【安価】にこ「みんなに隠していたことがあるの…」 (164)
にこ「今日集まってもらったのはそのことを話すためよ」
穂乃果「隠してたこと?」
希「隠してたことって…この前また赤点取ったこと?」
にこ「違うわよ!確かに赤点は取ったけど…ってなんであんたがそのこと知ってんのよ!」
希「にこっちのことでうちが知らないことなんて無いやん?」
にこ「…あんたまさかにこのストーカー?」
希「冗談に決まっとるやん、でもまさかほんまに赤点取ってるとはなぁ…」
絵里「これはまた私達で勉強会をする必要がありそうね」
真姫「そんなことは後でいいわよ、それより今は本題に行きましょう」
真姫「で?隠してたことって何よ?」
にこ「うん、あのね…実はにこ……>>3」
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脊髄小脳変性症
ちょっとまってググってくる
にこ「マショド・ジョセフ病なの……」
7人「マシャド・ジョセフ病…?」ポカーン
真姫「なっ……えっ……ほ、本当なの!?嘘よね!?冗談よね!?」
にこ「……」
真姫「なんで黙ってるのよ…!いつもみたいにアホみたいな顔で冗談にこ~って言いなさいよ!」
凛「真姫ちゃん知ってるの?」
真姫「え、えぇ…一応…将来は脳外科志望だから…」
真姫「脊髄小脳変性症の一つで正しくは脊髄小脳失調症3型…」
真姫「脊髄小脳変性症の中でも一番日本人に多いものでその患者は2万人以上と言われているわ」
真姫「にこちゃんは若いから多分Ⅰ型だと思うけど…」
にこ「詳しいわね、その通りよ」
海未「それでその…どういう病気なのですか」
にこ「端的に言えば小脳から脊髄にかけての神経細胞が徐々に破壊されて、上手く身体が動かせなくなるらしいわ」
花陽「治るんだよね…?」
にこ「薬で進行を遅らせることはできると聞いたけど……」
花陽「そ、そんな……」
ことり「にこちゃん…」
穂乃果「そんなぁ…いやだよぉ…」
絵里「にこは今までそんな身体で頑張ってきてたのね…」
希「にこっち…」
にこ「え?ああ、別にまだ何ともないわよ?」
にこ「まだつい最近発覚したばかりだしこの病気って10年20年単位でゆっくり進行していくらしいし」
にこ「だからまだまだ自覚症状は全然無いから何も問題はないわ」
真姫「でも、それでも少しずつにこちゃんの身体を蝕んで行くのは確かでしょ」
にこ「それは…」
真姫「ねぇにこちゃん、一つ約束してくれない?」
にこ「なに?」
真姫「私、頑張るから…沢山勉強して…絶対に…ぐすっ…絶対ににこちゃんの病気を治す方法見つけるから!」
真姫「だから…だからにこちゃんも今と変わらずずっと元気でいるって約束して!」ポロポロ
にこ「真姫ちゃん…」
にこ「ありがとう、真姫ちゃん…約束、絶対守るから」ギュッ
にこ「真姫ちゃんが絶対に治してくれるらしいしこれで何の心配もないわね」
にこ「さぁほら、湿っぽいのはもう終わりよ」
にこ「次は凛、あんたの番よ」
凛「へ?」
にこ「あんたも何か隠し事あるでしょ、ついでに言っちゃいなさい」
凛「えぇ…ほんとに些細なことだよ?」
にこ「些細な事でも何も隠し事無い方がお互いスッキリするじゃない?」
凛「うぅ…じゃ、じゃあ…実は凛…>>19」
ハーバード大首席で卒業してる
凛「ハーバード大学って知ってる?外国の有名な大学なんだけどね、そこを首席で卒業してるんだにゃー」
にこ「は?」
海未「凛、流石にそれは無理がありますよ」
花陽「……」
凛「ほんとなんだけどなぁ…」
絵里「はっ!聞いたことがあるわ!飛び級を繰り返し弱冠15歳にしてハーバード大を首席で卒業した神童の噂を!」
ことり「う、嘘!?」
花陽「本当だよ」
希「花陽ちゃん、知ってたん?」
花陽「うん」
真姫「……」
真姫「ハーバードってことは…英語話せるの?」
