渋谷凛「このっ…」 (269)

このSSは渋谷凛「くっ…」の続編になります。(何ヶ月前だろ…)
とはいえ、引き継ぐのはNG3人+城ヶ崎姉妹+ありすのいる事務所というだけなので、
これだけ読んでも大丈夫だと思います。

いかんせんタイプが下手なので遅筆ですが、お付き合いくだされば幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406477258

~@事務所~

ありす「おはようございます」

P「おう、ありす。おはよう」

ありす「橘です」

P「でも…」

ありす「でもじゃないです」

凛(まだやってるんだ…)

P「まぁともかく仕事の話だからさ」

ありす「何ですか?」

P「TVドラマでちょうどありすくらいの年の子の役があってな」

P「ちょい役ではあるけど、ちょっと台詞が多いんだ。撮影は来週。どうだ?」

ありす「やります」

P「よし、わかった。じゃあそう返事しておくな。あと、これが台本」ヒョイ

P「ありすの役のところにはマーカー引いてあるから」

ありす「わかりました。ありがとうございます」

P「ん、わかんないことあったら何でも聞いてくれ」

ありす「はい」

P「ありすは…今日はレッスンだけか。頑張ってな」

ありす「はい。それでは失礼します」

P「おう」

ありす「あ、あと…」

P「どうした?」

ありす「橘です」バタン

P「…」

凛「まだやってるの?」

P「ありすも頑なだよなぁ」

凛「いや、プロデューサーも頑なだと思うけどね…」

P「だってまだ12歳だよ?いや、別に子ども扱いする気はないけど…」

P「あんな肩肘張ってるのは良くないと思うんだよ」

凛「そっちは私たちが見ておくからさ」

P「よろしく頼むな。…ん~でもな…」

凛「どうしたの?」

P「なんか俺が悲しいんだよな、壁作られてるみたいで…」

P「ま、焦っても仕方ないか。きっかけが必要なんだろうな、きっと」

P「よしっ、さぁ仕事仕事!凛もまずは自分のこと、良いな?」

凛「わかってるよ」

P「じゃあ今日の撮影頑張ってきてな。俺は…」

凛「俺は?」

P「この書類片付けなきゃ」ドッサリ

~あくる日@事務所~

ありす「…」ポチポチ

P「お疲れ様でーす」ガチャ

ありす「お疲れ様です」チラッ

P「ん?何やってるんだ?」

ありす「ちょっと読めない漢字があったので、調べてルビふってるんです」

P「あ~、なるほど。ちょっと俺も気が利かなかったな」

P「読めないと調べるのも大変だろ。どれだ?」

ありす「えっとですね…」

ちひろ「プロデューサーさーん!昨日お願いした書類まだですかー?」

ありす「…」

P「…」

ありす「…とりあえず自分で調べますから」

P「悪いな…でもわからなかったら気にせず聞いてくれ」

ありす「わかりました」ポチポチ

莉嘉「ありすちゃん、アタシに聞いてもいいんだよ?」

ありす「莉嘉さんは漢字得意なんですか?」

莉嘉「え?いや、アハハ…」

ありす「…」

~さらにあくる日@事務所~

ありす「○○××△△~」

P「お疲れ様でーす」ガチャ

ありす「…」ピタッ

P「あれ、一人か?」

ありす「そうですけど?」

P「そっか。話し声が聞こえたからさ」

ありす「あ…私が台詞の練習してたんです」

P「なるほど。よし、じゃあ一度聞かせてみてくれよ」

ありす「…」

P「どうした?」

ありす「…まだ聞かせられるレベルではないので」

ありす「向こうで練習してきます」サッ

P「あ…」

P「ふぅ…難しいねぇ…」

~撮影当日~

ありす「おはようございます」

P「おはよう。あと30分くらいで出るから準備よろしくな」

ありす「わかりました」

P「あ、ちひろさん書類出来ましたんで、ここに置いておきますね」

ちひろ「ありがとうございます。ありすちゃんの送迎の方もお願いして大丈夫ですか?」

P「えぇ、そのつもりです。そろそろですかね」

ちひろ「そうですね」

P「おーい、ありす!そろそろ行くぞー」

ありす「もう準備はできてます」ヒョコッ

P「よし、じゃあ行くか。忘れ物はないか?」

ありす「大丈夫です」

ありす「プロデューサーは車運転できるんですか?」

P「ん?そりゃ大人だしな。別に危険な運転はしないから安心してくれ」

ありす「はい」

P「どうだ?台詞の方は」

ありす「大丈夫です、練習してきましたから」

P「そっか、結構量あったのに凄いな」

ありす「いえ…」

P「演技の方はトレーナーさんから聞いてるけど、評判良かったよ」

ありす「そうですか?演技は初めてなのでよくわからないですけど…」

P「まぁ硬くならずに普通にやれば大丈夫だよ。数分だしな」

ありす「硬くならず、ですか…」

P「ん、そうだ。よーし、着いたぞー」

話ほぼ進んでないですが、今日はこのあたりで…
明日は夜10時前後に再開できるかと思います。

こんな時間までお付き合いくださってる方がいたら、ありがとうございました。
それでは良い夜をお過ごしください…


前スレも張らずにスレ立てとな

誰かお願いしますこのシリーズ好きだったんです

>>1
続き期待



>>20
お前なんてこれでも読んでやがれ

渋谷凛「えっ…」
渋谷凛「えっ…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383752189/)

渋谷凛「むっ…」
渋谷凛「むっ…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385908454/)

渋谷凛「くっ…」
渋谷凛「くっ…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395240838/)

お疲れ様です、>>22さん、ありがとうございます。
それではのんびり再開していきます。

~@撮影現場~

P「おはようございます、本日はよろしくお願いします」

ありす「よろしくお願いします」

監督「あ、どうもこれは丁寧に」

監督「早速ですけど主役の方の予定が押しててすぐ撮影入りたいんですが、大丈夫です?」

P「はい、すぐ準備してきます」

P「じゃあメイクさんとこ行って準備しておいで」

ありす「はい」タッタッ

P(主演の人、気難しいからなぁ…何事もないと良いんだけど)

ありす「お待たせしました」

監督「よし、じゃあ撮影入りまーす!」

P「頑張ってこいな」ポン

ありす「はい」

P(ん?あれ、沢山電話きてる…)

P「ちょっと俺電話してくるな。終わったらここで待っててくれ」

ありす「え?は、はい…」

P「わ、留守録も入ってるじゃん。えーっと…」ピッ

P「…」

P「……」

P「………どうしよ」

ありす(次は私の台詞だ…これくらい、1人で出来…)

ありす「えっと、あれ…」

P(まぁともかく、ありすの事だよな)

P(もう撮影終わっちゃったかな?)ヒョコッ

監督「はーい、OKでーす、休憩入りま-す!」

P「あれ、結構長引いてたんですね?」

スタッフ「子役の子がちょっとあがって台詞出てこなかったみたいで、もう一度撮り直してたんですよ」

P「ありゃ、そうなんですか」

スタッフ「まぁ撮影初めてみたいですしね。最後は良く撮れてましたよ」

P「そうですか、ありがとうございます」

P(えーっと、ありすはっと…あ、いた)

