ドラクエ(世界観はシリーズ)+FF+その他です。
学園系も絡みます。
それだけ。
ゾーマ「……おい竜王」
竜王「……なんだ」
ゾーマ「……そろそろ始める、準備させろ」
その部屋にいる二人の魔王と大魔王。
そう、有り得ない二人がそこにいる。
竜王「…この俺も行かねばならんのか」
ゾーマ「いや、ハドラーに行かせる」
竜王「あの戦闘狂か。なら良い」
ゾーマ「…アイツらも行かせてやれ」
竜王「…」
ゾーマ「過保護はよくないぞ」スタスタ
竜王「…過保護じゃねェよ」
竜王「……悪魔の目玉よ、ハドラーに伝えろ」
竜王「…今から特攻部隊を引き連れて人間界に行け、と。………それから」
竜王「……魔勇戦士たちを忘れるな、とな」 ・・・・
同時刻、人間界最大の帝国、イグーロスにて―――――――
帝立騎士団学園――――――
「今日からまた一週間が始まるな……憂鬱」
「お前は良いだろ、まだ魔法の授業で活躍出来るんだから。けどオレは………」シクシク
「それを言ったらお前は召喚術が強いじゃねーか」
「それはそれ。これはこれ」
死神生徒「ほら、急げ急げ!」
少年「テメ、空飛ぶのはナシだろ!」
「ん?アイツらは……」
「あぁ、一年前に転校してきた転校コンビだろ」
「二人ともすげぇ優秀らしいな」
「特に死神っぽい方がな」
「名前、何て言ったっけ?」
「…男の方がエスタで女の方がキュアルとかだったっけ」
「え?ファミリーネームは?」
「…さぁ?無いんじゃなかったか?」
エスタ「待てよオイ!」
キュアル「今日も私の勝ちだな!」
「……」
「……変な奴ら」
エスタ「ちぃっ…………ん?」
キュアル「どうした」
エスタ「………」
キュアル「?」
空を見上げれば何もない。ただの青空が広がるだけだ。
……それでもエスタはいつもと空が違うことに気づいた。
エスタ「……何か聞こえる」
キュアル「…何だと?」
エスタ「…ヤベェ感じだ」
「う、うわぁ!なんだぁコレ!?」
エスタ「ん?」
キュアル「アレは……」
いきなり現れたのは黒い穴。しかもその穴は奇妙なことに宙に浮いている。穴の向こう側には黒しか映っていない。
キュアル「おい、ドンドン増えてくぞ!」
エスタ「どうなってんだ?」
一分もしないうちに、見渡す限りに黒い穴ができてしまった。
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