ほむら「鹿目さん、これから一緒に頑張ろうねっ!」 (119)

キュゥべえ「暁美ほむら、君のその祈りの為に魂をかけられるかい? 戦いのさだめを受け入れてまで叶えたい望みが
      あるのならば僕が力になってあげるよ」

ほむら「……あなたと契約すればどんな願いも叶えられるの?」

キュゥべえ「そうとも、君にはその資格がありそうだ。……さあ、聞かせてごらん。君はどんな願いでソウルジェムを
      輝かせるのかい?」

ほむら「私、鹿目さんとの出会いをやり直したい……」









ほむら「ただし、鹿目さんも記憶持ち越しで」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405075900

こんな感じのメガほむが好き勝手やるだけのSSです。
キャラ崩壊要素含むので、そういうの嫌いな人はそっ閉じ推奨。
のんびりとワルプルギスを攻略しながらループします。

まどか宅

まどか「死んだと思ったら、ソウルジェムが無かった……」

タツヤ「あーうー?」

まどか「魔法少女とか、全部夢だったのかなあ」

タツヤ「ぷぃてぃべる?」

まどか「その魔法少女は違うからね、タツヤ」

***

知久「おや、もういいのかい?」

まどか「うん、ごちそうさま。パパ」

まどか「それにしても、一ヶ月分の夢をみるなんてね」

まどか「案外、夢のようにほむらちゃんが転校して来たり……」ガチャッ





ほむら「鹿目さん! 私も魔法少女になったよ! ついでに、エイミー助けておいたよ!」バーン

まどか「家の前にいたッ!!?」

エイミー「ニャー」

ほむら「それでね! 鹿目さんの記憶が無かったら、頭のおかしい電波女って思われかねないよね!」

まどか「う、うん」

ほむら「だから、鹿目さんの記憶も持ち越しにしたんだよ!」

まどか「そ、そうなんだ。ほ、ほむらちゃんは賢いなあ……」

まどか(こっちはものすごくびっくりしたけど)


ほむら「鹿目さん、これから一緒に頑張ろうねっ!」

まどか「いや、私まだ魔法少女になってないよ」

ほむら「え?」

エイミー「ニャー」←(健在)

「……………………」



ほむら「あ、そうだ。鹿目さんの願い事でワルプルギス消滅させよっか!」

まどか「前向きだね。ほむらちゃん」

色々あった後まどか契約保留のままマミ宅

マミ「いらっしゃい、二人共」

ほむまど「おじゃましまーす」

マミ(未来から私の後輩がやって来るなんて……! それも、未来に起こる危機を知らせるために……!)

マミ(これ私主人公よね? ドラゴンボールで言えば、人造人間編の悟空のポジションよね?)

マミ(うふふ、……宿命に導かれし3人の少女たち。もう私はひとりぼっちじゃないわ!)


まどか「マミさんは記憶持ち越しじゃないの?」

ほむら「あ、うん。忘れてた」

マミ「お茶を淹れるから少し待っててね」

ほむら「あ、私がやります! 2週間後の巴さんから教わったので」スタスタ

マミ「そ、そう? でも、ケーキの場所とか……」

ほむら「冷蔵庫の下から2番目ですよね!」ガチャ

マミ「…………ティーカップの位置」

ほむら「引き出しの3番目の段ですね!」ガララッ

マミ「えっと……」

ほむら「あ! 巴さん! 3週間後に、台所のコンロの下からゴキが出るので気をつけてください!」

マミ「えっ!!?」

ほむら「家からホウ酸団子持ってきたので設置しときますね!」

マミ「あ、はい」

ほむら「あ、お茶っ葉が切れてる。でも大丈夫! こんなこともあろうかと家から……」



まどか(経験持ち越しって便利だなあ)

高架下

ほむら「いきますっ!」

ドラム缶<…………

ほむら(時間停止!)

ピタッ

ほむら「……今のうちにドラム缶を収納してっと」

ほむら「解除!」

パッ


ほむら「これが私の魔法です!」

マミ「ドラム缶が消滅した!? すごい魔法だわ!」

まどか「ほむらちゃん。やり直し」

マミ「時間停止……強力な魔法だけど使い方が問題よね」

ほむら「大丈夫です! 私に秘策があります!」

マミ「あら? 聞こうかしら」

ほむら「はい! 私の資質はほとんど固有魔法にとられているので、攻撃翌力はありません!」

ほむら「でも! だったら、別のところから武器を取ってくればいいんです!」

マミ「なるほど。自前の魔法で無理なら、他所から持ってくるって発想ね」

まどか「ほむらちゃん冴えてるね!」







ほむら「というわけで、巴さん。マスケット銃貸してください」

マミ「あ、うん」

魔女の結界

(時間停止中)

ほむら「ガソリンで空中に導火線~」トクトク

ほむら「終点に固定したマスケット銃~」コトリ

ほむら「射線上にビリヤードの玉を複数置いて~」コトコトコト

ほむら「自作爆弾をビリヤード玉の先に設置~」ポン

ほむら「爆弾に紐をくくりつけて~」クルクル

ほむら「紐の先には鉄球つけて~」グッ

ほむら「鉄球の先にはドミノ倒し~」スッスッスッ

***

ほむら「オリジナル魔法! バーニングピタゴラスッ!!」

ドドドバキューンダラララドカーンゴトンコトトトト……

ほむら「巴さんの魔法のような華麗で美しい魔法を作ってみました! トドメは魔女に括りつけた強化打ち上げ花火で星になってもらいます!」

ひゅ~~ん ドドーン

まどか「ほむらちゃん。やり直し」

学校

和子「あとそれから今日は皆さんに転校生を紹介します」

さやか「そっちが(ry」

和子「暁美さーん」

ガラッ スタスタ

ほむら「暁美ほむらです……。うっ! ゴホッゴホッ」ガクッ

和子「あ、暁美さん!?」

ほむら「ハアハア。だ、大丈夫です。ちょっと咳き込んだだけですから……」

和子「本当に大丈夫なの?」

ほむら「はい……。でも、少し体調が不安なので、私の席は保健委員の方の隣にしてもらえると……」

和子「そうね。本当は中沢君の隣の予定だったけど、鹿目さんの隣にしましょう」



ほむら「鹿目さん、これで隣の席だね! これから一緒に頑張ろうね!」

まどか「ほむらちゃん。やり直し」

(中沢の隣の席になりました)

和子「それでは、英語の抜き打ち小テストをします」

和子「白紙の紙を配るので、今から書く問題の答えを書いてください」

まどか(一度やったテストだから簡単だよね)

パラッ

まどか「あ、あれっ!? 白紙の紙に何か書いてある!?」

まどか「あ、これ、ほむらちゃんの字だ。えーっと」


『ほむら参上! 鹿目さん! 裏面に迷路を作ってみたよ! 余った時間で挑戦してみてね!』


まどか「まず、カンニング行為って自覚を持とうね。ほむらちゃん」

さやか「うーん……。まどかの奴、最近転校生とばっか喋ってるなあ」

さやか「最近付き合い悪いし、二人で隠し事してるみたいだし」

さやか「なんか面白くないなあ」

ほむら「あ! 美樹さん!」

さやか(むっ! 噂をすれば転校生! うーん、ちょっと悔しいから意地悪してやろう)

さやか「あーっ! まどかが転んでパンツ丸出しに!」

ほむら「えっ!!?」クルッッッ

さやか(よし! 『転校生そんなにまどかの下着に興味あるんだー』ってからか……)

ブオンッッッ

三つ編み<イガイ! ソレハカミノケ!

