兎角「星に願うは□□」 (57)

もう七夕過ぎちゃったけど、悪魔のリドルの七夕SSッス。

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7月6日

晴「そういえば、明日は7月7日だね」

兎角「そうだな」

晴「7月7日といえば?」

兎角「…さらに7を二つ足して7777…パスワードか」

晴「ちがーう!!しかも、それ間違ってた奴でしょ!」

晴「七夕だよ兎角さん!忘れちゃったの?」

兎角「たなばた…なんだそれ?」

晴「え!?」

晴「七夕(たなばた)とは天の川をへだてた彦星と織姫が一年に一度だけ会える日の事だよ。その日が明日、7月7日なんだ」

兎角「なんだ、おとぎ話か。そもそも一年に一度と言わず何度も会えばいいじゃないか」

晴「もうロマンがないなあ。神様が彦星と織姫の仲を引き裂いちゃったんだよ。でも、あまりにも織姫が悲しむので流石にやりすぎかなって思った神様が一年に一度だけ会える日を作ったんだ」

兎角「ふーん、随分とイジワルな神様だな」

晴「そうだね。その事については、晴も同意するよ」

晴「…明日は晴れかな?」

兎角「どこかに出かけるのか?」

晴「違うよ。さっきの七夕の話で、雨が降ると天の川の水があふれて、彦星と織姫は会えなくなっちゃうの」

兎角「その二人、訓練が足りてないんじゃないのか?しっかり訓練できていれば、例え水であふれた川でも泳いで渡る事ができるはずだ」

晴「…」

晴「七夕というわけで、笹を用意しました!」

兎角「何故?」

晴「七夕の日に、この笹に願い事を書いた短冊を飾りつけたら、願い事が叶うって言われてるんだよ」

兎角「なるほど。黒組の勝利者が願いを叶えてもらうみたいなものか」

晴「そういうのとは、ちょっと違うんじゃないかな…」

兎角「まあ、私も何か書いてみるかな」

晴「あ!いかにも、信じてなさそうな言い方!」

晴「7月7日当日で笹を飾る事もあるんだけど、晴達は7月6日からにしよっか」

兎角「どっちでも、かまわないぞ」


晴「…できた!」

兎角「私もできた」

晴「これを笹の葉に飾りつけてっと!明日は晴れたらいいなあ」

兎角「ふふ。そうだな」

晴「兎角さんは何て願い事を書いたの?」

兎角「毎日途切れる事無く永遠にカレーが食べれますように」

晴「…あははは、兎角さんらしいね」

兎角「晴は?」

晴「晴はね…」

7月7日

深夜0時

ネットカフェの個室

しえな「…もう次の日になったのか」

しえな「今日は七夕か…」

「いちゃいちゃいちゃ」

しえな(隣のカップルうるさいな…)

「キャハハハハハハ!!!」

しえな(あああ!うざいいいい!)

しえな(注意してやる!)

しえな(…あっ、扉が開いてる!)

「…何見てんだよ」

しえな「え…えーと、何でもありません…」シュン

「さっさと、どっか行けよ!」

しえな「は、はい!!」

しえな(ああ…ボクの馬鹿!馬鹿!何でこんな時にビビっちゃうんだ!そんなんだから、学校でも虐められるんだぞ!)

「明日は七夕だしデートに行こうね…」

しえな(ちくしょー!リア充め!!!明日は雨になれ!!!彦星と織姫ごと不幸になれ!!テルテル坊主を作って反対に飾ってやる!)

しえな(とりあえずボクの部屋に戻ろう…)

しえな(はぁ…やっぱり一人は寂しいな…)

しえな(黒組にいた時の方がまだ楽しかったかな…)

しえな(何だかんだいっても学校が楽しかったし…)

しえな(それをあのちびっ子め!!あいつのせいでボクはこんな目に…)

しえな(同じボクっ子だからって、キャラが被るから毒を盛ったに違いない!)

しえな(あいつが物理的な毒なら、ボクは精神的な毒だ!桐ヶ谷の情報を本当の事も嘘も含めてネットにばらまいてやる!)カチャカチャ

しえな(…そういえば、あいつは今どうしてるんだろ…)

しえな(刑務所に連れていかれたんだっけ…塀の中でずっとすごさないといけないのは可哀そうだよな…)

しえな(まあ、シリアルキラーなんだから自業自得だし、その方が世のためになるよな!ボクだってもしかしたら危なかったかもしれないんだし…)

しえな(でも、あいつとすごした時間は短かったけど、ちょっと楽しかったな…)

ドンドン!

