ピンクのラブレター(4)

アスカ「またラブレターかあ」

シンジ「そう」

アスカ「どうしよっかなあ~」チラ チラ

シンジ「・・・」ウ

アスカ「?」

シンジ「・・・」ウ

アスカ「ちょっと?」

シンジ「な、なに」

アスカ「アンタ、何でそんなにキョドってるのよ」

シンジ「べ、別に。そ、それよりさ・・・ラ、ラブレター貰ったんだよね?」

アスカ「そうだけど?・・・!・・・ふ~ん、気になるの?」

シンジ「・・・」

アスカ「なによ言いたい事があるんだったハッキリ言いなさいよ」

シンジ「気になると言うか・・・あの、読まないの?ラブレター」

アスカ「読まないけど?(だってアタシはシンジの事が・・・)」フン

シンジ「よ、読んであげたら?」

アスカ「ちょっと、どうしてそんな事いうわけ?こんな差出人の名前もない手紙なんて、読む価値もないわよ」

アスカ「というか、こういう事は面と向かって言うのが筋でしょうが。違う?」

シンジ「いや・・・でも」

アスカ「じゃあ、聞くけど。もし仮によ・・・いい?もし仮に・・・」モジ モジ

シンジ「う、うん」

アスカ「手紙の差出し人とワタシが付き合う事になってもアンタは平気なわけ?」

シンジ「それは・・・ア、アスカが決める事だし」

シンジ「そ、それにさっきアスカが言っていた面と向かう事が出来ない人も居る訳だし・・・」

アスカ「・・・(バカシンジ)」

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