赤城「こんな事って……」

龍驤「分かる、分かるでー。その気持ち」

赤城「龍驤さん」

龍驤「なんて言うの？空母の宿命っちゅーか、風評被害？」

大鳳「ありますよね」

赤城「大鳳さんまでいつのまに……」

隼鷹「分かる分かる！あたしなんてさぁ、いつでも酔っ払ってるみたいに言われるしさぁ！お酒は夜しか飲まないってーの！」

赤城「やっぱりそう言うものなんでしょうか……でもどうせなら私も酔っ払いキャラの方が……」

大鳳「私なんて、その……お、おならばっかりしてるみたいに言われるんですよ！失礼しちゃう！」プッ

赤城「……」

大鳳「え？ち、違いますよ？今のはその……怒ってプンプンっていう効果音で……」プッ

隼鷹「……」

大鳳「も、もう！失礼しちゃうわ！！プンプン！」プッ

龍驤「うちもなぁ……いつのまにか貧乳キャラみたいにされて、最近はまな板とかいう冗談まで言われよんよ」

龍驤「ほんま、うちみたいな性格やから冗談や受け止めれるけど、間に受ける性格やったらどないするつもり……」

龍驤「あれ？みんなどこ行ってしもたん？」

赤城「提督！」

提督「どうした赤城。血相変えて」

赤城「最近私が大食いキャラみたいに言われているのですが！」

提督「お腹空いたのか？」

赤城「違います！私が言いたいのは……こういった間違った情報を正すのも提督の役割かと！」

提督「えっ……何か間違いが？」

赤城「私は大食いじゃありません！そりゃ駆逐艦の子達よりは食べますけど……でもそれは大人と子供の差であって！」

提督「またまたwwwお前はボーキサイト超食うじゃん！この食いしん坊さんめ！！」

赤城「それは提督が艦載機の数などをしっかり計算すれば最小限に抑えられるはずです！！」

提督「おいおい、熱い提督批判か？」

赤城「……申し訳ありません。言い過ぎました」

提督「赤城よ」

赤城「はい……」

提督「好きだ。愛してる！」

赤城「なっ……どうして提督はいつもいつも
いきなりそう言う事を……！」

提督「仕方ないだろ！好きなんだ、どうしようもなく！！触っても良い？触っても良いか！？」

赤城「どこを触る気ですか！！」

提督「か、髪の毛とか……」

赤城「提督のそう言う所好きですよ」

響「宴だ！宴の準備だ！」

陽炎「嵐が来るわ！よーそろー！！」

赤城「とにかく誤解を解かないと……」

雷「あっ、大食いに定評のある赤城さんじゃない！」

電「提督さんが言うには、最近では無機物もマヨネーズをかけて食べているらしいのです」

暁「司令官が言うには最近雲ひとつなく晴れてるのは赤城さんが雲を全部食べたからだし」

響「最近朧が居ないのも赤城さんが食べたかららしい」

朧「私は朧。ずっといる。みんなと一緒にずっと。気付かれてないだけ。多分……もしくは陰湿なイジメ」

島風「私の服の布面積が小さいのも赤城さんに食べられたからだって提督が……」

雪風「雪風の服の色が薄いのも赤城さんが吸ったからだとしれぇが！」

龍驤「うちの胸が小さいのも赤城が吸ったからやって提督が泣きながら」

赤城「そんなのは全部嘘に決まってます！」

雷「あははっ、司令官が私たちに嘘つくわけないじゃない」

響「司令官の口から嘘は聞いたことが無いな」

暁「一人前のレディーなら嘘くらい見抜けるし！」

電「提督さんは正直者なのです」

赤城「どうしてそこまでアレを信じて……」


雷「提督さん？」

電「提督さんなのです？」

響「司令官？」

暁「司令官は提督じゃないわよ？」

電「提督さんは司令官さんなのです！」

雷「あんた電じゃないわね！一体だれなのよ！！」

電「ばれてしまっては仕方ないのです……」バリバリ

暁「……！！」

朧「そう、私は朧。変装なら誰にも負けない。多分」

響「なるほど。よく出来た変装だな。どこから見ても朧にしか見えない」

暁「早く正体を現しなさいよ！！」

朧「私は朧」

食事処鳳翔

武蔵「鳳翔さん！飯大盛り……いや、釜ごとたのむ！」

大和「もう……はしたないですよ武蔵。鳳翔さん、私は並盛り24杯お願いします」

赤城（やっぱりこの二人は断トツね）

武蔵「よう赤城、お前も飯か？まったく、よく食うやつだ！」

赤城「私はまだ何も食べてませんよ！」

大和「うかうかしてたら全部食べられちゃいますね♪」

赤城「そんなに食べませんよ……」

鳳翔「まあまあ。赤城さん、こちらのテーブルにどうぞ」

赤城「えっ？私もこっちのカウンターでかまいませんが」

鳳翔「そうですか？料理が並び切るかしら……」

赤城「そんなに頼みませんよ！！」

龍驤「ほんま、あんたらが三人来ただけで儲かってしゃーないわ」

