グリP「アイドルと同級生になりたい」【ミリマス】 (95)


未来「むむむ・・・」

静香「ほら、手が止まってるわよ」

P「お前ら何やってるんだ?」

翼「あっ!プロデューサーさんたすけて~」

P「学校の宿題か?」

未来「そうなんです!全然わからなくて!」

P「よしよし、見せてみろ」

静香「未来は数学が苦手で・・・」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407418863


P「比例・反比例だと・・・!?」

翼「えっ!?もしかしてプロデューサーさんわからないんですか?」

P「いや、さすがにこれくらいはできる」スラスラ

未来「わー!プロデューサーさんすごーい!」

静香「未来と翼がやる分も残しておいてくださいね」

翼「え~、全部やってくれるよね?プロデューサーさん?」

P「自分でやれ」

翼「ダメぇ?」

P「ダメぇ」


P「ていうかお前ら次3人で仕事だから集まってるんだろ」

P「そろそろ出発したほうがいいんじゃないか?」

翼「えー。もっとプロデューサーさんとお話したいなー。」

静香「あなた達と一緒に動くと絶対スムーズに着かないでしょ!ほら、未来も翼も行くわよ!」ガシッ

未来「あー、プロデューサーさんが離れていくー」ズルズル

翼「あーん」ズルズル

P「気をつけろよー」


ガチャ

P「・・・・」

小鳥「今日もあの子たちは元気でしたねー」

P「・・・・」ウーン

小鳥「?」

P「小鳥さん、俺とんでもないことに気付いてしまいましたよ」

小鳥「???」

P「あいつら・・・」

小鳥(随分溜めるなこいつ)


P「 中 学 生 な ん で す よ !!!!!!!」

小鳥「な、なんだってー!!!!」


小鳥「いや、乗ってあげましたけど普通ですよね?」

P「普通なわけないでしょう!アイドルが同級生なんですよ!?」

P「今はまだあまり知名度は高くないけど行く行くはトップアイドルになるかもしれない子が同級生・・・」

P「そんな美少女達と同級生なんて・・・羨ましい!!!!」

小鳥「まぁ、そうですね」

P「ああぁぁぁ俺もみんなと同級生になりたかったああぁぁあ!!!」

小鳥「プロデューサーさん」

P「あああぁぁあ!!あ、はい。」

小鳥「同級生に、なってみませんか?」

P「え?」


小鳥「同級生になりましょう」

P「え?なれるの?どういうことですか?」

小鳥「同級生になりたいんですよね?」

P「なりたいですけど、え?」

小鳥「なれますよ。」

P「は?」

小鳥「『妄想』すればいいんです」

P(何言ってるんだろうこの人)


小鳥「妄想とは自分の中に新たな世界を切り開くこと」

小鳥「さぁ、目を閉じて・・・」

P(一応乗っておくか・・・)スッ

小鳥「あなたは妄想の世界に入りました」

小鳥「私の言葉は聞こえるような、聞こえないようなボンヤリした状態です」

P(・・・・)

小鳥「あなたの頭の中にある世界を口に出してください」

小鳥「ではまずは、静香ちゃんと同級生のプロデューサーさん・・・」

P(・・・・)

P「静香は・・・」


P「静香は、仲間想いだけど気が強いところがあるから」

P「クラスの男子とかと衝突しそう」

P「でもそんな静香と喧嘩しちゃうクラスメイトになりたい」

小鳥「どんな状況ですか?」

P「そうですね・・・」

--------------------------------------------------------------

P「合唱コンクールとかダルいなー」

友「なー」

先生「それじゃあもう一度全体通しますよ」

P「うぇ~」


P「終わった!帰ろう!マック寄ろうぜ!」

友「ひゃっほー!」

静香「ちょっと、Pくん」

P「うわっ!最上っ!」

静香「『うわっ』って何よ・・・」

静香「それよりもPくん、さっきの練習のとき歌ってなかったでしょ」

P「ううう歌ってたし」

静香「嘘。私Pくんの前だからわかるもの」

P「なんだよ!最上には関係ないだろ!」

静香「関係あるわよ。クラス全員の行事なんだからちゃんとやってくれないと困るわ」

友(面白そうだから放っておこう)


