怜「ふぅ」

怜「えっと、トイレットペーパートイレットペーパー、っと」

ガラガラガラガラ

怜「・・・ん？」

怜「こ、これは！！」ガタッ

怜「竜華ー！竜華ぁー！！大変やー！！」

竜華「ど、どないしたんや怜！？」ガンガンガンガン(ノック)

怜「このトイレ！このトイレ・・・！！」

怜「トイレットペーパーがシングルやのうてダブルなんやぁああ！！！」

竜華「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン！

怜「トイレに！公共のトイレにー！！」

怜「ダブルのトイレットペーパーが設置されてるんやああああああ！！！」

竜華「ちょっと怜！！それホンマなん！？」

怜「ホンマや！えらいこっちゃでこれ！！」

竜華「トイレットペーパーがダブル！？そんな事ありえるんか！？」

怜「竜華！竜華も隣の個室入ってみるんや！」

竜華「せ、せやな！もしかしたら何かの間違いで怜の個室だけダブルなのかもわからんし」

ガチャバタン

竜華「まさか、まさか公共トイレのペーパーがダブルなわけ・・・」

カラカラカラカラ

竜華「こ、これは！！」ガタッ

怜「どないやった竜華！？」

竜華「やっぱりダブルやったああああああああ！！！」

怜「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン

竜華「紙が！紙が二枚重ねなんやぁああああああああ！！！」

怜「トイレットペーパーが二枚重ねやなんて！！二枚重ねやなんて！！」

怜・竜華「なんてリッチなんやああああああああああああ！！！」ドンガラガッシャーン！

怜「やっぱり全国大会はちゃうなあ竜華！」カラカラカラカラ

竜華「ホンマやで怜！トイレットペーパーからしてちゃうなぁ！」カラカラカラカラ

怜「私、私これで！！このペーパーで！！」

怜「拭いてみるで竜華ぁああああああ！！！」カラカラカラカラカラカラカラカラ

竜華「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン！

竜華「行くんか怜！？ダブルで拭いてまうんか怜ぃ！？」

怜「やったるわ！私、ダブルのトイレットペーパーで拭いてみるでー！！」カラカラカラカラカラカラ

竜華「よっしゃ！やったるんや怜ぃーっ！！ダブルの！トイレットペーパーで！！」

竜華「思いっきり拭いてみるんやぁあああああああああ！！！」

怜「どっひゃあああああ！！！」ふきふき

怜「うわあああああ竜華ぁあああああ！？」ドンガラガッシャーン！

竜華「どないしたんや怜！？何があったんや怜ぃいいいいい！！」ガンガンガンガンガンガンガンガン(ノック)