赤城「この際ハッキリ言わせて頂きますけど、私は大食いじゃありません！！」

龍驤「あははっ、よう言うわほんま。自分、しょっちゅうご飯ご飯言うてるやん」

赤城「あれはたまたまです！誰だってお腹くらいすくじゃないですか！それを放置ボイスに悪用されて……」

武蔵「ひな祭りの時も、お前の人形がつまみ食いしていたではないか」

赤城「人形ですよ！誰ですかあんな風に作ったの！！ひどい風評被害ですよ！！」

大和「すみません、ご飯おかわりお願いします」

赤城「だいたい食べる量なら遥かにあなた達の方が……」

武蔵「私達はボーキサイトなど食わんからな」

赤城「ボーキサイトは艦載機の皆さんが使用しているだけで私はノータッチです！！」

暁「ボーキー、ボーキー、蒸かしボーキー饅頭はいらんかねー」

響「いらんかねー」

雷「カニ饅頭もあるわよー」

電「なのですー」

朧「」

赤城「だいたい私はハフハフ」

龍驤「結局食べるんかいな」

電「二百円なのですー」

暁「二百円あれば暴れヌンチャク四年分買えそうね！」

響「リバティー！リバティー！ヨーロロロロロー」

雷「ジャンガリアンにしようかしら！ゴールデンかしら！」

雪風「はい、雪風です！」

鳳翔「でも本当に赤城さんの事が単なる噂だったとすると……一番の風評被害を受けているは……」

同じ一航戦と言うことで大食い扱いされている加賀！！

赤城「加賀さん……」


その頃、加賀

加賀「赤城さんの入浴写真？買いますけど」

青葉「まいどありですー♪」

加賀「産まれたままの赤城さんの姿が……流石に気分が高揚します」バッ

青葉「まだ脱がないでください！！」

天龍「俺の名はフフフ怖いか。天龍」

天龍「自分で言うのもなんだがこの鎮守府で一番の強者だ」

天龍「いや、世界最強って言うべきか？軽く世界水準超えちまってるからな！何かはわかんねーけどよ！」

電「あー、天龍ちゃんなのですー」

雷「もっと私達と遊んでも良いのよ！」

響「舐めて良いかい？」

暁「テイスティングしたいんだけど！」

天龍「まぁどこの世界でも強者には弱者が取り巻く訳で、こいつらも強者の俺に近づいてきたってこったな」

電「甘いのです。天龍ちゃんの膝の裏は甘いのです」ぺろぺろ

雷「甘さの中に優しさもあるのよね」ぺろぺろ

天龍「世の中には一匹狼とかなんとかいるけどよー、やっぱ俺くらいになると取り巻きも守ってやるのがあたりまえみたいな？」

響「少し塩をかけると甘みがますよ」サッサッ

暁「相変わらず天汁は大人の味ね」

天龍「強者の宿命ってやつだよな。マジでめんどくせーなぁ。最強も楽じゃねーわ」

電「天龍ちゃん、今日は母乳でないのですー？」

天龍「んなもん出るかよ。いつもは出るみたいな言い方すんな！捻り潰すぞ！いや言い過ぎたすまん」

北上「私は雷巡北上。まーよろしく」

北上「駆逐艦？ああ、うざい」

夕立「夕立うざいっぽい？」

時雨「僕たち……迷惑かけてるかな？」

北上「いやいや、あんた達は特別だよー。ほらマシュマロあげる」ポロポロ

夕立「わーい！北上印のマシュマロっぽい！」

時雨「北上さんの口からどんどん出て来るね！いつもありがとう」

北上「私は雷巡北上。口から無限にマシュマロを出すことが出来る。たまにバームクーヘン出る」

大井「北上さん！またマシュマロを……！それは命を削る禁忌なんですよ！ああ、バームクーヘンまで！」

北上「彼女はクレイジーサイコレズの大井っち。実は私はのんけだから迷惑してる」

大井「北上さんの口から出たマシュマロ……マシュ……ハァハァ」ポロポロ

電「マシュマロなのです！」

雷「北上印のマシュマロね！」

響「こっちにはガムもあるよ」

暁「大井印のガムね！」

北上「彼女はクレイジーサイコレズの大井っち。興奮すると口からガムとヨーグルが出てくる。ちなみに命を削る禁忌」

提督「暑い……こう暑いとスカートでも捲りたくなるな……」ムラムラ

提督「おお、あのけしからん丈のフリフリスカートは榛名！けしからん、実にけしからん！たまらん！！」スタタタタ

金剛「はぁ、こんなに暑いと紅茶が飲みたいネ」

提督「ん？金剛？」

金剛「んー？ワオ！提督ぅ、私に会う為に走ってきてくれたデース！？」

提督「なんで金剛が榛名の格好してるんだ？」

金剛「私だけじゃないデース！今日はシャッフルしているネ！！」

霧島「気合い、入れて、参ります！キリシマー！」

比叡「比叡の計算によると、この遊びが終わったら金剛お姉さまの御洋服は……もしかして！もしかして！いただけませんか！？」

提督「いや、お前が着てるのは霧島のだろ」