P「本番ではちゃんとやるからいいだろ」

静香「Pくんがちゃんと歌ってるところ見たことないんだけど。あなた歌えるの?」

P「これくらい歌えるわなめんな」

静香「じゃあどうぞ。さんはい」

P「えっ?」

静香「えっ?じゃないわよ。さんはい」

P「いや無いでしょ」

静香「やっぱり歌えないじゃない」

P「歌えるし」

静香「じゃあ私も一緒に歌ってあげるわ。せーの」

P「えっ」

静香「~♪ ってやっぱり歌えないんじゃない」

P「ほんとに歌うなよ!恥ずかしいだろ!」


男1「うわー。また最上に絡まれてるよー。」

男2「ほんとめんどくせー女だなあいつ」

友「でもPも楽しそうだよね」

男1「ほんとだ。あいつら意外とお似合いなんじゃね?」

男2「たしかに」

友「おいおいまた夫婦喧嘩かよー!ヒュー!」

静香「男子うるさい!」

P「うるせぇ!友死ね!」

--------------------------------------------------------

P「みたいな感じで」

小鳥「ふむ・・・、では戻ってきてください」


パチンッ!


P「ハッ!俺はいったい何を・・・!」


小鳥「他の妄想をするときには一度リセットしなきゃならないのが難儀ですよね」

P「あの・・・何の話を・・・」

小鳥「あなたは指を鳴らすと瞼が重くなります」

P「えっ?」


パチンッ


P「・・・・」

小鳥「さて、次は未来ちゃんと同級生になりました」

小鳥「同じクラスの春日未来ちゃん」

小鳥「あなたはどんな高校生活を送っていますか?」

P「・・・・」

P「未来は・・・」


P「未来は、元気でバカだから恋愛対象とかにはならない感じだったけど」

P「ふとした瞬間に未来の乙女な一面を見てしまって」

P「それ以来未来を意識し過ぎてまともに喋れなくなりたい」

小鳥「ふむふむ、それでは状況を教えてください」

P「はい・・・」

---------------------------------------------------------------------

未来「おっはよー!」バーン

P(春日は朝からうるさいなぁ・・・)

