八幡「ハンターハンターの世界…」 (27)

八幡「……ここは何処だ?俺は戸塚とデート中だったはず……」

八幡「なんか知らない街だな。…ヨークンシ?どこ?」

八幡「まぁあれだな。とにかく地図を見よう」つスマホ

八幡「………つながらねぇ。マジで何処だ?戸塚は!?戸塚あああああ」

二時間後

八幡「結構時間が経ったが何も起きない。夢じゃなさそうだ。喉も乾いた…」

八幡「戸塚ぁ…」



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八幡「ポケットに財布は…無いか…絶望だ」

八幡「ん?これはネズミーランドのチケットか…戸塚と行く予定だったのに…」

ヒューーーーーー

八幡「チケットが飛ばされちまった!追いかけねえと!戸塚ぁぁぁぁ!」タタタ
ーーーー
ーーー
ーー
廃ビル

八幡「ちくしょう!チケットは何処行った!?6000円もしたんだぞ!」タタタ

ウヴォーギン「おいテメェ、こんなとこで何してんだ?」

八幡「………え?あ……その…」

八幡(なななんだこのゴリラ!?すげーおっかねぇぞ!千葉には居なかったぞ!こんなやつ!)

八幡(逃げるか?よし!逃げよう!1…2…さ)ガシッ

ウヴォーギン「怪しい奴だな。目も死んでやがる。堅気とは思えねぇ。パクノダに調べてもらおう」

ウヴォーギン(この目…相当な過去を背負ってやがるに違いねぇ…。だとしたら殺し屋とかか?マフィア共の刺客か?)

アジト

ノブナガ「おいウヴォー、そのガキはなんだ?」

ウヴォーギン「そこらへんをうろついてやがったからパクノダに調べてもらおうと思ってな」

ウヴォーギン「こいつの目…普通の目じゃねえ…俺には分かる」

ウヴォーギン「ところで他の奴らは?」

ノブナガ「ヨークシンで買い物だとよ」

ウヴォーギン「チッ…パクノダが帰ってくるまで時間がかかるな。おいお前!」

八幡「は、はい!なんでしょう!」

ウヴォーギン「お前は一体何者だ?答えなきゃ[ピーーー]」

八幡「たたたただの高校生です!」

ウヴォーギン「…嘘はいい。その目を見ればわかる。お前は俺らと同類かそれ以上だ」

ノブナガ「ああ…殺人中毒者だな。その目は。おそらく家族にも手をだしたな」

ウヴォーギン「殺った人間は…ざっと300はいってそうだな」

八幡(はいぃぃぃぃぃ????何で俺、殺人中毒者扱いうけてんの!?)

八幡「人は殺したことなんてないんですけど…」

ノブナガ「冗談はほどほどにな。おいお前の念能力はなんだ?変化系か?」

八幡(念?念ってなに?願いのこと?だとしたら戸塚との結婚…)

八幡「戸塚系…」ボソ

ノブナガ「……斬るぞ」ギロ

八幡「!!!あ…いや…すいません!分からないです!念って何でしょうか!?」

ノブナガ(…嘘はついてないか。水見式で試してみよう)

ノブナガ「ほれ、このコップに手を当てて力を入れてみろ」

八幡「は、はい……フンッ!」

八幡(なんとなく踏ん張ってるけどなんなんだ?これ?)

ノブナガ「ん?水の色が茶色く…放出系か?」ペロッ

ノブナガ「……コーヒー?どういうことだ?水がコーヒーになるなんて聞いたことがねぇぞ」

ウヴォーギン「おいおいマジか…ん、ウメエな。全部飲ませろ!」ゴクゴク

八幡(どうなっているんだ…踏ん張ったら水がコーヒーに…MAXコーヒーか?まさかな)

八幡(つーか早く帰りたい。怖い。小町~)

ウヴォーギン「おいノブナガ、このコーヒー気に入ったぞ!このガキは旅団のコーヒー係にする」

ノブナガ「おいおい、団長が許すか?こんなガキが旅団に加わるなんて」

ウヴォーギン「説得すりゃあいいんだよ!こんなコーヒー飲んだことねぇ。甘さの中に漂う香り…」

ノブナガ「気に入りすぎだよ。まったく…」

八幡「あの~帰ってい ウヴォーギン「あ!?」いや、すいません」

八幡(小町、お兄ちゃんはなんだか変な集団の仲間になりそうです…)

ウヴォーギン「お!帰ってきたか!」

フェイタン「そのガキ何者?」

ウヴォーギン「新しい旅団のコーヒー係だ!飲んでくか?」

フェイタン「意味が分からないね。ノブナガ、どういうこと?」

ノブナガ「よく知らねえからパクノダに調べてもらおうとおもってな」

パクノダ「そのガキの記憶を読めばいいのかい?」

ノブナガ「ああ、頼む」

八幡(え?何されんの?なんか天狗鼻女が肩に手を置いてきたんだけど)

パクノダ「……グスッ…うぅ」

ノブナガ「お、おい!パクノダ!どうした!?」

パクノダ「こいつの過去…悲しすぎる。なんて言うかその…見てもらった方が早い」

記憶爆弾!!

