少し書き溜めはありますがたぶんペース遅いと思います。けど最後まで書き切ります。
良かったら読んでいってください><
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友「なぁ、男」
男「ん?」
友「幼さんにさ」
男「幼?」
友「彼氏ができたらしいんだよ」
男「……え? どういうこと?」
友「そういうこと」
男「」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406728499
友「お~い」
男「…… それって誰?」
友「幼さんの彼氏?」
男「うん」
友「いや、よくわかんないんだよそれが、俺も直接見た訳じゃないし」
男「噂とかじゃないのか?」
友「チャラ男から聞いた話だから、信用できるはず」
男「そうかぁ?」
友「あぁ、あいつはそういうことでは嘘はつかないからな」
男「そうか……」
友「まぁ、そういうことだ」
男「……」
友「で、お前は幼さんのこと諦めるのか?」
男「え?あ、い、いや、そその、あああきらめるって?」
友「動揺しすぎだろ」
男「あの
友「お前が、幼さんのことが好きってことくらいわかってるわ」
男「」
友「そりゃ、あんだけわかりやすい態度とられてたらさすがにわかる」
男「俺ってわかりやすかったのか……」
友「あぁ、かなりな」
男「……」ズーン
友「でさ、もう幼さんのことは諦めるのか?」
男「…………そうだな、諦めるよ」
男(幼自信が決めた事だしな しょうがないよな……)
友「そうか、お前がそれでいいんだった俺は何も言わねぇよ」
男「……」
友「でも、なんかあったら俺に言えよ?協力するから」
男「あぁ、ありがとう」
友「よし、帰りにゲーセンでも寄るか」
男「…… よっしゃ、行こーぜ」
――――次の日―――
ガチャ
男「行ってきます」バタン
幼馴染「あっ」
男「っ!……あぁ、幼かおはよう」
幼「あのね、男」
男「……」
幼「えっと、その、実は」
男「そいえば、幼ってさ」
幼「?」
男「彼氏できたんだってな」
幼「え?なんで」
男「よかったな彼氏できて」
男「俺も頑張らないと、はは、幼に先越されちまったな」
幼「……」
幼「でも、なんで知ってるの?」
男「……昨日、友から聞いた」
幼「へ、へぇ、そうなんだ」
幼(おかしいな、このことを知ってるのは、幼友と、親友君だけなのに)
??「よぉ、幼、おはよう」
男「ん?」
??「あぁ、男もおはよう」
男「なんだ親友か」
親友「なんだとはひどいな」
男「なんでこんな所に居るんだ?お前、登校する時は違う道だろ?」
親友「今日からは、この道で行くことにするよ」
男「なんで?」
親友「幼と一緒に登校するから」
男「……は? え?」
親友「実は、俺は幼と付き合うことになったんだ」
男「え?な、なぁ幼、お前の彼氏って」
幼「うん」
男「……」
男(まさか、こいつとは思ってなかった。いや、思いたくなかった)
男(俺と幼と親友は、小学校の頃から付き合い、まぁいわゆるおさななじみというやつだ)
男(俺と幼は幼稚園からの付き合いだが、小学生に上がってからは親友も加わってよく三人で一緒に遊んでいた)
男(もちろん今でも三人とも仲は良い、だからこいつらが付き合っているというのはできれば考えたくなかった)
男「そっか、でもお前ら二人が付き合うとなるとちょっと俺が気まずくなるよな、はは」
親友「…………」
幼「どうしたの、親友君」
親友「いや、なんでもないよ」
男「じゃぁ、俺は違う道から行くから、お二人さんはゆっくり登校してくれ」
親友「あぁ」
幼「またね」
男「じゃぁな」
男「はぁ……」
男「まさか、あの二人だなんてな」テクテク
男「俺も幼のことは諦めて新しい恋でも」テクテ ドンッ!
バタンッ!
男「いって」
男(角を曲がった拍子になにかとぶつかった?)
??「いてて」
男「はぁ……」
男「まさか、あの二人だなんてな」テクテク
男「俺も幼のことは諦めて新しい恋でも」テクテ ドンッ!
バタンッ!
男「いって」
男(角を曲がった拍子になにかとぶつかった?)
??「いてて」
男「ん?」
??「……」
男「……」
男(なんか、目の前に女の子の顔が……)
男(それに、体に……何か柔らかいものが)
??「え?」
男「あーえー、その、で、できれば早く退いて欲しいんだけど」
男「なんか……色々と当たってるし」
男(……しまった、別にこんな余計なこと言わなくても)
??「は? え?……」
男「…………」
??「……? …………」
??「きゃぁーーーーー!」
男「うお、あ、ちょっ、その」
バチンッ!
??「こ、この変態!!///」
タッタッタッタッ
男「…………痛い」
とりあえず今日はここで終わります明日も来ると思うんで
支援&期待、ありがとう^^
>>18の作品読みました。思ってたのとちょっと違いましたが確かに胸糞ですね……まぁ面白かったですけど
今書いてるのは……まぁネタバレになるのでここでは何も言いません、とりあえず読んでくれたら幸いです><
続きいきますね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
――――学校――――
友「なぁ、チャラ男」
チャラ男「なんだよwww 友ww」
友「あの幼さんの話って本当なのか?」
チャラ男「あぁww 確信はないけどw絶対そうだぜww」
友「確信はない?」
チャラ男「幼ちゃんが誰かと一緒に手つないで歩いてるの見ただけだからw確信はないww」
友「へぇ、なるほど。 で、その話知ってるのって」
チャラ男「あぁww みんな知ってるぜwwww」
友「え、やっぱり、お前が言いふらしたのか。 なんかこのクラス今日その話で持ちきりだぞ」
チャラ男「そんなことするわけないだろww」
チャラ男「何人か仲良い奴らに、 言うなよw、絶対に言うなよww、ぜぇぇぇったい言うなよwwwww」
チャラ男「ってちゃんと念を押してから言っただけだ、そして今日学校に来てみたら」
友「……お前それ、押すなよ押すなよってことじゃねぇか」
チャラ男「まぁ、もうすんだ事だし気にすんなwww」
友「はぁ……」
チャラ男「そんなことよりさ、俺は女ちゃんのほうが気になるんだよねw」
友「ん? 女さん?」
チャラ男「あぁw ちょっと見てみろよ」
女「…………」ズーン
友「なんか落ち込んでるっぽいな、女さん」
チャラ男「どうしたんだろうなwww」
友(何かあったんだろうか? いや、あったに違いない、あの女さんがあんな風になってるなんて……)
女「――っく―――よ」ブツブツ
チャラ男「なんかつぶやいてるよww」
友(なんて言ってるんだろう)
ガラガラ
幼「みんな、おはよー」
ガラガラ
幼「みんな、おはよー」
親友「よぉ」
友「ん?」
チャラ男「おっ」
女「……!」
ザワザワザワザワザワ
―――なぁ、お前らって付き合ってんの?
―――おい、お前抜け駆けはひどいぞ
―――なぁなぁ、どっちから告白したんだ?
―――幼タン、ハァハァ///
友「すごいな……」
チャラ男「おぉw」
――ねぇねぇ、ちょっと聞いていい?
――どうしたの?
友「ん?」
友「ん?」
友(幼友さんか、なにしてるんだろ)
幼友「なんで、こんなに幼のこと広まってるか知ってる?」
モブ1「う~ん、私もそのこと知ったの今日来てからだから……」
幼友「どうやって知ったの?」
モブ1「えぇっとね、男子たちが話してたのが聞こえてきたから」
幼友「それって誰?」
モブ1「えっとね確か―――
友(なんか怖い…… チャラ男……)
チャラ男「いやー、すごいなwww なんか俺も彼女欲しくなってきたぜww」
友「……そうだな」
チャラ男「なに言ってんだよ、お前彼女いるじゃねぇかw」
友「あ、まぁ」
チャラ男「ったくいいよな、そうだ、幼友ちゃんとかどうかなwww 結構美人だしww」
友「あ、あぁ」
チャラ男「やっぱり、そうかww 今度アタックしてみようかなww」
友(チャラ男、悪いことは言わない、やめておけ……)
友「で、男はどうしたんだ?」
チャラ男「もうすぐ、HR始まるのになwww」
キーーコーンカーコーン
ガラガラ
教師「おい、お前ら何やってる、早く席に付け」
ハーイ ザワザワザワザワ
友(男はどうしたんだ?)
教師「よし、全員席に着いたな、誰かいない奴はいるか」
―――男がいませーん
―――あいつが遅いとか珍しいな
―――まさか、幼さんと親友が付き合ったからじゃ
―――男君、幼さんと仲良かったしねー
教師「わかったから静かにしろ」
友(どうしたんだ男、まさか……)
ガ゙ラガラ
男「チィース……遅れてすんません」
教師「遅いぞ、早く席に付け」
ガタン
男「ふぅ~ 酷い目にあった」
友「お、おいその顔はどうした」
男「ん? そんなに腫れてるか」
男(あいつ……おもいっきりやりやがって)
男「まぁ、気にすんな」
友「本当に大丈夫なのか?」
男「大丈夫だって、後でちゃんと説明するから」
――――――――――――
男「っていうことがあったわけよ」
チャラ男「なぁなぁwその子可愛かったのか?」
男「可愛かったのかな……うちの制服なのに見たことない奴だったのは確か」
男「でも……性格は最悪」
友「それは、お前のせいだろ……」
男「ぐ、いや、俺にも悪い部分はあったけど、初対面の人にいきなりビンタするような奴だぞ」
チャラ男「俺も、ビンタされてぇwww」
男「お前は黙っとけ」
友「……その子って転校生かな?」
男「そうかもな……」
チャラ男「俺等のクラスに入ることになったりしてなwww」
男「そんな、偶然あるわけないだろ」
友「もしきたら、男が大変だな」
男「こ、怖いこと言わないでくれ……」
――――翌週 学校――――
チャラ男「今日職員室の前通った時さ、見たことないすっげぇ可愛い子がいたんだよw」
友「男がぶつかったって子じゃないのか」
チャラ男「先生たちの話聞こえたんだけどやっぱり転校生だなwww」
男「」ビクッ
チャラ男「でも、男がぶつかったのって先週じゃなかった?www」
友「転校してくる前に先生たちとの話とかあるだろ」
チャラ男「あぁ、そうかwww」
友「でも、何年生なんだろうな」
男「2年生っていうのはやめてほしい……」
チャラ男「なに言ってんだよw、すっげぇ可愛い子だったぜ」
男「だからどうした、危なかっしい奴ってことには変わりはない」
友「だから、それはお前が悪いんだろ」
男「っぐ」
キーコーカーコーン
友「ほら、席に着くぞ」
男「……」
チャラ男「ちょっとワクワクするなww」
男「しねぇよ」
ガラガラ
教師「ほら、HR始めるぞ」
教師「そういえば、その前に皆に伝えておくことがある」
男「っ!」
とりあえず今日はこれで終わりです。
次は多分明日の夜になると思います。
レスありがとうございます( `ー´)ノ
いろんな意見があるみたいですけど、もう落ちは決めてますし変えるつもりもありません
皆さんの期待を裏切る形になるかも……(どんな形で裏切るのかは聞かないでください><)
とりあえず読んでいただけたらそれだけで嬉しいです^^
じゃぁ続きいきますね
―――――――――――――
チャラ男「あーあ、つまねぇ」
友「まぁ、そんな偶然あるわけないよな」
男「そうだ、そんな偶然あるわけない」
チャラ男「ッチ」
チャラ男「そうだw、探しにいかねぇかww?」
男「え?」
チャラ男「どうやら、2年生ではないようだし、1年か3年の所に探しにいかねぇかw?」
友「おぉ、それいいな」
チャラ男「よし行くか、おい男」
男「いってらっしゃい」
チャラ男「なに言ってんだよお前w」
友「まぁ、いいだろチャラ男、2人で行こうぜ」
チャラ男「ふん、まぁいいか、それじゃぁ行くぞww」
友「じゃぁな、男」
テテクテク ガラガラ
男「……」
男「…………」
親友「でさ、幼」
幼「ん?」
親友「ってことがあってさ」
幼「あはは、そんなことが」
幼「そういえば、私もね」
男「……」
男「ちょっと、友とチャラ男、待って」
タッタッタッタッタ
――――放課後――――
男(結局、休み時間全部つぶしたけど、見つからなかった)
友「いなかったな」
チャラ男「なんで、いないんだよ」
友「探し方が悪かったのかもな」
チャラ男「まぁいいや、明日も捜すか」
男「え……」
友「そうだな」
チャラ男「まぁいいや、帰ろうぜ」
友「悪いチャラ男、今日は部活があるから」
チャラ男「そういや、お前ら部活してたな」
友「そういうことだから、ほら行くぞ男」
男「あぁ」
――――部室――――
ガラガラ
友「どうも」
男「こんちわ」
部長「あぁ、君たちか」
部長「よし、これで全員そろったな」
男「何かあるんですか?」
部長「あぁ、なんとこの部活に新入部員が来る」
友「おぉ」
男「どんな人ですか?」
部長「えぇと、今日この学校に転校してきた」
男「……え?」
友「あ……」
男「ちょ、ちょっと部長、もう一回言ってくれますか」
部長「だから、今日この学校に転校してき」
コンコン
??「すみませーん」
男「」
友「おぃ、男大丈夫か?」
??「入って大丈夫ですか?」
部長「あぁ、大丈夫だ」
男「おう、大丈夫?」
友「なんで疑問形なんだよ」
ガラガラ
??「失礼します」
??「今日から、この部活に参加させていただく」
後輩「『後輩』と言います、これからよろしくお願いします」
部長「あぁ、よろしく」
友「こちらこそ」
友(あれ、男どこ行った?)
