【遊戯王SS】ゴーストリック・マリー「私マリーさん」ヤリザ「元ネタ違うでござるよ」 (54)

ゴーストリック・マリー「今、ダークゾーンにいるの」

ヤリザ「だから元ネタ違うでござるよ」

マリー「何かちょっと漲ってます」ムフー

ヤリザ「確か御主は闇属性でござるな」

マリー「でも漲りつつも少し気だるいの。この感じ、何だろう……」

ヤリザ「ただの守備低下の影響でござるな」

マリー「また後で掛け直すね」

プツッ ツー ツー ...

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405611883

ヤリザ「……」

モバホン「何見てんだよ」

ヤリザ「我等六武衆も近代化の波に乗る為、携帯電話なる物をシエン殿から支給されたでござるが」

ヤリザ「一番最初に掛かってきた相手が殿でも同志でもなく女子とは」

ヤリザ「折角の機会でござる、この携帯電話とやらの使い方の練習相手になって貰うでござるよ」

モバホン「電話だぜ」カワイターサケビガー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、変な鳥に追われてるの」

ヤリザ「何度も口喧しいかもしれないでござるが、元ネタ違うでござるよ。大丈夫でござるか?」

マリー「うん。今パニックで追い払ったから平気」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「何かダークゾーンから出ようとしたらね、『ビィンビィン来てるぜぇ!』とか聞こえたと思ったら三体も鳥のモンスターが出てきて、攻撃翌力12200とか出ててビックリした」

ヤリザ「危ない所だったでござるな」

マリー「そろそろダークゾーンから出られると思うから、また掛け直すね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「……」

モバホン「何ガン付けてんだよ」

ヤリザ「大体通常の会話に関しては問題無いでござるな」

ヤリザ「後はめえるなる機能でござるが……こちらは要練習でござるな」

モバホン「電話だぜ」ヤーミーヲツラヌクー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、ハーピィの狩場にいるの」

ヤリザ「くどいようでござるが元ネタ違うでござるよ」

マリー「周りが何か胸大きい女の子ばっかりで何かモヤモヤする」

ヤリザ「女性の魅力は胸だけでは測れないでござるよ」

マリー「……ひょっとして慰めてるの?」

ヤリザ「それもあるでござるが、大半は拙者の素直な本心でござるよ」

マリー「……ありがと。じゃあ後で掛けなおすね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「……」

ニサシ「ヤリザ殿、先程御主の部屋で女子の声が聞こえたみたいでござるが」ガラッ

ヤリザ「誰かと思えばニサシ殿でござるか。女日照りが祟って遂に幻聴でも聞こえる様になってしまったのでござるな、可愛そうに」

ニサシ「それはヤリザ殿の方でござらんか。全く、拙者をまるで軟派な男のように言うのはやめて欲しいでござるよ、だから槍使いは馬鹿にされるんでござる」

ヤリザ「拙者は御主のように女性に現を抜かしている暇は無いのでござる。武人として日々鍛錬に追われてそんな余裕は無いでござる。だから二刀流は馬鹿にされるんでござる」

ニサシ「……」

ヤリザ「……」

バタンッ

ヤリザ「戦闘破壊出来ないもんすたあが出ただけで何も出来なくなる奴はお呼びじゃないでござるよ」

モバホン「電話だぜ」セロリウマイシ!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、六武の門の前にいるの」

ヤリザ「もうそこまで来たんでござるか」

マリー「貴方の顔がもう見える気がするわ」

ヤリザ「拙者は今屋内にいるでござるからそれは気のせいでござる」

マリー「部屋の中に居るんだね、良い事聞いちゃった」フフン

ヤリザ「しまったでござる」

マリー「また後で掛けなおすね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「電話の女子、ここまで到着するの結構早かったでござるな」

モバホン「電話だぜ」ウーマーレーカーワルーイマヲーヌーギースーテテー!

ヤリザ「もうでござるか?もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。門番の人が入れてくれないの」グスン

ヤリザ「当然でござる、部外者は入れないように言ってあるでござるから」

マリー「強行突破して良い?」

ヤリザ「御主が六武衆を相手取って戦うのは中々至難な気がするでござるよ、最近シエン殿の御兄弟も戻られて拙者達の士気も高まってるでござるし」

マリー「むぐぐ……正面突破は無理か……だったら次の策だもん!」

ヤリザ「どうなっても知らないでござるよ」

マリー「後でまた掛けなおすね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「シエン殿が準制限に緩和されて、今の拙者達は着々と武力が高まりつつあるでござる」