未来「あっ、Pくんおはよー」

P「うっす」


未来「あれ?Pくん勉強してるの?」

P「数学のテスト勉強してるんだよ」

未来「テスト?」

P「テスト。」

未来「・・・?」ポカーン

P「今日、2限。」

未来「・・・」

未来「!!!」

未来「あ~~~!!!忘れてた~~!!!!」

未来「ごめんPくんノート見せて!っていうか教えて!助けて!」バタバタ

P「お、おう」

未来「あーもう!今回はちゃんとやろうと思ってたのにー!」ガサガサ

未来「・・・あれ?」ピタッ

P「?」


未来「あのー、Pくん?」

P「なんだよ」

未来「えへへ、筆箱忘れちゃった」

P「」

未来「シャーペン貸してください」

P「」

女「よしよし、未来こっちおいで」

未来「うわ~ん、女ちゃーん!」ガバッ

女「シャーペンと消しゴム貸してあげるからね」ナデナデ

未来「ありがとー!」ギュー

女「おーよしよし、未来はバカだなぁ」ワシワシ

P「・・・」


昼休み

未来「あー、また補習になりそうだよー」グテー

女「ミートボールあげるから元気だしなよ」

未来「ありがとう・・・」モグモグ

未来「あっ、女ちゃんストラップ変えた?」

女「この前彼氏とゲーセン行ってさー」

未来「へー、彼氏かぁー・・・」

女「未来もそろそろ好きな人とかできた?」

未来「へ?」


未来「そのぅう、えーっと・・///」

女「できたの?」

未来「・・・・うん///」

女「えー!未来好きな人いるのー!?だれー!?」

P「!?」

友「!?」

未来「ちょっ、女ちゃんやめ・・・///」

未来「うぅぅ・・・恥ずかしいよう・・・///」

P「!?」

友「!?」

ザワザワ


P「なぁ友よ」

友「なんだいPよ」

P「俺はたった今凄いことに気付いた」

友「奇遇だな。俺もだ。」

友「そして多分このクラスの男子全員が気付いた」

P「そのようだな」

P・友「春日って可愛い!」

-------------------------------------------------------

P「その後からクラスの男子が微妙によそよそしくなったという」

小鳥「ほう・・・」


パチンッ


P「ん?寝てたか?」


パチンッ


P「・・・」

小鳥「よし次いこう」

小鳥「プロデューサーさん。翼ちゃんと同級生になった気分はどうですか?」

P「すごく良い気分です・・・」

小鳥「それはなぜですか?」

P「翼は・・・」


P「翼は中学生にしては規格外のスタイルの持ち主で中学男子には刺激が強すぎる」

P「翼を遠くから眺めつつ、男同士で猥談をする」

P「そんな学生生活を送りたかった。」

小鳥「いいですね。それではそんな学生生活を送ってみましょうね」

P「送ります」

----------------------------------------------------------------

女1「それっ!」

翼「いっくよー!」バーン

女2「きゃっ!翼ちゃんすごーい」

翼「やったぁ!」


P「なぁ友よ」

友「なんだいPよ」

P「俺が何を言いたいかわかるか?」

友「あぁ分かるとも」

P「・・・・」

P「バレーボールっていいなぁ」

友「最高だな」


男1「おい、そろそろ交代だ」

P「くそっ、もう時間か」

友「サボリローテーションシステムには逆らえん」

男2「あっおい伊吹が後ろに下がるぞ畜生」

男1「まぁそれはそれで・・・」

男2「わかる」

P(今日もトイレが混みそうだな・・・)


昼休み

友「ふぅ・・・、もうみんな集まっているのか」

P「遅いぞ」

男3「今みんなで今日のまとめをしていたところだ」

男4「最近ふとももの良さに気付きました」

P「遅いぞ」

男5「伊吹ってスカート短いしね。しょうがないね」

男6「いや、足が長いから他の女子より短く見えるだけだ」

P「なるほど。一理ある。」


P「あぁ・・・今日も良い伊吹だった。」

友「ん?Pは伊吹のこと好きなのか?」

P「いや好きは好きだけど・・・彼女にしたいとかじゃないんだよな」

男1「わかる」

男2「そういうのじゃないんだよな」

友「かといってやりたいとかそういうのでもないんだよな」

男3「そうなんだよな」

男4「なんていうか・・・観賞用?」

P「それだわ」


翼「男子って体育のあとの昼休みはいっつもコソコソしてるよね~」

女1「あー・・・」

女2「翼ちゃん。あんまり気にしない方がいいよ。」

翼「え~、気になるよ~」

翼「ちょっと聞いてくるね!」ダッ

女1「あっ!」


翼「ねぇねぇ!みんな何の話してるの!?」

男共「!!???」

P「ひっ、秘密だっ!これは男だけの秘密なんだ!」

翼「え~?Pくん教えて?ダメぇ~?」腕ギュー

男共「!!!?????」

P「あっ、そのっ!日本の高等教育の今後についての話をしてたんだ!」

翼「そうなの?みんな真面目だね」パッ

翼「女ちゃ~ん、なんか難しい話してた~」テクテク

P「お、おおぉおぱぱぱあ・・・」ガクガク

男共「・・・」

---------------------------------------------------------

P「その頃から俺は『神』と呼ばれるように・・・」

小鳥「欲望がすごい」



パチンッ


P「なんかさっきからちょくちょく意識が薄いぞ」

小鳥「いやぁ面白かったです」

P「なにがです?」

小鳥「Pさんがいつもアイドルのことをどう思ってるのかわかりますね」

P「???」

小鳥(でもアイドルと同級生になる妄想なんて・・・)

