——世界を変えたければ、自ら境界を越えろ——
ガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
スクウェアエニックス『すばらしきこのせかい』
上記二作品のクロスSSです
キャラ崩壊有、ご容赦願います
主人公side 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
主催者side『すばらしきこのせかい』
となります。
ストーリーの大まかな進め方、主人公である比企谷八幡の設定は『すばらしきこのせかい』の設定に準拠し、パートナーは安価を出します
コンマ判定は以下
0 クリティカル
1-2 大成功
3-5 成功
6-8 失敗
9 ファンブル
では、八幡のパートナーを以下から選出 >>3
雪ノ下雪乃 由比ケ浜結衣 戸塚彩加 材木座義輝
比企谷小町 葉山隼人 川崎沙希 平塚静
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368985799
川崎沙希
八幡のパートナーは川崎沙希に決定しました。
川崎沙希の攻撃方法>>6
5YEN
葉山隼人
ゆきのん
ライバルペアは葉山隼人、雪ノ下雪乃に決定しました
他に何か決める事はありましたかね?
なければ本編に入ろうと思います
川崎沙希の初期ステータス
HP 50
攻撃力 12
防御力 16
となりました
それでは本編に入りたいと思います
一日目
死 神
の
ゲーム
「あ……?」
気がつけば俺は道路のど真ん中で突っ伏していた。見回すと溢れかえる程に人が多い。全く……何だ何だよ何ですかこの状況は?
「……ダメだ、何も思い出せねぇ。取り敢えず起きるか……」
人だかりの中で俺は立ち上がる。誰も俺の存在に気付いていないかのように素通りしていくのに気づき悲しくなってきたのは気のせいだと思いたい。
「ん?」
足許を見るとバッジが落ちていた。おぉ、なかなかいいデザインじゃないか……なんて事を考えつつバッジを手にとる。
「でさぁ……」
「腹減ったぁ」
「暇」
「眠い」
「あーだる……」
————
——
—
「っ……!?」
な、何だ?何だ?脳内に言葉が大量に流れ込んできたぞ!?
しかし数秒も経てば大量の言葉も消えていった。ふぅ……。
このバッジのせいか?そう考えながらまじまじどバッジを見る。が、流石に違うだろうな。……な?
「も、もう一回試してみるか……」
バッジに意識を集中させるとやはりさっきと同様に言葉が流れ込んできた。
このバッヂは周りの人間の思考が読めるって訳か……。
「まじか……」
『ピピッピピッ』
そう考えていると携帯が鳴った、どうやらメールを受信したらしい。
「なになに……」
From:unknown
subject:ミッション通告
—————————————
104に辿りつけ
出来なかったら消滅
TIME 60:00
死神より
--END--
———————————————
「何だこの痛々しいメールは……」
届いたのは見るに耐えないような痛々しいメールだった。
こういうのは無視する事が一番だ、消そうとするが……何故か消えない、どうなってやがるっ!!
何度も挑戦してみるがやはり消えず、溜め息をついたその時、バチッと言う音と共に俺の右手に電流が走ったような痛みがした。
正に「くくっ、右手が疼くぜ……」という状況だ。
掌を見るとそこには——
59:57
と、数字が浮き上がって来ていた、おいおいどうなってるんだ?いつからおれの掌はタイマーになったんだ?
いや待て待て、そもそも俺自身のことがはっきりしていない中でこうやってポンポンと事が進むのはどう考えてもおかしいだろ!?
焦燥感が煽られる、そんな中で目に付いた巨大な電光掲示板に文字が映し出されていた。
TIMELIMITE
WITHIN
7DAYS
「どういう事だ……」
おいてけぼりをくらう、この状況を指すにはうってつけの言葉だ。本当に何だこの状況は?
思考を巡らせるとまたしても新たなる何かが浮かび上がってきた。
「あ……?」
目の前に現れたのは赤色の奇妙なシンボル、大きさは小さめのものが三つ。そしてズズズ……と音をたてシンボルから何かが出てきた。
「カエル……?」
出てきたのはカエルらしき生き物、それは何もせずにただこちらを見ている。
「……っ!?」
一瞬の静寂の後、カエルは俺に向かって攻撃を仕掛けに来た。いてぇ!!本っ当に何だよこれは!?