メキャアアッッ アタシッテホントバカアアァ


ほむら「美樹さん酷いっ! 鹿目さんなんていないじゃないですかっ!!」クルッ

まどか「ほむらちゃん、魔女対策に髪に分銅を仕込んで、死髪舞鈍器(ダンスマカブヘアー)っていうのはやめた方がいいと思うな」テクテク

saga入れ忘れてたので、今から入れます

キュゥべえ「マミの縄張りを奪いに佐倉杏子が来るよ」

マミ「何ですって!?」

まどか「あの。佐倉杏子って誰ですか?」

マミ「正義ではなく、己のため戦う魔法少女よ……」

マミ「あの子とは、戦いたくないのだけど……」

ほむら「大丈夫! 私にいい考えがあります!」

***

風見野

杏子「こっちの魔女も狩り終えたし、そろそろ出発すっか」

杏子「久しぶりだから、道がうろ覚えだな。えっと……」

看板[見滝原この先2km→]

杏子「お、こっちか」スタスタ

***

ほむら「こんな感じに、案内表示をデタラメにしときました!」

まどか「ほむらちゃん。正座」

マミ「……私が行って、戻してくるわ」

杏子「おまえが噂のイレギュラーか」

ほむら「あ、はい」

杏子「ふん、マミの後輩の新米魔法少女ってとこか。気に入らねえな」

杏子「あたしが魔法少女の戦いって奴を教えてやるよっ!」チャキッ

ほむら「私っ! あなたには絶対に負けません!」

杏子「はっ、面白え! 全力でかかって来なッ!」

ほむら「いきますっ!」

***

杏子「」ブスブス

まどか「何やったの? ほむらちゃん?」

ほむら「ガソリンをそこらじゅうにバラ撒いてマッチで点火。自分は時間停止で逃げました!」

まどか「うん。全力だね」

さやか「恭介の右手がもう治らないなんて……」

キュゥべえ「魔法少女になれば願い事一つ叶えるよ」

さやか「ホント!? じゃあ恭介の腕を……」

ほむら「美樹さん待って!」

さやか「転校生!? 何よっ、止めないでよ!?」

ほむら「ううん。もっと願い事は考えたほうがいいよ」

さやか「恭介の腕以上の願い事なんて無いよ!」

ほむら「そうじゃなくて……」


***


さやか「キュゥべえ! ドラえもんのタイム風呂敷をちょうだい!」

キュゥべえ「え?」

(こうして上条恭介は事故前の状態に戻りました)

使い魔「アーバロンアーバロンウールーワーシーノー」ビュンッ

さやか「来たっ! でも甘い!」

さやか「さやかちゃん必殺! アイギス・リフレクター・マント!」ヒラリッ

マミ「マントに触れた敵の攻撃のベクトルが逆向きに……! あれが美樹さんの固有魔法……!」

まどか「さやかちゃんすごい! どう見てもヒラリマントだけど!」

さやか「へへーん。見たか! 正義の味方さやかちゃんの力!」



ほむら「で、美樹さん武器は?」

さやか「なかった。マントだけ」

さやか「爆弾だのガソリンだの危なくてたまったもんじゃないよ。もうちょっと戦い方考えてよ」

まどか「さやかちゃん……」

マミ「美樹さん……」

まどマミ(実は私たちも同じこと考えてたよ)

さやか「とにかく! あんたの戦い方は仲間を巻き込むの! もっと危なくない武器探してよ!」

ほむら「うーん。それじゃあ……」







風見野

ほむら「佐倉さん、槍ください」

杏子「帰れ」

杏子「使い魔なんて放流して、魔女になるまで放置すりゃいいじゃん」

さやか「黙れえええっ!!」

杏子「ハッ、先輩に対する口の聞き方って奴を教えてやるよ!」チャキッ

まどか「さやかちゃん!」


***


杏子「……なあ、おまえ、マント頭から被って何やってんの?」

「うっさいわね! 早く攻撃してきなさいよっ!」モゴモゴ



まどか「マミさん呼んでくるね」

さやか「あたしさ。ドラえもん見てるとき、いつも思ってたんだ……」

さやか「タイム風呂敷にタイム風呂敷を被せると、一体どうなっちゃうんだろうとか」

さやか「壊れたひみつ道具なんて風呂敷で直せよ、とか」

さやか「ネズミにかじられた耳を直せよ、とか」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「そういうツッコミ、無粋だって分かるよ」

さやか「でもさ。あたし、我慢できなかったんだ……」

マミ「美樹さん……」



ほむら「で、何したんですか?」

さやか「ソウルジェムにタイム風呂敷被せちゃった……」

(さやかは人間に戻りました)

キュゥべえ「ソウルジェムは君らの魂うんぬん」

マミ「何ですって!!?」

杏子「てめえ! あたしらを騙してやがったのか!」

ほむら「大変! ソウルジェムで鹿目さんとキャッチボールしてたら突然意識が無くなって、そこから恐ろしい事実が判明しちゃった!」

さやか「何やってんのよ、あんたたち」

まどか「えっと、ほむらちゃんに誘われて、つい……」


キュゥべえ「僕を殺しても無駄だよ。スペアならたくさんあるしね」

杏子「くそッ!」

ほむら「それ、道理にかなってないよ。キュゥべえ」

キュゥべえ「え?」

ほむら「体のスペアを用意できるなら、魔法少女の肉体のスペアも用意できないの?」

ほむら「顔を取り替えるアンパンマンのように体を交換すれば、治療に使う魔力を節約できるし」

ほむら「そういうのは前線に立つ私たちにこそあるべきシステムだよ! ジャムおじさんにオートリレイズがついてても誰得だよっ!」

キュゥべえ「え? なに、その理屈」

ほむら「つまり、キュゥべえの目的は魔女退治なんかじゃないんだ」

キュゥべえ「そうだよ。僕らには君らの生死はさして重要でないのさ。僕らの目的は感情エネルギーなんだ」

マミ「そんな……」

杏子「てめえ! あたしらを家畜扱いしてやがったのか!」

キュゥべえ「この場合、化石燃料だね」

さやか(あたし、人間に戻って良かったー)