小鳥「いいぞもっとやれ!!!」


パチンッ


P「・・・」


小鳥「次は誰にしよう・・・」

小鳥「そうだ安価にしよう」

小鳥「>>33>>35>>37にするピヨ」


安価はシアター組でお願いします。JCじゃなくても大丈夫です。
すみませんが書き溜めて無いので明日の夜に3人まとめて投稿します。
今日はここまで。

天空橋さん

千鶴さん

琴葉

天空橋さん、千鶴さん、琴葉で把握しました。
明日の日が回るまでには書きたいと思います。

くそう徳川さん書きたかったぜ

たしかに同級生でいられるとか羨ましい・・・
支援だよ

>>1春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/DFROumw.jpg
http://i.imgur.com/6N6DFbJ.jpg

最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/r1FUKX9.jpg
http://i.imgur.com/msGVQmF.jpg

伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/SqORMmt.jpg
http://i.imgur.com/aGuJQSE.jpg

>>4音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/TpAWM7G.jpg
http://i.imgur.com/ppdbNye.png

再開しますー

一箇所修正>>13
×高校生活
○学生生活


後日

朋花「ただいま戻りました~」ガチャ

P「みんなおつかれさん」

琴葉「いいですか!ちゃんと病院に行ってくださいね!」

P「ちょっとだけ仕事してから・・・」

琴葉「 す ぐ 行 っ て く だ さ い 」

P「・・・はい。」 

千鶴「小鳥さん、ちょっと」コソコソ

小鳥「どうしたんですか?」

千鶴「プロデューサー、今日一日ボーっとすることが多かったんですの」

小鳥「」


千鶴「それで朋花が少し早めに撮影を切り上げるように動いてくれて」

千鶴「プロデューサーを病院に連れて行こうとしたんですけど一旦事務所に戻るって・・・」

小鳥「」

琴葉「何かあったらどうするんですか!」

P「いや大丈夫だろうと・・・」

朋花「万が一のこともありますからね~」

千鶴「小鳥さんからも言ってあげてくださる?」

小鳥「」


小鳥「あたしが病院に連れていくから、みんなは上がって大丈夫よ」

琴葉「でも・・・」

小鳥「もう時間も遅いし、こういうのは色々事務的な処理があるからそのほうがこっちも楽なの」

朋花「琴葉さん、私たちは帰りましょう」

琴葉「うぅ・・・、確実に診てもらってくださいね」

小鳥「約束するわ」

千鶴「それでは申し訳ないですけど後はお任せしますわね」

朋花「小鳥さん、お疲れさまです~」

小鳥「みんなもお疲れ様。ありがとうね。」

ガチャ


小鳥「ふぅ・・・一安心だピヨ」

P「小鳥さんありがとうございます。それじゃあ俺は仕事を・・・」


パチンッ


P「・・・」

小鳥「しっかり解除もしてなかったものね」

小鳥「さてと・・・解除解除・・・」

小鳥「・・・」

小鳥「もうちょっとだけ、いいよね?」


P「・・・・」

小鳥「そうですねぇ・・・あっ!朋花ちゃんとの学校生活とかも気になりますねぇ・・・」

小鳥「プロデューサーさん。朋花ちゃんの同級生になりましょう」

小鳥「天空橋朋花ちゃんです。」

P「天空橋・・・朋花・・・」

小鳥「朋花ちゃんとはどんな関係なんですか?」

P「朋花とは・・・」


P「朋花は、学校でもアイドルのような存在で多数の子豚ちゃんを引き連れているけど」

P「その様子を近くで眺めながら複雑な気持ちになっている」

P「そんな幼馴染に、私はなりたい」

小鳥「なかなか絶妙なところをお望みのようで」

小鳥「よーっし今日も元気に妄想トリップ!行ってみよう!」

------------------------------------------------------------------------------------