怜「ダブルの！ダブルのトイレットペーパーで拭いてみたら・・・」

怜「おしりがふわっふわなんやあああああああああああ！！！」

竜華「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン！！

怜「こんなに！こんなにおしりがふわっふわなん私はじめてや！！」ふきふき

竜華「そんなにふわっふわなんか！？」

怜「そうやで竜華！おしりふわっふわやで！！」

怜「おしりめっちゃふわっふわやでええええええ！！！！」ふわっふわー

怜「・・・うっ！？」ドクンッ

竜華「怜！？」

ガチャ

怜「ハァハァ・・・おしりが・・・ふわっふわ過ぎて・・・私、もうアカンみたいや・・・」

竜華「嫌や怜ぃ！しっかり、しっかりしてや怜ぃ！！」ぎゅっ

怜「すまんな竜華・・・せっかく連れションに付きおうてもろたのに・・・」

怜「大会は、みんなで頑張ってや・・・」ぱたり

竜華「怜ぃーー！！」ガクガク

怜「」ばたっ

竜華「うわーーん！！怜が！怜がぁー！！」

竜華「おしりがふわっふわし過ぎて死んでもうたーっ！」うわーん

寝

竜華「セーラ、セーラぁああ！！」ドタバタ

セーラ「なんや竜華。そんなに慌てて」

竜華「ここのトイレが大変なんや！東京の！東京のトイレがえらい事になってるんやあああ！！」

セーラ「トイレ？トイレがどないしたんや」

竜華「東京の！トイレでは！トイレットペーパーが・・・」

竜華「ダブルなんやぁああああ！！」

セーラ「どっひゃあ！」

竜華「紙が二枚重ねなんやあああああああ！！！」

セーラ「どっひゃあああああ！！」ドンガラガッシャーン！

セーラ「ホンマなんか竜華！？」

竜華「ホンマやねん！ホンマにふわっふわのダブルのトイレットペーパーやねん！」

セーラ「えらいこっちゃでそれは！」

竜華「そんでな、そんでな・・・ダブルのトイレットペーパーがふわっふわ過ぎて・・・」

竜華「怜が死んでもうたんやーー！！」うわーん

竜華「えらいこっちゃでそれはああああああ！！！」

セーラ「怜が死んだやと！？」

竜華「せやねん！おしりがふわっふわしたショックで死んでしもたんやー！」ぽろぽろ

セーラ「うわーん怜ぃー！！」ぶわっ

竜華「と、ともかくいっしょに来てやセーラ！」

セーラ「うわーん怜ぃー！！」

怜「」

セーラ「うおおお怜ぃ！」

竜華「うっ、うっ、怜、前に言ってたんや」

竜華「昔から家でも寮でもシングルのトイレットペーパーしか無いから、一度ダブルのトイレットペーパーが使てみたいて・・・」

セーラ「うわーん！そんでダブルで拭いてら死んでしもたら意味無いやんけ怜ぃいいい！！」うわーん

セーラ「アホー！ダブルのトイレットペーパーのアホぉ！！」

竜華「怜を返せアホー！！」

セーラ「こうなったら怜の敵討ちや！！」カラカラカラカラ

竜華「な、何をするんやセーラ！？」

セーラ「俺もダブルのトイレットペーパーで拭いたるんやあああああ！！！」カラカラカラカラカラカラカラカラ

竜華「セ、セーラぁ！」

セーラ「うおおおおおおおお！！！」ふきふき

竜華「セーラぁああああ！！！」

セーラ「う、うわあ！！」ガタッ

竜華「だ、大丈夫なんかセーラ！？」

セーラ「おしりが！おしりがふわっふわやぁああああああ！！！」

竜華「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン！

セーラ「なんやこれ！紙が二枚重ねなだけでこんなにふわっふわになるんか！？」

セーラ「ダブルのトイレットペーパーなん
て家でも見た事あらへんのに、
公共のトイレに置いてあるなんて！東京ホンマヤバいで！！」

竜華「そんなにふわっふわなんか！？」

セーラ「ああ、えらいこっちゃで！！東京のトイレはどないなっとんのや！？」

セーラ「うっ・・・！！？」ガクッ

竜華「セーラ！？」

セーラ「くっ、俺もおしりがふわっふわ過ぎて・・・刺激が強過ぎたみたい、や・・・」ガクッ

竜華「セーラぁ！アカン！死んだらアカンでぇ！」うわーん

セーラ「死なへんわ・・・アホ・・・でも、少、し・・・寝るわ・・・」ぱたり

竜華「セーラぁ！」

竜華「なんて事や・・・怜だけじゃなくセーラまで」ぐすっ

怜「」
セーラ「」ぐったり

ガチャ

泉「先輩方～？そろそろ集合・・・って、えっ！？」

竜華「泉・・・えらい事になってもうたわ・・・」ぐすっ

泉「清水谷先輩！？お二人ともどないしてしもたんですか！？」

竜華「それが、それがっ！」

竜華「おしりがふわっふわ過ぎて怜が死んでしもたんやーー！！」

泉「どっひゃあ！」

竜華「しかも！セーラまでおしりふわっふわで死んでもうたんやぁあああ！！」

泉「どっひゃあああああ」ドンガラガッシャーン！

泉「えらいこっちゃないですかー！」

竜華「えらいこっちゃで！！」

泉「どうして！どうして先輩方はおしりがふわっふわして死んでしまわれたんですかぁあああ！？」

竜華「それがな！それがな！？」

竜華「東京のトイレには、ダブルのトイレットペーパーが置いてあるんやあああああああああ！！！」

泉「どっひゃあああああああああ！！」ドンガラガッシャーン！！