部長「まずは、自己紹介だな、 私はこの部活の部長をやっている3年生の『部長』だ」
友「俺は2年生の『友』だ、よろしく」
後輩「はい」
後輩「これで全員ですか? 少数と聞きましたけどこんなに少ないんですか?」
部長「いやあと1人、ん? 男はどうした」
友「えーと、その……」
友(どこ行ったんだあいつ、ん?)
男「」コソコソ
友「あ、いた」
男「え?」
部長「そんなところでなにやってるんだ男君」
男「……」
後輩「あ、男先輩、これからよろしくお願、い……しま‥…」
男「あ、あぁ、こ、こちらこそよろしく」ニコッ
後輩「あぁ~!! この前の変態!」
部長「ん?どういうことだ」
友「はぁ……」
男「俺は用事があるんで帰りますね」
男「それじゃぁ」
部長「ちょっと男君」
男「……はい」
部長「どういうことだ?知り合いなのか?」
男「えーと、それはですね」
―――――――――――――
友「ってことらしいです」
男(こいつ、全部言いやがった)
後輩「」プイッ
部長「なるほど……それは男君が悪いよ」
男「なんでですか、ぶつかってきたのはそっちなんですよ」
後輩「はぁ? ぶつかってきたのも、セクハラしてきたのも全部先輩じゃないですか!」
男「うぐ…… もしそうだとしても、お前が俺をおもいっきり殴ってきたのには変わりねぇじゃか」
後輩「むしろ、それだけで済んだことを感謝してほしいですね」
男「こいつ……」
後輩「どうかしましたか?」
男「……」
友「諦めろ男、お前じゃ勝てない」
男「……」ジィー
後輩「ふんっ」プイ
男「はぁ……」
部長「さ、さぁ、さっそく活動を始めようか」
部長「この部活は、自作小説を書いたり、詩をつくったりする、いわゆる文芸部というやつだ」
後輩「はい」
部長「それでだな―――
友「まぁ男、なんだ、その、えぇと、頑張れ」
男「……」
――――――
部長「それで、君はどんなのを書いていくのか決めたのか?」
後輩「う~ん、まだ決めてないです、それにあんまりこういうのやったことないですし……」
男「なんで、このクラブに入ったんだよ」ボソ
後輩「先輩、なんか言いましたか?」ニコ
男「い、いや、小説なんかいいんじゃないかなと思いましてね……」
後輩「小説……」
後輩「そういえば、友先輩って何書いてるんですか?」
友「小説だよ」
友「書くのは大変だけど、達成感あるよ」
後輩「小説か……部長さんはどんなの書いてるんですか?」
部長「私か……私はその時の気分によるな」
後輩「え、全部ですか?」
部長「まぁ、そうなる」
後輩「へぇ、すごいんですね」
部長「そんなことないよ」
後輩「ふむ、何にしようかな……」
男「……」
男(こいつ、わざと俺に聞いてないだろ、絶対)
部長「詞、ポエムなんかはどうだ?」
後輩「ポエム……って具体的にどんなのですか?」
部長「そうだな、じっさいに見てもらうのがいいな」
部長「えぇっと、あぁ、あった」ガサゴソ
部長「ほら」ポイ
後輩「これがポエムですか……」
後輩「へぇ」
後輩「……感動しましたこれ、すこし恥ずかしい感じもしますけど」
部長「そうか」
後輩「よし、決めました、私ポエム書いてみます」
友「頑張ってね」
部長「よかったな男君、仲間が増えたぞ」
後輩「え、先輩もポエム書いてるんですか……」
男「……」
後輩「さすが、変態らしく気持ち悪いですね」
男(言うと思った……ていうかお前もポエム書くんだろうが……)
後輩「どうせ、先輩じゃ大したもの書けないんでしょうけど」
男(そのポエム、去年の俺が書いたやつだけどな……)
後輩「よし、早速頑張ります!」
今日はこれで終わりです。
次はいつ来れるか分かりませけど、できるだけ近いうちに来ます。
舞ってる
>>53-54の流れで思わず吹き出してしまった1です。
1日空きました、ちょっと色々と忙しいんで来れない日もあると思いますがご了承ください
それにしても幼馴染の人気が……、そんなに酷い娘に書いてるつもりはないんですけどね。
それでは続きです
――――次の日 学校――――
チャラ男「で、その後輩って言う子が転校生でお前らの部活に入ったってこと?ww」
友「そういうこと」
男「同じクラスになるよりよりたち悪いよ……」
チャラ男「へぇ、うらやましいなw 俺もその部活に入ろうかなwww」
男「やめてくれ、余計めんどくさいことになりそうだ……」
友(確かに……)
友「お前は、幼友さんじゃなかったのかよ」
チャラ男「あぁ、そうだったwww」
男(幼友さんと幼と親友がなんか話してる)チラッ
男「ん?」
男(なんか、女さんも幼たちのこと見てるな)
女「」ジー
男(どうしたんだろ…… あっ、こっち見た)
女「」チラッ
男(一応、笑いかけておくか)
男「」ニコッ
女「」ビクッ
男(逸らされた…… なんかショック)
チャラ男「やっぱり、幼友ちゃんって可愛いよなww」
友「そ、そうだな……」
幼友「」ギロッ
チャラ男「あ、今、目があったww」
友(あきらかに、睨まれてるだろこいつ……)
チャラ男「ん?幼友ちゃんこっちに来るぞw」
友「」
幼友「ちょっといいかしら?」
友「ど、どうぞ」
チャラ男「もちろんさwww」
幼友「チャラ男君に話しがあるんだけど」
チャラ男「まじっすかwww」
幼友「ちょっと来てくれるかしら、チャラ男君」
チャラ男「はいww わかりましたwww」
ガラガラガラ
友「チャラ男、ご愁傷様……」
男(そういえば、女さん元気ないな……)
――――昼休み――――
友「なぁ男、チャラ男どこ行ったか知らないか?」
男「いや見てない、そういえば幼友さんに呼び出されてからなんかおかしくなってなかったか?」
チャラ男『すみません先生、授業に遅れてしまいました』
男「とか、言ってたし」
友(たぶん、幼さんと親友のこと言いふらしたから何か言われたんだろう……)
男「なにがあったんだろうな」
友「まぁいいや二人で食おうぜ」
男「そうだな……」
――――放課後――――
男「なぁ友、どっか行こうぜ」
友「どっかってどこだよ、それにクラブは……今日は自由参加か」
男「えっと、カラオケとか」
友「カラオケか……まぁいいよ」
男「よっしゃ行こうぜ」
??「ちょっと、友君!」
友「」ビクッ
男「ん? あぁ、女友さん」
女友「どうも、男君」
女友「それで、男君たちはどこに行こうとしてたの?」
男「どこってカラオケ」
女友「友君は何か言ってなかったの?」
男「何か?」
友「あ、ちょ」
女友「そっか、何も言ってなかったんだ、そっか」
友「あっ、え、えっと女友」
女友「あの、男君」
男「はい」
女友「今日は友君借りてもいい?」
男「どうぞ」
友「別にな、お前のこと忘れてたわけじゃ」
女友「じゃぁね、男君。 ほら友君行くよ」
男「じゃぁな、友」
友「」
男「彼女か……あれは羨ましい……のか?」
――――次の日――――
男「なぁ、友」
友「ん?」
男「昨日、女友さんとさ」
友「」ビクッ!!