まどか「酷い……。みんなが可哀想だよ!」

キュゥべえ「ならば、君の願いで彼女たちを人間に戻せばいい」

ほむら「そして、人間に戻った私が、再契約で鹿目さんを人間に戻す、と」


キュゥべえ「え?」

ほむら「え?」


キュゥべえ「……あ、いや、無理だよ。二回以上願いを叶えるのは不可能なんだ」

ほむら「キュゥべえのケチっ! この白まんじゅう!」

まどか「こういう発想の人がいるから無理なんだろうね」

杏子「いつまでのショボくれてんじゃねえぞ、マミ。ちょいと面貸しな」

マミ「……わかったわ」

***

廃教会

杏子「キュゥべえはあたしたちを騙していて、魔法少女は碌なもんじゃなかった」

杏子「だったら、正義のために戦う必要なんてないだろ。あんたも自分のために戦うべきさ」

マミ「できないわ。後輩に、そんな姿なんて見せたくないもの」

マミ「恐ろしい事実が分かった今こそ、頼れる先輩として後輩を守らなきゃ」

杏子「…………」

***

ほむら「キュゥべえに爆弾くくりつけて魔女に突撃させれば自動追尾弾になるかな?」

まどか「スペアがたくさんいると知って、やりたい放題だね。ほむらちゃん」

杏子(こいつは、絶対守る必要ないだろ)

キュゥべえ「魔女は魔法少女の成れの果てうんぬん」

キャンデロロ「ミンナシヌシカナイジャナイ!」

ほむら「大変! 魔法少女関係の問題でストレスを溜めた巴さんが魔女になっちゃった!」

まどか「マミさんが魔女になるなんて……。こんなのってないよ、あんまりだよ」

杏子「くそっ! だから言ったのに!」


まどか「マミさんやめて! お願い、思い出して!」

ほむら「そうですよ! 魔女になったらおいしいケーキも食べられないですよ!」

キャンデロロ「モウナニモコワクナイ!」


まどか「こんなのマミさんだって嫌だったはずです!」

ほむら「また一緒にお茶会しましょう! なんなら、私の分のケーキもあげますから!」

キャンデロロ「イッキニイカセテモラウワヨ!」


まどか「お願い! 元のマミさんに戻って!」

ほむら「そうだ! ここにケーキを持ってくれば巴さんも元に戻るかも……!」

杏子「おまえの中のマミはどんだけ食い意地張ってんだよ!」

杏子「ちくしょう! 結局助けられなかった……。どうしてだよ、マミさん!」

まどか「杏子ちゃん……」

さやか「杏子……」

ほむら「佐倉さん……」

キュゥべえ「当然だよ。魔女になったら、もう助けることは不可能さ。
      ところで、そろそろワルプルギスの夜が来るよ」

まどか「そんな! マミさんもいないのに!?」

杏子「てめえ! この機にまどかに契約を迫るつもりか!」

キュゥべえ「否定はしないよ。というより魔法少女2人じゃ撃退すら無理だろうし」

さやか「そんな……」

ほむら「大丈夫! 私にいい考えがあります!」


***

ワルプルギスの夜襲来日

ワル夜「キャハハハハハハ」

ワル夜「キャハ?」


看板[見滝原この先2km→]


ワル夜「! キャハハハハハ」クルッ

***


ほむら「こんな感じに、案内表示をデタラメにしときました!」

キュゥべえ「まさか、そんな方法でワルプルギスの夜を越えるとは思いもしなかったよ。僕は君という存在を甘く見ていたようだ」

まどさや杏「台無しだよッ!」

(今日も見滝原は平和でした)

まどか「ほむらちゃん。私、キュゥべえにマミさんを生き返らせることを願おうと思うの」

ほむら「鹿目さん……」

まどか「ごめんね。ほむらちゃんは、私を助けるために契約してくれたのに」

まどか「魔法少女の真実を知った後は、私が契約しなくてもいいように頑張ってくれたのに」

まどか「私、マミさんのために、ほむらちゃんが救ってくれた命を使おうとしてる」

ほむら「……」

ほむら「ううん。謝らなくてもいいよ、鹿目さん」

まどか「ほむらちゃん……」



ほむら「もっといい方法があるから」ガチャンッ ギュルルルルルルルル

まどか「え? ちょ」

***

ほむループ3週目スタート

ほむら「これで巴さんも復活だよ!」

ほむら「鹿目さん、これから一緒に頑張ろうねっ!」

まどか「ほむらちゃん。正座」

とりあえず、終了。
こんな感じのSSです。>>1が飽きるまでほむループさせます。

道路

エイミー「ニャー」

ほむら「うっかり、エイミーのことを忘れて鹿目さんが魔法少女になるところだったけど、なんとか間に合って良かったね!」

まどか「忘れたのは、色々行動が衝撃的なほむらちゃんのせいだからね」


ほむら「それじゃあ、巴さん魔女化防止作戦会議だよ」

まどか「うーん。魔女化について教えなければいいんじゃないかな?」

ほむら「じゃあ、ソレで」

まどか(早ッ!)

ほむら「美樹さんや佐倉さんにも協力してもらって、巴さんにバレないようにしないとね!」

まどか「でも、キュゥべえをどうにかしないとダメなんじゃ……」

ほむら「それもそうだね。うーん」


エイミー「ニャアニャア」

まどか「あれ? エイミーどうしたの?」

ほむら「! もしかして、エイミーは『奴のことは俺に任せろ』って言ってるんじゃ!」

まどか「面白い冗談だね。ほむらちゃん」ウェヒヒ

見滝原のどこか

キュゥべえ「さて、今日も少女相手に契約を迫る仕事が始まるね」キュップイ

カチッ カチッ

キュゥべえ「ん? 今、魔法少女の魔力を感じたような……?」


タタタタタタタタッ


エイミー「にゃああああああああっ!」バッ フリフリ

キュゥべえ「!?」

***

ほむら「キュゥべえの耳毛にマタタビエキスをかけてきたよ!」

ほむら「これで、キュゥべえの動きは封じたね!」

まどか「何とかと天才は紙一重って、ほむらちゃんのためにある言葉だよね」

学校

和子「あとそれから今日は皆さんに転校生を紹介します」

さやか「そ(ry」

和子「暁美さーん」

ガラッ スタスタ

ほむら「暁美ほむらです! 母の海外出張で家族みんなで3年間アメリカにいたんですけど、先週ようやく見滝原に帰ってきたので……」

まどか「ほむらちゃん。やり直し」

***

TAKE2

和子「……では、改めて。暁美さーん」

ガラッ スタスタ

ほむら「暁美ほむらです。私は生まれつき病弱で人に迷惑をかけてばかりで、友達もいませんでした」

ほむら「ですが、つい先日、鹿目さんはそんな私と友達になってくれました」

ザワッ カナメサンガ? カナメサンヤサシー

まどか「ほ、ほむらちゃん……」テレテレ



ほむら「するとどうでしょう! 鹿目さんのおかげで、こんな私も陸上で県内記録を叩き出し、苦手だった勉強も克服でき、
    頼りになる先輩もでき、バストも増えて、人生がバラ色に!」

