チノ「売上の計算が一万円足りません…」 (34)

チノ「レジ周りを探してもどこにもありません」

チノ「今日レジに触ったのはわたしとココアさんだけです。つまり…」

ココア「どうしたの?チノちゃん?」

チノ「…ココアさん」

ココア「なに?」

チノ「…今日の売上の計算が一万円合わないんです」

ココア「えぇ!?大変!!レジの周りは探してみた?」

チノ「もう探しました」

ココア「じゃあ私も探すから、もう一度…」

チノ「ココアさんが盗ったんじゃないんですか?」

ココア「えっ…」


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チノ「今日、レジに触ったのはわたしとココアさんだけです。わたしではないということはココアさんがやったということになります」

ココア「わ、わたしそんなことしないよっ…!?」

チノ「ココアさん…わたしも事を荒立てたくありません。正直に言ってもらえれば初犯ということで父には黙っておきます」

ココア「や、やってない!!私、お金なんて盗ってないよ!?信じてチノちゃん!!」

チノ「しらばっくれるなんてタチが悪いですね。もういいです。父に報告します」

ココア「待って!?チノちゃん!?」


タカヒロ「ココア君。チノから話は聞いたよ」

ココア「チノちゃんのお父さん…」

タカヒロ「大事にするつもりはないんだ。どうだい?ここは正直に話してもらえないかい?」

ココア「わ、わたしお金なんて盗ってません!!信じてください!!」

タカヒロ「うむ…困ったね。しかし、実際のところレジからお金が無くなっているんだ。私も生活がかかっているんでね、見過ごすわけにはいかないんだよ」

ココア「だ、だから私が盗ったんじゃないって…どうして信じてくれないんですか!?」

タカヒロ「ほう…では君は私に実の娘を疑えというのかね」ギロッ

ココア「そ、そんなつもりじゃ…」

タカヒロ「…正直に言ってくれないのなら仕方ない。君にはこの家を出て行ってもらう」

ココア「そんな!?」

タカヒロ「泥棒…それも嘘つきをこの家に置いているわけにはいかないからね。せめて正直に白状してくれれば、情状酌量の余地もあったんだが…」

ココア「嘘なんかいってません!!警察を呼んでちゃんと調べてもらえれば…」

タカヒロ「ココア君、客商売をやっている家に警察なんか呼びたくないんだよ…わかるね」

ココア「…」

タカヒロ「君の潔白が証明できない以上、君をこの家に置いておくわけには…」

ココア「で、できます…証明すること。わたしがお金を盗ってないって…」

タカヒロ「ほう…」

ココア「わ、わたし、バイト中から一歩もこの部屋を出ていません。だ、だから…今の私の持ち物を調べてもらえれば…私がお金を盗ってないってわかると…」

タカヒロ「うん…それはいい案だ」ニコリ

ココア「これ!!ポケットの中身です。お金なんて持ってません!!」ガチャガチャ

タカヒロ「携帯電話にメモ帳、それに部屋の鍵か…それで?」

ココア「そ、それでって…だからわたしお金なんて持って…」

タカヒロ「ココア君、ふざけないでくれ。そのふわふわ大きな制服を着ていて、ポケットの中身だけ出して終わりなんてわけないだろう?」

ココア「ほ、他の場所に隠したりなんかしていません!!」

タカヒロ「しかしそれでは身の潔白の証明にはならないね?」

ココア「ど、どうしろって…」

タカヒロ「わかっているだろう?」ニヤニヤ

ココア「…」

タカヒロ「脱ぎなさい」

ココア「えっ…」

ココア「ぬ、脱ぐって…じ、冗談ですよね…?」

タカヒロ「早くしなさい。チノが来る」

ココア「で、でもっ!?」

タカヒロ「なんだ…やっぱり君が泥棒か?」ニヤニヤ

ココア「…わ、わかりました。じゃあ…エプロンを」

タカヒロ「よろしい」ニヤニヤ

ココア「…」

スッ  パサッ

ココア「ぬ…脱いでるとこ…見ないでください…」

タカヒロ「いい表情をするね、ココア君」ニコ

ココア「なんで…」スルスル

タカヒロ「そのエプロンと制服は私の考えたデザインでね。華やかさと奥ゆかしさを兼ね備えた素晴らしい造形だと思わないかい?」