友「そういえば、チャラ男」
男「おいおい」
男(こいつ、絶対聞いてただろ)
チャラ男「ん?」
友「昨日、幼友さんと」
チャラ男「っえ、と、あ、あぁ、き、昨日はね」
男(そういえばチャラ男も、昨日、幼友さんと何かあったみたいだな)
チャラ男「そ、その、えっとな、その、あ、あれ」
友・男(何があったんだよ……)
―――なぁ、あの子すげぇ可愛いよな
―――1年生だよな、なんでこんな所に
―――あれって、最近転校してきた
友「ん?」
チャラ男「え、えっと昨日はな」
友「なぁ男、あれって」
男「どうした?」
友「あれ」
男「あ……」
タッタッタッタッタ
後輩「友先輩~ 助けてください」
後輩「なんか、あの人たちに睨まれてます」
友(いや、睨んでるつもりじゃないと思うけど)
友「どうした後輩、こんな所で」
後輩「……あの、昨日部長に言われて」
友「後輩は昨日、部活にいったのか」
後輩「あ、はい、自由参加だったみたいですけど」
友「で、どうしたんだ」
後輩「昨日、その、ポエムを書いたんで、部長が先輩に見てもらえって……」
友「先輩って男のことか?」
後輩「……」
チャラ男「それでな、えっと、昨日、幼友さんと」
男「こいつは、いつまで言ってんだ」
男「おい、チャラ男」
チャラ男「え?」
男「ほら」
チャラ男「うお、目の前に美少女がw」
後輩「っひ」ビクッ
友「はぁ、後輩」
後輩「はい」
友「こいつのことはあんま気にするな、多分、害はないから」
後輩「は、はい」
チャラ男「ねぇねぇ後輩ちゃん」
友「ほら男、話聞いてただろ、後輩のポエム見てやれよ」
男「なんで、俺が……」
友「お前がポエム書いてるからだろ」
男「俺、ポエム書くのやめよかな……」
友「バカなこと言ってないで見てやれ」
男「わかったよ、ほら後輩、見せてみろ」
後輩「…………どうぞ」
男「えっとなに」
男「……」
男「まぁ、結構いいと思うよ」
後輩「!」
友「ちょっと俺にも見せてくれ」
男「ほら」
友「ふむふむ……」
友「そうだな、初めてだとは思えないな」
男「お前がこんなの書けるとは、以外だな」
後輩「どういう、意味ですか!」
友「男が言いたいのは才能があるってことだよ」
男「まぁ、そういうことにしとくか」
後輩「え、ま、まぁ、先輩よりは才能があって当たり前ですかね」
男「はぁ」
友「ははは」
チャラ男「それでさ後輩ちゃんw、今度さ――――
――――昼休み――――
チャラ男「お~いwww」
男「おう、どこ行ってたんだよ」
チャラ男「い、いや、ちょっとなww」
チャラ男「それより、飯食おうぜww」
友「そうだな」
男「どこで食べる? また、食堂か?」
チャラ男「い、いや、今日は違うとこで食わないか?」
友「どこで食べるんだ?」
チャラ男「外で食わないかww?」
男「え、外かぁ」
友「中庭のベンチとかで食うか?」
チャラ男「いやそこはやめとこうぜ」
男「なんでだよ」
チャラ男「いや、今日風強いから砂とかとんでくるし」
友「そうだな。じゃぁ屋上で食うか、風があたって涼しいし」
チャラ男「そうそうww そこがいいw」
男「じゃぁ、そこで食うか」
――――階段――――
男「チャラ男は食堂じゃなかったらなに食うんだ?」
友「俺たちみたいに弁当か?」
チャラ男「いや、校売のパン買ってきたぜwww」
男「お、いいなそれ、俺にもちょっとわけてくれよ」
チャラ男「おう、いいぜwww」
友「ほら、屋上だ」
ギイーー ガチャ
―――幼って料理上手なんだな、うまい
―――…………あ、あぁ、ありがと、親友君
男「っ!」
幼「……」
親友「ん?あぁ男」
親友「男も昼食か?」
男「……あぁ」
親友「じゃぁ、男たちも俺等と一緒に食べない?」
男「……」
チャラ男「そうだなww 大勢のほうが楽
友「いや、俺たちは違うところで食べるよ」
男「・・・・・・邪魔して悪かったな」
親友「いや」
友「ほら、チャラ男行くぞ……」
「本当に――――――――
――――放課後――――
男「……」
友「なぁ、男」
男「悪い、友。今日用事があって部活に行けないから部長にそう言っといて」
友「……あぁ、分かった」
友「じゃぁな」
男「おう」
男「あーあ」
男「……」
男「なんで、こんなに動揺してんだろ」
幼「男っ」
男「っ!幼」
幼「もう帰るところ?」
男「……あぁ」
幼「じゃぁ、一緒に帰ろ」
男「あ、いや」
幼「家、隣なんだし」
男「いや、それでも」
幼「話したいこと、あるし……」
男「え?」
今日はこれで終わりにします。
明日は頑張ったら来れるかな……
自分が惚れてる女を好きになってる他の男に配慮しろってやっぱりキモヲタって考え気持ち悪いなぁ
>>90配慮しろとは言ってないぞ
ただ、好きだってことを知ってんのに全く伝えずに勝手に付き合ってるからみんな推測してるだけ
そこそこ話進んでるのに親友に親友要素が無いな
幼馴染目当てで男に近付いたパターンか
>>92名前は親友だから幼馴染あたりの関係だと思うけどね
魔が差したとか前にあったように許嫁とかいろいろあるからな
>>91
勝手に付き合うって発想が気持ち悪いんだよ、キモヲタ
>>93
>>94
この「勝手に付き合う」の意味がわからないのなら発達障害レベルだろwwwwwwww
別に「俺は告白します!」だとか「俺幼馴染と付き合うけど、男は納得する?」ってのを言えって言ってるわけじゃないんだよ
「俺幼馴染と付き合うことになったー」くらいは行っといたほうがいいんじゃね?って話だよ
お前らも中学生くらいのくせにガキとか言ってんじゃねーよ
なんで付き合うのに第三者の許可が要るんですかね
>>100お前日本語読めねーのか?
もうちょっと俺のレスよく見てこい
1です、たくさんのレスありがとうございます。
色んな意見がありますね、今後もSS書いていきたいんで参考になってありがたいんですが、出来れば全部終わってからにしてほしいです。
書き終わった後だったら、質問にも答えられますし……
それでは続きです!
――――――――――――
幼「男と一緒に帰るのってひさしぶりだね」
男「あぁ」
幼「最近は親友君と帰ってたから……」
男「そうなんだ……」
幼「……」
男「……」
男(話したいことってなんだろう……)
幼「……」
幼「あのね、男」
男「……なに」
幼「あのさっ」
男「……」
幼「あ、いや、その……」
幼「その……」
幼「あの、えっと」
男「どうした?」
幼「---さ――よ」ボソ
男「え?なに?」
幼「…………女さんってさ……最近ちょっとおかしいよね……」
男「は? え?」
幼「だから! 女さんってさ最近ちょっとおかしいよね」
男「あ、あぁ」
男(ん? そんなことか……)
男「そうだな」
幼「なんかね、最近よく女さんと目が合うの」
男(そういえば、女さん幼たちのこと見てたな)
幼「それにさ、なんか元気ないみたいだし……」
男「確かに」
男「でも、そんなに気にすることか?」
幼「う~ん、なんかね、なんとなく気になるの」
男(そういえば、女さんがおかしくなったのって本当にここ最近だよな……)
幼「なんか、こう」
男(ん? 幼と親友が付き合ったこととなんか関係あるのかな……)
幼「う~ん」
―――あっ!
男「ん?」
幼「どうしたの?」
男「あ、いや、なんでもない」
男(なんか、聞こえたような気がしたけど)
幼「?」
男(気のせいか?)
――――男宅――――
男「ただいま」
妹「おかえり~ 早かったね」
男「あぁ。 そういえば、母さん、今日も遅いのか?」
妹「うん……そうみたい」
男「そっか」
妹「……ねぇ、お兄ちゃん」
男「ん?」
妹「最近、幼姉ちゃんとなんかあった?」
男「え?」ビクッ
妹「なんか、二人ともいつもと違うような気がするんだけど」
男「そ、そんなこと、ないって」
男「いや、本当になにもないって、それじゃぁ飯頼むな」
妹「え、ちょっと、こらぁ」
―――男の部屋―――
男「ふぅ」
―――なんか、二人ともいつもと違うような気がするんだけど―――
男「幼…………」
トゥルルルルトゥルルルルトゥルル ガチャ
親友『どうした、男』
男「あ、いや、そこまでの用じゃないんだけど」
親友「ん?」
男「幼と付き合ってから上手くやってるのかなって」
親友『え? あぁ、別に問題ないよ」
男「そうか……」
親友『どうした?』
男「いや、ちょっと気になっただけ」
親友『ふ~ん』
男「じゃぁ、もう切るな」
親友『おう』
男「じゃ」
親友『あ、ちょっと待って』
男「ん?」
親友『あのさ男、お前って、幼』
妹「きゃぁぁぁーー!! お兄ちゃ~ん!!!」
男「え? 妹?」
妹「きゃぁぁーー!」
男「悪い、親友、切るわ」
親友『え?』 ブチッ!!
妹「お兄ちゃ~ん、ゴキブリーー きゃぁぁ!」
男「ゴキブリ…………」
男「はぁ……」
男(ん? 親友は何を言いかけてたんだ?)
男(……まぁ重要なことなら向こうから言ってくるだろ)
――――――――――――
『将来、けっこんしよーね』
『いいよー』
『ぜったいわすれちゃだめだよ?』
『もちろん』
『でもね、1つやくそく』
『やくそく?』
『あのね、き―――――――――――お兄ちゃん、朝だよ起きて!
――――数日後(休日) 朝――――
妹「お兄ちゃん、朝だよ起きて!」
男「zzzZZZ」
妹「もー、お兄ちゃん!」
男「zzz」
妹「こら、男!!」
ビクッ 男「zzz ……ったっくうるさいな」
男「……zzzZZZ」スピースピー
妹「…………」イラッ
トコトコ ガチャ トコトコトコ タッタッタ
――――――
男「zzzzzz」
ガチャ トテトテトテ
妹「……」
妹「お兄ちゃん、朝ですよー」ニコッ
ベチャッ
男「zzzzzz」
妹「……」
男「zzz zzg……」
妹「……」
外野がうるさいとか騒いでるとか言っても、完全に論破されたとたんROMるんだもんなあ
卑怯ったらありゃしない
妹「……」
男「………… ブハッ」
男「ハァーハァーハァー」
妹「お兄ちゃん、おはよっ」
男「ハァ、ハァ、ハァ」
男「お前、殺す気か……」
妹「」ニコッ
男「寝てる奴の顔に濡れタオル置くとか……」
妹「起こされても起きないお兄ちゃんが悪いんでしょ」
男「いや、それでもだな、限度ってもんが」
妹「お兄ちゃんが悪いです」
男「あのな妹、人にはやっていいことと悪いことが」
妹「朝食抜き」
男「すみません、お兄ちゃんが悪かったです」
妹「次からちゃんと起きる?」
男「……はい」
妹「じゃぁ、朝食の準備してくるねっ」
ガチャ トコトコトコ
男「妹は怒らせないほうが良いよな……」
男「そういえば、なんの夢見てたんだっけ……大事な事だったような気がする……」
男「何か、とても……だいじな……なんだっけ?」
『ぜったい、わすれないでね?ぜったいだよ』
『わかった、絶対』
すみません、急用ができたんで今日はこれで終わりにします。
また、近いうちにきますので><
1です。
特に言うこともないんで続きいきます!
――――――――――――――――
男「いただきます」
妹「いただきまーす」
モグモグモグモグ
妹「お兄ちゃん、今日どこかに遊びに行かない?」
男「いや、今日は部活に行くつもりだから」
妹「えー」
妹「……」
男「どうした」
妹「ねぇ、私も行っていい? どうせ、今日暇だし……」
男「行くって部活にか?」
妹「うん、だめ?」
男「まぁ、うちの部長だったら誰が行っても問題なさそうだけど……」
妹「ほんと? やったー」
男(まだ、行っていいって言ってないんだけどな……)
男(まぁ、いいか)
――――――――――――
テクテクテク テクテクテク
妹「ねぇ、お兄ちゃんの部活ってさ人数少ないんだよね」
男「あぁ、俺を含めて4人しかいないな」
妹「へぇ、どんな人たち?」
男「―――って感じだ」
妹「その後輩さんってさ、いつ転校してきたの?
