生徒1「パズドラおもれー」
生徒2「おもれー!」
生徒3「おもれー!」
女子1「男君はパズドラやってたっけ?」
男「ちょっとだけなら」
女子2「えー、やろうよー! 絶対面白いよー」
男「……考えておくよ」
男(うーん、ああいうゲーム苦手なんだよなー)
女「………」ボーッ
※このssはマインクラフトを分からなくても読めるようにしたいとおもっちょります。
>>1はマインクラフト歴1週間だす。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406021504
放課後
男「あの後もさんざん誘われた……」
男(形だけでも入ろうか……いや、そうしたらラインとかツイッターでどこまで行ったか聞かれそうだ……)
男「まぁ部活も入ってないし、バイトをしてる訳でもないから、ああいうゲームをやりやすい環境ではあるけども……」
男(でも、あーいう物語性のないというか、ポチポチゲーム嫌いなんだよなぁ……)
男「……とりあえず帰るか」スクッ
男「ん? あそこに落ちてる紙は……」スッ
そこにはA4サイズの白いコピー用紙の真ん中に黒い字で、
【マインクラフトPE 1111115】と書かれていた。
男「なんだ……これ?」
男(誰かがメモ書きしたのかな……)キョロキョロ
男「マインクラフトPE……か」
女「………」ジーッ
男(後で調べてみよう、1111115も覚えやすいし覚えておこう)
男「これは教卓の上に置いておけばいいか」
男「マインクラフト……と」スッスッ
男「これは……がんばれ森川君二号か?」
男「ブロックが積み重なってできた世界に、レゴのような主人公……PS4が出てるご時世にこれは……」
男(でも、少し気になるな……値段は…)
男「600円か……まぁ、この前購入したエヴァARTのアプリよりはマシだろ」
こうして俺はマインクラフトポケットエディションを購入した。
そこから、運命は大きく変わっていくのである!!
男「ふむふむ、要は岩や木を削ってアイテムを造り、そこから色んな事をしていくゲームなんだな…」
男「画面の左下にコントローラー代わりのアイコン、右側を触れば視点が動かせるのか……」
男「……物語とかは……なさそうだな…」
男「とりあえず土を掘ってみるか」スッスッ
男「おお、採れた」
男「………」
早朝
男「………」スッスッ
男(くそ、何で松明作れねーンだよ!)
男「……く、ライフが……あぁ!!」
男「これで……24回目の死亡…」
男「落ちたアイテム拾いに行かなくちゃ……」
<お兄ちゃんごはんできたよー!
男「はーい! すぐいくー!」
男「………」モグモグ
妹「お兄ちゃん目真っ赤だよ!?」
男「あ、ああ、ちょっとな……」
妹「ど、どうしたの!? もしかしてふ、フラ……」
男「……欲しいものに限って手に入らないよな…」フッ
妹(お兄ちゃんがフラれたーーーーーっ!)ガーン
男「……ご飯いいや(徹夜で食欲ない…)」
妹「う、うん……(フラれたショックで食べれないんだ……)」
男「行ってきます……」フラフラ
妹「……お兄ちゃんをフッた奴……ゆるせん!」ゴゴゴゴゴゴ
教室
男「……おはよぉ…」フラフラ
生徒たち「!?」ガタッ
男「………はぁ」
生徒1「ど、どうしたんだ男!?」
男「え、なに?」
生徒2「フラフラじゃねーか!?」
男「ああ、うん……ちょっと」
生徒3「………」
女子1「もしかして……」
女子2「スマホのゲームしてた?」
男「……よくわかったね?」キョトン
生徒たち「!!」
女「………」
生徒1「そっかー、あれって根気いるもんなー(リセマラ)」
男「ああ、本当に根気いるんだ……(木のピッケルで岩を採集する作業)」
生徒2「でも、レアなの手に入れたら気持ちいいもんな」
男「うん、そうだね(鉄が作れる石とか)」
女子1「もう課金した!?」
男「(追加金ってあったっけ?)えっと、最初に600円だけ」
生徒たち(よし、これはやめられないパターンだ!)ガッツポーズ
女「………」ブフッww
男「皆に聞きたいんだけどさ……」
生徒たち「なになに!?」
男「松明の材料ってどこにあるの?」
生徒たち「え?」
女「っ!!!」プフーッwww
男「誰も答えられないってそんなレアなアイテムなのか……」
男「松明でこれだけ難しいってことは、ベッドを造るのなんて夢のまた夢……」
女「男く――「男先輩!」
男「おぉ、後輩!」
後輩「何してるんですか?」
男「いや、ちょっと考え事を……」
後輩「へー、珍しいですね!」
男「そうかもしれない……」
後輩「ちなみに、何を考えてたんですか?」
男「ああ、松明の作り方を」
後輩「松明……ドラクエですか?」
男「いや、マインクラフトってゲーム」
後輩「あ、マイクラですか!」
男「知ってるのか!?」
女「!!」
屋上
後輩「うわー、風強いですねー」
男「気をつけろ、スカートめくれ……」
後輩「あ」バサバサバサ
男「」
後輩「え、えっと……パンツはいてないからセーフですよ先輩☆」ニコッ
男「アウトじゃーーーー!」
女「………」モジモジ
後輩「それじゃあ先輩のパンツ貸してください」
男「は?」
後輩「……もしかして先輩、乙女にノーパンで階段を降りろっていうんですか?」
男「………」
後輩「松明の作り方を教える代わりってことで」ニコッ
男「……それなら仕方ないな」スッ
女「だめーーーーーっ!!」つ▽
後輩・男(女(先輩)がパンツ片手に全力で走ってきた!!)ビクッ
女「こ、これがあるからはきなさい」ハァハァ
後輩「は、はい……」スッ
後輩(すごく……温かいです…)ハウ…
男「………」ゴクリ
女「と、ところで男君」
男(び、眉目秀麗才色兼備、完全無欠の女さんが話しかけてきたーーーっ!)
女「あなた、何かで悩んでるじゃないかしら」
男「何か……?」
男(女さんに相談できるような悩みなんてあったっけ……)
後輩「恋の悩みとかですか!?」キラキラ
男「ちげーし、他人のパンツをはくような女に話す恋バナはない」
後輩「ほれほれ、好きなだけ見ていいから教えろ教えろ」バッバッ
女「ちょ、ちょっと後輩さん、それは……」
後輩「え?」
女「……ゎたしのだから///」ボソボソ
後輩「これ女先輩のなんですか!?」ガバッ
女「」
男「///」
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