ピンポーン

ガチャ

朋花「おはようございます~♪」

P「おはよう」


P「あ、一緒に登校するのは別にいいけど校門のところでは離れろよ?」

朋花「なぜですか~?」

P「俺が嫌だから」

朋花「??」

団員1「あっ!天空橋様が来たぞ!」

団員2「静粛にしろ!速やかに整列するんだ!」

団員3「総員、隊長に続いて復唱!」


隊長「天空橋様!おはようございます!」

「「「「「「「「おはようございます!!」」」」」」」」

朋花「みなさんおはようございます~」

団員4「うおおぉぉぉ、今日もお美しい・・・っ」

団員5「透き通るような御声が~っ」

朋花「あら?」


朋花「団員5さん、ボタンが外れかかっていますよ~♪」

団員5「!?」

朋花「身嗜みには気を使わないといけませんよ~♪」

朋花「ふふっ、だらしない格好で学校に来た団員5さんは今日は正座で授業を受けてもらいましょうか~♪」

団員5「はっ!申し訳ございません!」

朋花「それではみなさん今日も一日頑張りましょう~」

「「「「「「「「「はいっ!!!!!」」」」」」」


隊長「どういうことだ!天空橋様の御手を煩わせるとは!」

団員5「申し訳ございません!以後気をつけます!」

隊長「いいか!騎士団として恥ずかしいような行いはしないように!」

「「「「「「「はいっ!!!!」」」」」」

団員6「でも・・・」

団員1「団員5いいなぁ・・・」

団員5「うん、良かった」ニヘラー

隊長「羨ましいぞ貴様ぁ!」

P「・・・・」


昼休み

P「なぁなぁ朋花」

朋花「なんですか~?」

P「あの騎士団?とかいうのお前はどう思ってるんだ?」

朋花「みなさんとても可愛くて良い人たちですよ~♪」

P「いやそうじゃなくて・・・」

朋花「?」

P「うーん、なんていうか・・・」


P「朋花が時々無理してるように見えるというか・・・」

朋花「え~い♪」ギュム

P「むぐっ!?」

朋花「お喋りなお口はご飯で塞いじゃいましょうね~♪」

P「むぐむぐ・・・(なんだかなぁ)」

-------------------------------------------------------------

P「という感じでまぁ恋愛対象とかじゃないんだけどモヤモヤしたいです」

小鳥「随分と特殊なシチュエーションで」

P「ぶっちゃけ朋花と幼馴染っていうだけでもうおなかいっぱい」

小鳥「わかるわ」



パチンッ


P「あれ?おれまたボーっとしてました?」

小鳥「えぇ、してましたね」

P「やっぱりなんかやばいのかな、病院行こうっと」


パチンッ


P「・・・」

小鳥「そうはさせぬ」

>>53天空橋朋花(15) Vo
http://i.imgur.com/mNQDivx.jpg
http://i.imgur.com/uUYJekj.jpg


小鳥「ここまで全員JCだったけどJSJKJDも気になるピヨ・・・」

小鳥「JDとなると千鶴ちゃん?」

小鳥「あれ?千鶴ちゃんって大学行ってたかしら?」

小鳥「まぁいいや。そういう妄想をすればいいだけのことよ」

小鳥「プロデューサーさん、プロデューサーさん。あなたは今大学に通っています」

小鳥「同級生に二階堂千鶴さんという方がいます。そうでしょう?」

P「はい・・・」

小鳥「あなたがどんなキャンパスライフを送りたいか聞かせてもらえますか?」

小鳥「特に千鶴ちゃんについて」

P「千鶴は・・・」