男「一週間くらい前かな」
妹「ほんとに最近なんだね」
男「そうだな」
妹「仲良いの?」
男「え、えっと……まぁまぁかな」
妹「ふ~ん」
男(変態って認識されてます)
妹「お兄ちゃん、ここから近道しよ」タッタッタッタ
男「あ、こら!」
――――――
男「ったく、こんな人通りが少ない場所でなんかあったらどうするんだよ」
妹「お兄ちゃんがいるから平気だよ」
男「はぁ……」
テクテクテクテク
妹「お兄ちゃん……」ギュッ
男「どうした?」
妹「」ギュウゥ
―――ねぇ、この後さ俺等とどっかに遊びに行かない?
―――いやです、私この後用事があるんで
―――そんなこと言わずにさ、絶対楽しいから
男「ん? あっ」
不良1「ほら、行こうよ」
不良2「大丈夫だって、何も怖いことないから」
後輩「……」プイッ
男「はぁ……なにやってんだよあいつ」
男「悪い妹、ちょっとここで待っててくれ」
妹「え、ちょっと、お兄ちゃん」
男「すまん、待たせたな後輩」
後輩「え? 先輩!」
不良1「あ?」
不良2「なんだこいつ」
男「ほら、行くぞ」
不良1「おい、ちょっと待て」
不良1「お前、誰だ?」
男「…………この子の彼氏です」
後輩「えっ?」
男「じゃ、そういうことで」
不良2「おいこら、まだ話はついてないぞ」
男(しつこいな……)
男「……」
不良1「おい!」
男「後輩、逃げるぞ」
後輩「あ、え?」
男「ほら」ギュッ
後輩「きゃっ」
タッタッタッタッタ タッタッタ
男「妹ー 来た道引き返すぞ」
妹「え? あ、 わ、わかった」
不良1「おい、待てこら!」
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタ
――――――――――――
妹「ハァハァ」
後輩「ハァハァ、ハァハァ」
後輩(初めて男の人に手握られた///)
男「ふぅ、ここまで来たら大丈夫かな人気(ひとけ)もあるし」
男「なぁ、お前ら大丈夫か?」
男「ったくなんであんな道に居たんだよ」
後輩「近道しようと思って……」
男「はぁ……」
妹「ねぇ、お兄ちゃん」
男「なんだ?」
妹「その人が後輩さん?」
男「あぁ」
後輩「先輩、誰ですかこの子?」
男「俺の彼女だ」
後輩「えっ!」
男「嘘だよ」
妹「私は、お兄ちゃんの妹の『妹』です」
後輩(なんだ……)
後輩「妹さんですか」
妹「お兄ちゃんって彼女いたんだね、知らなかった……」
後輩「えっ、/// ち、違いますって、そ、そんな///」
妹(後輩さん、可愛い……)
後輩「わ、私が、せ、先輩の彼女なわけないじゃないですか///」
妹「わかってますって、ちょっとからかっただけです。 ごめんなさい」
後輩「むぅー」
男(年下の妹に負けてる後輩……)
男(あれ、そういえば、俺、前に後輩に負けた様な……)
男(もしかしてこの中で一番弱いのは俺? 俺のなのか?……)
男「……」
――――学校 部室――――
男「ふぅー、疲れた」
友「よう男、遅かったな」
男「色々あってな……」
友「何があったんだよ……」
男「朝から死にかけたり、全力で走ったり」
友「全部、説明してくれ」
男「えっとな」
妹「あの、私はそこにいる男の妹ですが」
部長「へぇ、男君妹いたんだね」
妹「兄の部活動の様子を見学したいんですがいいですか?」
部長「あぁいいぞ、いつでも来てくれ」
妹「ありがとうございます」
男「っていうことがあったんだよ」
友「男も大変だな」
男「も?」
男「友もなんかあったのか?」
友「あ、いや、何もないよ」
男「……まぁいいや」
妹「ねぇ、お兄ちゃん」
妹「その人が友さん?」
男「そうだよ」
妹「へぇ……かっこいい人///」
男「ちなみに彼女持ちのリア充だ」
妹「はぅ」ガーン
後輩「友先輩は彼女いたんですね」
友「あぁ……まぁ、一応な……」
部長「へぇ、友君は彼女持ちだったのか」
部長「私は君たち二人とも彼女いないと思ってたよ」
男「……俺に彼女なんかできるわけないじゃないですか」
後輩「! …………」
部長「そんなことないって男君は良いオトコだよ」
妹「えぇー、お兄ちゃんがですか?」
男「良いオトコ……ね」
友「さぁ、俺は部活を頑張るかな」
部長「あぁ、そうだな」
妹「ほら、お兄ちゃんも頑張って書いて」
男「なんで、妹にポエム書いてるとこ見られなきゃいけないんだよ……」
妹「ほらほら」
男「ったく」
時間がないんでこれで終わります
また明日来ると思います
乙
友の彼女が一番の謎でもある
弱みでも握られていんのかね
1です、すみません忙しくて来れませんでした><
>>147-148 友の彼女の女友はそこまで重要じゃないですw
それに今日もむりそうなのでこれだけ投下しときます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
番外編
―――ある日―――
男「なぁ、友」
友「ん?」
男「女友さんって、お前と付き合ってるだろ」
友「あぁ」
男「前も、何かあったみたいだけど……」
友「」ビクッ
男「何があったんだ?」
友「え、えっと、まぁ」
――――――――――――
女友「ねぇ、今日は私に付き合ってくれるって言ったのになんで男君とどっか行こうとしてたの?」
友「えっと、それは……」
友(正直に忘れてたって言ったほうがいいかな……)
女友「もしかして、もしかしてだけど……忘れてた?」
友「っ!!」
友「……」
女友「……」
女友「とりあえず、私の家に行こっか」
友「……」
女友「ねっ」ニコッ
友「はい」
―――女友宅―――
女友「さて……」
友「……」
女友「私との約束なんて忘れるくらいどうでもいいことなの?」
友「ち、違うって」
女友「じゃぁなんで忘れてたの?」
友「それは、男が心配だったと言うか……」
女友「友君は私より男君のほうが好きなの?」
友「いや、男は友達だし……」
女友「私は友君の彼女でしょ?」
友「はい」
女友「私のこと好き?」
友「うん」
女友「本当に?」
友「本当だって」
女友「じゃぁ証明して」
友「しょ、証明って……何すれば」
女友「……///」
友「……」
チュッ
女友「ふにゅぅ///」
友「これでいい?」
女友「///」
友「もういい?」
女友「だめ///」
友「じゃぁどうしたら」
女友「愛してるって言って」
友「女友、愛してる」
女友「友君ったらぁ///」
友「えーと、もう」
女友「もっと言って」
友「え……」
女友「もっと///」
友「……女友、愛してる」
女友「もう1回///」
友「愛してるよ、女友」
女友「もう1回」
友「愛してる」
女友「もう1回///」
友「愛し―-――――
女友「もう1―――-
友「愛―――――
女友「もう―――ー
友「――――
女友「―――
――――――――――――
友「って言うのがこの後約3時間続いた……」
男「…………」
友「……」
男「……お前、それでいいのか……」
友「いや、俺もなんか重いとか感じたことがあったから……ちょっと距離置こうって言ったことあったんだけど……」
男「それは、なんか違うような……て言うかそんなこと言ったら……」
友「その後、言ったこと後悔した……」
男「…………」
友「……」
男「……」
男(何があったんだろ……怖い……)
女友「あれは……友君?」
男「お前、本当に女友さんのこと好きなのか?」
友「……うん」
友「ちょっと遠慮したい部分もあるけど」ボソッ
男「……そ、そうか」
女友「友く 」
友「女友のことは本当に好きだよ」
女友「っ!!」
友「え? 女友?」
男「うわ、女友さん」
女友「友君……///」
友(え、いつから聞いてたんだ……)
女友「私も好きだよ///」
友(よかった、そんなに聞かれてないか)
女友「うん、私の家行こっか///」
友「いや、俺はこの後男と」
女友「ほら、行こ」
友「いや、ちょっと」
女友「もう、照れ屋さんなんだから///」
友「あの、だから」
ズルズルズルズル
女友「♪~///」
友「」
ズルズルズル
男「……お幸せに」
今日は、これで終わります
友と女友(ヤンデレの4,5歩手前)は純愛カップルです!
また、来れるときに来ます
SSより外野のレスのほうが面白い良スレ
>>167 そんなこと言わないでください(;ω;)
さて、5日ぶりです、更新遅いですね、すみません>< 忙しいです……
ということで続きです。
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妹「ほら、お兄ちゃんも頑張って書いて」
男「なんで、妹にポエム書いてるとこ見られなきゃいけないんだよ……」
妹「ほらほら」
男「ったく」
妹「ん? おぉ、友先輩って小説書いてるんですね」
友「そうだよ」
後輩「……」
男「ん? どうした後輩、さっきから黙って」
後輩「先輩は彼女いないんですか?」
男「は? 何言って、さっきいないって言っただろ?」
後輩「本当ですか?」
男「だからいないって」
後輩「でも、この前先輩が部活さぼった日、先輩女子と一緒に帰ってませんでした?」
男「なんで知って……あれ?そういえば」
―――あっ!
男「……あの声は後輩だったのか」
男「なんで、お前があんなとこにいたんだよ……」
後輩「えっと、それは……」
男「……あっ、お前もさぼりか」
後輩「ち、違いますよ、その日は用事があったんです」
男「ふ~ん」
後輩「って今は私の話じゃありません」
男「……」
後輩「あの女子は誰なんですか?」
男「……俺と帰ってたのは女子のように見えるがな、実は男なん
後輩「そういう冗談はいいです」
男(一瞬でバレタ……)
男「……」
後輩「誰なんですか」
男「誰でもいいだろ」
男「それに、なんでそんなに知りたいんだよ」
後輩「え? えっと……」
後輩(あれ?)
後輩(気になるから?……でも、なんで気になるんだろ?)
