美希「プロデューサー。肩揉んで?」 (30)

P「………………」カタカタカタ

<ガチャ

美希「あふぅ」
P「ん。あれ、どうしたんだ、こんな時間に。今日直帰だったろ?」
美希「事務所に忘れ物したから取りに来たの。はぁー……、面倒くさいの。ほかのみんなは?」
P「もう帰ったよ。小鳥さんも帰ったし、今日は俺が戸締りだ」
美希「ふーん」ポフッ
P「おいおい。なにソファで落ち着いてんだ。もう遅いんだから、早く帰れって」
美希「プロデューサーは?」
P「もうちょっとで仕事が終わりそうだから、これやったら帰るよ」
美希「じゃあなにかお話して? ミキ、わざわざ事務所に帰ってきたのに、忘れ物を持って終わり! じゃなんか損した気分になるの」
P「なんだそりゃ……。わからんでもないけど。あー、じゃあもうちょっと待ってな。送ってってやるから」
美希「あふぅ。あー……、今日も疲れたのー……」ノビー


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美希「はぁ。うーん、肩凝っちゃった。ミキ、すっごく肩が凝りやすいんだけど、なんでかな?」

P「そりゃお前、おっぱいが大きいからじゃないの」

美希「うわー、セクハラさんなの。でりかしーがないの」

P「今のは完全に言わせただろ……、身体凝るって言うならレッスンの後はきちんとクールダウンしとけよ。ストレッチも重要だぞ」

美希「ちゃんとしてるもーん。それでも凝っちゃうんだから、肩の方が悪いって思うな。あ、プロデューサー。ミキの肩揉んでよ」

P「お前……。一日仕事した後のおっさん捕まえて肩揉めとはいい度胸だな。普通逆だぞ」

美希「一日仕事だったのは美希も同じだもん。今日も頑張ったんだよ?」

P「む……。それ言われると弱いな。確かに最近、美希も頑張ってるしな……。よし、丁度仕事も終わったし、揉んでやるか。ほら、背中向けて座れ」

美希「わーいなの」

期待だけど、
台本形式の場合は
セリフごとに行間あけると
読みやすくて助かる

P「よし、じゃあ揉んでいくぞー。……お前、肩ほっそいなぁ」

美希「そお? 普通だって思うな」

P「子供の肩なんてあんまり触らないからなぁ……。さて……」スッスッ

美希「? プロデューサー。ミキ、肩を揉んでほしいんだよ? なんで擦るの?」

P「こういう風に手で擦ると、温かくなるだろ? 血行が良くなるんだってさ。軽擦法って言ったかな。こんな風に擦られるだけでも結構気持ち良くないか?」スッースッー

美希「ん……、確かにちょっと気持ちいいかも。あったかいし。プロデューサーの手っておっきいんだね」

P「まぁ一応男なんで……。よし、温まって来たな。それじゃ、揉んでいくぞー」グッ

美希「痛っ! あ、ちょ、痛い、痛いの!」

P「え、マジで? 俺、全く力入れてないけど……、これでも痛い?」グッ

美希「痛いの! もう、プロデューサー、力入れすぎなの!」

P「これで痛いのか……、お前ほんっとに肩凝ってんだな……。わかったわかった、それじゃ優しく揉んでいくから。えーと……」

>>3

ごめん 初めてで失敗した
他に注意事項あったら教えてくれると助かる

期待。
メール欄にsagaを入れないと一部単語が[スペランカー]みたいになったりします

P「よし、じゃあ揉んでいくぞー。……お前、肩ほっそいなぁ」

美希「そお? 普通だって思うな」

P「子供の肩なんてあんまり触らないからなぁ……。さて……」スッスッ

美希「? プロデューサー。ミキ、肩を揉んでほしいんだよ? なんで擦るの?」

P「こういう風に手で擦ると、温かくなるだろ? 血行が良くなるんだってさ。軽擦法って言ったかな。こんな風に擦られるだけでも結構気持ち良くないか?」スッースッー

美希「ん……、確かにちょっと気持ちいいかも。あったかいし。プロデューサーの手っておっきいんだね」

P「まぁ一応男なんで……。よし、温まって来たな。それじゃ、揉んでいくぞー」グッ

美希「痛っ! あ、ちょ、痛い、痛いの!」

P「え、マジで? 俺、全く力入れてないけど……、これでも痛い?」グッ

美希「痛いの! もう、プロデューサー、力入れすぎなの!」

P「これで痛いのか……、お前ほんっとに肩凝ってんだな……。わかったわかった、それじゃ優しく揉んでいくから。えーと……」

>>7
ありがと そうする

sage入れちまった sagaね すまん

P(親指で揉むのが痛いなら……、手のひらだな。円を描くようにしながら揉んでいけばいい)

