P「やよいが実の妹になってパンツを見せてくれるだって・・・?」(26)


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 ( `・ω・) 妹と題名に入っていただろ?ようこそ、ID腹筋スレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 712 なので712回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないですが今日は厳しくスクワット10回。

さあ、存分に腹筋するがよい。↓

やよい「そうモナ」

P「じゃー さっそく」ニタァ

スプー「でたな!変態P!ここで成敗してやる!てやっ」バキッ

P「」

街中

P(暑い……そして疲れた。最近休んでないなあ……)

P(九人も同時にプロデュースとかさすがに無理があるだろ……)

P(でも、ここでへばったらみんなが……そしてやよいが……)

やよい『プロデューサー! ふぁいとですよー!』

P(ああ、やよいの声が聞こえる……! 早くやよいの待つ765プロに帰ろう)

P(そうすればこんな疲れもすぐに……よし、もうひと踏ん張りだ)

P(急いで事務所に――)

バタッ

P(あれ? なんだここ……真っ暗だな)

光のない空間、そこにプロデューサーは横になっていた。
周りに何があるのか分からない程に暗く、状況を把握することもできない。

P「俺は事務所に帰るために歩いてたはずなのに……ん?」

??『ちょっと、さっさと起きなさいよ。起きなさいって言ってるでしょ!』

P「だ、誰だ!? 誰か居るのか!?」

??『居るから声がするのよ! 当たり前のこと言ってどうするのよ!』

P「ええ……何で怒られなきゃいけないんだよ。暗くて近くにいるかもわからないし」

??『仕方ないわね……光よ!』

パアー

P「うおっ!? ま、眩しい……」

??『どう? これで見えるようになったでしょ?』

P「ううっ……ん? お前は……」

P「い、伊織!?」

暗闇の中、光と共に姿を現したのは伊織だった。
だが、いつも見ている彼女とは少し違う気もする。

P「どうしたんだ伊織? 変な服着て。カーテンにくるまれてるみたいだぞ」

??「変な服じゃないわよ! 神々しくて聖なる衣服なのよこれは!」

P「は、はあ……」

??「それに私は伊織じゃないわ。私は願いを司る美しき女神、イーオリよ」

P「……イーオリ?」

イーオリ「そうよ、イーオリ。どう? あまりの美しさに見とれてしまうでしょ?」

P「えっと、伊織」

イーオリ「伊織じゃなくてイーオリ!」

P「あ、ああ、イーオリ。あの……」

イーオリ「何よ、言いたいことがあるならさっさと言いなさい」

P「暑さで頭おかしくな――い、痛い!?痛いからつねるのやめろって!」

イーオリ「ふん!」

P「いってえ……あの、伊織さん?」

イーオリ「…………」

P「イーオリさん?」

イーオリ「何かしら?」

P(面倒くせえ……)

イーオリ「今面倒とか思ったわね?」

P「お、思ってないです! で、イーオリさん。色々聞きたいことがあるんですけど」

イーオリ「何よ」

P「とりあえず、ここはどこなんだ? それで何で俺はここに居るんだ?」

イーオリ「つまらないこと聞くんじゃないの。まあいいわ、教えてあげましょう」

イーオリ「ここはあんたの精神の中、どうしてってのは……簡単に言うと、あんた働き過ぎ」

P「……はい?」

P「精神の中? それに働き過ぎって」

イーオリ「覚えてないの? あんた、真夏の街中で倒れたのよ」

P「は? 俺が、倒れた……?」

イーオリ「ええ、最近ちゃんと休んでる? 眠れてる? ご飯は食べてる?」

P「母親みたいな言い方だな……」

イーオリ「こっちは真面目に聞いてんのよ!」

P「うーん、夏休みだから学校が無い分みんな仕事できるし、その分俺も忙しくなってはいるな」

イーオリ「ええ、その通り。で、ご飯は?」

P「夏バテであんまり食べてないなあ……ゼリーとかで済ませちゃったりとか」

イーオリ「あんたねえ……そんなの倒れるに決まってるでしょ」

P「そう言われると確かに……」

イーオリ「そして睡眠、全然眠れてないのも知ってるのよ」

P「……俺のストーカーだったりする?」

イーオリ「神様だから分かるのよ! この宇宙一美しいイーオリちゃんは全てお見通しなんだから」

P「じゃあ、俺の眠れない原因もわかるのか? 自分でもわからないし教えてくれよ」

イーオリ「簡単に言うと、『不安』ね」

P「不安……」

イーオリ「あんた、全員をしっかりプロデュースしないと、とか俺のせいで失敗させないようにしないと、
      とか考えて気付かない内に結構追い込まれてるのよ。どうかしら? 思い当たる?」