男「ほら、もういいだろ」
友「いや、よくない」
男「うお、友聞いてたのか」
友「まぁな」
男「妹は……」
妹「部長さんはなに書いてるんですか?」
部長「今は小説だな」
妹「へぇ、友さんと一緒ですね」
男「聞いてないみたいだな」
友「で、男、あの日誰と一緒に帰ってたんだ?」
男「えっとですね……」
友「そんなに言いにくいことなのか?」
男「まぁ、別に言っても問題はないんだけど」
友「俺、あの時言ったよな」
――――でも、なんかあったら俺に言えよ? 協力するから――――
男「……あぁ、そうだったな」
友「で、結局誰なんだ?」
男「……幼」
友「え、幼さん? なんでまた」
男「えっとな」
――――――――――
――――――――――
男「っていう事が」
友「なるほどね……」
後輩「あのー」
男「ん?」
後輩「どういう事ですか? 幼さんって誰です?」
友「あぁ、後輩も聞いてたんだな、えっとどう説明しよう……男」
男「俺に聞くな、聞き出したのはお前だろ……」
友「……じゃぁ全部言っていいか?」
男「えっ!? そ、それは」
友「う~ん」
後輩「なんで先輩は、幼さん……ですか? その人が一緒に帰ろうって言ってるのを断ろうとしたんです?」
後輩「モテなさそうな先輩がせっかく可愛い女子から誘われてるんですよ?」
男「一つ余計だ」
友「えっと……だな」
友「男とその幼って子は、昔からずっと仲が良かったんだ」
友「それで、もう一人昔から仲が良い奴が居て、そいつと幼さんは最近付き合い始めたんだ」
友「それで……いや、まぁそう言う事だ」
友「(これでいいだろ)」ボソ
男「(あぁ)」ボソ
後輩「それで先輩は断ろうとしたんですか、でも、その割には幼さんの話って大したことじゃ……」
後輩「その女さんって人は特別仲が良いわけじゃないんですよね?」
親友「そうだな……なんでだ男?」
男「俺が知るわけないだろ……」
親友「でもまぁ、女さんの様子が最近変だっていうのは確かだよな」
男「そうだな……」
妹「部長の小説面白いですね」
部長「ありがとう、そう言ってくれると嬉しいよ」
妹「お兄ちゃんの作品もあります?」
部長「あぁ、確かそこに――――
男(幼と女さんは何かあるのかな……それとも)
――――次の日(休日) カフェ――――
後輩友「ねぇ、後輩」
後輩「なに?」
後輩友「後輩って、何のクラブに入ってんの?」
後輩「文芸部だよ」
後輩友「結構地味なとこね…・…」
後輩「ほっといてよ」
後輩友「はは」
後輩友「でも、確かそこって人数かなり少なかったと思うけど」
後輩「うん、私を含めて4人」
後輩友「へぇ、本当に少ないんだね」
後輩友「それでさ、かっこいい先輩とかいるの?」
後輩「まぁ、友先輩……と部長さんはかっこいいと思う」
後輩友「どんな人?」
後輩「友先輩は優しい感じで部長さんはクールな感じかな」
後輩友「へぇ。 ねぇ、今度その人紹介してよ」
後輩「いいけど……」
後輩「友先輩は彼女いるし部長さんは女の人だよ?」
後輩友「なにっ」
後輩友「……あれ? 後輩と友先輩と部長さん……あと一人は?」
後輩「先輩……じゃなくて男先輩っていう人」
後輩友「男の人?」
後輩「うん」
後輩友「どんな人なの?」
後輩「え、えっと……普通?」
後輩友「普通ねぇ……」
後輩友「その人は彼女いるの?」
後輩「いないって言ってた」
後輩友「なるほど……じゃぁその人だったら今度紹介してもらっていい?」
後輩「ダメッ!」
後輩友「え?」
後輩「…………え?」
後輩(あれ? 私今……なんて)
後輩友「だめなの?」
後輩「あ、いや、べ、別にだめってわけじゃ」
後輩友「もしかして、その人のことの狙ってたりするのか……」
後輩「ち、違うって、そ、そんなわけないって」
後輩友「じゃぁ、なんでだめって言ったの?」
後輩「えっと、それはですね……」
後輩(なんで、だめって言ったの私?)
後輩友「ん~?」
後輩「えっとね、男先輩はね……」
後輩友「うんうん」
後輩「へ、変態なの」
後輩友「え、へ、変態?」
後輩「うん、そう」
後輩友「なんで?」
後輩「それはえっと……」
後輩(……あれ? 私が先輩に変態行為されたのってもしかして1回だけ?)
後輩(それに、あれは不可抗力だと思うし……私も悪いとこあったし……)
後輩(昨日、危ないとこ助けてくれたし……)
後輩「そ、そういえば昨日、私の彼女って///」カァァ
後輩友「あんた何言ってんの?」
後輩「え? ……あっ!」
――――5分前――――
男「今日は本当に遊びに行って大丈夫なのか?」
友「なにが大丈夫なんだ?」
男「女友さん……」
友「え? あ、あぁ大丈夫だと思」ピリリリリ ピリリリリ
友「」ビクッ
ピリリリリリリ
友「ん?なんだ、母さんか」
ガチャ
友「なに? 母さん」
友「うん」
友「あぁ、わかった。 じゃぁ」
ピッ
男「どうした?」
友「別に大したことじゃないよ」
男「そうか」
男「それじゃぁ行くぞ」
友「あぁ」
女友「あっ、友君!」
友「えっ」ビクッ
女友「こんな所で会うなんて奇遇だね」
友「あ、あぁそうだな……」
女友「せっかくだから、どっか行こ」
友「あ、いや、でも」
女友「ほら」
ズルズルズルズルズル
友「あ、女友ちょ、ちょっと」
男「……なんだったんだ今のは」
男「あれ? もしかして、今居ない事にされてた?」
ピローン
男「ん? メールか?」
~~~~~~~~~
悪い、男
今日も無理そう
友
~~~~~~~~~
男「……友も大変だな」
男「しかし、暇になったな」
男「あのカフェにでも行くか」
――――カフェ――――
―――いらっしゃいませー
男「さて、どこに座ろうかな」
男「ん? あれは……」
後輩「先輩……」
後輩友「ん? 先輩? もしかしてあの人が男先輩?」
後輩「ま、まぁ」
男「あぁ、やっぱり後輩か」
後輩「どうも」
後輩友「あ、あの、おはようございます、私後輩の友達の『後輩友』です」
男「あぁ、よろしく、えっと……」
後輩友「後輩友でいいでいいですよ」
男「じゃぁ、後輩友よろしく」
後輩友「はい、よろしくお願いします」
後輩友「(いい人そうじゃん)」ボソッ
後輩「そ、そうだね」
男「ちょうど、良かった」
後輩「どうしました?」
男「明日さ、遊園地行かない?」
後輩「は!? どど、どうしたんですか急に」
男「いや、実はさ」
――――今日の朝――――
妹「ねぇ、お兄ちゃん」
男「ん?」
妹「明日、祝日でしょ?」
男「そうだな」
妹「だからさ、遊園地行かない?ちょうど割引券あるんだ」
男「俺たち2人だけで行くのか?」
妹「いや、5枚あるから友さんと後輩さんと部長さんも一緒にどうなかなって思ったんだけど」
男「けど?」
妹「昨日部長さんにそのこと聞いたら、明日は用事があるから無理だって」
男「へぇ、じゃぁ4人で行くのか」
妹「そう、その4人で行きたいなって、だからお兄ちゃん、友さんと後輩さんに明日大丈夫か聞いてくれる?」
――――――――――――
男「って言うことがあってさ」
男(そういえば、友に話すの忘れてた……)
男「そうだ、後輩友もどうだ?」
後輩「」ピクッ
後輩友「あの、すみません、その日は部活の試合があって」
男「そうか、残念だな」
後輩友「本当に残念です」
男「で、後輩はどうなんだ」
後輩「あ、はい、大丈夫ですよ、明日暇ですし」
男「じゃぁ、決まりだな」
――――次の日(祝日) 駅前――――
後輩「……先輩遅いなー」
タッタッタッタッタ
男「悪い後輩、遅くなった」
後輩「もう、遅いです」
男「ごめんって」
後輩「そういえば、妹ちゃんはどうしたんですか?」
男「あ、あぁえっとそれが……」
――――朝――――
男「38・1°か……これは今日無理だな」
妹「えぇ~ゴホッ 大丈夫だよいけるってクシュンッ」
男「無理だろ……」
妹「えぇ、行きたいよ」ゴホゴホ
ガチャッ
男母「男、妹の調子はどう?」
男「あぁ母さん、ただの風邪みたいだよ」
男母「そうか、じゃぁ男、今日は1人で行って来たら?」
男「え、でも」
男母「大丈夫だって妹の面倒は私が見るから」
男「母さん、今日はせっかく仕事休みなのに」
男母「休みだから、今日は妹と2人きりで過ごすことにするよ」
男「……じゃぁ妹のこと頼む」
男母「任しときなさい」
男「じゃぁ行ってくる」
妹「私も行くー ックシュン」
男(……悪い、妹)
――――――――――――
男「ということ」
後輩「そうですか、残念ですね」
後輩「では、後は友さんが来たら」
男「いや、友も……」
――――15分前――――
男「さて、ちょっと遅くなったな、急がないと」
ピリリリリリ
男「ん? 友?」
男「どうした? 友」
友『いや、本当に悪いんだがちょっと無理そう』
男「どうしたんだお前最近ドタキャン多いな、昨日の夜は行けるって言ってたじゃん」
友『いや、昨日はそうメールしたけど』
友『本当にすま『ねぇ、友く~ん誰と電話してるの?』あ、ちょ、ちょっと女友』
男「え?友」
友「ごめん、おとっ」
ブツッ ツーツーツー
男「……」
――――――――――――
男「と、言う事が……」
後輩「……」
男「……」
後輩「え? じゃ、じゃぁ今日は2人ですか?」
男「……そうなるな」
男「やめとくか?」
後輩「な、なんでやめるですか?」
後輩「せっかくなんだから行きましょう」
男「そ、そうだな」
後輩(せ、先輩と2人きり……)
今日はこれで終わりにします。
次はいつになるかわかりませんができるだけは近いうちに……
本当に更新遅いよね orz
もうそろそろ終盤かな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
――――遊園地――――
男「ふぅ、着いたな」
後輩「そうですね」
男「まずは、ジェットコースターにでも乗るか?」
後輩「え、ジェットコースターですか? やめときません?」
男「なんだ後輩、怖いのか?」
後輩「いや、べ、別に怖いわけじゃ」
男「じゃぁ、臆病な後輩のためにメリーゴーランドにするか」
後輩「誰が臆病ですか、ほらジェットコースター、乗りに行きましょう」
男(後輩って単純なんだな)
ガタンゴトンガタンゴトン
後輩「」ドキドキドキ
フッ
後輩「」
ゴォォォォォ
後輩「きゃぁぁーーー!!」
男「やっぱ、楽しいな」
後輩「はぁ、はぁ、うぇ、気持ち悪いです」
男「そんなに苦手だったのか」
後輩「に、苦手なんかじゃありません、むしろ大好きです」
男(意地はりすぎだろ)
男「それじゃぁ、もう一回いくか?」
後輩「え、えと、それは」
男「嘘だよ、冗談だって」
後輩「ふぅ」
男「じゃぁ次は」
ヒュードロドロドロー
男(なんて子供騙しなBGM……)
後輩「ささ、さぁ先輩、い、行きましょう」ビクビク
男「どうした? 怖いのか?」
後輩「こ、怖くないですよ! ほら行きますよ」
┏(-Д-┏)~「ウラメシヤー」
後輩「ぎゃぁああ!!」
男(このお化けやる気なさすぎだろ……)
オバケェ~ヘ(゚д゚ヘ))))))~
後輩「きゃぁぁぁあああ!!!」
~~~(m-□-)m 「ノロッテヤルー」
後輩「きゃあああああああああああ!!」
男「……」
後輩「うぅぅ先輩……」
男「ん?」
後輩「後どれくらいですか」
男「もう、そろそろだと思うけど……」
後輩「……手つないじゃ駄目ですか?」ビクビク
男「え、まぁいいよ」
ギュッ
後輩「うぅ……」
男(どんだけ、怖がりなんだよ…… 後輩ってこんなキャラだったのか……)
男「もう、そろそろ出口だな……」
後輩(先輩の手……)
ヒューーー スト
男「うわっ!」
後輩「!!」
男「あーびっくりした、何が落ちた来たんだ?」
ミミ†*`Д´)m
男「可愛い……」
男「この人形欲しい……」
男「あれ? 後輩?」
後輩「」チーン
男「え?」
――――――――
後輩「」
男「こんなんで気絶する奴なんて聞いたことがねぇよ……」
男「お~い、後輩~」
後輩「」
男(しかし、よく見ると可愛い顔してるなこいつ)
男「」ジィー
後輩「っは!」
男「うぉっ」
後輩「え? え、ちょ、ちょっと何見てるんですか///」
男「あ、いや、こ、これは」
後輩「……」
男(やばい、殴られる)
後輩「//////」
男(あれ?)
