唯「なんでこんな事するのぉ…」ｸﾞｽｯ

梓「唯先輩が怒らないからですよ」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

唯「いたっ！いたたっ！痛いよあずにゃん」

梓「怒らないともっとぽかぽかしますよ？」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

唯「も、もーう！こうなったら私もあずにゃんにぽかぽかしちゃうもんね！」

梓「やれやれ、やっとその気になったですか」

唯「えい」ｷﾞｭｯ

梓「にゃっ………ってただくっついてるだけじゃないですか」

唯「えへへ、あずにゃんどう？ぽかぽかしてきた？」ｷﾞｭｯｷﾞｭｯ

梓「暑苦しくて不快です、早く離れろです」ﾑﾆｭｯ

唯「ふわあぁぁぁ！？ちょっ、あずにゃん！どこ触ってるの！」ﾊﾞﾊﾞｯ

梓「唯先輩って意外と……ってそんなのどうでも良いですー早く怒るですー」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

唯「いたたっ」

唯「わーんもうやだよー」ﾀﾞﾀﾞｯ

梓「あっ、逃げるなです！」ﾀﾀﾀｯ

唯「今日のあずにゃんしつこいよーなんで私を怒らせたいのさー」

梓「理由なんてどうだっていいです早く怒るです」ﾍﾟｯﾍﾟｯ

唯「ひっ！？汚い！唾飛ばさないでよ」ﾀﾞﾀﾞｯ

梓「うるさいですー怒るですー」ﾍﾟﾍﾟﾍﾟﾍﾟｯ

唯「ひーん」ﾀﾀﾀｯ

さわ子「こらー廊下を走っちゃダメでしょー！」

唯「ごめんなさーい！助けてさわちゃん先生！あずにゃんが意地悪するんだよー」ﾀﾀﾀｯ

さわ子「梓ちゃんが？」

梓「ババアは黙ってろです。ﾊｧﾊｧやっと捕まえたですよ唯先輩！」ｷﾞｭｯ

さわ子「…あなたたちねえ、いちゃいちゃするんならもっと目立たない所でやりなさい」

唯「いちゃいちゃなんてしてないのにー」

梓「怒るです怒るです」ﾑﾆｭｯﾑﾆｭｯ

唯「あんっもーこらっあすにゃん！おっぱい触っちゃだーめ」

梓「だったらもっと怒ってくださいです、そんなの怒った内に入らないです」ﾑﾆｭﾆｭﾆｭﾆｭﾆｭｯ

唯「どうして人の嫌がる事ばっかりするのーこんなんじゃあすにゃんの事嫌いになっちゃうよー」ｳﾜｰﾝ

梓「え？や、ダメですダメですー！嫌いになっちゃダメですー！」ﾋﾟﾀｯ

唯「ぐすん…じゃあどうしてこんな事するの？」

梓「えっと…その…だって唯先輩って全然怒ったりしないんですもん」

唯「単に調子にのっちゃったって事でいいのかな？」

梓「い、いえ！私は、その……本当に唯先輩に怒って欲しかったんです」

梓「私と唯先輩って今まで喧嘩一つした事無いじゃないですか。私が一方的に怒ってばっかりで」

唯「えー？そうかなー」

梓「そうですよ、もう少しだけ真面目にやって欲しいです！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