凛「当然だにゃー」
真姫「…ちいさなシグナル?」
凛「Rin rin Ring a bell」
にこ「なっ…!」
絵里「ハラショー…完璧な発音ね…」
穂乃果「でもでもでも!いつも私とにこちゃんと一緒に赤点取ってるよね!」
にこ「そ、そうよ!音ノ木坂程度の勉強すらできないでハーバードなんていけるわけないじゃない!」
凛「あぁ…あれね…」
凛「難しいよね、漢字ってさ」
ことり「え?」
花陽「凛ちゃんは外国暮らしが長かったせいか日本の漢字が読めないらしくて…」
凛「それに音ノ木坂へは向こうでは出来なかった青春をしにきただけだから勉強はやる気ないにゃー」
にこ「容姿端麗運動神経抜群、その上頭脳明晰だったなんて…くっ…完敗だわ…」
穂乃果「凛ちゃん!今度穂乃果に勉強教えてよ!!」
希「いやー、まさか凛ちゃんが秀才やったとはねぇ」
絵里「えぇ、凛さんって呼んでしまいそうになるわ」
海未「凛への認識を改める必要がありますね」
凛「普通に今まで通りに接してほしいにゃ」
凛「じゃあ次はかよちん…かな?」
花陽「え?」
凛「にこちゃん、凛と隠し事を話したからこのまま全員隠してること話してスッキリしようよ!」
にこ「あ、それいいわね、折角だからこの機会にみんな色々出し切っちゃいましょ」
にこ「というわけで花陽」
花陽「分かった、話すね、実は花陽…>>31」
インポなんだ
花陽「インポなんだ…」
7人「インポ?」
にこ「ってなによ」
凛「Erectile Dysfunction、日本語だと勃起不全のことだにゃ」
絵里「ぼ、勃起不全…?」
ことり「それって…」
凛「うん、普通は男性の病気のはずなんだけど」
花陽「うーん、インポって言い方はちょっと違ったかな…?」
花陽「なんていうかその…最近全くお米に魅力を感じないの」
花陽「少し前までなら炊きたてホカホカのご飯をオカズに5回はイケたのに…!」
真姫「ご飯をおかずに5回?ちょっと状況がよく分からないわ」
凛「知らないほうがいいと思うにゃー…」
花陽「炊きたてご飯の香りを嗅いでも!ホカホカ上る湯気を見ても!ピンと立ったお米を見ても!」
花陽「以前まで沸き立ってきたものを何も…!溢れる食欲以外何も感じないの!!」
花陽「ねぇ凛ちゃん…私おかしいよね…ご飯を見ても何も感じないなんて……」
凛「凛はそれが普通だと思うんだけどなー」
穂乃果「花陽ちゃんもパン派になってみる?美味しいよ?」
花陽「は?」
穂乃果「ひっ…」
花陽「米にあらずんば主食にあらず」
花陽「覚えておいてね穂乃果ちゃん、次はないよ?」
穂乃果「は、はい!ごめんなさい!」
凛「かよちんにとってお米ってさ、そんなものの対象にしていい存在だったの?」
花陽「……」
凛「多分かよちんもそのことに気づいてるんじゃないかにゃー」
花陽「うん…」
凛「だから多分、それは悪いことじゃなくていいことなんじゃないかな?」
凛「かよちんのお米への愛がさらに深まった証ってことでさ?」
花陽「凛ちゃん…!うん、そうだね!」
花陽「ありがとう凛ちゃん!私これからもお米への愛を深め続けるよ!」
凛「その調子だにゃー」
凛(適当なこと言ったら納得してくれた…)
絵里「なんだかよくわからないうちに解決してたわ、流石凛ね、ハラショーよ」
にこ「じゃあ次は真姫ね」
真姫「ヴぇぇ!?か、隠し事なんてなにもないわよ!!」
にこ「まぁまぁまぁ、ほらほら、言っちゃいなさい」
真姫「分かったわよ…実は私>>40」
医師免許持ってる
真姫「実は私医師免許持ってるの」
にこ「は?」
希「真姫ちゃん、いくらなんでも…」
絵里「そうよ、流石にぶっ飛びすぎてるわ」
ことり「ちょっと無理があるんじゃないかなぁ…?」
真姫「本当よ!ほ・ん・と・う!」
真姫「ほら!この厚生労働省の医師等資格確認検索で私の名前入力してみなさい!」