しえな「うん?」

ドンドンドン!!

しえな「ああもう、ドアをそんなにきつく叩くな!すぐに開けるから!」

ガタッ

乙哉「やっほー!!!」

しえな「ギャアアアアアア!!!」

乙哉「しぃっー!夜中に大声出すのは良くないよしえなちゃん」

しえな「たっ、武智!!お、お前刑務所にいたんじゃ?!」

乙哉「脱獄してきたんだよ!あそこじゃ、あたしの好みの殺したい子がいなくてね!」

しえな「そんな事で脱獄するな!つ、通報するぞ!」

乙哉「こんなとこで再会するなんて運命だね!彦星と織姫みたい!」

しえな「う、運命だなんて、お前…///」

乙哉「というわけで斬り刻ませて♪」

しえな「それは絶対に却下!」

乙哉「えええ!なら、仕方ないや」

しえな「お、おい!どこに行くんだ?」

乙哉「晴っちのとこに行くの!今、世界で一番斬りたい女の子ナンバー1はあの子だよ!ついでに言うとしえなちゃんはナンバー2」

しえな「ボクはナンバー2かよ…」ボソッ

乙哉「なんか言った?」

しえな「別に…」

乙哉「それじゃあ、バイバイしえなちゃん!」

しえな「ちょっと待てよ…お前、一ノ瀬がどこにいるのか知ってるのか?」

乙哉「ぜーんぜん!でも、気の向くままに探すのも悪くないね♪」

しえな「ボクが探すのを手伝ってやっても良いぞ…だから、ちょっとぐらい一緒にいろよ…」

乙哉「…え?本当に!」

しえな「分析はボクの得意分野だからな!」ヘヘン

乙哉「ありがとうしえなちゃん!!!」ギュッ

しえな「こら///抱きつくな!!」

乙哉「後、おさげだけでも良いから斬らせて」

しえな「それは駄目」

深夜3時

どこかの街の路地裏

「追えー!」

「どこに隠れた?」

香子「ハァ…ハァ…」

香子(傷を負ってしまった…割と重傷かもしれないな…)

「見つけたぞ!」

香子「!?」

香子「くっ!」

バーン!

「ギャッ!」

「あっちの方から銃声が鳴ったぞ!」

「急げ!」

「もう逃げられないわよ」

香子(囲まれてしまった…)

「観念しなさい!」

香子「ハァ…ハァ…」

香子(逃げ続けてそれなりに時が過ぎた…でも、それも今日で終わりか…)

香子(所詮私も、ホームから逃げだす事は叶わなかったかな…)

香子(イレーナ先輩…ごめんなさい…)

香子(どうしてだろう…最後だと思うと、何故だがあいつの顔が見たくなってくる…)

香子「首藤…」

バーン!!

香子「…え!?」

香子「私、生きてる?」

「糞ー!一人やられた!」

「後ろに誰かいるぞ!」

「うわー!!」

バシュッ!バシュ!ドスッ!ドサッ!