P「千鶴は、お嬢様キャラ狙おうとしてるけどあの性格だから普通に友達多そう」

P「でも俺と二人きりの時だけは完全に気が抜けてるといいなぁ」

P「そうだな、暑い夏の日にひたすら二人でダラダラしたい」

小鳥「いいですねそれ。詳しく聞かせてください。」

---------------------------------------------------------------------------

千鶴「暑いですわー」ダルーン

P「暑すぎんよー」ダルーン


P「なんで教室にクーラーついてないんだよー」ダルーン

千鶴「早くロッテリアとかに寄って涼みたいですわー」ダルーン

P「ロッテリアとか言ったらまた友達に総突っ込みされるやつだぞ」

千鶴「Pくんしかいないから大丈夫でしょう?」

P「まぁ、そうだけど」

千鶴「なんで資料の持ち出しが厳禁なんですのー」ダルーン

P「早いとこ次のプレゼン作ってくれないと帰れないぞー」ダルーン

千鶴「あなたも働いてくださいましー」ダルーン

P「あー」ダルーン


P「おなかもすいてきた」

千鶴「あっ、わたくし軽食を持っていますわ」

P「まじで!」

千鶴「はいどうぞ」コロッケー

P「このクソ暑い中コロッケって・・・」

千鶴「コロッケって・・・?」

P「まったく最高だなっ!」ガツガツ

千鶴「よかったですわー」


P「おなかいっぱいになったら眠くなってきた」

千鶴「せめて少しは手伝ってください」

P「あー」ダルーン

P「・・・」ダルーン

千鶴「・・・」

千鶴「・・・暑いですわー」ダルーン

P「一休みしてからにしない?」

千鶴「そ、そのほうが効率がよさそうですわね!」

P「素直じゃないなぁ」


P「ロッテリア行く?」

千鶴「あっ、わたくしマックのクーポンを持っていますわ」

P「ぶほっ」

千鶴「!?」

P「『わたくしマックのクーポンを持っていますわ』ってセリフやばい」

千鶴「なっ、なんのことだかサッパリですわね!さぁ行きますわよ!」

P「あっ!おい!意外と早いなおまえ!」

---------------------------------------------------------------------

P「っていう感じで」

小鳥「日常系ですね」

>>62二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/m9jSSa5.jpg
http://i.imgur.com/pHM4u2I.jpg



パチンッ


P「ん?また?」

P「そろそろやばい気がする。ちょっと小鳥さん失礼しますね」

小鳥「そうはさせ・・・P「させんっ!」

P「この指か!この指のせいか!」グググッ

小鳥「はっ、離すピヨ!」

P「何をする気だ!っていうか何をしたんだ!」

小鳥「くっ!」

小鳥「まぁ左手でも鳴らせるんですけどね」パチンッ

P「・・・・」

小鳥「ちょろいもんピヨ」


小鳥「さーてそろそろ終わりにしたほうが良さそうね・・・」

小鳥「じゃあ最後は琴葉ちゃん!いってみましょうか!」

小鳥「あなたは田中琴葉ちゃんと同級生。同級生・・・」

P「たなか・・・ことは・・・」

小鳥「現役女子高生アイドルと同級生なんて羨ましいですよプロデューサー」

P「琴葉は・・・」


P「琴葉と付き合いたい」

小鳥「!?」

P「琴葉と付き合って、色々面倒なことで悩む琴葉を抱きしめてあげたい」

小鳥(これは色々とまずい)

