ザッパーン!
妹「……ふ」
妹「ふふっ、青い海……、透き通る空に白い砂浜私美女っ! ここは正に常夏のビーッチだね!!」
妹「さあ、えーと女さんだったかな? お兄ちゃんの彼女さんの別荘を探そう!」
妹「ルルンルーンルンーっ」
>私は中学三年生の、妹。
この夏休みに兄の彼女の別荘で、夏を過ごしに来 た。……言いたいことは分かる。
受験はどうした、と聞くのは当然の反応と言ってい いだろう。何分、私は中三であり受験生だから。
実は、私妹は三年間、陸上部で汗を流してきた。
辛かったし、何度か辞めようと思ったけれど、ゴー ルテープを切る感覚がたまらなく快感で、もうすっ かり陸上キチガイになってしまった。
練習は、人の数倍頑張った。稚拙な表現だが、本 当に努力した。
そのかいあって、陸上強豪高校に名指しで指名さ れ、高校にて三年間陸上部に所属することを条件 に、 学費 免除で面接だけ済ましたら即入学、 となった。
……まあ、極端に言えば今の私は受験生であって受験 生でない。
夏を遊んで暮らせる存在なのである。万歳。
それと、関係ないが私はDカップである。ささやか な自慢だ。
妹「……っと、あれは?」
>そんなとき、ふと何かが視界に入り込んできた。
>>5
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kskst
>それは、海風を横に受け、目を細めて地平線を見つめる透き通った美女……。
女さんだった。
妹「お、女さん!」
女「……ん?」
美女はこちらに顔だけ向けた。
妹「うわっ、写真で見るよりびっじーん!」
女「写真? ……というと、貴女は男君の妹さん?」
妹「は、はい!! 愚兄と残念ながら妹という続柄になってしまった、私妹です」
女「そ、そうなの。私は、男君の彼女の……って、今更言うのも何か変かな」
妹「?」
女「私、妹ちゃんと一回会ってるんだよね」
妹「えぇ!?」
>身に覚えが無かった。女さんを見たのは数週間前に貰った手紙の写真と、そして今日だ。
私はうーんと唸りながら、女さんの後ろについていった。
別荘は向こうらしい。
……そして、また関係ないが女さんはかなりの巨乳とみた。悔しい。ブラしろよ。
今まで負け知らずだったが、初めて敗北の砂利を噛んだ。
>直下<
コンマ下一桁がゾロ目でイベント。
それ以外で平常進行。
>別荘だ。そうとしか言い様のない、白いレンガ造りの華美な建物が出てきた。
私は声を上げた。
妹「すごいっすね!!」
女「うん、家って不必要にお金ばかりあるからね……」
妹「お金が不必要……!?」
女「う、うん。ほら、早く中に入って!」
妹「うぇ、うぇ!?」
>何か不自然に急かされて、別荘に足を踏み入れた。
庭の両脇には、名前も知らないけれど、紫の花が風に揺れていた。
妹「うわーっ、すっご……」
女「本当そればかりね」クスクス
女「私は裏の森に居る男君を呼んでくるから、少し別荘を見て回ってもいいからね」
妹「本当ですか! じゃあ、そうさせてもらいやすよ!」
>私は期待と邪で胸をいっぱいにして、別荘を歩き回ることにした。
なにかあったか >>12
大きな風呂
洋画でよく見るような、長い廊下を私は歩いた。
妹「おっほへえ! 凄いなほんとー!」
妹「……ん? この部屋は何かにゃーっと」
>仰々しい扉を開けると、霧に包まれた部屋に入った。
……いや、霧などではない。これは……。
妹「ここは、お風呂か! でかいのう、でかいのう!」
妹「某ゲームだと、お風呂場に重要アイテムがあったりしたよね!」
何があったか or 別の場所 >>17
謎のペンダント(皇の鍵的な)
ペンダントの効能 >>21
持ち主を守護する
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