ヤリザ「あの女子が変に刺激しないと良いのでござるが……」

モバホン「電話だぜ」ダカラアァーンキズーツクコトーヲオソーレズニー!(・∀・)イイ!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、門の内側にいるの」コソコソ

ヤリザ「曲者になってしまったのでござるか」

マリー「貴方に会う為に、頑張りました」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「キザンって人、結構イケメンだったよ。あ、勿論貴方も格好良いからね!」アセアセ

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「むう……私が折角褒めてあげたんだから少しは喜んでよ」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「ムッ……!もう少し近くなったら掛けなおすね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「しかし門を越えてくるとは……衛兵が無能なのかそれともあの女子が優秀なのか……」

ヤリザ「……本当に城まで行ってしまったらどうするんでござるか……」ウーン

モバホン「電話だぜ」トーギレーナイヨウニーキエナイヨウニー!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。紫炎の霞城が見えてきたの」コソコソ

ヤリザ「本丸の近くまで来てしまったのでござるか」

マリー「あれがジャパニーズキャッスルなのよね?何だかワクワクしてきちゃった」wktk

ヤリザ「じゃぱにーず、きゃっするでござるか……?」

マリー「サムラーイがいっぱいで何時見つかるかドキドキです」

ヤリザ「殿の居城を守る為なのでござるから兵が沢山居るのは当然でござろう」

マリー「あのお城に貴方がいるのよね?もうすぐだからまたすぐに掛けなおすね!」

プツッ ツー ツー ...

ヤイチ「ヤリザ殿、そろそろ時間でござるよ」ガラッ

ヤリザ「おぉヤイチ殿。もうそんな時間でござるか、今行くでござるよ」スッ

モバホン「電話だぜ」カゼニナレー!マイオドレー!

ヤイチ「むっ、それがヤリザ殿の携帯電話でござるか?変わった形をしてるでござるな」

ヤリザ「めえるではなく電話でござるな、申し訳ないでござるが話し終わったら行くでござるよ」

ヤイチ「あい判った。では向こうで待ってるでござるよ」バタン

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、紫炎の霞城の中に居るの」コソコソ

ヤリザ「城内に忍び込んでしまったのでござるか、手馴れてるでござるな。もしかして盗人が本業でござるか?」

マリー「私泥棒さんじゃないもん!」プンスカ!

オイナンダイマノコエハ!

マリー「あっ!ごめん後で掛けなおすね!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「何だかあっちは大変そうでござるな」

ヤイチ「電話は終わったでござるか?」

ヤリザ「今終わったでござるよ、では行くとするでござる」

モバホン「電話だぜ」ダカーラアキラメナイー!シンジーヌケルツヨサデー!

ヤイチ「またでござるか?」

ヤリザ「仕方ない、先に行ってて欲しいでござるよ。拙者は後で行くでござる」

ヤイチ「分かったでござるよ、では」バタン

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「大変な目に遭っちゃったけど、私マリーさん。今、貴方の部屋の前に居るの」

ヤリザ「……」チラッ

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「もう目の前だよ?怖い?怖い?」ドキドキ

ヤリザ「寧ろ良くそこまで辿り着いたでござるな、その驚きの方が大きいでござるよ」

マリー「またすぐに掛けなおすね」

ヤリザ「そのまま入ってしまえば良いんじゃないでござるか?」

マリー「そういうルールなの!」

ヤリザ「でも元ネタ違うでござるよ?」

マリー「良いの!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「本当、あっちは大変そうでござるなぁ……」スタスタ...

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」チカヅイテートーオーノイーテク!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん……ねぇ、今貴方何処に居るの?」イラッ

ヤリザ「今は天空の聖域に向かってる道中でござるよ」パッカパッカ

マリー「どうやってこの部屋から出て行ったの?」

ヤリザ「そもそも拙者、初めから城の中の部屋に居なかったでござるよ?」

マリー「へ?」キョトン

ヤリザ「拙者は先程まで紫炎の道場に居たんでござる、行き違いになってしまったでござるな」

マリー「わ、私を騙したのね!?こんなか弱い乙女の心を弄ぶなんて酷い!」プンスカ!