P「お疲れ、ありす」

ありす「…」

P「ほら、最後挨拶して帰るぞ」

ありす「はい…」

P「今日はありがとうございました」

ありす「…」ペコッ

監督「はーい、お疲れ様」

P「すみません、ご迷惑をおかけしようで…」

監督「いやいや、撮り直しも一回だけだしね。ありすちゃんもお疲れさまでした」

P「それではこれで失礼します。また機会があればよろしくお願いします」

ありす「お疲れ様でした…」

監督「はーい、どうも~」

P「じゃあ最後主演の人にも挨拶して帰るぞ」

ありす「…」

P「撮影お疲れ様です。今日はありがとうございました」

ありす「ありがとうございました」

女優「…」

P(こっちを見もしない…)

P「それではお先に失礼します。ドラマ、楽しみにしています」

ありす「…」ペコッ

P「よし、じゃあ帰るか」

ありす「…」

P「あんまり気にするなよ、あの女優さんは気難しくて有名な人だから」

ありす「…」

P(あー、落ち込んでるねぇ…どうしたもんか…)

P「ちょっと俺トイレ行ってくるな。ここで待っててくれ」

ありす「…」

P(ふぅ、どうするかねぇ…慰めるっても…)

P(あー、俺こういうの苦手なんだよなぁ…子供相手だし…)

P(っても、こんなところにずっといるわけにもいかないし…)

P(…何か外が騒がしいな?)

女優「○○△△××!!」

ありす「…」

P(うっそーん…)

P(深呼吸、深呼吸。覚悟を決めて…)

女優「わかる?私はアンタみたいなのと違って忙しいの」

女優「それなのに撮り直しとかされると困るのよねー」

ありす「……」

女優「大体アンタみたいな…」

P「あー!!」

女優「」ビクッ

ありす「」ビクッ

P「どうもこんにちは!」

P「私この子のプロデューサーをやっております、Pと申します」

女優「あなたがこの子の?あのねぇ…」

P「私この仕事がきた時本当に嬉しくて!女優さんと同じ現場に行けると思っただけで嬉しくて嬉しくて!」

女優「ちょっと、あなた声が…」

P「実を言いますと、貴方の大ファンでして!それでこの業界に入ったようなものなんです!」

女優「あ…それはどうも…」

P「うわー、こうしてお話が出来るなんて感激です!すみません、この手帳にサインしてもらっても良いですか?!」

女優「あの…」

P「是非お願いします!」

女優「…」サラサラ

P「うわー!ありがとうございます!ありがとうございます!一生大事にします!」

P「すいません、お時間をとらせてすいませんでした!」

P「それでは失礼します。ほら、ありす」

ありす「失礼します…」ペコッ

女優「…」

女優「…何あれ」

P「はぁ。大丈夫だったか?ありす」

ありす「別に…」

P「そうか、良かった。さっきも言ったけど、気難しい人だからあまり気にするなよ」

ありす「…」

P「初めての撮影で緊張したんだろ?なのに俺も席外したりしてごめんな」

ありす「…」

P「ほら、帰るぞ」

ありす「プロデューサーは…」

P「ん?」

ありす「あの女優さんのファンなんですか?」

P「まさか。見たろ?あんまり良い人じゃないしな」

ありす「じゃあ…私を助けてくれたんですか?」

P「ん?まぁ…そんなところかな。カッコ良かったか?」

ありす「…カッコ悪かったです」

P「はは、そりゃ残念だ」

ありす「…怒らないんですか?」

P「なんでだ?」

ありす「お仕事も失敗しちゃいましたし…さっきはプロデューサーにも迷惑かけました…」

P「怒って欲しいのか?」

ありす「そういうわけじゃないですけど…」

ありす「私がっ、子供だと思ってるなら、許さないっですっ」ヒック

P「ふぅ…」

P「ありす、ありすはまだ子供だよ」

P「でもな、これは仕事だからありすを子ども扱いはしない」

P「その上で、だけど。まず仕事の方は失敗とまでは言わないな。それに俺はありすがちゃんと練習してたのも知ってる」

P「そしたら怒りはしないよ。次頑張ろうな、とは言うけど」

ありす「…」

P「あと、別に迷惑だと思ってないよ。俺はありすのプロデューサーだしな」

ありす「でも…」

P「もしさ、ありすが完璧に仕事をこなしたらどうなると思う?」

ありす「え?」

P「俺は仕事なくなってクビになっちゃうよ」

P「だからな、少しくらい俺に世話かけさせてくれ」

ありす「…ふふ」

P「ようやく笑ってくれたな、じゃあ帰ろうか」

ありす「はい」

P「あ、そうだ」

P「この前な、スタイリストさんに美味しいスイーツ屋さん教えてもらったんだ。そこ寄って帰るか」

ありす「え…」

P「どうした?甘いもの嫌いか?」

ありす「いえ…さすがにそういう気分には…」

P「じゃあ向こう行ったら俺が怒らなかったもう一つの理由教えるからさ」

ありす「じゃあ…はい」

P「よし、じゃあ行くぞー」

~@スイーツ屋~

ありす「で、何でなんですか?」

P「おぉ、せっかちだな。じゃあこれ見てくれ」

ありす「携帯ですか」

P「ん、着信履歴を見てくれ」

ありす「ちひろさんばっかりですね」

P「一番上が留守録になってるだろ?聞いていいぞ」

ありす「はい」ポチッ

ちひろ『あっ、プロデューサーさーん?この前お願いした書類ですけど、数字間違ってましたよー?』

ちひろ『これ、明日向こうに送らなきゃいけないって知ってますよねー?』

ちひろ『うふふ、今日は一緒に残業頑張りましょうね♪』

ちひろ『あっ、もしかして私と長く一緒にいたくてわざと間違えてるんですかね?』

ちひろ『そうだったら嬉しいなー。それじゃあお早いお帰り待ってますね♪』ブツッ

ありす「…」

P「…な?」

ありす「…頑張ってください」

P「帰ったら俺ちひろさんに怒られるんだよ…ありすは知らないだろ?ちひろさんって怒ると怖いんだぞ?」

ありす「そうなんですか?」

P「ニコニコしてるんだけどな。こう、オーラがだな…」

ありす「ふふ…」

P「ってことで、俺もミスしてるしな。ありすを怒る資格なんてないんだよ。」

P「ここに来たのもな、覚悟を決めてるんだ」

ありす「覚悟ですか?」

P「そう。帰ったら怒られるのは確定だから、今良い思いしておかないとな」

P「本当は俺がここに来たかったんだよ。俺、甘いもの好きでな」

ありす「私、ちひろさんに言っちゃうかもしれませんよ?」

P「あ、それはダメだぞ、絶対」

ありす「どうしよっかな…」

P「よし、じゃあこうしよう」

P「ちひろさんに黙ってて貰う代わりに、何でも好きなもの頼んでいいぞ」

ありす「何でもですか?」

P「何でも、だ」

ありす「じゃあ…」

P「何にする?」

ありす「この…ジャンボいちごパフェが食べたいです」

P「よし、これでありすは共犯な。店員さーん!」

ありす「プロデューサー」

P「ん?まだ何か頼むか?」

ありす「いえ…今日はその…ありがとうございました」

P「ん、どういたしまして。しつこいけどな、ちひろさんには秘密だからな?」

ありす「2人の秘密、ですね」

P「そういうこと」

眠くなってきたのと、一山終わりましたので今日はこの辺りで…
明日も同じく10時くらいの再開になるかと思います。

それでは、お付き合いありがとうございました。
おやすみなさいです…

お疲れ様です。
途中間が開くかもですが、のんびり再開していきます。

~次の日@事務所~

凛「おはようございま…」

凛「…?!」

凛(ありすがプロデューサーの腕にぶら下がってる…)