クリクリクリ

美希「あ……、それはちょっと気持ちいいの」

P「こうやって、ちょっとずつほぐしていくからなー。どうだ、痛くないか?」

美希「これなら大丈夫なの……。あっ、そこそこ。そこ気持ちいいからもっとやって?」

P「はいはい。これでどうですかーっと」クリクリクリ

美希「あ~……、もう、こんな風に気持ち良くできるなら、最初からやって欲しいの」

P「悪い悪い。思ったより凝りがひどかったもんでな……。でも大分ほぐれてきたんじゃないか?」クリクリクリ

美希「そうなの? 自分ではよくわかんないの」

P「そろそろ普通にやっても大丈夫かな。じゃ、手のひらで肩を包んで、指の腹で押して……」

美希「あっ、それはヤなの! 痛いのはヤ!」

P「大丈夫だって、そんなに力入れないから」グッグッ

美希「……あ、ほんとだ、痛くない。むしろ気持ちいいの」

P「だろ。筋肉がほぐれてきてるんだよ。俺があんまり力入れていないのもあるけどさ」グッグッ

美希「お、おー……。なんか……、さっきのグリグリより……、気持ち、いいかも……」

P「そうだろそうだろ。うわ、お前ここガチガチじゃないか。痛いだろ、ここ」グリグリ

美希「あ、あいたたた……、痛い、けど、ちょっぴり気持ちいいね……」

P「痛気持ちいいってやつだなぁ。こういうところをきちんとほぐすと、肩も軽くなるからちょっと我慢してな」グッグッ

美希「あう……なんか……、変な声出ちゃいそう……」

P「………………」グリグリ

美希「あ~、極楽なの~……」

P「んー……、ちょいと失礼」ふぁさ

美希「ふえ? どうしたの、プロデューサー。なんでミキの髪をかきわけるの?」

P「いや、うなじもマッサージしてやろうと思って。……お前、綺麗なうなじしてんなぁ。今度、撮影でうなじ出してみようか」

美希「どっちでもいいの。それより、早く続きやって欲しいの」

P「はいはい。ま、ここは軽く……」

P(うなじを手で掴んで、指の腹でぐっと押していく)モミモミ



美希「んぁ……、ん……、これも結構気持ちいいの……」

P「そうなんだよ。肩じゃなくて首も凝るから、こうやってきちんとほぐさないとな」モミモミ

美希「はう……」

P「……………………」グッ

美希「あ、いたたた……、プロデューサー、そこちょっと痛いよ?」

P「髪の生え際あたりにあるのは眼精疲労のツボだ。目が疲れてるぞー。携帯イジるのもほどほどにな」

美希「はぁい……」

P「んー……。こんなところはどうだ?」

P(丁度、鎖骨の下あたり、だっけか。この辺りを親指でぐりぐりと押していく)

美希「あぅ、あぅ。あっ、そこいいの。ちょっとくすぐったいけど……」

P「あぁやっぱ気持ちいいか。肩凝ってるとどうしてもな……」クリクリ

美希「んあ……、あは、なんだか変な声出ちゃうの」

P「わかるわかる。ここが気持ちいいなら、腋のあたりも良いんじゃないかな」グリグリ

美希「あうー……。そこも良いの……、気持ちいいのー……」




美希「気持ちいいけど、そこほとんどおっぱい触っちゃってるよ?」

P「あぁやっぱそうか。すまん」パッ

美希「プロデューサーなら別にいいけどね。はぁー、大分肩も軽くなったの。ありがと、プロデューサー」

P「……………………」

美希「どうしたの?」

P「いや、思ったより身体疲れているみたいだからさ。仕事頑張ってくれてるんだなって」

美希「ミキ、頑張ってるって最初から言ってるの。もっと褒めてくれてもいいって思うな」

P「わかったわかった。よし、じゃあもっと労わってやろう。ちょっとソファに寝転びな?」

美希「何するの?」

P「肩だけじゃなくて、腰回りもマッサージしてやるから。そうすりゃ疲れもちょっとは軽くなるよ」

美希「ほんと? わーいなの」コロン

P「じゃあちょっと上に乗るぞー……。さて。腰回りとは言ったが、まずは肩の辺りをほぐしていくぞ。特に肩甲骨の辺りだ。ここを手のひらでグリグリと揉むと気持ちいい」グリグリ