にこ「にしきの、まきっと…」
にこ「うわ、本当に出てきた!?」
海未「同姓同名というわけではないのですか?」
>>43
1.本人
2.同姓同名の別人
1
真姫「正真正銘目の前にいるこの西木野真姫本人よ」
凛「でも医師免許って大学の医学部出ないと取れないでしょ?」
真姫「ほら、私の両親って医者じゃない?」
凛「うん」
真姫「それに私って頭いいじゃない?」
凛「凛ほどではないけどそうだね」
にこ「あんたは別格よ」
真姫「実は医学に関しての知識だけならとっくにそこらの医学部で学べる程度にはあるの」
穂乃果「そうだったんだ」
真姫「あまり驚かないのね」
穂乃果「うん、色んなカミングアウトがあったから慣れちゃった」
海未「正直全部嘘ではないかと疑っています」
花陽「私のは本当だよ!」
海未「ああはい…」
真姫「ごほん、話を戻すわよ」
真姫「自分で言うのも何だけどうちってお金持ちじゃない」
にこ「うん」
真姫「だから両親が大金を払って特別に試験受けさせてくれたのよ、それに合格して無事資格取得したのよ」
にこ「それって犯罪じゃ…」
真姫「そうかもね、だから言いたくなかったのよ」
真姫「それに医師免許と知識だけあっても肝心の経歴や技術が皆無だし、どちらにしろ医学部へは行かないとダメね」
にこ「じゃあ何のためにこんな早くから取得したのよ」
真姫「自分でもよく分からないわ」
にこ「1年生組は終わったし次は2年生組かしら」
にこ「じゃあトップバッターは穂乃果、あんたよ」
穂乃果「えぇ!?私?」
にこ「ほら、吐いちゃいなさい」
穂乃果「仕方ないなぁ…」
海未「まさか穂乃果、あのことを…?」
穂乃果「うん、隠し事はなしだからね」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「実は私…>>52」
4000年後の未来から来た未来人
穂乃果「4000年後の未来から来たの…」
にこ「は?」
希「スピリチュアルやね」
凛「」
絵里「ちょっと待って!穂乃果、あなたご両親と妹さんがいたわよね?」
穂乃果「家族はお母さんと妹だけ本物で、お父さんはロボットだよ」
穂乃果「実は今から数年後に同性同士でも子供が作れるようになって、同性婚が認められるようになるんだ」
穂乃果「みんなもうちのお父さんにあったことあるよね?」
真姫「無口で表情も無くて機械みたいな人だと思ってたけど本当に機械だったなんてね」
穂乃果「本当は未来のロボットはもっと人間みたいに表情豊かにすることもできるんだ」
穂乃果「うちの場合はただお金ケチったらああなっただけで」
にこ「そうだったのね…」
真姫「ちょっと待って!」
穂乃果「どしたの?」
真姫「4000年も未来から来たってことはさ、その…」
穂乃果「?」
真姫「にこちゃんの病気を治す手段…知ってたりしないかなって…」
にこ「!」
穂乃果「あるよ?どんな病気でも治せる薬が」
真姫「じゃ、じゃあそれを!」
穂乃果「でもダメだよ」
真姫「な、なんでよ!?」
穂乃果「タイムバラバラドッグスって知ってる?」
凛「タイムパラドックスだにゃー」
穂乃果「それそれ!取り敢えずあまり勝手に過去を変えちゃダメなの…」
希「変えちゃダメ…?だってにこっちが助かるならどちらにしろ…まさか…!」
真姫「私じゃにこちゃんを助けられないっていうの!?」
にこ「……」
穂乃果「それに関しては穂乃果から何も言えないかなぁ」
穂乃果「ただもしも真姫ちゃんがその病気を治す手段を世界で初めて発見するとしたら…それを変えちゃダメだよね?」
真姫「穂乃果…!」
穂乃果「まあ今のは独り言だから忘れてね?」
にこ「それで?なんで高坂一家はわざわざ4000年もの先の未来からやってきたのよ」
穂乃果「>>60」
にこちゃんの病気を治しにきたんだよ!