P「ありすー、ちょっと腕が重いんだけど…」

ありす「私、重いですか?」

P「いや、そんなことはないぞ」

ありす「じゃあ良いですよね」

凛(えぇ~…)

P「頼むよ~、俺昨日徹夜で身体つらいんだ…」

ちひろ「あら、私も徹夜ですよ?」

P「すみません…」

凛「ちょっと、プロデューサー」

P「ん?」

凛(何したの?)ボソボソ

P(何って?)ボソボソ

凛(何で急にベタベタしてるのって聞いてるの)ボソボソ

P(わからん。わからんけど懐かれたらしい)ボソボソ

ありす「…」

ありす「凛さん?」

凛「えっ、な、何?」

ありす「近づきすぎじゃないですか?」

凛「へっ?」

ありす「プロデューサーとアイドルの距離としては不適切だと思います」

凛「え、あ、うん。ごめん」バッ

凛(って、よく考えたらありすはひっついてるじゃないの…)

ありす「えへへ」

凛(落ち着いて凛、相手は小学生よ。クールにクールに…)

~次の日@事務所~

凛「おはようござ…」

ありす「…」ベタッ

P「ありすー」

ありす「何ですか?」

P「くっついてて暑くない?」

ありす「そんなことないです」

P「そうか…」

凛(押しに弱すぎでしょう…!)

~次の日@事務所~

凛「…」ガチャ

ありす「…」ベター

莉嘉「ねぇねぇ、Pくん、Pくん」

P「ん?」

莉嘉「夏休みだよ、夏休み!」

P「おー、いいなぁ学生は休みがあって」

莉嘉「Pくんは休みないの?」

P「莉嘉達に仕事がある限り、ないな」

莉嘉「じゃあ皆でお休みしようよ☆」

P「いいなー、それ。莉嘉は何がしたいんだ?」

莉嘉「アタシはカブトムシ採りに行きたい!」

P「結構アクティブだな。昔は俺も結構山に採りに行ったりしたな」

莉嘉「へ~」

凛「プロデューサー」

P「ん?どうした?」

凛「会議室、借りるね」

P「おう、良いぞ」

凛「行くよ、未央、卯月」

未央「またか~」

卯月「?」

凛「美嘉も」

美嘉「えっ、アタシも?」

凛「…」バタン

凛「では第2回ニュージェネレーション会議with美嘉を始めます」

美嘉「何コレ?」ヒソヒソ

卯月「凛ちゃんのお悩み相談室みたいなものだよ」

未央「結構ストレートに言うね…」

凛「えー、今日のお題はですね…」

未央「はいはーい!」

凛「何?未央」

未央「ありすみたいにベタベタしてみれば良いと思いまーす」

凛「私まだお題言ってないんだけど…」

未央「手間を省いてあげたんだよ」

卯月「最近ありすちゃんプロデューサーと仲良いですよね」

美嘉「意外と積極的だもんねー★」

未央「あー、羨ましいなー(棒)」

美嘉「そうだねー(棒)」

凛「や、やっぱりそう思う?」

卯月「仲良いのは良いことですっ」

未央「凛もベタベタしてみよーよ」

美嘉「そうそう。さぁ想像してみましょう…」

凛「うん…」

~妄想中~

凛「プロデューサー」ベタッ

P「あのさぁ、凛」

凛「何?」

P「暑くない?」

凛「アツアツだね」

P「へ?」

凛「ん?」

~妄想終了~

凛「…無いね」

未央「無いね」

凛「無いなら言わないでよ!」

未央「いやー、やってくれたら面白いかなーって思って」

凛「全く…」

美嘉「いい?凛」

凛「え?」

美嘉「凛はクールでカッコいいと思うよ」

凛「あ、ありがと…」

美嘉「でもね、女としてはそれじゃ全然ダメ」

凛「え…」

美嘉「凛みたいな子はね、相手に自分じゃ釣り合わないって思わせちゃうの」

凛「そ、そうかな…」

美嘉「だからね、ギャップを見せるの」

凛「ギャップ…」

美嘉「凛みたいなクールな子が普段見せない姿を自分には見せてくれる…」

美嘉「そういうのに男はグッとくるし、『この子俺のこと好きなんじゃね?』って思わせられるの」

凛「なるほど…」

未央「さすがのカリスマ意見だねー」

卯月「美嘉ちゃん恋愛経験豊富そうですもんねっ」

美嘉「えっ」

凛「…」(キラキラした目)

美嘉「ま、まぁね★あは、あはは…」

凛「ギャップ、かぁ…」

未央「素を出せば良いんじゃないの?」

凛「い、いや、私これが素だし…」

卯月「私も凛ちゃんみたくカッコよくなりたいなぁ」

美嘉「卯月はそのままが良いと思うよ、うん」

未央「まぁ自分がやらなそうだなって思う事をやってみればいいんじゃない?」

凛「なるほど、ね…」

凛「よしっ、じゃあ今日はこれにて解散っ」

未央「お疲れ様ー」

美嘉「お疲れー★」

卯月「お疲れ様でしたっ」

ドア「ガチャ」

P「ん、もういいのか?」

凛「うん。鍵返すね」

P「今莉嘉達と話してたんだが、夏休みの季節なんだなー」

P「もうすぐ凛たちも夏休み入るんだっけ?」

凛「うん、その前に期末試験あるけどね」

P「あー、あるな。勉強のほうは大丈夫か?」

凛「まぁ、大丈夫だと思うよ」

P「そうか」

未央「…」

美嘉「…」

P「おい、そこの2人はなぜ目をそらした」

未央「大丈夫大丈夫、まだ1週間あるから」

美嘉「ねー★」

P「頼むぞ、俺も親御さんに謝りに行くのは嫌だぞ」

P「辞めさせるとか言われたら止められないし」

美嘉「えー?!」

P「それが嫌ならちゃんと勉強しろってこと」

P「大抵のことならちひろさんが教えてくれるしさ」

未央「プロデューサーは教えてくれないの?」

P「俺は勉強をサボった者の夏休みがどうなるか、なら教えてやる」

凛「酷い…」

P「卯月くらい安定した点を取ってほしいもんだな」

未央「あんなピタリ平均点のマネはできないよ…」

P「普段からちゃんとやってればそれくらい出来るって事だよな、卯月」

卯月「頑張ってます!」

P「ほら」

未央「うへ~」

卯月「わかるとこなら私が教えてあげるから、ね?」

未央「おぉ、しまむーがお姉さんに見える…」

美嘉「いや、元から年上だから」

P「ともかく、通知表返ってきたら見せて貰うからな。恥ずかしい点取るなよ」

凛たち「はーい」

考えていた部分まで全く進まなかったのですが、こんな時間ですのでこの辺で…
明日も10時ごろ再開予定ですが、イベの加速次第で少しずれ込むかもしれません(小声)

それではこんな時間までありがとうございました。おやすみなさいです…

お疲れ様です。
それでは遅くなりましたが、再開します~。

~あくる日@収録現場~

凛「お疲れ様でした」

スタッフ「お疲れ様でしたー」

凛「お疲れ様です、今日は呼んで頂いてありがとうございました」

ディレクター「あー、凛ちゃんお疲れ様」

凛「はい、とても楽しかったです。また機会があればよろしくお願いします」

ディレクター「いやいや、こちらこそ。じゃあ帰り気をつけてね」

ディレクター「あ、プロデューサーさんにもよろしく」

凛「はい、ありがとうございます」

凛(個室の控え室、か。それはそれで寂しいね)

ドア「コンコン」

凛「はーい、どうぞー?」

??「お疲れ様です」

凛「お疲れ様…です?」

凛(…誰?)