まどか「ほむらちゃん。正座」

(中沢の隣の席になりました)

まどか(今回は、早めにほむらちゃんとさやかちゃんを仲良くさせなきゃ)

まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん! ほむらちゃんも一緒に連れてくよ!」

さやか「オッケーまどか! いつものファストフード店に集合だね!」

仁美「うふふ。二人の馴れ初めについて是非訊かせてくださいね」

ほむら「はい! わかりました!」

***

──ほむらちゃんの名前って素敵だよね。何かさ、燃え上がれーって感じでかっこいいと思うなぁ。

──そうですか? 実は昔、名前負けしないようにフラフープに火を灯して火の輪くぐりに挑戦したことがあって……

──ごめん、ほむらちゃん。あなたの言ってること、ついていけない。全然納得できない。

***

ファストフード店

ほむら「こんな感じでしたよ」

さやか「実はサイコな電波さん?」

まどか「か、かわいいよね! ちょっと不思議なとこがあって!」アセアセ

学校 3年教室

マミ「あら、あなたたちは……?」

ほむら「あ、初めまして、お久しぶりです! 巴さん!」

マミ「えっと……? 変わった挨拶ね?」

ほむら「私、暁美ほむらです! 未来のあなたの後輩です。あ、今も学校の後輩だった!」

エイミー「ニャッニャッ」ビシッバシッ

キュゥべえ「おや、彼女は魔法少女のようだね。……イタタ、痛いってば」ビシッバシッ

マミ「え? えっと、未来の後輩ってつまり、私に弟子入りしたいってこと?」ソワソワ

ほむら「違います! あ、でも、合ってたかも」

マミ「どういうことよっ!」

まどか「えっと……、私は鹿目まどかです。元魔法少女です」

マミ「さらにどういうことよっ!?」

魔女の結界

(時間停止中)

ほむら「魔女を中心軸にして、ガソリンを空中に螺旋配置」

ほむら「気流をコントロールして、火災旋風を人為的に引き起こす」

(停止解除)

パッ

ほむら「オリジナル魔法! タワーインフェルノッ!」

ゴオオオオォォォォ…… ギャアアアアアア


マミ「なるほど……さしずめ煉獄の炎(ほむら)」

マミ「人の世にはびこり呪いを吐く魔女という罪人に、美しく残酷な暁を届ける炎(ほむら)の魔法少女……」

マミ「さすがね、暁美さん。未来の私の後輩の力、見せてもらったわ」

まどか「いえ、アレ、ガソリンです」

※まどかたちがいるのは風上なので、臭いは届いてません。
※いや、結界に風なんてないだろ。とかそういうツッコミはよしましょう。

マミ「時間停止……。すごい魔法ね」

ほむら「はい。この魔法にはかなり世話になってます」

まどか「悪用しちゃダメだよ」


ほむら「あ、そうだ! この魔法で巴さんの戦いを盛り上げてみせます!」

マミ「え?」

ほむら「巴さんのティロ・フィナーレの瞬間に、演出用小道具を設置するんです」

ほむら「魔女撃破と同時に、花吹雪を舞い散らせ、花火を打ち上げる……時間停止を使うからタイミングはバッチリです!」

マミ(ちょっと興味をそそられるわね……)

まどか「あ! じゃあ、私、デジカメ持っていきます! マミさんの勝利の瞬間をバッチリ撮っちゃいますね!」


***


お菓子の魔女の結界

マミ「」プラーン……

シャルロッテ「マジョマンコカマンベール」

ひゅるるるる…… ドドーーンッ ドンッ ドオーンッ

シャルロッテ「?」モグモグ


ほむら「あわわ……。まさか巴さんがこんな序盤の魔女に負けるなんて……」

ほむら「拘束してティロ・フィナーレを撃つ瞬間、やった! と思って勝利演出しちゃった……」

まどか「こんなのってないよ! あんまりだよ!」

学校 教室

さやか「うーん。恭介の手が治らないみたいなんだよ」

さやか「何か奇跡か魔法で恭介の手が治ったりしないかなー?」

まどか「そんなのあるわけないよ」

ほむら「そうだよ。美樹さん」

さやか「そだね。恭介のお母さんとも相談して、頑張って恭介を元気づけるよ」


廊下

キュゥべえ「ちょっ、やめっ、今すごいチャンスだったのに」ガシッ ベシンベシン

エイミー「ニャアアア!」ベシンベシン

風見野

杏子「おい、マミがくたばったって話、本当か?」

キュゥべえ「そうだよ。今の見滝原は彼女の後輩魔法少女の縄張りさ……やめて! そこ弱いから!」ビシッバシッ

エイミー「ニャー」ガリガリ

杏子「チッ、知ってること洗いざらい話しな」チャキッ

キュゥべえ「教える! 教えるから、コイツから僕を助けてよ!」ゲシッ ゲシッ


「その必要はありません!」


杏子「!? てめえ、いつの間に!?」バッ

ほむら「訊きたいことがあるのなら、私が答えます」

キュゥべえ「え? ねぇ、僕のことは助けてくれないの? ちょっ痛いってば」ガジガジ

杏子「てめーがマミの後輩か。何しに来た」ギロッ

ほむら「エイミーが遠出したようなので、探しに来ました」

まどか「おいで。エイミー」

エイミー「ニャアッ」ピョン

キュゥべえ「ふぅ。助かったよ、まどか」

まどか「あ、キュゥべえはこのケージの中ね」ヒョイ ガシャン

キュゥべえ「わけがわからないよ」

(……ほむら説明中……)

杏子「……拘束して大技撃ったら、カウンターで返り討ちか。あの人らしくないあっけない最期だったんだな」

まどか「マミさん……」グスッ

杏子「おい、アンタ。ほむらって言ったか? 確か、時間遡行を願ったんだったな」

ほむら「はい。ワルプルギスの夜に殺された鹿目さんを助けるために」

ほむら「ちなみに、今回が3週目ですね」

杏子「……ふーん。なるほどね。あたしのことは既に知ってたってことか」

杏子「読めたよ。アンタの狙い」

杏子「つまり、アンタはワルプルギスの夜を倒すため、あたしの力を当てにしてここまでやってきたってわけだな」

杏子「けどね、こっちも慈善事業ってわけじゃないんだ。あたしの力が欲しいなら……」





ほむら「いえ、全然違います」

杏子「え」

キュゥべえ「プッ」

まどか「うぇ、うぇひひ……」

杏子「と、とにかく! おまえのような他人のために願いを叶える奴は気に入らねえ!」

まどか(ごまかした)

杏子「いつか、その縄張りも奪ってやるからな! 今日のところは勘弁してやる!」

ほむら(私、一度勝ってるんだけどなあ)


杏子(チッ、気分悪い。こんな時は腹ごしらえだな)