「くそっ、逃げるしかねぇじゃねえかっ!!」
なす術もない俺はカエルから逃げる様に走り出した。
某所
「はァ……また始まっちまったナ〜、めんどくセェ」
「何言ってんのよ、久しぶりの仕事よしゃきっとしなさい」
「休み明けの仕事が一番面倒なんだヨ、わかル?」
「はいはい、初日は一番稼げるんだから気合入れなさい」
「やる気マンマンだね〜、前回稼げなかったのがそんなに悔しかっタ?」
「うるさいわね……さっさとするわよ!!」
「はいはい、そうカッカするなっテ」
「はぁ、はぁっ」
周りを見渡せば先ほどのカエルはいない、どうやら撒くことに成功したらしい。
途中何故か見えない壁がいくつも点在していた、気づかずにぶつかった時の痛さは半端じゃなかった……
「どうにかしないと……」
取り敢えず今の状況整理しよう。
気づいた時には往来のど真ん中、周りの人間は俺の存在に気付いていない。
で、持っている白黒のバッジは周りの人間の思考を読むことが出来る。
携帯に届いた痛々しいメール「104に辿りつけ、出来なかったら消滅」恐らくこれをクリアすればいいんだろう。
掌のタイマーは制限時間でゼロになれば「消滅」するらしい。
後はあの妙なシンボルとそれから出てきたカエル、か……。
「っ!?またか!!」
またしても目の前に現れたシンボル。
と、ここで目を疑う出来事が映し出される。出てきたシンボルが人間に張り付き、
そしてシンボルが張り付いた人間が跡形も無く
消えた。
「おい、マジかよ……」
どんどんと人が消えていく。
どくん、と心臓が大きく脈動した。
逃げようと試みる、だが眼前の光景が焼きついて足が思うように動かせない、ダメだ、どうすればいい、どうすれば……。
「見つけた」
そんな時に女の声が耳に届いた、見るとポニーテールの女が何やら気に食わなそうな目でこちらを見ている。
仲間にしますか?……ってちげぇだろ、おい。
マジ?あいつ俺が見えてるのか?
「やっと見つけた、この際は仕方ないからあんたでいいわ」
おい、何で人の顔見て溜め息ついてるんだ、しかも初対面の奴に向かって!!こうなりゃ俺も睨み返してやる。
がるるるるーっ。
「そんな目で見ないでくれる?それよりあんた」
「ぐっ……何だよ」
「あたしと契約してくれない?」
「はぁ?」
「だっ、だから契約してって言ってるでしょっ!?」
お前はどこぞの何べぇだよ、契約したら何か出来るのか?それに何でちょっと赤くなってんだよこいつ、恥ずかしいならそんな事言うなよ。
「一応言っとく、契約したらあのノイズを倒せるからよ。べっ、別に……ボソボソ」
「ノ、ノイズ?」
「あの赤いやつ」
あれノイズって言うのか、へぇー。ボソボソと小さい声で何か言ってたがスルーしておいた。
「さっさとしてくれない?今の状況見てみな、時間無いって」
周りはノイズとやらに囲まれている、出来れば何もしたくないがこのまま消滅ってのも困る。
なら決まってるだろ。俺は無言で頷くと二人は青白い光に包まれる、
契約が完了したらしい。
「契約成立ね、これあんたにあげる」
手渡されたのは炎が描かれたバッジだ……ってまたバッジかよおい。
「どうやって使うんだ」
「あたしが知るわけないじゃん、自分で考えな。来るよ」
使えねぇ奴だな……すいません嘘です、そんなに睨まないで下さい。
何で分かったんだよ、あいつ読心術でも使えるのか?
……っと、今はこんな下らない事考えてる暇はなかったな、あのカエルを倒す事が最優先事項だ
取り敢えずここまでで、
一言いうと
何 だ こ れ
八幡じゃない、最早誰だよって感じになった
次からは戦闘パートです
戦闘パートについて
行動選択した後、コンマ判定(攻撃と逃走)
選べる行動は以下
攻撃
防御
回復
逃走
攻撃をした際のダメージ計算は以下
攻撃力+コンマ以下の数字を足した数字+コンマ判定
(コンマ判定→0-2 +30 3-6 +20 7-9 +10)
被ダメージ計算は以下
敵の攻撃力-コンマ以下の数字を足した数字-防御力-コンマ判定
(コンマ判定は上記参照、+→-に変わるだけです)
※行動選択で防御を選んでいた際はコンマ判定の数値が+10されます
回復計算は以下
攻撃力+防御力
逃走判定は以下
コンマ以下の数字が偶数→成功
コンマ以下の数字が奇数→失敗
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