女「私が安価で世界を揺るがすお話し」 (22)

居間


女「と、言うわけで」

「……は?」

女「世界をどんどん揺さぶろうぜッ!」

「意味わからない」

女「へーっ? 悪魔なのにー?」

「ぐぬぬ」

女「……ふう、まったくね。私があなたを呼んだのは、無論悪用のために決まってるじゃない」

「……」

女「えーと、何だっけ……お名前」

「そんなのない」

────


悪魔 ♂or♀ どっち >>3

   性格 >>5-7

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メス

女「あ、名前ないんだぁ……じゃあ」

「無理」

女「ん?」

「今名前をあたしにつけようとしたでしょ? ……それ、無理だから」

女「な、何でや!」ワッ

「悪魔の名前は人のそれとは違うもの。儀式ってやつかな、つけるとしたら、それは白河の関を越えるくらい、至難」

女「……気軽につけられないって?」

「うん。理解してよ、愚人」

女「分かった……じゃあ」


女「まずはどうしよっか……何する?」

「悪魔任せ? ……カッコ悪い」

女「煩い、さっさと考えてよ使いッパシリ!」

「……」


────

一人と一匹は現在、女の自宅。
外は晴れた休日、真昼の天下、まずはどうする >>12

いつも通り売春する

女「んー、世界を揺るがす……大魔王的な、何か」

「売春」

女「んっんー……ん?」キョトン

「……売春」

女「おいてめえ悪魔、表へ出ろよ」

「ヤるの、あたしと? 言っておくと強いよ、あたし」シュッシュッ

女「そのお強い悪魔さんのお口からは、ただ、売春の二文字と……馬鹿かと」

「だって、普段してそう……」

女「私ィ!?」

「うん、軍資金稼ぐぞーっとか言って」

女「ないないッ! ……パパとママから戴いたこの命、そんなので汚さないよ」

「……その癖して、世界征服?」

女「何も世界を揺るがすっていったら、武力とは限らないよ!」

「へえ」


────

別の案 >>16

下着売ろう

「じゃあ、あたしにいい案があるよ、愚人」

女「何、糞悪魔」

「!」ピクン

「く、糞って……?」

女「さっきから愚人、愚人煩いからさ。それよりほら、糞悪魔、案を出しなよ」

「は、はひ……下着を売るとか、どうかな?」

女「……何、だと?」バッ

「いや、待ってよその拳振り下ろして! 違う、引っ込めなさい」

「……何も、ただ下着売るだけじゃない」

女「え?」

「更に >>20 する!」

目の前で脱いでから売る。しかも使用済み生理用ナプキン付きでお値段アップ

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