------------------------------------------------------------------------

P「今日も疲れたなー」

琴葉「そうね」

P「それじゃまた明日」

琴葉「うん、それじゃあ」

P「・・・・」


P「琴葉、少し時間あるか?」

琴葉「えっ?」

P「うちで話していかないか?」

琴葉「あっ、あの・・・」

P「また何か悩んでるんだろ?」

琴葉「・・・うん」

P「よし、じゃあ寄ってけ寄ってけ」

琴葉「ありがとう、Pくん」


ガチャ

P「ごめんな麦茶しか無かった」コトン

琴葉「ありがとう」

P「で?どうしたんだ?」

琴葉「あのね、すごくしょうもないことなんだけど・・・」

琴葉「私たち、今年で卒業じゃない?」

P「まぁそうだな」

琴葉「PくんはB大学、私はA大学が第一志望だから」

琴葉「順調に受かれば別の大学になっちゃうなって」

P「お互い今の家から通うんだから、会いたくなったらいつでも会えるさ」

琴葉「うん。それはわかってるんだけど・・・」

琴葉「・・・ちょっと、寂しいなって」

P(琴葉かわいい)


琴葉「近所だからいつでも会えるっていうのは分かるのよ?」

琴葉「でも『いつでも会える』と『いつも会ってる』って少し違うじゃない」

琴葉「登下校も昔からずっと一緒だったし、昼ご飯はいつも一緒に食べてたし・・・」

琴葉「そういう当たり前が出来なくなるのってどういう感じなんだろうって考えると」

琴葉「不安になってきて・・・」

P「琴葉・・・」

琴葉「ごめんね?こんな面倒くさいこと言っちゃって」

P「琴葉、ちょっとこっちこい」

琴葉「?」ススッ

ギュッ

琴葉「あっ・・・///」


P「確かに俺たちは付き合い始めて一年しか経ってないけど」

P「出会ってからはもう十年以上経ってるんだ」

P「そんな俺たちが少し離れたくらいでどうにかなると思うか?」

琴葉「Pくん・・・」

P「大丈夫だ。俺たちなら大丈夫」ナデナデ

琴葉「うん・・・ありがとう・・・」

P「琴葉・・・好きだ・・・」ギュッ

琴葉「Pくん、私も・・・」ギュッ

--------------------------------------------------------------

P「そしてそのまま二人は」

小鳥(これアカンやつや・・・)


小鳥「良い夢見てるところ申し訳ないけど、これ以上いけない!」


パチンッ


P「・・・・」

小鳥「あ、あれ?」


パチンッパチンッ


P「・・・・」

小鳥「」


小鳥「プロデューサーさん!プロデューサーさん起きてください!」ガクガク

P「う、うーん」ガクガク

P「ハッ!俺は一体何を・・・」

小鳥「良かった!しっかりしてください!」

P「うぐっ!?」

小鳥「ピヨッ!?」

P「・・・・」

小鳥「あれ!?また妄想入っちゃった!?」

P「・・・ま・・・」

>>70田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/WemOCRf.jpg
http://i.imgur.com/jiYOLGP.jpg


P「・・・まつり・・・」

小鳥「!?」

P「まつりは、そんなに話さないクラスメイトっていう距離間だけど」

P「色々な噂もあってまつりのことが気になっちゃう人になりたい」

小鳥「プロデューサーさん!?」

P「大学生活を送るまつりとアイドルのまつりの板挟みで困惑したい」

小鳥「プロデューサーさーん!帰ってきてー!!」

------------------------------------------------------------------------

同じ学科の○○さんがアイドルの「徳川まつり」なのではないかという噂がある

確かに各種プロフィールの他、顔立ちや髪質なども酷似している

しかし彼女と仲の良い人たちは口を揃えて「それはありえない」と言う

なぜなら彼女と徳川まつりは『何か』が決定的に違うからなのである

歌って踊れるお姫様系アイドル徳川まつり

に対して○○さんはあまり交友的ではないが嫌われることもない所謂「どこにでもいる人」

容姿は全く同じなのに、纏う『何か』が全く違う


P「○○さん、次のテストどこ出るか聞いてた?」

○○「聞いてたよー。あれ?P君今日講義いたよね?」

P「ごめん!ちょっと寝てて聞き逃した!写させて!」

○○「いいよ、はい。このチェック付いてるところ」

P「ありがとう!後でジュースおごるから!」

○○「別に気にしなくていいのに」

P(やっぱり全然違うんだよなぁ・・・)