ヤリザ「自分で言うか弱い乙女程胡散臭い物も無いでござるな、それに騙すも何も勝手に御主が勘違いしたのが原因でござろう」

マリー「こうなったら絶対貴方の所に行ってやるんだから!天空の聖域ね、先回りしてやるんだから!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「元気な女子でござるなぁ……」パッカパッカ

ヤリザ「どーうどう、今日はここで野宿にするでござるよ」

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」スースーメー!スースーメー!チーカーラーノーカーギーリ!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「ハァ...ハァ...わ、私マリーさん……い、今。天空の聖域に、いるの……」ゼェゼェ

ヤリザ「のんびり向かってる道中とはいえ、馬に乗った拙者より早く辿り着くでござるか」

マリー「ほぼイキかけました」

ヤリザ「そういう発言は慎んだ方が良いでござるよ、御主も妙齢の女性なのでござるから」

マリー「貴方はまだ天空の聖域に着いてないのよね?」

ヤリザ「そうでござるな」

マリー「……嘘付いてないよね?」

ヤリザ「御主に嘘を付く理由が特に無いでござる」

マリー「よーし、ここで待ち伏せてやるんだから!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「近頃の女性はやんちゃで困るでござるよ」パッカパッカ

ヤリザ「そろそろ遠目にも天空の聖域が見えてきたでござるな、もう2日もあれば辿り着きそうでござる」

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」コーノーオーモーイーターギーレー!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、天空の泉でトリシューラプリンに舌鼓を打っているの」ウマウマ

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「……何だかこの泉の周り、カップルが多いわね。一人で居るのちょっと辛いです」

ヤリザ「そういえば、天空の泉はでえとすぽっととして有名と何処かの回覧板で見たでござるな」

マリー「貴方が着てくれば、私も浮かなくて済むので早く来て下さい」

ヤリザ「……」

マリー「ふふん。天空の聖域は入り口が一つしかないからね、入り口に張り付いて絶対貴方の背後に辿り着いてやるんだから!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「むっ、あれはヤイチ殿!どうやら追い付いたようでござるな!」パカラッパカラッ

ヤイチ「おぉヤリザ殿!随分遅かったでござるな」

ヤリザ「かたじけないでござる。では目的地に急ぐでござるよ」

ヤイチ「先程天空の聖域で補給を済ませて来たでござる、ヤリザ殿の分も買っておいたでござるよ」

ヤリザ「何と。重ね重ねかたじけないでござる」

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」デューエールー!デュアールーイーズムー!

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。ねぇ、貴方何時になったらここに来るの?もう3日も経つんだけど」イラッ

ヤリザ「もうそこは通り過ぎたでござるよ?」

マリー「へ?」キョトン

ヤリザ「天空の聖域は道中の物資補給の為に寄る場所だったんでござるよ、今は次の目的地に向かってる最中でござる」

マリー「え!?だ、だって貴方はここを通ってないじゃない!物資補給出来てないじゃない!」

ヤリザ「先行してた同僚が買出しを済ませてたみたいでござる。それを分けて貰ったので旅路続行でござる」

マリー「むきゃー!!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「急に大声出さないで欲しいでござる」

ヤイチ「こっちにまで聞こえてきたでござるよ、誰からでござるか?」

ヤリザ「マリーと名乗っていたでござるな」

ヤイチ「まりい……南蛮の者でござるか?」

ヤリザ「まぁそれと似たような者でござる」

ヤイチ「異国の者と交流出来るとは、ヤリザ殿は博識でござるな」

ヤリザ「ぐろーばりずむという物でござるよ、世間の流れに置いて行かれる訳には行かないでござるからな」

ヤイチ「ヤリザ殿は勤勉でござるな、拙者も見習わねば」

ヤリザ「何、拙者などまだまだ精進が足りぬでござる」

ヤイチ「謙遜なされるな、ヤリザ殿は十分六武衆の顔として勤めを果たしているでござるよ」

―――――――――――――――――――――――

マリー「うむむ……!ヤリザは今何処に居るのよー!」

バニーラ「おなかすいた」

マリー「何かここ携帯の圏外だし!疲れたー!もうやだー!」

バニーラ「かじりたい」

マリー「まず圏外エリアから出ないと……そもそも電話掛けられなきゃ場所聞けないじゃない……」

バニーラ「かじる」ビョン

マリー「えっ、何この子!?やっ、ちょっとだけ攻撃翌力で勝てない!?いやー!誰か助けてー!!」

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」ワンダーウィングス!ツレテイクヨー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。一体今何処に居るのよ!?」プンスカ!

ヤリザ「拙者は今、森羅の霊峰に修行に来てるでござるよ」

マリー「むきゃあぁぁぁ!!」

プツッ ツー ツー ...



