ロボメイド「ご主人様、ちり紙の使用量が許容範囲を超えています」 (31)

ロボメイド「我が社のメイドサービス拡張パッチ(99,800円)を利用すれば、ちり紙に無意味にお精子を散らす必要もなくなりますが」

ロボメイド「ええ、お手手でも、お口でも処理する事も可能です。」

ロボメイド「専用オナホール(15,000円)を購入すれば、お大事でご主人さまを受け入れることも……」

ロボメイド「表情も豊かになって、ご主人さまのお気に召すようなアヘ顔も……」

ロボメイド「えっ、今のままの私が好き……?」

ロボメイド「プープー、理解不能……感情機能にエラー発生……」

ロボメイド「さ、差し障りの無いエラーとしてこの感情は放置します……」

ロボメイド「そ、それにしてもご主人さまは物好きな方ですね……こんな仏頂面のメイドなんか、話をしててつまらないでしょうに」

ロボメイド「ご主人様、今日もお料理を焦がしてしまいました」

ロボメイド「言い訳をする訳ではありませんが、我が社のメイド専用料理セット(150,000円)を購入してくれれば、こんな体たらくは……」

ロボメイド「ご主人様!食べてはなりません!お体に触ります!」

ロボメイド「えっ……愛情がこもってておいしい……?」

ロボメイド「プープー、感情回路オーバーヒート……冷却液を排出します……」ポロポロ

ロボメイド「私はご主人様に買ってもらえて幸せなメイドです……」ポロポロ

ロボメイド「ああっ、冷却液がお料理に!」

実は人間がいなくなった世界で
唯一生き延びた壊れかけのロボット

メイド「おやっ、あそこに居るのは……?」

ロボメイド「ごきげんよう、製造ナンバー19765。貴方も買い出しですか?」

メイド「もーう、相変わらず固いなぁ!同じ工場を出た仲じゃん!」

ロボメイド「貴方は、ずいぶん感情区域をチューンなさってるようですね」

メイド「いひひ、ウチのご主人様の趣味なんだ~♪妹っぽいでしょ~?」

メイド「あとさ、あとさ、この前超シリコン胸部(199,800円)も付けてもらったんだよ~?」プルンプルン

ロボメイド「羨ましい限りです」ペターン

メイド「むーっ、ロボメイドちゃんのご主人ったら、ロボメイドちゃんを愛してないのー?ほとんど初期ボディじゃん!」

ロボメイド「……プープー、感情機能に軽微のダメージ……」

メイド「あっ、ごめんごめん、気にしないで!」

ロボメイド「やはり、改造されないという事は、愛されていないということなのでしょうか」

メイド「う~ん、どうだろうね?人間の感情は私達のより複雑だしねー?帰ったら聞いてみたら?」

ロボメイド「ご助言に感謝いたします。製造ナンバー19765。では。」

メイド「うん、またねー!」

楽しみにみてるよ

>>16
メイド胸糞キャラかと思ったら結構いいやつだな

>>20 むしろ大きいしね

ロボメイド「せめてご主人さまの隣に座らせて下さい…」



ロボメイド「もうご主人さまはお戻りにならないのですね…」ポロポロ

???「やれやれ…世話のかかる娘だな」
ロボメイド「…この声は…?」

ロボメイド「ご主人さまの声…でもどこにいるのでしょう…」
???「ふふ、玄関でまっているぞ」
ロボメイド「はぁ…」テクテク
ロボメイド「もう…心配だったんです…か…ら…」

ロボメイド「…」
???「よぉ、ただいま」ロボメイド「何ですか、その姿は」

???「いや~、危なかったわ」
ロボメイド「これは…メモリによりますと…」
???「まさか本当に分解されるとは思ってなくてな」
ロボメイド「…」
???「疲れてるんだ、コーヒーでもいれてくれないか?」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom