カイジ「ほ・・・奉仕部・・・?」 (27)

平塚「突然だが伊藤、君には奉仕部に入ってもらう」

カイジ「いやだ・・・何が奉仕部だ・・・!」

カイジ「どうせ・・・媚を売り人の顔色を伺う部活動でしかないんだろ・・・?」

カイジ「そんなクズの・・・クズの集まりの部活動なんて俺は絶対に入らない・・・!」

平塚「真面目に聞け」

平塚「まず君は何故ここに連れて来られのか・・・それはわかるかな?」

カイジ「利根川と・・・賭け麻雀をやっていたからでしょう・・・?」

平塚「そうだ、なぁ小僧?高校生の分際で賭博をしていいと思っているのか?」

平塚「君のその腐った根性を治すためにも奉仕部に入ってもらう」

平塚「黙ってついてきたまえ」

立木「カイジ・・・!無念・・・!」

立木「自分が望んでいない部活動に参加を強いられるっ・・・!」

立木「それにもう五月半ば・・・!部内の人間関係は固まってしまっている為・・・」

立木「カイジ・・・!教室でもハブられてしまっているのに・・・!」

立木「部活動に入ったらハブられる事間違いなしっ・・・!」

平塚「ついたぞ」

雪ノ下「先生はいるときはノックを・・・」

平塚「あぁすまない忘れていたよ」

雪ノ下「それでその・・・そこの妙に顎が尖っている人は?」

カイジ「(俺は・・・こいつを知っているっ・・・!)」

カイジ「(雪ノ下雪乃・・・!父親が県議会議員のお金持ち・・・!そして超エリート・・・!)」

カイジ「(きっと・・・悪事を働いて金を稼いでるに違いないっ・・・!)」

カイジ「(まさに蛇っ・・・!弱った獲物を静かに狙い丸呑みする蛇っ・・・!)」

カイジ「俺は・・・伊藤カイジだ・・・!」

平塚「では自己紹介も終わった所で本題に移ろう」

平塚「伊藤、君にはここでの部活動及び奉仕活動を命じる、勿論賭博は禁止だ」

平塚「雪ノ下・・・彼は高校生の身でありながら賭博に手を染める腐った男だ」

平塚「彼の腐った根性を更生させるこれが私の依頼だ」

雪ノ下「お断りします、そんなクズの更生など手伝いたくありません」

カイジ「ふっ・・・やっぱりなっ・・・!」

雪ノ下「何がおかしいのかしら?」

カイジ「お前みたいな蛇はなっ・・・!自分勝手で我儘な奴が多いんだよ・・・!」

カイジ「言ってやろうか・・・?お前は100%成功しないタイプっ・・・!」

雪ノ下「平塚先生・・・気が変わりました引き受けましょう」

平塚「そうかなら良かった」

立木「なんだかんだで第一の相談者っ・・・!到来っ・・・!」

由比ヶ浜「すいません・・・ここが奉仕部だって言われて来たんですけどぉ・・・」

由比ヶ浜「ってなんでカイジがここにいんの!?」

カイジ「(だ・・・だれだこいつ・・・?)」

立木「カイジ・・・!不覚・・・!」

立木「あまりにもコミュ症のため・・・!人の名前を覚えていない・・・!」

ざわ・・・ざわ・・・

立木「その時・・・圧倒的閃きっ・・・!!!」

カイジ「すいませんっ・・・!どちら様ですかっ・・・?」

カイジ「(バカでビッチっぽいこいつなら・・・冗談だと受け取ってくれるはずっ・・・!)」

由比ヶ浜「はぁ!?信じらんない!同じクラスでしょ!?」

立木「カイジ・・・痛恨の計算ミス・・・!」

カイジ「(なんだよ・・・それ・・・!このビッチが・・・!)」

雪ノ下「由比ヶ浜結衣さんよね?それで今回の依頼は?」

由比ヶ浜「実は・・・お菓子作りを手伝って欲しくて・・・」

立木「カイジ含める奉仕部員と・・・!由比ヶ浜・・・家庭科室に移動っ・・・!」

雪ノ下「ではまずは由比ヶ浜さんだけで作ってみてくれないかしら?」

由比ヶ浜「うん!」

立木「そして由比ヶ浜・・・!お菓子作りを終える・・・!」

カイジ「なんだ・・・これ・・・?木炭と並べても大差ないだろ・・・!」

雪ノ下「貴方何もしてないのだから毒味して私達の役に立ったらどうかしら?」

カイジ「お前・・・!毒味って言ってんじゃねえか・・・!」

立木「カイジ・・・ピンチっ・・・!圧倒的ピンチっ・・・!」

カイジ「やばい時程堂々とだ・・・!」パクッ

カイジ「うぅ・・・中でドロドロと溶けてやがるっ・・・!」

カイジ「涙が出るっ・・・」

カイジ「犯罪的だ・・・まずすぎる・・・!」

終わりただ犯罪的だ・・・まずすぎる・・・!を書きたかっただけです
もし続き書いてほしい人が多かったら書くかもしれないです

立木「由比ヶ浜の子作りも無事終了・・・!」

立木「そして・・・!数日立ったある日の昼休み・・・!」

由比ヶ浜「あの・・・優美子ちょっと行く所あるんだけど・・・」

三浦「えー?ならついでにジュース買ってきてくんない?」

由比ヶ浜「それはちょっと無理かなぁって・・・」

三浦「は・・・?なんで無理なん?私達友達じゃないわけ?」

由比ヶ浜「ごめん・・・ごめん・・・」


カイジ「(友情や口約束でもらえるものは旅先からの絵葉書や土産・・・そんな程度のものだ・・・)」

カイジ「(別に救ってやろうとは思わない・・・だが・・・目の前の女の子を放ってもおけないっ・・・!)」

カイジ「(勇気を出せ…!二度三度なんていわねぇ…ここ一度だけ…勇気を…生き残るための勇気・・・)」

カイジ「おいっ・・・!おまえっ・・・!」

三浦「るっさい!!!」

カイジ「っ・・・もう・・・やめてやれよっ・・・!」

カイジ「お前の友達なんだろ・・・?じゃあ笑顔で見送ってやれよ・・・!」

カイジ「友情を・・・!お前の欲望を叶えるための道具にするなよっ・・・!」

カイジ「役に立つ友情なんていうのがそもそもおかしい…」

カイジ「求めちゃいけないっ…そんなものっ…!」

三浦「はぁ?いみわかないんですけど・・・」

利根川「まぁまぁその辺にしときなよ」

カイジ「利根川ぁあああああああ」

利根川「カイジくん他にも賭博してた事平塚先生にバラされたくないでしょ?」

カイジ「くっ・・・このクズがっ・・・!」

利根川「はははっ・・・クズはどっちだ・・・?」

利根川「世間はお前らの母親ではないっ…!」

利根川「わかったならここは引け・・・!カイジ・・・!」

立木「みっともなく敗走するカイジ・・・!そして廊下で涙を零すっ・・・!」

立木「もはや・・・!その重い体を支えるのは壁だけっ・・・!」

立木「ゴミ・・・!圧倒的ゴミ・・・!」

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