バンッ!バンッ!バンッ!

ウヴォーフェイタンノブナガ「!!!!」

ウヴォーギン「おいおい…残念にも程があるぞ」

ノブナガ「なんか…精神的にくるな…」

フェイタン「周りに理解されてないね。雪ノ下とは気が合うかもね」

ノブナガ「今まで偽善者やうざい自己犠牲野郎は沢山見てきたがお前は奴らとは違うらしいな」

八幡「……うす」

ウヴォーギン「ハハハハハ!おもしれえ野郎だ!旅団に入団確定だな!」

パクノダ「…グスッ、悲しい過去は忘れて旅団に居場所を作りな」

フェイタン「その目、気に入ったね」

ノブナガ「お前みたいな奴、嫌いじゃねえな」

八幡(あ、あれ?何で気に入られてんの?やばくね?)

マチX八幡を予定

フランクリン「今日のめしはカルボナーラだ…なんだ?そのガキ?」

ウヴォーギン「(省略)」

マチ「なんだか目に生気が無いね…大丈夫なの?」

マチ(死んだ魚のような目をしてる…なんかいいかも…)ジー

フランクリン(マチのダメ男好きには困ったもんだ…)

フェイタン「…マチがおかしいね」

ノブナガ「マチ…手は出すなよ?」

マチ「あんたの指図は受けないよ」ギロ

ノブナガ「あ?」ゴゴゴゴ

マチ「…」ゴゴゴゴ

八幡(なんかやばい空気だ!なんとかしないと!川なんとかさんみたいな女だな、どうしよう…怖い)

フランクリン「おいおい、マジギレはご法度だ。コイントスで決めろ」

ウヴォーギン「血の気の多いやつらだ」

八幡(お前が一番だよ。ワキガゴリラ」

ウヴォーギン「………あぁ!?テメェ今なんつった!?」

八幡「オワタ*\(^o^)/*」

ウヴォーギン「……こっちに来い。勝負しろ!」

八幡「コ、コイントスは…」

フェイタン「お前まだ団員じゃないね」

八幡「……*\(^o^)/*」

ミスは許してください…

八幡「………」

ウヴォーギン「…来いよ」

八幡(俺はもうすぐ死ぬんだ…最後に戸塚の写真でも見よう)つ写真

ウヴォーギン「ん?写真か?」サッ

八幡「!!おい!返せ!」

ウヴォーギン「ほぉ~、可愛いじゃねえか。だがもうお前は死ぬんだ。この写真はオカズにする」スッ

八幡「そ、それだけは!戸塚をオカズにだけはしないでくれ!!」

ウヴォーギン「ダメだ。こいつはオカズにする。マチじゃ役不足だった。ちょうどいい」

マチ「オイ…」

八幡(戸塚が…戸塚が穢される…これで、終わってもいい…)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ウヴォーギン「な!?」

八さん「ワキガゴリラ…コロス…」ゴゴゴゴ

ウヴォーギン「ハ、ハハハハハ!!来やがれ!!!」ゴゴゴゴ

ノブナガ「ま、マジかよ…」

マチ「あ、あぁ…」ガクガクガクガク

フェイタン「ねねねねねねね」ガクガク

フランクリン「ベーコンきらしたな…どうしよう…」

パクノダ「い、一体どういう…」


八幡「……ん?俺はいったい……」

フェイタン「目が覚めたね」

ノブナガ「……まさかウヴォーをやっちまうなんてな…」

八幡「……!!ワキガゴ、ウヴォーギンはどうなったんすか!?」

ノブナガ「お前にアソコを千切られた。今、マチが縫い合わせた。気は失ったままだ…」

八幡「…俺を殺さないんすか?」

ノブナガ「普通は[ピーーー]がお前は今まで可哀想な人生しか過してねぇ。俺もそこまで鬼じゃない」

フェイタン「お前、素質あるね。修行して戦力にする」

八幡「え?ダルいんですけど…」

ノブナガ「まぁ、それはお前さんが決めな。とにかく今は休め」

ノブナガ(しかしあれだけの念をどうやって…相当な代償がいるはず)

ノブナガ(しかし異常はない…まさか生きているだけでそれ相応の代償を払ってるのか!?)

ノブナガ(ボッチという代償…周りから無視され嫌われ続ける代償…納得だ)

ノブナガ(それが18年間…こいつが今まで溜めた代償を念にすれば団長に勝てる)

ノブナガ(裏切ったら危険だが仲間にしたら無敵…仲間にしよう!)