―――お化け屋敷ってどこにあるんだ?
―――あぁ、すぐそこだよ
―――幼、じゃぁここに入らないか?
―――でも、私怖いの苦手だし……
―――大丈夫だって
―――うん
男「ん?」
幼「えっ!?」
男「幼……」
親友「男、何してんだ?」
男「なにって遊びに来てるだけだよ」
親友「そこの子と二人で?」
男「何か問題でもあるのか?」
後輩「あの、先輩……」
幼「……」
親友「そうか……」
男「お前らだってそうだろ」
親友「……ほら、幼行くぞ」
チッ
男「何だったんだ今の」
後輩「あの……」
男「なんだよ」
後輩「今のが幼さんですか?」
男「そうだ」
後輩「何かあったんですか?」
男「別に何もないよ」
男「……本当に何なんだよ」
――――――――――――
後輩「先輩、今日はありがとうございました」
男「あ、あぁ、ごめんな変な気分にさせて」
後輩「大丈夫です、気にしてませんから」
男「そうか、じゃぁまた」
後輩「あ、はい」
後輩(先輩……あの後ずっと様子がおかしかったな)
後輩(もしかして、先輩は幼さんの事……)
――――――――――――
男「あれ?」
幼「……」
親友「どうしたんだ幼?」
幼「ねぇ親友君」
親友「どうした?」
幼「キス……しない?」
親友「え、でも」
幼「初めては親友君がいいの」
親友「……わかった」
幼「……」
チュッ
―――え?
――――――――――――
――――――――――――
男「はっ!」
男「はぁ、はぁ」
男「夢……ゆめか」
男「よかった……」
男「え? よかった?」
男「よかった……ね…………」
男「やっぱり、俺はまだ―――――
―――次の日 学校―――
友「なぁ男、昨日どうだったんだ?」
男「あぁ、それが」
チャラ男「昨日? 昨日どうしたんだwww?」
男「遊園地に行って来ただけだよ」
チャラ男「遊園地?」
チャラ男「おい、おい俺も誘ってくれよwwww」
男「あぁ、悪いすっかり忘れてたわ」
チャラ男「そりゃ酷いよ男www」
友「で?」
男「あぁ、それが昨日な……」
男「……」
男「いや、大したことなかったわ」
友「?」
女「……よしっ」
そういえばすみません<(_ _)> >>171の親友は友です 忘れてました><
――――――――――――
後輩「ねぇ、後輩友」
後輩友「なに?」
後輩「後輩友ってさ、誰かと付き合ったことある?」
後輩友「えっと、中学の時に1人……それだけかな」
後輩「その彼とは別れたの?」
後輩友「うん」
後輩「それってさ、どっちから告白したの?」
後輩友「わたしから」
後輩「へぇー」
後輩友「でもさ、やっぱりオンナとしてはさ、オトコのほうから告白してほしいよね」
後輩「それでさ、どんな風に告白したの?」
後輩友「どんなって言われてもな、思ってることを伝えただけだよ」
後輩友「告白なんて、その時自分が思ってることを素直にありのままに伝えたらいいんだよ」
後輩「なるほど……自分が思ってることをありのままに……」
後輩友「ねぇ、なんでこんなこと聞くの?」
後輩「い、いや別に」
後輩友「あー、もしかして好きな人でもできた?」
後輩「ち、違うよ!」
後輩友「男先輩?」
後輩「」ビクッ
後輩「ち、違うってば」
後輩友「えー?」
―――放課後―――
「ねぇ」
男「ん?」
女「……」
――――――――――――
友「あれチャラ男、男どこ行ったか知らない?」
チャラ男「知らないww」
友「どこいったんだ?」
――――――――――――
男「なぁ」
女「なに?」
男「こんな所に呼び出して何か俺に用か?」
女「あんまり人に聞かれたくない話だからね……」
男「……」
女「男君ってさ、幼さんや親友君と仲良いよね……」
男「っ! ま、まぁ、おさななじみだからな」
――――――――――――
後輩「う~ん、どうやったら良いポエムって書けるんだろ」
後輩「…………そうだ、屋上で町の景色を見ながら書こ」
後輩「ふふ、良いのが書けそう」
―――屋上―――
女「……」
男「……」
―――――
タン タン タン
後輩「ふぅー 階段って結構きついな」
タン タン タン
後輩「やっと着いた」
―――なぁ
―――なに?
―――こんな―――て―――用か?
後輩「あれ? 先輩の声?屋上にいるのかな」
後輩(誰と話してるんだろ)
後輩(ゆっくり、ゆっくり)
カチャ
後輩「」ソォー
後輩「!」
女「男君ってさ、幼さんや親友君と仲良いよね……」
男「っ! ま、まぁおさななじみだからな」
えっと、これでいったん終わります、たぶん今日の夜もう一回来れると思います。
帰ってきました。1です。 さて、続きいきましょうか。
――――――――――――
男「っ! ま、まぁ、おさななじみだからな」
女「親友君と幼さんの事については知ってるよね」
男「……あぁ」
女「それでさ、相談って言うかなんて言うか」
男「?」
女「私の話聞いてくれる?」
男「……わかった」
女「私ね…………」
男「……」
女「親友君のことが好きだった、いや、好きなの」
――――――――――――
後輩「親友君?……って……あ」
――――――――――――
男「えっ……」
女「それでね、私……どうしたらいいかな?」
男「い、いや俺に聞かれても」
男(どうしたらいいか……か)
男(どうしたらいいんだ?)
男(俺は…………)
女「私、親友君たちが付き合ったって聞いてすごくショックだった」
女「でも、しょうがないなって思った、うごかなかった私が悪いんだから」
女「諦めようと思った」
女「でもね、無理だったんだ」
女「元気がない私を見て色んな人たちが心配してくれたけど、吹っ切れなかったんだ」
男「……」
女「私最初にどうしたらいいの?って聞いたでしょ?」
男「あぁ」
女「ウソ」
男「え? 何が?」
女「本当はもう、どうしたらいいか分かってる」
女「ただ、誰かに聞いて欲しかっただけ」
女「私と似たような人に……」
男「っ!!」
女「私思ったんだ、男君も、もしかしたら幼さんに、って」
女「私の勘違いかもしれないけど」
女「もし、そうだったらごめんね」
男「……」
女「でも……男君あの日からちょっとおかしかったから」
――――――――――――
後輩「……」
女「でも、私みたいに明らかな様子じゃなくて確信はなかったから、相談するかどうか迷ったんだけどね」
女「私、明日、この事に自分なりのけじめをつける」
女「きっと、これで吹っ切れる」
男「……」
女「こんな話聞いてくれてありがと、ちょっと心が軽くなったよ」
女「じゃぁ、私は帰るね」
テクテクテクテク
男「ちょっと待って女さん」
男「俺……」
女「?」
「幼のことが好きだ」
男「幼のことが好きだ」
後輩「…………」
女「そっか、やっぱりね」
女「じゃぁ」
男「あぁ、またな」
後輩「え?」
後輩(まずい!、えっと隠れる場所隠れる場所)
テクテクテク
女「あれ、開いてる? 男君閉め忘れたのかな?」
女「まぁいいや」
タン タン タン タン
後輩(ふぅ、扉の裏って以外とばれないんだね)
後輩「はぁ、助かった……」
男「え、後輩?」
後輩「え?」
後輩(あ、先輩も居たの忘れてた)
男「なんでここに居るんだ後輩?」
後輩「あ、いや、なんでって」
男「さっきの話聞いてたのか?」
後輩「…………」
男「そっか……」
後輩「……」
男「……」
後輩「先輩!」
男「なに?」
後輩「私……」
男「あの、後輩?」
「好きです」
男「……え?」
後輩「……聞こえなかったんですか?」
男「え? あ、いや……」
後輩「……」
男「……あの」
後輩「私は……先輩のことが好きです!!!」
男「」
後輩「私が言いたいのはこれで終わりです」
男「ちょっ」
後輩「あぁ、まだ言たい事がありました」
男「へ?」
後輩「早く、私の前から消えて幼さんの所に行ってくださいよ、変態」
男「…………え?」
後輩「ほら早く、幼さんに言うことあるんじゃないんですか?」
男「………………ごめんな」
後輩「ふん、いつか私をふったことを後悔しますよ」
男「ありがとう、後輩」
後輩「……」
タッタッタッタッタッタ
――――――――――――
後輩「さぁて、帰ろ」
タン タン タン タン タン タン タン
テクテクテク テクテクテク
親友「男……」
親友「チッ」
親友「ん?」
後輩「あーあ、あれで良かったのかな」
後輩「うん、きっとそう、あれで良かった」ポロ
後輩「あれ? なんで私」ポロポロ
後輩「なんで……」ポロポロ
親友「あれは……遊園地の時に男と一緒に居た……」
親友「なんで、泣いてるんだ?」
後輩「先輩」グスッ
親友「先輩? 男のことか?」
親友「ねぇ、ちょっといいかな」
後輩「はい?」グス
後輩「あれ?あなたは」ゴシゴシ
親友「あぁ、昨日会ったよね」
後輩「私に何か用ですか?」
親友「あぁ、ちょっと聞いていいかな」
後輩「なんですか」
親友「なんで泣いてるの?」
後輩「女子にそんなこと聞くなんて最低な人ですね」
親友「……でも、ちょっと」
後輩「?」
親友「さっき、先輩って言ってたけど」
後輩「……」
親友「男と何かあったのか?」
後輩「あなたには関係ないでしょ」
親友「そうなんだろうけどね、俺も関係があるっていったらあるんだよね、……無関係でもあるけど」
後輩「は? どういうことですか」
親友「……まず、君になにがあったか聞いていい?」
後輩「なんで言わなきゃならいんですか」
親友「……男と別れたとか?」
後輩「はい? なに言ってるんですか?」
親友「だって君と男は付き合ってるんだろ?」
後輩「……違いますよ」
親友「だって遊園地の時2人で」
後輩「あぁ、確かに2人でしたね、でも本当はもっと大勢で行くはずだったんです」
後輩「でも、みんな予定が合わなくて私たち2人で行くことになったんです」
親友「え…………」
後輩「はぁ、もういいですよ、話してあげます。 けどその代わりあなたがどう関わってくるのかも聞かせてもらいます」
親友「わかった、いいよ」
後輩「実は私、さっき先輩にふられました……」
親友「え? 君が告白したのか?」
後輩「はい、そうです」
親友「男は?」
後輩「……聞きますけど、確かあなたと幼さんって付き合ってるんですよね」
親友「……」
後輩「そのことを知ってて言いますけど、たぶん先輩は幼さんに告白しにいきました」
親友「えっ!?」
後輩「けじめをつけるためとか……そんなかんじで」