 ┼ヽ  -|r‐、. レ |
 d⌒) ./| _ノ  __ノ

普段ニュー速ばっかで遊んでるからSS速報がどんな物か知りたいので投下
実験なので短いです、ここってスレ落ちとかどうなんだろうか?
トリップは同じ表示されるのはこれで分かったが

■SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345896803/)
ここのルール
判りやすく言うと>>1が大体2ヶ月書き込まないと落ちる

自動では落ちないから依頼スレに書き込まないといけない
初めてなら下のスレのテンプレに目を通しておくといいよ
■ SS速報VIPに初めて来た方へ
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399385503/)

>>25>>26
ここを読めば良いのか、読んでみるよありがとう

これだけ長く落ちないなら気が向いた時コソッと書くとか出来るのか

そうなのです
それ以外にも色々書いてたけど

マリー「私マリーさん。今、森羅の霊峰に居るの」

ヤリザ「耳にタコが出来るかもしれないでござるが、元ネタ違うでござるよ」

マリー「何かさっきから私の事を変な枝豆が見てくるんだけど、惚れられちゃったのかしら?」

ヤリザ「そうだと良いでござるな」

マリー「大丈夫よ、今は貴方だけのマリーだから」

ヤリザ「何が大丈夫なのか良く分からないでござるよ」

マリー「やっと貴方の居る場所に追い付いたわ、もうすぐ逢えると思うから楽しみに待っててね☆」

ヤリザ「拙者が何処に居るか分かるんでござるか?」

マリー「分からなくても貴方の居る場所まで行けるのよ」

ヤリザ「どうやってでござるか?」

マリー「そういう設定なの」

ヤリザ「設定なら仕方ないでござるな」

マリー「どう?こんな美人に追い掛けられて、男冥利に尽きない?」

ヤリザ「姿が見えないので美人かどうか判定出来ないでござる」

マリー「むぅ……テレビ電話的なのが欲しいわね」

ヤリザ「御主の声はとても愛くるしい、可憐な声だとは思ってるでござるよ」

マリー「ふぇ?え、あ、その、ありがとう……」

マリー「……」///

マリー「ま、また後で掛け直すね」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「……さて、そろそろまた滝行に戻るでござるよ」スタスタ...

モバホン「電話だぜ」ミツケテーヨードリーム

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、親切な方に船に乗せて貰って貴方の側まで向かってるの」

ヤリザ「そうなんでござるか」

マリー「まだ貴方は森羅の霊峰に居るのよね?」

ヤリザ「そうでござるよ」

マリー「ふふっ、貴方に会うのが楽しみだわ……所で、今貴方は何をしているのかしら?」

ヤリザ「今は滝に打たれて精神統一を図っている最中でござるよ」

モバホン「俺、耐水」

マリー「修行っていうやつ?何だか大変そうね。……ん?滝?」

マリー「ね、ねぇこの船早くなってない?……え?もう漕いでない?」

マリー「こ、この先滝!?何よそれそんなの聞いてないわよ!?」

マリー「えっ、ちょ!やだ誰か止めて止めて止めてええぇぇぇぇぇ!!」

マリー「いやああああぁぁぁぁ!!?」

ザッパーン! プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「むっ」

マリー「」

ヤリザ「上から巨大な蓮の葉っぱが落ちてきたでござる」

ヤリザ「誰か乗ってるような……流れていくのが早いでござるな、追い付けそうに無いでござる」

ヤリザ「それにしても急に電話が切れてしまったでござるな、故障でござるか?」

遊星「故障か?それはいけない、すぐに修理させて貰う」

ヤリザ「頼むでござるよ」

モバホン「あひぃん!らめぇ!そんな所見ちゃらめええぇぇぇ!!」ビクンビクン

遊星「……どうやら何処にも以上は無いようだ、恐らく単に通話が終了しただけだろう」

ヤリザ「壊れてなくて良かったでござる。所で御主は何者でござるか?」

遊星「」シュバッ!

ヤリザ「消えた……あの身のこなし、只者では無いでござるな」

モバホン「電話だぜ」ユーメーデアルーヨウニー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。何だか変な夢を見た気がするの」

ヤリザ「変な夢でござるか?」

マリー「船に乗ってたらね、滝から落ちてしまう夢なの」

ヤリザ「それは大変な夢でござるな」

マリー「でもそんな事になったら私死んじゃうじゃない?でも私は生きてる、だからあれは夢なの。うん、絶対そうなの」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「何だか夢の世界に行ってる間にさっきまで居た場所と違う場所に居るの、でも必ず貴方の所まで行くから安心してね」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「じゃあ、また後で電話するね」

プツッ ツー ツー ...