??「うわぁ、本物の渋谷さんです!カワイイですね!ボクもカワイイですけど!」

凛「はぁ…」

??「申し遅れましたが、ボクは輿水幸子です。近くで撮影があったので挨拶に来ました」

他社P「どうも渋谷さん、お疲れ様です」ヒョコッ

凛「あ、他社Pさん、お疲れ様です」

他社P「こちら、うちに新しく入った幸子です。近くに来たのでご挨拶に…」

他社P「ほら、幸子。ちゃんと挨拶したか?」

幸子「しましたよ!何といってもボクはカワイイですから」

他社P「おー、そうだなー。偉いぞー」ナデナデ

幸子「フフーン」

凛「…」

他社P「幸子もね、渋谷さんみたいな立派なアイドルになって欲しいものですよ」

凛「いえ、私なんか…」

幸子「ボクはきっとトップアイドルになりますよ♪」

幸子「だからPさんはこれからも忙しくボクのためにイヌのように走り回って下さい!」

他社P「はは、それも悪くないな」

他社P「よし、じゃあディレクターさんに挨拶して次の現場行くか」

凛「あ、さっきもう帰られたって…」

他社P「え、そうなんです?そっか…」

幸子「ボク、さっき挨拶してきましたよ?」

他社P「え、そうなの?」

幸子「フフーン、全くPさんはボクがいないとダメダメですねっ♪」

他社P「そうだな。幸子がいないと俺はダメかも…」

凛「…」

幸子「ボクと出会えたのはPさんの一生分の幸運ですよ!」

幸子「ボクがどんなお仕事でも完璧にこなしてみせますから」

他社P「どんな仕事でも?」

幸子「え?ま、まぁ…」

他社P「よし、そんなカワイくて完璧な幸子に次の仕事があるんだ。じゃあ行こうか」

幸子「ちょっと待ってください。どんな仕事なんですか?」

他社P「ライブだ」

幸子「ライブ!」

他社P「そうだ、演出も凝ってるんだぞ?」

幸子「へぇ、それはボクのために感心ですね。どんな演出なんですか?」

他社P「スカイダイビング」

幸子「え?」

他社P「スカイダイビング」

幸子「…は?」

他社P「え?幸子がやりたいって言ったんじゃん」

幸子「言いませんよ、そんな事!」

他社P「だって空から舞い降りたいって…」

幸子「それは例えですよ!」

他社P「でももう社長に許可取っちゃったし…」

幸子「…」

他社P「まぁ今日は練習だから。な?」

幸子「ま、まぁちゃんとした人に教えて貰えるんなら…」

他社P「おう、任せとけ。ちゃんと教えてやるから」

幸子「へ?Pさんなんですか?」

他社P「うん。費用かからないしな」

幸子「いやいや。ちゃんとしたインストラクターとか…」

他社P「大丈夫だって。俺資格持ってるから」

幸子「いやいやいやいや」

他社P「あっ、やばい予約に遅れちゃう」

他社P「それじゃあ渋谷さん失礼します。すみません、お騒がせして…」

他社P「また改めてご挨拶に伺います。プロデューサーさんにもよろしくお伝えください」

凛「いえ、その…頑張ってください…」

幸子「ちょ、ちょっと…」

他社P「大丈夫だって。俺大学のときは航空部だったんだから」ガチャ

幸子「それ関係ないでしょう?!」

他社P「大丈夫、大丈夫」

幸子「あ、あぁぁぁ…」

凛「…」

凛(凄いね…)

凛(いや、ちょっと待てよ)

凛(……)

凛「よし」

~@事務所~

P「暑い…エアコンつけましょうよ…」

ちひろ「もう5時過ぎなので我慢です」

P「もうそんな時間ですか。ってことはそろそろ凛も戻ってきますね」

ちひろ「そうですね」

凛「お疲れ様です」ガチャ

P「おっ、噂をすれば。仕事の方はどうだった?」

凛(よ、よーし…)

凛「…」

P「…もしかして何かあったのか?」

凛「かっ、可愛い私にかかればあんな仕事、大したことないよね」

P「え?」

ちひろ「へ?」

凛(聞こえなかったのかな?)

凛「可愛い私にかか…」

P「う、うん、そうだな。うん」

ちひろ「」アゼン

P「あ、あー、ディレクターさん元気だったか?」

P「いつもお世話になってる人だから挨拶しときたかったんだけど…」

凛「私が挨拶しておいたよ。プロデューサーによろしくだって」

P「そっか。ありがと、気がきくな」

凛(!!)

凛「全く、プロデューサーは私がいないとダメだね」

P「えっ」

ちひろ「えっ」

凛(??)

凛「全くプロデューサーは…」

P「う、うん、そうだな。ダメダメだよ、うん」

ちひろ「そ、そうですよ、ダメダメですよ」

凛「うんうん♪」

凛「私トップアイドル目指して頑張るから」

P「あ、あぁ、そうだな、一緒に頑張ろうな」

凛「だからプロデューサーは私のためにハナコみたいに走り回ってよね」

P「お、おう…?」

ちひろ「ハナコ?」

P「凛の家で飼ってる犬です」ボソボソ

ちひろ(犬?!)