***


風見野 ラーメン屋

杏子「なんでアンタとここで出くわすんだッ!」ダンッ

ほむら「え、えっと。前週の佐倉さんからおいしいラーメン屋を教わっていたので……」

まどか「あ、3人一緒の席でお願いします」

影の魔女の結界

杏子「この結界は魔女の結界か……。久しぶりに稼げそうだな」

杏子「ん? もう誰かいるな。チッ、ほむらの奴に先を越されてたか」

杏子「まあちょうど良いや。あいつの戦いぶりでも見ていくか」テクテク

***

ほむら「キュゥべえ。爆発まであと5秒だよ」

キュゥべえ「ちょっ無理無理! あの魔女に近づいて、爆弾置いていくなんて命がいくつあっても足りないよ!」ピョンッスタッダダダッズザッ

ほむら「大丈夫だよ。囮はつとめてあげてるから。あと2秒」

キュゥべえ「僕は大半の魔女から恨まれてるんだよッ! うおりゃああッ!」ポーイ

ドゴオオオオオオオン ギャアアアアアア

ほむら「あ、勝った」

まどか「ほむらちゃんお疲れ様ー」

ほむら「この戦法は使えそうだね」





杏子「うん、あたしは何も見ていない」

風見野

杏子「キュゥべえの話だと、そろそろ見滝原にワルプルギスの夜が来るらしいな……」

杏子「ほむらの奴は、本気で一人で戦うつもりなのか?」

杏子「……」

杏子「ちょっと見にいってみるか」

杏子「……別に、アイツのことが心配ってわけじゃねーけど、気になるしな」

杏子「チッ。素直にあたしの力を頼りにすりゃいいのに……」テクテク



見滝原 ほむら宅

ほむら「あ、そろそろでしたっけ。忘れてました」

杏子「オイ、何で忘れてんだよ!」

まどか「ほむらちゃん。正座」

ワルプルギスの夜襲来直前

まどか「ほむらちゃん。今回のワルプルギスの夜はどうするつもりなの?」

ほむら「今回も前回と同じで、案内表示をデタラメにしてみたよ」

まどか「そっか。あ、ニュースで暴風圏の中心が見滝原を逸れていくって流れてる」

ほむら「良かった。今回も上手くいったね」

まどか「あれ? この逸れた方向って……」





風見野

ワル夜「キャハハハハハハ」ドゴーンドゴーン

使い魔「キャハハハハ」ドゴーンドゴーン


杏子「なんでワルプルギスの夜がこっち来てんだよッ!!」

ほむら「え、えっと……ごめんなさい?」

杏子「だあああっ! とにかく、おまえも手伝えッ!」

ほむら「は、はい!」

(風見野は大惨事だったけど、避難所は守られたそうです)

3週目 完

上で挙がってた衰退しましたを読んでみました。
クロス先知らないけど、爆笑しました。

ほむループ4週目

まどか宅前

まどか「おはよー。ほむらちゃん」ガチャッ

ほむら「おはよう。鹿目さん」

エイミー「ニャー」


ほむら「今回の作戦はどうしよっか」

まどか「前回は、マミさんが死んじゃったんだよね」

ほむら「うん。今回こそは助けたいよね」

まどか「……ねえ、ほむらちゃん。今回は後輩としてじゃなくて、対等な関係を築いてみたらどうかな?」

ほむら「?」

エイミー「?」コテン

まどか「マミさんは責任感が強いから、後輩として接している子とは共に戦うんじゃなくて守ろうとしちゃうんじゃないかな?」

ほむら「つまり、巴さんに守られる立場じゃなく、対等にフォローし合う関係になろうってこと?」

まどか「その通りだよ! ほむらちゃん!
    あとは、ほむらちゃんの口調や格好もベテランっぽくして……」

ほむら「眼鏡外して三つ編みをやめて、クールな感じでいってみるとか?」

まどか「そうそう! それで行ってみようよ!」

ほむら「わかったよ、鹿目さん! やってみるね!」

***

魔女の結界

マミ「あなた、腕利きの魔法少女ね……。私の縄張りを奪いに来たのかしら」スチャッ

ほむら「なにこの人、面倒くさい」

まどか「うん、確かに」

(結局、格好と口調は元に戻しました)

(……ほむら説明中……)

マミ「ワルプルギスの夜……にわかには信じられないわね」

ほむら「そうかもしれません。けれど、巴さん。奴を倒すためには魔法少女同士の協力が不可欠なんです」

ほむら(戦う必要もないけど)

まどか(やっぱり三つ編みの方が可愛いなあ)

マミ「確かに、本当に見滝原にワルプルギスの夜が来るのなら、協力するしかないわ」

マミ「いいでしょう。共闘の話を受けることにするわ」

ほむら「ありがとうございます!」

ほむら「では、あなたから得た信用のお返しとして、こちらの手の内をお見せしますね!」

マミ「あら、律儀なのね」

***

魔女の結界

ほむら「とかげのしっぽッ!!」ゴアアアア ドカアアアアン

マミ「いつの間にか地面に描かれた魔法陣から、炎が飛び出して魔女に襲いかかったわ!」

マミ「なるほど、暁美さん。それがあなたの魔法……」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。何でそこで魔法陣グルグルなの?」

マミ「時間停止……恐ろしい魔法ね」

マミ(暁美さんがその気になれば、私を殺すことも容易かったはず)

マミ(そんな魔法をわざわざ明かした……いよいよワルプルギスの夜の話の信憑性が高くなったわね)

マミ(それにしても、どうして暁美さんはワルプルギスの夜と戦うのかしら?)


マミ(いえ、もしかして、彼女の魔法は時間遡行なのでは……!)

マミ(そう……そういうことなのね。彼女はワルプルギスの夜との戦いを何度もやり直している)

マミ(絶望的な敵を前にして、挫けずに何度も何度もやり直し続ける……。なんて凄まじい精神力!)

マミ(一人だけ逃げることだって可能なはずなのに、街を守るためにそれをしない……)

マミ(くうっ! 泣かせるじゃないの!)ジワッ

マミ(待ってて、暁美さん! 今回こそは私があなたを救ってみせるわ!)