穂乃果「にこちゃんの病気を治しにきたんだよ!」
真姫「は?」
にこ「ん?」
真姫「あ、あなたさっき自分でそれはダメだって…」
穂乃果「まぁその…こっちに来てからそれはやったらいけないって知っちゃってね…」
ことり「穂乃果ちゃんらしいよねぇ」
海未「全くです」
にこ「あんた一体何のために来たのよ…」
希「ほなもう穂乃果ちゃんがこの時代でやることって何も無いんちゃう?」
花陽「ミ゛ラ゛イ゛ニ゛カ゛エ゛ッ チ゛ャ ウ゛ノ゛ォ ! ?」
穂乃果「それも考えたんだけどね」
穂乃果「未来に帰らなかったのには理由があって…ちょっとにこちゃん以外集まってくれる?」
にこ「ちょっと!なんで私だけ仲間はずれなのよ!」
穂乃果「ごめんねー、にこちゃんにだけは教えちゃダメなんだよ」
にこ「意味分かんないんだけど!?」
希「まあまあにこっち落ち着いてちょっとだけ待っといてや」
絵里「寂しいだろうけど聞き耳立てたりしちゃダメよ?」ナデナデ
にこ「するわけないでしょ!あと頭撫でんな!」ペシッ
希「ほなもう穂乃果ちゃんがこの時代でやることって何も無いんちゃう?」
花陽「ミ゛ラ゛イ゛ニ゛カ゛エ゛ッ チ゛ャ ウ゛ノ゛ォ ! ?」
穂乃果「それも考えたんだけどね」
穂乃果「未来に帰らなかったのには理由があって…ちょっとにこちゃん以外集まってくれる?」
にこ「ちょっと!なんでにこだけ仲間はずれなのよ!」
穂乃果「ごめんねー、にこちゃんにだけは教えちゃダメなんだよ」
にこ「意味分かんないんだけど!?」
希「まあまあにこっち落ち着いてちょっとだけ待っといてや」
絵里「寂しいだろうけど聞き耳立てたりしちゃダメよ?」ナデナデ
にこ「するわけないでしょ!あと頭撫でんな!」ペシッ
穂乃果「私がこの時間に留まってる理由はね…」
希「り、理由は…?」ゴクリ
穂乃果「4000年経ってもなお人気を博している伝説のアイドルを生で見たいからだよ!」
花陽「そ、そんな凄いアイドルがこの時代にいるの!?はっ!もしかしてA-RISE!?」
穂乃果「ううん、A-RISEじゃないよ。宇宙No1アイドル、世界のYAZAWA…その名は矢澤にこ」
7人「えええええええええええええええええええええええええええええ!!!!??????」
にこ「」ビクッ
にこ(な、何よ今の悲鳴、一体穂乃果は何を話しているの!?)