親友「ふぅ、……そうか」
後輩「私の話はこれで終わりです」
後輩「それじゃぁ、あなたの話を聞かせてもらいましょうか」
親友「……」
親友「えっとね―――――――――――――――
――――――――――――
タッタッタッタッタッタタ
男「たぶん、幼はもう帰ってるよな」
ピーポーン
幼母『はい』
男「あの、幼ってもう帰ってますか?」
幼母『あら、男君? 久しぶりね、幼ならまだ帰ってないわよ』
男「そうですか、わかりました」
男「幼、どこ行ったんだ……」
男「メール……はやめとこう、やっぱり直接行かないと」
タッタッタッタ
男(幼が行きそうな場所ってどこだ……)
親友「よう、男」
男「うわっ!、し、親友?」
男「悪いが今急いでるんだ、ちゃんとお前にも後で話すから」
親友「まぁ、待てって、幼を探してるんだろ?」
男「なんで、お前が……」
親友「後輩って言う子から聞いた」
男「後輩……」
男「なんで後輩がお前に……」
親友「その話はあとだ」
男「何の用だ……」
親友「1つ聞くけど、お前って幼に……」
男「後輩には全部聞いたのか?」
親友「……」
男「……はぁ、あーあーそうだよ、悪いか?」
親友「……ったく、いいか?今から俺が話すことをよく聞けよ」
男「なんだよ」
親友「男、俺はな」
男「……」
「幼の――――――――――」
―――公園―――
幼「……」
男「やっぱりここか、幼」
幼「……え?! 男?」
幼「どうしたの?」
男「幼、ごめんな」
幼「え? なんで謝るの?」
男「親友から、全部……聞いた」
幼「え!? 全部って、……その、全部?」
男「あぁ、全部」
幼「そっか……全部……」
男「幼……」
幼「……」
「好きだ、俺と付き合ってくれ」
えー、今日はこれで終わりです。
やっぱり女の子がふられるシーンって書いてて辛くなってきますねw
もう終盤に入ってますがこの後過去に戻って今度は親友、幼、側になりますのでもう少し続きます。
できるだけ早く終わらせます、頑張ります><
親友から見たら
親友「念願の幼馴染と付き合えた!」
↓
親友「楽しいなアハハ」
↓
親友「友達が俺の彼女に気を持ってる。ちょっとからかってやろ」
↓
幼馴染「男と付き合い始めました」親友「」ガーン
ってことになるのか
理不尽極まりないってのはこういうことのことなんだな
全員誰かとくっつくとしたら、
幼馴染×男
親友×女
つまり
後輩×チャラ男
部長×妹
友×女友
なんか変な感じだ
了解
1です。 たぶん今日で終わらせれるはず……
――――――――――――
親友「男、俺はな」
男「……」
親友「幼の……彼氏なんかじゃないんだ」
男「はぁ? どういうことだ?」
親友「まぁ、とにかく聞け」
―――約3週間前―――
―――幼友宅―――
幼「幼友~」
幼「相談があるんだけど……」
幼友「なに?」
幼「あのね、その」
幼「あの……」
幼友「なによ、はっきり言いなさい」
幼「私、男のことが好きなの……」
幼友「……」
幼「……?」
幼友「はぁ?」
幼友「何言ってんのあんた」
幼友「幼が男君を好きだってことくらい知ってるわよ」
幼「え? 知ってたの?」
幼友「分からないわけないでしょ」
幼「えへへ、そっか」
幼友「ところで、私にそんなこと言うってことは男君に告白でもするの?」
幼「……ん、それは、できないっていうか……したくないっていうか」
幼友「は? 幼から告白したらいい話でしょ、幼なら大丈夫だって」
幼友(て言うか絶対成功するから……なんで幼は未だに自分が男君に惚れられてるってことにきずいてないのよ、て言うか男君さっさと告白しなさいよ、何やってんのよ、ヘタレか)
幼「……それじゃぁ駄目なの」
幼友「なんでよ」
幼「約束したから」
幼友「なによ約束って」
幼「幼友は親友だよね?」
幼友「当たり前でしょ」
幼「じゃぁ幼友だけに言うね」
幼「幼稚園の頃ね―――――――――
―――――――
---―――ってことが」
幼友「はぁ……」
幼友「そんなこと最後まで守るつもりなの?」
幼「そんなことじゃないもん、大事なことだもん」
幼友「アホか……」
幼友「いいから告白しちゃいなさい」
幼「だって……」
幼「その約束は絶対守るって決めたの」
幼友「本当に幼って1度決めたこと最後までやり抜こうとするよね」
幼友「そんなことで男君取られても知らないよ」
幼友(まぁ、ないと思うけど)
幼「え、そ、それはいやだよ」
幼友「じゃぁ、どうすんのよ」
幼「それを幼友に相談してるんじゃん」
幼友「あぁ、そうだったね」
幼「どうしたらいいの?」
幼友「幼は具体的に男君にどうさせたいのよ」
幼「どうって……そりゃ、その……」
幼友「まぁ、わかってるけど……」
幼「でも、いくら幼友でもそんなことできる?」
幼友「まぁ親友としてできる限りのことはするつもりよ」
幼友(て言うか、実際男君が幼に惚れてるのはほぼ事実なんだし、後は男君にきっかけを与えればいいのよね……)
幼友(何が一番手っ取り早いかしら……私が男君に直接伝えるっていうのはルール違反よね……)
幼「?」
幼友「じゃぁこれが一番早いかな」
幼友(ちょっと危ないけど……)
幼「これ?」
幼友「まぁ、やるかやらないかは幼次第だけどね、もっと良い方法があるかもしれないし……」
幼友「まぁ私が思いつく限りだと」
幼「うんうん」
幼友「恋人を偽装する」
幼「へ? どういうこと」
幼友「例えばさ、男君が何の前触れも無しに急に誰かと付き合い始めたらどう?」
幼「いや、いやだよそんなの……」
幼友「で、幼はなんで告白しなかったんだろって後悔するよね」
幼「……うん、たぶん」
幼友「でも、幼、今は告白したくないんだよね」
幼「だって約束」
幼友「あぁ、わかったわかったその話は今は置いとく」
幼「うん」
幼友「だったら、こっちが先にそうすればいいんだよ」
幼「え? それって私が誰かと付き合うってこと?」
幼友「その場合、あくまで偽で、ふりだから」
幼「……うん」
幼友「幼が誰かと付き合ったらずっと幼と一緒に居た男君の心も動くはずってこと」
幼「……動くかな?」
幼友「動くにきまってるでしょ!」
幼「は、はい」
幼友「はぁ……」
幼友「問題はその偽彼氏役を誰にやってもらうかだけど」
幼友「幼ってさ男君以外に仲の良い男友達っている?」
幼「男友達か……そうだ親友君」
幼友「え、あいつか……」
幼「だってほかに仲の良い男の人いないもん」
幼友「はぁ、しょうがないか」
幼「幼友、まだ親友君と仲悪いの?」
幼友「ふんっ」
幼友「とにかくその役はあいつに任せるとして、今回の事をやる上で注意しておくこと」
幼「なに?」
幼友「できるだけ、小規模で行うこと」
幼「どういう意味?」
幼友「あまりそのことを人に知らせないってこと」
幼友「だって、男君を十分に揺さぶったあとで、幼は別れることになるんだよ? 皆が知ってたら収集つくのが遅くなるし、それが成功してそのあとで幼と男君が付き合うようになったら、幼が皆に尻軽女だと思われるよ」
幼「…………要するに男以外の人には知られないほうが良いってことだね」
幼友「そういうことね」
――――――――――――
親友「偽の彼氏?」
幼「そう」
親友「どういうこと?」
幼「えぇと、あのね」
幼「あの」
幼友「もう、いいわ私が説明する」
親友「なんでお前が出てくるんだよ」
幼友「幼がアホなんだから仕方ないでしょ」
幼「うぅ、それは酷いよ幼友」
親友「チッ、で、どういうことだ」
幼友「そのままの意味よ、幼の偽彼氏になってほしいの」
親友「なんでだよ」
幼友「幼、もう全部言うわよ」
幼「えっ……でも」
幼友「約束のことは言わないから」
幼「うん……」
幼友「だからね―――――――
――――ってこと」
親友「…………」
親友(そっか、やっぱし幼は男のことが好きなのか)
親友(だよな、薄々そう感じてた)
親友(こんなことになるんだったら男のことなんかほっといて……)
親友(結局俺がふられることには変わりないか……)
親友「……よしわかった」
幼「ほんと? ありがと」
幼友「くれぐれもばれないようにしなさいよ」
親友「わかってるよ」
――――――――――――
―――帰り道―――
親友「……なぁ、幼」
幼「なに? 親友君」
親友「俺たち明後日から恋人のふりするんだっけ?」
幼「うん、そうだね」
親友「じゃぁさ、練習しないか?」
幼「え? こ、ここ、こいびとの練習って?」
親友「なに考えてんだよ」
幼「じゃぁ何するの?」
親友「手、繋がないか?」
幼「手……でも…………」
親友「……別に嫌ならいいよ」
幼「そんなこと」
幼「……幼友もばれないようにしろって言ってたし……」
親友「……じゃぁ」
幼「……」
ギュッ
親友(幼の手温かいな……)
親友(ごめん男、でもこのくらいならいいよな)
チャラ男「え? あれって幼ちゃん?」
―――学校―――
幼友「ちょっとあんたたちは何やってんのよ!」
幼「うぅ、ごめんなさい」
親友「ふん、バレないようにしろって言ったのはお前だろ、だから練習してたんじゃねぇか」
幼友「それのせいでクラス全員にバレてるんでしょ!」
親友「ふんっ」
幼友「ったく何やってんのよ……」
幼「うぅ、 ん? 女さんがこっち見てる?」
幼友「まぁ、今からその話を漏らした奴のところに行くわ」
親友「そいつのとこ行ってどうすんだよ」
幼友「話をつけて、少し協力させる、どうやら男君と仲良いみたいだし」
――――――――――――
チャラ男「でw 話ってなんすかww」
チャラ男「もしかして 告
幼友「チャラ男君、幼たちが手繋いで歩いてるの見たのってあなた?」
チャラ男「はいw そうですww」
幼友「そう、やっぱりあなたなのね」
チャラ男「?」
幼友「チャラ男君言っとくけどね」
幼友「あなたは少し調子に乗り過ぎなの」
幼友「だから―――
幼友「そのせいで―――
幼友「本当に―――ー
幼友「バカなの?――――
――5分後――
チャラ男「……」
幼友「あなたがどんな人かわかった?」
チャラ男「」
幼友「わかったかって聞いてんの!」
チャラ男「はいぃ、わかりました」ビシッ
幼友「で、1つ頼みたい事があるんだけど」
チャラ男「はい、なんですか」
幼友「明日の昼休みに男君を屋上まで連れて来てほしいの」
チャラ男「わかりました」
幼友「ふふ、ありがと」
幼友(……言い過ぎたかな?)