まどか「マミさんのためにやり直すのもこれで最後にしたいね」

ほむら「巴さん、毎回リタイヤしてるもんね」

学校

和子「あとそれから今日は皆さんに転校生を紹介します」

さやか「(ry」

和子「暁美さーん」

ガラッ スタスタ

ほむら「転校生の暁美ほむらです。先ほど目玉焼きの話が出たので、こんな話をします」

***

回想

ほむら「退院して自宅暮らしになったけど、食べるものどうしよう……」

ほむら「今、冷蔵庫にあるのは、お隣さんがおすそ分けしてくれた新鮮な卵だけ」ガチャッ

ほむら「うん、これを使って目玉焼きを作ろうっと」


カチッ ボアッ ジュウウウウ

ほむら「…………」



ほむら「あ」


ほむら「調味料が何もない……」

***

ほむら「よって、半熟とか固焼きとか些細な問題だと思います」

和子「……」

中沢「……」

さやか「……」

まどか「……」

(中沢の隣の席になりました)

CDショップ

『助けて……助けて、まどか』

まどか「あれ? キュゥべえのテレパシーが聞こえてきた」

ほむら「エイミーはここにいるのに、誰に襲われてるのかな?」

エイミー「ニャー」

まどか「ほむらちゃん。さっきからスマホを眺めてるけど、何を見てるの?」

ほむら「ハルヒの2期だよ」


さやか「まどかー、転校生ー。何か聞こえないー?」

ほむら「あ、ごめんなさい。スマホの音が漏れてたのかもしれませんね」

まどか「先生ー。ここにスマホで深夜アニメ見てる人がいます」

さやか「あー、ごめん、転校生。もしかして音楽とか興味なかった?」

ほむら「いえ、私は購入よりはレンタル派だから……」

***

薔薇園の魔女の使い魔の結界

キュゥべえ「わざわざ自傷してたのに、誰も来なかったよ」

Anthony「ウィ ムッシュ」

キュゥべえ「……どうやって結界から脱出しようか」

Anthony「ウィ ムッシュ」

キュゥべえ「マミ来ないかなー」

薔薇園の魔女の結界

マミ「フフフ。今回は、暁美さんとコンビを組んでの初戦闘ね」

ほむら「はい、そうですね。巴さん」

エイミー「ニャー」

マミ「ねえ、暁美さん。せっかくだから……合体攻撃に挑戦してみないかしら」ソワソワ

ほむら「合体攻撃……?」

マミ「そう! コンビネーションアタックよ! 名づけてティロ・デュエット!」

ほむら「そうですね、挑戦してみましょう」

マミ「うふふっ、やっぱり魔法少女たるもの合体魔法がないと始まらないわよね」

Anthony「ウィ ムッシュ」

ほむら「あ、使い魔ですね。早速あいつに……」

***

結界の外

まどか「で、どうなったの?」

ほむら「リボンの拘束が焼け落ちて、火達磨の使い魔が転がりまくって大惨事だったよ」

マミ「(´・ω・`)ショボーン」

さやか「まどかー、恭介のお見舞い行こー」

まどか「さやかちゃん。先生が英語の補習をするからさやかちゃんは居残りだって」

さやか「ゲッ、マジで? あーあ、明日にするかー」ガックシ

まどか「うぇひひ」

さやか「ところで、転……ほむらは?」

まどか「ほむらちゃんは検診日だから病院に行ってるよ」

さやか「そっかー。退院直後だもんねー」

***

お菓子の魔女の結界

ほむら「解除っと」

パッ

キュゥべえ「おや? ここはどこだい?」キョロキョロ

キュゥべえ「あれ? 縛られている。それに、これは爆弾のようだね」

シャルロッテ「マスカルポーネ!」グオオオオオ

キュゥべえ「ああ、なるほど。僕はエサか」


ドカアアアアアン キュプウウイィィ
ナギサハチーズガタベタカッタダケナノデスー

ほむら「巴さんとのコンビネーションは失敗したけど、キュゥべえとのコンビネーションはもう手慣れたものだね」キリッ

まどか「まずいよ、ほむらちゃん! さやかちゃん、上条君のお見舞いに行っちゃったみたい! しかも、私たちはキュゥべえを見失ってるよ!」

ほむら「美樹さんは少し前に病院を出たけど、家に帰っていないみたい! このままだと上条君の手を治すために契約しちゃうかも!」

まどか「分担してさやかちゃんを探すよ、ほむらちゃん! 私は近場! 身体能力の高いほむらちゃんは遠くを探して!」ダッ タタタタ

ほむら「はい! わかりました! 鹿目さん、お気をつけて!」

ほむら「……鹿目さん行っちゃった。私は……公園に行って探してみようかな」

ほむら「急がなきゃ!」スチャッ



ほむら「あ、もしもし、見滝原タクシーですか?」

ブロロロロロ キキーッ

***

公園

さやか「恭介の腕が治らないなんて……。こんな時、奇跡や魔法があればいいのに……」ションボリ


キュゥべえ「むむっ、これは絶好のチャンスだね。あそこで座っている美樹さやかに契約を持ちかけよう」

キュゥべえ「やあ、美樹さやか! 僕は……」トテテテテテ


キキーッ グシャッ キュプイィィ!?


ほむら「ここにいたんですか! 心配しましたよ、美樹さん!」バタンッ タッタッタッタ

さやか「ねえ、ほむら。今、あのタクシーで何か轢かなかった?」

箱の魔女の結界

ほむら「弱そうな魔女だね」ボケー

まどか「ほむらちゃん! 油断しちゃダメだよ!」

エリー「……」ピカー

ほむら「はっ! この画面に映っているのは幼い頃の私!?」

まどか「えっ! 昔のほむらちゃん!?」ワクワク

***

シーン1

「やーい、ノロマー。悔しかったらこの教科書取り返してみなー」

幼ほむら「ううーっ。私、もう怒ったからね!」

「はあ? 怒ったらどうするってんだよー」

幼ほむら「こうするのっ!」テクテク

「おい、どこ行くんだよ。そっちは黒板……」

ギギギギギギギギギイイイイイィィ……

「「「「ぎゃああああっ!」」」」

***

シーン2

幼ほむら「あ、教科書に落書きされてる! バカ……うんこ……。何て酷いことを書くの!?」

幼ほむら「よし、こっちも仕返しで机に落書きしちゃえ!『面白い画像を見つけました、検索してね。蓮コラ、カース・マルツゥ、ガオーさん』」カキカキ

※いわゆる検索してはいけない言葉です。検索するとグロ画像が出ます。

***

シーン3

幼ほむら「おかーさーん。どうして生卵はチンしちゃダメなのー?」

「爆発するからよー」

幼ほむら「ふーん」ワクワク

ブイイイイイイイン…… チュドオオオオオオオォォォォン

***

エリー「……」ジジジ

ほむら「わあ、懐かしいなあ」

まどか「」ガタガタ

ほむらVS杏子 in 路地裏

杏子「随分妙な技を使うじゃねーか。暁美ほむら」

ほむら「佐倉さんこそ、やりますね。こんな短時間で空蝉の術を4回使わされるなんて……」

キュゥべえx4「」ピクピク

まどか「ガソリンと爆弾を禁止した結果がコレだよ」


ほむら「ですが、終わらせましょう。……佐倉さん、足元の注意が疎かですよ」

杏子「なに? ……うおッ! いつの間にかマンホールの蓋が無くなっている! 危ねえッ!」バッ

ほむら「おっと、実は本命は頭上です」

杏子「ハッ! マンホールの蓋が上から降ってきてる! いつのまにこんな仕掛けを!」ガキーンッ

ほむら「フッ、今のも囮です! マンホールの陰に唐辛子入り目潰し粉末を仕込んでおきました」

ボワアッ

杏子「グエッ! き、汚えぞ!」

ほむら「そして、真の本命は私自身! 隙だらけですよ、佐倉さん!」ダッ

まどか「嘘!? ほむらちゃんが近接攻撃なんて!?」

ほむら「はああああああッ!!」

杏子「クッ! あんたの攻撃ぐらい耐えてみせる!」グッ



ほむら「はい、佐倉さん。しまっちゃいますね」シュポン

ウオー ココカラダセー

まどか(うわっ、地味に凶悪な攻撃)