ことり「矢澤にこってあのあそこにいる矢澤にこちゃんだよね?」チラッ
真姫「あ、あのにこちゃんが…?」チラッ
海未「あのにこが…ですか」チラッ
凛「にこちゃんなら人気アイドルになれるだろうと思ってたけどそこまでなんて驚きだにゃ…」チラッ
希「本当に4000年後も人気なん…?」
穂乃果「うん、凄いんだよ!」
穂乃果「わざわざ未来からタイムマシンでにこちゃんのライブ見に行くツアーとかあるぐらいで」
絵里「ハラショー…」
にこ(みんなにこをチラチラ見てるんだけど何なの!?一体穂乃果は何を話してるっていうの!?)
花陽「」
凛「かよちん?」
花陽「」
花陽「はっ…あまりの衝撃で意識が…」
穂乃果「驚くのは無理ないよね」
穂乃果「でもこの事は絶対にこちゃん本人には言わないでね?」
穂乃果「お待たせ!」
にこ「遅いわよ!」
穂乃果「ごめんねーにこちゃん」
にこ「で、わざわざこのにこだけ除け者にして一体何話してたってのよ」
穂乃果「それは教えられないかなー、ごめんね?」ナデナデ
にこ「撫でるな!」ペシッ
にこ「…いつか教えなさいよね」
穂乃果「あはは、善処してみるね…」
穂乃果「さ、次は海未ちゃんの番だよ!」
海未「わ、私ですか?しかし秘密と言っても特にありませんが…」
海未「そうですね…>>84ぐらいでしょうか」
声優として働いてる
海未「声優として働いているぐらいでしょうか」
にこ「へぇ、どんなものが飛び出すかと思ったら案外普通ね」
穂乃果「そうだね」
希「いやいやいや、全然普通やないからね」
にこ「超人やら未来人やら色々あったら流石に感覚おかしくなるわよ」
ことり「でも海未ちゃんが声優さんのお仕事やってるなんてかなり意外かも」
絵里「確かにそうね、にことかなら喜んでやってそうだけど」
海未「実はその…スクールアイドルを結成した当初恥ずかしがり屋なのを治したいと思い取り敢えず声だけしか表に出さない声優をやってみたのですが…」
海未「やっているうちに自分でもこの仕事が好きになっていったんです」
にこ「いいじゃない海未!今の時代は歌って踊れるアイドル声優の時代よ!」
にこ「海未なら人気出ること間違いなしよ!」
ことり「海未ちゃんのこと応援してるね♪」
海未「ありがとうございます///」
穂乃果「そうだ、今度みんなで海未ちゃんが声優やってる作品見ようよ!」
凛「あ、それいいにゃー!」
海未「後生だからやめてください!」
穂乃果「えーなんでー?」
海未「は、恥ずかしいじゃないですか///」
穂乃果「えーいいじゃんいいじゃん」
ことり「ことりもみたいなぁ、海未ちゃんが出てるやつ」
海未「絶対ダメです」
穂乃果「えー」
海未「あーもう!ほら!私は言ったんで次はことりの番ですよ!」
ことり「ことり?ことりに隠し事なんてないよ?」
海未「嘘です!知ってるんですよ、ことりが>>89」
実は記憶が10秒しか持たない
にこ「いやいやいや、いくらなんでも10秒は無いでしょ、10秒は」
ことり「そうだよ海未ちゃん、10秒しか記憶が持たなかったら会話も出来ないよ」
海未「でもしかし…!」
ことり「ねぇ……」
海未「?」
ことり「もしも仮にことりの記憶が10秒しかもたないとしてさ…」
ことり「みんなはちゃんと10秒以上記憶しているって証拠はあるのかなぁ?」
海未「あるに決まってるじゃないですか!私はちゃんと物心がついた時から今までのことを覚えています!」
ことり「じゃあさ、もしも世界が10秒前に始まったとしたら?」
ことり「世界は10秒ごとに滅びて、そして新しい世界が生まれているとしたら?」