美希「あ、ほんとなの。ほとんど骨なのに、不思議だね」

P「ほれ、ぐりぐり」

美希「んあー……。よくわかんないけど、気持ちいい……」

P「肩甲骨の中に手を入れる、みたいなマッサージもあるんだけどな。さすがにそれは」

美希「それはちょっと怖いの……」

P「俺もちょっと怖くてできない。この辺りがほぐれてきたら、徐々に位置を下げて行って腰の辺りを揉む。ここは親指でしっかりとツボを押していくぞ」グッグッ

美希「あっいったっい、そっこっ痛い」

P「んー……。やっぱ腰に負担かかってんだな……。いくらダンス得意っつっても、疲れないわけじゃないもんな」

美希「えー? ミキ、平気だよ?」

P「美希はそのつもりでも、身体は疲れてるんだってば。ほれ、その証拠に」グリグリ

美希「痛い痛い、痛いよ! もうー! 意地悪しないで!」

P「はっは、悪い悪い。ゆっくりほぐしていこうな。温められると尚いいんだけどなー……」グッグッ

美希「あ~……、ようやく気持ち良くなってきたの~……。痛気持ちいいの~……」

P「……………………」グリグリ

美希「あっ、そこいいのっ。もっとやって?」

P「へい」グリグリ

美希「あー………………」

P「…………」トントントン

美希「はふう………………」

P「うーん……」

美希「どうしたの?」

P「いや、もう腰回りは十分ほぐしたんだけどさ」

美希「そうなの? じゃあもうマッサージは終わり?」

P「腰は終わってんだけど……。なぁ美希。さすがに尻触られるのは嫌か?」

美希「えー? どうしたの、プロデューサー。本当にセクハラさんになっちゃった?」

P「そうじゃなくてさ。やっぱ知らないのか、美希。尻も凝るんだよ。足の付け根とかもそうなんだけど、これがなかなかに気持ちが良い」

美希「ふーん。それでミキのお尻に興味津々ってこと?」

P「別に興味があるからってわけじゃねぇよ……。いいよ、変なこと言って悪かったな」

美希「あはっ、冗談なの。マッサージしてもらえるなら、どこ触ってもいいよ。プロデューサーなら、ミキ平気だもん」

P「そうかい。なら、ちょっと失礼するぞ」

P(とりあえず、手の甲で刺激していくか……。揉むっていうよりは、揺らすっていう感じで……。うわ、こいつの尻やわらけーなー……。本当に中学生かよ)

美希「きゃー。どう? ミキのお尻」

P「あぁ、立派立派。その立派なお尻を今からほぐしていくからなー……」クニクニクニ

美希「んっ……。あー、ほんとだ。なんだか気持ちいいの……」

P「だろ。腰や肩を揉むのとはまた違った気持ち良さだろ」クニクニクニ

美希「そうだねー……。でも不思議。お尻も凝るんだね?」

P「最近、座り仕事も多くなったからなぁ。やっぱ尻にも負担かかってんだよ。ちゃんと疲れ取ってやらないとな」クニクニクニ

美希「あー、それいいのー……。気持ちいいー……。ね、お尻を揉んでもらって気持ちいいってことは、おっぱいも気持ちいいのかな?」

P「アホたれ」

美希「やんっ。もう、お尻叩かないで欲しいの」

P「アホなこと言うからだ。ほれ、尻も背中も終わりだ。ちょっとそこに座りな」

美希「はーい。あー、気持ち良かったの」

P「待て待て。最後の仕上げがあるから待ってな。はい、背筋伸ばして。よいしょっと」

P(手を合わせて、ほとんど力を入れずに頭をとんとんと叩く)パチパチパチパチ

美希「えっ、なになに。なんでミキの頭を叩くの?」

P「こういうマッサージなの。叩打法って言ってな。床屋さんとかでやってもらったことないか?」

美希「ミキ、床屋さん行ったことないの。いつも美容院だし」

P「あぁそう……。まぁいい、これも気持ちいいから」


パチパチパチパチパチ……


美希「ああああ~~……ほんとなの、気持ちいいの……。なんで気持ちいいのか全くわからないけど、気持ちいいの……」

P「ほんとこれなんで気持ちいいんだろうな……。簡単にできるからいいんだけど。はい、終わり。お疲れさん」

美希「あー、気持ち良かった。ありがと、プロデューサー」

P「はいはい。それじゃ、もう遅いから帰るぞ。戸締り手伝え」

美希「はーい」

P「ほれ、きちんとシートベルトつけて。えーと、美希の家はこっちのルートでよかったかな……」

美希「あ~、ミキの身体、すごく軽くなったよ。事務所に忘れ物して得しちゃったな」

P「今回のは特別だぞー……。がっつりマッサージやったから俺の方が疲れちまったよ」

美希「あ、それなら今度はミキが肩叩いてあげようか? トントントンって」

P「んー………………………………。いや、いいや」

美希「えー? なんで?」

P「お前らに肩たたきなんてされたら、すげぇ老け込んだ気分になりそうでな。凹むからやめとく」

美希「えー。ミキ、作ってあげるよ? 肩たたき券」

P「そういうのがいやだって言ってんの」


おわり

色々不慣れですまんかった
教えてくれた人さんきゅー

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