ちひろ「えっと、凛ちゃんお疲れ様。今日はもう疲れてるみたいだから…」

凛「ねぇ、ちひろさん」

ちひろ「えっ?」

凛「私って可愛い?」

ちひろ「え、あ、ど、どうだろ…」

凛「…」

凛「今日は帰るね。お疲れ様…」

P「き、気をつけてな…」

凛「…」バタン

ちひろ「何だったんでしょう…」

P「さぁ…」

ちひろ「ちょっと気圧されちゃったんですが、可愛いって言ってあげたほうが良かったんですかね…」

P「凛、そういう路線が良いのかな…」

ちひろ「いや、そこまで重い話じゃ無いんじゃ…」

P「あぁ、でもそうしたら凛が765プロの真さんと方向性被ってしまう…」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「でも本人の意思は尊重するべきですよね…」

ちひろ「おーい?」

P「と、とにかくですね、明日凛が来たら沢山可愛いって言ってあげましょう!」

ちひろ「…そういう問題ですかね?」

~次の日@収録現場~

スタッフ「お疲れ様でした」

凛「はい、お疲れ様でした」

スタッフ「すみません、控え室が相部屋で…」

凛「いえ、お気になさらず…それでは」バタン

凛「ふぅ…」

凛(よく考えたら昨日は押しが強いだけで全然ギャップになってなかった)

凛(今日は…)

杏「どしたの、凛。悩みでもあるの?」

凛「えっ?い、いえ…」

杏「聞くだけ聞くよ?聞くだけだけど」

凛「いえ…杏さんもう戻ってたんですね」

杏「そりゃ収録終わってそのまま戻ってきたんだもん。凛こそ何やってたのさ?」

凛「えっと、監督さんに挨拶とか…」

杏「偉いねー。でもそんなのプロデューサーに任せればいいじゃん」

凛「いやー…」

杏「そうだよ。大体ね、凛は真面目すぎるんだよ」

凛「そうですか?」

杏「凛が頑張っちゃうとプロデューサーの出番が無くなっちゃうじゃん」

凛「…」

杏「だから杏はダラダラしてるの。プロデューサーのためにね」

凛「そうなんですか…」

ドア「コンコン」

凛「はーい」

杏「んー」

他社P「お疲れ様です渋谷さん。最近よくご一緒しますね」ガチャ

凛「いえ、いつもお疲れ様です」

他社P「あー、杏!俺が挨拶してくるまでに着替えておけって言っただろ?」

杏「だってめんどくさいんだもん。あ、そうだ。プロデューサーが着替えさせてよ」

他社P「いや、そういうわけにはいかんだろ」

杏「じゃあ無理」

他社P「ワガママ言ってないで。次押してるんだから行くぞ?」

杏「え~」

他社P「渋谷さんを見習えよ。一人でちゃんとやってるだろ?」

杏「凛は凛、杏は杏だよ」

他社P「ほら、飴なら車に用意してあるから」

杏「飴じゃもう動けない~」

他社P「あっそう。そういう態度とるんだ」

杏「えっ?」

他社P「良いよ。杏がそういうことなら俺にも考えがあるから」

杏「ちょ、ちょっと待ってよ。ほら、すぐ準備するから」

他社P「ダメ、もう手遅れ」ピッピッ

他社P「あ、もしもし?そっか、もう近くまで来てる」

他社P「それがなー、ちょっとこっちはトラブっちゃってさ。うんうん。」

他社P「悪いんだけど、こっちまで来てくれるか?そうか、頼む」ピッ

他社P「すぐ来るってさ」ニッコリ

杏「あ…あ…」

外「…」ドドドドドド

凛(騒がしいね)

??「にゃっほーい! 」ドガッ

他社P「おっ、来たか」

杏「あぁ…」

??「きらりだよ☆凛ちゃんこれからよろしくにぃ」

凛「あ、ど、どうも…」

きらり「おにゃーしゃー☆それでPちゃん、どうしたのー?」

他社P「それがな…」

杏「プロデューサーね、まだ次の仕事があるのに疲れて元気が出ないんだって」

他社P「えっ」

きらり「あれあれ?お仕事でお疲れなのかなぁ?」

他社P「いや、俺じゃなくてだな…」

きらり「きらりんのきゅんきゅんぱわーで心も体もスッキリさせちゃうよ!」

他社P「え…」

きらり「はぐはぐ☆」

他社P「ギャアァァ!」

杏「うわぁ…」

きらり「杏ちゃんもー☆」ガシッ

杏「えっ、いや、私は元気だから…」

きらり「あれ、凛ちゃんも元気ないにぃ…」

凛「い、いや、そんなことは…」

きらり「はっぴーですかー☆」

凛「お、おー…」

きらり「それじゃあ凛ちゃんも一緒に…きらりん☆」

凛「き…きらりん☆」

他社P「き、きらり。その…そろそろ時間が…」

きらり「にょわ…」

きらり「仕方ないにぃ…凛ちゃんまたね☆」

きらり「それじゃあ次のトコまで、きらりんだっしゅ!」ダッ

杏「あぁぁぁぁ…」

他社P「お先に失礼しますうぅぅぅ」

凛「…」

凛「お疲れ様でした…」ペコッ

凛「凄っ…」

凛「…」

凛「ふむ…」

今日はこの辺りで…
副業関係でこれから地方に飛ぶことになっているので、更新は週明けになると思います。

最後少し急いでいたので口調等おかしなところがあったらすいません。
指摘いただければ直します。

それでは皆様また週明けに…電車間に合うかな…

お久しぶりです…台風で色々と伸びてなかなか帰れなかった挙句、夏風邪をこじらせて臥せっておりました。
だいぶ回復してきたので今日からまた再開していきます。

遅筆な上、少し早めに休むことになると思いますが、生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

~@事務所前~

凛(い、いざやるとなると勇気がいるね…)

美嘉「あれ、凛。今帰り?」ガチャ

凛「まぁね」

美嘉「じゃあ一緒に帰ろーよ★」

凛「ごめん、今日はちょっと…」

美嘉「どしたの?そんな思いつめた顔しちゃって。あ、仕事で失敗しちゃった感じ?」

凛「まぁ…そんなとこかな」

美嘉「だーいじょぶだって。プロデューサー優しいし」

凛「うん。まだ誰かいる?」

美嘉「うぅん、アタシが最後だからプロデューサーとちひろさんだけだよ」

凛「そっか」

美嘉「大丈夫?一緒に行こっか?」

凛「ありがと。大丈夫だよ」

美嘉「そう?んじゃ、頑張ってね★また明日」ポン

凛「うん、また明日ね」

凛(他の子はいないのね。よーし…)ガチャ

美嘉(って、ちょっと気になるよね。いざとなったらアタシが助け舟を…)ドアニミミヲアテル

ドア「ガチャ」

ちひろ「あ、帰って来ましたよ!」

P「あ、あー、凛お疲れ。今日もかわ…」

凛「にょわ~☆」

P「?!」

ちひろ「?!」

凛「凛ちゃんだにぃ~」

P「え…」

ちひろ「え…?」

P「…ちひろさん」

ちひろ「はい?!」

P「俺ちょっと…疲れてるみたいです。幻覚が見えるんですよ…」

ちひろ「で、ですよね!私も幻聴が…」

凛「!!」

凛「あれ?お疲れなのかなぁ?」

P「…」

ちひろ「…」

凛「…」

凛「お疲れなのかなぁ?」

P「そ、そんなことないぞ!」

ちひろ「えぇ、可愛いアイドルのためですもんね!」

凛「…」

P(あれ、選択肢ミスったかな?)