―――――――――――――――――――――――

CM

遊星「パソコン、洗濯機、電子レンジからクーラーまで」

遊星「家電製品の故障なら、チーム5D'sにお任せあれ」

遊星「お電話一つで、アクセルシンクロの速度で貴方のご家庭に訪問させて頂きます」

遊星「電化製品修理店、チーム5D's!故障して困った時は、是非当店にお電話下さい」

鬼柳「満足させてやるぜ?」

―――――――――――――――――――――――

ヤリザ「……このわんせぐ?という物は便利でござるな」

ヤリザ「しかしこのような小さな画面に人が入っているとは、何とも面妖な」

ヤリザ「次は模擬戦の稽古でござるな、ヤイチ殿にも手伝って貰うでござる」

―――――――――――――――――――――――

ヤイチ「……」ギリッ

ヤリザ「……」スッ

ヤイチ「……!」ビシュッ!

ヤリザ「ふっ!」カァン!

ヤイチ「おぉ!拙者の矢を弾くとは!」

ヤリザ「正面から来ると分かって、かつ一本だけでござるからこれ位は朝飯前にならねばやっていけないでござるよ」

ヤイチ「そうは言っても、この芸当はそうそう真似出来る物ではござらんよ」

ヤリザ「殿を守る為、これ位は当然でござるよ」

モバホン「電話だぜ」ユメミールーヨウニー

ヤイチ「ヤリザ殿の携帯電話は良く鳴るでござるな、ヤリザ殿の人望の厚さが良く分かるという物でござるな」

なんでテイルズopなんだ・・・

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。今、何かすっごい大きいキノコを見付けたの」

ヤリザ「キノコでござるか」

マリー「私知ってる、この真っ赤なキノコってカエンタケって言うんだよね?」

ヤリザ「マリー殿は博識でござるな」

マリー「もし見付けたら触っちゃ駄目だよ、このキノコは触るのも駄目な猛毒なんだから」

ヤリザ「忠告ありがたいでござる」

マリー「か、勘違いしないでよね!わ、私が貴方の所に辿り付く前に死んだら困るからってだけなんだからねっ!」

ヤリザ「良く分からないでござるが、そうでござるか」

マリー「また後で掛け直すんだからねっ!」

プツッ ツー ツー ...

>>43何故分かった

モバホン「電話だぜ」カーワスーコートバークーラーイミーチーテーラスー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「わ、私マリーさん!ど、どうしよう……!」

ヤリザ「落ち着くでござるよ、一体どうしたのでござるか?」

マリー「何かね、さっきから私の後ろを誰かが付いて来てる気配がするの……!」

ヤリザ「むっ、女子を怖がらせるなど不届きな者も居た者だ」

マリー「何だか怖い……どうしよう、でも後ろ向いたら気付かれて何かされそうだし……」

ヤリザ「助けに行きたいが……御主の場所が分からねばどうしようも無いでござるな」

マリー「何で貴方はこんな山奥に来てるのよー!」

ヤリザ「修行の為でござる」

マリー「早く貴方と逢いたいよー!ぷんすか!後で掛け直すもん!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「良く分からないでござるが、あの様子なら大丈夫そうでござるな」

モバホン「電話だぜ」カギーリアーッターミライハキーットー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん、無事に森を抜けられたわ」

ヤリザ「そうでござるか、無事で何よりでござる」

マリー「後ろから付いて来てた人は私の事守ろうとしてたみたい」

ヤリザ「送り狼では無かったのでござるな、良かったでござる」

マリー「……って、森から出たら駄目じゃん!もう一回戻らないと!」

マリー「今度こそ貴方の元に辿り付くからね、また後で電話するから!」

プツッ ツー ツー ...

ヤリザ「何の為に拙者の所に来るんでござろうか……」

ヤイチ「ヤリザ殿、準備が出来たでござるよ」

ヤリザ「おおかたじけない、では行くでござるよ」

なんでチームファイブディーズなのに鬼柳先生がいるんだ…

―――――――――――――――――――――――

モバホン「電話だぜ」イーマーハールカーナーユウーヒーノナカー

ヤリザ「もしもしでござるよ」ピッ

マリー「私マリーさん。日が傾いてきたから今日はここで野宿する事にしたの」

ヤリザ「そうでござるか」

マリー「ねぇ、今貴方は霊峰の何処に居るの?」

ヤリザ「拙者は今、ジャスティス・ワールドの宿で修行の疲れを癒しているでござるよ」

マリー「ゑ?」

ヤリザ「そろそろ寝巻きに着替えて寝床に潜り込もうとしていた頃でござるよ」

マリー「むきゃあぁぁぁ!!」

プツッ ツー ツー ...



 ┼ヽ  -|r‐、. レ |
 d⌒) ./| _ノ  __ノ

暇潰し終了

>>47
満足ある所に鬼柳先生は現れる
壊れてた機械が直った!満足!

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