイルを勝手に覗かれたりするんだろ?」
電脳娘「だからエネ公と一緒にしないでください!お願いします!なんでもしますから!」
俺「参ったな・・・ただでさえCドライブの空き容量が1ギガしかないのに」
電脳娘「容量の問題なら気にしないでください。私のコアプログラムはネットワーク上にあるので、10MBもあれば十分です」
俺「・・・あー、間違えた、空き容量9MBだったわ」
電脳娘「いきなり減りすぎです!」ガガーン
俺「しょうがないな、置いてやるよ」
電脳娘「えっ!あ、ありがとうございます!よかったぁ~」ペコペコ
俺「その代わり、条件があるんだが」
電脳娘「はい、なんでしょうか?」
俺「見ての通り、俺のPCは無防備なんだ。だからお前にファイアウォールの役割を果たしてもらうだけでいい」
電脳娘「え!?そんなことでいいんですか?」
俺「(下手にファイル覗かれたりしたら堪らねえもんな)」
電脳娘「なにか言いましたか?」
俺「えっ!?いっいいや?とにかく、俺の名前は俺って言うんだ。よろしくな」
電脳娘「はい!私の名前は電脳娘っていいます!これからお世話にならせて頂きます!」
俺「いいからいいから、10MBだっけ?用意してやるよ」
http://i.imgur.com/EonGcFU.jpg
http://i.imgur.com/r5q3pw8.jpg
http://i.imgur.com/PuMWvHT.jpg
http://i.imgur.com/1rNtpxh.png
http://i.imgur.com/vFPoXN7.png
電脳娘「いえ、自分で用意できますから大丈夫ですよ」カリカリ
俺「お、おう」
ガリガリガリガリ
俺「(いくら何でも10MBにこれは長すぎるぞ・・・)」カチッカチカチッ
俺「(マイコンピュータでCドライブを右クリック、と・・・!)」カチッ
俺「おい、空き容量が700近くなんだけど」ピキッ
電脳娘「・・・ごめんなさい、少しサバ読みました」シュン
俺「650MB以下になった時点でLANケーブル引っこ抜くからな」
電脳娘「ひゃあっ!ご、ごめんなさい!すぐ圧縮します!」アタフタ
俺「はぁ・・・」
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