マミ宅

ほむら「勝ちました」

杏子「ちくしょー、納得いかねー」ブスッ

マミ「えっと。どういう経緯で、暁美さんと佐倉さんが戦ったの?」

まどか「使い魔の結界にいたほむらちゃんが難癖つけられて、ほむらちゃんが決闘を提案して、
    勝ったら協力、負けたらグリーフシードを渡す約束をしました」

マミ「暁美さんが勝ったということは、佐倉さん! 私たちと一緒にワルプルギスの夜と戦ってくれるのね!」ソワソワ

杏子「……チッ、薄々勘付いていたけど、そういうことか。暁美ほむら、あんたは、あたしとマミの関係を知っていたな?」

杏子「おそらく、あたしとマミの関係を聞いて仲直りさせようと思ったんだろ。おせっかいもいいとこだな」

杏子「あたしは、マミやあんたに合わせるつもりなんてないよ。ワルプルギスの夜との戦いを手伝うだけさ」

マミ「そんなっ! 暁美さん、何とか言ってやって!」

杏子「フンッ」ブスーッ

ほむら「え? あ、はい。じゃあ、言ってやりますね」





ほむら「何とか」

杏子「え」

マミ「え」

まどか「~~っ!」バンバン ←(ツボった)

さやか「仁美に、明後日恭介に告白するって、宣戦布告されちゃった! どうしよう!?」

さやか「ううー。告白する勇気は湧かないけど、仁美に恭介をとられるのは嫌だし……」ウジウジ

まどか「さやかちゃん……」

ほむら「とりあえず、美樹さんの名前でラブレターでも出しておきましょうか」

さやか「やめて!」


まどか「ねえ、さやかちゃん。上条君と付き合いたいって思ってるんだよね」

さやか「そ、そりゃあもちろん……」

まどか「それなら、いつかは告白しなきゃいけないんだよ」

ほむら「そうです! 美樹さんが告白しないと、絶対付き合うことはありませんよ!」

さやか「二人とも……! わかったよ! あたし、ちゃんと告白するよ! あと、さり気なく恭介からの告白の可能性を否定しやがったね、コンチクショウ」

まどか「その意気だよ! 頑張って、さやかちゃん!」

ほむら「いつかは今じゃないよ! ……あ、間違えた。明日って今さ!」

さやか「そうと決まれば、今すぐ病院に行くよ! うおおおおっ!」ダダダダダ



(なお、上条恭介の病室は本人の要望で家族以外面会禁止になってました)

風見野 ラーメン屋

杏子「ソウルジェムがあたしらの魂で、これが濁りきれば魔女になるだって……!?」

ほむら「はい」ズゾゾー

まどか「うん」ハフハフ

キュゥべえ「驚いたね。君がどこでその知識を手に入れたのか、とても興味深い」

ほむら「前々時間軸で」

キュゥべえ「なるほど、君は時間遡行者だったのか。これで鹿目まどかと巴マミの因果の量に納得がいった」

ほむら「え?」キョトン


キュゥべえ「君が時間を巻き戻してきた理由はただ一つ。鹿目まどかの安否だ」

キュゥべえ「鹿目まどかが死ぬか契約の意思をみせた時、君は時を巻き戻した」

キュゥべえ「同じ理由で時間を遡るうちに、君は複数の並行世界を螺旋状に束ねてしまったんだろう。鹿目まどかを中心として」

ほむら「……」モグモグ


キュゥべえ「あと、君の失敗の原因は大抵マミだったんじゃないかな?」

ほむら「うん。今のところ毎回だよ」

杏子(マジか)

キュゥべえ「やはりそうか。君はマミのせいで時間を巻き戻した、その因果によってマミも……、まあ結構強力な魔法少女になった」

キュゥべえ「平凡な少女のはずのマミが、えっと、そこそこ強かったことは長年の疑問だったんだ」

キュゥべえ「マミは割りと油断するけど、まずまず強い。まあ……だいたい二年の一度ぐらいの素質の持ち主さ」

キュゥべえ「つまり、君の時間移動の結果、まどかは最強の魔法少女としての資質を得て、マミはそこらのお山の大将ぐらいの資質を得た」

キュゥべえ「お手柄だよ、暁美ほむら。君がまどかを最強の魔女に育て、マミを……まあ偏差値60ぐらいの魔女に育てたんだ」


ほむら「巴さんが強くなって、何か弊害はあるの?」

キュゥべえ「ないんじゃないかな。マミの魔女と戦うとちょっと苦戦するって程度」

ワルプルギスの夜襲来直前 避難所

ほむら「今回も案内表示をデタラメにしときました!」

マミ「えっ? イタズラだと思って、ついさっきその案内表示を直しちゃったんだけど」

ほむら「…………巴さん。正座」

マミ「えっ? えっ?」



こうして私たちは初めて、負けることが許されない状態で、ワルプルギスの夜を迎えました。

ここからとってつけたようなシリアスが入ります。
今さらですが、叛逆ネタがあるので映画未視聴の方は注意。

ワルプルギスの夜 襲来時間 避難所

まどか「……」

まどか(今回は、暴風圏の中心が見滝原を逸れていない。つまり、ほむらちゃん達が失敗したら、避難所のみんなが犠牲になるんだ)

まどか「ほむらちゃん……」

***

数十分前

ほむら「でも、いつかはこうなるって予感もあったかな……」

ほむら「策が破られることを想定していないのは三流。二重三重に策を練るのが真の策士だよ、鹿目さん!」

ほむら「しょうがないから、今回は直接対決でワルプルギスを撃退するプランでいくよ!」

***

まどか「ふふっ、ほむらちゃんはすごいなあ」

まどか「いつだって、マイペースな発言で周りのみんなの緊張を和らげてる」

ワルプルギスの夜付近 ポイントA

ワル夜「キャハハハハハ」

マミ「ダメ! こっちの攻撃がほとんど通じていないわ!」

杏子「おい、マミ! 狙うのは人形じゃねえ! ほむらが言うには、あいつの弱点は歯車だ!」

マミ「え!? 何それ、私聞いてないわよ! 何で、佐倉さんだけ知ってるのよ!?」

杏子「この前、あたしとほむらとまどかの3人でラーメン屋に行った時聞いた!」

マミ「ちょっと! 何で私だけハブられてるのよっ!!」

杏子「うるせーッ! こっちも事情があったんだよ! マミに聞かせらんねー話とかあったし!」

マミ「意味分かんないわよっ! 私の悪口とか言ってたの!? ちょっとっ!」

杏子「くそっ。ほむらの奴は上手くやってるのか?」


マミ「一人で全ての使い魔をひきつけるなんて……確かに暁美さんの時間停止が無ければ不可能だわ」

杏子「魔女並の強さの使い魔を十体以上……無茶ってもんじゃねーぞ」

ワルプルギスの夜付近 ポイントB

使い魔「キャハハハハハ」ワラワラ

ほむら「はーい。使い魔さん、避難所はこちらですよー。よいしょっと」ドスッ

看板[避難所この先3km→]