香子「凄い…あっという間に追手が全滅した…」

涼「こんなとこで会うとは奇遇じゃのう」

香子「首藤!!」

涼「間一髪じゃったのう香子ちゃん」

香子「どうやって、あの人数の追手をやったんだ?」

涼「なあに、古典的な手法じゃよ。後ろから首を手刀で全員ストン!とな。首藤(しゅとう)なだけに手刀(しゅとう)というわけじゃ」

香子「…」

香子「何故、私を助けた?」

涼「たまたま歩いとったら香子ちゃんがけったいな集団に襲われているのが目に入ってのぅ」

香子「嘘だ!私は隠れるように今まで逃げて来たんだ。たまたま歩いていたら、見つけたなんて事があるか!」

涼「偶然というものは馬鹿にできんもんじゃぞ香子ちゃん」

香子「…もしかして、私を探していたのか?」

涼「さて、どうかのう?」

香子「何で私なんかのために…」

涼「さあのう。長く生きていると暇じゃから、気まぐれで助けたくなったのかもしれん」

香子「私と同じぐらいしか生きてなさそうなお前がよく言うよ…暇つぶしなんかでこんな事できるか?」

涼「さてな…」

香子「ふん!それじゃあ、私は行かせてもらうぞ…」

涼「ちょい待ち」

涼「まずは香子ちゃんの傷を治さんといかんのう」

香子「こ、こんなの!大した傷じゃない!」

涼「おお!これは酷い傷じゃ!この傷を治すにはえらく時間がかかりそうじゃな」

涼「この傷が完治するまではワシが香子ちゃんの面倒を見るとしよう」

香子「な!勝手に話を進めるな!」

涼「嫌か?」

香子「…傷が治るまでなら、世話になってもいい…」

涼「そうか、そうか」

香子「き、傷が治ったら、すぐ出ていくからな///」

涼「まあ、ここまでの傷だと何年もかかりそうじゃがのぅ」

香子「な!」

涼「まあ、慌てる事はない。長い人生なんじゃから…」ニコニコ

朝7時

病院

柩「カーテンを開けますよ」

千足「…」

柩「うわあ!今日は良い天気!」

千足「…」

柩「…」

『こんな事を言う資格が私にはない事はわかっている…』

柩(あの時、その続きを千足さんは何と言おうとしていたんだろうか…)

柩(その続きを聞けぬまま、今日まで私達は過ごしてきました…)

柩(まるで、その事が呪いでもあるかのように、私達の関係には暗い物が付き纏い、二人の心は晴れる事はありませんでした…)

柩「…」

千足「どうして泣いてるんだ桐ヶ谷?」

柩「だって、だって…私にはこんな事を言う資格は私にはないのかもしれません。でも、二人の心が離れ離れになってしまった事があまりにも悲しくて…」

千足「どうして、そんな事を言うんだ?」

柩「あの時、私と千足さんの心はまた、手を取り合う事ができると思いました。でも、二人の心には影が付き纏っている。やっぱり、真実を知った時に私達はもう終わってしまったんでしょうか?」

千足「それは違うよ桐ヶ谷…」

柩(そう言った時の千足さんの顔は、あの時のように優しく穏やかでした)

千足「私達の絆と心に抱える影は、そう簡単に振り払っても良いものじゃないはずだ」

柩「でも…」

千足「私達は罪を背負って生きていかなくてはいけない…。いつまでも付き纏う影に苦しむ事もあるだろう。二人の絆に疑問を抱く事があるかもしれない」

千足「『こんな事を言う資格が私にはない事はわかっている…。』でも、それでも…二人で一緒に生きていきたい!」

柩「ち、千足さん…」

千足「離れ離れになってしまったかもしれない二人の心だけど、ちょっとずつでいい、二人の心を近づけていこう」

柩「は、はい!」

柩「…そういえば今日は七夕ですね」

千足「ああ、しかも雲一つない晴れの日だ」

柩(そう言った千足さんの笑顔は今まで見た事のなような満面の笑みでした…まるで太陽みたいな)

柩(また曇がその太陽を隠す事もあるでしょう。でも、いつかきっとまた、その太陽を見る事ができる…)

柩(そんな希望を持つ事が出来る笑顔でした…)

眠いッス。というわけで次回に続きます。

しえなの台詞と柩の一人称矛盾してんぞ
まあ頑張って

>>33ほんとだ…
かなり致命的なミスをしてしまった…

柩ちゃんの一人称は私→ぼくに脳内変換して下さい…

昼12時

工事現場

「昼休みに入るぞー」

春紀「うぃーっす」

春紀「さあて、今日のおかずは何かなあ♪お!唐揚げじゃん!」

春紀「冬香の作ってくれた弁当は相変わらず美味いなあ!さすがあたしの妹だ」むしゃむしゃ

春紀「でも、ちょっとミョウジョウ学園の食堂の味が恋しくなる時もあるんだよなあ。あそこの唐揚げも美味しかった…」

(やだ!春紀、そんだけしか食べないの?あんたのゴリラみたいな体じゃ、足りなくなぁい?)

