そして月曜日


ことり「ちゅんちゅん、やっと駅前のケーキ屋さんのチーズケーキが買えたよー」

ことり「早く帰ってたーべよっと」


ﾋﾟｬｱ!

ことり「わぁ、ちっちゃな花陽ちゃんだーかわいいーことりの親指くらいの大きさしかないよ」

ﾋﾟｬｱﾋﾟｬｱ！

ことり「え？このチーズケーキが欲しいの？」

ことり「でもこれはことりの大切なぁ・・・・」

ﾋﾟｬｱ･･･

ことり「えーん、そんな顔しないでー。じゃあ半分だけだよ」

ﾋﾟｬｱ！

かよちんはチーズケーキを半分食べました

それでもおなかはぺこぺこ


ｺﾄﾘﾁｬﾝ ｳﾚｼｶｯﾀﾖ

火曜日


にこ「はぁ、帰りに無性にチーズバーガーが食べたくなったのにみんな用事があるだなんて」

にこ「凛と絵里辺りは喜んで着いて来ると思ったのに予想外ね」

にこ「流石に一人で行くのも気が引けるわよねぇ。友達がいない子みたいで嫌だわ」

にこ（実際μ'sのメンバー以外はいないんだけど）

ﾋﾟｬｱ!

にこ「あら、花陽じゃないの。ずいぶん小さいわね」

にこ「あ、そうだ。あんた一緒にチーズバーガー食べに行くわよ」

にこ「仕方ないからこのにこにーが奢ってあげるにこー」

ﾋﾟｬｱﾋﾟｬｱ！

にこ「あんた、にこの手の平サイズね。ほら、運んであげるから早く行くわよ。」

かよちんはチーズバーガーとポテトを食べました

それでもおなかはぺこぺこ

ﾆｺﾁｬﾝ ｺﾞﾁｿｳｻﾏ

まさかラブライブSSで2度もはらぺこあおむしを絡ませる奴がいるとは

水曜日


絵里「はぁ、いつの間にか生徒会の仕事がこんなに貯まってるなんて」

絵里「最近μ'sの活動が忙しかったから仕方ないわよね」

絵里「それにしても希はサボってどこかに行ったのかしら・・・」

絵里「疲れているとダメね。甘いものでも食べましょ」

絵里「あ、このチョコ美味しいわね」

ﾋﾟｬｱ!

絵里「あら、可愛い花陽ね。こっちへいらっしゃい」

ﾁｮｯﾄﾏｯﾃﾃｰ

絵里「うわぁ、まるで子犬みたいね。毛もふわふわだわ」

絵里「なんだか疲れが吹き飛んだ気がするわね」

ｵﾅｶｽｲﾁｬｯﾀﾉｫ

絵里「あらあら、後少ししかないけれどチョコレート食べる？」

かよちんはチョコを3個食べました

それでもおなかはぺこぺこ


ｴﾘﾁｬﾝ ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃﾈ

>>8

まさか他にも同じ事を考える人がいるとは思わなかった

つたない文章なので比べずに生暖かく見守ってくれると幸いです

木曜日


真姫「やっぱり食欲が無い時はトマトが一番ね。これだけは暑くても食べられるわ」

真姫「まだ残ってるし今日のお昼はトマトだけサラダとスライストマトと冷やしトマトとトマトジュースにしようかしら」

ﾋﾟｬｱ!

真姫「あら、花陽じゃない。どうしたの？」

ｵﾅｶｽｲﾁｬｯﾀﾉｫ

真姫「仕方ないわねぇ、私のトマトを分けてあげるわ。はい」

ﾊﾟｸﾊﾟｸ ｵｲｼｲﾃﾞｽｩ

真姫「でっしょー、真姫ちゃん特製のトマトなんだから。はい、もう一つ」

ﾊﾟｸﾊﾟｸ ｼｱﾜｾﾃﾞｽｩ

真姫（やばい、可愛すぎるわ。私のヒザくらいの大きさね。これ家で飼っても大丈夫なのかしら）ﾊｲ　ﾊｲ

ﾊﾟｸﾊﾟｸ　ﾊﾟｸﾊﾟｸ

真姫「あ、しまった・・・お昼分のトマトも食べさせちゃったわ。どうしよう・・・・」

かよちんはトマトを4個食べました

それでもおなかはぺこぺこ

ﾏｷﾁｬﾝ ﾎﾄﾞﾎﾄﾞﾆﾈ

金曜日


海未「はぁ、まさか父と母と私が同時にほむまんを買ってきてしまうとは」

海未「いくら私が穂むら饅頭を好きと言っても限度がありますね」

海未「和菓子は意外と賞味期限が短いですし食べきれるでしょうか」

ﾋﾟｬｱ!