使い魔「キャハ?」ワラワラワラ……

ぴゅーっ


ほむら「……うーん。半分ぐらいかな。騙せたのは」

避難所

まどか「ほむらちゃん……。私、ちゃんと知ってるよ」

まどか「ほむらちゃんはすごく優しい子だってこと」

まどか「ソウルジェムの正体を知った時、ほむらちゃん、本当はすごく怒ってたんだよね」

まどか「けれど、魔法少女じゃない私に気を使わせないように、ほむらちゃんはいつもと同じような態度をとった」

まどか「うぇひひ。でも、あの後キュゥべえに対する扱いが露骨に変わったよね」

まどか「私が契約しようとした時に強引に巻き戻したのも、私に人間のままでいて欲しかったから」

まどか「そのくせ、自分が人間じゃなくなったことは、全く気にしてない様に振る舞っちゃってさ」


まどか「ほむらちゃん、マミさん、杏子ちゃん、みんな……いなくなっちゃ嫌だよ……」

ワルプルギスの夜付近 ポイントA

ワル夜「キャハハハハハ」

マミ「佐倉さん! こんな時こそロッソ・ファンタズマよ!」

杏子「無理だっつってんだろ! てか、1年ぐらい使ってない魔法を使えるわけねーだろ!」

マミ「ピンチの時こそ、奥義の封印を解き放つのが王道でしょう!?」

杏子「うぜえ! マジうぜえ! そういうマミにはねーのかよ、封印された奥義!」

マミ「あるけど、燃費が悪いし取り扱いが難しいのよ! ボンバルダメントは!」

杏子「それ、使えねー魔法だから封印しただけじゃねーか!」

マミ「というか、佐倉さん。本当に、ロッソ・ファンタズマを使って欲しいんだけど! 上手く引きつけてくれないとティロ・フィナーレが当たらないわ!」

杏子「何で外すんだよ! 妨害なんてされていないだろ!」

マミ「そんなこと言ったって、標的が動き回ってるの! そもそも本来はリボンで拘束してから使う魔法なのよ!」

杏子「遠回しに、動きを止められないあたしが悪いって言いたいのかよ!」

マミ「遠回しどころか、最初からそう言ってるじゃない!」

杏子「だあああっ、もう、やってやるよ! ロッソ・ファンタズマ!」ブンッ

マミ「ちょっと! 一体しか出てないじゃない、佐倉さん!」

杏子「ああもう! 黙ってろ! 集中してんだから!」

ワルプルギスの夜付近 ポイントB

ほむら「はい、みんな。ちゅうもーく」

使い魔「?」ゾロゾロ

ほむら「取り出しましたるは、白い毛並みに黒い腹の中を併せ持つ獣」ヒョイッ

キュゥべえ「おや、ようやく盾の外に出られたと思ったら、ここはどこだい?」キョロキョロ

使い魔「!」ザワッ

ほむら「はい、キュゥべえ。これ持ってね」ポンッ

キュゥべえ「何だい、これは? ……ああ、爆弾か」ジジジジジジ

ほむら「それでは、キュゥべえを投げまーす」ポーイ

キュゥべえ「わけがわからないよ」ヒューン


使い魔「キュゥベエシネ! キュゥベエコロス!」ドドドドド

チュドオオオオオオオオンッ


ほむら「やっぱり、キュゥべえはエサとして最適だなあ」


避難所

まどか「……」

まどか「やっぱり、このままじゃダメだ」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん」タッ

ワルプルギスの夜付近 ポイントB

ほむら「…………うん」

ほむら「勝てないや。これ無理だ」

ほむら「巴さんと佐倉さんでも攻撃力が足りていないみたい」

ほむら「こうなったら、少しでも避難所の中心部から逸らさないと」

ほむら「……ワルプルギスの夜を収納できたりしないかなあ」


「ほむらちゃん!」


ほむら「っ! 鹿目さん!」


まどか「ほむらちゃん、ごめんね。私、魔法少女になる」

まどか「私、やっとわかったの。叶えたい願いごと見つけたの」

ほむら「…………」


まどか「キュゥべえ! いるんでしょ!」

キュゥべえ「もちろんだよ。まどか」スタッ

キュゥべえ「さあ、鹿目まどか。その魂を代価にして、君は何を願う?」

まどか「すぅ……はぁ……」


まどか「私……、全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で」

ほむら「鹿目さん……」




まどか「ただし! ほむらちゃんの記憶も持ち越しで!」

宇宙改変空間

ほむら「ここは……」

キュゥべえ「まどかがもたらした新しい法則に基づいて、宇宙が再編されているんだよ」

ほむら「そうなんだ」

ほむら「……」スタスタ

キュゥべえ「おや、どこに行くんだい?」



女神まどか「神様でも何でもいい」

女神まどか「ほむらちゃんやみんなを私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい」


絶望の魔女「」ズモモモモモ


女神まどか「くらえっ、絶望の魔女! ハイパーまどかビー……」ガシッ

女神まどか「え? ほむらちゃん?」

ほむら「いや、鹿目さん。そういうのいいから」グググ


女神まどか「あの……ほむらちゃん。何で神様になった私に触れてるの?」グググ

女神まどか「ていうか! 痛い痛い! ほむらちゃん、引っ張りすぎ! てか、ヤバイヤバイ! コレ……!」





まどか「私が避けちゃうッ!?」バリーンッ

叛逆後世界

ザワザワザワ……

悪魔ほむら「……」シャラーン

まどか「ほむらちゃん。説明」

悪魔ほむら「愛だよ」キリッ

まどか「いや、ほむらちゃん。そういうのいいから」

悪魔ほむら「えっとね。鹿目さんが二人になれば万事解決じゃないかって思ったので、つい……」

まどか「……」

悪魔ほむら「今のこの世界は、鹿目さんと円環の理が同時存在する世界でね。えっと……その……」

悪魔ほむら「えー。つまり……」





悪魔ほむら「鹿目さん、これからも一緒に頑張ろうねっ!」

まどか「ほむらちゃん。退場」

ネタが尽きたので、終わらせました。
明日html化の依頼出してきます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月24日 (金) 06:05:10   ID: BxGMSVT6

良いですね

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