春紀「あいつの憎まれ口も今じゃ懐かしいな…」

「やだ!春紀、そんだけしか食べないの?」

春紀「え!?」

伊介「そんな小っちゃなお弁当箱じゃ、足りなくなぁい?」

春紀「伊介…なんでお前…」

伊介「工事現場ってかなり体力使うんでしょぉう?つうかぁ、様付けろって言ったよね?」

春紀「はいはい、伊介様…ところで何でこんなところに?」

伊介「たまたまよ。なんか昔聴いた事のあるような声がすると思ったら、あんたがいただけー。っにしても、ここ臭っさいわねぇ…」

春紀(もしもだけどさ、殺しの仕事をしてなかったら、伊介様は何の仕事してたと思う?)

伊介(何、その質問?意味あるのー?)

春紀(いや、なんとなくね)

伊介(そうねぇ…、伊介はモデルね!あたしぐらいのスタイルだったら、超人気モデルになってるわよ!)

春紀(アハハハ!その高慢ちきなあたりがモデルっぽいなあ)

伊介(イラッとする♪そういうあんたは何やるっていうのぉ?)

春紀(そうだなあ…工事現場の仕事とか)

伊介(何それぇ?あんな疲れて何の面白味もないとこなんて絶対に仕事にしたくなんかないわ!そもそも、あんな汚ったなさそうで、臭そうなとこ、どんなことが入っても近づきたくないー!)

春紀(おい!工事現場の人に失礼だぞ、それ)

春紀(あの時は近づくのも嫌だって言ってた癖に…)

伊介「何、ニヤけた顔してんのよ?」

春紀「別にー♪」

伊介「まあ、いいわ…話は戻るけど、あんた、そんな弁当じゃ足りないでしょ」

春紀「しゃーないだろ。うちは貧乏だから」

伊介「…お、お昼ごはんぐらい奢ってあげるわよ」

春紀「え?」

伊介「二度も言わせんな!食事ぐらいご馳走させなさい!せっかくまた会えたんだから…」

春紀「伊介様…サンキューな」

春紀「…でもな、気持ちはすんごく嬉しいけど、昼休みがもうすぐ終わりそうで…」

「行ってきな春紀」

春紀「親方!?」

「ちょっとぐらい昼休み過ぎたってかまわん」

春紀「親方…恩にきります!」

「せっかく彼女が来てくれたんだから、楽しんできな」

春紀・伊介「彼女!!??」

伊介「そ、そんなんじゃないわよ!!い、伊介とこいつの関係は///」

春紀(何故だがわからんが、伊介様、顔真っ赤だな)

「それにしても、お前に彼女がいるなんてな。男っぽい女だと思ってたら、本当に男だったとは…」

春紀「はあっ!?」

「なかなかお似合いだと思うぜ、お二人さん♪」

春紀・伊介(後で殺す…)

夕方5時

鳰「せっかくのお祭りなんだから、行きましょうよ理事長!」

百合「駄目よ、今日は忙しいの」

鳰「つまんないー!」

百合「わがまま言わないの」

鳰「ぐすっ…だって、理事長ずーっと忙しいって言って、うちの事相手にしてくれないッス…」

百合「…」

百合「鳰さん…」

鳰「もういいっスよ!一人で祭りに行ってくるッス!」

百合「一人より二人の方が楽しいでしょ?私も同行するわ」

鳰「え?!でも、仕事で忙しいんじゃ…」

百合「仕事は後でやればいいわ。仕事なんかよりも、あなたの方が大事よ」

鳰「理事長…」

百合「今日はせっかくのお祭りなんだから、着付けでもしようかしら?」

鳰「着るっす!着るっす!」

夜7時

英家の屋敷

純恋子「星が綺麗な夜ですわね…」ウットリ

真昼「は、はい…お星様…綺麗…」

純恋子「でも、番場さんの方がお綺麗ですわね」

真昼「え、ええ!!??」

純恋子「うふふふ」

真昼「あ、あの星…おっきい…」

純恋子「あれはアルタイル…そしてあそこにある星がベガですわ…」

純恋子「今日は七夕…彦星と織姫が再会する日ですわね…」

真昼「…」

真昼(黒組を退学してから…よく英さんと会うようになりました…)

真昼(私も楽しいし、英さんも楽しそうです…)

真昼(でも、時々英さん、悲しい顔をしてる…)