にこ「何を…言っているの?そんなことあるわけないじゃない」
ことり「本当にそう言い切れる?」
ことり「本当に、本当に世界はずっと続いているの?」
ことり「10秒前に世界は始まって、今までの記憶は全部創りだされたものじゃないと…本当にそう言い切れる?」
海未「な、何を……」
凛「哲学だね」
にこ「ご、ごめん…にこの頭じゃちょっと理解できないわ…」
ことり「わかりやすく説明するとね」
10秒 10秒 10秒 10秒 10秒
■――■―――――――■
| |
■――――■ ■
| |
■――■ ■
|
■
ことり「この図は簡単にその一端を表したものなんだけどね」
ことり「こんな風に世界は10秒ずつで区切られていて、10秒経つごとに無限の派生へと繋がっていくの」
ことり「よくゲームとかだとシナリオ分岐ってあるよね?あれをもっともっと細かく無限にしたものだと思ってくれればいいよ」
ことり「だから今ここにいる私達の記憶も10秒しかないって、そう考えることも出来ない?」
絵里「ちょっと待って、それを言っていくとキリがないじゃない」
ことり「うん、そうだよ」
ことり「だからこの事はあまり深く考えないほうがいいと思うなぁ」
海未「……」
海未「…分かりました、この事については深く詮索しません」
ことり「うん、それがいいよ」
絵里「えーっとこれで2年生は全員終わったから次は私の番かしら?」チラッ
にこ・穂乃果「「じゃんけんポン!」」
穂乃果「あっち向いてほい!」
にこ「」プイッ
穂乃果「はいにこちゃんの負け~!」
にこ「くっ…このにこが3連敗だなんて…」
穂乃果「にこちゃん弱いね」
にこ「きーっ!!もう一回よ!もう一回!!」
絵里「…何をしているの?」
穂乃果「あ、終わったの?」
にこ「ことりの話が難しくて頭爆発しそうだったから穂乃果と遊んでたのよ」
海未「あなた達…」
穂乃果「難しくてよく分かんなかったけど結局はことりちゃんはことりちゃんでしょ?」
海未「それはそうですが…」
にこ「そうよ、難しいこと言ってもことりはことりよ、ならそれだけでいいじゃない」
にこ「さあほら次は絵里よ!」
絵里「何だか少し緊張するわね」
にこ「どうせ実は賢くないとかそんなんでしょ、はやく言いなさいよ」
絵里「賢いわよ!私の隠し事は>>108」
私はテラフォーマーズなの
テラフォーマーズ読んだことねーから知らねーわ
明日ブックオフ行って置いてなかったら再安価か安価下
ありませんでした(半ギレ)
Wiki見たんだけどよくわかんなかったから仕方ないね
それについさっき枕元にゴキいて泣きかけたからしばらくゴキブリのことには触れたくない
すまんけど再安価↓2
絵里「私の妹の亜里沙は知ってるわよね?」
絵里「実は私と亜里沙はいわゆる異母姉妹なの」
絵里「ついでに言うと私はロシアの血もひいてないわ」
穂乃果「ええーっ!?」
にこ「……」
希「……」
海未「……」
真姫「……」
凛「……」
絵里「あ、あれ?思った以上に反応が薄いわね、穂乃果のような反応を期待していたのだけれど…」
希「いやまあその…なんていうかね」
にこ「…みんな薄々気づいていたわよ」
絵里「ええ!?う、嘘よね…?」
真姫「本当よ」
海未「ええ、そう思い始めたのはつい最近ですが」
絵里「な、なんで?どうして?」
凛「どうしてって…」
にこ「はぁ…」
にこ「絵里、ちょっと何でもいいからいくつかロシア語話してみて」
絵里「突然どうしたのよ」
にこ「いいから」
絵里「…?まあいいわ、行くわよ」
絵里「ハラショー!」ドヤァ