凛「…さっき」

P「ん?」

凛「さっき疲れてるって言ったじゃん」

P「?!」

ちひろ「?!」

凛「…」

P「腰が痛いなー、仕事のしすぎかなー」

ちひろ「私も肩が重いなー、ずっとパソコンいじってたからかしらー」

凛「うんうん♪」

凛「凛ちゃんが心も身体もスッキリさせちゃうよ♪」

P「わー!!」

ちひろ(プロデューサーさん、やけくそになってる…)

凛「いくよー!せーのっ」

凛「しぶりん☆」

P「しぶ…」

ちひろ「りん…」

凛「…」

凛(私、何やってるんだろ…)

凛「りんちゃんの…きゅんきゅんぱわーで…」

P「…」

ちひろ「…」

凛「ハピハピ…させる……にぃ…」

P「……」

ちひろ「……」

凛「…」

凛「…忘れて」

ちひろ「り…」

凛「忘れて」

P「あの…」

凛「何も聞かないで」

凛「今日は帰るね。お疲れ様でした」

ちひろ「お、お疲れ様でした…」

凛「プロデューサー?」

P「は、はいっ?」

凛「言ったら酷いからね」ギロッ

P「はい…」

凛「それじゃあ失礼します」ガチャ

ちひろ「…」

P「…」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん、そろそろ打ち合わせの時間じゃないですか?」

P「そ、そうですね。えっと…行ってきます。あとよろしくお願いしますね」

美嘉(ふーん…)

今日はこのあたりで…明日も10時、11時前後の再開になるかと思います。
体調完全回復まで遅々として進まずな感じかもですが、お付き合いくだされば幸いです。

それでは皆様お疲れ様でした、おやすみなさいです…

お疲れ様です。それでは今日も再開していきます。

~次の日@事務所~

P「おはようございます…」

P「ってなんだ、凄いな。皆いるのか」

美嘉「ちょっとねー★」

未央「ねー☆」

卯月「ねー♪」

ちひろ「おはようございます」

ちひろ「ってプロデューサーさん、体調悪そうですね。大丈夫ですか?」

P「いやぁ、ちょっと昨日飲み過ぎちゃいまして…」

ちひろ「全く…」

P「やっ、昨日は飲まされたんですよ…」

ちひろ「あれ、昨日の打ち合わせの相手ってそんな飲ませるような方でしたっけ?」

P「それがですね…」

P「いや、そんなことよりですね。今日新たな候補生が来てくれますよ!」

ちひろ「わぁ!どんな方なんですか?」

P「年はそうですね…ちひろさんより少し上でしょうか」

ちひろ「あら、今回は年上の方なんですね」

P「多分ですけど。それですっごい美人です」

ちひろ「美人」

P「うちには新しいタイプかなぁ、と」

ちひろ「それは楽しみですね♪」

P「…多分」

ちひろ「多分?」

P「いかんせん昨日だいぶ飲んだもので記憶が…」

ちひろ「え、そんな飲んだんですか?」

P「その人がガンガン注いでくるもので思わず…」

ちひろ「あ、でもお酒飲める人は私大歓迎ですよー♪」

P「ってそうだ、凛はどうします?」

ちひろ「とりあえず何も無かった体でいきましょう…」

P「了解です…」

凛「おはようございます」ガチャ

P「わぁ、噂をすれば…」

P「おっ、凛。おはよう!」

ちひろ「おはようございますっ」

凛「あれ、皆いるんだね。おはよう」

美嘉「にょわー★」

未央「にょわー☆」

卯月「にょわー♪」

凛「」

凛「…プロデューサー?」ジロッ

P「し、知らん!何も言ってないぞ?ホントに!」

美嘉「ごめんねー、アタシが見ちゃったんだ」

凛「なんで…!」

美嘉「いやー、凛が困ってたら助けようかと思ってたんだけどねー」

美嘉「ちょっと予想外の展開が見れちゃったってカンジかな★」

凛「…」

美嘉「美嘉だにぃ★」

未央「未央だにぃ☆」

卯月「卯月だにぃ♪」

凛「……」

凛「…ぬ」

美嘉「ん?」

凛「死ぬ」

未央「お?」

凛「美嘉と未央を道連れにして、私も死ぬ」

美嘉「えっ」

未央「卯月は?!」

凛「悪気が無いから許す」

卯月「心も身体もスッキリさせちゃうよー♪」

未央「いや、あれ絶対悪気あるって!」

凛「問答無用」

美嘉「凛に殺されるー!」

ワーワーギャーギャー

P「事務所内なんだからあんまり朝から騒ぐなよー」

ちひろ「まぁ凛ちゃんも普通だし良かったんじゃないですか?」

P「あれ普通なんですかね…」

??「あら、なかなか騒がしい事務所なんですね」

P「あ、いらっしゃいですっ」ガタッ

??「すみません、インターフォン鳴らしても返事が無かったので勝手に…」

P「いえいえ、こちらこそ騒がしくてすみません」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「はい?」