P(徳川まつりの大ファンだった俺は、似てる人がいると聞いて大はしゃぎで近づいたけれど)

P(話せば話すほど、○○さんは徳川まつりとはほど遠い人間だった)

P「まぁ、噂なんてそんなもんだよな」

友「急にどうした?」

P「いや、同じ学科の○○さんの話」

友「あぁあの徳川まつりに似てるっていう」

友「そういえばこの前のライブで徳川まつりが765プロ事務所から電車で30分のところに住んでるらしいって情報があったな」

P「そうなの?うちの大学も大体それくらいじゃん」

友「まー偶然だろうなー」

P「だよなー」


後日

P(男一人で街を散策するのって意外と楽しい)

○○「」スタスタ

P(あっ、○○さんだ。声かけようかな)ススッ

P(ん?この先って別に店とか何もないよな)

○○「」スタスタ

P(この方向って・・・765プロ事務所の方向じゃないか?)

P(まさか・・・)スタスタ

○○「・・・・」スタスタ


P(っていうか○○さんこんなに歩くの早かったか?)スタスタ

○○「・・・・」スッ

P(あれ?路地に・・・)

P(さすがにこのまま追ったらバレるかな・・・、えぇい!知り合いなんだから気にするな!)スタスタ

○○「・・・・」スタスタ

P(こんな路地なのにずんずん進んでいくなぁ)スタスタ

○○「・・・・」スッ

P(・・・・)スタスタ

P(・・・・あっ、あれ!?見失った!?)

P(確かにこの角を曲がったはずなのに・・・)


スッ

P(はっ!?後ろっ!?)



まつり「ほ?まつりのファンの人なのです?」

P「!!?」


まつり「ファンの人が多いのは嬉しいのですけど、あんまり熱心過ぎるのは困るのです。ね?」

P「えっ、あ・・・」

まつり「ね?」

P「はい・・・。ごめんなさい・・・。」

まつり「分かればいいのです♪」

まつり「それではまつりは事務所へれっつごー!なのです。」

P「・・・・」


そこには、○○さんと全く同じ格好をしているのに『徳川まつり』が確かにいた。

それ以降、おれは『徳川まつり』のファンではあり続けたが○○さんについての詮索はしなかった。

しなかったというより、する気が起きなくなったのだった。

------------------------------------------------------------------------------------------

P「そう、厳密には『徳川まつり』の同級生など存在しないのだ」

小鳥(やばいやばいやばいやばい)

まつり「ほ?小鳥さん。何をしているのです?」

小鳥「まままままままつりちゃん!?」

P「・・・・」

まつり「プロデューサーさん?」

小鳥「えーっと、これは、その。えーっと。」

>>79徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/OHp8Hv0.jpg
http://i.imgur.com/PLj2mxf.jpg


まつり『プロデューサーさん』

P「・・・・」

まつり『起きるのです』

P「ハッ!ここは・・・?」

P「ってあぁ!小鳥さん!あなた俺に何をしたんですか!」

まつり『プロデューサーさん』

P「あれ?まつりいつの間に」

まつり『全部。元通りになるのです。』

P「うっ・・・」


P「あれ?俺は一体なにを・・・」

P「あっ、仕事の途中だったな。仕事仕事・・・」

まつり「これでおっけー!なのです。」

小鳥「あっ、あの・・・」

まつり「ほ?どうかしましたか小鳥さん」

小鳥「さっきの、大学生のまつりちゃんって・・・」

まつり「小鳥さんは後でお城の地下室を案内するのです。ね?」

小鳥「」



おわり

びっくりするぐらい長くなっちゃいましたよごめんなさい
たまには自分の欲望に忠実になるのもいいよね!
安価に参加してくれた方、支援してくださった方ありがとうございました。
HTML依頼出してきますー。

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