幼友(それに、いつも調子に乗ってるけど……)
幼友(今回のこともチャラ男君が悪いわけじゃないし…………)
幼友(……今度あやまろ)
―――屋上―――
親友「で、なんで屋上で昼飯食うの?」
幼「なんか昨日幼が、明日親友君に弁当作ってあげて屋上で2人で食べなさいって」
親友「ふーん、でもあいつの言うことだからなんかあるんだろうな」
幼「まぁいいや、食べよ」
親友「おお、うまそうだな」
ピローン
親友「ん? ……あいつからメール?」
親友「えっと、たぶんもうすぐそこに男君が行くと思うからちゃんと演技しなさいよ、って」
親友「これのことか……」
幼「えっ!?」
親友「ほら、食うぞ」
ギイーー ガチャ
幼「っ!」
モグモグモグ
親友「幼って料理上手なんだな、うまい」
幼「…………あ、あぁありがと、親友君」
男「っ!」
幼「……」
親友「ん?あぁ、男か」
親友「男も昼食か?」
男「……あぁ」
親友「男たちも俺等と一緒に食べない?」
男「……」
チャラ男「そうだなww 大勢のほうが楽
友「いや、俺たちは違うところで食べるよ」
男「……邪魔して悪かったな」
親友「そんなことないよ。 じゃぁ」
男「あぁ」
友「ほら、チャラ男行くぞ……」
ギィー バタンッ
幼「本当にこれで良かったのかな……」
―――教室―――
幼「じゃぁ、一緒に帰ろっ」
幼(やっぱり、こんなことしないほうが……)
幼(正直に……)
幼「話したいことがあるし……」
男「え?」
―――帰り道―――
幼「あのね、男」
男「……なに」
幼「あのさっ」
男「……」
幼「あ、いや、その……」
幼「その……」
幼「あの、えっと」
男「どうした」
幼「(実はさ、私たち付き合ってないんだよ)」ボソ
男「え?なに?」
幼「…………女さんってさ……最近ちょっとおかしいよね……」
幼(あぁ、もう、私の意気地なし……)
男「は? え?」
幼(でも今言っても、なんで付き合ってるふりしてるの?ってなるよね……)
幼(そんなこと言えないよ///)
幼(うぅ、もういい)
幼「だから! 女さんってさ――――――
―――親友宅―――
トゥルルルルトゥルルルルトゥルル
親友「ん? ……男?」
ガチャ
親友「どうした、男」
男『あ、いや、そこまでの用じゃないんだけど』
親友「ん?」
男『幼と付き合ってから上手くやってるのかなって』
親友「え? あぁ、別に問題ないよ」
親友(早速反応あり……まぁ、当たり前か)
男『そうか……』
親友「どうした?」
男『いや、ちょっと気になっただけ』
親友『ふ~ん』
男『じゃぁ、もう切るな』
親友「おう」
男「じゃ」
親友「あ、ちょっと待って」
男『ん?』
親友『あのさ男、お前って、幼』
『きゃぁぁーー』
親友(うん? 悲鳴?)
男『悪い、親友、切るわ』
親友「え、ちょっ男」 ブチィ
親友「切られた……」
―――幼宅―――
幼友「ねぇ、幼」
幼「なにー」
幼友「明日さ、遊園地行かない?」
幼「えっ遊園地? 行く行く」
幼「でも、なんで急に?」
幼友「いや、最近幼とあんまり遊んでないなって思って」
ダキッ
幼「ん~ 幼友大好きー」
幼友「ちょ、ちょっと幼」
―――遊園地―――
幼友「……で、なんでこいつがいんの……」
幼「えっとね」
親友「別にいいじゃねぇか、俺だって最近あんまり遊んでないんだよ」
幼「ってことらしいです」
幼「私たちにも責任あるかなーって」
幼友「責任?」
幼「ほら、わたしと付き合ってるってことになってから男と気まずくなってるみたいだから、それで……」
幼友「連れてきたの?」
幼「うん」
幼友「はぁ……まぁいいか」
――――――――――――
―――――――――――
親友「あれ? あいつは?」
幼「なんか、1人で行きたい所あるから2人で遊んどいてって」
親友「ふ~ん」
――妖精の森―――
キラキラキラ キラキラキラ
幼友「///」
――――――――――――
幼「じゃぁ、どこ行く?」
親友「そうだな、お化け屋敷とか?」
幼「お化け屋敷……」
親友「お化け屋敷ってどこにあるのかな」
幼「あぁ、すぐそこだよ」
親友「幼、じゃぁここに入らないか?」
幼「でも、私怖いの苦手だし……」
親友「大丈夫だって」
幼「うん……」
男「ん?」
幼「えっ!?」
男「幼……」
親友「男、何してんだ?」
男「なにって遊びに来てるだけだよ」
親友「そこの子と二人で?」
男「何か問題でもあるのか?」
親友(なんだよ、こいつ……)
親友(男は幼のことが……)
後輩「あの、先輩……」
親友「そうか……」
男「お前らだってそうだろ」
幼「……」
親友「……ほら、幼行くぞ」
チッ
―――放課後―――
親友(男はそこまで幼のこと好きじゃなかったのかな)
親友「チッ」
親友(こんなことやってる俺がバカみたいに……いや、実際にバカか)
親友「ん?」
親友「あれは……」
後輩「
――――――――――――
親友「―――ってことだ」
後輩「親友さんは……」
親友「あぁ、幼のこと好きだったよ」
親友「ずっと昔から一緒にいて、あんなにやさしくて……少し天然だけど……」
後輩「……親友さ」
親友「でもな、俺じゃダメだったみたいだ」
後輩「……」
親友「男の方が少し長く一緒にいるっていうだけで、男のことは呼び捨てで、俺のことは君付け」
親友「……やっぱ、ダメなんだよ」
後輩「そんなこと言ったら私のほうが」
親友「いや」
後輩「……」
親友「お前の方がマシだよ、だって俺なんか告白すらしてないんだぜ」
親友「男も幼のこと好きだからって、今の関係を壊したくないからって……自分に言い訳しかしてなかった」
後輩「でも……」
親友「そういうことにしておいてくれ」
後輩「……ふふ、そうですか」
親友「はは、そうだ」
親友「って、そういえば、男って」
後輩「あぁ、そうでした、幼さんのところに行ってますね」
親友「せっかく答えが出たんだから、男が幼に会う前に……」
後輩「そうですね、じゃぁ、頑張ってきてください」
親友「頑張ってるのは男だ」
後輩「ふふ」
親友「ははは」
―――――――――――――
親友「―――――――とまぁ、こんな感じのことが」
男「………………え? じゃぁ親友と幼って……」
親友「だから、さっき言っただろ」
親友「わかったか?」
男「……」
親友「わかったら、さっさと幼捜しに行けって」
男「親友ってやっぱり幼のこと」
親友「あーもう、口にださなくても、もとから知ってただろ?」
男「まぁ、なんとなく…………」
男「じゃぁ、なんで親友はそんなことに協力したんだよ」
親友「お前が幼に深く行かなかったのって俺に気を使ってか?」
男「え? ……まぁ、それもあるかもしれないな」
男「でもやっぱり、俺が臆病だったからなんだと思う……」
親友「……」
男「周りのことを言い訳にしてたんだよ……」
親友「……俺と同じってことか」
男「……そうだな」
親友「……俺は幼のことが好きだった」
男「……」
親友「お前は幼のことが好きなんだろ」
男「……あぁ」
親友「俺は好きだったんだ、もう終わったってこと」
親友「わかるか? 俺が幼たちに協力したのは、俺なりのけじめでもあるんだ」
親友「だって、幼の口から男のことが好きって聞いちゃったんだぜ?」
男「……」
親友「お前と幼がくっついたらそれで今回の事はスッキリ終わりにできるだろ?」
親友「もうこうなったら、俺にとっても、実際そうなるのが一番良いんだ」
親友「だから、男はちゃんと幼に……」
男「あぁ、わかった、絶対にちゃんとする」
親友「そういえば、なんで幼は自分からお前に告白しなかったんだろうな」
男「あぁ、それはたぶん……」
親友「たぶん?」
男「お前の話聞いてる間に思い出したんだけど、幼稚園の頃にな――――――――」
親友「ははは、そんなことがあったのか、そりゃ俺に勝ち目ねぇわw」
男「しょうもない話だけどな」
親友「いや、そんなことない」
男「そうか?」
親友「あぁ」
親友「ほら、早く行かないと後悔するぞ、俺みたいに」
男「…………」
男「じゃぁ、幼捜しに行くわ」
親友「おう」
男「親友……」
親友「ん?」
男「……ごめん」
親友「おい、謝る相手は俺じゃないだろw ていうか俺が謝られたら惨めなだけじゃねぇか、やめてくれよw」
男「……」
男「なぁ……親友」
親友「なんだ?」
男「ありがとう」
親友「……おうっ」
―――公園―――
男「幼……」
男(ここで、はっきりさせないと……)
幼「っ……」
『好きだ、俺と付き合ってくれ』
『…………はいっ』
―――――ずっと前―――――
おさな「ねぇ、おとこ」
おとこ「なに?」
おさな「将来、けっこんしよーね」
おとこ「うん、いいよ」
おさな「ぜったいわすれちゃだめだよ?」
おとこ「もちろん」
おさな「でもね、1つやくそく」
おとこ「やくそく?」
おさな「あのね、昨日ママがおさけのんでパパとケンカしてたの」
おとこ「どんな?」
おさな「でね、なんかパパがよっぱらったママに『なんで、あの時私から告白しなきゃいけなかったのよ』って言われてたの」
おさな「で、パパがなんか言ってたけど、『あーゆうことは普通オトコから言うもんでしょ』っておこられてた」
おとこ「ふ~ん」
おさな「わたしは将来そんなことでおこりたくないから、こくはくはおとこからしてね」
おとこ「わかったー」
おさな「ぜったい、わすれないでね? ぜったいだよ」
おとこ「わかった、ぜったい」
おさな「ぜったいだよ?」
おとこ「わかったって」
おさな「――――
おとこ「――――
―――FIN―
ふぅ やっと終わりました。
誤字、脱字、伏線の回収忘れ、それにうまくまとめられたかわかりませんが、ssを書くのは今回が初めてなので許してください><
なんか気になる点があれば、まだここは残しておきますのでここに書いてください。また近日来ますので……
(´・ω・)/~~~
キスの件にはノータッチなの?
>>267 キスの件は男の夢です。
女の登場は後輩に男の幼の気持ちに確信を持たせるとか話を早く進めるためとかそんな感じです。
う~ん、やっぱり酷評されましたか……
後輩ルートもちょっとは考えたんですが、そうすると長くなりそうだったんでやめました。
最近本当にやること多いんで長くなると………………すみません、ただの言い訳です。
じゃぁ、これ以上酷評されても、死ねるだけなのでさっさとHTML化しますね。
また暇になったら何か書くかも……
このSSまとめへのコメント
くだらなすぎ
親友はくす
親友はクズ
後輩と付き合ってほしい!
幼馴染みもクズ
家隣同士の幼馴染っていたら実際どんな感じなんだろう?
毎日一緒に登校するのか?
偽恋人する意味がわからない...
幼馴染クズすぎる。この展開で後輩とひっつかないって、作者の頭沸いてる
え?くそつまんねぇじゃん