加賀さん
落書き
青葉「あれは、皆が寝静まった夜のことでしたねぇ」
司令官「青葉!?ちょっ!ここで喋るの!?」
青葉「司令官、艦娘の部屋にこっそり入っていって……」
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司令官『皆寝たかな?』ソロリソロリ
司令官『今日こそあの計画を実行する……』
司令官『加賀さんめ………いつも私の顔を見りゃ』
司令官『書類はまだ終わらないのですか?仕事してください。とか』
司令官『遊びすぎです提督………何でしょうか?え?今からやろうと思ってた?とか!』
司令官『やる気が削げるんじゃ!って言いたくなる』
司令官『だから仕返ししてやるぞ!加賀さん!』
青葉『どこかに良いネタは……!』キョロキョロ
青葉(あれは……司令官?扉の前で何をブツブツ言ってるのでしょうね……)
司令官『そろそろ行くか……潜入だ…』カチャ…
青葉(部屋に入って行きました!!これはスクープの予感が!青葉!潜入取材開始します!)コソコソ
司令官(さてさて、加賀さんはどこかな……)コソコソコソコソ
司令官(この布団かなぁ?そーっと)ピロリッ
司令官(こいつは……>>8か?)
赤城
司令官(加賀さんかと思ったら赤城か……)
赤城『スゥ……スゥ……』グーグー
司令官(良く寝てるな……あ、ついでに赤城にもちょっとした悪戯してやるか)
司令官(軽めに>>10でいいか)
優しくナデナデ
司令官(軽めに優しくナデナデするか)
司令官(よしよしよしよーしよしよーしよしよし)ナデナデナデナデ
赤城『っ……スゥ……』グーグー
司令官(よーしよしよしよーし)ナデナデナデナデ
赤城『んんっ……』スヤ…スヤ…
司令官(軽くだからこれくらいかなぁ)ナデナデ
司令官(目的は加賀さんだしこれ以上は起きそうだ)
赤城『…………………』スヤ…スヤ…
司令官(さてと、加賀さん探すぞー)ゴソゴソ
司令官(あ、多分加賀さんだ!見つけたっ)
加賀『…………スヤ…』グゥ……
司令官(ふふふっ……加賀さんに落書きしちゃうぞ!)
青葉(司令官が何かしてますね……何してるんでしょうかねぇ…)コソコソ
司令官(メジャーな所から書くか!おでこに肉の文字を書いてやるぞ、この水性ペンでな)スッスッ…ススッ
加賀『…………スゥ……』グゥグゥ……
司令官(………案外起きないもんだな、次は猫ヒゲを書くか)スーッスーッスッ
加賀『……………』ピクッ
司令官(!…………起きちゃったか!?)
加賀『………………スゥ…』
司令官(大丈夫だったか……なら最後に>>16って書いて帰るか…)
太ももに正の字を4~5個
司令官(太ももに正の字を4~5個書いて帰るか………)
司令官(我ながら酷い考えだこれ………あ、)
司令官(これ布団全部剥がすか、潜り込まないと書けないじゃんか…)
司令官(剥がすとバレそうだから潜り込んで書くか)モゾモゾ
加賀『…………』ビクッ
司令官(うわ、起きたか!?)ピタッ
加賀『…………………』
司令官(起きては…………ないか?…さっさと書いて逃げよ)ペロン カキカキカキカキ
司令官『…………』ススッスッスッススッ
青葉(司令官が布団に!?これは事件ですね!!………後でインタビューしてみましょう)
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チュンチュン………
ツクツクボォオオーー-シッ ツクツクボォオオーシッ
ツクツクウィーヨーッ ツクウィーヨ-ッ ツクウィーヨーッ ウイイイィイーーーー……
加賀『…………』バサッ
加賀『………………』バサバサッ
加賀『……赤城さん朝です。早く起きてください』トントン
赤城『攻撃………全機発……………はっ!?』ムニャムニャ
赤城『…………おはようございます……』ウツラ…ウツラ…
加賀『起こしても………起きないんですから…まったく……』
赤城『…………あれ?』ジイーッ
加賀『なんですか?私の顔に何か、ついていて?』
赤城『……………!!?かっ、加賀さっ!』クスッ…クスクス
赤城『顔!顔に…フフッフフフフッ』クスクスクスクス
加賀『何か?』
赤城『お肉って…あはははっ…書いていっ…ふふっ!』ケラケラクスクス
加賀『お肉?本当ですか赤城さん』ジッ
赤城『鏡をっ、ふふっ…………ふぅ……ふふふふっ』クスッ
加賀『鏡……』サッ
加賀『……………書いてありますね…それと頬に三本線が…』
赤城『加賀っさん……ちょ、ちょと……あっちで息を整えるて……』クスクスクス スタスタ
加賀『わかりました……』
加賀『…………………』ジイーッ
加賀『……………』ジイー
加賀『……五航戦の子の仕業かしら……』
加賀『……………』ジイー
シャッシャッシャッシャッボォオオーーシッ
ツクツクボォオオーシッ ツクツクボォオオーーーシッ
ツクツクボォオオーーーシッ
加賀「……………」フキフキ
加賀「…………」ジーッ
赤城「加賀さーん!……もう落としちゃったんですかぁ……」
加賀「拭きました」
赤城「うーん、残念でし…………加賀さん、太ももに何か付いてますよ」
加賀「えっ………何…これは……」ピロリッ
赤城「ちょっと近くで見ていいですか。んー………」
赤城「これも……書かれてるみたいですね。正って文字か4~5個くらい書いてありますよ」
加賀「正?正しいの正?」
赤城「はい、そうですよ」
※>>28加賀さんが正の字(意味深)を知っているかいないか
コンマ偶数なら知ってる
コンマ奇数なら知らない
ここ深夜だったか
偶数だったから知ってるでオナシャス
>>29 了解
今夜は寝ます
このままだと加賀、廃人or病みの未来しか見えないんだが……
加賀『……………………』
赤城『……何かの暗号ですかね?』
加賀『…………………』
赤城『加賀さん?どうしました?あれっ?』
加賀『……………嘘……』
赤城『加賀さん?おーい………??』
加賀『……………一人にさせて…』スタスタ…
赤城『えっ?怒ってるんですか?何故ですか加賀さん!!』
ガチャ
加賀『誰…が………………』スタスタスタ……
加賀『…………』スタスタ
青葉(あれは!?)
青葉『あっ!どうもー!!青葉ですぅ!!加賀さん、突然ですがインタビューよろしいでしょうか?』ズダダッ
加賀『…………そういった気分ではないので…お断りします』
青葉『ほぉ…………青葉…見ちゃったんですよぉ?』ジーッ
加賀『……しつこい…』
青葉『むむむ………昨夜ナニしてたか聞きたかったんですがねぇ………』
加賀『!………昨夜ですか?』
青葉『あれ?その反応だと分かってないんですか?あんな事されてたのに?』
加賀『見てたんですか………ねぇ?』
青葉『はい!!ちゃんと見てましたよ!!』
加賀『………………』
青葉『うん?』
加賀『……なんでっ………』
加賀『私が……嫌いですかっ!』グゥッ
青葉『えぁ!?何が!?まだこのネタは誰にも話してませんよ!!記事にもしてませんし』
加賀『………………』ジロッ
青葉『ひゃっ!?』
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