にこ「次」
絵里「ハルァショー!」
にこ「……次」
絵里「は、ハァルルァッショー!」
にこ「……」
絵里「……」
絵里「……」
絵里「理由が分かったわ、ごめんなさい」
花陽「でも絵里ちゃんは実際にずっとロシアに住んでいたんだよね…?」
絵里「……」
花陽「あ、あれ…?」
絵里「それも嘘よ…」
花陽「ええ!?えっとその…あの…」アタフタ
絵里「私はずっと日本に住んでいるわ…」
絵里「子供の頃に鉢巻巻いて法被着てお祭りに参加するぐらいには日本に住んでいるわよ…」
海未「お祭り…?」
海未「…もしかして一丁目に住んでましたか?」
絵里「ええ、その通りよ…」
海未「ではまさか一丁目のエリちゃんは…」
絵里「そういえばそんな呼ばれ方していた時もあったわね…」
ことり「一丁目のエリちゃん…?どこかで聞いたような…」ウーン
穂乃果「私もどこかで聞いたような…」
海未「覚えてませんか?ずっと前にお祭で穂乃果が転んだ時に手を差し伸べてくれた」
穂乃果「あー!思い出したよ!」
ことり「ことりも」
穂乃果「あの元気にお神輿に乗ってた!」
絵里「やめて!あの頃のことは言わないで!」
穂乃果「えー、なんで?あの時の絵里ちゃんとってもカッコよかったよ?」
ことり「うん、おっきな声でわっしょいわっしょいって、カッコよかったなぁ」
絵里「ち、違うの!あれはその…と、取り敢えず違うのよ!」
にこ「……」
希「……」
絵里「やめて、そんな目で見ないで」
真姫「今日からは絵里に対する認識を改める必要がありそうね」
希「絵里ち…」
にこ「まあ、キャラ作りはアイドルにとっては必要不可欠だから…」
絵里「ああ…今まで積み重ねてきた賢い私のイメージが…」
にこ「いっそこれからはライブとかでもそういうキャラでいく?案外ファンが増えたりするかもしれないわよ」
絵里「嫌に決まってるでしょ…」
絵里「私はこれからどうすれば…」
にこ「どうするも何も今まで通りでいいじゃない」
絵里「嫌よ!そうしたらまるで私はロシアぶってるただの痛い人じゃない!」
にこ(絵里って結構めんどくさいのね…)
にこ「あーもう、絵里のことは穂乃果達に任せるわよ」
穂乃果「えー、そう言われても…」チラッ
絵里「うぅ…どうせ私はエセロシアよ、ポンコツよ、ただのとっても可愛いエリーチカだわ…」シクシク
穂乃果「今の絵里ちゃんを私達がどうにかできるとは思わないんだけど…希ちゃんの方がいいんじゃない?」
希「うーん、絵里ちはこうなったらとことんおだてて自信持たせたらんな中々戻らんのよ」
希「せやから今回は小さい頃の絵里ちを知ってる穂乃果ちゃん達の方が適任やと思うで?」
にこ「ま、そういうことよ。それに次は希の番だしね」
希「ん~?ウチは隠し事何か一つも無いで?」
にこ「とぼけんじゃないわよ、あんたみたいなのが一番何か隠してるのよ」
希「嫌やな~人をラスボスみたいに、にこっちはウチのことそんな風に思ってたん?」
にこ「そうやっておどけて逃げようとするんじゃないわよ」
にこ「どうせあんたは滅多に自分のこと話したがらないんだからこういう機会ぐらいぶっちゃけちゃいなさい」
にこ「それともこのままずっと隠し続けて苦しい思いをするの?」
希「それは…」
にこ「もっと私達を信頼しなさいよね!あんたの全部程度、簡単に受け止めてあげるわよ!」
希「ふ、ふふ…敵わんなぁ…」
希「じゃあ言うで?ウチの隠し事は…>>149」
偽乳
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