ちひろ「ちょっとこっち来て頂けますか?」

P「??すみません、ちょっと失礼します」

P「凛、ちょっと色々事務所内のこと説明しといてくれ」

凛「うん」

~@別室~

P「どうしたんですか?」

ちひろ「なんで高垣さんがいるんですか?」

P「あれ、俺名前言いましたっけ。もしかしてお知り合いです?」

ちひろ「え?知らないんですか?」

P「えっ、苗字は…違いますよね」

ちひろ「いやいや。テレビとか見ないんですか?」

P「スポーツ以外はあんまり…」

P「あ、でも皆の出てるやつとか、そうでなくともアイドル番組はチェックしてますよ?」

ちひろ「いや、そうじゃなくって…本当に知らないみたいですね」

P「すみません」

ちひろ「あの人結構有名なモデルさんですよ?」

P「え゛。。ってことは、どこか事務所とか入ってるんです?」

ちひろ「いえ、少し前に辞めたそうですけど…」

P「じゃあ問題ないじゃないですか」

ちひろ「まぁそうなんですけど。でもなんでうちなんかに…」

P「アイドルに興味あったんじゃないですか?」

ちひろ「や、そしたら事務所そのままに路線変更すれば…」

P「まま、難しく考えず。あんな綺麗な人が来てくれるなら大歓迎じゃないですか」

ちひろ「むぅ…」

凛「とまぁこんな感じです。レッスン場とかは外のを借りてるので」

楓「渋谷さん、ありがとうございます」

凛「凛でいいですよ。楓さんのほうがずっと先輩ですし」

楓「じゃあ凛ちゃん、ありがとう」

凛「いえ」

凛「あの、失礼かもですけど、一ついいですか?」

楓「何かしら?」

凛「どうしてうちなんでしょう?」

凛「自分のいる所を悪く言うのもなんですけど…楓さんだったらもっと大きな事務所にも行けたと思うんです」

楓「そうね、どうしてなのかな…」

凛「…すみません、立ち入ったことを」

楓「…やっぱりプロデューサーさんに惹かれたのかしら」

凛「…」

凛「…は?」

楓「それにしても今日は空が綺麗ね」

凛「え?そうですね、真っ青で…」

楓「空はどうしてこんなに青いんですかい…ふふ」

凛「は、はぁ…」

凛「あ、あの…」

P「すみませんー、楓さんお待たせしました」

楓「いえ、凛ちゃんと楽しくお話してましたから」

P「そうですか。それじゃあ今日はこの書類にサインして貰って…」

ちひろ「具体的なレッスンとかの予定はこれから組んで明日お話しますので」

楓「わかりました。それじゃあ今日はこれで」サラサラ

楓「お先に失礼します。明日からよろしくお願いします」ガチャ

ちひろ「プロデューサーさん?」

凛「プロデューサー?」

P「な、なんだよ皆して」

ちひろ「どういう経緯でスカウトしたんですか?」

美嘉「あっ、それアタシも聞きたーい★」

未央「私もー」

P「別に大した話じゃないぞ?」

今日はこのあたりで…
明日から帰省するので再開は土曜の夜になるかと思います。
こんな時間まで読んでくださっている方がいたらありがとうございました。

それではおやすみなさい、良い夜を…

乙です。続き待ってます!④
http://imefix.info/20140814/181008/rare.jpeg

お疲れ様です。
わわっ、いつの間にか素敵な絵が…>>200さんありがとうございます!
それではまたのんびり再開していきますー。

~回想中~

ディレクター「それじゃあそんな感じでよろしくお願いします」

P「はい、こちらこそよろしくお願いします!」

P「えーっと、来週15時、と…」

ディレクター「じゃあ、帰りますか」

P「はい」

テクテクテクテク

P「あ」

ディレクター「どうしました?」

P「すみません、ちょっとさっきのお店に手帳忘れてきてしまったみたいで…」

P「取りに行ってきますので、すみませんが今日はこれで」

ディレクター「そうですか」

P「では来週、よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

ディレクター「いえいえ、こちらこそ。それより早くお戻りになったほうが」

P「そうですね、それでは失礼します」

P「えっと、手帳、手帳…」キョロキョロ

P「すみません、手帳の忘れ物って届いてませんか?」

店員「ちょっと待ってください…無いみたいですね」

P「マジかっ、ありがとうございます…」

P「手帳、手帳…」キョロキョロ

??「すみません、お探し物ってこれですか?」

P「あー、これですこれです!ありがとうございます!」

??「踏まれたのか汚れちゃってますけど…」

P「いえ、見つかっただけで本当に良かったです。ありがとうございました」

??「手帳は丁重に扱いましょうね?」

P「え?」

??「…」シュン

P「あ、あはは…」

??「…」パァァ

P「では、本当にありがとうございました。失礼します」

P「…」ザーザービュビュー

P(めっちゃ雨降ってきてるじゃん…)

P「…戻ろ」

??「あれ、お帰りになったんじゃなかったんですか?」

P「いえ、ちょっと雨が降っているので止むまで待とうかと」

??「雨が降ってて帰れいんってことですね」

P「…酔ってます?」

??「まだまだですよ♪」

P(あまり関わり合いにならないようにしよう)

P「すみませーん、梅酒ロックで」

P(早く帰りたいけど雨風強いしなぁ…)

P「突風…トップ…トップアイドル…」ボソッ

??「ふふっ」

P(やべっ、声に出てた…)

??「面白い方ですね」ススッ

P(あぁ、寄ってきちゃったよ…)

??「お隣よろしいですか?」

P「はぁ、どうぞ…えーっと…」

??「楓、高垣楓です」

P「楓さんですね、自分はPです」

P(よく見ると綺麗な人だなぁ)