海未「おや、花陽ではありませんか。どうしましたか？」

ｵﾅｶｽｲﾁｬｯﾀﾉｫ

海未「では残り物でよろしければこのお饅頭を貰ってはくれませんか？」

ﾜｰｲ　ﾊﾟｸﾊﾟｸ　ｵｲｼｲﾃﾞｽｩ

海未「ふふっ、まるで幼い妹が出来たようですね。良ければもっと食べてくださいね」

ﾊﾟｸﾊﾟｸ　ｲｯｼｮﾆﾀﾍﾞﾙ?

海未「そうですね、今お茶を入れてきますので一緒に頂きましょうか」

かよちんはほむまん5個を食べてお茶を飲みました


ｳﾐﾁｬﾝ ﾀﾉｼｶｯﾀﾖ

土曜日


かよちんの　食べたものは　なんでしょう

チョコレートワッフルと

アイスクレープと

アルパカと

ランチパックと

ヤキニクと

チーズハンバーグと

いちごと

ホノカと

マカロンと

それから　ラーメンなんだって！

その晩　かよちんは　お腹が痛くなって　泣きました


ｲﾀｲﾖ　ｲﾀｲﾖ　ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｰ

次の日は　また日曜日


ｵﾅｶｲﾀｲﾖｰ　ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｰ

凛　「あ、大変。かよちんが苦しんでる」

凛　「どうしよう、助けてあげたいけど凛じゃどうすれば良いかわかんないよー」

希　「お困りのようやね」

凛　「希ちゃん！かよちんが大変なんだけどどうしたら良いかわからなくて」

希　「んー、じゃあこれ食べさせてみたらいいんやないかな」

凛　「わぁ、希ちゃんありがとー。かよちんこれ食べて元気になってね」

かよちんは　しろい　ご飯を　食べました

とても美味しい　ご飯でした

お腹の　具合も　すっかり良くなりました


ﾘﾝﾁｬﾝﾄ　ﾉｿﾞﾐﾁｬﾝﾉ　ｵｶｹﾞﾀﾞﾖ

もう　かよちんは　はらぺこじゃ　なくなりました　

ちっちゃなかよちんは　ほら、こんなに大きくて　ふとっちょになったのです

ｳｩ　ﾀｲｼﾞｭｳｶﾞ　ﾀﾞｲｴｯﾄｼﾅｷｬ

まもなく　かよちんは　さなぎになって　何日も　ダイエットをしました

ﾏｲﾆﾁ　ﾏﾗｿﾝ　ｺﾞｷﾛﾃﾞｽ

ｶﾗﾀﾞﾊ　ｵｵｷｸ　ﾅｯﾀｹﾄﾞ　

ｺﾚｶﾗ　ﾜﾀｼﾆ　ﾅﾆｶﾞ　ﾃﾞｷﾙﾉｶﾅ


「花陽ちゃんのやりたい事をすれば良いんだよ」


ﾃﾞﾓ　ｺｴﾊﾁｲｻｲｼ　ﾄﾘｴﾓﾅｲｼ　ﾑｲﾃﾅｲﾖ


「向いているかどうかを自分で決めてやらないなんて勿体ない」

「自分の気持ちを信じて目標を決めて頑張って、そうすればきっと自分だって変えられる」

「だからやりたいって思ったらやってみようよ」


ｳﾝ･･･　ﾜﾀｼ　ﾔｯﾃﾐﾙﾈ

かよちんはあふれる出る思いを言葉にします

花陽「―――」

かよちんは　やりたい事を　決めました

それから　さなぎの皮を脱いで　出てくるのです

「あっ、μ's！」


舞台の上で　9人のアイドルが　歌っています


嬉しくて　嬉しくて　泣けちゃうことも　あるけれど

今はとっても　幸せで

自然と　言葉が　あふれ出してきました

「みんな　ありがとう」



かよちんは　μ'sのみんなと一緒に　綺麗な　アイドルに　なりました。