今日はここまで。

ありがとうございました。

展開に希望があれば書いておいてください。
参考にします。

八幡(もう、体の方は大丈夫だな。そろそろ逃げなきゃどんどん奴らの仲間が増えるな)

八幡(ここで日頃の存在感を消す訓練が役に立つとはな…ボッチ万歳)

八幡「……」ソ~

マチ「ねぇ、あんた」

八幡「ふぁい!?(み、見つかったーーーー)」

マチ「晩御飯ができたから来な」

八幡「………はい」スタスタ

マチ(子犬みたい…あぁ、部屋にテイクアウトしたい…)ハァハ

ーーー
ーー

フランクリン「今日は7人か…明日には他の皆が来るそうだ。団長もな」

マチ「そう(団長に八幡をペットにしてもいいか聞いてみようかな…)」ニタァ

ノブナガ「マチ…顔がヤバいことになってるぞ」

フェイタン「マチは今まで男作ったことないね。一度惚れたら諦めない」

パクノダ「……八幡が死ななきゃいいけど」

ウヴォーギン「ハハハ!相棒はそんな雑魚じゃねえよ!」

八幡(え?なに!?俺、死ぬの?つーかマチって奴、さっきから俺を見てハアハア言ってんだけど)

八幡(つーかワキガゴリラの相棒になった覚えはねえぞ。しかしここは黙っておこう…)

八幡「…」モグモグ

フランクリン(オイ、八幡だっけか?マチには気をつけろ)コソコソ

八幡(え?どういうことですか?)コソコソ

フランクリン(マチは昔、惚れた男が女と街で歩いてんのを見つけて…)

フランクリン(逆上して殺しちまったんだよ。あいつ、ああ見えて筋肉ヤベェぞ)

八幡(でも、俺には関係ないでしょ…惚れられることなんてないんで)

フランクリン(あいつはダメな男が好きでな…お前はマチのどストライクだ)

フランクリン(しかも相当な念使い…気をつけろ。寝てる間に縛られたら終わるぞ)

八幡(あ、はい……)チラッ

マチ「…」モグモグ

マチ(八幡がこっち見てる…ふふふ、あたしに気があるのかな)

ノブナガ「ねーよ、バカか」

ピュッ サッサッサッサッサッ

ノブナガ「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!まぶたを縫合するなぁ!!前が見えねぇ!!」

マチ「フンッ…」

八幡(俺は何も見てないぞ…)

八幡(しかし、本格的にやばいな。今日の夜中抜け出そう。うん)

夜中

八幡(さて…皆寝たか?そろそろ抜け出すか)ソ~

ザーーー

八幡(チッ…雨が降ってる。ちょっとこの傘借りてくぞ。中国風だが我慢だな)

スタスタ……

街中

八幡「あー、やっと解放された。早く帰ろう。小町が待ってるだろうからな」

八幡「ん?なんだ?あの人だかりは?」

レオリオ「次の挑戦者はいねーのかー?」

ゴン「ねぇレオリオ、あとどのくらい続けんの?」

レオリオ「まだまだ金は貯まんねえし…まぁあと3時間位で切り上げるか」

ゴン「はぁ~」

八幡「あのー…」

レオリオ「ん?挑戦者か?参加費1万、勝ったらダイヤだ!どうだ?」

八幡「参加費はこの傘で…」

八幡(ダイヤを売ればここが海外だろうと交通費やホテル代には困らん…しかし、なんで言葉が通じるんだ?)

レオリオ「傘!?おいおいそれは…いや、いいぜ!この傘は1万位の価値はありそうだ」

八幡「マジっすか!?」

ゴン「じゃあ、死んだ目の人はそこに座って!」

八幡(ウゼェ…このガキもどうせ念とやらで強いんだろう。どうやって勝とう…)

八幡(あのゴリラの時は戸塚への愛が俺を暴走させたっぽいし…戸塚を思えば強くなるはず。うん!)

八幡(戸塚戸塚戸塚戸塚戸塚戸塚…)ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゴン(な、なんて念だ!!こっちも全力でいく!ハァーー)ゴゴゴゴ

レオリオ「レディー…ゴー!!」

ドガンッ!!!!!!

ゴン「」キゼツ

レオリオ「ゴ、ゴン!!大丈夫か!?ゴンーーーーー」

八幡「あ、あの…ダイヤは頂きます…。傘はあげます。じゃっ」ダッ

レオリオ「ゴンーーーーー!!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月17日 (木) 19:19:28   ID: sqGrQEHZ

意外な面白さ(^.^)続きはよ〜

2 :  SS好きの774さん   2014年11月22日 (土) 23:51:39   ID: jS7B1Rg4

ぼっち、強し。

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