P「……否定はできないな」

イーオリ「そういうのが積み重なっておまけにこの暑さ、ばたーんって倒れちゃった訳ね」

P「はあ……そんなに追い込まれてたのか」

イーオリ「元気出しなさいよ。そのためにこのイーオリちゃんが来てあげたんだから」

P「そのために?」

イーオリ「そう。結構頑張ってるし、私があんたを癒すために願いを叶えてあげようって現れたの」

P「え、本当に?」

イーオリ「ええ、イーオリちゃんは嘘なんてつかないわ。さあ、願い事を言いなさい!」

P「願い事か……じゃあ、765のみんなをトップアイドルにしてくれ!」

イーオリ「……それはできないわ」

P「できない? 神様だから何でもできるんじゃないのか?」

イーオリ「あんたねえ、全員トップアイドルにしたら何人に影響が出ると思ってるのよ」

P「全員だから俺とか合わせても20人居ない位だぞ?」

イーオリ「トップアイドルにした時点で日本中に影響が出るわよ。そういうとこまでは神様は手を出しちゃいけないの」

P「神様なのにケチくさ――痛い! だからつねるなって!」

イーオリ「ケチ臭いなんて言うからよ。それと言っておくけど効力は3日間だから」

P「3日間であまり大きくない願い……」

イーオリ「私も時間がないからさっさとしなさい」

P「……わかった、俺の願い事は――」






やよいが実の妹になって、好きな時にパンツを見せてもらいたい

イーオリ「…………」

P「…………」

イーオリ「……は?」

P「おう」

イーオリ「…………え?」

P「ええ」

イーオリ「………………………はい?」

P「はい」

イーオリ「はいじゃないわよ! このヘンタイ! HENTAI! ド変態!!」ゲシッゲシッ

P「い、痛い! 落ち着けって!」

イーオリ「落ち着ける訳ないでしょこの変態たーれん!」ドゲシッ

P「ごめんなさいごめんなさい!」

イーオリ「はあ……はあ……ついカッとなってしまったわ」

P「お、落ち着きました?」

イーオリ「……ええ。一応聞いておくけど、それが本当にあんたの願いなの?」

P「ああ」

イーオリ「即答でキメ顔とかそういう時に使うもんじゃないわよこの変態」

P「……すいません」

イーオリ「……仕方ないわね。いいわ、あんたの願い叶えてあげる」

P「えっ!? いいのか!?」

イーオリ「ええ、ただし3日間だけよ。その間だけ癒されるといいわ」

P「マジかよ! いおりん話わかるじゃん!」

イーオリ「いおりんじゃなくてイーオリよ! 何度言えばわかるのかしら……」

P「サンキューイーオリン! 早速頼む!」

イーオリ「……いくわよ」

イーオリ「セーナミ――、リオーイ――ジーマ、リプティー!!」

P「ぬおっ!? デコから光が――」

――ろでゅーさー、ぷろでゅ――、

P「う、ううん……後五分……」

プロデューサー!

P「んっ……ふわあ……あれ、ここは?」

やよい「起きてくださいプロデューサー!」

P「あれ? やよいか……イーオリは?」

やよい「いーおり? 伊織ちゃんなら竜宮小町のお仕事にいってますよ」

P「そ、そうか」

P(ここは……事務所、だよな? うーん、やっぱりさっきのは夢か?)

やよい「小鳥さーん! プロデューサー起きましたよー」

小鳥「ありがとうやよいちゃん。プロデューサーさん、おはようございます」

P「お、おはようございます。すいません……俺、寝ちゃってたみたいで」

小鳥「いいんですよ、最近お疲れでしょうし。それでお願いがあるんですけど――」

P「――じゃあ、留守番してればいいんですね? わかりました」

小鳥「お願いします。銀行が閉まる前に行かないと……すいません、お願いします」

やよい「いってらっしゃーい!」

P「ふわあ……事務所には俺とやよいだけか?」

やよい「はい、そうですよ。えっと、だから、あの……」

P「ん? どうした?」

やよい「……今だけはいつも通りにしていいよね、お兄ちゃん」

P「――ッ!?」

P「や、やよい……今なんと」

やよい「あ、あの……二人になったからいつもみたいに呼んでもいいかなーって」

P「違う、そうじゃない……俺が、お兄ちゃん?」

やよい「? 何か変なことでもあるの、お兄ちゃん?」

P「――ッ!? こ、これは……」

やよい「だ、大丈夫!? どこか痛いの!?」

P「だ、大丈夫だ……なんでもない」

やよい「お兄ちゃん、最近あんまり休んでないから心配で……」

P「いや、違うんだ。ただ、その……」

P(その響きが最高にハイだったってだけなんだ……とは言えないな)

やよい「……本当に大丈夫?」

P「あ、ああ、気にしないでくれ」

P(これは……マジでやよいが俺の妹になったって解釈していいのか?)

P(だとすると、俺の願いにはもう一つ条件が付いていたはずだ……)

P(それも実現する……? 試す価値は……)

やよい「……お兄ちゃん?」

P(……いや、ノリで言ってしまったが純粋無垢なやよいにそんなことをさせる訳には)

やよい「やっぱり、疲れてるように見える……あうー、心配だよ」

P(……そうだ、俺は疲れてるんだ。だからその疲れを癒すために――)

P「やよい、あのさ……」

やよい「なーに、お兄ちゃん?」

P「その……パンツ、見せてくれないか?」

やよい「えっ……」

P(イーオリさん、やよいちゃんメッチャ引いてるんですけど!?)

やよい「あうー……うう、本当に見たい?」

P(……だが、男は引かれても退いてはいけない時がある――それが今だ)

P「……いいだろう?」

やよい「……もう、仕方ないなー。……誰もいないよね、お兄ちゃん」

P「ああ、俺とやよいの二人だけだ」

やよい「……ううっ」

そう言うとやよいは履いているスカートを少しずつたくし上げ、
顔を真っ赤にしながらプロデューサーに話しかけた。

やよい「……はい」

P(本当に、やよいのパンツが……純白のパンツが目の前に……)

P(神は本当にいた……ありがとうイーオリン……)

二人っきり以外の時は敬語にしてこっそりパンツ見せてもらうとかもいいと思う
もしかしたら続く

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