安価遠いな
ジュウザ
ケンシロウ
ラオウ「…ジュウザとケンシロウか…」
ラオウ「仕方あるまい。安価は絶対なのだ!」
黒王「ブルルル」
ラオウ「ではまずジュウザから行くとするか…。きゃつめ、一体どこにいるのだ?」
ジュウザの居場所は、>>11
魚民
20XX年、人類は核の炎にry。
見渡す限りの荒野に渺渺と砂塵が舞う。
天地開闢直後の混沌の世さながらの大地に男はその一足を踏み入れた。
ずさり。
漠漠たる荒れ野に聞こえるはただ風の音のみ。
びょう。
と、一陣の風が男の纏う衣を吹き上げる。
「雲つ男は何処なりや」
男は身の丈210センチ。天を突くような巨躯の持ち主である。
傍らに引き連れるは、これまた男に遜色無い大きさの巨馬。
暗黒会社として名高いワタ○ミよりもなお、冴えざえとした漆黒の毛色の馬である。
馬の名は、黒王。
まさに馬の王者として相応しい威厳と体躯を備えた獣であった。
…む
男は驚くべきその聴覚と嗅覚を一心に集中させた。
風に乗って遥か遠くから、生き物の声がする。
…乾杯の音頭を声高らかっに♪
…あそこか
男は、巨大な身体とも思えぬ身軽さで、ひらり、とその忠実な下僕の背に飛び乗った。
轟、と凄まじい勢いで黒王は走る。ぬばたまの黒髪を靡かせ、覇者を乗せて走る。
その蹄は、地を裂き、その嘶きは、空を割る。
轟、ごう。
向かうは雲つ男の座する場所。
酒場の名は、魚民と言う。
ジュウザ「ヘーイ!オヤジィ!もっと酒持ってこいヨ☆あ、それから、このタチウオのカルパッチョ、メニュー表の写真とだいぶボリューム違くね?」
扉 バーン!
ラオウ「おい!貴様!」
ジュウザ「ん?あ、>>17!」
ラ王
日清製麺ラ王「この喉ごし!まるで生麺!」
ラオウ「違う!!まずラ王は生麺だ!それから、わしと日清がタイアップした商品も実際にあった!パチスロホールでの販売だったがな!そんなことはどうでもよろしい!俺は貴様とキスをしなければならぬ!うぬは、唇着星を見たことがあるか?」
ジュウザ「唇着星、だと!?」
ジュウザ「ま、まさか、見たものは問答無用に唇を奪われるというアレか!」
ラオウ「ズルズル。やはり日清ラ王は味噌に限るな…」
ラオウ「で、どうなのさ?」
ジュウザ「…くっ!たしか俺は、>>20なら見たぞ!」
日清麺職人
ラオウ「なにっ!日清麺職人だと!あれは、値段の割には美味いという美味い安いを体現した素晴らしい品!だが、それとも貴様が目にしたものは、日清製麺の職人のほうか?ちなみに日清製粉と日清フーズとは、これまた別の会社だ!もとは同じだったがな!」
ラオウ「わかった…貴様の見たものが拉麺男であろうとも安価は絶対!いくぞ!ジュウザ!受けてみよ、この拳王の接吻を!」
ガシッ!ブチュー☆
ジュウザ「あっ!んんんっ!」
ジュウザ(凄い!なんて舌遣い!レロレロしてて、官能的!これが世紀末覇者の恐怖の口づけか!)
ラオウ「プハァ!」
ジュウザ「アハん///」
ラオウ、ぐい、と唇を拳で拭い、勝利の高揚感が全身を支配して行くのを感じていた。
今日はここまで
安価協力感謝いたす
一方の雲つ男。 世紀末覇者の嵐のような猛々しい抱擁と接吻を受け、すっ かり骨抜きにされていたのであった。 股間のイチモツは、雄々しく反り返り、今や激しい愛撫を 待ち望んでいる。 だが、拳王は、男色には関心がなかった。 拳王が求めるのは、ただ一つ! 拳の勝利ではなく、日清カップヌードルのみであった!!
ジュウザ「ハァン///こんなしゅごいキス初めて///」
ラオウ「…雲の男よ。うぬは、日清カップヌードルを食ったことはあるか?」
ジュウザ「そんなことより早く俺を掘ってェ///」
ラオウ「発売からもはや50年!(←そんくらいだよな?)今も変わらぬ美味しさで世界中の人々を魅了している!」
ジュウザ「あぁん///フル勃○起が収まらないのォ///」
ラオウ「…知っているか、ジュウザよ。日清カップヌードルは、各国でその土地の味覚に合わせて味付けが変えられていることを!!因みにタイでは、もっぱら辛い味付けが多く、筆者が訪れたドイツでは、日本のものより味が濃いかったそうだ!!ドイツ人は、塩辛い食事をビールとともに楽しむそうだからな」
ジュウザ「ああっ!もう我慢できないっ!///」
ラオウ「また、カップヌードルと、カップヌードルライトとは全くの別物だ!!あのスケート選手…清水といったかな、オリンピックのメダリストの嫁が裸体を晒してCMに出ていたのが、ライトだ!!カロリー押さえめとか言ってるけど、あれ、麺の量が圧倒的に少ないだけだから!!それから、ヌードルにヌードをかけるの、やめてくんない?!」
ジュウザ「アッアッ///」ビクンビクン
ラオウ「…フッ。一人で昇天したか…。軟弱な野郎よ。さて、俺はもう行く」ガラッ
ラオウ「フン。たわいもないヤツだったな。…さて、次はケンシロウか。きゃつはどこにおるのだ!」
ケンちゃんの居場所>>34
なんでみんな麺類なんだ
丸亀製麺
篠突くような雨のなか、巨躯の男は独り歩く。
いや、独りというには語弊があった。男の傍らには忠実な朋友、黒王号が歩みを供にしている。
ズサリ。ズサリ。
男の見事な銀髪は濡れそぼり、それは黒王の鬣も同じことであった。
一人と一頭は、滴る雨の不快も厭わず、歩みを進める。
目指すは、そう、ざるう○どんで黴問題を起こした丸亀製麺!!
そこに、あの男がいるのだ!
今、ここに、史上の麺戦争が幕を開けようとしていた!!
ガラリ。
ラオウ「たのもー」
ケンシロウ「ん?これは>>38じゃねぇか」
ペヤング
ガラリ。
ラオウ「たのもー」
ケンシロウ「ん?これはペヤングじゃねぇか」
ラオウ「な…なにぃ?!あの伝説のペヤングだと?!あの、ナウいヤングがホットなアベックかまして二人でわけあって食べちゃうという…!!」
ケンシロウ「うどん食べるつもりだったんだが、ペヤングでもよしとするか…」
ラオウ「そしてこの俺に気がついてないケンシロウ…!!幼き日には俺が自ら、山羊の乳を飲ませ、おむつを替え、夜は夜泣きするケンシロウをあやして添い寝したあの弟が!!」大音声
ラオウ「ちなみに、筆者の生まれ育った某みかん県では、つい最近までペヤングは売られていなかった!なぜなら、ずっと日清焼きそばがシェアを占めていたから…!!」
ケンシロウ「…んー、まあ、美味い」
ラオウ「おい!ケンシロウ!このわしが目に入らぬのか?!」
ケンシロウ「>>42だな」
だが俺の口に一番合う即席めんはサンヨー食品から発売されていたケンちゃんラーメン
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