泉「ダブルって！紙が二枚重ねって意味ですかー！？」

竜華「せやで泉ぃ！」

泉「えらいこっちゃないですか！」

竜華「ホンマやで！みんなおしりふわっふわのショックで・・・こんななってもうたんやーー！！」

泉「どっひゃあ！」ドンガラガッシャーン！

泉「せんぱぁああああい！目を開けてくださいせんぱああああああああいぃいいいい！！！」ゆさゆさ

セーラ「うーん、これ以上おしりふわっふわできへん・・・」むにゃむにゃ

泉「うわーん！先輩にだけこんな目には合わせられません！！」カラカラカラカラ

竜華「ま、待ちぃや泉・・・なにするつもりや！？」

泉「私も後を追いますぅうううううう！！！」ふきふき

竜華「泉ぃーーっ！！」

泉「う、うわあああああ！！」ドンガラガッシャーン！

竜華「どないしたんや泉！？」

泉「おしりが！おしりがふわっふわ過ぎて！！」

泉「私ももうアカンみたいですぅうううううう！！」

竜華「どっひゃあ！」

泉「す、すみ、ません・・・清水谷、先輩・・・私も・・・ここまでのようです・・・」

竜華「しっかりしぃや泉！気をしっかりもつんや！」

泉「先輩・・・今、私も行きますから・・・」ぱたり

竜華「うわーん！泉ぃいいいいいい！！」うわーん

竜華「うっ、うっ、うちはどないしたらええんや・・・」ぐすっ

怜「」
セーラ「」ぐったり
泉「」ばったり

竜華「せや！」

竜華「こんな時は、こんな時はあいつに頼むしかあらへん！」

竜華「困った時のフナQ頼みや！」

竜華「浩子！浩子おるか！？」ドタバタ

ガチャ

浩子「もしかして、また園城寺先輩死んでもうたんですか？」

竜華「それだけじゃないねん！セーラと泉まで卒倒してもうたんや！！」

浩子「江口先輩まで？えらいこっちゃないですか」

竜華「せやねぇえええん！！」

浩子「それで、どないしたんですか？」

竜華「それがな？かくかくしかじかで」

浩子「まるまるうまうまってわけですか・・・しかし、おしりがふわっふわにですか」

竜華「ううっ、怜・・・おしりがふわっふわにさえならなければっ！」

竜華「うわーん！ダブルのトイレットペーパーのアホー！」うわーん

浩子「ダブルのトイレットペーパーがアカンのでしたら、シングルで拭いたらどないですか？」

竜華「アカンねん！東京のトイレには、ダブルのトイレットペーパーしかあらへんのや！！！」

浩子「そんなら二枚重ね剥がしたらよろしいですわ」

竜華「そ・・・」

竜華「その手があったわあああああっ！！」ドンガラガッシャーン！

竜華「どっひゃああああああああ！！！」カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ

竜華「この会場中のダブルのトイレットペーパーを！！カラカラ巻き取ってぇ！！！」カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ

竜華「そんで忌々しい二枚重ねを全部剥がしたるでええええええええ！！！！」ぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺり

竜華「どっひゃあああああ！！！」ぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺりぺり

竜華「できたで怜ぃいいいい！！！」ぺりぺり

竜華「シングルの！シングルのトイレットペーパーやああああああ！！！」

怜「」

竜華「これで！これで怜のおしりを拭けば・・・！」

ふきふき

ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき

竜華「怜、目ぇ開けてえな怜・・・！！」

ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき
ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき

ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき
ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき
ふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふきふき


怜「・・・い」

竜華「怜っ！！」ぱぁぁ

怜「痛ッたいわボケぇ！！！」むくり

竜華「えっ！？」

怜「何さらしてくれとんじゃワレぇ！！おしりがもっそもそするんじゃボケコラァ！！！」

竜華「ひぃっ」ビクッ

怜「あれ？竜華？」

竜華「と、怜・・・！？」

怜「竜華ーっ！生きかえったでぇ！」ぎゅっ

竜華「と・・・怜ぃいいいいい！」ぶわっ

竜華「怜、良かった・・・生き返ったんやな！」ぽろぽろ

怜「ははっ、おしりがふわっふわし過ぎて死んでもうたけど、よく考えたら竜華の太ももの方が柔らかいからな///」すりすり

竜華「怜・・・///」

怜「竜華ぁ///」ぎゅっ
竜華「怜ぃ」ぎゅっ


浩子(さて、そんでは私は江口先輩のおしり拭きますか！)