ココア「え、エプロン…脱ぎました…」

タカヒロ「うん、素晴らしいね。で?」

ココア「え、エプロンには何も隠していません…」

タカヒロ「そのようだね。で次は?」

ココア「…す」

タカヒロ「ん?」ニヤニヤ

ココア「す、スカートを…脱ぎます」

タカヒロ「よろしい」ニヤニヤ

ココア「うぅ…」

ジー パサッ

タカヒロ「ほう…ココア君。君は年の割には幼い気性という印象をもっていたが、下着は随分と大人びているようだね」

ココア「やめてっ…ください…これぐらい…普通です…」

タカヒロ「これはいけないなぁ。チノに悪影響を与えてしまう。これからは君もチノと同じ子供パンツを着用するようにしなさい。私が用意しておこう」ニヤニヤ

ココア「すっ、スカートにも何もかくしていませんっ…!!」

タカヒロ「では、次はジャケットだね」

ココア「は、はい…」

プチ プチ  パサ

タカヒロ「ふふ、やはり君は着やせするタイプだったみたいだね」ニヤニヤ

ココア「べっ、別に…そんなことは…」

タカヒロ「リゼ君ほどではないがDカップほどかな?彼女も昔はそれほどだったが、ここ最近、急に成長したみたいでね」

ココア「い、いつもそんな目で私たちのことみてたんですか!?」

タカヒロ「泥棒が口がすぎるよ?それよりもジャケットのサイズはリゼ君と同じものを発注したほうが良さそうだね。手配しておこう」ニヤニヤ

ココア「あっ、あのっ…!!」

タカヒロ「なんだい?リゼ君と同じサイズでは不服かな?」

ココア「違いますっ…あの…ジャケットにも…何も…」

タカヒロ「なるほど…では次はわかっているね?」

ココア「…」

タカヒロ「どうしたんだい?」

ココア「あの…やっぱり…」

タカヒロ「親御さんがこの事を知ったらどう思うだろうね?」ニヤニヤ

ココア「うっ…」

タカヒロ「どうかしたかい?」

ココア「…シャツも…脱ぎます」

タカヒロ「ふふ…」

プチプチッ シュル…

タカヒロ「ほう…これは素晴らしい」

ココア「う…もう…いや…」ポロポロ

タカヒロ「とてもいいものをもっているね。チノにもこれぐらい育ってもらいたいところだ」

ココア「もう…これで許してください…」ポロポロ

タカヒロ「何言ってるんだい?ここまできたらもうわかるだろう?」

ココア「い、いや…やめてください…これ以上は…」ブルブル

タカヒロ「はは、そうやって嫌がられると興奮してしまうなぁ」グイッ

ココア「いやぁぁぁっっ!!!離してぇぇぇつ!!!!」

タカヒロ「おとなしくしねえかっ!?」グッ

ココア「やだぁっ!?いやぁっ!?汚い!!離してっ!!」

タカヒロ「へへ…」ボロン

ココア「だれ…か…」



DODODODODODODODODODODODODODOD!!!!!!!!

タカヒロ「な、なんの音だ!?」

キャプテン・アメリカ「その子から手を離せ!!!!」

ココア「キャップ!!」

タカヒロ「なんだぁ!?てめぇはぁぁぁ!!!???」ブンッ

キャプテン・アメリカ「フンッ!!」   

               SOCK!!

タカヒロ「ぐへぇっ!!」              

       BATAAAAAM!!!!!!

キャプテン・アメリカ「ふぅ、無事かい?」

ココア「は、はい!!!助けてくれてありがとうございました」


キャプテン・アメリカ「ああ、お仕事頑張って。今度寄らせてもらうよ。じゃあ!!」

DODODODODODODODO!!!!!!!!!

ココア「キャプテン!!」

チノ「キャプテン!!」

シャロ「キャプテン!!」

                            END

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月23日 (土) 15:30:47   ID: igyyYL5f

アベンジャーズ アッセンブル!

2 :  SS好きの774さん   2019年07月17日 (水) 15:20:37   ID: 3cegbzRI

え、くそ面白くないんだが

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