楓「お仕事は何をなさってるんですか?」

P「芸能関係で少々…」

P「芸能関係で少々…」

楓「芸能関係?」

P「いえ、自分がタレントとかやってるわけじゃないですけど」

楓「そうなんですか」

P「楓さんはこんな時間までいて大丈夫なんですか?」

楓「私この近くに住んでますので」

P「へー、良いところに住んでるんですね」

楓「Pさんは…」

P「事務所戻って仕事しようと思ってたんですが…」

P「雨ですし諦めました。今日は雨が止んだら帰ります」

楓「そうですか…」

P「なので雨が止むまでお付き合いしますよ」

楓「!」

楓「ふふ、こう見えても私結構お酒強いんですよ?」

P「自分はあまり強くないのでお手柔らかに…」

楓「日本酒は大丈夫ですか?」

P「…話聞いてました?」

~30分経過~

楓「ここの日本酒は美味しいんですよ」

P「そうなんです?それじゃあ頂きます」

楓「ほらほら、グラスが乾いちゃってますよ?」

P「ははっ、そりゃあいけませんね」

楓「ささっ、どうぞどうぞ」

P「あー、どうもどうも、ありがとうございます」

~1時間経過~

楓「まだまだいけますよね♪」

P「は、はい」

楓「焼酎はお飲みになります?私はしょっちゅう飲むんです」

P「はは…」

楓「あら、手が止まってますよ」

P「あ…はい…」

楓「もう一本いっちゃいます?」

P「す、すいません、もう…」

P「ちょっとお手洗い行ってきます」

P「うー、飲みすぎた。楓さん勧めるの上手いもんだから…」

P「すみませんお待たせしましたー」

楓「…」

P「…どうしました?」

楓「…いえ、何か無理に飲ませてしまったようですみませんでした…」

P「いえいえ。自分がもっと強かったらよかったんですけどね」

楓「ちょっと久しぶりに楽しく飲めたので…はしゃぎすぎてしまいました」

P「…」

P「あの、お仕事は何なさってるんですか?よかったらまた…」

楓「仕事は…」

P「あー、やっぱりいいです、聞きたくないです!」

楓「へ?」

P「ちょっと今のお仕事知っちゃうと決心が揺らいじゃいそうなので」

P「自分CGプロダクションでプロデューサーやってるんです」

P「あ、嘘じゃないですよ、名刺も持ってます」スッ

楓「あ…本当ですね」

P「よかったらうちの事務所にきませんか?いえ、是非来てください」

楓「え…」

P「アイドル大募集中でして…」

楓「でも…」

P「うち今高校生以下しかいないんですよ…」

P「あ、一応同僚に大人の人もいるんですけどアイドルではないですし」

P「それで楓さんみたいな大人の女性に来て貰えたら皆の目標にもなって良いかな、と」

楓「私なんか…」

P「いえ、楓さんは素敵な女性ですよ」

楓「…酔ってます?」

P「酔ってませんっ」

楓「…」

P「今のお仕事よりも絶対に充実した時間が過ごせるようにしてみせます」

P「自分も全力でサポートしますし…」

楓「…やっぱり酔ってますよね?」

P「…酔ってます」

楓「ですよね…」

P「でも酔ってるから適当なこと言ってるわけじゃないです」

P「酔ってて思ってることがスラスラ出てきてるだけです、決しておべっかではないです」

楓「…ありがとうございます」

P「…いえ、急にすみませんでした」

P「名刺に電話もメールアドレスも書いてあるのでもしよろしかったら…」

P「今のお仕事のこととか色々とあると思いますので、いくらでも待ちますから」

楓「…お仕事はこの前辞めちゃったので今はフリーなんです」

P「あ、それは…すみません…」

楓「ですので明日にでも伺わせて頂きます」

P「それじゃあ…!」

楓「でも明日行ったら、酔って全部忘れてたとか嫌ですよ?プロデューサーさん」

P「えぇ、えぇ!ちゃんとこの手帳に…手帳に…」

P「…あの、手帳どこ置いたか知ってます?」

楓「ふふっ…本当に面白い人ですね」

~回想終了~

P「とまぁこんな感じで」

ちひろ「最後の方で口説こうとしてませんでした?」

凛「口説いてたよね」

未央「青春だねぇ」

P「えっ」

美嘉「そっかー、プロデューサーはオトナの女性が好みかー」

卯月「だってさ、凛ちゃん!」

P「いやいや、何だよこの学生みたいなノリ」

未央「だって私たち現役女子高生だし」

P「そっか…お前ら高校生か…若いって良いな…」

ちひろ「…」

卯月「若い方が良いってよ、凛ちゃん!」

凛「…いや、そういう意味じゃないと思うけどね」

P「いやいや、何だよこの学生みたいなノリ」

未央「だって私たち現役女子高生だし」

P「そっか…お前ら高校生か…若いって良いな…」

ちひろ「…」

卯月「若い方が良いってよ、凛ちゃん!」

凛「…いや、そういう意味じゃないと思うけどね」

もう少しで終わりのつもりなのですが、寝落ちしそうなのでこの辺で…
明日夜にちょろっと書いて終わりになるかと思います。

それではお休みなさい…

お疲れ様です。それではのんびり再開…
とはいえあまり長くならずに終わりになるかと。

~次の日@事務所~

P「という訳で知っている人も多いと思うが高垣楓さんだ」

楓「高垣楓です。よろしくお願いします」

美嘉「顔ちっちゃーい」

未央「手足長ーい」

卯月「指綺麗…」

凛「スタイル良い…」

ありす「…」

P「まぁ皆の方がアイドルとしては先輩だからな。色々と教えてあげてくれ」

P「逆に楓さんの方からも色々と学ばせてもらうようにな。じゃ、解散。楓さんは残ってください」

楓「はい」

P「で、今後の方針ですけど…」

ちひろ「しばらくは歌やダンスのレッスンがメインになると思います」

P「仕事の方は雑誌の撮影とかが多くて…」

P「最初はモデルの頃とあまり代わり映えしないかもですが…すみません」

楓「いえ、今ならそういったお仕事も楽しく出来そうです」

P「段々とアイドルっぽい仕事も増やせるよう頑張ります」

楓「ふふ、お願いしますね。ところでこの衣装はプロデューサーさんが選んだんですか?」

P「えぇ、そうです。どうですか?」

楓「何かアイドルぽくって良いですね。実感がわくというか…」

P「そう言って頂けると嬉しいです」

楓「このステッキも素敵ですし」

P「ははっ、それじゃあ今日から早速レッスンですけど頑張ってきてください」

楓「はい、行ってきますね」ガチャ

P「うーん、さすが楓さん大人だなぁ…」

ありす「…プロデューサーは高垣さんみたいな人が好きなんですか?」

P「うおっ、びっくりした。何だ、ありすか」

ありす「どうなんですか?」

P「好きってのは違うけど、素敵だよな。ありすもそう思うだろ?」

ありす「私だって…」

P「もちろんありすだって素敵だぞ。じゃなきゃスカウトしないし」

ありす「ホントですか?」

P「俺は嘘はつかないよ」

ありす「でも大人の女性が好きなんですよね?」

P「そりゃ子供の女の子が好きとか言うほうが危ないだろ」ハハッ

ありす「…」

P「まぁでもありすも10年もしたらもっと素敵な女性になると思うぞ?」

ありす「そう思いますか?」

P「あぁ。間違いなくありすは美人さんになるよ」

P「20越えたら一緒に飲みにでも行こうな」

ありす「待てますか?」

P「ん?」

ありす「待てますか。いいから待てるか答えてください」

P「おぉ、待つ待つ。10年なんて意外とすぐだしな」

ありす「♪」

ありす「それじゃあレッスン行ってきます」ルンルン

ちひろ(重い約束を軽くしてしまう場面を目撃した気がする…)

凛「プロデューサー」

P「ん?今度は凛か」

凛「楓さんて素敵だよね」

P「ん、そうだな。凛達にも良い刺激になるかなって」

凛「どういう意味?」

P「うちは若い子しかいなかったからな。5年10年後に自分が何やるかってのの勉強にもなるだろ」

凛「そんな事考えたこともなかったよ」

P「そういうのが若さの良いところだけどな」

P「まぁ今を楽しみながら頑張ってくれ。今考えることじゃないからさ」

凛「うん」

P「それに楓さんとならお酒飲めるしな」

凛「ちひろさんは?」

P「前に言っただろ?ちひろさんは…」

ちひろ「…」ジロッ

P「…何でもない」

凛「あのさ…」

P「ん、どした?」

凛「プロデューサーは楓さんみたいな人が好きなの?」

P「何だよ、凛まで。ホント若いなぁ」

凛「いいじゃん」プイッ

P「すねるなって。確かに楓さんは素敵だと思うけどな」

P「綺麗だし、おだやかだし、会話もウィットに富んでるし…」

凛「じゃあ…」

P「別にそんなんじゃないって。んー、例えば…」

P「そうだ、日高舞さんとか素敵だろ?」

凛「うん」

P「でもそういう意味で好きではない」

凛「うん」

P「そういうこと」

凛「なるほど」

P「ん。じゃあ今日もお仕事開始な」

凛「…うん、じゃレッスン行ってくる」

P「おー、頑張ってこいな」

~@凛宅~

凛「ただいまー」

凛「ふぅ…」

凛「楓さんかぁ…」

凛(楓さんが載ってる雑誌は私もいくつか持ってるけど…)

凛(素敵だよね…)ペラッ

凛(プロデューサーはそんなんじゃないって言ってたけど…)

凛(はぁ、楓さんに勝てる要素がみつからないよ…)ボフッ

凛(楓さんは…25歳かぁ…)

凛(私だって10年後は…!)

凛(10年、10年後かぁ…長すぎるよね…)

凛(……)

凛(…違うよね、こんな風に落ち込むのは私らしくない)

凛(出来ることから一つずつ。これが私だよ)

凛「よし、明日から頑張るよっ」

凛(まずは本を読んで勉強しよう)

~次の日@事務所~

凛(準備は完璧。さぁ行くよ、凛!)

凛「おはようございます」ガチャ

P「おっ、おはよう。早速なんだけど新しい仕事の話が…」

凛「いやー、今日寝坊しちゃってさ」

P「凛が?珍しいな、そんなイメージ無かったけど」

凛「それで朝食食べ損ねちゃった。超ショックだよね」

P「え?」

凛「…」

P「あ、あー、俺もまだ朝食べてないんだ」

P「コンビニでよかったら一緒に行くか?」

凛「…ごめん嘘ついた。朝はちゃんと食べてきたよ」

P「そ、そっか。うん、朝食べるのは大事だしな、うん」

凛「でもコンビニは一緒に行くよ」

P「そっか…」

P(何なのコレ…)

P「まぁいいや。じゃあコンビニ行きながら今度の仕事の話するか」

凛「うん」

P「温泉地でロケなんだけどな…」

凛「温泉!」

P「新しく出来たとこらしいぞ。休日使って泊りがけってことになると思うけど」

凛「うん」

P「足湯が有名なところらしくってそこの感想を…」

P「疲労回復に効果があるとかで…」

凛「足湯で疲れをふっとばす、ってね」

P「え?」

凛「ん?」

P「……」

凛「……」

~それは違うよ!凛ちゃんエンド~

これで終わりになります。途中中断があったりと、色々すみませんでした。
また、続きを思いついたら立てたいと思います。

それでは皆様お休みなさい、夜遅くまで、また、最後までお付き合いありがとうございました…

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