真昼(何でなんだろう…)

純恋子「しょせん、迷信なんて当てになりませんわね…」

真昼「…?」

純恋子(退学をしてからも、番場さんとの付き合いは続き、楽しい日々をすごせました…)

純恋子(番場さんと一緒にいると、私の乾いた心に水が注ぎ込まれるかのごとく潤っていくのを感じますわ///)

純恋子(でも、私の心を全ては満たす事はできない…水が注ぎ込まれるのは半分だけ…)

純恋子(だって、あの人がいないのだから…)

純恋子(あの人と会わなくなって、何年も経ったような気がする…数か月しか経っていないのに…)

真昼「あ、あの…英さん?だ、大丈夫…ますか?」

純恋子「え!?」

真昼「なんか、悲しそう…です」

純恋子「そ、そんな事ありませんわ!お茶でも、入れてきましょう。少しお待ちになって」

真昼「は、はい」

純恋子(いけないわ…番場さんの前でこんな顔をするなんて、凄く失礼な事よ…)

真昼(あ、笹がある!)

真昼(短冊だ!)

真昼(…何て書いてあるんだろ)

真昼(み、見ちゃいけないよね…)

真昼(でも、ちょっとぐらいなら…)ワクワク

『番場真夜さんと会えますように』

純恋子「お待たせしましたわ」

「おう、たいして時間はかからなかったぜ」

純恋子「番場さんはほんと優しいで…え!?」

「久々だよな。純恋子の紅茶を飲むなんて」

純恋子「あ、ああ…」

真夜「どうしたんだよ、泣きそうな顔して。お前らしくないぜ」

純恋子「な、泣いてなんかいませんわ///」

真夜「そうかよ。その方がお前らしいな」ニカッ

純恋子「ええ!」

真夜「やっぱうめえや!お前のいれる紅茶は!」

純恋子「私も、こんなに紅茶が美味しいと思ったのは久方ぶりですわ」ニコニコ

晴「晴はね…」

晴「『織姫と彦星のように離れ離れになった二人がまた再会できますように』って願ったんだよ!」

兎角「…そんな事でいいのか。自分の事を願えばいいのに」

晴「だって、晴は今、とっても幸せですから!」

晴「ずっと離れ離れになる事の無い人と一緒にいられるんだから」

兎角「え、それって…///」

晴「うふふふ///」

晴「明日はお祭りがあるんだって。一緒に行こう!」

兎角「う、うん///」

7月7日

夜8時

晴「兎角さんの浴衣姿可愛いです!」

兎角「お、お前も可愛いぞ///」

晴「ありがとう!」

晴「それにしても、お祭り賑やかだねー」

兎角「そうだな」

晴「あ!」

乙哉「あ、あの女の子、綺麗だな…殺したい…じゅるり」

しえな「こら!危ない事言うな!」

香子「あ!破けてしまった…」

涼「下手くそじゃのう香子ちゃん。ここは金魚すくいをやって、うん十年のワシにまかせてみぃ」

柩「わたあめですよ。千足さん、口開けてー♪」

千足「き、桐ヶ谷!ちょっとそれは恥ずかしくて無理///」

春紀「伊介様、ほんと浴衣姿似合ってるな。凄く様になってる」

伊介「な、何言ってんのよ///そんなの当たり前でしょ!あ、あんたも似合ってるわよ…///」

鳰「これ食べたーいッス!」

百合「ほんと鳰さんはわがままね…これで何件目かしら?」

真昼「あの射的の景品…欲しい…」

真夜「純恋子!お前のその機械の腕なら取れるはずだ!頼むぞ!」ガシッ

純恋子「はいですわ!(あれから、番場さんはちょくちょく真昼さんと真夜さんの人格が交代します。二人の番場さんに囲まれて私幸せですわー!ムッハー!)」

晴「黒組のみんながいるー!」

兎角「やれやれ、相変わらずうるさい奴らばかりだ」

晴「でも、みんな幸せそうだね!」


終わり

最後まで読んでくれて感謝です。応援レスも感謝ッス!

七夕SSなのに七夕が終わってから一週間以上過ぎてたり、柩ちゃんの一人称が間違ってたりで、色々とすんませんでした。
柩ちゃんのポイズンくらって反省します。

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